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たんぽぽ舎です。【TMM:No1469】
2012年5月28日(月) 地震と原発事故情報
                          転送歓迎
                     重複ご容赦願います
━━━━━━━
★1.6月4日(月)再稼働阻止・東電料金値上げ反対決起集会
   大飯が危ない!状勢認識・行動方針をみんなで討論
                    柳田 真(たんぽぽ舎)
 
★2.確実な安全性が確保されない限り、原発の再稼働を許さない
   日弁連が5月25日の定期総会で宣言文を採択(上)
                海渡雄一(弁護士)
★3.<テント日誌5/24(木)
   ―経産省前テントひろば257日目 稼働原発ゼロ19日目>
   大飯・福井に思いを馳せながら
   テントひろばはゆったりと、賑やかに
━━━━━━━
 
※5/29役立つ反原発基本講座 第14回「東電の電気料金値上げの問題点」
日 時:5月29日(火)開場18:45、19:00~21:30
講 師:槌田 敦(物理学者)、布施哲也(反原発自治体議員・市民連盟)
会 場:スペースたんぽぽ
参加費:1000円(資料代含む)、
 
 
┏┓
┗■1.6月4日(月)再稼働阻止・東電料金値上げ反対決起集会
  |   大飯が危ない!状勢認識・行動方針をみんなで討論
  └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
 
日時:6月4日(月)18:30開場 19:00開会~21:30
会 場:「スペースたんぽぽ」
内 容:前半は、4人位から問題提起(1H)
       後半は、参加者からの自由発言(1.5H)
提起者:◎首都圏反原発連合(ノーニュークスモアハーツ)から
     ◎「経産省前テントひろば」から
        ◎再稼働反対・全国アクションから
        ◎関西から
        ◎たんぽぽ舎から
資料代:500円
主催・連絡先:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035
 
☆6月4日(月)討論・決起集会に参加を!
☆目的は、今、焦点の
 1.再稼働を阻止する行動と、
 2.東電の電気料金値上げ(家庭向け・7月から10%案)を阻止する活動につい
て、状勢認識と行動方針をみんなで討論するものです。
☆再稼働と値上げはセットで原発推進側から出されています。
 91%の利益が家庭から(企業は9%のみ)という東電のひどい現状。
 プラス値上げと再稼働は許せない。6月4日(月)来たれ!
 
 
┏┓
┗■2.確実な安全性が確保されない限り、原発の再稼働を許さない
 |  日弁連が5月25日の定期総会で宣言文を採択(上)
 └────海渡雄一(弁護士)
 
 みなさま
 
 日弁連は2012年5月25日大分県において開催された定期総会において、
「東日本大震災被災者及び福島第一原子力発電所事故被害者に対する支援活動を
継続し,確実な安全性が確保されない限り停止中の原子力発電所の再稼働を許さ
ない宣言」を採択しました。
 
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/assembly_resolution/year/2012/2012_1.html
 
 2011年3月11日に発生した東日本大震災と津波、福島第1原発事故に関
して、日本弁護士連合会が行ってきた1年と2ヶ月あまりの諸活動を総括し、今
後の課題を示したものです。二重ローン対策や災害後の街づくり、今後の災害対
策法制の在り方についても重要な提言を行っており、ぜひ、全体をお目通し頂き
たいと思います。
 とはいえ、この宣言は議案書でも17ページにわたる長文ですので、この報告
では、市民の関心がとりわけ高いと思われる原子力事故の被害に対する損害の賠
償と被害者への国のあるべき支援、原子力発電所の再稼働について、この総会決
議の内容を簡単にご説明したいと思います。
 
 まず、損害賠償については、「福島第一原子力発電所事故は、東京電力株式会
社が必要な地震・津波対策を怠ったために発生した災害であり、同社が事故の被
害者に対して損害賠償を行うべきことは当然であり、当連合会は完全賠償の実現
に引き続き取り組む。また、原子力損害賠償紛争解決センターについては、今後
増加が予想される受付事件の迅速かつ十分な解決のため、組織態勢の充実・強化
を求めるとともに、和解案に裁定機能を持たせるための新法の制定を要請してい
く。」としています。この活動は、現在日弁連が総力を挙げて取り組んでいる課
題です。提案理由中では原子力損害賠償紛争解決センターの実情なども紹介して
います。
 
 続いて、被害者への国のあるべき支援については、「福島第一原子力発電所事
故は、国の原子力政策の下で発生したことから、被害者に対する人道的援助の第
一次的な責任は国にある。当連合会は、被害者の居住地選択等に関する自己決定
権を尊重し、被害者への生活給付金の支給等の生活再建支援制度や福島県外在住
の避難者等を含む被害者に対する健康診断の実施と医療の保障など、より実情に
即した被害者援護立法の制定に全力で取り組む。」としています。この課題は、
通常国会に提案された与野党の議員提案立法の一本化が図られ、政府サイドとの
ツメがなされている段階です。5月29日には日弁連はこの法案の早期成立を求
める緊急院内集会を参議院会館で開催することを予定しています。
http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2012/120529_4.html
 
 そして、原子力発電所の再稼働については、「福島第一原子力発電所事故のよ
うな事故の再発やこれを更に上回る規模の新たな原子力発電所事故が起きれば、
日本社会は崩壊しかねない。このような深刻な災害を二度と発生させてはならな
い。そのため、当連合会は、
 
1 原子力発電所の新増設(計画中・建設中のものを全て含む。)を止め、再処
理工場、高速増殖炉などの核燃料サイクル施設は直ちに廃止する、
 
2 既設の原子力発電所のうち、(1)福島第一及び第二原子力発電所、(2)敷
地付近で大地震が発生することが予見されるもの、(3)運転開始後30年を経過
したものは、直ちに廃止する、
 
3 前記以外の原子力発電所は、10年以内のできるだけ早い時期に全て廃止す
ることとし、廃止するまでの間は安全基準について国民的議論を尽くし、その安
全基準に適合しない限り運転(停止中の原子力発電所の再起動を含む。)は認め
られない、との意見を既に公表している(2011年7月15日付け「原子力発
電と核燃料サイクルからの撤退を求める意見書」)。
 
 しかるに、近時、福島第一原子力発電所事故の原因がいまだ明らかになってお
らず、事故原因を踏まえた安全対策も確立できていないにもかかわらず、政府は
対症療法的な津波対策・電源対策を講じただけで、福島第一原子力発電所事故の
教訓を忘れ、電力不足の危機感を煽り、停止中の原子力発電所の再稼働を目指し
ている。
 
 深刻な原子力発電所事故被害の再発を未然に防止するため、現在停止中の原子
力発電所については、福島第一原子力発電所事故の原因を解明し、その事故原因
を踏まえた安全基準について、国民的議論を尽くし、それによる適正な審査によ
って確実な安全性が確保されない限り、再稼働しないことを求める。」と提案し
ています。(次号へ続きます)
 
 
┏┓
┗■3.<テント日誌5/24(木)
 |  ―経産省前テントひろば257日目 稼働原発ゼロ19日目>
 |  大飯・福井に思いを馳せながら
 |  テントひろばはゆったりと、賑やかに
 └────
 
5月24日(木) 晴れ
 
 昼にテントに着くと、山羊に可愛い荷台を引かせた老夫妻がいた。山羊は生後
1年半だそうだ。
その山羊が荷台に奥さんを引いて歩いている。荷台には脱原発と書かれている。
とても微笑ましい感じで、テントのメンバーもみんな外に出て見ていた。
 
 それに続いて今度は年配の女性が来訪。核燃サイクルを止めさせようと、経産
省至言エネルギー庁に抗議したいという。折から原子力委員会の核燃サイクル小
委員会をめぐって、委員長・事務局・電力業界・エネ庁が癒着し、裏で推進の密
議と報告書案書き換えを繰り返していたことが暴露されている。
 核燃サイクルを止めれば、原発は止まる、ということで、女性2人がテントの
マイクでもって経産省正門前でアピール行動。
 今日は初夏の陽気で汗ばむほどだが、カラリとして、テントの前に立つと気持
ちがいい。そのせいというわけでもないだろうが、テントの前は多くの人が座り
込み、賑やかである。
 
 22日に福井県民会議が幹事会で、6月16日もしくは17日に大飯眼発再稼
働反対の福井・全国大集会を開催することを決定し、いずれその呼びかけが全国
に向けて発せられるそうだ。テントとしても首都圏及び全国の人々に福井への総
結集を呼びかけ、とくに首都圏の人々には共同
のバスツァーでの参加(誰もが参加できる費用での)を呼びかける予定である。
 以前に福岡の人々からのメールが送られてきたが、そこに全国の原発現地の分
断と各個撃破を許さず、大飯原発再稼働阻止のために「全国を一つにした闘い」
ということが訴えられていた。
いよいよそれを現実のものとする時が訪れようとしている。
 
 翌朝、大飯に行っている椎名さんから電話があった。24日の夜、民宿の宿に
地元の人たちが来訪され、福島の女性達と懇談したそうだ。26日の「もう一つ
の住民説明会」を地元で担っておられるMさんご夫妻、町議会全員協で1人反対
を表明された猿橋町議、サンデー毎日のルポ記事で、明確な発言をされていた森
下さん等々、6人程だったそうだが、皆さん一様に福島の話には驚かれたそうで
ある。とくに富岡町から避難されている木田さんの話は深い衝撃と驚きだったそ
うで、それをみんなに伝えねば、と仰っていたという。
 5・26がおおい町の中に新しいうねりが生まれていく起点となるように祈り
たい。きっと戸別訪問でのポスティングと対話活動が精力的に取り組まれている
ことだろう。
 尚、25日は小浜で、中嶌哲演さんが用意されている集まりで椎名さん達が話
すそうだ。(Y・T)
 
★テント全体会議 5月29日(火)午後7時~9時半 日比谷図書館内会議室
 ・6月16or17日の福井・全国集会へのバスツアーでの参加と組織化について
 ・テントの体制の再構築について
 是非、多くの方の参加を!
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1468】
2012年5月26日(土) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.スイスで毎日のたんぽぽ舎メールを読んでいます。地道な活動が着実に
    広がっている様子に感動(メルマガ読者 スイス在住Y子さんより)
★2.伊方3号機先行論も--政府・民主党の意見
    四国電力再稼働、地元反対少ない?  (5月5日 中日新聞より)
★3.再稼働阻止ハガキ、1万枚突破 さいごの努力・500~1000枚を
    おおい町へ・福井県へ・政府へ (たんぽぽ舎 ハガキアクション)
★4.サクラ調査(9年目)全国集計中、着々進行
                (たんぽぽ舎 サクラ調査ネットワーク)
★5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇6月2日(土)「月1(つきいち)原発映画祭+交流カフェ」
◇6月16日(土)『第4の革命 エネルギー・デモクラシー』練馬上映会
◇6月24日(日)放射能汚染の現状と 今、わたしたちにできること
 ~あなたと子どもたちの未来のために~広瀬隆氏講演
★6.<テント日誌 5/23(水)
   ―経産省前テントひろば256目 原発ゼロ18日目―>
    持久戦に入ったテントの日々の中で
★7.農文協ブックレット◇『脱原発の大義-農と漁と地域の視点から』
━━━━━━━
※5/14発行TMM:No1454「原発いらないパレード日野」のツイッターアカウント
につづり違いがありました。正しいアカウントは genpatsunohino です。
━━━━━━━
※5/22発行TMM:No1464「もうひとつの住民説明会」登壇者のお名前に誤字が
ありました。訂正してお詫びします。誤:遠山さん、正:陶山さん
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.スイスで毎日のたんぽぽ舎メールを読んでいます。
 │  地道な活動が着実に広がっている様子に感動
 │  スイスでも老朽化した原発が緊急停止しました
 └────(メルマガ読者 スイス在住Y子さんより)
 
 毎日のたんぽぽ舎のメ-ルをここスイスで読んで、地道な活動が着実に広
がっている様子を感動を持って見ています。貴社の活動と特に山崎様の書かれ
る文章はいつも説得力があり、人間の尊厳にふさわしい論説に胸がすく思いが
します。スイスでも老朽化した原発が先日緊急停止しました。放射能漏れはな
いそうですが、そんなことはフランスでもドイツでも起こったとしても隠して
しまうらしいことは皆わかっています。
 日本の福島がいまだに全く収束していないこともここでは周知の事実です。
ただ、静かに見守っているというそんな感じです。スイスでは最近呼吸器の軽
度だが治りにくい炎症が流行っています。これも世界的な大気の汚染からくる
ものか、ウイルスなのかはっきりはしていませんが、多くの人が「かわった風
邪の症状」として訴えています。
 日本では正しいことを発言したりするのがものすごく抵抗にあうことがあり
ますが、どうぞ遠くから日々応援しています、何かできることをしたいと思っ
ています、どうか頑張ってください。本当にありがとうございます。
 スイス在住Y子
 
 
┏┓
┗■2.伊方3号機先行論も--政府・民主党の意見
 │   四国電力再稼働、地元反対少ない?
 └────(5月5日 中日新聞より)
 
 原発の運転がゼロになることで、政府は再稼働戦略の見直しを迫られる可能
性が出てきた。政府・与党内には近隣府県の反対が根強い関西電力大飯原発
3・4号機(福井県おおい町)より、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方
町)の再稼働を先行すべきだ、との意見が急浮上している。
 伊方3号機は大飯に続き、経済産業省原子力安全・保安院が3月26日、安
全評価(ストレステスト)の1次評価を妥当と判断。技術的な最終チェックの
原子力安全委員会の審査に進んだ。
 伊方のある愛媛県は瀬戸内海に囲まれ、「地元は四国電力との関係もよく、
反対が比較的少ない」(電力業界)とされる。中村時広知事は日本新党の衆院
議員時代から野田佳彦首相と親交があり、個人的に電話でやりとりできる仲。
民主党内からは「むしろ伊方が一番手になった方が、難航する大飯の再稼働に
も道が開ける」との意見が出ている。(中略)
 大飯の場合、安全委の審査期間は40日程度だった。安全委が連休明けにも
伊方の審査を始め、手続きが順調に進めば6月中の再稼働が視野に入ってくる。
 
 
┏┓
┗■3.再稼働阻止ハガキ、1万枚突破
 │  さいごの努力・500~1000枚をおおい町へ・福井県へ・政府へ
 └────(たんぽぽ舎 ハガキアクション)
 
 原発再稼働阻止ハガキを反原発自治体議員・市民連盟とたんぽぽ舎の共同で
始めて、約2カ月。共同の努力の力で5月23日遂に1万枚を突破。さいごの努力
で500~1000枚を増刷して(合計1万500枚~1万1000枚に)福井県知事へ、
おおい町長へ、政府の4大臣へハガキを集中しよう。
FAX・TEL・メールも送ろう。
 
 
┏┓
┗■4.サクラ調査(9年目)全国集計中、着々進行
 │  北海道からも九州からも調査データが届き
 └────(たんぽぽ舎 サクラ調査ネットワーク)
 
 サクラと環境・放射能汚染調査(9年目)は、最後の北海道からも調査デー
タが届いて、又福島では大量のサクラの木の調査がたんぽぽ舎会員Kさんの尽
力でできて、かなりのデータ資料が集まりました。現在それらの集計と分析を
進めています。できるだけ早くまとめて、それを6月中に『サクラ調査報告
集』第9集(カラー含む50頁余・500円)として発行する予定です。
乞うご期待。
 
 
┏┓
┗■5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇「月1(つきいち)原発映画祭+交流カフェ」
 3.12を忘れない ~映画で見る・知る・感じる原発~
 毎月1回、原発/脱原発に関連した映画を観て、そのあとは交流カフェとし
 て感想や思いや意見、を語り合おう、という趣旨の会です。
 様々団体のPRタイムもあります。どんなPRでも歓迎です!!
 どうぞお気軽にご参加ください。お待ちしています。
 
 日時:6月2日(土) 17:00~20:30
【絶対!!原子力戦隊スイシンジャー路上ライブ】
 17:00頃(上演10分弱)
 会場:谷中・夕やけだんだん下(JR日暮里駅西口を出て西へ道なりに
    徒歩3~4分。谷中銀座商店街手前)
 観覧無料、雨天中止(小雨の場合は様子次第)
 
【尾米タケル之一座を迎えて】
 18:00~20:30(受付17:40から)
 参加費:300円、定員:30名(要予約)
 (交流カフェは、飲食代として別途300円~500円のカンパをお願いします)
 会場:谷中の家(台東区谷中3-17-11)千代田線千駄木・JR日暮里・JR西日
  暮里下車徒歩7分よみせ通り延命地蔵を東へ入る、2筋目を南へ入って東側
 主催:都民投票ひがし
 予約・お問い合わせ 植松  uematsu@kkd.biglobe.ne.jp
 
 
◇ドイツを変えたドキュメンタリー映画
 『第4の革命 エネルギー・デモクラシー』練馬上映会
 
  日 時:6月16日(土) 開場:6時15分 上映:6時30分
  会 場:練馬区立生涯学習センター(旧練馬公民館) ホール
      (西武池袋線練馬駅6分 練馬区豊玉北6-8-1 Tel 3991-1667)
  参加費:一般 1000円 / 中・高校生 500円
  保 育:300円(要予約 先着10名まで 3993-1734 松浦)
  主 催:映画『第4の革命』上映会
      (チケット申込み・問合せ Tel/Fax 3992-4529 きっかわ)
 
 
 ◇放射能汚染の現状と 今、わたしたちにできること
  ~あなたと子どもたちの未来のために~ 広瀬隆氏 講演
 (このイベントは事前申し込みが必要です)
 
 日時:6月24日(日) 開場pm1:00 開演pm1:30~pm4:30
 場所:墨田リバーサイドホールイベントホール
    東京都墨田区吾妻橋一丁目23番20号
 参加費:事前申込み ¥1,000
 主催:子供たちの未来を考える母と子の会
 お申込みは下記にて受付中
  〒106-0031東京都港区西麻布1-8-9
  TEL 03-6410-6058、MAIL: hahatoko@acinos.info
 問合せは、広報担当:銘苅朝子(めかるともこ)までお願い致します。
 
 
┏┓
┗■6.<テント日誌 5/23(水)
 │   ―経産省前テントひろば256目 原発ゼロ18日目―>
 │    持久戦に入ったテントの日々の中で
 └────(M/O)
 
 昨日は一日雨に降りこめられていた。風情としては嫌いではないといっても
やっぱり鬱陶しい。
 今日は晴れていて風が肌にここちよい。テント前の椅子に座って眺めている
と、緑に包まれて先に頭だけ出した国会議事堂も見える。案外と緑の多い霞ヶ
関のほんの向こうが永田町であり国会があるのだ。となりに座わっている人が
ビラをくれた。共謀罪や国家秘密保護法、また暴力団対策法」改訂などのもの
である。国会で審議されているものとしては消費増税が主たるものであって、
これらについてはあまり伝わってこない。共謀罪については野田首相が5月の
創設と国際公約をしているのだが、審議はどうなっている(?)のだろうか。
暴力団対策法案改訂の動きは(?)
 
 ここの霞ヶ関から国会は目と鼻の先であるが、ここから見ていても国会は遠
い距離にある。以前に、国会前に座り込みをしていた時は、道を一つ挟んだだ
けなのに距離の遠さを感じていた。これは空間的」な距離ではない。国会で展
開されている政治(国会意志の決定をめぐる行為)が、僕らの政治的意志とあ
まりにもかけ離れているということだ。この霞が関にテントひろばを作りなが
ら、僕らが意識してきたのもこのことだった。この乖離を埋め、政治的な課題
の議論が接近できるのは可能か、という問いかけを発し、それを模索してきた
のだ。原発再稼働問題は政府が国家意志の名において簡単に意志決定すること
を許さない、ということであったし、それに反対する国民の意志を無視できな
い状況を作り出した。今後のことはともかく、一つの局面としてそれを生みだ
した。そうであれば、国会の中で動いている他の法案をめぐる問題ではどうな
のだろうか。ビラを読みながらそんなことを考えた。
 
 再稼働をめぐるさしあたっての焦点の一つは福井や関西圏にある。そこ移り
つつある。これについてはおおい町の「住民説明会」(5月26日開催)や6
月16日か17日かの福井集会として伝えられている。福井現地の動きを全国
的に包む形での展開の他方で、このテントひろばはある種の持久戦に入る。
 テントひろばは存続すること自身で一つの役割を持つがこれは結構大変なこ
とだとも思う。一見すると穏やかで、淡々として過ぎゆく日々の中で、持久戦
的な闘いをすることは、自己問答をし、国家意志と国民意志の乖離を埋める事
を自分(想像力)の中で模索することである。僕らの日々の行動をこの側面か
ら支えることにほかならないが。これが現在の政治的行為とも言えるし、その
難しさだとも言える。禅問答のようなことをしていすに座っていた一日だった。
(M/O)
 
 
┏┓
┗■7.本・冊子の紹介
 └────
 
 ◇『脱原発の大義 - 農と漁と地域の視点から』【農文協ブックレット】
 (A5判、172ページ、定価840円、5月発行)
 
  原発は立地する地域の暮らしと産業の循環を壊し、地域経済と自律性を奪
 ってきた。「脱原発」は持続可能な社会をつくる展望と併せて追求されるべ
 きである。それが消費者、ひいては社会の真の「安心」へとつながっていく。
  本書では原発そのものの安全論議に巻き込まれず、農林漁家に寄り添いな
 がら、いまなお続くふるさと喪失の危機を打破し、ふるさと再建と日本社会
 の再構築への道筋を明らかにする。
 
 *PART1 地域を踏み台にした原発国家の形成と破綻
  鎌田慧、岡田知弘、槌田敦、諸富徹
 *PART2 農山漁村の現場から
  中島紀一、富田宏、金子真司、小山良太・小松知未
 *PART3 未来へつなぐ
  古沢広祐、菅野正寿、戎谷徹也、加藤好一、名取弘文、開沼博、飯田哲也
 *コラム 山下惣一
 
 目次・詳細は農文協「田舎の本屋さん」サイトをご覧ください
 http://shop.ruralnet.or.jp/b_no=01_54011193/
たんぽぽ舎です。【TMM:No1467】
2012年5月25日(金) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.関西広域連合 大飯再稼動なしを前提にして
    今夏15%以上の節電を了承  (5月20日 デーリー東北より)
★2.再稼動前向き2町のみ~多くの自治体が反対~
   大飯周辺20の自治体は100キロ圏でも慎重(5月23日 朝日新聞より)
★3.電力利益 家庭から7割 10社平均 企業より割高料金
                     (5月23日 朝日新聞より)
★4.(読者からの投稿)
 北九州市による放射性震災がれき試験焼却の強行と、住民2名の逮捕に抗議、
  放射能は「閉じ込める」が原則、全国へ拡散するな。   (坂田良和)
★5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇6月2日、京都、『TPP、原発、医療 野田政権でどうなるニッポン社会』
 講師 色平哲郎さん(佐久総合病院・内科医)
★6.<テント日誌 5/22(火)
   ―経産省前テントひろば255目 原発ゼロ17日目―>
   大飯原発再稼働阻止! 福井・全国行動へ準備しよう!
   テントにつながる若者たち
━━━━━━━
◇あす26日14時~第13回役立つ反原発基本講座『原発による動植物の異変』
 講師 蔵下和男さん、会場・スペースたんぽぽ。ぜひお越しください。
 http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1088
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.関西広域連合 大飯再稼動なしを前提にして
 │   今夏15%以上の節電を了承
 └────(5月20日 デーリー東北より)
 
 関西広域連合は19日の会合で、今夏の電力需給対策について、関西電力大飯
原発3、4号機の再稼働がないことを前提に、国や関電が求めていた2010年比
で15%以上の節電を構成団体の府県民や企業に要請することを了承した。
(中略)期間は7月2日から9月7日までで、時間帯は午前9時~午後8時。
電力需要のピーク時に、夜間電力などでくみ上げた水を流す揚水発電による供
給を増やすため、午前7~9時と午後8時~午前1時も、生活や生産に影響の
ない範囲での対応を求めた。(中略)
 
 広域連合の会合に参加した細野豪志原発事故担当相は、原発再稼動に向けた
政府の新たな安全基準を説明。大飯原発の安全対策として福井県が要望してい
る特別な監視体制を検討していることを明らかにし、再稼動への理解を求めた。
京都府の山田啓二知事は「安全基準と言うなら原子力安全委員会を通して決定
すべきだ」と反対した。
 大阪市の橋下徹市長は「1カ月から3カ月だけという動かし方もある」と、
期間限定の再稼働にいったん言及した。一方、会合後に記者団から真意を問わ
れると「再稼動を少しでも食い止めるために説明しただけだ。了承はしない」
と述べた。
 
 
┏┓
┗■2.再稼動前向き2町のみ ~多くの自治体が反対~
 │   大飯周辺20の自治体は、100キロ圏でも慎重
 └────(5月23日 朝日新聞より)
 
 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)から半径30キロ圏の11市
町と100キロ圏の9府県を対象に、共同通信が22日までに実施したアンケート
で、再稼働に前向きな自治体は、原発が立地する福井県の高浜、美浜の2町に
とどまった。野田佳彦首相は近く再稼動を最終判断する方針だが、政府の安全
基準への不信感や安全規制組織の刷新の遅れなどから、再稼働の前提となる
「地元の理解」が進んでいない現状が鮮明になった。
 
 ただ、大飯原発が立地するおおい町など5自治体が「まだ判断しかねる」を
選択。福井県が「県議会などの意見を踏まえて総合的に判断する」と答えるな
ど、4自治体は明確な回答を避けた。計900自治体が態度を保留しており、
こうした自治体の判断の行方が再稼働問題に影響しそうだ。
 
 東京電力福島第一原発事故の被害が広範囲に及んだため、原発事故の防災対
策の重点区域となる緊急防護措置区域(UPZ)30キロ圏だけでなく、100キロ圏
の府県でも慎重な姿勢が目立った。(後略)
 
 
┏┓
┗■3.電力利益 家庭から7割
 │   10社平均 企業より割高料金
 └────(5月23日 朝日新聞より)
 
 経済産業省が全国10電力会社の電力販売による収益を調べたところ、家庭
向け電力が販売量の約4割しかないのに、利益の約7割を占めていることがわ
かった。一方、販売量の約6割を占める企業向けは、利益の約3割しかなかっ
た。企業向け料金に比べ、家庭向け料金が割高になっているからだ。
 
 経産省は10電力の2006~10年度の販売電力量、電気事業による売上高
と利益を調べた。10電力の5年間平均では、販売電力量は家庭向けが38%、
工場など企業向けが62%、売上高はそれぞれ49%(7兆2千億円)、51%
(7兆5600億円)だった。一方、利益は家庭向けが69%(4300億円)、
企業向けが31%(2千億円)と逆転した。なかでも、東京電力は家庭向けが
利益の91%を占めた。07年の新潟県中越沖地震で原発が止まって天然ガスな
どの燃料費がかさみ、利幅の小さな企業向けの利益が少なくなったからだ。
(中略)
 家庭向けの電気料金は、発電にかかる費用を積み上げ、さらに一定のもうけ
を上乗せする「総括原価方式」で決まる。また、その地域の電力会社からしか
買えない「地域独占」のため、電力会社どうしの値下げ競争もない。このため、
電力会社は安定して利益をあげる土台にしている。(中略)
 今回、家庭向けの利益が大きいことがはっきりし、家庭向けの料金の値下げ
や、家庭向け電力の自由化を求める声が高まる可能性がある。
 
 
┏┓
┗■4.(読者からの投稿)
 │ 北九州市による放射性震災がれき試験焼却の強行と、住民2名の逮捕に
 │ 抗議、放射能は「閉じ込める」が原則、全国へ拡散するな。
 └────(がれき受け入れにかかる港区住民説明会有志の会 坂田良和)
 
 私たちは、今年2月17日の東京港区で行われました震災瓦礫受け入れにか
かる住民説明会の日に結成した住民による任意団体、がれき受け入れにかかる
港区住民説明会有志の会です。私たちは国民として、この度の北九州市での住
民の意思を無視した石巻市の瓦礫の試験焼却の強行と、警察権力を用いた暴挙
に対し厳重に抗議いたします。
 
 これまで、政府による放射性瓦礫の全国拡散処理という最大の愚挙にたいし、
私たちは東京の一住民として反対の意思を表明し、港区に対して瓦礫受け入れ
を再考する請願を提出し、また2回の質問会を開催して、清掃事務所の見解を
確認してまいりました。しかし、請願は否決され、質問会では「安全には十分
配慮している」との一点張りで、担当課長はやってみなければ分からないとま
で言ったのです。
 このように、政府による正当性を一切見いだせない、一方的な自治体と住民
へのがれき処理の押し付けが、全国規模で行われつつあり、このことに最大の
危機感を抱くことは、北九州市の市民も私たちも同じなのです。この逃げ場の
ない狭い島国では、全国民が放射能汚染については運命共同体なのです!
 
 福島原発事故はいまだに収束しておらず、放射性物質の汚染の規模が増大す
る中、政府は積極的な事故収束に向けての対策をとらず、剰え東電に対しては
一人の逮捕者も出させず、責任を取らせないのです。
 その一方で、北九州市当局は、西日本の放射性瓦礫拡散を阻止すべく立ち上
がった北九州市民の正当な抗議行動にたいして、県警を動員しての2名逮捕で
報いたのです。このような理不尽がまかりとおることに怒りの声を上げないわ
けにはいきません。
 
 ここに私たち有志の会は、一国民として微力ながらも、再度放射性瓦礫の全
国拡散処理に反対の意思表示とともに、北九州市での住民の勇気ある行動の支
持と共に、北九州市への抗議を表明いたします。
 
 
┏┓
┗■5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇信州の内科医・色平哲郎さんの語る
 『TPP、原発、医療 野田政権でどうなるニッポン社会』」
 講師 色平哲郎さん(佐久総合病院・内科医)
   ホームページ「信州の農村医療の現場から 色平哲郎」
   http://iro hira.web.fc2.com/
 
 日時 6月2日(土)午後6時30分
 会場 ひとまち交流館3F 第5会議室(定員90名)
  http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
 発題者 長谷川羽衣子さん(バイバイ原発・京都、脱原発について)、
     松平尚也さん(AMネット、TPPについて)など予定
 *NGO関係者を中心に発題者も募集中です!(医療関係者からの発言も
  大歓迎!)
 資料代 500円
 主催 6・2色平哲郎さんTPP講演会@京都実行委員会
 協賛 「緑」の京都・準備会、市民社会フォーラム、関西フィリピン人権
    情報アクションセンター、ジュビリー関西ネットワーク、ATTAC京都、
    バイバイ原発・京都 *協賛団体募集中です(無料)!
 【連絡先】「緑」の京都・準備会 http://greens-kyoto.jimdo.com/
  E-mail:midori.no.kyoto@gmail.com 携帯:070-5650-3468(内富)
 
 
┏┓
┗■6.<テント日誌 5/22(火)
 │   ―経産省前テントひろば255目 原発ゼロ17日目―>
 │    大飯原発再稼働阻止! 福井・全国行動へ準備しよう!
 │    テントにつながる若者たち
 └────( Y・T )
 
5月22日(火) 終日雨 気温は3月のように低い。
 朝、深夜に入っていたメールを確認する。福井の原子力安全専門委員会の審
議は疑問点や批判点が噴出し、審議は継続となったようだ。報告書の提出は簡
単にはメドのたたない状態のようだ。そして時岡おおい町長は月内に結論を出
すとしていた態度を、月内は無理へと変更したようだ。野田政権のタイムスケ
ジュールは福井の地で1歩崩れ始めた。気を緩めることなく、福井の安全専門
委員会、知事、おおい町長に、TEL、FAX、メールを集中しようと呼びか
けられている。
 
 午後、テントに5人の男女若者たちのグループがテントに来訪。それぞれ働
きながらどこかの劇団に所属して時々上野の喫茶店でステージに立って反原発
の歌を歌っているそうだ。テントに行ってみたいということで、テントを知る
女性に連れてきてもらったという。30歳前後だそうである。1人1人の原発
問題との出会いや現在の思いなどを聞いていたが、その中の1人の話は衝撃的
だった。
 北海道で中学卒業後塗装工となった彼は、16歳の未成年の時から六ヶ所村
の再処理工場に4次下請けで派遣されて働いていたそうだ。放射線防護の方策
は全く無しに。そしてその後も福島第1・2原発で働いていたという。そこで
彼が話した内容は「原発ジプシー」そのものであった。彼がそれを離れたのは、
被曝がヒロシマ・ナガサキの被爆とつながっていることを知ったからであった
とか・・・。
 そういう過去を背負いながら、彼らは元気よく反原発の歌を何曲か歌った。
今度、天気のいい時はテントの前でライブをやろうと約束した。
 
 夜の運営会議で、福島から呼びかけられる6月中旬の福井・全国行動に向け
ての取り組みが議論された。昨年の野田政権の「事故収束宣言」から一気に激
しさを増した大飯原発再稼働をめぐる攻防が、ギリギリの正念場を迎えている
中で、これまでテントにつながった全国の人々に呼びかけて、福井・全国行動
に総結集すること、テントからはバスを連ねて参加することが確認された。
 テント防衛体制の強化に取り組みながら、6月中旬の福井・全国行動への準
備を進めること、このためのテントへの結集を呼びかけたい。 ( Y・T )
 
 ◇当面の予定◇
 ◇5/26(土) 13時~16時
 ◇大飯現地で「もう一つの住民説明会」、あみーシャン大飯ふれあいホール
 ◇5/27(日) 10時~17時
 ◇福井・全国行動参加への呼びかけ 全国発信作業 日比谷図書館4F
 ◇5/29(火) 19時~21時、テント全体会議 日比谷図書館
 
(※テント日誌5/21の文責が抜け落ちていました。Y・Tでした。)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1466】
2012年5月24日(木) 地震と原発事故情報
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.東電の利益、91%が家庭から(企業は9%)
   なぜこんなに格差か?いびつな収益構造、電気料値上げ反対。
   経産省もテレビ・新聞ももっと前から知っていたのに。    柳田  真
★2.<テント日誌5/21(月)
   ―経産省前テントひろば254日目 稼働原発ゼロ16日目>
   おおい町 もう一つの住民説明会へ 福島の女性達とともに
   テント防衛を強めながら、福井・全国行動への準備を!
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇6/9前福島県知事・佐藤栄佐久さん講演会『福島原発の真実』
           花巻市東和町総合福祉センター大ホール
  ◇6/10チャリティライブ「フクシマを思う5~
   どうしたら原発事故のような人災を防ぐことができるのか」
         武蔵野商工会議所4F
━━━━━━━
 
┏┓
┗■1.東電の利益、91%が家庭から(企業は9%)
  |   なぜこんなに格差か?いびつな収益構造、電気料値上げ反対。
  |     経産省もテレビ・新聞ももっと前から知っていたのに。
  └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
 
 東電の収益の91%が家庭からで、企業からは9%という数字が経産省から
 発表された。なぜこんなに格差なのか?東電の説明は抽象的でわかりにくい。
いびつな収益構造であり、その上さらに7月から10%値上げ案を東電は出して
いる。許せない。企業の方ではとれない利益(企業には格安の電気料にしておい
て)を個人(家庭)からかせぐやり方はフェアでない。7月からの東電電気料値
上げをなんとか防ぎたいものだ。
・東電の値上げ案は第二弾があって、来年東電管内の柏崎刈羽原発再稼働ナシな
ら15%値上げというおまけがついている。東電の高コスト体質そのものである。
身を削る努力をキチンとしたのか?!
・経産省もテレビ、新聞も「個人91%、企業9%」の事実を今頃初めて知った
ふりをしているが、実はもっと前から知っていたのだ。それは、(1)このメル
マガでもだいぶ前に報道したし、(2)反原発自治体議員・市民連盟の門間ひで
子議員のニュース(70号、2012.4.4)ではこの事実「91%と9%」
が載っている。(出典は東京電力経営・財務調査タスクフォースから)門間議員
のニュースは何万枚も羽村市内に4月配布されている。
・今後の解決の方向は、新電力(PPS)で企業が自由に電気を選べて、買える
ように、個人・家庭も数社から選択して電気が買えるようにする方向へ政府を変
えることと、あとは国民の判断と行動力だ。ALL電化のような選択をしない賢
明な自主判断できる人を増やすことだ。さらに、「電気を熱に変えて使うのは電
気の浪費であり、最も愚挙である」ことを広く知らせ、例外を除いてやめる方向
へいきたい。夜間料金を安くして使わせるのは、原発電気の余りを使わせるもの
であり、原発推進につながる。夜間料金を安くしているのは電力会社の原発推進
策の一環であることを広くしらせよう。7月からの東京電力の電気料金値上げに
反対しよう。原発再稼働を阻止しよう!
 
 
┏┓
┗■2.<テント日誌5/21(月)
 |  ―経産省前テントひろば254日目 稼働原発ゼロ16日目>
 |  おおい町 もう一つの住民説明会へ 福島の女性達とともに
 |   テント防衛を強めながら、福井・全国行動への準備を!
 └────
 
 5月21日(月) 曇り
 
 今日、午後、原発推進派右翼団体がテントに襲来した。以前にも何回か来て、
テントを揺さぶったりしてきた団体である。この日は街宣車4台を歩道に乗り上
げテントの間近に向け(1時間以上もその状態)、テントを揺さぶったり、テン
トのロープをカッターで切ったり、外の椅子をテントに投げ込んだり、あげくは
テントの上に乗ったり。横断幕や鯉のぼりのロープを引きちぎり、ついでに経産
省設置のものも引きちぎっている。
 
 警察はその間、長い間傍観の態度。歩道に街宣車が1時間以上も乗り上げてい
るのを黙認し、暴行、器物損壊がなされているのも黙認状態。この右翼団体の行
為は警察公認の下になされているのか!と目撃していた人は感じたに違いない。
 
 テントとして、このような警察の態度に早急に厳重な抗議を申し入れることを
確認。
 
 集団ハンスト行動が大きなうねりを創り、大飯原発再稼働問題がいよいよ煮詰
まり、緊迫しているこの時期の故にこそ、推進派右翼団体は苛立ち、テントへの
攻撃が高まっている。テント防衛を強化しながら、福井・全国行動の準備を進め
ていくことが求められている。
 
 福井の地元の人たちと関西の人たちの協働でもって準備されてきた、「もう一
つの住民説明会」の動きが本格化してきた。福島の女性達とおおい町民との対話
・交流がその柱であるが、福島の女性達が続々とその参加を表明しているそうだ。
 
 テントからも、男性・女性合わせて数名が、24日から戸別訪問・チラシ入れ
活動に参加する。5・26で、大飯・福井と福島と関西と東京のつながりがしっ
かりとできていくことを期待したい。
 
 以下は5・26「もう一つの住民説明会」への趣旨説明と、配布された第1弾
のチラシです。
 
 夏が近付くに連れ、大飯原発再稼働の緊張が高まっています。
立地自治体であるおおい町は、原発や再稼働に対して疑問や不安を抱きながらも、
原発について町の人同士が話すことすら難しい状況です。
しかし、この間の、美浜の会やグリーン・アクションをはじめ、様々な団体・個
人の働きかけで、少しずつ住民の方自身が声をあげようとしています。
 
 この住民の方たちの気持ちに寄り添うため、私たちは今週の土曜日、町の方た
ちと一緒におおい町のこれからを考え、話し合う【もうひとつの「住民説明会」】
を開催致します。
 
 福島原発の立地自治体であった富岡町のご出身で、現在水戸市に避難しておら
れる木田さんをはじめ、3.11を体験した福島の女性たちのお話を通じて、原子力
発電所について共に考えたいと思います。
また、住民の方々が最も不安を感じている「経済・雇用」、そして「原発・放射
能」について、質問や相談をして頂けるように、経済と原子力の専門家も同行し
ます。
 5/24・25は、福島の女性たちやボランティアの学生たちと一緒におおい町でチ
ラシを配布し、参加を呼びかけるとともに、住民の方との対話を試みたいと考え
ております。
          もうひとつの住民説明会・相談会(代表/長谷川羽衣子)
 
もうひとつの「住民説明会」
~一緒に考えたい。話したい。おおい町のこれから~
 
■日時:5月26日(土) 13時~16時  ■入場無料
■場所:あみーシャン大飯 ふれあいホール
     〒919-2111 福井県大飯郡 おおい町本郷82-14
             TEL0770-77-3410
 
<福島のおはなし>
 震災と原子力発電所の事故を経験した福島の女性たち。事故が起きる前と起き
た後、生活はどう変わったのか。今も続く問題など、体験をもとに話して頂きま
す。
 不安に感じていること、悩んでいることを話し合い、一緒におおい町のこれか
らを考えませんか?
 
☆木田 節子 さん…3.11以前は福島原発立地自治体である富岡町在住。
         現在は水戸市へ避難中。
☆陶山三枝子さん…福島県福島市在住。野菜カフェ「はもる」の店長。
☆黒田 節子 さん…福島県郡山市在住。長年、保育士として子どもたちと
         接してきた。
☆椎名千恵子さん…宮城県で13年間自給自足生活のかたわら民宿を経営。
         現在福島市在住。
 
<経済や雇用のこと、一緒に考えませんか?>
 原子力発電所がなくなったら、経済や雇用はどうなるの?
 
 こんな疑問や不安、ありませんか?経済の専門家、原子力の専門家が、みなさ
んの疑問に寄り添い、一緒におおい町の経済や雇用の問題、そしてこれからのビ
ジョンを考えます。ぜひ、何でも質問して下さい。
 
☆朴勝俊(関西学院大学)…経済の専門家。脱原発を決めたドイツやの事情に詳し
く、原子力発電 所がある自治体の経済や雇用をどうしていったら良いのか、一
緒に考えます。
☆小林圭二(元京大原子炉実験所)…原子力技術の専門家。原子力発電所や放射能
に関する疑問や不安、何でも聞いて下さい。
 
 
┏┓
┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 
 ◇前福島県知事・佐藤栄佐久さん講演会『福島原発の真実』
 
 日時 6月9日(土)午後2時~4時まで
 会場 花巻市東和町総合福祉センター大ホール、入場無料
   (駐車場は、近隣の公共施設(東和図書館、コミュニティセンター、
    道の駅など)をご利用ください)
 ※参加してくださる方は、予め入江(warasibe@feel.ocn.ne.jp)まで、
  連絡していただけると助かります。少ないスタッフで、椅子並べ等の会場
  設営のめどをつけるためです。連絡なしでも、どうぞ、ご来場ください。
 主催・とうわ九条の会、後援・花巻市
 
 講師プロフィール:83年6月参議院議員初当選、87年大蔵政務次官就任。
  88年福島県知事就任。06年9月27日、県発注のダム工事を巡る汚職事件で
  追及を受け、知事を辞職、その後、逮捕される。一、二審では有罪判決と
  なるも「収賄額ゼロ」という前代未聞の認定。現在、最高裁上告中。
  知事在任時、原発問題(盗電の隠ぺい体質との闘い、安全保安院の分離、
  プルサーマル反対等)政府の方針と対立し「闘う知事」としてその存在を
  示した。
 
 
◇チャリティライブ「フクシマを思う5~
 どうしたら原発事故のような人災を防ぐことができるのか」
 
 講演:日隅一雄(弁護士)
 朗読:金子あい(俳優)、音楽:大久保かおり(バンドネオン)。
 6月10日(日)14時~16時、武蔵野商工会議所4F(吉祥寺駅)、2000円
 実行委(090-2474-7911鎌内 ) http://aikaneko.blogspot.jp/
 
 ※原発事故を風化させない。詩の朗読や音楽とともに、福島を思い、知り、
  ゲストのお話 に学ぶ... 3.11 大震災以降、吉祥寺で続けているシリーズ
  です。放射能汚染にさらされて いる私たちは何をすべきなのか問い続け
  ます。5 回目のゲストは弁護士の日隅一雄さん。 原発事故後の記者会見
  に出席し続け、東電・政府がどのように情報を隠しているのかを 追求。
 
  鋭い視点と行動力で、3.11 後は、癌の治療を続けながら「伝える」活動
  を続けて います。なぜこのような事故が起きたのか分かりやすくお話し
  いただきます。
  朗読作品は 26 年前のチェルノブイリ事故直後にドイツで書かれた詩。
  全く変わらない状 況に驚きます。タンゴの楽器バンドネオンの音ととも
  にじっくりとお聞き下さい。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1465】
2012年5月23日(水) 地震と原発事故情報
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.大飯原発の再稼働を大衆行動で阻止しよう!
   6/16(土)又は17(日)に福井・全国集会開催
   原発反対福井県民会議の呼びかけに応え、全国から福井へ
                 柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.『原発の運転再開はそもそも違法である』
      規制すべき機関が任務放棄    山崎久隆(たんぽぽ舎)
★3.新聞・雑誌から
   若い人達のしっかりした投書がありました。紹介します。
   ---17歳高校生 Y.S (5/21東京新聞「若者の声」より
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
   ◇5/26現代史研究会
    テーマ:反原爆と反原発の間 -日本マルクス主義から、なぜ高木仁三郎、
        小出裕章は生まれなかったのか-
                 明治大学リバティタワー1011
   ◇6・8 中村哲医師講演会
   洪水を乗り越え、農地の復興をめざす アフガン60万農民の命の水
       船橋市民文化ホール
★5.テント日誌5/20(日)
         ―経産省前テントひろば253日目 稼働原発ゼロ15日目>
         ~ 一歩づつ近づく再稼働の足音の中、市民運動として根付く
         「脱原発運動」とテントひろばの活動の今後 ~
━━━━━━━
  ※5/24(木)19:00~原発についてみんなで観ようワンコイン上映会
 上映内容:◎原子力マフィアが封殺した秘蔵映像(60分)
      ◎秘蔵問題ドキュメンタリーを批判する御用学者の映像(30分)
      ◎放射性レンガが流通する映像(30分)
 参加費:500円
 会 場:スペースたんぽぽ
 
 
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┗■1.大飯原発の再稼働を大衆行動で阻止しよう!
 │  6/16(土)又は17(日)に福井・全国集会開催
 |  原発反対福井県民会議の呼びかけに応え、全国から福井へ
 └────柳田 真(たんぽぽ舎)
 
◎原発反対福井県民会議(中島哲演代表委員・ほか)は、5月22日(火)の常任幹事
会で、関西電力大飯原発の再稼働に反対して、6月16日(土)か17日(日)のどちら
かの日の午後に福井市内で福井・全国集会を開くことを決めた(近日中に16日か
17日のどちらかに決まる。今、会場探し、ほか)。
◎「経産省前テントひろば」は、22日のテント運営委員会で、この全国集会に全
力参加を決めた(テント日誌を参照)、低料金のバスも計画。
 たんぽぽ舎もみんなに呼びかけて多数で参加したい。バスも共同で。そのため
にも、前段活動として、討論決起集会の開催(共同で、6月4日(月)19時より
「スペースたんぽぽ」)、多数のビラ配布、再稼働NOのハガキ(1万枚突破)の
集中、寄せ書き運動などを引き続き進めます。
 この1ヶ月は、原発再稼働か否か、の最大の山場だ。
 福井県知事やおおい町長・政府に再稼働を決めさせないため、この1ヶ月、み
んなで全力を尽くそう。
 日本の運命を左右するほどの大事な時期だ。悔いのない活動をやりきろう。
 
 
┏┓
┗■2.『原発の運転再開はそもそも違法である』
 │   規制すべき機関が任務放棄、
 └────山崎久隆(たんぽぽ舎)
 
 現在、原子力規制はどうなっているのだろうか。
 もはや規制当局としての体をなしていない原子力安全委員会や原子力安全・保
安院と、今まさに建っている原発そのものがミスマッチ状態だ。規制すべき機関
が任務放棄をし事実上機能を喪失した。違法状態になっていることを考えれば、
今ある原発は全て違法に存在するといわなければならない。
 
 原子炉等規制法第24条第4項には、原発を設置し運転する能力があることを
要求しているが、今の電力会社にそれがあるかどうか、審査すべき原子力安全委
員会の斑目春樹委員長自身が「指針には瑕疵があった」と述べている。これは、
原子炉等規制法が要求するレベルに原発を維持できないことを意味しており、そ
れは言い換えるならば違法状態にあることを意味する。
『第24条 第4項 原子炉施設の位置、構造及び設備が核燃料物質(使用済燃
料を含む。以下同じ。)、核燃料物質によつて汚染された物(原子核分裂生成物を
含む。以下同じ。)又は原子炉による災害の防止上支障がないものであること。』
 
 地震で電源喪失をしてもろくにバックアップできず、津波にのまれればひとた
まりもなく炉心損傷を起こし、挙げ句の果ては放射能放出を阻止すべき有効な手
段も取れないままに単なる偶然で最悪の破局を免れたに過ぎない。
 それを招いた指針や安全規制はそのままなのだから、現行の法体系においても、
原発の安全性は確認できず、仮に設置許可申請が今あったとしても合格させるた
めの基準である「指針」がもはや存在しないのだから、法的に原発が存在する根
拠が無くなったといわざるを得ない。これは斑目委員長が認めたことだ。「原発
が直ちに違法になるわけではない」などというのは言い訳に過ぎない。現実に原
発が動くことを恐れている人々が大勢いる。市民感覚というのならば、まさしく
原発の再起動を恐れる市民が圧倒的多数だ。
 
 政治家の判断で安全が担保できるのだったらこんなに簡単なことはない。そん
な空想科学小説のような話を誰が信じるというのか。政治家が出来る判断とは、
安全確保が出来たと専門家が言っても、それでも万万が一を考えれば原発から撤
退することだ。ドイツやスイスのように。これが政治の判断だ。逆はない。そう
いう判断をしない政府ならば、選挙で答えを出すだけだ。そう、フランスのよう
に。民主主義国家とはこういう国をいう。
 
 福島第一原発のような事故を起こしてしまった以上、仮に原発を今後も運転し
たいと思う人だって、それを二度と繰り返さない事が最低条件だ。そのためには
指針の改定を前提とした事故の真相究明がまず行われなければならない。それが
あってはじめて「次のステップ」に移ることが出来る。
 現在の原発は、その存在そのものが違法であり、運転どころか安全の維持さえ
もおぼつかない実態にあることを皆が確認すべき段階なのだ。
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
 └────
 
◇ 若い人達のしっかりした投書がありました。紹介します。
  ---17歳高校生 Y.S
               (5月21日 東京新聞「若者の声」より)
 原発不可欠発言に怒り
 
  私は、八日の報道で東京電力の会長と社長が交代することを知りました。
 その次期社長は会見の中で、原子力発電は今の日本にとって欠かせないもの
 だと述べていました。私はそれを聞いて、怒りを感じました。
  福島原発以上の災害が起きた時、人間が核燃料を制御するのは不可能だと
 思うので、原子力に頼るのは大きな危険を伴うものだと考えるからです。
  昔の日本は、原子力を使わずに生活していたことを考えると、今の日本は、
 便利過ぎる社会になってしまったのではないかと思います。しかし、原子力
 が無くても、再生可能エネルギーを上手に活用したら、安全で便利に暮らし
 ていけるのではないでしょうか。
  政府がエネルギー政策を誤れば、日本の将来はなくなることにもなりかね
 ません。賢明な政治判断をしてほしいと思うと同時に、私たちもしっかりと
 政治を監視していくことが大事だと思いました。
 
 
┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇5月の現代史研究会
 テーマ:反原爆と反原発の間 -日本マルクス主義から、なぜ高木仁三郎、
     小出裕章は生まれなかったのか-
 講 師:加藤哲郎(一橋大学名誉教授、早稲田大学客員教授)
 日 時:5月26日(土)午後1時半~5時
 参加費:1000円
 会 場:明治大学リバティタワー1011(1階)
 共 催:社会運動史研究会(由井格・・・03‐3480‐1392)
 
 
◇首都圏最後の講演会。ぜひどうぞ!
 洪水を乗り越え、農地の復興をめざす アフガン60万農民の命の水
 6・8 中村哲医師講演会
 支援のご挨拶 澤地久枝さん(作家 中村哲医師と共著)
 
  日時:2012年6月8日(金)18:00開場 19:00開演
  会場:船橋市民文化ホール(船橋市本町2-2-5)
  JR・東武野田線 船橋駅南口 京成電鉄 京成船橋駅東口 徒歩約7分
  入場料:前売・当日とも 1000円 (大学生以下無料)
 ※前売券 5枚綴1組 4000円
  定員:1000名(前売り券持参到着順)
  問い合わせ先 TEL 047-457-6960 FAX 047-464-9069
         EMAIL tsuno21@waltz.ocn.ne.jp
           郵便振替:口座名 京葉生きいき会議 00130-3-616389
  主催:ペシャワール会現地報告会実行委員会
 
 
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┗■5.テント日誌5/20(日)
  │    ―経産省前テントひろば253日目 稼働原発ゼロ15日目>
 │   ~ 一歩づつ近づく再稼働の足音の中、市民運動として根付く
 │ 「脱原発運動」とテントひろばの活動の今後 ~
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 この日は、代々木公園(渋谷)で開かれたデモに参加し、私用を済ませてから、
20時少し前にテントに着いた。一週間前は、この時間帯のテントの外はすでに寒
く、中に入っていたが、まだ数人がテントの前のパイプ椅子に座って談笑をして
いた。後から来た方が、「ビアガーデンでも出したいような陽気」と仰っていた
が、暑くもなく、寒くもなく、ちょうどよい気候。その後、テントの外では、22
時くらいまで談笑が続いていた。
 
 テントの中に入り、中にいらした受付担当のKさんに、昼間の状況を確認する
と、16時頃に排外主義者の団体が、大勢でやって来たらしい。この日、排外主義
者の団体が日比谷公園をゴールにしてデモを開催したようで、参加者がそのまま
テントへやって来たようだ。あらかじめ情報を得ていた警官隊が警備にあたって
くれたらしいが、テントを揺らしたり、隙間からテントの中を覗き込んだりして、
執拗に嫌がらせを繰り返したという事だった。「市民団体」の言論の自由は認め
るが、今後は、物を壊したり、けが人が出るような様な事はやらないでもらいたい。
 
  暫くすると、足立区で開催されたチェルノブイリ法の制定に携わられたアレク
サンドル・ヴェリキンさんの講演会に参加された方が、テントに寄って下さり、
講演内容について話をうかがった。ベラルーシでは、国家の強力なリーダーシッ
プの下、国民への補償、健康への影響への配慮、生活インフラへのケアが行われ、
成功しているという事であった。
 
  「福島の人達への補償の実現」「子供達を放射能から守る」も「原発即時停止」
「全ての原発を廃炉に」とともにテントひろばが掲げた重要なテーマである。テ
ントひろばにとって、当面は「再稼働阻止」が最も重要なテーマとなると思うが、
日本でもチェルノブイリ法を参考にして、「福島法(日本版チェルノブイリ法)」
が制定されるよう後押しをしてもらいたい。
 
  5月14日(月)におおい町の全体協議会が、政府が発表した大飯原発の安全性
を認めてから、急遽呼び掛けて金曜日に開催された官邸前抗議集会には、1000人
以上が参加していた。おそらく、初めて参加された方もたくさんいらっしゃった
と思う。土曜日に参加した茅ヶ崎のデモ、この日参加した渋谷のデモは、いつも
以上に沿道にいらした皆さんが手を振って下さり、茅ヶ崎では、「ありがとう」
という嬉しい声援も送っていただいた。渋谷のデモはスタート時点では、いつも
と比べてあまり人数が多く無いという印象を受けたが、最後まで参加された方に
話を聞くと、途中から多くの人が加わり、デモの最後には最終的に倍くらいの人
数になっていたという事だった。この週末に参加した「脱原発」の抗議集会、デ
モでは、自ら行動を起こされる方、我々の主張に共感して、応援して下さる方が
着実に増えていると言う印象を受けた。
 
 これから、原発の再稼働を巡り、現地と東京の攻防が激しくなる事が想定され
るが、我々が掲げた「原発の即時停止」「全ての原発を廃炉に」「福島の人達へ
の補償の実現」「子供達を放射能から守る」という目標が実現出来るよう、市民
の民主的な運動として、テントひろばの特性を生かしながら、活動していきたい
と思う。(Toku-san)
 
  月曜の朝 長野から来た方と座り込んで死刑囚の再審請求の話などをしている
と、立ち止まって金環日食を眺める女性、専用メガネを見せ、まずメガネで下を
見た後太陽を眺めるように教えてメガネを置いて足早に出勤される。私もテント
で用意した専用メガネを取り出して眺めるが雲がかかってくっきりは観えない。
通りがかりの方にもメガネをお貸しする。満足した男性は頑張ってくださいと言
い残して足早に立ち去る。何度も観ていると丸い太陽の前に月影が右上から左下
に移動していく。危険な原発は止めて太陽エネルギーをもっと上手に活用したい。
 
  8時過ぎには、男性が記名して関電の株主総会のことを尋ねる。経産省のMさ
んがいつものチェックをし、さらに前日の招かれざる客来訪の様子を聞かれる。
 今週も、原子力委員会、原子力安全委員会(臨時会議)、保安院の意見聴取会
等の傍聴行動の予定ががビッシリ。(K.M)
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