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ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2556】
2015年8月6日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                            転送歓迎
━━━━━━━
★1.東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!
   放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
     -第23回東電解体!東電本店合同抗議の報告-
              渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.<事故なら「規制委も責任」=田中委員長、川内再稼働控え>
                      時事ドットコム 2015/08/05(水)-18:04
                        松本英治        
★3.東電三悪人強制起訴!朗報です。川内原発再稼働迫ってます!
   フクイチ相変わらずの危機的状態!がんばって(結構限界近いけど)、
   頑張って行きましょうf^_^;
           7月31日第159回金曜官邸前・国会前抗議行動の報告
             にしざきやよい(たんぽぽ舎ボランティア)
★4. メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆「福島原発事故から4年半。油断できない低線量被ばく」
    児玉順一さん(内科医)講演学習会       《8月9日(日)》
★5.新聞より2つ
 ◆国会前デモ 警察の過剰警備にモノ申す
  安全タテに過剰警備 威圧態度 政権と同じ
  表現の自由制約/萎縮心配
  鉄柵で圧迫、キャンドルもダメ  シールズ「抗議できる環境確保を」
      (8月6日東京新聞 こちら特報部より前文)
 ◆東海原発 炉解体着手 三度延期も
  工法や廃棄物 廃炉作業手探り     (8月6日 茨城新聞より抜粋)
━━━━━━━
※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!再稼働反対!
 8/7(金)首相官邸前・国会議事堂前抗議-第160回
 日 時:8月7日(金)18:30~20:00  
 主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
     当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
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┏┓    
┗■1.東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!
 |  放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
 |     -第23回東電解体!東電本店合同抗議の報告-
 └──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

○東京都心では連日猛暑日の記録(6日連続)を更新し、九州電力川内原発1号機の再稼働(原子炉起動)が8月11日に迫る中、8月5日(水)、午後5時半から6時半まで、再稼働阻止全国ネット主催の「川内原発再稼働やめろ!」九州電力東京支社抗議行動(JR有楽町駅:有楽町電気ビル前)が行われた。参加者は、約100人。
○引き続き、午後7時から、東京電力本店前で「東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!」のコールが鳴り響いた。呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、122の賛同団体と共に、第23回東電本店合同抗議行動が行われた。参加者は約130人。
○先日、福島原発告訴団の粘り強い努力が実り、東京電力:勝俣元会長、武黒元副社長、武藤元副社長の3人に対する強制起訴が検察審査会で決まったとの朗報がもたらされた。3人の東電元幹部の起訴は当然であり、今後の闘い、運動が一層重要になって来るとの共通認識のもと、東電本店合同抗議が開始された。
 オープニングコールの後、東電福島原発事故のため双葉町から避難を余儀なくされている亀屋さんから、東京電力の不誠実な対応(地元地権者の同意も得ずに、中間貯蔵施設を推進するなど)、避難している住民の間で甲状腺がん、白血病などの重篤な疾患が頻発している状況などの報告があり、勝俣元会長は全財産をなげうって、被害者に謝罪・賠償しろとの訴えがなされた。
 続いて、日本音楽協議会による「音楽での抗議」が行われ、「替え歌:ろくでなし」など4曲が夜空に響いた。
 情勢報告として、山崎さん(たんぽぽ舎)から、3人の東電元幹部の強制起訴が決まったことを受け、1990年頃から2011年の東電福島原発事故までの、東電元幹部の不誠実な対応に関して詳しい説明があった。更に、今回の検察審査会の強制起訴決定は、東電元幹部のみならず、柏崎刈羽原発再稼働を目指す現在の東電役員、並びに川内原発再稼働を実施する九電役員も、過酷事故を起こした場合には起訴されることを意味するとの発言があった。
 その後、脱被ばく実現ネット(旧名:福島疎開裁判)など6団体から、アピール、関連イベント告知があった。
 最後に、ドンパン節(川内原発バージョン)を全員で歌って、抗議行動を締めくくり、午後8時に終了。
 また、カンパが36,517円寄せられました。ご支援、ありがとうございます。

☆抗議参加者の声
 自民党安倍政権は東電福島原発事故での被害者救済や事故原因解明も十分できていない中、川内原発の再稼働を推進している。私たちは、国民の生命や財産を脅かす原発再稼働や身勝手な憲法解釈での戦争法案に反対し、戦後70年にわたり築きあげてきた平和な日本を自民党安倍政権から守るために、そして安倍首相を退陣させるまで、抗議の声を上げ続けたい。

☆次回の東電本店合同抗議は、2015年9月2日(水) :午後7時~8時
 場所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)
    JR・地下鉄新橋駅徒歩5分、地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分
 東電本店前に、ぜひ多くの参加をお願いします。引き続き賛同団体を募集中!

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┗■2.<事故なら「規制委も責任」=田中委員長、川内再稼働控え>
 |                     時事ドットコム 2015/08/05(水)-18:04
 └──── 松本英治                           
   
 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201508/2015080500751
 <http://www.jiji.com/jc/zc?k=201508/2015080500751&g=soc&g=soc

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は5日の定例記者会見で、間近に迫った九州電力川内原発1号機の再稼働について、万が一事故が起きた場合の責任を問われ、「当然私どもも一定の責任があると思う」と述べた。
 審査に合格した川内1号機の安全性について、田中委員長は「絶対安全とも事故ゼロとも言えないが、東京電力福島第1原発事故の経験を踏まえ、相当程度厳しい基準を整えた」と改めて説明。「福島事故のようなことがまた起きるという懸念を私自身が持っていれば、原発は使わない方がいい。そういうレベルでの安全確保はできている」と強調した。
 その上で、絶対安全とは言えない原発で事故が起きた場合の責任の所在を問われると、「しゃくし定規に言えば事業者だが、(規制が)足りなかったという意味で当然私どもも一定の責任があると思う」と述べ、規制委にも責任が及ぶとの認識を示した。
      
  ※ You Tubeで見られます
          https://www.youtube.com/watch?v=8W_S3xhGwWs  

 ◆お知らせ  その2
 「40年まで保安管理計画認可」 NHK鹿児島(動画) 2015年8月5日(水) 18時38分
   http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5053919611.html?t=1438781152000
 <注>NHKの地方局のデータは、何故か1日程で、消去される事が多い様です。

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┗■3.東電三悪人強制起訴!朗報です。川内原発再稼働迫ってます!
 |  フクイチ相変わらずの危機的状態!がんばって(結構限界近いけど)、
 |  頑張って行きましょうf^_^;
  |         7月31日第159回金曜官邸前・国会前抗議行動の報告
 └────  にしざきやよい(たんぽぽ舎ボランティア )
 
 東電三悪人が強制起訴されます。検察官役の弁護士は、この裁判が何年かかっても100万しか貰えないそうで、益々援助が必要になりますね。川内原発行く人基金にももっと応援したいけど、家賃も払い、払いたくないけど電気代も払い、老後の資金も心配となると‥はぁ‥。金の成る木があるじゃなし、地道に仕事するしかない、と何時もの結論に達したところで、話し変わって。
   明日8/1には、福島第一原発の3号機の燃料プールから、落ちていたクレーンを取り出す作業するとか。収束作業始まってから最も危険な作業らしく、作業関係者以外敷地外へ全員退避らしい。でも、テレビでも新聞でもそんな情報見かけないな。事故があったら「最悪のシナリオ再び」だけど、東日本全て避難なんてとてもムリ。ホント、再稼働止めてフクイチの収束作業に作業員集中させて、安全に少しでも速く作業進めて欲しいよね。何時でも犠牲は庶民だもんね。
   で、今日も変わらず関電前、柳田さんのスピーチ久しぶり、安定感抜群です。東電の役員起訴の件も織り込み、核武装にも言及、原発なぜ反対しなければならないかが良く解ります。関電の諸君、耳カッポジッテよぉぉくお聞きなサァイ、ですよ。
   今日はシールズもやるけど、反原連もいつも通り、とは言ってもだいぶ官邸前が少ないです。
 戦争法案も廃案にしたいけど、川内原発再稼働が迫ってますよ--。反原発がんばっていこぉぉぉぉぉぉよ、ねV(^_^)V

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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆「福島原発事故から4年半。油断できない低線量被ばく」
    児玉順一さん(内科医)講演学習会
  
  日 時:8月9日(日)午後4時から6時半
  場 所:足立区竹の塚地域学習センター 3階 レクリェーションホール
  参加費:資料代 500円  (親子参加OK)
  主 催:原発と足立を考える会    
      問合せ     090-7829-9924(平坂)

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┗■5.新聞より2つ
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 ◆国会前デモ 警察の過剰警備にモノ申す
  安全タテに過剰警備 威圧態度 政権と同じ
  表現の自由制約/萎縮心配
  鉄柵で圧迫、キャンドルもダメ  シールズ「抗議できる環境確保を」

 国会周辺の抗議行動に対する警察の「過剰警備」が問題視されている。安全保障関連法案に反対する大学生の団体「SEALDs(シールズ)」などの集会が盛り上がるにつれ、鉄柵で参加者の動きを圧迫したり、制約したりする場面が目立っているのだ。憲法で保障された表現の自由を国家権力が妨げてはならない。2012年から続いている官邸前の脱原発デモなどと比べても、必要最低限度の規制を超えているのではないか。           (後略)
      (8月6日東京新聞 こちら特報部より前文)

 ◆東海原発 炉解体着手 三度延期も
  工法や廃棄物 廃炉作業手探り

 国内初の商業用原発で1998年に運転を終えた東海村白方の日本原子力発電(原電)東海原発は、2001年の解体作業開始から14年目を迎えている。廃炉作業は国内で最も進み、難航する放射性物質に汚染された「解体ごみ」の処分も、一部を敷地内に埋める計画が動き出した。だが、肝心の原子炉については、解体する工法や壊した後の放射性廃棄物の処分場が決まっておらず、「廃止措置」の工程が再び遅れる懸念は拭えない。作業は手探り状態が続いている。(後略)
      (8月6日 茨城新聞より抜粋)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2555】
2015年8月5日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.孫の食事を用意してのち、急いで、渋谷の高校生集会に
   応援に行った神奈川のYさん(女性)   柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.福井地裁「決定」も「異議申立」も無視して
   再稼働を推進する原子力規制委員会
   世界最低水準の「新規制基準」で世界最低の
   審査を続ける原子力規制委員会
   原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その56
              木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆福島原発告訴団8月と9月の行動&集会のお知らせ
   8/19東京第1検察審査会激励行動&院内集会
   9/5告訴団福島県集会(仮)
  ◆9/12原発立地を断念させた町・
   長編ドキュメンタリー「シロウオ」上映-仙台宮城
     場所:せんだいメディアテーク7Fスタジオシアター
★4.新聞より2つ
  ◆川内原発1号機:再稼働、11日に…九州電力
                 (8月5日毎日新聞より)
  ◆戦慄の原発小説  斎藤美奈子
                (8月5日東京新聞「本音のコラム」より)
★5.テント日誌8月2日(日)
   経産省前テントひろば1622日 商業用原発停止686日
   渋谷で高校生のデモもあった 氷を囲って冷たい話
                (I・K)、(K・M)
━━━━━━━
※8/8学習会にご参加を!
 『戦争とメディア』全3回 パート1「大日本帝国の映像利用と抵抗」
  戦意高揚に利用された映画と新型爆弾
  -映画があおる・軍隊に入ればこの世は天国-

 日 時:8月8日(土)18時から20時(開場17時30分)
 お 話:加藤久晴さん(メディア総合研究所研究員)
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 主 催:たんぽぽ舎(スペースたんぽぽ講座会議)
 参加費:800円
━━━━━━━

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┗■1.孫の食事を用意してのち、急いで、渋谷の高校生集会に
 |  応援に行った神奈川のYさん(女性)
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

◯8月3日(月)朝の新聞(毎日、東京)を見て、ちょっと驚いた。高校生が5000人も渋谷に集まって「安保反対」を訴えたという記事だから。
 シールズの大学生たちが毎週金曜日夕方、国会前へ集まり、がんばってるのは、いつも出会って知っていたが、こんどは高校生が中心で若い人が5000人というから、とても希望を感じた。(同じ日、自民党の若手議員が高校生らの主張を「エゴ」とひぼうしたこと、その発言は撤回しないという、おろかな記事を目にした)

◯8月4日(火)午後、たんぽぽ舎で、「原発現地へ行く会」の会計スタッフ会議(なにしろ105人が行くので飛行機代だけでも702万円も)をひらいた。
 休憩の時、神奈川のYさん(女性)が「おとといの渋谷の高校生集会へ応援に行った」と言われた。「日曜日で孫が遊びに来る日とかち合ったが、孫用にごちそうの食事を用意してのち、渋谷へ出かけた」という。

◯ちょっとうれしい…高校生の立ち上がりと、それを支えるやさしいお姉様たちの活躍の報告。


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┗■2.福井地裁「決定」も「異議申立」も無視して
 |  再稼働を推進する原子力規制委員会
 |  世界最低水準の「新規制基準」で世界最低の
 |  審査を続ける原子力規制委員会
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その56
 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

  8月4日の規制庁ブリーフィングで、松浦総務課長が高浜3号機の工事計画を認可したと発表した。規制庁の専決事項なので原子力規制委員会定例会議に諮られることも無く規制庁が発表したのだ。高浜原発3,4号機運転差止仮処分命令申立事件で4月14日に福井地裁が「原子炉を運転してはならない」と決定したにも拘らず、3号機の工事計画を認可した。さすがに再稼働推進委員会、司法判断を無視して事業者におもねって規制行政を進めている。
 それにしても、福井地裁から「緩やかにすぎ」、「合理性を欠くものである」と言われた「新規制基準」は、ストレステスト・防災避難・受動的安全性・コアキャッチャーなどを義務付けず、立地指針無視・バックフィット容認・複数基立地稼働容認などが示すように「世界最低水準」だ。
  更に、例えば川内原発1,2号機については、設置変更許可認可処分にも工事計画認可処分にも保安規定認可にも、行政不服審査法の第6条の規定に基づいて、私たちが異議申立をし、意見陳述をし、執行停止を申し立てた。
 設置変更許可の基準地震動の定め方は「違法」であり、甘い甘い審査であり地震対策も火山対策も緩やかに過ぎる。
 工事計画認可は「黒枠白抜き偽装」、「耐震偽装」としか思えない程情報を隠している。
  保安規定も「マスキング偽装」をしながら火山噴火対策を九電任せにし、おまけに31年も経過しているのに高経年化を無視して認可してしまい、5日の規制委定例会議で誤魔化そうとしている。
 以上のことからくっきり浮かび上がってくることは、原子力規制委員会がおよそまともな規制行政と言えないひどい審査を実施してきていて、原子力安全・保安院時代よりも退歩していることだ。
  このように、「国民」の意向も司法判断も異議申立も全く無視して川内1号機の再稼働に邁進している原子力規制委員会は再稼働の安全性を全く担保できない。これでは、原子力規制委員会の設置目的である「国民の生命、健康及び財産の保護と環境の保全」ができない。原子力規制委員会は直ちに福島第一原発事故を検証し直して「新規制基準」を作り直し、総ての原発の再稼働適合性審査をやり直すべきだ。それができないならこの組織は解体するべきだ。


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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆福島原発告訴団8月と9月の行動&集会のお知らせ

 福島原発告訴団が2012年に14,716人で行った告訴・告発事件について、東京第五検察審査会は7月31日、被疑者勝俣恒久、武黒一郎、武藤栄の3名を起訴議決としたことを発表し、3名は強制起訴されることとなりました。
いよいよ裁判が始まります。
検審の議決の解説を力にして、次の行動につなげていきたいと思います。

?<8月 東京第1検察審査会激励行動&院内集会>
2015年8月19日(水)院内集会・参加費無料
12:30から13:15 東京検察審査会(東京地裁)前
14:00から15:30 参議院議員会館講堂・検察審査会議決の解説等
   福島からバスが出ます(片道・往復共に1500円)

<9月 告訴団福島県集会(仮)>
2015年9月5日(土)参加費無料
15:00から16:45 安積総合学習センター集会室
      ・検察審査会議決の解説等

お問い合わせ:福島原発告訴団 080-5739-7279


  ◆9/12原発立地を断念させた町・
   長編ドキュメンタリー「シロウオ」上映-仙台宮城

 30年以上も前、原発立地を断念させた和歌山と徳島の住民を描いた映画「シロウオ」、当時どんなことがあったのか、原発を作らなかった町は、今、幸せかどうか。賛成・反対の立場や考え方を超え、3.11で想定外のことが実際に起こることを身をもって体験した我々オトナは、未来の子どもたちに何を残すのか、そのために今を生きるオトナは何をすべきか。
3.11も原発も風化させないことが超絶大事!!

日 時:2015年9月12日(土)第1回10:00から 第2回18:30から
        (開場は各30分前、上映時間105分)
場 所:せんだいメディアテーク7Fスタジオシアター
主 催:「シロウオ」上映-宮城実行委員会
共 催:Sawa's Cafe / Nina Stone Clinic
連絡先:shirouo.miyagi@gmail.com  三浦 TEL:080-5550-9507
入場料:前売券1200円当日券1500円 こくちーずからご予約可能。
    http://kokucheese.com/event/index/310268/


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┗■4.新聞より2つ
 └──── 

 ◆川内原発1号機:再稼働、11日に…九州電力

  九州電力は川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)について、11日に原子炉を起動し、再稼働する方針を固めた。10日の再稼働を目指したが、川内原発1号機は約4年ぶりの稼働となり、検査工程などをさらに慎重に考慮して判断した。近く原子力規制委員会に正式に伝える。
 九電は4日、原子炉内を実際の運転時に近い温度や圧力に上昇させる作業を始めた。10日に制御棒の挿入速度を測定する検査を実施する。検査の状況次第で、再稼働はさらに遅れる可能性もある。原子炉を起動して約3日後に発電・送電を始め、9月中旬に営業運転を開始する方針だ。川内原発1号機が起動すれば、新規制基準に基づいた全国初の稼働となる。  (8月5日毎日新聞より)


 ◆戦慄の原発小説      斎藤美奈子

  火山活動は活発化しているわ。川内原発は再稼働に向けて動き出すわ。政府はあんなザマだわ。右を見ても左を見ても不安だらけの日本。
 このタイミングを見計らったように出版されたのが、北野慶『亡国記』(現代書館)。2度目の原発事故を想定した希代の長編小説だ。読者より一足早く校正紙で読んだ私は叫んでしまった。なに、この怖さとおもしろさとリアルさはっ!
 物語は2017年4月からはじまる。その日の朝発生したマグニチュード8.6の大地震。静岡県の島岡原発3号機が爆発し、本州全域が高濃度の放射能に覆われて首都機能は完全に麻痺。時の岸部三郎首相ほか政府の要人は北海道に避難するも、特定秘密保護法下で情報は隠蔽され、やがて政府もジャーナリズムも機能不全に陥る。
 こんな状況の中、京都に住む父親と小学生の娘は西に向かって避難を開始。九州から船で韓国へ渡るが、それは難民となった彼らの苦難の旅の端緒にすぎなかった。
 フィクションとは思えぬ臨場感。大震災後に出た数々の原発関連小説の中でも読み応えはピカイチじゃないかな。多くの人には未知の作家の大きなチャレンジ。日本列島が海に沈む小松左京『日本沈没』(1973年)や日本が東西に分断される矢作俊彦『あ・じゃぱん』(97年)にも負けぬスケール感に圧倒される。(文芸評論家)
     (8月5日東京新聞「本音のコラム」より)


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┗■5.テント日誌8月2日(日)
 |  経産省前テントひろば1622日 商業用原発停止686日
 |  渋谷で高校生のデモもあった 氷を囲って冷たい話
 └──── (I・K)、(K・M)

 午前中は時折涼しい風が吹き楽だった。
暑いのに大変ですね。と言ってカンパをして下さる方も居て嬉しい。
滋賀から来た方はネットで知って寄って下さったそうだ。
安保法制反対行動のことを知りたくて来た方もいる。
チラシをお渡しして毎週木曜日の夜・そしてシールズは金曜の夜に抗議行動をしていること、今夜も渋谷で高校生デモがあるなど話した。
 午後からはテントに置かれた氷柱の溶けた水を道路に撒いて涼をとる。
そして最近やたら増えた鳩たちにも氷水をサービスした。
彼らは時折面白い行動をして楽しませてくれる。
 毎日来てくださるM子さんや午後番の人たちが来てくれたので私は早めにテントを去った。今日も平和な一日で幸いでした。  (I・K)

 渋谷の高校生デモの様子です。
 https://www.youtube.com/watch?v=2rICGG-iS0E

氷を囲って冷たい話

 誰かがでっかい氷を買っておいてくれ、テーブルの上に置いてある。触ると冷たくてとても気持ちがいい。
 明日から車で、広島、祝い島を経由して鹿児島県薩摩川内市に出かける人たちが、夏休みの旅行を準備する中学生の様にはしゃいでいる。
 月曜に第4回が開かれる森瑞枝さんの「テントでのお話の会」が話題に。神社神道が日本の中でどういう役割をしたか、宗教は自ずと、安倍政権を支える公明党と創価学会が俎上にのる。
平和の党が今何と情けないことになったのか。
 そう言えば、澤地久枝さんが呼びかけた「アベ政治を許さない」一斉行動を、公明党本部前で実施したら、沢山のリツイートが止まなかった。
やはり、今の状況で、多くの人々の公明党への怒りが強い。
 東京大空襲の数日後に車を降りた裕仁天皇に対して、ひれ伏して謝罪した多数の国民の話を辺見庸が書いていた。今もこんなに馬鹿げたメンタリティを持っている「国民」が多いのだろうか。であれば、そこから変えないといけない。
アジア・太平洋戦争における日本の加害を若い世代が知らないことも大問題。
冷たい氷を囲って気持ちが冷えてきたが、燃えねば。
 そう言えば、福島原発告訴団による「勝俣恒久元東電会長らの強制起訴決定」は非常にうれしいニュース。原子力規制庁ブリーフィングで、産経記者が規制庁に受け止めを尋ねたが、規制庁はノーコメントだった。
 月曜朝には、経産省本館前で経産省・資源エネルギー庁を批判しながらテントのチラシを撒くぞ。(K・M)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2554】
2015年8月4日(火)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.九州電力川内原発の再稼働を止めよう!
   原発ゼロで電気は大丈夫(足りている) 原発再稼働は大事故への一里塚
   川内原発現地の活動を応援!
   首都圏からの参加者に交通費支援カンパをお願いします
                柳田  真(たんぽぽ舎共同代表)
                             鈴木千津子(たんぽぽ舎共同代表)
★2.7月15日付メルマガ【TMM:No2536】
   ★1.『戦争法制反対と再稼働阻止運動は一つになろう』
   渡辺寿子さんに賛同して        斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.参考
   伊方原発3号機の再稼働を断念し、
   原発からの撤退を決断して下さい
   四国電力株式会社取締役社長 佐伯勇人殿
                                   「STOP!伊方原発・南予連絡会」
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆8/28「原発メーカー訴訟第1回口頭弁論」のご案内
   期日:8月28日(金)10時から 場所:東京地裁101号法廷
   報告集会:12時より 場所:衆議院第二議員会館1階多目的会議室
★5.新聞より1つ
  ◆東電、営業益3.2倍に 4~6月期・2282億円 燃料安で最高
                        (7月30日毎日新聞より)
━━━━━━━
※明日!8月5日(水)2つの抗議行動にご参加を!
 1.8/5(水)抗議行動 17:30から18:30
  九州電力川内原発再稼働反対・九電東京支社への抗議行動
  場所:有楽町電気ビル前(JR有楽町日比谷口下車)
  主催:再稼働阻止全国ネットワーク
 2.8/5(水)抗議行動 19:00から20:00
  東電は原発事故の責任をとれ第23回東電本店合同抗議 東京電力本店前
  呼びかけ:テントひろば/たんぽぽ舎 賛同:東電株主代表訴訟など122団体
━━━━━━━
※8/8学習会にご参加を!
 『戦争とメディア』全3回 パート1「大日本帝国の映像利用と抵抗」
  戦意高揚に利用された映画と新型爆弾
  -映画があおる・軍隊に入ればこの世は天国-

 日 時:8月8日(土)18時から20時(開場17時30分)
 お 話:加藤久晴さん(メディア総合研究所研究員)
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 主 催:たんぽぽ舎(スペースたんぽぽ講座会議)
 参加費:800円
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┗■1.九州電力川内原発の再稼働を止めよう!
 |  原発ゼロで電気は大丈夫(足りている) 原発再稼働は大事故への一里塚
 |  川内原発現地の活動を応援!
 |  首都圏からの参加者に交通費支援カンパをお願いします
 └──── 柳田  真(たんぽぽ舎共同代表)
                    鈴木千津子(たんぽぽ舎共同代表)

◎ メールマガジン読者の方々には、7月17日(金)発信の【TMM:No2539】で、鎌田慧さん、落合恵子さん、広瀬隆さんらの呼びかけによる「原発現地へ行く会」(呼びかけ人、賛同人の詳細は【TMM:No2539】をご覧下さい)のカンパ要請をお願いしました。

◎ 現在、たくさんの人々から約400万円のカンパが寄せられています。本日、「原発現地へ行く会」は、代理店に702万円を振り込みました。
 目標まであと100万円ほどです。時期的にも、「お盆」にあたり、航空運賃も通常の2倍ほど割高になっています。
  すでにカンパをいただいた方、ありがとうございます。忙しくて、郵便局や城南信用金庫に行く時間がとれない方、どうぞ、みなさんのあたたかい交通費カンパをお寄せください。

◎ たんぽぽ舎は、1989年発足以来26年間、『原発やめよう!ひとすじ』で努力してきました。今が正念場です。安倍晋三政権・原発推進勢力は、原発再稼働の第1号=九州電力川内原発を突破口に続々と原発の再稼働をねらっています。
 多くの国民の声を押し切って、安保法制(戦争法案)をゴリ押しする安倍政治の特徴です。
 但し、「新国立競技場」だけは支持率低下を恐れて白紙からやり直すという。
 今後、「新国立競技場のように」を合言葉にしたいものです。
  子どもや孫に「原発や核のゴミなどの負の遺産」をなるべく残さない。「あの時(2015年7から8月)、お父さん・お母さんの世代は何をしていたの?」と言われることのないためにも、私たちの持てる力を出し合いませんか。
  「日本の岐路・わかれ道」にあたって全力で努力したい。
  私たちと、孫・子のために、未来のために、日本のために!

◎ 交通費支援カンパにご協力下さい
    振込先
  ☆ゆうちょ銀行 口座番号 00190-0-361095 加入者名 原発現地へ行く会
  ☆城南信用金庫 九段支店
   口座番号 (普通)334455  口座名称 原発現地へ行く会

◎ 連絡先:「原発現地へ行く会」 TEL 070-5019-5907


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┗■2.7月15日付メルマガ【TMM:No2536】
 |  ★1.『戦争法制反対と再稼働阻止運動は一つになろう』
 |  渡辺寿子さんに賛同して
 └──── 斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)

  この記事は、戦後すぐから今日まで核武装を追求し続けた日本の核(原子力)政策の経過を整合的に述べたものである。
 あらゆる観点から即刻廃棄すべき原発に、なぜこれほどまでに安倍政権が固執するのか、その理由がよくわかる。
 アメリカはこれまで日本が核武装をすることを許可してこなかったが、中国の核が強大になったことをうけ、アメリカの管理下で限定的に日本を核武装させ中国と対峙させた方が得策と考えたのではないか、と渡辺さんは推測する。
 これに呼応するかのように出てきたのが「戦争法制」である。「戦争法制」が成立すると、日米の軍事一体化がより進み、日本が核武装に一歩近づくのではないかと危険視する。
 隠して核武装してきた日本政府のたくらみが、今や白日の下に晒された。
 直近の「川内原発の再稼働」と「戦争法制」は同根のものとして捉え、全力で阻止していかなくてはならない。


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┗■3.参考
 |  伊方原発3号機の再稼働を断念し、
 |  原発からの撤退を決断して下さい
 |  四国電力株式会社取締役社長 佐伯勇人殿
 └──── 「STOP!伊方原発・南予連絡会」

                              2015年7月27日
 四国電力株式会社取締役社長
 佐伯 勇人殿
            申 入 書

 伊方原発3号機の再稼働を断念し、
        原発からの撤退を決断して下さい。

                  STOP!伊方原発・南予連絡会

  御社は以前から伊方原発3号機の年内再稼働を公言し、大規模工事を連日繰り返してきましたが、規制委の適合審査合格を受けて20km圏の全戸訪問等、3号機再稼働に向けて突っ走っています。けれども今一度ここで立ち止まり、この問題が伊方原発30km圏のみならず、南予全域、さらには全四国・全瀬戸内地域全体の住民の命と人格権、ふるさとの存続に関わる重大さを考え、だからまた御社の社会的責任の重大さを考え、伊方原発3号機の再稼働を断念されるよう要望します。
 このところ南予地域は頻々と地震に見舞われています。そのたびに私たちは南海トラフ巨大地震の切迫性に想いを致し、それによって引き起こされる原発事故・原発災害の恐怖に怯える暮らしを強いられています。事実、地震学者、火山学者はこぞって大地動乱の時代と警鐘を発し、いつどこで大地震や火山大噴火が起きるかもしれないと警告しています。南海トラフ巨大地震の震源域の真上にあるにある四国はどこでもその対策に追われています。そういう中での伊方原発3号機の再稼働は、この地を複合災害の奈落へと引き込んでいく、常軌を逸したものと言わねばなりません。まして伊方原発は日本最大の活断層である中央構造線のほぼ真上に存在しており、本来そこにはあってはならないものです。
  私たちは3・11で深い決断をしたはずです。原発もまた核であり、核エネルギーを制御することはできず、核と人類は共存しえない、それ故原子力から撤退すべきであると。
 その決断をもたらした福島原発事故は未だに継続し、事故の検証、事故原因の究明はおろか、溶け落ちた核燃料の現状もつかめないまま、1日7000人の被ばく労働にもかかわらず、今なお放射能を放出し続け、高濃度汚染水を太平洋に垂れ流し続けています。
 終わりなき原発災害は、今なお12万人の避難生活の苦しみ、山積みされた汚染土、失われたふるさと、そして子供たちの甲状腺がんの異常多発と、拡大し続けています。しかも再稼働の推進と避難者の棄民は一対をなしています。このような現実を前に伊方原発の再稼働に突き進む御社の社会的倫理と責任はどのようなものなのか、しっかりと答える義務があります。
 報道によれば、御社は福島第一原発を超える程のメルトスルーが起きる事故でも対応が可能=放射性物質の放出を防止できると自負されているが、それこそ甘い評価でのご都合主義的なシナリオであり、最悪の場合でも周辺への影響は軽微という新たな安全神話に他ならない。しかも伊方3号機はプルサーマル発電であり、予測しえない事故の危険をはらんでいる。
 ひとたび過酷事故が起きれば、放射能の大量放出は避けらず、それは西風に乗って南予全域、さらには全四国・全瀬戸内地域、そして関西にまで汚染しつくすであろう。ふるさとは奪われ、私たちは被ばくしながらその上で長期の過酷な避難生活を強いられる。汚染水は瀬戸内海を死の海に化し、ミカン山は荒れ果て、子供たちは将来にわたって被ばくによる健康障害に怯えさせられる。
 いったい、この時御社はどのような責任を負うのか。
  また使用済み核燃料は処理できず、近い将来完全に行き詰まります。特にMOX燃料は500年間の冷却が必要と言われているが、御社はそれに責任を負えるのか。10万年の安全保管に責任を負えるのか。
 今こそ本当に決断の時である。原発ゼロでも電気は足りている。今夏もピーク時の予備率は関電へ電力融通してなお、11%超と御社は発表しています。
 太陽光発電によって供給量は増し、需要はLED効果や人口減によって縮小傾向にあり、さらに自家発電や新電力へと移行する流れも強まっています。原発維持・対策工事の巨額の支出は電気料金を押し上げ、四電離れを加速しています。来年からの電力自由化を見すえるとき、原発に固執する限り、御社に未来はない。
 今こそ大英断を下し、伊方原発3号機の再稼働を断念し、原子力からきっぱりと撤退し、地域の人々とともに、地域に貢献しうる再生可能エネルギーの活用・普及に尽力し、人々の尊敬を得られるような道に進み出すべきである。


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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆8/28「原発メーカー訴訟第1回口頭弁論」のご案内

 期日:8月28日(金)10時から(傍聴整理券配布は9時より)
 場所:東京地裁101号法廷
 報告集会:12時より 場所:衆議院第二議員会館1階多目的会議室
 主催:原発メーカー訴訟原告団・弁護団 http://nonukesrights.holy.jp/

 この「原発メーカー訴訟」というのは、原発の大事故を起こした福島第一原発の原子炉を造ったメーカーであるGE、東芝、日立のメーカー責任を問う裁判です。(「原子力損害賠償法」により電力会社のみが賠償責任を負い、原発メーカーは賠償責任が免責されている)
 原告数は3月時点で3,860名(国内:1404名、国外:2456名)です。


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┗■5.新聞より1つ
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 ◆東電、営業益3.2倍に 4~6月期・2282億円 燃料安で最高

  東京電力が29日発表した2015年4~6月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比約3.2倍の2282億円と、4~6月期としては過去最高となった。火力発電の燃料で、同社の発電電力の約7割を占める液化天然ガス(LNG)の輸入価格が前年同期に比べ約4割下落し、燃料費が2231億円減少したため。
 電気料金は、輸入燃料価格の3カ月平均値を自動的に料金に反映する「燃料費調整制度」で毎月見直される。ただ、その見直しが、燃料費の変動から3~5カ月遅れるため、先行する燃料費の下落分が利益を押し上げた格好だ。同制度による利益の押し上げ分は1800億円程度と試算できるという。
 東電は「同制度の影響を除くと収支水準は前年と大きく変わっておらず、楽観できる状況ではない」として、運転を停止している柏崎刈羽原発の早期再稼働が必要との認識を改めて示した。
    (7月30日毎日新聞より)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2553】
2015年8月3日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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★1.第五検察審査会による「東電取締役3名強制起訴」の中身
   ほとんど完璧な事実認定、想定外などとの言い訳は認めなかった
                       山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.川内原発は再稼働できない
   原発産業は大苦境-東芝も三菱重工業も
                山田 武 (たんぽぽ舎ボランティア)
★3.「再稼働阻止全国ネットワーク」NEWS第8号発刊
                 「再稼働阻止全国ネットワーク」
★4.新聞より3つ
  ◆暗躍する自民「電力族」 廃炉逃れ・再稼働・増設を推進
       議連100人超に拡大 新規制基準、真っ向否定
   活断層あっても原発運転!? 「福島」の反省 どこへ
   規制委も骨抜き    (8月2日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
  ◆川内原発 迫る再稼働 鹿児島県外から説明会要請続々
   九電応じず   (8月3日東京新聞2面より)
  ◆原発避難計画 半数なし 30キロ圏の医療機関・社福施設
   川内は10キロ圏のみ策定 (8月3日朝日新聞1面より見出しのみ)
━━━━━━━
※8月5日(水)2つの抗議行動にご参加を!
 1.8/5(水)抗議行動 17:30から18:30
  九州電力川内原発再稼働反対・九電東京支社への抗議行動
  場所:有楽町電気ビル前(JR有楽町日比谷口下車)
  主催:再稼働阻止全国ネットワーク
 2.8/5(水)抗議行動 19:00から20:00
  東電は原発事故の責任をとれ第23回東電本店合同抗議 東京電力本店前
  呼びかけ:テントひろば/たんぽぽ舎 賛同:東電株主代表訴訟など122団体
━━━━━━━
※8/8学習会にご参加を!
 『戦争とメディア』全3回 パート1「大日本帝国の映像利用と抵抗」
  戦意高揚に利用された映画と新型爆弾
  -映画があおる・軍隊に入ればこの世は天国-

 日 時:8月8日(土)18時から20時(開場17時30分)
 お 話:加藤久晴さん(メディア総合研究所研究員)
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 主 催:たんぽぽ舎(スペースたんぽぽ講座会議)
 参加費:800円
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┗■1.第五検察審査会による「東電取締役3名強制起訴」の中身
 |  ほとんど完璧な事実認定、想定外などとの言い訳は認めなかった
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

◯ 第五検察審査会は、7月17日に告訴されていた東電取締役のうち3名を起訴相当と議決し、7月30日に公表した。
 議決の要旨は次の通り。(原文どおり)
 被疑者らは,東京電力株式会社(以下「東京電力」という。)の関係者であるが,福島第一原子力発電所(以下「福島第一原発」という。)の運転停止又は設備改善等による安全対策を講じて,大規模地震に起因する巨大津波によって福島第一原発において炉心損傷等の重大事故が発生するのを未然に防止すべき業務上の注意義務があるのにこれを怠り,必要な安全対策を講じないまま漫然と福島第一原発の運転を継続した過失により東北地方太平洋沖地震(以下「本件地震」という。)及びこれに伴う津波(以下「本件津波」という。)により,福島第一原発において炉心損傷等の重大事故を発生させ,水素ガス爆発等により一部の原子炉建屋・格納容器を損壊させ,福島第一原発から大量の放射性物質を排出させて,多数の住民を被ばくさせるとともに,現場作業員らに傷害を負わせ,さらに周辺病院から避難した入院患者らを死亡させた。

◯ 議決に至った犯罪事実については、次の通りである。
 なお、これは筆者による要約である。

 勝俣恒久会長は経営における最高責任者として経営判断を通じて
 武黒一郎副社長原子力・立地本部長は原子力担当の責任者として原子力発電所に関する知識情報を基に実質的経営判断を行うことを通じて
 武藤栄副社長原子力・立地本部長は原子力担当の責任者として原子力発電所に関する知識、情報を基に技術的事項に関して実質的判断を行うことを通じて
 福島第一原発の運転停止又は設備改善等による各種安全対策に関する実質的判断を行い、地震、津波による原子力発電所の重大事故の発生を未然に防止する業務に従事していた。

◯ 検審が認めた事実は次の通り (1から9)

1 福島第一原発が順次設置許可申請を行い建設されたのは1960~70年代、日本で最も津波に対する余裕の少ない原発だった。

2 その後、地震調査研究推進本部(推本)の地震調査委員会が2002年7月31日に公表した「三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価について」(長期評価)で三陸沖北部から房総沖の海溝寄りの領域内のどこでもMt(この場合は津波マグニチュードの意味)8.2前後の津波地震が発生する可能性があるとした。

3 2006年9月、原子力安全委員会により改定された耐震設計審査指針(新指針)では、「極めてまれ」であろうと原発が供用中に発生する可能性があると想定される津波に対して、施設の安全機能に対し、重大な影響を与えないことを十分に考慮した設計でなければならないとした。

4 新指針に対応して原子力安全・保安院は各電力事業者に対し、既設の原子力発電所について耐震バックチェックを指示した。いわゆる「バックチェックルール」では、津波の評価について、これまでに発生した津波の状況に加えて最新の知見をも考慮することとされた。

5 加えて海外事例や東電内で発生した浸水事故などで明らかになった、巨大津波により原発が浸水した場合予想される、非常用電源設備や冷却設備等の機能喪失に起因して、最悪の場合には炉心損傷等の重大事故が発生する可能性があるととが既に明らかとなっていた。

6 2007年11月頃から東電では、耐震バックチェックにおける津波評価について、推本の長期評価の取扱いに関する検討を開始したが、2008年3月頃には推本の長期評価を用いると、福島第一原発のO.P.(小名浜港工事基準面)+10メートルの敷地(10m盤)を大きく超える可能性があることが判明した。

7 それ以降、武藤栄は、少なくとも2008年6月にはその報告を受け、武黒一郎は少なくとも2009年5月ころまでにはその報告を受け、勝俣恒久は少なくとも-2009年6月ころまでにはその報告を受けることにより、被疑者ら3名はいずれも、福島第一原発の10m盤を大きく超える津波が襲来する可能性があり、その結果浸水して非常用電源設備や冷却設備等が機能を喪失、炉心損傷などの重大事故が発生する可能性があることを予見し得た。

8 したがって、被疑者3名は福島第一原発の10m盤を大きく超える津波が襲来した場合を想定し、何らかの設備改善等の安全対策を講じることを検討し、何らかの合理的な安全対策が講じられるまでの間、福島第一原発の運転を停止すること等も含めた措置を講じることで、炉心損傷等の重大事故が発生することを未然に防止すべき注意義務があった。

9 しかしながら、これを怠り、漫然と福島第一原発の運転を継続した過失により、東北地方太平洋沖地震に伴い発生した津波により、全電源喪失及び非常用電源設備や冷却設備等を機能喪失させ、炉心損傷等の重大事故を発生させ、大量の放射性物資を排出させた結果、双葉病院の入院患者を始めとして多くの市民に結果として死亡させ、事故対策に当たった消防署員や自衛隊員を負傷させるに至った。


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┗■2.川内原発は再稼働できない
 |  原発産業は大苦境-東芝も三菱重工業も
 └──── 山田 武 (たんぽぽ舎ボランティア)

  米国(カリフォルニア州サンディエゴ)のサンオノフレ原発が廃炉になった原因は、三菱重工が納入した蒸気発生器に欠陥があったからである。
 設計上のミスと言われているが、同系の蒸気発生器が今度、再稼働予定の九州電力川内原発に使われている。
  ご参照下さい。 https://goo.gl/2JWDlx

※参考記事

 三菱重工へ損賠請求額9300億円に 廃炉巡り米電力

  三菱重工業は28日、米カリフォルニア州のサンオノフレ原発の廃炉をめぐる米電力会社サザン・カリフォルニア・エジソンからの損害賠償請求額が、75億7000万ドル(約9300億円)になる見通しだと発表した。
 エジソンは2013年10月、故障して廃炉の原因となった蒸気発生器を製造した三菱重工が全損害の賠償責任を認めないことを不服とし、国際商業会議所(ICC、パリ)に仲裁を申し立てた。 (後略) 
   (7月29日毎日新聞6面より抜粋)


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┗■3.「再稼働阻止全国ネットワーク」NEWS第8号発刊
 └──── 「再稼働阻止全国ネットワーク」

◎「再稼働阻止全国ネットワーク」NEWS第8号(A4判12頁)が発行されました。 その目次を紹介致します。

§1.「自然からの最後の警告」を誠実に聴こう
   地震・津波・火山噴火の活発期に入った日本列島
   =川内原発再稼働は日本破滅の一里塚=
              柳田 真 (再稼働阻止全国ネットワーク事務局)
§2.未来を拓く8・10ゲート前大行動へ
        向原祥隆 (ストップ再稼働!3・11鹿児島集会実行委員会)
§3.川内原発民間規制委員会・かごしまの闘い
              岩井 哲 (民間規制委員会・かごしま・事務局)
§4.アウシュビッツとフクシマ   黒田節子 (原発いらない福島の女たち)
§5.若狭での「原発再稼働阻止」の闘い
            木原壯林 (「若狭の原発を考える会」・「若狭の家」運営委員会)
§6.再稼働を阻止する日本の運動が、アジアの反原発運動を勇気づけている
      宇野田陽子 (ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局)
§7.7・15棟はまだまだ増える-寝袋持参でテントへ!
                                小川正治 (川内久美崎テントにて)
§8.ストップ再稼働!6/73万人大集会 in 福岡
     青柳行信 (原発いらない!九州実行委員会・九電本店前ひろば代表)
§9.伊方原発再稼働反対運動の現状について
                井出久司 (原発さよなら四国ネットワーク)
§10.高浜3、4号機と若狭・福井の取り組み
                    若泉政人 (サヨナラ原発福井ネットワーク)
§11.久美崎の女、3人記   岩下雅裕 (川内の家)
§12.働きもの~ミツバチだより 堀内美鈴 (愛媛県・松山市在住)

発行:「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549


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┗■4.新聞より3つ
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 ◆暗躍する自民「電力族」 廃炉逃れ・再稼働・増設を推進
      議連100人超に拡大 新規制基準、真っ向否定
  活断層あっても原発運転!? 「福島」の反省 どこへ
  規制委も骨抜き

  原発推進路線をひた走る安倍政権の下で暗躍しているのが、自民党の「電力族」である。再稼働ばかりに注目が集まるが、見逃せないのが廃炉逃れの工作だ。原発直下に活断層があれば廃炉に追い込まれる。原子力規制委員会の審査では、日本原子力発電敦賀原発(福井県)が「直下に活断層あり」と判断され、北陸電力志賀原発(石川県)なども同じ道をたどる可能性がある。そこで族議員たちは現行ルールを改めようと試みているのだ。自民党は福島原発事故から何も学ばないのか。(後略)   (8月2日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)


 ◆川内原発 迫る再稼働 鹿児島県外から説明会要請続々
  九電応じず

  九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)の再稼働が迫るなか、九電に公開の説明会を求める声が、鹿児島県外にまで広がっている。宮崎、熊本両県では、四つの市町議会が決議などの形で意志を表明した。だが、九電は求めに応じていない。
 原発から78キロ東の宮崎県高原町。川内原発がある西からの風が吹くことも多く、市民グループが原発近くから風船を飛ばした実験では、3時間後に町内で拾われたこともある。
 議会は「事故時に原発の風下になれば、町は壊滅的被害を受ける。まさに『被害地元』そのもの」と主張。説明会を求める文書を九電に送った。中村昇町議(63)は「放射能は県境に関係なく飛んでくる。このままの再稼働は許されない」と焦りをにじませる。
 隣り合う鹿児島県出水市から避難住民を受け入れる計画の熊本県水俣市では、同議会が「(福島では)いまだ12万人が故郷を奪われたままなのに、原因の究明は中途半端。市民が不安なまま再稼働に踏み切るのは無責任だ」と安易な再稼働を批判するとともに、説明会を求める決議をした。
 原発まで130キロほど離れた熊本県荒尾市と大津町の議会はいずれも、福島の事故当時、政府が250キロ圏まで避難が必要になる最悪のケースを想定していたことを指摘。「川内原発にあてはめれば九州全域がすっぽり入り、全県が避難の対象になる。説明会は当然」などと訴えた。
 鹿児島県内では3月以降、原発から約170キロ離れた屋久島町議会など6市町議会が九電に説明会を求めてきたが、九電は「個別の要請に応じて話はしている」と、公の場での開催を避けている。  (8月3日東京新聞2面より)


 ◆原発避難計画 半数なし 30キロ圏の医療機関・社福施設
  川内は10キロ圏のみ策定  (8月3日朝日新聞1面より見出しのみ)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2552】
2015年8月1日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
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★1.安保(戦争)法制と原発再稼働は“密接につながる”
   両者を包括的にとらえてほしい-シールズ・総がかり行動の人々に要望
   再稼働は日本を滅ぼす  連載30
           柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.8月8日(土)から11日(火)の九電川内原発行動について
   5つの情報・お知らせ       原発現地へ行く会(事務局Y)
★3.「おおまちがい といえば 大間原発」(核燃サイクル=
   プルトニウム生産=潜在的核保有能力=のフン詰まり状態を
   なんとかしたいフルMOX原発)
   その下北半島大間の地で行われた大マグロックコンサートに続く
   現地集会で、さし迫っている鹿児島原発再稼働は
   許さないの声で川内原発を包囲しようと呼びかけた
                 伊藤晴夫 (たんぽぽ舎ボランティア)
★4.新聞より4つ
  ◆裁判で原発事故究明を
          (8月1日東京新聞「金曜日の声・官邸前」より)
  ◆東電元3幹部 強制起訴へ 「原発 万が一に備える義務」
                (8月1日東京新聞朝刊1面より抜粋)
  ◆事故回避 再三の機会放置 国も安全対策ブレーキ
             (8月1日東京新聞朝刊2面「核心」より抜粋)
  ◆市民の力 扉開いた 東電元幹部強制起訴へ
     避難女性「無責任許さぬ裁判に」 告訴団・弁護団「やっとここまで」
                           (8月1日東京新聞朝刊29面より抜粋)
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※8月5日(水)2つの抗議行動にご参加を!
 1.8/5(水)抗議行動 17:30から18:30
  九州電力川内原発再稼働反対・九電東京支社への抗議行動
  場所:有楽町電気ビル前(JR有楽町日比谷口下車)
  主催:再稼働阻止全国ネットワーク
 2.8/5(水)抗議行動 19:00から20:00
  東電は原発事故の責任をとれ第23回東電本店合同抗議 東京電力本店前
  呼びかけ:テントひろば/たんぽぽ舎 賛同:東電株主代表訴訟など122団体
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┗■1.安保(戦争)法制と原発再稼働は“密接につながる”
 |  両者を包括的にとらえてほしい-シールズ・総がかり行動の人々に要望
 |  再稼働は日本を滅ぼす  連載30
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

1.私たちの認識と活動
 原発反対や原発とめようを軸に
1989年以来、26年活動してきたたんぽぽ舎は、2011年3月11日の東京電力福島第一原発大惨事からは、福島支援-原発再稼働反対に全力を注いでいます。
 さらに最近は、安倍内閣の安保(戦争)法制に反対し、安保法制化と原発の密接な関係を指摘、バクロし、両者はつながっている、両者を包括的にとらえて闘おうとよびかけてきました。それは、たんぽぽ舎の毎週金曜・首相官邸前抗議行動のビラ(3000枚)と日刊メールマガジン(約6000件のアドレス)で、小文を掲載し、訴えてきました。山崎久隆さんの文、渡辺寿子さんの文、柳田の文などを掲載-戦争になると最初に攻撃されるのは原発であり、軍事基地(沖縄)であると訴えてきました。また、原発産業と兵器産業が重なっていることをアピールしてきました。

2.人々の積極的反応
 私たちの訴えやビラに対して、「シールズ」に集う若い学生も、「総がかり行動」に参加する人も好意的反応が一段と多くなってきました。
 初期の頃は、ビラの受け取りは多くありませんでしたが、7月に入ってからは毎週金曜のたんぽぽ舎のビラの受け取りは良く、又、メールマガジンへの反応も多くなりました。

3.「総がかり行動」のスローガンに欠けているもの
 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委主催の行動にも、たんぽぽ舎女性陣を中心に「もう原発やめよう」、たんぽぽ舎のノボリ旗を掲げて、かかさず参加してきました。
 その中で気になったことは、10本以上のスローガン(総がかり行動のレジメ)に、1つも原発のスローガンがありません。「安保(戦争)法制と原発再稼働」の関連性を訴えるスローガンもありません。安保(戦争)法制反対運動・集会が原発反対運動と切断されています。大変残念です。もったいないです。

4.9・23集会の2大スローガンを支持する
 「さようなら原発」一千万署名 市民の会(内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田慧、坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴)が主催し、協力が「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」のビラ・大見出しは「9・23さようなら原発、さようなら戦争全国集会-NO NUKES NO WAR-」です。
 原発再稼働反対と安保(戦争)法制反対の2つを、2大スローガンとして並べて開かれる集会です。
 私は、この名称の正しさを思い、心から支持します。(もっと早く出してほしかったが…)願わくは、8月の総がかり行動(毎週火曜と木曜の行動、8月30日の10万人集会)でも、この2大スローガンの趣旨、精神の正しさを受け止めて、両者の運動を盛り上げてほしい。
 1プラス1は3以上になる。逆に、運動の不結合・分断は、支配層(安倍政権)を喜ばす。


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┗■2.8月8日(土)から11日(火)の九電川内原発行動について
 |  5つの情報・お知らせ
 └──── 原発現地へ行く会(事務局Y)

1.原発現地へ行く会が用意した飛行機に乗る参加者が満員(105名)になりました。
 これ以降の参加申し込みはキャンセル待ちとなります。
 よろしくお願い致します。

2.鎌田慧さんら10人の呼びかけ人と超党派の国会議員の賛同による「川内原
 発へ行く基金」(原発現地へ行く会)は、皆さまのご協力により、カンパ総額
 が400万円に近づきました。あと一歩です。
  航空料金は、代理店の「HIS」 から702万円(105名で1人6万円+1部
 キャンセル料)を8月4日(火)までに 支払ってほしいといわれています。
 従って、8月4日に支払う(1部借入金で)予定です。
  参加申し込みをされた方で、まだ「参加費3万円」を収めていない場合は
 8月3日(月)以降、早急に以下の口座にお振り込みをお願い致します。

  ・ゆうちょ銀行 郵便振替口座番号 00190-0-361095
          加入者名 原発現地へ行く会
   振込用紙に「参加費」と明記願います。

 引き続き、皆さまよりのカンパ協力をお願い致します。

3.8月1日(土)NHKの報道…「九州電力は、再稼働の時期について、
 31日、原子力規制委員会に対して最終的な設備の検査などを終え、早けれ
 ば今月10日にも再稼働させる計画を報告しましたが、関係者によりますと、
 11日以降に再稼働させる方針であることが分かりました。」

4.川内原子力発電所1号機起動時期に関するNHK報道について
                平成27年8月1日 九州電力株式会社
 本日のNHKのニュースにおいて、「川内原発1号機の起動の時期を8月11日以降とする方針であることがわかった」と報道されておりますが、当社が発表したものではありません。
  当社は、川内原子力発電所1号機に関し、8月10日以降、準備が整い次第、原子炉起動することを目指しておりますが、現時点で、具体的な日程について決まったものはありません。    九州電力ホームページより

5.私たちの方針
 「川内原発再稼働のスイッチを押させない」と再稼働反対方針で活動して
 いる鹿児島の3・11実行委員会の方針は「9日(日)の集会は予定通り実
 施」「10日(月)の行動は、8月4日に話し合う予定」です。
 従って、私たちは予定通りの日程で出発です。
  8月8日(土)19:10発(第1陣)、9日(日)08:15発(第2陣)も共に予定
 通りです。

 ☆問い合わせ:「原発現地へ行く会」TEL 070-5019-5907
                   FAX 03-3238-0797
              「鹿児島3・11実行委員会」TEL 099-248-5455
                      FAX 099-248-5457


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┗■3.「おおまちがい といえば 大間原発」(核燃サイクル=
 |  プルトニウム生産=潜在的核保有能力=のフン詰まり状態を
 |  なんとかしたいフルMOX原発)
 |  その下北半島大間の地で行われた大マグロックコンサートに続く
 |  現地集会で、さし迫っている鹿児島原発再稼働は
 |  許さないの声で川内原発を包囲しようと呼びかけた
 └──── 伊藤晴夫 (たんぽぽ舎ボランティア)

 全国からミュージシャンが手弁当で駆けつけて8回目となる、今年の大マグロックコンサート(7/18 土~)では午後1時きっかりに澤地久枝さんが呼びかけた《アベ政治を許さない!!》の連帯メッセージを参加者全員で掲げて意思を確認しました。
 そして翌日の大間原発建設反対現地集会では、たんぽぽ舎と「再稼働阻止全国ネットワーク」から、九州電力が再稼働をねらう8月10日には、鹿児島・川内に集まろうという緊急アピールと、それを支える《川内原発へ行こう基金》※ への協力を訴えました。
 この集会と引き続くパレードの様子は、ユーチューブにアップされています。全編を見るには2時間以上の時間が必要ですが、敢ておすすめします。
 川内原発への訴えは28分50秒あたりから。それに引き続く「原発いらない福島の女たち」の黒田さんの訴えや、各地の現場で戦うなかまのアピールには貴重な情報ももり沢山。
 そして地元大間町に暮らす方々も注目する、大間原発建設反対町内パレードの様子(工夫)も要注目です。
 YouTube 大間原発建設反対現地集会2015 ⇒
      https://www.youtube.com/watch?v=OUpP9nPfYrk
 ※菅直人元首相の呼びかけ⇒
  http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-12053708084.html
◎本稿は、7月23日発信の【TMM:No2543】のレポート「『大間原発』建設を止めよう!大間原発ロックコンサートに参加して(7/18-19)」=山田和秋さん (たんぽぽ舎ボランティア) の続きです。


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┗■4.新聞より4つ
 └──── 

 ◆裁判で原発事故究明を

 川崎市麻生区、主婦門平きょう子さん(61)
 この脱原発デモに参加する前に、安全保障関連法案に反対する集会にも行ってきた。2つの問題に共通するのは命の大切さ。子や孫に普通に暮らせる社会を残したい。それがわれわれの責任だ。

 東京都杉並区、無職丸山暢久さん(67)
 東電元会長ら旧経営陣3人が強制起訴されることになったのは非常に良い。裁判の過程で責任の所在や原因を究明するのは最低限やるべきこと。その前に早く廃炉にしなくてはいけない。(8月1日東京新聞「金曜日の声・官邸前」より)

 ◆東電元3幹部 強制起訴へ 「原発 万が一に備える義務」

 東京電力福島第一原発事故の刑事責任をめぐり、東京地検が二度不起訴とした東電の勝俣恒久元会長(75)ら旧経営陣3人について、東京第五検察審査会は31日、業務上過失致死傷罪で起訴すべきとする2回目の議決を公表した。3人は今後、裁判所が指定した検察官役の弁護士が強制的に起訴する。市民の判断により、原発事故の刑事責任が初めて裁判で問われる。
 選挙権のある国民から選ばれた審査員11人による議決で、7月17日付。他に起訴議決が出たのは、武藤栄(さかえ)元副社長(65)と、武黒(たけくろ)一郎元副社長(69)。
 検審は議決で、「原発事業者は『万が一にも』発生する津波、災害にも備えなければならない高度な注意義務を負う」と指摘。勝俣元会長らを「福島第一原発に高さ15.7メートルの津波が襲う可能性があるとの試算結果の報告を、遅くとも09年6月までに受けたが、必要な措置を怠り、津波による浸水で重大な事故を発生させた」とした。
 東電は07年7月に柏崎刈羽原発事故などを経験し、原発が浸水すれば電源を失って重大事故が起きる危険性を把握していたとも指摘。勝俣元会長らは福島第一原発でも地震と津波による事故発生を予測でき、運転停止や防潮堤の建設などの対策を取れば、事故を避けられたと結論づけた。
 事故では、近隣病院の入院患者が避難を余儀なくされ、衰弱死するなどした。検審は、原発の建物が爆発した際に負傷した東電関係者や自衛官ら計13人と、死亡した患者計44人を被害者と判断した。  (後略)
      (8月1日東京新聞朝刊1面より抜粋)

 ◆事故回避 再三の機会放置 国も安全対策ブレーキ

 東京電力福島第一原発事故の刑事責任が、初めて法廷で裁かれる。東電の勝俣恒久元会長(75)ら旧経営陣3人を「起訴すべきだ」とした31日の東京第五検察審査会の議決。原発には巨大な危険性がひそみ、「万が一」に備える高度な注意義務があったと、明確に判断した。今後の裁判は、何度もあった事故回避の機会を放置してきた日本の原発政策の是非が問われる場でもある。 (後略)
  (8月1日東京新聞朝刊2面「核心」より抜粋)

 ◆市民の力 扉開いた 東電元幹部強制起訴へ
    避難女性「無責任許さぬ裁判に」

 閉じかけていた司法の扉を、市民が開いた。未曽有の被害をもたらした東京電力福島第一原発事故から4年4カ月。31日に検察審査会が公表した議決に基づき、東電の歴代経営陣3人が強制起訴され、刑事責任を追及する裁判が開かれることが決まった。福島県内をはじめ各地では今もなお、11万人が避難生活を続ける。この日を待ち望んだ人々は喜びの声を上げ、法廷で事故の真相が語られることを期待する。
 「絶対に起こしてはいけない事故を起こしたのに、誰も責任を問われないのはおかしい。起訴議決は市民の良識の表れだ」
 原発事故で福島県南相馬市の自宅を追われ、神奈川県愛川町で避難生活を続ける山田俊子さん(74)は、この日の起訴議決を、たまたま用事で戻っていた自宅のテレビで知った。 (後略)

 告訴団・弁護団「やっとここまで」

 検察審査会が入る東京地裁の前では、福島県民らでつくる福島原発告訴団の人たちが「強制起訴」「市民の正義」と書かれた垂れ幕を掲げ、喜びの声を上げた。
弁護団からは「市民の正義感が裁判のドアを開いた」と、議決を評価する声が相次いだ。
 「11万人の避難者がいまだに自宅に戻れず、甚大な被害を引き起こした事故の刑事裁判を、怒りと悲しみの中で切望してきた。やっとここまで来た思いだ」。事故から4年4カ月。団長として先頭に立ち続けた武藤類子さん(61)=福島県三春町=は、記者会見で目を潤ませた。 (中略)
 海渡雄一弁護士は、議決が「コストよりも安全対策を第一とするのが、原発にかかわる責任ある地位にある者のあるべき姿勢だ」と判断した点を評価。「市民にとっては当然の考えであり、不起訴とした検察の判断が間違っているのは明白だ」とした。 (8月1日東京新聞朝刊29面より抜粋)
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