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たんぽぽ舎です。【TMM:No1325】
転送歓迎
◆ 地震と原発事故情報 その310 ◆
4つの情報をお知らせします(1月26日)
明日1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、
全原発停止へあと一歩
★1.枝野経産相による経産省前テント撤去命令に対する抗議の嵐を!
抗議のFAX、電話、メールを枝野経産相に送りつけよう!
撤去命令抗議!テントを守り抜こう!
1月27日(金) 午後4時~6時 大抗議行動へ!
★2.国際原子力機関(IAEA)東京地域事務所へ申入れ活動を実施
★3.<テント日誌 1/22(日)>
イタリアンパーティー狂想曲?脱原発日伊同盟
―― 経産省前テントひろば 134日目 ――
★4.新聞、雑誌から、1つ
◇経産省前テント村に撤去命令
再稼働やめて 訴え続ける
脱原発市民団体憤り
(東京新聞1月26日「こちら特報部」より抜粋)
★1.枝野経産相による経産省前テント撤去命令に対する抗議の嵐を!
抗議のFAX、電話、メールを枝野経産相に送りつけよう!
撤去命令抗議!テントを守り抜こう!
1月27日(金) 午後4時~6時 大抗議行動へ!
昨日(1月24日)、枝野経産相がテントひろばに対し退去命令(1月27
日まで)を出しました。
テントひろばが4ヶ月半も維持されてきたのは、全国や世界各地の方々が交
流し、情報を共有し、文字通り「反/脱原発のみんなのひろば」になっている
からです。枝野経産相がすべきことは、テントの撤去ではなく、原発の停止・
再稼働の停止です。
テントは、原子力政策を全く顧みず、あまつさえ原発を再稼働させようとす
る経産省に対し、抗議のため、やむにやまれず建てられたものです。原発停止
のために人々がつながろうとする事さえ許さない枝野経産相の撤去命令は決し
て承服することができません。
今動かなければ、警備員や警察官を大量導入した実力行使も十分に考えられ
ます。 ぜひ、枝野経産相と経済産業省に『テント撤去の中止を!』との抗議の
FAX、電話、メールをしてください。よろしくお願い致します。
【経産省】
大臣官房 (TEL)03-3501-1609
広報 (FAX)03-3501-6942
【枝野幸男経産相】
[国会事務所]
(FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448
[地元・大宮事務所]
(FAX)048-648-9125 (TEL)048-648-9124
(E-mail)omiya@edano.gr.jp
★2.国際原子力機関(IAEA)東京地域事務所へ申入れ活動を実施
本日26日、福島事故緊急会議の仲間を中心として国際原子力機関(以下、
IAEAと略)東京地域事務所に対して下記の申入書を提出してきた。
IAEAは現在今月18日に実施された「ストレステスト意見聴取会」にお
いて保安院が「問題なし」とした関西電力大飯原発3、4号機のストレステス
トの「実施報告」を得て、その「報告」に国際的お墨付けを与えることを唯一
の「ミッション」として、今月23日より来日している。
IAEA東京地域事務所に提出した申入書
----------------------------------------------------------------------
IAEA事務局長 天野之弥 様
IAEAレビューミッション 団長 ジェームズ・ライオンズ 様
IAEA東京地域事務所 所長 デビス ハート 様
申入書
日本政府の原発再稼働に手を貸さないで
IAEAは勝手な「評価」をしないで
福島原発事故により、地球上の大地も川も海も空も食物も放射性物質で汚染
され、福島では多くの人々が生活と仕事とふるさとを奪われ今なお高線量の中
で生活しいつしか白血病やがんを罹患するのではとおびえて生活しています。
かつその被害は福島に限りません。
このような大事故はなぜ起こったのでしょうか? 私たちは、福島原発事故
の原因究明に関心を持ち、原子力安全・保安院の審議会や報道発表に注目して
きましたが、原子力安全・保安院の施策には納得できないことばかりです。ま
た、IAEAの役割にも私たちは疑問を持っています。
以下に要請します。
1 日本政府の原発再稼働に手を貸さないで
3.11福島原発事故が発生して以来、日本政府の対応は日本に住む人々の
みならず世界の人々に怒りと落胆を与えるものでした。例えば、文科省のSP
EEDIの結果を被災地の人々に知らせずに米軍にいち早く知らせたこと、「直
ちに健康に影響はありません」と発表して放射能汚染の危険を知らせなかったこ
と、年間20mSvなる被曝労働者にも許容されない基準を現地の子どもや妊
産婦にまで結果的に適用したこと、自主避難した人びとを含め原発事故被災者
に十分な補償をしていないこと、などなどその原因は沢山あります。
一方、福島原発事故の原因究明も未だに進まず、中間発表が政府や東電から
出されたのみで、国会の事故調査委員会の検討は昨年12月に開始されたばか
りです。にもかかわらず、原発の再稼動に向けた施策が進められ、先の1月1
8日には利益相反の疑いのある委員を擁護して市民の傍らでの傍聴を許さない
でストレステスト評価会議を開催しようとして国内で笑い物になる始末です。
さらに、地震・津波、高経年化、技術的知見、ストレステストなどの意見聴取
会では究明すべき難題、対処すべき課題が次々に明らかになってきています。
また、再稼動を決定するプロセスもあいまいで、そもそも福島原発事故を起こ
した原子力安全委員会や原子力安全・保安院に再稼動させる資格はありませ
ん。
以上の状況を踏まえれば、日本政府の原発再稼動を許してはいけないことは
明らかです。
日本政府の原発再稼働に手を貸さないでください。
2 IAEAは勝手な「評価」をしないで
そもそも、IAEAは1953年、アメリカ合衆国大統領のアイゼンハワー
による国際連合総会演説「平和のための核」を契機に1957年に創立された
そうですね。役割は、核兵器が現保有国以外に広がらないようにすることと原
子力の平和利用をどんどん広げることですね。
「日本のストレステストの評価手法の妥当性を評価する」そうですが、「原
子力の平和利用」を広げる組織、すなわち原発を推進する組織に、私たちの命
にかかわる「評価」をしてほしくありません。また、今後ますます大規模地震
が予想されるのに、地震の心配がない国から「評価」されても信頼できませ
ん。勝手な「評価」をしないでいただきたい。
2012年1月26日 福島原発事故緊急会議
連絡先: E-mail: contact@2011shinsai.info
----------------------------------------------------------------------
★3.<テント日誌 1/22(日)>
イタリアンパーティー狂想曲?脱原発日伊同盟
―― 経産省前テントひろば 134日目 ――
日曜夜8時にテントに到着、10人近くの人が団欒している。もうすぐイタ
リア人がニョッキとワインを持ってこられるという。女性3人の了解を得て第
2テントでパーティー準備。15歳の男性や若い女性がリタイア組に混じっ
て、唐辛子やバジリコで炒めた辛口のニョッキと本場イタリア赤白ワインを楽
しむ。
イタリアもドイツも脱原発を決めたのだから日本も合流して脱原発日独伊同
盟が実現しないかなんて冗談も。関西から来た6人の若者も参加、関電に向け
た座り込みテントを考えるとか。パーティでの自己紹介を映像撮影、海外に発
信されるそう。ハーモニカに乗せてカンツォーネが霞ヶ関の冬空に響いた。ア
ンジェラさん、大変ご馳走様でした、演奏もありがとう。
泊まりは8人で暖かな夜。風もなく夜中に外に出ても立っていられる。日曜
の夜ゆえ、官僚待ちのタクシーもいない。そう言えば経産省本館ビルは真っ
暗。正月だって明かりがついた部屋があったけれど、皆やる気をなくしてくれ
たのか。
前日は雨で雨水が床に浸みてきたという、明くる日は雪が降るらしい。たま
たまの暖かい夜に感謝。日本政府が脱原発依存宣言してくれれば寒いテントに
寝る必要が無くなるのだが…。
(K.M)
霙が止んで、少し寒さが緩んだ気分、とは言え、夜が更けてくるにつれ、テ
ントに集う仲間が若干少なくなってきて寒々しい。
今夜は、イタリアから来て語学の教師をしているというJさんが、20キロ
のパスタを仲間にふるまってくれるという宣伝が口コミでなされ、電子媒体で
流す内容ではないし、かといって、うどんならともかく、パスタなのだ。
自信を以って力いっぱい食べきる、とは言い難いものがある。常連の仲間に
片っ端から電話でお誘いを試みる。そうこうするうちに、Jさんの友人とい
う、仲間たちが様々な手土産を携えて現われ、Jさんが到着する頃には、20
キロだろうが、30キロだろうが、行けそうな勢い。
だが、今日はパスタでは無くて、ニョッキにした、と現われたJさん、大き
なカバンにたくさんの弁当箱、手際よく、持参の器に取り分けてニョッキパー
ティーとなる。 すると、「京都からの学生たちが、京都にこれから帰るのだ
がテントを訪ねてみたいというので、こちらに呼んでいいか」という(以下、
文字化けのため判別出来ず)程なく到着した、老若男女6名のご一行、独特の
雰囲気があるので、「どちらに行って来たのですか?」とお尋ねしたら、「亀
戸の方」と年配の男性が応えて、「野宿者強制排除と襲撃を許さない江東デモ
」のこと思い出して、「タテカワですか?」と聞くと、相手は、「竪川のこと
をご存じなんですか?」と喜んで、握手してくれた。
竪川河川敷で暮らす野宿の仲間を強制排除しようとする江東区に対する闘い
は、全国の寄せ場の仲間、野宿の仲間の闘いの焦点となっている。そういう仲
間たちが、関西に帰る前に、わずかな時間でも経産省前共同テントを見てみた
い、そして、関西で、関電前の闘争に生かしていきたいと言ってくれる。
テントの闘いは、脱原発に特化すべきだ、と主張する向きもあるが、こうい
う交流があればこそ、闘いの手ごたえをより実感できると思うのですよ、私
は。
さて、ジョニーHを中心に音楽の輪が盛り上がり、「20キロのパスタが食
いてえ」即興ソングに寒さも吹っ飛ぶ満員御礼のパーティーでした。
(タッチー)
★4.新聞、雑誌から、1つ
◇経産省前テント村に撤去命令
再稼働やめて 訴え続ける
脱原発市民団体憤り
(東京新聞1月26日「こちら特報部」より抜粋)
経済産業省の敷地の片隅に脱原発を訴える市民団体のテント村がある。設置
から約四ヶ月が過ぎた今月二十四日になって、枝野幸男経産相が退去と撤退を
求めた。市民団体側は「絶対にどかない。国は狭量な態度な態度を取るな」と
憤る。同省は防火上の理由を挙げるが、無理がある。突然の退去命令の裏には
何があるのか。
二十五日朝、活動を支える一人の渕上太郎さんは(六九)はテント内で使い
捨てカイロを足に貼っていた。両足に五枚ずつ。「寒いのは大嫌いだけど、ま
あしゃあない」。上着を五枚重ね着し、マフラーを巻いても寒い。「政府が
『原発の再稼働をしない』との明言をしたら、ただちにテントを退去する
よ」。渕上さんだって、早く終わらせたい。
枝野経産相は二十四日の会見で、撤去の理由を「火気の使用など危険行為は
放置できない」ことを挙げた。ガソリン式発電機でぼや騒ぎがあったことを指
しているが、問題が発生したのは昨年十二月三十日。既に一ヶ月以上たってい
る。
テント村は経産省を取り囲んだ「人間の鎖」をきっかけに昨年九月十一日に
始まった。「九月十九日に明治公園で五万人集会が計画されていたので、十日
ほど張る予定だった」が、「脱原発」を訴える人が寄り合う場として勝手に“
成長”していったとう。
◇命にかかわるから抗議
4ヶ月で延べ1万5000人訪問
「よりどころ追い出さないで」
ぼや騒ぎ 国は世論見極め排除?
昨年十月末には福島県の母親ら約百人が三日間の座り込みを行った。テント
が増設され、原発に反対する人の署名が増えていった。約四ヶ月間で、延べ一
万五千人がテントを訪れた。「デモは参加しにくいけれど、テントはで座り込
みならという人もいる。中学生からお年寄りまで集まれるのがテントの良い所
だ」と渕上さん。
「国は、私たちを追い出すなんてちっちゃいことにはエネルギーを使ってい
る場合じゃないでしょう」と憤るのは、テント前で座り込みを続ける椎名千恵
子さん(六五)だ。「原発いらない福島の女たち」の世話人で、十二月一日か
らは妊娠期間にちなんだ「とつきとうか(十ヶ月と十日間)もの長期間の座り
込みを始めている。
遠くから心配する人も多い。中国電力の上関原発建設に反対し、昨年九月、
経産省前で仲間と十日間のハンストを決行した山口県上関町の岡本直也さん
(二〇)は祖父母ほどの世代の人々を思いやり応援する。「ハンストもテント
村も違法行為と言うけれど、僕の感覚からしたら、危ないものを『安全』だと
言い張って、たくさんの人を被ばくさせ、土地を奪った人たちの方が犯罪的な
ことをしていると思う。命にかかわるからこうぎしている。その声を聞いてほ
しい」
転送歓迎
◆ 地震と原発事故情報 その310 ◆
4つの情報をお知らせします(1月26日)
明日1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、
全原発停止へあと一歩
★1.枝野経産相による経産省前テント撤去命令に対する抗議の嵐を!
抗議のFAX、電話、メールを枝野経産相に送りつけよう!
撤去命令抗議!テントを守り抜こう!
1月27日(金) 午後4時~6時 大抗議行動へ!
★2.国際原子力機関(IAEA)東京地域事務所へ申入れ活動を実施
★3.<テント日誌 1/22(日)>
イタリアンパーティー狂想曲?脱原発日伊同盟
―― 経産省前テントひろば 134日目 ――
★4.新聞、雑誌から、1つ
◇経産省前テント村に撤去命令
再稼働やめて 訴え続ける
脱原発市民団体憤り
(東京新聞1月26日「こちら特報部」より抜粋)
★1.枝野経産相による経産省前テント撤去命令に対する抗議の嵐を!
抗議のFAX、電話、メールを枝野経産相に送りつけよう!
撤去命令抗議!テントを守り抜こう!
1月27日(金) 午後4時~6時 大抗議行動へ!
昨日(1月24日)、枝野経産相がテントひろばに対し退去命令(1月27
日まで)を出しました。
テントひろばが4ヶ月半も維持されてきたのは、全国や世界各地の方々が交
流し、情報を共有し、文字通り「反/脱原発のみんなのひろば」になっている
からです。枝野経産相がすべきことは、テントの撤去ではなく、原発の停止・
再稼働の停止です。
テントは、原子力政策を全く顧みず、あまつさえ原発を再稼働させようとす
る経産省に対し、抗議のため、やむにやまれず建てられたものです。原発停止
のために人々がつながろうとする事さえ許さない枝野経産相の撤去命令は決し
て承服することができません。
今動かなければ、警備員や警察官を大量導入した実力行使も十分に考えられ
ます。 ぜひ、枝野経産相と経済産業省に『テント撤去の中止を!』との抗議の
FAX、電話、メールをしてください。よろしくお願い致します。
【経産省】
大臣官房 (TEL)03-3501-1609
広報 (FAX)03-3501-6942
【枝野幸男経産相】
[国会事務所]
(FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448
[地元・大宮事務所]
(FAX)048-648-9125 (TEL)048-648-9124
(E-mail)omiya@edano.gr.jp
★2.国際原子力機関(IAEA)東京地域事務所へ申入れ活動を実施
本日26日、福島事故緊急会議の仲間を中心として国際原子力機関(以下、
IAEAと略)東京地域事務所に対して下記の申入書を提出してきた。
IAEAは現在今月18日に実施された「ストレステスト意見聴取会」にお
いて保安院が「問題なし」とした関西電力大飯原発3、4号機のストレステス
トの「実施報告」を得て、その「報告」に国際的お墨付けを与えることを唯一
の「ミッション」として、今月23日より来日している。
IAEA東京地域事務所に提出した申入書
----------------------------------------------------------------------
IAEA事務局長 天野之弥 様
IAEAレビューミッション 団長 ジェームズ・ライオンズ 様
IAEA東京地域事務所 所長 デビス ハート 様
申入書
日本政府の原発再稼働に手を貸さないで
IAEAは勝手な「評価」をしないで
福島原発事故により、地球上の大地も川も海も空も食物も放射性物質で汚染
され、福島では多くの人々が生活と仕事とふるさとを奪われ今なお高線量の中
で生活しいつしか白血病やがんを罹患するのではとおびえて生活しています。
かつその被害は福島に限りません。
このような大事故はなぜ起こったのでしょうか? 私たちは、福島原発事故
の原因究明に関心を持ち、原子力安全・保安院の審議会や報道発表に注目して
きましたが、原子力安全・保安院の施策には納得できないことばかりです。ま
た、IAEAの役割にも私たちは疑問を持っています。
以下に要請します。
1 日本政府の原発再稼働に手を貸さないで
3.11福島原発事故が発生して以来、日本政府の対応は日本に住む人々の
みならず世界の人々に怒りと落胆を与えるものでした。例えば、文科省のSP
EEDIの結果を被災地の人々に知らせずに米軍にいち早く知らせたこと、「直
ちに健康に影響はありません」と発表して放射能汚染の危険を知らせなかったこ
と、年間20mSvなる被曝労働者にも許容されない基準を現地の子どもや妊
産婦にまで結果的に適用したこと、自主避難した人びとを含め原発事故被災者
に十分な補償をしていないこと、などなどその原因は沢山あります。
一方、福島原発事故の原因究明も未だに進まず、中間発表が政府や東電から
出されたのみで、国会の事故調査委員会の検討は昨年12月に開始されたばか
りです。にもかかわらず、原発の再稼動に向けた施策が進められ、先の1月1
8日には利益相反の疑いのある委員を擁護して市民の傍らでの傍聴を許さない
でストレステスト評価会議を開催しようとして国内で笑い物になる始末です。
さらに、地震・津波、高経年化、技術的知見、ストレステストなどの意見聴取
会では究明すべき難題、対処すべき課題が次々に明らかになってきています。
また、再稼動を決定するプロセスもあいまいで、そもそも福島原発事故を起こ
した原子力安全委員会や原子力安全・保安院に再稼動させる資格はありませ
ん。
以上の状況を踏まえれば、日本政府の原発再稼動を許してはいけないことは
明らかです。
日本政府の原発再稼働に手を貸さないでください。
2 IAEAは勝手な「評価」をしないで
そもそも、IAEAは1953年、アメリカ合衆国大統領のアイゼンハワー
による国際連合総会演説「平和のための核」を契機に1957年に創立された
そうですね。役割は、核兵器が現保有国以外に広がらないようにすることと原
子力の平和利用をどんどん広げることですね。
「日本のストレステストの評価手法の妥当性を評価する」そうですが、「原
子力の平和利用」を広げる組織、すなわち原発を推進する組織に、私たちの命
にかかわる「評価」をしてほしくありません。また、今後ますます大規模地震
が予想されるのに、地震の心配がない国から「評価」されても信頼できませ
ん。勝手な「評価」をしないでいただきたい。
2012年1月26日 福島原発事故緊急会議
連絡先: E-mail: contact@2011shinsai.info
----------------------------------------------------------------------
★3.<テント日誌 1/22(日)>
イタリアンパーティー狂想曲?脱原発日伊同盟
―― 経産省前テントひろば 134日目 ――
日曜夜8時にテントに到着、10人近くの人が団欒している。もうすぐイタ
リア人がニョッキとワインを持ってこられるという。女性3人の了解を得て第
2テントでパーティー準備。15歳の男性や若い女性がリタイア組に混じっ
て、唐辛子やバジリコで炒めた辛口のニョッキと本場イタリア赤白ワインを楽
しむ。
イタリアもドイツも脱原発を決めたのだから日本も合流して脱原発日独伊同
盟が実現しないかなんて冗談も。関西から来た6人の若者も参加、関電に向け
た座り込みテントを考えるとか。パーティでの自己紹介を映像撮影、海外に発
信されるそう。ハーモニカに乗せてカンツォーネが霞ヶ関の冬空に響いた。ア
ンジェラさん、大変ご馳走様でした、演奏もありがとう。
泊まりは8人で暖かな夜。風もなく夜中に外に出ても立っていられる。日曜
の夜ゆえ、官僚待ちのタクシーもいない。そう言えば経産省本館ビルは真っ
暗。正月だって明かりがついた部屋があったけれど、皆やる気をなくしてくれ
たのか。
前日は雨で雨水が床に浸みてきたという、明くる日は雪が降るらしい。たま
たまの暖かい夜に感謝。日本政府が脱原発依存宣言してくれれば寒いテントに
寝る必要が無くなるのだが…。
(K.M)
霙が止んで、少し寒さが緩んだ気分、とは言え、夜が更けてくるにつれ、テ
ントに集う仲間が若干少なくなってきて寒々しい。
今夜は、イタリアから来て語学の教師をしているというJさんが、20キロ
のパスタを仲間にふるまってくれるという宣伝が口コミでなされ、電子媒体で
流す内容ではないし、かといって、うどんならともかく、パスタなのだ。
自信を以って力いっぱい食べきる、とは言い難いものがある。常連の仲間に
片っ端から電話でお誘いを試みる。そうこうするうちに、Jさんの友人とい
う、仲間たちが様々な手土産を携えて現われ、Jさんが到着する頃には、20
キロだろうが、30キロだろうが、行けそうな勢い。
だが、今日はパスタでは無くて、ニョッキにした、と現われたJさん、大き
なカバンにたくさんの弁当箱、手際よく、持参の器に取り分けてニョッキパー
ティーとなる。 すると、「京都からの学生たちが、京都にこれから帰るのだ
がテントを訪ねてみたいというので、こちらに呼んでいいか」という(以下、
文字化けのため判別出来ず)程なく到着した、老若男女6名のご一行、独特の
雰囲気があるので、「どちらに行って来たのですか?」とお尋ねしたら、「亀
戸の方」と年配の男性が応えて、「野宿者強制排除と襲撃を許さない江東デモ
」のこと思い出して、「タテカワですか?」と聞くと、相手は、「竪川のこと
をご存じなんですか?」と喜んで、握手してくれた。
竪川河川敷で暮らす野宿の仲間を強制排除しようとする江東区に対する闘い
は、全国の寄せ場の仲間、野宿の仲間の闘いの焦点となっている。そういう仲
間たちが、関西に帰る前に、わずかな時間でも経産省前共同テントを見てみた
い、そして、関西で、関電前の闘争に生かしていきたいと言ってくれる。
テントの闘いは、脱原発に特化すべきだ、と主張する向きもあるが、こうい
う交流があればこそ、闘いの手ごたえをより実感できると思うのですよ、私
は。
さて、ジョニーHを中心に音楽の輪が盛り上がり、「20キロのパスタが食
いてえ」即興ソングに寒さも吹っ飛ぶ満員御礼のパーティーでした。
(タッチー)
★4.新聞、雑誌から、1つ
◇経産省前テント村に撤去命令
再稼働やめて 訴え続ける
脱原発市民団体憤り
(東京新聞1月26日「こちら特報部」より抜粋)
経済産業省の敷地の片隅に脱原発を訴える市民団体のテント村がある。設置
から約四ヶ月が過ぎた今月二十四日になって、枝野幸男経産相が退去と撤退を
求めた。市民団体側は「絶対にどかない。国は狭量な態度な態度を取るな」と
憤る。同省は防火上の理由を挙げるが、無理がある。突然の退去命令の裏には
何があるのか。
二十五日朝、活動を支える一人の渕上太郎さんは(六九)はテント内で使い
捨てカイロを足に貼っていた。両足に五枚ずつ。「寒いのは大嫌いだけど、ま
あしゃあない」。上着を五枚重ね着し、マフラーを巻いても寒い。「政府が
『原発の再稼働をしない』との明言をしたら、ただちにテントを退去する
よ」。渕上さんだって、早く終わらせたい。
枝野経産相は二十四日の会見で、撤去の理由を「火気の使用など危険行為は
放置できない」ことを挙げた。ガソリン式発電機でぼや騒ぎがあったことを指
しているが、問題が発生したのは昨年十二月三十日。既に一ヶ月以上たってい
る。
テント村は経産省を取り囲んだ「人間の鎖」をきっかけに昨年九月十一日に
始まった。「九月十九日に明治公園で五万人集会が計画されていたので、十日
ほど張る予定だった」が、「脱原発」を訴える人が寄り合う場として勝手に“
成長”していったとう。
◇命にかかわるから抗議
4ヶ月で延べ1万5000人訪問
「よりどころ追い出さないで」
ぼや騒ぎ 国は世論見極め排除?
昨年十月末には福島県の母親ら約百人が三日間の座り込みを行った。テント
が増設され、原発に反対する人の署名が増えていった。約四ヶ月間で、延べ一
万五千人がテントを訪れた。「デモは参加しにくいけれど、テントはで座り込
みならという人もいる。中学生からお年寄りまで集まれるのがテントの良い所
だ」と渕上さん。
「国は、私たちを追い出すなんてちっちゃいことにはエネルギーを使ってい
る場合じゃないでしょう」と憤るのは、テント前で座り込みを続ける椎名千恵
子さん(六五)だ。「原発いらない福島の女たち」の世話人で、十二月一日か
らは妊娠期間にちなんだ「とつきとうか(十ヶ月と十日間)もの長期間の座り
込みを始めている。
遠くから心配する人も多い。中国電力の上関原発建設に反対し、昨年九月、
経産省前で仲間と十日間のハンストを決行した山口県上関町の岡本直也さん
(二〇)は祖父母ほどの世代の人々を思いやり応援する。「ハンストもテント
村も違法行為と言うけれど、僕の感覚からしたら、危ないものを『安全』だと
言い張って、たくさんの人を被ばくさせ、土地を奪った人たちの方が犯罪的な
ことをしていると思う。命にかかわるからこうぎしている。その声を聞いてほ
しい」
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