NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2017】
2013年11月12日(火)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.11/12小泉純一郎記者会見後の記事
小泉氏、首相へ脱原発決断促す 「即ゼロに」
東京都内の日本記者クラブで350人の内外記者へ
(11/12 中國新聞より)
★2.11/12小泉純一郎記者会見前の記事
小泉純一郎「原発ゼロ」会見に安倍首相が戦々恐々
「最悪のタイミング」と悲鳴 安倍首相はどう対応するのか
(11月11日 日刊ゲンダイより)
★3.金曜行動の報告-官邸前、国会正門前、
ファミリーエリアの様子(11月8日)
毎回2千人~3千人が結集 スゴイ!持続は力、種火だ
松岡加代子(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆11/17飯舘村放射能エコロジー研究会(IISORA)福島シンポジウム
~原発災害と生物・人・地域社会への影響と克復の途を探る~
場所:福島青少年会館大研修室
★5.新聞・雑誌より2つ
◆原発警備は指定対象 秘密保護法案
衆院特別委 野党、徹底審議で一致 (11月9日茨城新聞より抜粋)
◆原発研究費を申告せず 電力会社など寄付
新基準策定検討会の10人 計4000万円超 (11月10日東京新聞より抜粋)
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※11/13(水)学習会にご参加を!
槌田ゼミpart2エントロピー入門 第6章後半から第8章まで(あと2回)
日 時:11月13日(水)19:00開会
お 話:槌田敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.11/12小泉純一郎記者会見後の記事
| 小泉氏、首相へ脱原発決断促す 「即ゼロに」
| 東京都内の日本記者クラブで350人の内外記者へ
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小泉純一郎元首相は12日、東京都内の日本記者クラブで講演し、安倍晋三首相に対して脱原発を政治決断するよう迫った。
「首相が判断すればできる。判断力、洞察力の問題だ。かじを切ってもらいたい」と述べた。脱原発の時期について「即ゼロの方がいい。安全なものを再稼働させると言っているが、そんなに多く再稼働できない」と早期判断の必要性を強調した。
小泉氏は脱原発の主張を強めた10月以降、安倍首相の名前を挙げるのを避けてきたが、今回は名指しした。原発政策の見直しに向けて世論を喚起する狙いとみられ、安倍政権の原発再稼働方針などに影響する可能性もある。
2005年の首相在任時、衆院解散の末に成立させた郵政民営化関連法を引き合いに、小泉氏は「(脱原発は)郵政民営化よりもはるかに環境がいい。野党が全部原発ゼロに賛成だ」と分析した。同時に「本音を探れば自民党議員の賛否は半々ぐらいだ。安倍首相が原発をゼロにすると毅然と言えば(自民党は)反対できない」と指摘した。
その上で「政治が原発ゼロの方針を出せば必ず知恵のある人がいい方針を出す。専門家の知恵を借り、その結論を尊重して進めるべきだ」と訴えた。
小泉氏は「国民が本当に原発ゼロを望むなら運動は必ず政権に届く」と明言。脱原発を目指す新党結成には否定的な考えを示した。(11/12 中國新聞より)
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┗■2.11/12小泉純一郎記者会見前の記事
| 小泉純一郎「原発ゼロ」会見に安倍首相が戦々恐々
| 「最悪のタイミング」と悲鳴 安倍首相はどう対応するのか
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○ 「いったい、なにを話すつもりなのか」――と、安倍政権が戦々恐々となっている。12日、「原発ゼロ」を訴えている小泉純一郎元首相(71)が、日本記者クラブで1時間半にわたって記者会見するからだ。「原発推進」を掲げる安倍首相を痛烈に批判するのではないか、と官邸に動揺が走っている。
2006年に総理を辞めてから、政治的な発言は一切してこなかった小泉元首相。なぜか3・11から2年以上経ってから、突然「原発ゼロ」を訴えはじめている。ただ、これまでは私的な講演などでの訴えだった。
ところが、12日は記者300人を集めた公式な記者会見の場で「脱原発」を表明する。メディアが飛びつき、大々的に報じるのは確実だ。発言は世界中に配信される。
「小泉さんが“脱原発”を訴えはじめた目的は、〈日本にシェールガスを売りたいアメリカの意向だ〉などと、臆測が飛んでいます。原発が次々に再稼働すると、シェールガスの必要性は薄れてしまう。原発はゼロにしようということです」(電力会社関係者)
どんな狙いがあるにせよ、「原発輸出」「再稼働」を推し進めている安倍首相と正面衝突することは間違いない。すでに小泉は、安倍首相を挑発、批判する発言をくり返している。
〈原発を失ったら経済成長できないって経済界は言うけど、そんなことないね。昔も『満州は日本の生命線』と言ったけど、満州を失ったって日本は発展したじゃないか〉〈いまゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。総理が決断すりゃできる〉
安倍首相が「私は責任ある立場でエネルギー政策を考えないといけませんから……」と牽制しても、お構いなしだ。
おじけづいた自民党内は「触らぬ神にたたりなし」と、誰が小泉に“反論”するか、石破幹事長と高市政調会長が責任を押しつけ合っているありさまである。
○<来年1月の「再稼働」強行を断念>
「まさか300人の記者を集めて会見までやるとは、と安倍官邸は苦り切っています。官邸が危機感を持っているのは、国民の8割が“脱原発”を支持しているだけでなく、自民党内も潜在的には“脱原発”が少なくないことです。キッカケがあれば、原発推進の安倍首相は少数派になってしまう。もはや、来年1月に強行しようと画策していた原発の再稼働は難しそう。12日の小泉会見のインパクトが大きかったら、国民の反対を押し切って“特定秘密保護法案”を15日に衆院で強行採決しようとしていたスケジュールも変更せざるを得ない。安倍官邸は“12日の会見は最悪のタイミングだ”とうめいています」(政界事情通)
小泉元首相は年末に「脱原発」の本も出版する予定だ。
「もし、安倍首相が再来年9月の総裁選で再選されると、総理在任期間は5年8カ月と、小泉さんの5年5カ月を超える可能性が高くなる。小泉さんは、それが気にくわないようです。いずれ、原発政策で行き詰まる、とも見ているようです」(自民党関係者)
パフォーマンスだけで国民をだましてきた小泉元首相に安倍首相がどう対応するのか見モノだ。(11月11日 日刊ゲンダイより)