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たんぽぽ舎です。【TMM:No1409】
2012年4月3日(火) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.4月4日(水)再稼働阻止めざし討論会、11日(水)デモ、
   7日(土)・8日(日)か10日(火)・11日(水)にサクラ調査(東京・文京)
   14日(土)・15日(日)・16日(月)は浜岡応援と伊方応援団を送る
★2.大飯原発再稼働、判断先送り 近隣府県の反発に配慮
                        (4月3日 朝日新聞)
★3.浜岡原発 21メートルの津波、従来想定の倍
    防波壁を3メートル上回る        (4月1日 読売新聞)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇4月8日午後1時半から、目黒ふれあい館
 公開「時事問題を考える会」へのお誘い
◇4月11日19時から、文京シビックセンター『ポスト311時代のメディア
 とは ~公共的なメディアを取り戻す作戦会議~』
★5.本の紹介
◇放射能対策ハンドブック『原発事故と子どもたち』
  黒部信一・著、三一書房・刊、定価:本体1300円+税
★6.<テント日誌 3/30(金)―経産省前テントひろば202日目―>
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.4月4日(水)再稼働阻止めざし討論会、11日(水)デモ、
 │  7日(土)・8日(日)か10日(火)・11日(水)にサクラ調査(東京・文京)
 │  14日(土)・15日(日)・16日(月)は浜岡応援と伊方応援団を送る
 └────
 
 たんぽぽ舎は反原発自治体議員・市民連盟と共同して、当面の最大重点とし
 て原発の再稼働阻止を盛り上げる諸行動に取り組んできました。政府と各自
 治体へのハガキ運動も8000通を超えました。
 
 4月は次の行動に取り組みます。多くの方の参加を期待します。(柳田真)
 
 ・4月4日(水)18:45~ 再稼働阻止にむけて討論会、4人の報告と討論
 ・4月11日(水)18:00~ 原発ゼロへ!止めよう再稼働(日比谷からデモ)
 ・4月初旬 サクラ調査、サクラを調べて環境悪化・放射能を知る、小石川
   植物園(文京区)で実地調査。日程は7日・8日・10日・11日の何れか
   を予定しています(9日は休園日)。詳細はたんぽぽ舎サクラ調査担当
   へ問い合わせ下さい(sakura@tanpoposya.net)。七分咲きの時期が
   調査に好適です。
 ・4月14日(土)は、浜岡原発止めよう静岡ネットワーク総会と広瀬隆さん
   講演会です。例年どおり東京から応援参加します。1泊して、浜岡原発
   の18メートルの「壁」建設周辺の話しも聞きたい
 ・4月15日(日)・16日(月)は、伊方原発が危ない─再稼働に反対する4.15松
   山集会、現地からの要請に応えて愛媛県伊方原発阻止の応援団を派遣し
   ます。現在7名の申し込み(拡大中)
   再稼働阻止のために、やれることをすべてやろう!
 ・「原発ゼロへ 再稼働やめて!」の鯉のぼりバッヂの作成を検討中
   5月5日鯉のぼりの日、日本の原発ゼロに!(最後の原発泊3号-北海
   道電力-が止まる日)
 
 
┏┓
┗■2.大飯原発再稼働、判断先送り 近隣府県の反発に配慮
 └────(4月3日 朝日新聞)
 
  野田政権は2日、定期点検で停止中の関西電力大飯原発3、4号機(福井
 県おおい町)を再稼働させる政治判断を先送りする方針を固めた。福井県に
 隣接する京都府や滋賀県などの反発が強く、慎重に見極める。政権がめざす
 4月中の再稼働も厳しい情勢になった。
 (中略)
  藤村修官房長官は2日の会見で「大阪市は関西電力の大株主であり、ご意
 見をきちんと聞く必要がある」と語った。
  原子力安全委員会が安全審査を認めたことを受け、野田政権は4月に経産
 相が福井県を訪ね再稼働へ説得に入る日程を描いていた。
 
 
┏┓
┗■3.浜岡原発 21メートルの津波、従来想定の倍
 │   防波壁を3メートル上回る
 └────(4月1日 読売新聞)
 
  内閣府の検討会が31日に公表した南海トラフの巨大地震による津波想定
 は、中部電力浜岡原子力発電所付近(静岡県御前崎市)を最大高さ21メート
 ルの巨大津波が襲うと予測し、約10メートル(遡上高)を前提に計画してい
 た同原発の津波対策の抜本的な修正を迫ることになりそうだ。
 (中略)
  「ここまでは津波は来ないだろう」。そんな思い込みをなくすことが、迅
 速な避難につながる。科学的にみて起こり得る最大規模の地震・津波の想定
 を内閣府の検討会が公表した背景には、災害への過小評価が犠牲を拡大させ
 てしまったという東日本大震災で浮き彫りになったつらい現実がある。
  今回の見直しで、南海トラフの巨大地震による津波の高さは、太平洋沿岸
 でこれまでの想定の2~3倍に達するが、東日本大震災がそうだったように、
 これほどの巨大津波は、防潮堤などハード対策だけではとても防ぎきれない。
 (後略)
 
 
┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇公開「時事問題を考える会」へのお誘い
  脱原発社会の実現を目指して 私たち一人ひとりの「宿題」を考える
 
 当日は、最初に問題点について発言する人を用意し、その後で参加者の
 意見交換もします。
 〔最初の発言の予定内容〕
 1.なぜ原発だったのか?(戦後社会の経過、核の「平和利用」と「安全神
  話」、日本人の反核意識、原発の問題性、福島原発事故の影響、など)
 2.「脱原発社会」への途(今すぐなすべきこと、長期的取組が必要な理由、
  「安全神話」の克服、「民主主義」の問題点、「脱原発」運動の意義、など)
 ・日時  2012年4月8日(日)午後1時半~4時半
 ・場所  目黒ふれあい館内 田道住区センター3階 第2・3会議室
 ・参加費 300円(高校生以下無料)
 ・申込み 前日までに電話またはメールで(定員80名)
 ・主催 (社会教育・市民運動) 労学舎
 ・連絡先 目黒区下目黒3-7-5 石濃ビル3F TEL 03-3490-8572
  rogakusya@tokyo.email.ne.jp http://www.ne.jp/asahi/rogakusya/hp/
 
 
◇『ポスト311時代のメディアとは
     ~公共的なメディアを取り戻す作戦会議~』
 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1332
 
 OurPlanetTVの代表、白石草がインターネットメディアとして初の
 「放送ウーマン賞」 を受賞したことを記念しシンポジウムを開催します。
 ポスト311の日本社会を見据え、メディアの仕組みを作り変えていくため
 に異色の顔ぶれが集結!
 
 ・登壇者
  アイリーン・美緒子・スミス(環境NGOグリーン・アクション代表)
  上野 千鶴子(NPO法人WAN理事長/東京大学名誉教授)
  鎌仲 ひとみ(映画監督)
  野呂 法夫(東京新聞特報部デスク)
  隈元 信一(朝日新聞編集委員/「原発とメディア」執筆中)
  野中 ともよ (NPO法人ガイア・イニシアティブ)
  白石 草(OurPlanetTV代表)
 
 ・日時 2012年4月11日(水)18:30開場 19:00開演 21:00終了
 ・会場 文京シビックセンター小ホール
 ・お申し込み・お問い合わせ OurPlanetTV(03-3296-2720/
  info@ourplanet-tv.org
 
 
┏┓
┗■5.本の紹介
 └────
 
◇放射能対策ハンドブック『原発事故と子どもたち』
 放射線被曝から子どもたちを守るために
  黒部信一・著、三一書房・刊、定価:本体1300円+税
 
 家庭で、地域で、親は何をなすべきか? 政府、行政に何を求めたらよいの
 か? 福島現地で事故直後から繰り返し健康相談に取組んでいる、小児科医
 黒部信一先生がわかりやすく解説する決定版。
 
 ◎目次:
  第1章 放射能と向き合う親たち「子ども健康相談の現場から」
  第2章 放射性物質の恐ろしさ「親たちが知っておくべき基礎知識」
  第3章 できることは何でもしよう「親たちの日常的な自衛策」
  第4章 もう原発には頼らない「子どもたちの未来のために」
 ◎著者紹介:
 (黒部信一氏)慶応大学医学部卒。医療でのX線撮影のずさんな管理を問題
 とし、医療被曝低減運動を起こし、小中学校での胸部X線検診廃止運動の成
 果をあげてきた。その後「チェルノブイリこども基金」に参加し現在は顧問。
 3・11原発事故以来、「未来の福島こども基金」代表に就任して現地での
 健康相談に取組んできた。
 
┏┓
┗■6.<テント日誌 3/30(金)―経産省前テントひろば202日目―>
 │   霞ヶ関官庁職員からのピザ差し入れに舌づつみ
 │   テント全体会議「再稼動政治決断」に、集団的ハンスト闘争を決定
 └────( Q記 )
 
 3月30日(金) 晴 春嵐  昨日の『右翼』襲撃時、警官と軋轢があり、
一人もっていかれそうになったという言葉を朝方思い出し、喧嘩の強いFさん
の安否を確認。「今、日比谷公園で、梅の満開みながら食器洗いだよ・・・い
や、昨日は、たちあっていない」。警官は、テント防衛で恩を売っているとい
うことなのか、右翼警戒のついでに、無礼な高圧的弾圧姿勢を隠さなくなって
いる。
 
 今日は、遅刻できないぞ、とテントへ。Fさんと反戦フォーク「研究」、
『イムジン河福島版』を福島市のS女史ぬきでやっていたが、隣の座り込みの
人々から拍手が来た。 第一テントから、お呼びがかかる。「ピザの差し入れ
カンパがあったから、食べなさい!」 とのこと。LLサイズの最後の二切れ
を、連日通いつめてくれるHさんと3人で分け合う。受付のSさんが添え書き
を見せてくれる。
 「テント広場の皆様。先週土曜日(24日)、福島県有機農業ネットワーク
主催の会合の懇親会で、「子ども福島」の佐藤幸子さんから色々とお話を伺わ
せて頂いた者です。某省の職員でもあり、表立っては皆様のご支援はできませ
んが、いつも気にかけております。皆様、どうぞお体にはお気をつけ下さい。
 N 」
 ドミノピザ宅配ケースの蓋に貼り込まれた値札は、3000円を超えていた。ま
だ、霞が関も脈がありそうと、官僚的人格てのは、どんなかな? とおもいを
馳せていると、人格の疑われるような二人連れが携帯マイクで「半日左翼分子
はでていけ~!」とか「ぼくも脱原発だけどね、この敷石は出っ張りすぎだろ
う? すぐひっこめろよ!」とか、がなりたてながら、徘徊する。なにをさが
しているのか、テントの周りをすきあらばのようにうろつき、近づいてくる。
強いKさんが、マンツーマンで貼りつく。警察が、「中へ這入れよ! いうこ
ときけよ!」と脅迫する。人格の疑われる二人が、警察と語り合いながら、立
ち去るまでちょうど、一時間。「やっぱり、パートタイマーかね。金の出所
は?」と塩をまく気持ち。
 
 ちょうど、たんぽぽ舎での全体会議へでかける時間になる。福島のS女史も
現れ、ハンスト決行の情報を伝えてくれる。福井県小浜市住職、中嶋哲演さん
が福井県庁ロビーでの、福島の受難を蔑ろに無視する大飯再稼働の暴挙に抗議
の断食を決行し、それに連帯して、福島の女性たちも断食に入る。リレーハン
ストということで、3月31日から、福島のKさんから開始し、4月1日には
テントの前で記者会見を行うという。
 このメッセージは、F代表のなみなみならぬ闘争戦術論とともに、会場を沸
騰させた。全体会議は、開始されたハンストを「4月全国ハンスト月間」の開
始と受けとめ、4閣僚会議による「再稼動政治決断」が下されるならば、即座
に集団的ハンスト闘争に入り、5/5全原発停止を脱原発運動の祝日として実
現すべく長期ハンストへと継続すること、この闘いに全国の人々が参加・連帯
されるよう呼びかけることを決定した。
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1408】
2012年4月2日(月) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.伊方原発が危ない! 西日本からの緊急アピール
    東南海・南海地震で伊方原発がフクシマになる前に立ち上がろう
    4月15日、松山で緊急集会
★2.ビラを受け取ってくれた福井の人たち
    ー大飯原発再稼動反対集会に参加してー     (葛飾区 青山)
★3.国労東京新橋支部(労働組合)、東京電力へデモ350人
   (全労協ニュース226号より)
★4.新聞・雑誌から
 ◇1都4県の水力発電、東電に安値で売電 随意契約最大117億円減収に
   住民の共有財、高値売却は責務   (4月2日 東京新聞より抜粋)
★5.<テント日誌 3/29(木)―経産省前テントひろば201日目―>
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.伊方原発が危ない! 西日本からの緊急アピール
 │   東南海・南海地震で伊方原発がフクシマになる前に立ち上がろう
 └────
 
 伊方原発の再稼働に反対する
 中国・四国・九州緊急合同集会及び愛媛県へ申し入れ
 
 5月5日には北海道電力泊原発3号機が定期検査に入るため、5月6日以後
全ての原発が停止状態になります。政府は「このまま全ての原発が停止すれば
夏の電力需要をカバーできない」という理由でしゃにむに大飯原発3、4号機
か伊方原発3号機の再稼働を目論んでいます。しかし、大飯3、4号機の再稼
働に対して京都府知事と滋賀県知事は難色を示していて、「両知事の理解がな
ければ再稼働は無理」と枝野経産大臣も30日の記者会見で認めています。そう
なれば最初の再稼働は周辺自治体で誰も反対していない伊方3号機しかありま
せん。しかし、伊方は日本で唯一の内海に面した原発で、これから起こると言
われている東海・東南海・南海地震により震度6以上の巨大地震に見舞われる
可能性が大きいのです。それに日本で一番大きな活断層の中央構造線のすぐそ
ばに建っています。その上伊方原発は日本で一番耐震設計のお粗末な原発です。
日本で一番危険な原発をコンピューターシュミレーションの1次ストレステス
トだけで再稼働させるなど私たち周辺住民は決して許すことは出来ません。原
子力安全委員会の班目委員長も「1次ストレステストだけでは安全性は不十
分」と指摘しています。それに何よりも福島原発事故の原因も解明されていな
いのに再稼働などあり得ない話です。
 
 そんな私たちのような新たな周辺住民の不安の声を愛媛県知事に直接届けて、
近隣の県民や知事や市長の再稼働に反対する声をいかにして出すかなどの議論
を行う初めての中国・四国・九州の市民による合同集会を開催するものです。
ぜひご参加願います。伊方原発再稼働は決して他人事ではありません(文責小坂)
 
 日時 :4月15日(日) 13時30分~17時
 ゲスト:藤田祐幸氏
 場所 :愛媛県美術館講堂 松山市堀之内 電話 089-932-0010
 交流会:松山ユースホステル(要事前申し込み)
     交流会の申し込みは大野まで(080-5662-6207)
 宿泊 :松山ユースホステル他(3200円朝食付きで20人可能)
     松山市道後姫塚乙22-3  電話 089-933-6366
 申し入れ:翌日16日の10時から県庁へ申し入れの予定
 連絡先:080-5662-6207(大野)090-1348-0373(小坂)
 ※内容の変更などもあり得ますが、4月15日(日)松山に集まりましょう
 
★☆★呼びかけ★
☆ たんぽぽ舎ボランティアグループでは4月15日(日)~16日(月)と、
☆ 4月23日(月)~24日(火)の2回にわたって、伊方原発反対への応援行動を
☆ 組もうとしています。
☆ 参加できる方、協力できる方、ご連絡ください。(柳田、玉中)
★☆★☆★☆★☆
 
 
┏┓
┗■2.ビラを受け取ってくれた福井の人たち
 │   ー大飯原発再稼動反対集会に参加してー
 └────(葛飾区 青山)
 
 強風、霰雪、ふいの青空、また氷雪。北陸の冬空の下、「全国の目が大飯に
集まっています。再稼動をしてしまうのか不安に見ています。」主催者のこの
言葉で集会は始まった。デモは吹き飛ばされそうな傘を押さえながらの行進。
大通りの線量計は0.15~0.18μシーベルト。東京の友人から「雪の福
井集会ご苦労様。こちらも経産省前抗議行動やってます。」と励ましの連帯
メール。これは嬉しかったし、力になった。「15年前は、4人で行進でした。
今日はすごい人です。」と主催の方。深夜、舞い降りる雪の白さに圧倒される。
 
 翌26日、大飯原発PR館は何故か急に3日間臨時休業ということで、予定変更、
県庁と県議会へ抗議分を届けた後、福井駅前でビラ配り。福井県の人口80万人。
駅前広場も人通りが少ない。
 
 しかし、受け取ってくれる。横断幕の前でYさんが「福井大地震から60年余
り。今度地震が来たら危ないです。原発を止めましょう。」とマイクで呼びか
けている。「東京から来ました。一緒に安心な暮らしを目指しましょう!」と
声掛けしながらビラを差し出すと、<大飯原発3・4号機再稼動反対>の文字に
目をやり、受け取ってくれる。「遠くからご苦労様。」と言ってくれる人も。
東京新宿の人込みではほとんど無視されるが、ここでは3人で400枚を30分ほ
ど(マイクと横断幕をもつ人2人、計5人)で配布。地元の人の内心の関心の
高さを感じた。再稼動を止めたい。
 
 
┏┓
┗■3.国労東京新橋支部(労働組合)、東京電力へデモ350人
 └────(全労協ニュース226号より)
 
 国労新橋支部は職場から春闘を闘おうと「自らの要求は自らの戦いで勝ち取
る」「自ら出来る事はやりきる」組合員一人ひとりが決起する場として今年の
二月から三月にかけて、二〇一二年支部春闘統一行動を取り組んできました。
 
 今春闘の行動の取り組みは三月七、十四日JAL不当解雇撤回東京地裁前の要
請行動。三月九日「2012年春闘勝利総決起集会」明治公園(国労本部主
催)への参加、三月十二日~十三日には各地区協主催での学習会、職場交流会
等創意工夫な取り組みを行ってきました。あわせて、原発いらない3・11福
島県民大集会と、春闘行動の一連の取り組みとし参加をしてきました。
 
 国労新橋支部春闘統一行動集約集会を三月十六日に、新橋・交通ビル地下
ホールにおいて、上部機関から情勢報告、南部全国労協から連帯の挨拶、JAL
不当解雇撤回の裁判原告団からの闘う決意表明、貨物職場とJR職場から報告を
受け、行動の集約、当面する行動の集約、当面する行動の意思統一を行い、新
橋・交通ビルから~東電~鍛冶橋までを約三五〇人の組合員でデモ行進を行っ
てきました。
 昨年は震災の関係もあり春闘行動を中止させざるえませんでしたが、あらた
めて春闘の意義と任務を再確認をしてきたところです。
 
 
┏┓
┗■4.新聞・雑誌から
 └────
◇1都4県の水力発電、東電に安値で売電 随意契約最大117億円減収に
  住民の共有財、高値売却は責務    (4月2日 東京新聞より抜粋)
 
 水力発電所を運営する東京、神奈川、群馬、栃木、山梨の一都四県が、東京
電力に随意契約で安く売電していたことが分かった。経済産業省などの試算で
は、仮に特定規模電気事業者(PPS)も交えた競争入札を実施し、直近の市場
取引価格で売っていれば、最大で年間百十七億円も増収になっていた。東電に
格安の電気を提供し、もうけさせていたとも言え、住民から批判が出そうだ。
(後略)
 
 
┏┓
┗■5.<テント日誌 3/29(木)―経産省前テントひろば201日目―>
 │   高まるハンスト闘争への気運
 │   首相官邸前で若い世代中心に300名が訴え
 └────( Y・T )
 
 3月29日(木) 晴れ。日射しは暖かく、向かい側外務省の桜並木のうち、
早咲きの桜は満開である。
 今朝、第2テントに福島の黒田さんから電話があったそうだ。福井・小名浜
市の明通寺のご住職、中嶌哲演さんの断食に連帯して、原発いらない!福島の
女たちもリレー断食に入るということであり、4月1日には経産省前テントで
記者会見をするということらしい。
 昨日、関西の友人からのメールで、中嶌哲演さんが25日から福井県庁ロ
ビーで1週間の断食に入られたと聞いていた。「私の断食がささやかな触媒と
なり、『大飯原発を断じて再稼働させたくない』という想いを福井県内や全国
の多くの人たちに伝えたい」と話されている。
 この「哲演さんの決意と祈りに、福島から、全国からつながりたい」と、福
島の女たちはリレーハンストに踏み切ることを表明し、全国からそれに連なる
ことを呼びかけるメールが回ってきた。テント内でこの間議論されてきた集団
ハンスト闘争は、もう火ぶたがきられ、全国に広がろうとしている。みんなの
思いは同じなのだと痛感させられる。
 
 午後3時過ぎに街宣右翼がテントにやってくる。1時間ほど経産省に乗り込
んでテント撤去で談判してきたそうだ。例の、先日車をテント間際まで突っ込
ませたり、テントを揺さぶったりした団体である。テントの前に並んで座って
いるメンバー達に口汚くののしり、喚きながら、テントを揺さぶったりする。
警察の態度は「思う存分やりなさい」と見ているかのようだ。それを撮影して
者を制止するという有様であった。
  途中から石橋上人のうちわ太鼓が鳴り出して、右翼も面食らったようだっ
たが、予定の時間がきたのか、4寺頃に引き上げる。
 その後すぐ、地裁でのS君の勾留理由開示裁判に駆けつける。エレベーター
を降りると30名程の人だかり。小さな法廷で行われているため、傍聴人が
20名と制限され、残りの者は廊下に作られたバリーケードで行く手を遮られ、
押し問答しているのだという。シュプレヒコールが湧き起こる。
 法廷外に出てきた人から傍聴券をもらって交代で傍聴席へ。S君と会釈を交
わす。元気そうである。最後のS君の意見陳述は圧巻であった。検事と裁判官
を見据え、名指し、指さしながら、その社会的不正義と理不尽、不当性を弾劾
していく迫力は、S君ならでは、であった。
 
 6時から、首相官邸前でツイッターで呼びかけられた再稼動反対アクション
があり出かける。実は今日にも4閣僚会議が開かれ、大飯原発再稼動の政治決
断がなされるかも・・・ということで、急遽呼びかけられたものであったが、
続々と人が集まってくる。結局4閣僚会議は来週に開かれる模様ということで
あったが、怒りの熱気に包まれている。
 30分ほどで一旦テントに戻る。7時からは今日も経産省正門前に5~6人
が並び立ってマイクアピール。そろそろ帰ろうと地下鉄に乗ったが、やはり議
事堂前で降りて首相官邸前へ。
 官邸の向かい側、記者会館脇の歩道はビッシリと人で埋まっている。みんな
が首相官邸に向かっての4~5列縦隊で、デモの挺団のように、300名程が
密集している。集会が終わるまで、増え続けた。
 
 圧倒的に20代~40前後の若い世代である。テントで顔をみる若い人達も
いて会釈を交わすと嬉しくなってくる。そしてたくさんの人がアピールし、ア
ピールはコールへと変わっていく。若い世代の切実さとひたむきさが伝わって
くる。非正規労働や「辺境」化と犠牲の強制等、巨大な格差と抑圧の中で、生
きづらさを強い、生存をも脅かすパワーの象徴として原発・原子力ムラがあり、
このパワーと対抗して命を守り、人間的生活と未来を創り出すべく人々とつな
がっていくということが、脱原発への希望なんだろうか・・・という想いが頭
を駆けめぐる。
 帰路につきながら、かって「希望は戦争」という言葉が“若者の言説”とし
て一部でもてはやされたが、「希望は脱原発」という言葉が浮かんでくる。
たんぽぽ舎です。【TMM:1407】
 2012年3月31日(土)地震と原発事故情報
                                                        転送歓迎
━━━━━━━
 ★1.原発ゼロへ!止めよう再稼働4・11アクションのお知らせ
       <東電福島第一原発事故の発生から1年1ヶ月>日比谷から国会へ
   ★2.原発裁判の大変さと困難を実感-でもあきらめない
     原発の歴史・反原発の歴史 第3回(講師 山崎久隆さん)を聞いて  
                  (3月21日スペースたんぽぽ講座)
 ★3.<テント日誌 3/28(水)―経産省前テントひろば200日目>
    200日目を迎えたテント 座り込みの椅子も満席に
    今日も続く経産省正門前マイクアピール
 ★4.かんしょ踊りや映像も飛び出し「東電解体」アピール 
     3月26日東電前アクションの報告です。
 ★5.新聞・雑誌から
        ◇エネ庁の原発報道監視 経産相が「反省」
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.原発ゼロへ!止めよう再稼働4・11アクションのお知らせ
   |   <東電福島第一原発事故の発生から1年1ヶ月>日比谷から国会へ
   └────
 
 【4月11日(水)】 <東電福島第一原発事故の発生から1年1ヶ月>
 午後6時 集合 日比谷公園中幸門(日比谷公会堂裏)
              ※千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C1出口より200m
         丸の内線「霞ヶ関駅」B2出口より300m
          都営三田線「内幸町駅」A7出口より150m
    出発前集会
 午後7時 デモ出発 
    関西電力東京支社、経産省を通り、国会議事堂方面へ
    国会請願デモの後、街頭へ(予定)
      ※プラカード、横断幕、鳴り物、キャンドルなど持ち寄り歓迎。
 
 54基もある日本の原発のうち、動いているのはついにあと1基。原発ゼロの達
成(5月5日に泊が止まる!)は目前です。
 日々「原発なしでも大丈夫」なことが証明されているにも関わらず、利権を失
うことを恐れる「原子力ムラ」は、「今夏の電力不足」をあおり、大飯原発3、
4号機の再稼働に前のめりになっています。
 福島事故の原因究明もまだであり、安全委員会が「ストレステストの1次評価
のみでは安全性評価は不十分」と公言し、滋賀県、京都府など多くの「地元」自
治体、住民が再稼働反対を表明する中、強引な再稼働は絶対に許されません。
 原発ゼロを実現し、原発全廃に舵を切るための、最大の正念場です。「3・11」
1年に取り組まれた1万人以上の国会包囲「人間の鎖」の成功をはずみに、力を
合わせて、政府に再稼働の断念を迫りましょう。
 「4・11」は再び日比谷から国会へ!
 
【呼びかけ】再稼働反対!全国アクション
[連絡先]ピープルズ・プラン研究所 (FAX)03-6424-5749
              (E-mail)contact@2011shinsai.info
       (TEL)090-6185-4407[杉原]  http://2011shinsai.info/
 
 
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┗■2.原発裁判の大変さと困難を実感-でもあきらめない
 |  原発の歴史・反原発の歴史 第3回(講師 山崎久隆さん)を聞いて 
 |   (3月21日スペースたんぽぽ講座)
 └────              たんぽぽ舎ボランティア 冨塚元夫
 
   第3回のテーマは原発裁判の歴史でした。
講師曰く「原発訴訟は時間がかかる。原告の人々の中には裁判の途中でなくなる
方もいます。成果が見えない。莫大な費用がかかる。弁護士は手弁当で、交通費
も負担になる。一見徒労のように見える」
 最初の原発裁判は伊方原発訴訟でした。1973年1号機設置許可取り消し請求か
ら1992年に最高裁判所で原告敗訴確定するまで19年かかりました。後の裁判の判
例となった裁判です。
 次の東海第二原発訴訟は1973年から2004年まで31年かかりました。
多くの証人(科学者)が証言をしました。高木仁三郎さん、槌田敦さんも証言台
に立ちました。その間にスリーマイル島原発事故(1979年)、チェルノブイリ原
発事故(1986年)もありました。原告側証人には井野博満さんもいました。圧力
容器などの鋼材の脆性破壊や遷移温度による脆化の証言で国側を論破しました。
柏崎刈羽原発1号機設置許可取り消し訴訟は1979年から2009年までかかりました。
 その間2007年には中越沖地震があり、裁判に大きな影響を与えました。国の安
全審査が認め、控訴審も妥当とした「最大地震の想定」が全く不十分だったこと
が明らかになりました。
 1985年増殖炉設置許可処分無効確認、建設・運転差し止め請求した「もんじゅ」
裁判は、2005年最高裁で原告敗訴でしたが、2003年には名古屋高裁で史上初めて
原告が勝訴しました。1995年のナトリウム漏れ事故に関し、原告側の小林圭二さ
ん(京大原子炉実験所)は「高温ラプチャ」の可能性を言及し、裁判官も「もん
じゅ」の欠陥を認めていました。しかし最高裁は安全審査をする国の観点から常
に判断し「不合理はない」として原告を退けてきました。
 原告側科学者が正しい証言を展開しても、国は専門家(御用学者)を多く登場
させ、判事は専門家の判断を妥当と認めました。
 浜岡、福島、大間原発訴訟を担当した河合弘之弁護士は昨年、管首相が停止要
請をして、浜岡原発が止まった時、「何度裁判しても止められなかった原発を止
めた」と管首相を評価しました。裁判に負け続けた河合弁護士の無念が表れてい
る発言でした。
 原発の歴史・反原発の歴史 第4回(最終回)は4月25日(水)です。テーマは
「原発事故の歴史、推進派のウソの歴史」です。ご参加をお待ちしています。
 
 
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┗■3.<テント日誌 3/28(水)――経産省前テントひろば200日目>
 | 200日目を迎えたテント 座り込みの椅子も満席に
 | 今日も続く経産省正門前マイクアピール
  └────
 
 3月28日(水) 今日でテントは200日を迎える。
今日は早朝から暖かな晴天を迎え、歩道を行き交う通行人も寒い頃に比べると格
段に多い。年度末のせいでもあるのか、なんとなくせわしない感じも。昼食の頃
になると歩道いっぱいに人が溢れ、信号待ちの交差点では集会のときのような状
態になるほどだった。
  テントへの訪問者も大幅に増え、テントの前の座り込みの椅子も満席状態となった。
午後3時頃から曇り始めると間もなく、空いっぱい薄暗い雲に覆われ、ぽつぽつ
雨が降り始める。急いで椅子、展示の飾り華やベニヤ板を片付ける。予報では雷
が鳴ると言われていたが、雨はけっこう降り続け、その後夕方からは曇天となった。
 テントではとくに変わった事件もなく、面前外務省の桜が一輪咲いていた。
 テント200日目ということであったが、その感慨に浸るよりは、目前の大飯
原発再稼動をめぐる動きと闘いにみんなの意識は集中している。4閣僚会議はい
つ頃だとか、世論調査でも再稼動反対は6割近いのに、それを敵にまわすのかと
か、滋賀・京都の自治体へと広がる大飯原発再稼動反対の動きとか、さらには先
日来テントで囁かれているハンスト闘争をどうするかとか、話題はぐるぐる回っ
ていく。
 ともかく、大飯原発再稼動を阻止し、5/5全原発停止を実現する、というこ
れからの1ヶ月あまりの課題に、テントの全精力を傾注するという気運は高まっ
ている。(M・T)
 
 
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┗■4.かんしょ踊りや映像も飛び出し「東電解体」アピール 
 |    3月26日東電前アクションの報告です。
 └────                     M.T
  3月26日、柏崎刈羽原発6号機が停止して、東電の原発が全停止しました。
 その日に東電本店前で「東電の原発ゼロDAYアクション 福島、新潟、もう絶対
動かさせない」を行い、今まで以上に創意工夫を凝らした表現で「原発ゼロ実現」
を訴えました。
 この日のアクションは、東電前アクション!の他に経産省前テントひろば、原
発いらない福島の女たち、再稼働反対!全国アクション、たんぽぽ舎、福島原発
事故緊急会議の6グループの呼びかけで開催、当日は130人が結集しました。
 発言は、呼びかけ6グループの他に4人の福島の方からの発言があり、また、
会津民衆の抵抗の歌と踊りであった古式「会津磐梯山」かんしょ踊りの再現もあ
り、さながら「福島の怒り」が色濃く表現されるアクションとなりました。
 そして、「この福島の苦しみを新潟で繰り返させてはならない!」と、今度こ
そ二度と東電-すべての原発を稼働させない、という気持ちを新たにさせる取り
組みになったように思えます。
発言の合間には映像を流しました。
 前日25日に福井で行われた大飯原発の再稼働に反対する集会の様子などの映像
を東電前に集合した皆でを見ていると、現地で頑張っている人たちとも思いを共
有できるような気持ちになりました。
 また、「東電解体」「東電、原発ゼロ 電気は足りている」など、東電本店の
壁に「東電解体」の文字を投影しました。
 シンプルな文字だけの表示ですが、炎の中や火花から字が浮き上がり怒りを表
す印象的なテロップで評判が良かったです。
 我々の前を通り過ぎた普通の通行人も壁を指差し言葉を交わしていて、その様
は否定的な印象は無いように感じられ、今まで興味のなかった層の方々への働き
かけには有効な手段だろうと思いました。
 東電本社ビルの白い壁は、格好のスクリーンです。自社壁にこのような抗議文
を映写され、東電としては屈辱的出来事でしょう。
 今度こそ二度と東電-すべての原発を稼働させない、という気持ちを新たにさせ
る取り組みの日となりました。
 これからも抗議を続けていきます。皆さまもぜひ参加してください。
 
次回行動:4月27日
       『チェルノブイリ-福島・キャンドルナイト~もう原発はやめよう~』
 チェルノブイル事故から26年、福島とつながるアクションです。
 19:00に経産省本館前に集合です。(脱原発テント広場がある側です)
 
<3/25 大飯原発再稼動反対集会>
 http://youtu.be/lIEV3m67zr4(動画
 http://www.flickr.com/photos/toudenmaeaction/sets/72157629322529292/(写真
 <3/11 国会前ヒューマンチェーン 参議院会館壁面へのプロジェクターアク
ション>
 http://www.youtube.com/watch?v=7G9KsN596Do&feature=youtu.be
 ☆東電前アクション☆
 ブログ:http://toudenmaeaction.blogspot.jp/
  Twitter :@toudenmaeacition
 facebook :http://www.facebook.com/toudenmaeaction
 
 
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┗■5.新聞・雑誌から
 ◇エネ庁の原発報道監視 経産相が「反省」
 
経済産業省資源エネルギー庁(エネ庁)がインターネット上の原発報道を監視し
ていた問題をめぐり、枝野幸男経産相は三十日の閣議後会見で、「国民の皆さん
にネットを監視するような印象を与えたことは、誠に遺憾で反省している」と陳
謝した。エネ庁は同日、放射能の安全性などをQアンドA方式で説明するコーナ
ーを経産省ホームページに設けた。国民から意見を募り,必要に応じて見直すと
いう。
 エネ庁が新聞などの情報を監視してきた問題は、二〇一一年度からは、監視の
対象をメディアからツイッター、ブログに変えていた。
 エネ庁の監視事業には、有識者らから「国が情報を監視することは不適切だ」
などと批判が出ており、枝野経産相は「国民の意見について真摯に耳を傾け、必
要に応じて見直しを行いたい」と話した。 
                   (2012年3月30日東京新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1406】
2012年3月30日(金) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
                          重複ご容赦願います
━━━━━━━
★1.全国各地でサクラ調査(異変サクラ見つかる-環境悪化・原発放射能か?)
   が広がり進む
   東京のサクラ開花は3月31日⇒満開4月7日(気象協会調べ)
   調査日は満開の2~3日前に小石川植物園で
★2.伊方原発が危ない-再稼働狙われ。大飯原発と共に(編集部)
   四国電力伊方原発-大断層を無視
   裁判でも大甘基準覆せず    (近藤誠・元南海日日新聞記者)
★3.<テント日誌 3/27(火)― 経産省前テントひろば199日目>
   今日も再稼働阻止の行動―首相官邸前へ 果てしない議論の行方
★4.新聞・雑誌から3つ
★5.小冊子・「子どもの命を守りたい」の紹介
 
※編集部より、お詫びと訂正
 昨日発信の【TMM:No1405】★1.再稼働阻止のハガキで、
 「…ハガキは6枚1組600円で…」と記載しましたが、
 正しくは、「ハガキは6枚1組400円」です。訂正致します。
 
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┗■1.全国各地でサクラ調査(異変サクラ見つかる-
    環境悪化・原発放射能か?)が広がり進む
 │  東京のサクラ開花は3月31日⇒満開4月7日(気象協会調べ)
 │  調査日は満開の2~3日前に小石川植物園で
 └────                
 
 東京のサクラは今の天気がつづけば4月7日(土)が満開の予定です。
たんぽぽ舎のサクラ調査チームは5日(木)又は6日(金)午後1時~4時を文京区
内の東大小石川植物園での調査日として予定します。(天気しだいで変更もあり)
直前にたんぽぽ舎へTELでお問い合わせ下さい。(担当:柳田 真)
 ☆サクラ調査要綱、調査表はサクラ調査チームあてTELでお問い合わせ下さい。
 ☆サクラ調査に役立つ小冊子あります(カラー4頁含む48頁、頒価500円)
 
 
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┗■2.伊方原発が危ない-再稼働狙われ。大飯原発と共に(編集部)
 │  四国電力伊方原発-大断層を無視
 │  裁判でも大甘基準覆せず     (近藤誠・元南海日日新聞記者)
 └────
 
 26日、四国電力伊方原発3号機の安全評価(ストレステスト)に、経済産業省
原子力安全・保安院が「妥当」と判断を出した。想定の1.5倍の地震の揺れで
も大丈夫との“お墨付き”に、安心できる住民は多くない。原発の目の前には、
日本最大の活断層が走る。南海日日新聞が最も危惧した問題だった。
 伊方原発の立つ佐田岬半島の北岸海域を走る中央構造線は、長野県の諏訪湖か
ら九州まで延びる約八百キロの大断層だ。
 建設前から知られていたが、伊方1、2号機の耐震設計では顧みれなかった。
この問題は、一九七三年から始まる原子炉設置許可取り消し裁判でも追及され、
さすがに3号機では伊方沖断層は地盤の最大の揺れとみなす基準地震動に採用さ
れた。ただ、この断層は一万年前から活動していないと判断され、「亀裂が入っ
ても、放射能が外に出ない機能を保てればよい」との大甘基準の耐震設計が採用
された。中略
 ところが、九六年に高知大学の岡村真教授らの海底音波調査で、伊方沖断層は
過去六千年間に三回活動していたことが判明。いつ地震が起きても不思議ではな
いことも分かった。
 この調査を受け、2号機裁判で筆者らの指摘を否定し続けてきた元通産省地質
調査所長の垣見俊弘氏は「四国電力のデータは実際の地質を表していない音波の
反射で、その場所に断層がないと判断したのは推定だった」として、それまでの
二十五年間にわたる法廷証言の誤りを認めた。後略(2012年3月29日東京新聞より抜粋)
 
☆たんぽぽ舎では伊方原発再稼働阻止のため、4月下旬、伊方現地応援団の話が
進んでいます。(詳細後日)
 
 
┏┓
┗■3.<テント日誌 3/27(火)― 経産省前テントひろば199日目>
 │   今日も再稼働阻止の行動―首相官邸前へ 果てしない議論の行方
 └────
 
  昨夜の寒さがウソのように、日射しが暖かく心地よい。テントの向かい側の
外務省の桜も蕾が膨らんできている。今週は年度末の週のためか、各地方から上
京して各省庁に出向かれる方が多いようだ。多くの方がテントの前で立ち止まり、
写真を撮ったり、話しかけてこられたり、資料を何部かまとめて持っていかれる。
なかにはテントの前に立って記念写真を撮っておられる2人連れも。そのように
して「脱原発テント」が各地方に伝えられていくというのもいいことだ。霞ヶ関
ならでは、というところである。テント前は26日まで続けられてきた経産省前行
動も終わり静かだ。朝方に富士から出掛けてきた友人が訪問をしてくれた。が会
えなくて残念。多くの友人がテントを訪ねてくれるが会えない時はごめんなさい。
 今日は夕方から首相官邸前でも再稼働に対する抗議集会や申し入れ行動があっ
た。日暮れると高台にある首相官邸前は寒い。この場所に立つのももう何度目だ
ろうか。70人程の参加者が怒りの声を上げる。どちらに顔が向いているのか疑念
の消えぬ野田首相だが、韓国まで出向いても外国の要人に相手にされないありさ
まが報道されている。野田首相は福島第一原発事故の収束宣言を昨年にやってい
るが今の状況をどのように説明したのであろうか(?)「すべての首脳が原発は
必要と意見で一致した」と報じられているがこれは李韓国大統領の発言に過ぎな
い。野田首相は本来ならこうした場で福島第一原発事故の状態を正確に伝え原発
廃止の先頭に立つことを宣言しなければなかったはずである。蛙の面に…という
ことなのだろうか。
  現在、稼働している原発は北海道の泊原発3号機のみになった。原発ゼロの
状態の実現に近づいている。政府はこれを怖れ泊原発稼働停止の前に大飯原発3
・4号機の再稼働を目論んでいる。泊原発3号機が稼働停止までの約1カ月余が
重要な期間となった。一つの山場が訪れたということだろうか。面の皮の厚い面
々たちの暴走を食い止めるいい知恵も浮かばない。それが率直なところだが、で
も細いみちから開けてくることもあるはずだ。テントでは時間ごとに、人ごとに
いろいろの議論が展開されている。首相官邸前の行動から帰った人を含めテント
内では消灯前までの議論が続いた。僕らは40代以下の人たちとの考えの食い違い
を意識してはいる。が、実際のところは彼らの考えが分からないということが多
いのだと思う。若い人たちと自由に討議したり、意見交換したりする場がないこ
とに起因することも大きい。ここは現在社会の難しさということでもあるが、言
葉の違いから出発するほかないことに気が付くことも多々ある。 でも、こうい
う議論できることが貴重なのだと思う。消灯時間の過ぎ、不寝番で起きている間、
話のことが余韻として残っていた。続きはまたということになったが次の機会が
楽しみだ。 (M/O)
 
 ★テント全体会議 3月30日(金) 午後7時~ スペースたんぽぽ
  ・大飯原発再稼動を阻止し、5/5全原発停止を実現するために1ヶ月間のテ
ントの方針
  ・テントの組織体制の整備(運営委員、運営委員会と全体会議等)
 ★『ひろばー全国・全世界から~思い・交流・討論・共感~』メール → 
tentohiroba@gmail.com へお送り下さい。
 
  ◎テントひろばの皆様: テレビ、ラジオのニュースで東北の高齢者の皆さん
が 福島の子供達を守る為に一生懸命に経産省前のテントで頑張っていられるこ
とに感動を覚えます。友人の小國喜代子さんが時々陣中見舞いにテント広場を訪
れています。彼女から皆さんの話を聞き、私も微意ながら、何か陣中お見舞いを
しようと思ったわけです。カップヌードル等召し上がらないかもしれませんが、
小腹が空いた時お湯さえあれば食べられますので、僅かですが今日クロネコで送
りました。原発が1日も早く廃炉になることを願っています。皆さんの健康が心
配です。お大事になさって下さいませ。(北村雅子)
  ◎こんにちわ 23・24日と経産省前テントひろばを訪れることができました。
カンショ踊りも楽しかったです。是非広めたいですね。椎名さんにはお世話にな
ったのにご挨拶もできず帰ってきてしまったのでよろしくお伝えください。(S
・K)
 
 
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┗■4.新聞・雑誌から3つ
 │
 └───
 
◇福島2号機 格納容器内7万2900ミリシ-ベルト 6分で人死ぬ量
 廃炉 ロボット作業も困難
 
  東京電力は27日、福島第一原発2号機の格納容器内で、最大で毎時7万
2900ミリシーベルトの極めて高い放射線量が計測されたと発表した。この値の場
所に6分ほどいるだけで人間は100%死亡する。炉心溶融(メルトダウン)し
た核燃料が原子炉を壊し格納容器にまで溶け落ちていることが、高線量の原因。
これほどの値だと、ロボットでも長時間の作業は難しい。政府や東電は30~4
0年後に廃炉を実現する計画だが、大きな狂いが生じる可能性もある。(後略)
            (2012年3月28日東京新聞より抜粋)
 
 
◇来月値上げ同意5% 東電「拒否企業 電気停止も」
 説明不足期間の契約分1年据え置き
 
 東京電力は27日、4月1日から実施する企業向け電気料金の値上げ対象の約
23万7千件のうち、同日付けの値上げに同意した件数が約5%にあたる1万千
50件だったと発表した。同日以降の契約満了時点での同意でも約13%の3万
百50件にとどまっている。(後略)(2012年3月28日東京新聞より抜粋)
 
 
◇ストレステスト 2次評価提出いまだゼロ
  国の方針不明確 様子見も
 
 東京電力福島第一原発事故を受け、新たな安全対策として導入された安全評価
(ストレステスト)。簡易版の1次評価は17基の評価結果が国に提出されてい
るものの、昨年末にはそろうはずの2次評価はいまだに1件も出ていない。その
背景には、2次評価では何を検証すべきなのか、国がはっきりさせていないこと
がある。(後略)(2012年3月30日東京新聞より抜粋)
 
 
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┗■5.小冊子・「子どもの命を守りたい」の紹介
 │
 └────
 
  絵と文、早川 聡子(美術家)
  NPO法人 食品と暮らしの安全基金刊(旧称:日本子孫基金)
 
   目次の抜粋(全16項、A4版カラー)
 
・すばらしい命のメカニズム
・お母さんと地球に守られていたのに
・遺伝子はどのように傷つく?
・子どもを守りたい!
・チェルノブイリで小児ガンが増加
・福島で起こる子どもの被害は?
・放射能汚染による都道府県の格付け
・ミネラル不足大国は放射能の被害が大きい
 
たんぽぽ舎でも扱っています。240円+送料80円(1冊)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1405】
2012年3月29日(木) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
 
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★1.再稼動阻止のハガキ、8000枚突破
   女性団体や市民団体にも広がり
   署名のあとの有効な戦術として                        (柳田真)
 
★2.アメリカの原発事故から何一つ学ばなかった日本の現状。
   足尾鉱毒事件を訴えた闘いを今こそ再び。
   米国スリーマイル島原発事故の教訓と東電福島原発事故 (杉嶋拓衛)
 
★3.<テント日誌 3/26(月)―経産省前テントひろば198目―>
   東電管内の稼働原発0に  残るは1基
   経産省前行動→東電前アクションと盛り上がる
 
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 
★5.本(小冊子)の紹介
 
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.再稼動阻止のハガキ、8000枚突破
 └────
  女性団体や市民団体にも広がり
  署名のあとの有効な戦術として                         (柳田真)
 
○たんぽぽ舎と反原発自治体議員・市民連盟(略称 連盟)の2者共催で3週間
 前に始めた「再稼動阻止のハガキ」が短期間で8000枚をこえた。今日急い
 で増刷した。1万枚も間近か。
○それ以外に、うちの団体でも真似したい、版権を借用したいとA女性団体とE
 市民団体から申し入れがあった。広がることが大事なので、どんどん使って下
 さいと返事。
○みんな、1000万署名が終えたあとの個人の誰でもできる活動戦術として、
 ハガキがうけているかんじ。どんどん広めよう。
 
注 ハガキは6枚1組み 600円でたんぽぽ舎と連盟で扱い中
 
 
┏┓
┗■2.アメリカの原発事故から何一つ学ばなかった日本の現状。
 │  足尾鉱毒事件を訴えた闘いを今こそ再び。            (杉嶋拓衛)
 └────
 米国スリーマイル島原発事故の教訓と東電福島原発事故
 
 1979年3月28日のスリーマイル島原発事故から33年。菅井さんは福島県飯館村
で3日間の調査から直行でやってきた。「皆さん放射能の空間線量の値をご存知
ですか」講師から参加者への問いかけで始まる。飯館村のモニタリングポスト
の数値は除染した場所に設置され鉄板で防護された数値だった。これは除染す
ればこのぐらいの数値なので帰って来なさいという意味なのか。政府の発表に
除染していますという説明は無い。つまり正確な数値ではないのだ。
 飯館村の長泥地区の5・5マイクロシーベルトのモニタリングポストの数値
の前で菅井さんの手のガイガーカウンターは7・4マイクロシーベルトを示し
ていた。
 
 スリーマイル事故の話に入り事故につながる流れが説明されたが、発生した
汚染水はサスケハナ川に流してしまった。原発事故の処理の浅はかさを感じた。
 驚く事に日本の電力会社各社は事故が起きた後にハリスバーグに長期間駐在
員を送って情報収集していたのだ。その情報が全く活かされていないのには呆
れた。安全対策にも反映されなかった。住民を逃すという基本も事故など起き
るはずがないという慢心から準備していなかった。今も福島第一原発事故の汚
染水は海に大量放出されている。時代が変わっても電気事業者の腐った心だけ
しか受け継がれないのは嘆かわしい。アメリカの事故から何一つ学ばなかった
日本の現状が現在なのだ。でも嘆いてばかりでは何も変わらない。菅井さんは
来年田中正造没後100年を見据えて「現在の田中正造は現れないか」と問いかけ
た。足尾銅山鉱毒事件を政府に訴えるために明治政府に時に一万人も足尾現地
から押出し、圧力をかけた。福島の人たちを救うために、いかに支える事がで
きるのか。福島から避難している人たちを孤立させるな。菅井さんの公害事件
への思いと現在苦しい思いをされている福島現地の人たちへの支援を合わせた
運動を訴えて会を終えた。
 
 
┏┓
┗■3.<テント日誌 3/26(月)―経産省前テントひろば198目―>
 └────
  東電管内の稼働原発0に  残るは1基
  経産省前行動→東電前アクションと盛り上がる
 
3月26日(月) 晴れ。もう春のはずなのに今日は冬型気圧配置とかで寒い。
 この日の未明、日付が変わる頃に柏崎刈羽原発6号機が停止し、東電管内の稼働原発は
0となった。この記念すべき日も二重の無念とともにある。福島原発の過酷事故とそれによ
る夥しい放射能被災、たくさんの人々の苦しみとともにこの日があり、しかも東電の謝罪と
責任をもって原発をやめるということではなく、あらたな再稼動への画策とともにこの日は
あるのだという思いがよぎる。それでも全原発停止の実現は画期的なことであり、脱原発へ
の大きな一歩であることは間違いない。再稼動を阻止して、残り1基を停め、全原発停止→
廃炉へと進み、脱原発社会へと進んで行かねば、と改めて気持ちを引き締める。
 
 今日は沢山の方々が全国から来訪される。沖縄・福岡・岡山から茨城・栃木・福島から
と。そして午後6時から、経産省前行動をおこなう。今日は4日間連続行動の最終日である
。続々と経産省前正門前に立ち並び、50~60名程にもなる。とくに、双葉町・富岡町か
ら避難されている女性達の心の底からの怒りと切々とした訴えが胸を打つ。
 そうしてそのままみんなで7時からの東電前行動へと向かう。
 
 東電本社の向かい側の空間には既に多くの人が詰めかけている。東電前アクション・た
んぽぽ舎・経産省前テントひろば・原発いらない福島の女たち・福島原発事故緊急会議・再
稼動阻止全国アクションの共催ということで、最後には200名程の黒山の人だかり。
 
 前日、福井市で雪あられの中行われた700名の行動の報告もある。避難されている方
々からの訴え、郡山や会津から駆けつけて来られた方達からのアピール、等々、本当に糾弾
して糾弾してもなお足りないほどの怒りが、東電本社に投げかけられる。折しも、東電本社
ビルの壁に「東電解体!」「原発なくせ!」「再稼動阻止!」等の文字が投影され浮かび上
がる。
 
 会津磐梯山のもとの踊り、怒りと抵抗の気持ちを爆発させる踊り、
<かんしょ踊り>が輪になって始まる。<福島を返せ!>と叫ぶがごとくに。
 そして大飯原発の再稼動をなんとしても阻止しよう!という気持ちが高まる中、集会は
終わった。それでも尚、抗議し続ける人影が絶えない。
 春だというのに真冬のような寒さが押し寄せる中、明日の行動を思いながらテントに引
き上げる。                 ( Y・T )
 
尚、この日午前11時に「8.6 ヒロシマ大行動」のメンバーと「とつきとおか未来を孕む女
たちの抗議行動」の椎名千恵子さんがヒロシマとフクシマの怒り、そして同じ思いを持った
皆さんの署名「すべての原発の即時停止・廃止を求める署名」28,437筆を内閣府に提出しま
した。
 
 この署名の要求項目は、以下の通り
 一.すべての原発を即時停止し、廃止せよ
 一.国と東京電力は、福島第一原発Jこの一切の被害を補償せよ
 一.情報操作をやめ、労働者と住民の安全を最優先せよ
 一.すべての核兵器と核関連施設を廃絶せよ
 
 日本全国から集まった署名が13,437筆、
 その他、國際総労働者連帯協会(UID-DER)の協力により、
 トルコからも15,000筆の署名をいただきました。
 署名にご協力いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。
 
 
┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇「原発事故から1年、放射線測定で見えてきたこと」(講師:木村真三さん)
 
 福島原発の爆発事故直後、厚労省所管の研究所に辞し、NHKの取材班とともに
福島に入った木村真三さん。放射線量の測定、土壌や植物の汚染実態調査をお
こない、測ったデータを住民にも直接知らせるなど、その様子がETV特集で放映
され、大きな反響を呼びました。
 被ばくによる健康への影響、食品の放射能汚染が懸念されるなか、 昨年11月
からは二本松市に獨協医大国際疫学研究室福島分室を開所され、室長として市民
の放射線の内部被曝調査をはじめています。
 原発事故から1年が経過し、これまでの調査でわかってきたこと、チェルノブ
イリ原発事故による汚染調査も踏まえて、被ばくを最小限に抑えるための今後の
対応などをお話してもらいます。
 
日 時: 2012年4月13日(金) 18:45~20:45(18:15開場)
講 師: 木村真三さん/獨協医科大学准教授(放射線衛生学)
会 場: 総評会館204会議室
     東京都千代田区神田駿河台3-2-11
交 通: 千代田線新御茶ノ水駅 B3出口徒歩0分
     都営新宿線小川町駅 徒歩2分
     丸ノ内線淡路町駅 徒歩4分
     JR中央・総武線御茶ノ水駅 徒歩5分
定 員: 140名 ※予約優先
参加費: 一般 500円/大竹財団会員・学生 無料
主 催: 財団法人大竹財団
協 力: 市民エネルギー研究所、たんぽぽ舎
 
<お問い合わせ>
財団法人大竹財団 http://ohdake-foundation.org
Tel 03-3272-3900 Fax 03-3278-1380
 
 
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┗■5.本(小冊子)の紹介
 └────
 
◇ブックレット『原発を再稼働させてはいけない4つの理由』
 
合同ブックレット・eシフトエネルギーシリーズvol.1
 
『原発を再稼働させてはいけない4つの理由』 3月24日刊行
―原発は日本各地にあります。福島第一原発事故が起きてわかったことは、
大事故が起きれば遠く離れていても「現地」になるということです。―
アイリーン・美緒子・スミス(グリーン・アクション代表)
 
定期点検で停止中の原発の再稼働問題、とくに、ストレステスト評価の「確
認」プロセスが先行している大飯原発3,4号機について緊迫しています。
しかし、福島原発事故の原因究明さえも終わっていない中、「福島原発事故の
ような事故が二度と起こらない」ことを担保できる条件は何もありません。
大事故を二度と繰り返してはならない、という点では賛成も反対もないはず。
eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)は、今再稼働を進め
る議論をする前提は何もない、という事実について、
「原発を再稼働させてはいけない4つの理由」としてまとめました。
参考資料として、そして身近な人に伝えるツールとして、活用いただければと
願っています。
 
『原発を再稼働させてはいけない4つの理由』
<目次>
・読者のみなさまへ (アイリーン・美緒子・スミス/グリーン・アクション)
・第1章 原発再稼働のこれだけの問題点(竹村英明/環境エネルギー政策研究所)
・第2章 原子力規制行政は破綻している(澤井正子/原子力資料情報室)
・第3章 ストレステストでは安全確認はできない(山崎久隆/たんぽぽ舎)
・第4章 原発なしでも電気が不足することはない(松原弘直/環境エネル
ギー政策研究所)
・第5章 周辺自治体と周辺住民の同意を得られていない(末田一秀/はんげ
んぱつ新聞)
・市民の力で再稼働をSTOPするための10のアクション
・原発危険度一覧表
・原発事故によって、放射能汚染が広がる30キロ・60キロ圏Map
A5判/80ページ/630円(税込)/合同出版刊
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