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┗■3.雑誌より

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◆ 血税吸い込む「汚染水特措法案」-結局は東電救済案

    政治家の目先の手柄争いで国費が湯水のごとく使われてはたまらない。

 

 宰相が国際社会に発した「ウソ」を「誠」に変え、ゾンビ社会延命のために血税を注ぎ込む法案の準備が自民党内で進んでいる。党資源・エネルギー戦略調査会長の山本拓が手がけている「汚染水特別措置法(仮称)案」だ。漏れ出す汚染水の封じ込めを、東電ではなく、国の直轄事業等として行えるようにするという内容である。

「嘘」とは、首相安倍晋三がIOC総会で汚染水問題について「状況はコントロールされている」と述べたことだ。そればかりか、東京五輪までの汚染水問題の収束を事実上の国際公約としている。

「結局は東電救済策」

問題は国費の投入の仕方だ。安倍の発言の「穴」が露呈すれば、政権失速の引き金となりかねない。安倍側近を辞任する自民党政務調査会長高市早苗は危機感を募らせ、夫の山本に特措法案作りを求めた。が、反応は芳しくない。他の重要法案との兼ね合いや、補助金の枠組みを超えた関与は無用だという考えが少くないからだ。

 賠償、廃炉、除染も含めて事故処理全体に必要な措置の中で国の関与の度合いを決めるべきで、汚染水だけを切り離す手法が妥当かという批判もある。「時限立法とし、際限なき国費は投入しない」という説明も、汚染水問題の推移を振り返れば説得力を欠く。大昔に小川だった場所に立地していたがために地下水の流量が多いと分かったのは最近だ。凍土壁のようなアイディアは海外メディアから「SFの世界」と揶揄される現状で、国の直轄事業化でどれだけの血税が吸い込まれるか分からない。「結局は東電救済策」との見方も強く、「山本・高市夫婦の動きは重要閣僚での入閣狙い」と動機を疑う声もある。が、「原発銀座」の福井県が選挙区で、党県連会長でもある山本の「やる気」をないがしろに出来ない事情がある。

 政治家の目先の手柄争い

額賀は額賀で、別の特措法案を検討している。賠償、廃炉、除染まで国が前面に立つ内容だ。国費投入で東電は経営破綻を免れても、国民負担は増す。「もともと福島救済の考えが強かったところに財務省の抵抗と山本のスタンドプレーが加わり、額賀が頑なになった」と関係者は指摘する。

そもそも発生から2年も経て、汚染水が新たな大問題のごとく扱われること自体、不思議だ。これは民主党の責任が重い。事故当時の民主党政権の首相補佐官、馬淵澄夫の証言だと、東電は債務超過を恐れて、遮水壁建設を先送りした。この時、国が代わりに作る発想が無かったのは、完成後は東電の資産となる構造物に税金を使えないと考えたからだ。そこに危機管理意識の乏しさがある。

 とはいえ、今や自体が一企業の手に負えないことも明白だ。廃炉を含め国の息長い関与が避けられないからこそ、政治家の目先の手柄争いで国費が湯水のごとく使われてはたまらない。

                              (出典月刊誌『選択』11月号より抜粋)

 

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┗■4.  テント日誌 11月24日(日) 

 |  経産省前テントひろば 806日目  商業用原発停止 71日目

 |  今日はテントの模様替えをした

  └──── (I.K)(K.M) 

   

10時ごろテントに着いたらもうすでにEさんの指揮で冬支度への準備が始まっていた。まずはテントを空にするため泊まり開けの方数人で中の荷物の運び出しをしていた。床に敷いてあるすのこをはがし、寝室部分も板一枚だけにする。

それからが大変たまったゴミや枯葉の掃除に労力を費やす。何かお宝は出てこないかと期待したが、すのこの隙間から落ちた小額のコインが数枚出てきたのみ。

 新しくする畳などをテント前に運び込むのを見て経産省のお役人がやって来た。

テントに荷物をこれ以上増やすなとのこと、冬使用にするための準備であること、今テントは裁判所の管轄にあり、模様替えの申請はちゃんとしてあることなどを話したら、申請書の写真まで撮って帰った。

 一段落してテントの前にテーブルを置き、Mさん差し入れの美味しい“そば稲荷”(すし飯の代わりにおそばが詰めてある)、海苔巻き、Hさんからのお寿司などを並べてピクニック状態の昼食 を頂いた。食べている間に自転車で来た女性から暖かいお茶と暖かいおにぎりの差し入れもあり大感激!

○午後経産省のお役人がまた来る。今日3度目の訪問、今度はテント前に張られた鎖に異常を見つけたためとか、監視カメラで判ったのでしょうね。鎖を調整して帰った。

 朝からのごたごたで雀さんたちの居場所がなくなってしまったので優しいTさんが急遽信号機の隣に雀さんの指定席を移した。場所が変わったので不安だったのかしばらく降りてこなかったが、そのうちに安心してやってきた。

 最近では10数羽も来るのでびっくり!雀も当事者です。

 昼食の後、暗くなる前にと必死の作業が続き何とか住めるように出来た。今夜の泊まり番の人たち少しは住み心地が良くなったでしようか?   (I.K)

 

 おかげで気持ち良く眠りました

○昼の模様替えのおかげで気持ち良く眠りました。皆さんに感謝。夜、テントに到着すると、差し入れをつまみに、村長やEさんら数人が昼の作業疲れを癒してうまい酒を飲んでいる。ひとしきり苦労話を話した後、朝からの疲れと酔いで赤ら顔の人たちが次々に帰って行った。実は、高くなった畳の新たな寝室でいち早く寝たのはおいしいシュークリームを持ってきた弁護士さん。シュークリームを数個口に入れた後、寝室で夜中まで寝てしまったのでした。

 一方、25日の「11・25 福島公聴会・緊急アピール行動 秘密保護法に異議あり!―秘密保護法に反対します! 福島をアリバイづくりに使わないで-」に参加するべく、Tさんがトラメガ等を準備して帰った。

 報道も秘密保護法反対の声を取り上げるようになってきた。この恐ろしい壊憲の法を何としても廃案にしたい。26日の衆議院通過を止めるべく、地元の与党議員に電話やFAXで抗議の声を届けよう。私は、「秘密法で戦争準備・原発推進―市民が主権者である社会を否定する秘密保護法」(海渡雄一著、創史社)を多くの人に薦めお譲りしている。

 23日に3団体で開催した「11・23全国スラップ訴訟止めよう!シンポジウム」には280人が参加、いろいろな運動で弾圧を受ける被害者が集う歴史的なシンポジウムを実現できた。秘密保護法が無くてもこれだけの弾圧があるのだ。被害者・被害団体が連携しながらで弾圧を跳ね返していきたい。

 

■  第一のステージの山場を迎える裁判。是非参加を。11月29日(金)   

「脱原発テント裁判第4回口頭弁論」 14時から

 日時:1129日 午後2時から  午後1時東京地裁前抗議集会 

         午後2時開廷 地裁103号法廷 

         午後4時から裁判報告集会

■ 再稼動に向けた現地行動の予定(全国的な展開)

☆伊方:12月1日松山での1万人集会。再稼動一番手と目されている伊方原発再稼動阻止のために現地闘  争拠点を構築へ。テントからは11月30日~12月2日の行動が予定されている。 

☆もんじゅ&大飯・高浜;7日・8日敦賀でのもんじゅ全国集会~大飯・高浜行動

☆川内: 1215日(鹿児島県)川内(センダイ)で2000人集会 (1214()相談会も開催)  

   問い合わせはテントに;電話 070-6473-1947。

   またはたんぽぽ舎へ;電話 03-3238-9035
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