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たんぽぽ舎です。【TMM:No1406】
2012年3月30日(金) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
                          重複ご容赦願います
━━━━━━━
★1.全国各地でサクラ調査(異変サクラ見つかる-環境悪化・原発放射能か?)
   が広がり進む
   東京のサクラ開花は3月31日⇒満開4月7日(気象協会調べ)
   調査日は満開の2~3日前に小石川植物園で
★2.伊方原発が危ない-再稼働狙われ。大飯原発と共に(編集部)
   四国電力伊方原発-大断層を無視
   裁判でも大甘基準覆せず    (近藤誠・元南海日日新聞記者)
★3.<テント日誌 3/27(火)― 経産省前テントひろば199日目>
   今日も再稼働阻止の行動―首相官邸前へ 果てしない議論の行方
★4.新聞・雑誌から3つ
★5.小冊子・「子どもの命を守りたい」の紹介
 
※編集部より、お詫びと訂正
 昨日発信の【TMM:No1405】★1.再稼働阻止のハガキで、
 「…ハガキは6枚1組600円で…」と記載しましたが、
 正しくは、「ハガキは6枚1組400円」です。訂正致します。
 
━━━━━━━
 
┏┓
┗■1.全国各地でサクラ調査(異変サクラ見つかる-
    環境悪化・原発放射能か?)が広がり進む
 │  東京のサクラ開花は3月31日⇒満開4月7日(気象協会調べ)
 │  調査日は満開の2~3日前に小石川植物園で
 └────                
 
 東京のサクラは今の天気がつづけば4月7日(土)が満開の予定です。
たんぽぽ舎のサクラ調査チームは5日(木)又は6日(金)午後1時~4時を文京区
内の東大小石川植物園での調査日として予定します。(天気しだいで変更もあり)
直前にたんぽぽ舎へTELでお問い合わせ下さい。(担当:柳田 真)
 ☆サクラ調査要綱、調査表はサクラ調査チームあてTELでお問い合わせ下さい。
 ☆サクラ調査に役立つ小冊子あります(カラー4頁含む48頁、頒価500円)
 
 
┏┓
┗■2.伊方原発が危ない-再稼働狙われ。大飯原発と共に(編集部)
 │  四国電力伊方原発-大断層を無視
 │  裁判でも大甘基準覆せず     (近藤誠・元南海日日新聞記者)
 └────
 
 26日、四国電力伊方原発3号機の安全評価(ストレステスト)に、経済産業省
原子力安全・保安院が「妥当」と判断を出した。想定の1.5倍の地震の揺れで
も大丈夫との“お墨付き”に、安心できる住民は多くない。原発の目の前には、
日本最大の活断層が走る。南海日日新聞が最も危惧した問題だった。
 伊方原発の立つ佐田岬半島の北岸海域を走る中央構造線は、長野県の諏訪湖か
ら九州まで延びる約八百キロの大断層だ。
 建設前から知られていたが、伊方1、2号機の耐震設計では顧みれなかった。
この問題は、一九七三年から始まる原子炉設置許可取り消し裁判でも追及され、
さすがに3号機では伊方沖断層は地盤の最大の揺れとみなす基準地震動に採用さ
れた。ただ、この断層は一万年前から活動していないと判断され、「亀裂が入っ
ても、放射能が外に出ない機能を保てればよい」との大甘基準の耐震設計が採用
された。中略
 ところが、九六年に高知大学の岡村真教授らの海底音波調査で、伊方沖断層は
過去六千年間に三回活動していたことが判明。いつ地震が起きても不思議ではな
いことも分かった。
 この調査を受け、2号機裁判で筆者らの指摘を否定し続けてきた元通産省地質
調査所長の垣見俊弘氏は「四国電力のデータは実際の地質を表していない音波の
反射で、その場所に断層がないと判断したのは推定だった」として、それまでの
二十五年間にわたる法廷証言の誤りを認めた。後略(2012年3月29日東京新聞より抜粋)
 
☆たんぽぽ舎では伊方原発再稼働阻止のため、4月下旬、伊方現地応援団の話が
進んでいます。(詳細後日)
 
 
┏┓
┗■3.<テント日誌 3/27(火)― 経産省前テントひろば199日目>
 │   今日も再稼働阻止の行動―首相官邸前へ 果てしない議論の行方
 └────
 
  昨夜の寒さがウソのように、日射しが暖かく心地よい。テントの向かい側の
外務省の桜も蕾が膨らんできている。今週は年度末の週のためか、各地方から上
京して各省庁に出向かれる方が多いようだ。多くの方がテントの前で立ち止まり、
写真を撮ったり、話しかけてこられたり、資料を何部かまとめて持っていかれる。
なかにはテントの前に立って記念写真を撮っておられる2人連れも。そのように
して「脱原発テント」が各地方に伝えられていくというのもいいことだ。霞ヶ関
ならでは、というところである。テント前は26日まで続けられてきた経産省前行
動も終わり静かだ。朝方に富士から出掛けてきた友人が訪問をしてくれた。が会
えなくて残念。多くの友人がテントを訪ねてくれるが会えない時はごめんなさい。
 今日は夕方から首相官邸前でも再稼働に対する抗議集会や申し入れ行動があっ
た。日暮れると高台にある首相官邸前は寒い。この場所に立つのももう何度目だ
ろうか。70人程の参加者が怒りの声を上げる。どちらに顔が向いているのか疑念
の消えぬ野田首相だが、韓国まで出向いても外国の要人に相手にされないありさ
まが報道されている。野田首相は福島第一原発事故の収束宣言を昨年にやってい
るが今の状況をどのように説明したのであろうか(?)「すべての首脳が原発は
必要と意見で一致した」と報じられているがこれは李韓国大統領の発言に過ぎな
い。野田首相は本来ならこうした場で福島第一原発事故の状態を正確に伝え原発
廃止の先頭に立つことを宣言しなければなかったはずである。蛙の面に…という
ことなのだろうか。
  現在、稼働している原発は北海道の泊原発3号機のみになった。原発ゼロの
状態の実現に近づいている。政府はこれを怖れ泊原発稼働停止の前に大飯原発3
・4号機の再稼働を目論んでいる。泊原発3号機が稼働停止までの約1カ月余が
重要な期間となった。一つの山場が訪れたということだろうか。面の皮の厚い面
々たちの暴走を食い止めるいい知恵も浮かばない。それが率直なところだが、で
も細いみちから開けてくることもあるはずだ。テントでは時間ごとに、人ごとに
いろいろの議論が展開されている。首相官邸前の行動から帰った人を含めテント
内では消灯前までの議論が続いた。僕らは40代以下の人たちとの考えの食い違い
を意識してはいる。が、実際のところは彼らの考えが分からないということが多
いのだと思う。若い人たちと自由に討議したり、意見交換したりする場がないこ
とに起因することも大きい。ここは現在社会の難しさということでもあるが、言
葉の違いから出発するほかないことに気が付くことも多々ある。 でも、こうい
う議論できることが貴重なのだと思う。消灯時間の過ぎ、不寝番で起きている間、
話のことが余韻として残っていた。続きはまたということになったが次の機会が
楽しみだ。 (M/O)
 
 ★テント全体会議 3月30日(金) 午後7時~ スペースたんぽぽ
  ・大飯原発再稼動を阻止し、5/5全原発停止を実現するために1ヶ月間のテ
ントの方針
  ・テントの組織体制の整備(運営委員、運営委員会と全体会議等)
 ★『ひろばー全国・全世界から~思い・交流・討論・共感~』メール → 
tentohiroba@gmail.com へお送り下さい。
 
  ◎テントひろばの皆様: テレビ、ラジオのニュースで東北の高齢者の皆さん
が 福島の子供達を守る為に一生懸命に経産省前のテントで頑張っていられるこ
とに感動を覚えます。友人の小國喜代子さんが時々陣中見舞いにテント広場を訪
れています。彼女から皆さんの話を聞き、私も微意ながら、何か陣中お見舞いを
しようと思ったわけです。カップヌードル等召し上がらないかもしれませんが、
小腹が空いた時お湯さえあれば食べられますので、僅かですが今日クロネコで送
りました。原発が1日も早く廃炉になることを願っています。皆さんの健康が心
配です。お大事になさって下さいませ。(北村雅子)
  ◎こんにちわ 23・24日と経産省前テントひろばを訪れることができました。
カンショ踊りも楽しかったです。是非広めたいですね。椎名さんにはお世話にな
ったのにご挨拶もできず帰ってきてしまったのでよろしくお伝えください。(S
・K)
 
 
┏┓
┗■4.新聞・雑誌から3つ
 │
 └───
 
◇福島2号機 格納容器内7万2900ミリシ-ベルト 6分で人死ぬ量
 廃炉 ロボット作業も困難
 
  東京電力は27日、福島第一原発2号機の格納容器内で、最大で毎時7万
2900ミリシーベルトの極めて高い放射線量が計測されたと発表した。この値の場
所に6分ほどいるだけで人間は100%死亡する。炉心溶融(メルトダウン)し
た核燃料が原子炉を壊し格納容器にまで溶け落ちていることが、高線量の原因。
これほどの値だと、ロボットでも長時間の作業は難しい。政府や東電は30~4
0年後に廃炉を実現する計画だが、大きな狂いが生じる可能性もある。(後略)
            (2012年3月28日東京新聞より抜粋)
 
 
◇来月値上げ同意5% 東電「拒否企業 電気停止も」
 説明不足期間の契約分1年据え置き
 
 東京電力は27日、4月1日から実施する企業向け電気料金の値上げ対象の約
23万7千件のうち、同日付けの値上げに同意した件数が約5%にあたる1万千
50件だったと発表した。同日以降の契約満了時点での同意でも約13%の3万
百50件にとどまっている。(後略)(2012年3月28日東京新聞より抜粋)
 
 
◇ストレステスト 2次評価提出いまだゼロ
  国の方針不明確 様子見も
 
 東京電力福島第一原発事故を受け、新たな安全対策として導入された安全評価
(ストレステスト)。簡易版の1次評価は17基の評価結果が国に提出されてい
るものの、昨年末にはそろうはずの2次評価はいまだに1件も出ていない。その
背景には、2次評価では何を検証すべきなのか、国がはっきりさせていないこと
がある。(後略)(2012年3月30日東京新聞より抜粋)
 
 
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┗■5.小冊子・「子どもの命を守りたい」の紹介
 │
 └────
 
  絵と文、早川 聡子(美術家)
  NPO法人 食品と暮らしの安全基金刊(旧称:日本子孫基金)
 
   目次の抜粋(全16項、A4版カラー)
 
・すばらしい命のメカニズム
・お母さんと地球に守られていたのに
・遺伝子はどのように傷つく?
・子どもを守りたい!
・チェルノブイリで小児ガンが増加
・福島で起こる子どもの被害は?
・放射能汚染による都道府県の格付け
・ミネラル不足大国は放射能の被害が大きい
 
たんぽぽ舎でも扱っています。240円+送料80円(1冊)
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