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NUCLEAIRE

ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2490】
2015年5月23日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.工事計画審査は「ひそかに」決定!?「白抜き偽装」「耐震偽装」のまま
   「原子力規制部長の専決処理」と規制委員会に諮らず川内2号機合格
   原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その48
                  木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.原発燃料棒の輸送に抗議
   横須賀市内から東電柏崎刈羽原発への輸送に反対
   核燃料の輸送も生産もやめて 申入書  2015年5月20日
                        市原和彦
★3.福島第一原発の最新情報と、現状に対する私見
                      春橋哲史
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
  ◆原発反対!戦争反対!7.4滋賀集会
   講演1.「原発再稼働を許さない」井戸謙一弁護士
   講演2.「戦争法案反対の闘い」
        福山真劫さん(フォーラム平和・人権・環境 共同代表)
★5.新聞より2つ
  ◆候補地探し 課題山積 核のごみ最終処分場 国が選定
   調査受け入れ 自治体次第 再稼働なら毒性の強いごみ増加
   国のごり押し懸念   (5月23日東京新聞2・3面より抜粋)
  ◆原発なしでやれる       (5月23日東京新聞「金曜日の声・官邸前」より)
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※5/27九州電力川内原発再稼働を許さない!
  5/16鹿児島から5/27福岡九州電力本店リレーデモに連帯し、
  川内原発の再稼働に抗議する九州電力東京支社抗議行動
 日時:5月27日(水)18時より20時00分
 場所:九州電力(株)東京支社 電話 03-3281-4931
    JR有楽町駅前電気ビルヂング北館7F
 主催:再稼働阻止全国ネットワーク
━━━━━━━
※「地震と原発事故情報」編集部よりお願い
 重要な時期なので、『原発再稼働阻止』と『安保法制(戦争法案)阻止』へ
 向けて、メールマガジン読者よりの原稿を募集致します。
 ・600文字以内、・氏名(ペンネーム可)と氏名の後に括弧書きで、肩書きか
 在住県名を入れて下さい。
  なお、お寄せいただいた原稿の全てを掲載できない場合もございます。
 あらかじめご了承願います。
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┗■1.工事計画審査は「ひそかに」決定!?「白抜き偽装」「耐震偽装」のまま
 |  「原子力規制部長の専決処理」と規制委員会に諮らず川内2号機合格
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その48
 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

  5月22日に原子力規制委員会が川内原発2号機の工事計画を認可した。
     http://www.nsr.go.jp/disclosure/law/PWR/00000039.html
  あれ、規制委員会にかけないのか? と一瞬驚いた。
 さすが再稼働推進組織、この日の規制庁ブリーフィングで記者の質問にすらすら答えた。既に川内1号機の工事計画を認可した3月18日にこのすり抜け方法を確立していたのだ。
 3月18日の原子力規制委員会で規制庁担当が次のように説明し、規制委がそれを認めていた。

 引用~なお、少し手続的な説明でございますけれども、そもそも工事計画認可といいますのは、設置許可の基本設計に従いまして個々の詳細な設計を定めるものでございますので、原子力規制委員会の文書管理要領において、「重要なものを除いては、工事の計画認可は原子力規制部長の専決処理で行うことができる」とされてございます。
 川内原子力発電所第1号機については、最初のプラントということでございますので、原子力規制委員会での決定をお願いしたいと思ってございます。
 しかしながら、今後、新規制基準適合に係るものでありましても、今回と同じように一定の規格基準に従って強度等を確認するというものであれば、高度な技術的判断が必要とは特段予見されないと思いますので、原子力規制庁で上記の要領に従いまして専決処理ができるのではないかと思ってございます。~引用終了

  この馬鹿丁寧な官僚説明で、「工事計画認可」は細かい計算なので規制庁に任せて5人の委員に諮ることをしないことを確認したのだ。
 しかしながら、この「工事計画認可」が大問題だ。山崎久隆さんが調べて2回の規制庁院内ヒアリングで明らかにしたように、川内原発の工事計画審査では、九電の資料の重要部分を「黒枠白抜き」マスキングして第3者に見せないばかりか、30年以上前に基準地震動270ガルで設計・製造した施設が、今の基準地震動620ガルに耐えられることを全く証明できていないのだ。
 それ故に、去る5月15日に九州の方々や、山崎久隆さん・広瀬隆さん・後藤政志さん他計24人が、「川内原子力発電所第1号機の工事の計画の認可処分(平成27年3月18日)」に対して、行政不服審査法に基づく異議申立をした。
 この申立では、2000ガル以上の地震動を記録した柏崎刈羽等を考えればあまりに低すぎる基準地震動の設定であるが、規制委が認めたこの甘い甘い基準地震動さえ工事計画審査で耐えられることが証明できていないことを糾弾する。
 高浜、伊方と続く工事計画審査においても「白抜き偽装」「耐震偽装」が行われているであろうことに対しても厳しく監視し糾弾しなければならない。

※事故情報編集部より参考記事

 ◆川内2号機も工事計画認可 規制委

  原子力規制委員会は22日、九州電力川内原発2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に必要な工事計画を認可した。2号機の再稼働は、九電が優先して作業を進める1号機より1カ月から1カ月半程度遅れる見込みで、8月以降になる見通し。九電は週明けにも、再稼働前の最終手続きとなる使用前検査の申請を規制委に提出する方針。  (後略)  (5月23日東京新聞より抜粋)


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┗■2.原発燃料棒の輸送に抗議
 |  横須賀市内から東電柏崎刈羽原発への輸送に反対
 |  核燃料の輸送も生産もやめて 申入書  2015年5月20日
 └──── 市原和彦

 ニュークリアフュエルジャパン 御中

  私は、「5・6脱原発久里浜パレード」を呼びかけた実行委員長の市原と申します。また横須賀市内に住む地域住民として、3・11東電福島第一原発事故以来、原発の安全性に疑問を抱き、脱原発の行動を開始している者です。
 5月19日未明、東京電力柏崎刈羽原子力発電所に、原発燃料棒がトラック12台、200体が搬送されました。非常に残念でなりません。
 いつでも、どこでも原発再稼働反対の世論が多数です。福島第一原発事故の原因も、これからの安全確保も、いまだ確立されていません。新潟県泉田知事も再稼働に同意していないのです。
 東電福島第一原発の事故以来、福島では、いまだ避難者が11万人以上、自死を余儀なくされた人たちも多く数えられます。
 もうこれ以上犠牲者を出させないで下さい。
  そのためにも、核燃料の輸送も生産もやめて下さい。

1.地域住民に、搬送を事前に伝えて下さい。
2.工場正門前にて、測定値が、1.5マイクロシーベルト/hにまであがりました。
  燃料棒輸送時、どのように安全が確保されているのですか?
3.輸送トラック運転手の安全確保はどのように保証されているのですか?
是非、お答え願います。


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┗■3.福島第一原発の最新情報と、現状に対する私見
 └──── 春橋哲史

◎ 5月21日現在の汚染水の状況。
 貯留総量:約65.7万トン。その内、ALPS処理済み水が約43.5万トン、同処理待ち水が19.8万トン。設置済みタンクの貯留容量上限:約76.7万トン。
 水漏れで問題になったボルト締めタンク(フランジ型)タンクの解体・撤去作業が5月27日から開始予定。2つのタンクエリアで並行して進める予定で、完了は来年1月予定。
◎ 5月19日現在の凍土壁の状況。
 削孔(ボーリング):2055本予定のところ、1612本終了。全体の約78.4%。
 凍結管打ち込み:1709本予定のところ、1143本終了。全体の約66.9%。
◎ ここからは私見ですが、規制委員会は、未だに、凍土壁(正式名称「陸側遮水壁」)の造成開始を認めていません。現在行われている山側ラインの試験凍結(約1000メートルの内、18か所を選んで4月30日から凍結開始)も、終了時期は未定となっています。
 元々、凍土壁は、今年3月には造成開始の予定でした。1月の労働災害(死亡事故)の関係で工程がずれ込んだとは言え、5月下旬になっても、造成開始の目途が立っていません。予算を議決した国会は、計画が妥当であったかどうか検証すべきです。人類史上最大の核災害への対策の一つとして、計画が立案され、予算の執行を認めたのですから、事後の検証を行うべきは当然でしょう。
 単なる「予算の無駄遣い」ではなく(それだけでも重大問題ですが)、予算を割り当てた事で、計画が動き出し、多くの作業員が被曝しているのです。国権の最高機関が、予算案に判子を押すだけの存在であってはなりません。
 国会が当然の責任から逃げ続ける間にも、汚染水や固体廃棄物は増え続けるでしょう。いずれは、保管容量を越えることになります。日本国は、座して亡びを待つのか。私は、残された時間はそう多くは無いと思っています。
 尚、この投稿は、5月22日に金曜行動-希望のエリアでの自分のスピーチに加筆・訂正したものです。


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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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 ◆原発反対!戦争反対!7.4滋賀集会

 平和で安全・安心な滋賀と世界を取り戻すため、今こそ声を出そう!
 お誘い合わせの上、ご参加ください。

と き・7月4日(土)14:00から16:30
ところ・教育会館会議室
    (JR大津駅北口下車徒歩5分・東の県庁に向い約200m)
講演1.「原発再稼働を許さない」
    画期的な高浜原発運転差止4/14福井地裁仮処分命令とその後、川内原発の情勢も
    講師・井戸謙一弁護士
      (高浜原発再稼働差止仮処分裁判原告代理人・元金沢地裁裁判長)
講演2.「戦争法案反対の闘い」
     国会内外の情勢と「戦争をさせない1000人委員会」の各地の運動紹介も
    講師・福山真劫さん(フォーラム平和・人権・環境 共同代表)
主催:「さいなら原発・びわこネットワーク」
    (連絡先・稲村守・大津市仰木の里5-5-4
      TEL08057138629・メール sinamu2002@yahoo.co.jp)
   &「戦争をさせない1000人委員会・しが」
    (連絡先・自治労滋賀県本部・大津市中央3丁目4-29
      TEL077-524-9970・FAX077-528-2065)
参加協力費:1人¥500 予約不要・当日受付でお支払いください。


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┗■5.新聞より2つ
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 ◆候補地探し 課題山積 核のごみ最終処分場 国が選定
  調査受け入れ 自治体次第 再稼働なら毒性の強いごみ増加
  国のごり押し懸念

  原発から出た使用済み核燃料(核のごみ)の最終処分場の建設はいまだ白紙の状態だ。政府は22日、電力会社任せにせず、自ら有望な地域を示して進めていく方針を決めた。しかし、原子力行政に対する国民の不信は根深く、処分技術への懸念も残る。政府が方針転換しても、処分場探しの道のりが険しいことに変わりはない。  (後略) 
      (5月23日東京新聞2・3面より抜粋)


 ◆原発なしでやれる
      (5月23日東京新聞「金曜日の声・官邸前」より)

 東京都町田市の主婦 佐藤美登里さん(66)
 原発事故が起き、いかに電気を無駄に使っていたか反省し、徹底的に節電している。原発なしでやれる。いや、やらないと地球が駄目になる。原発はいらない。再稼働はやめて。

 川崎市幸区の太鼓講師 五十嵐努さん(65)
 核のごみの処理のめどが立たないうちに原発を再稼働しようなんて、正気の沙汰と思えない。政権には、私たちの声を聞こうという姿勢はないが、最後まで声を上げ続けたい。
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