NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2041】
2013年12月9日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.もんじゅを廃炉へ全国集会に1000人
もんじゅは核兵器級プルトニウム製造炉=日本核武装
再稼働阻止ネットの関西相談会を土曜・日曜開催
柳田真(たんぽぽ舎・再稼働阻止ネット)
★2. バーナムの森は動いた
秘密保護法強行採決は安倍政権の終わりの始まりだ! 今後の活動提起
海渡 雄一(秘密保護法を廃案へ!実行委員会)
★3.三宅洋平が呼びかけた「(12/7)大デモ」・・・・・渋谷での報告
昨夜の特定秘密保護法案成立にも、めげず。今日からが、始まりです。
渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
★4. 新聞より
◆ 乾式貯蔵、整備拡大へ 使用済み核燃料 (12月7日 茨城新聞より抜粋)
◆ 設置許可後に活断層判断 美浜3号 旧通産省、検討会で調査
(12月7日 茨城新聞より抜粋)
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※12/11(水)昼の規制委員会への抗議行動にご参加を!
12時から13時の1時間、原子力規制委員会の入っているビルの前で、抗議行動をおこないます。
場 所:六本木ファーストビル(メトロ・六本木一丁目下車)
※12/11(水)学習会にご参加を!
プロメテウスの罠・第5弾「原発維持せよ」~経産省官僚の論理と行動
日 時:12月11日(水)19:00開会
お 話:小森敦司さん(朝日新聞編集委員)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円 撮影はご遠慮願います
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┗■1.もんじゅを廃炉へ全国集会に1000人
| もんじゅは核兵器級プルトニウム製造炉=日本核武装
| 再稼働阻止ネットの関西相談会を土曜・日曜開催
└──── 柳田真(たんぽぽ舎・再稼働阻止ネット)
1 12月7日(土)もんじゅ廃止へ全国集会が、福井市で開かれた。サブタイトルはムリ・ムダ・危険なもんじゅは廃炉しかない。
この行動は1995年の事故以後毎年開かれてきたもので、西日本を中心に全国から1000人(主に労組)が参加。行動は3つ。午前はもんじゅの見える白木海岸の集会と原子力機構への短いデモと申し入れ、-今年の特徴は公安警備がキビシカッタ-海上には海保の船2隻、空にヘリコプター、陸は福井県警のものものしい警戒。
午後は5人の講演と敦賀駅までのデモ。(詳細は福井新聞の記事参照)
白木海岸で中嶌哲演代表委員が「1冊の本を紹介します」と言って、槌田敦他の共著『隠して核武装する日本』を薦められた。私たちも白木海岸でこの本を紹介したビラを配布したので、当日はこの本は売り切れのうれしい悲鳴。
2 例年のこの集会について、2つの要望があります。1つはもんじゅの本質について、『核武装の点を入れてほしい」こと。2つは今焦点になっている関西電力大飯原発、高浜原発の再稼働に反対する中味をぜひ入れてほしいこと。
3 再稼働阻止ネットワークは、7日(土)夕方と8日(日)午前中、関西の仲間と共に『再稼働阻止に向けての相談会」を2日間にわたって開いた。土曜日は京都、大阪の7人を中心に、8日(日)は福井の8人を中心にプラス東京圏メンバー、全国各地メンバーで、じっくり懇談した。再稼働をめぐる全国状勢、伊方8000人集会の成功をふまえて、今後、関西での再稼働反対の大きなうねりを作り出すため様々なアイデアが出された。
次回は来年1月18(土)19(日)東京で開く全国相談会で煮詰める。ぜひ参加を。
※福井新聞デジタル版より
◆もんじゅ廃炉訴え全国集会 原発反対派、デモ行進
1995年12月8日に起きた高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)のナトリウム漏れ事故から丸18年となるのを前に、原発反対派が7日、もんじゅの廃炉を求める全国集会を同市白木などで開いた。1万点を超える機器の点検漏れが発覚した点を指摘し「日本原子力研究開発機構に、危険なもんじゅを運転する資格はない」などと、廃炉を訴えた。
原発反対県民会議、NPO法人原子力資料情報室などでつくる実行委員会が主催し、県内外から約千人(主催者発表)が集まった。
もんじゅを望む白木海岸で、原発反対県民会議の森永慶治常任幹事は「廃炉に向けて意思統一を図っていきたい」とあいさつ。同会議の中嶌哲演代表委員は「原発再稼働に反対する世論と安倍政権の姿勢はねじれている。国民の大運動を巻き起こす時期に来ている」と団結を呼び掛けた。
冷たい雨が降る中、参加者は「もんじゅが廃炉になるまで戦うぞ」「住民の命を危険にさらすな」などとシュプレヒコールを上げ、もんじゅのゲート前までデモ行進。原子力機構の青木寧管理課長に廃炉を求める要請文を手渡した。
その後、同市プラザ萬象でルポライターの鎌田慧さんら5人が講演した
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┗■2.バーナムの森は動いた
| 秘密保護法強行採決は安倍政権の終わりの始まりだ!
| 今後の活動提起
└──── 海渡 雄一(秘密保護法を廃案へ!実行委員会)
1 参議院で法案採決される
参議院本会議で、法案が可決されました。
採決結果は、投票総数212、賛成130、反対82でした。
賛成したのは自民党と公明党。反対したのは、民主、共産、社民、生活、糸数議員、山本議員などでした。みんなの党は欠席しましたが、一部議員は出席して反対しました(川田さんと寺田さんと真山さん)。維新の会は欠席しました。
市民の8割が慎重審議を望んでいる中で、日比谷野音に1万5千人が集まり、全国で抗議集会が続き、数万人の市民が国会を取り巻き、秘密保護法絶対廃案を叫び続ける中での、法案可決です。
「特別秘密の保護に関する法律案【逐条解説】」という文書が12月5日午前11時45分に福島みずほ議員の強い要求によって、ようやく開示されました。
これは、法案の策定段階おそらく公明党との修正協議の前の段階の法案について内閣官房が作成したものと考えられ、合計92頁に及ぶ大部なものです。
法案の逐条解説を公開して審議していれば、法案の問題点はもっと深く審議でき、浮かび上がったはずです。作成名義は、内閣官房の作成とされています。
さらに、内閣と各省庁の間で、この法案の策定の段階で、多くの意見交換が行われていたことが昨晩わかりました。今のところ人事院と文書のやりとりだけが、公表されています。他の省庁は、各官庁の了解が取れないという理由で、今も不開示となっています。
このような重要な文書をこれまで秘密にしていたことは、国会軽視として決して許されることではありません。すくなくとも、このような重要文書について、きちんと国会での審議の時間を確保するべきことは民主主義政治の元での国会運営として、当然のことでした。
委員会採決は、最後は、全く言葉も聞き取れない、議事録もないような状態での採決であり、手続的にも違法無効です。
2 根本的欠陥法案である
この法案には根本的な欠陥があります。何が秘密に指定されるかが限定されず、政府の違法行為を秘密に指定してはならないことも明記されていません。公務員だけでなく、ジャーナリスト・市民も独立教唆・共謀の段階から処罰されます。
政府の違法行為を暴いた内部告発者やジャーナリスト、市民活動家を守る仕組みが含まれていません。権威ある国際原則であるツワネ原則にことごとく反しているばかりでなく、ふたりの国連特別報告者とピレー人権高等弁務官からも重大な懸念が表明されています。私たちはこの秘密保護法案の内容も手続も絶対に認め
ることはできません。
3 法案廃止の活動を始めよう
これからの闘いの方向性について、提起したいと思います。今晩の闘いの力で、これからの政府の暴走を止めましょう。
成立した法案は同じ手続で廃止することができます。私たちは、明日から、この法律の廃止を求める活動を直ちに始めようではありませんか。次の国会には、採決に賛成しなかった多くの政党と共同して、秘密法の廃止法案を提案するための活動を始めましょう。
4 弾圧に備えよう
もうひとつ、大切なことを提起します。
この法律は、憲法21条、自由権規約19条で保障された表現の自由を侵害する違憲立法です。この法律が自由権規約19条に違反することは、国連の見解なのです。我々には国際社会が味方してくれています。裁判官も私たちの反対運動を見ていることでしょう。そして、心の内では応援してくれている裁判官も少な
くないはずです。
秘密法違反の被告人は違憲な法律によって起訴されたのですから、絶対無罪としなければなりません。
これは、弁護士の仕事ですが、政府があくまで、この法案を施行しようとするなら、第一号の秘密法違反事件の被告人を弁護するために、1000人の弁護士を組織し、あらかじめ大弁護団を結成しておきたい思います。
5 新しい闘いのはじまり
法案の成立は、私たちの一つの敗北であることは確かです。
しかし、今日一日の私たちの行動は、政府、国会に私たちの秘密法廃案、安倍政権NOの怒りをぶつけ、一人一人の市民に秘密法反対の意思を確認する機会となったことと思います。
まず、私たちは、これだけの多数の市民の反対を押し切って秘密法を成立させた政府与党の暴挙を心にしっかりと刻みつけなければなりません。マクベスのバーナムの森は動いたのです。これから、政権崩壊の日が近いことにおびえなければならないのは、勝ち誇ったような顔をしている安倍首相とその取り巻きたちです。
私たちは、この法律が廃止されるまで、決してあきらめません。明日から、秘密法のある社会を拒否し、その実質化を食い止めるため、新たな闘いを始めましょう。
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┗■3.三宅洋平が呼びかけた「(12/7)大デモ」・・・・・渋谷での報告
| 昨夜の特定秘密保護法案成立にも、めげず。今日からが、始まりです。
└──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
12月7日、前回の参議院選挙に立候補した三宅洋平氏が呼びかけた「大デモ」が、約3000人の参加者で、東京:代々木公園から渋谷・原宿のコースで行われた。デモは、前日に成立した特定秘密保護法案成立を受けて、抗議の声を上げる人が多かった。その他、「LOVEデモ」の横断幕を掲げるグループ、ビートルズの「All you need is love」を合唱するグループ、愛児を乗せた乳母車を押す親子連れグループなどが参加し
ていた。また、最終梯団には、連日、「特定秘密保護法案」反対を訴えていた「火炎瓶テツとその仲間」の元気な姿が見られた。特に印象深かったのは、参加者中、若者の占める割合が多かったことです。彼らは、「3年後には、政治をひっくり返すぞ」、「今日からが、始まりだ」等の反転攻勢に向けて、頼もしい意気込みを見せつけていた。
「大人の責任を果たさずには死にきれない」との思いを強くした「渋谷:大デモ」でした。
*詳しくは、「三宅洋平 大デモ」で、検索ください。
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┗■4.新聞より
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◆ 乾式貯蔵、整備拡大へ 使用済み核燃料
茂木敏充経済産業相は6日の閣議後会見で、原発の使用済み核燃料について「当面、(特殊な容器で保管する)乾式貯蔵設備を整備し、貯蔵能力の拡大を考えなくてはいけない」と述べた。
使用済み燃料は全国各地の原発の使用済み燃料プールで保管されているが、貯蔵容量の限界に近づいており、政府や電力各社は再稼働後の支障を懸念。政府は最終処分地の選定を進める方針だが難航しており、当面の対応を迫られている。(中略)
ただ乾式貯蔵は燃料を再処理しないまま保管するため、核燃料サイクルや高レベル放射性廃棄物の最終処分の推進に影響が出かねず、政府は同時に最終処分地の選定も急ぐ方針。
(後略) (12月7日 茨城新聞より抜粋)
◆設置許可後に活断層判断 美浜3号 旧通産省、検討会で調査
関西電力美浜原発3号機(福井県)で、国が設置許可を出した後の1972年、原子炉付近の岩盤で見つかった破砕帯(断層)が問題となり、当時の通商産業省が、地質や地震の専門家による「基盤検討会」を設置していたことが6日、審査関係者の回顧録や証言などで分かった。(中略)3号機の基盤調査で試掘トンネル内に破砕帯が「比較的顕著に見受けられた」ため、省内の技術顧問会に諮問。(中略)
検討会は問題の破砕帯は「地震をおこす活断層ではない」とし、3号機は続行された(後略)