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たんぽぽ舎です。【TMM:No2417】
2015年2月25日(水)その2地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                          転送歓迎
━━━━━━━
★1.認可前工事は日常茶飯事! 法律違反だ!
   安全性よりも再稼動を優先させる規制委
    原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その39
         木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.規制委に抗議の申し入れ・抗議行動
    とんでもないぞ 高浜原発再稼働     (2月23日 かけはしより)
★3.大分で初「地震の遺跡」発見   地震による液状化でできた噴砂が見つかった
   昔の地震を調べる「古地震学」は、こうして少しずつ昔の地震を
   解明していって将来への教訓を得ようとしている
          「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその90
                    島村英紀(地震学者)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◆ タイトル:「元原発技術者が伝えたいほんとうのこと」3月1日(日)
  ◆連続シンポジウム 第8回     3月7日(土)
  「3.11から4年――あらためて福島原発事故に向き合う」
★5.新聞より3つ
 ◆帰還希望世帯1-2割  福島第一周辺4町 復興庁調査
            (2月25日朝日新聞見だし)
 ◆太陽光買い取り 事業用は27円に 7月から3年連続下げ
                   (2月24日朝日新聞見だし)
 ◆  汚染水 外洋に垂れ流し 1年前に把握、放置 
   福島第一   排水溝改修せず     (2月25日東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
☆訂正をお願いします。
   2月23日発信【TMM:No2414】の2:「高浜原発再稼働、反対が85% 岐阜での街頭シール投票」の下から3行目
   正:詳細は上記ブログ内に記載。
    誤:詳細は下記ブログ内に記載。
━━━━━━━
※テントの撤去を許すな!2月26日(木)テント前にお集まり下さい
 1、反原発の運動が川内原発、高浜原発の再稼働を遅らせています。
 2、私達は、非暴力、不服従を貫き、皆でテントを守り抜きます。
 3、当面の焦点は2月26日集会です。全国から集まって下さい。
   (2・26の行動予定)
 12時30分 テント前集会   13時30分 地裁前抗議集会
 14時30分 裁判予定(判決が出される可能性あり)皆で傍聴に入ります。
 15時30分 地裁前抗議行動
 16時00分―18時 報告集会(参議院議員会館講堂)
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※2/26学習会にご参加を! 槌田ゼミ「福島第一原発事故基本講座第11回」
 『民間規制委員会かごしまの規制勧告(16項目)について』-九州電力の1月に予定された回答を検討する-
 日 時:2月26日(木)19時より21時
 お 話:槌田 敦さん
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)    参加費:800円
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┗■1.認可前工事は日常茶飯事!  法律違反だ!
 |  安全性よりも再稼動を優先させる規制委
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その39
 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

  昨年12月11日の規制委との交渉以来、山田純一さん(再稼働阻止全国ネットワーク)が指摘しているように、規制委は工事計画認可前に事業者が事前工事することを認めており、これは「原子炉等規制法」違反である。
 先の2月4日に九州電力東京支社に申入書を提出し認可前工事実施について質問し、九電が次のように答えた。
 工事の先行実施は普通にやっている。大きく3段階ある。
・3.11後に国から緊急対策30項目を指示されて実施
・「新規制基準」施行時に先行工事についての通達が規制委から出た(未確認)。
・設置変更許可審査書(合格証)が出た折(川内は14年9月)にも先行工事を許容した。
 このことは、規制委が安全性よりも再稼働を優先させる再稼働推進組織であり、「国民」よりも事業者にいつも寄り添っている現実、従来の原子力規制行政と全く変わらない規制行政を実施してしていることを如実に表している。

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┗■2.規制委に抗議の申し入れ・抗議行動
  |   とんでもないぞ 高浜原発再稼働
 └──── (2月23日 かけはしより)
  
○2月12日、原子力規制委員会は、福井県高浜町の関西電力高浜原発3、4号機について「新規制基準」をクリアしているとする「審査書」を正式決定し、九州電力川内原発1、2号機に続き再稼働に向けて大きく踏み出すことになった。もちろん川内にしても高浜にしても、両電力会社のあまりにずさんな対応のため、当初言われていた2015年春にも再稼働というスケジュールは後ろにずれている。
 産経などの「原発推進メディア」は、この再稼働の遅れに対して規制委の注文が厳しすぎるとイチャモンをつけているが、規制委のやり方は基本的に政府の意向に沿って「再稼働」をスムーズに実現していくための条件を整備していくことに主眼がある。
○今回の高浜3、4号機の再稼働審査にあたって、寄せられた3600通のパブリックコメントを独自に検討するチームを設けなかったこと、MOX燃料を使うプルサーマル発電方式である4号機の独自の問題について、その危険性を検討していないこと、さらに地元同意を福井県と高浜町だけに限り、30キロ圏にある福井県内4市町村(人口5万4,000人)京都府内7市町村(人口12万7000人)の同意が行われていないこと、さらに事故の際の避難計画が全くと言っていいほどできていないことなどの問題点が指摘されている。
○この日、再稼働阻止全国ネットは午前11時半から東京・六本木2丁目の規制庁が入ったファーストビル前で抗議・申し入れ行動を行った。再稼働阻止全国ネット共同代表の柳田真さん(たんぽぽ舎)は、前の週に行った高浜原発への「自動車20台デモ」の様子を語りながら、高浜原発再稼働が老朽化した原発の「60年運転」という延命策の突破口であること。この「大地動乱」の時代に大事故を招来するような再稼働計画を止めなければならないと訴えた。
○福井県小浜市からかけつけた中嶌哲演さん(明通寺住職)は、プルサーマル発電だということの特別の危険性が考慮されていないこと、1、2号機を運転しないことを前提にして3、4号機を動かすという申請になっていること、さらに20万票集めた再稼働反対署名の多くが県外の人びとによるものであり、電力消費地の人が声を出していることの独自の意味を考えるべきだ、と語った。
○規制委員会に対しては中嶌哲演さん、再稼働阻止全国ネット、若狭の原発を考える会から審査書の撤回、高浜廃炉を求める3通の申し入れ書が提出された。
 なお再稼働阻止全国ネットの行動と前後して、原子力規制を監視する市民の会の人びとも規制委員会への抗議行動を行った。

┏┓
┗■3.大分で初「地震の遺跡」発見   地震による液状化でできた噴砂が見つかった
 |  昔の地震を調べる「古地震学」は、こうして少しずつ昔の地震を
 |  解明していって将来への教訓を得ようとしている
  |        「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその90
 └────  島村英紀(地震学者)
   
○さる12月、大分県では初めて「地震の遺跡」が発見された。
 大分市長浜町で行われていた遺跡の発掘調査の現場で、地震による液状化でできた噴砂が見つかったのだ。
 中世の大友氏の城下町として栄えた町家の跡。都市計画道路の工事のために昨年5月から遺跡調査を始めていた。
 噴砂は地下にある砂が地震の揺れによって地下水とともに地上に噴き出す現象である。
 噴砂は約1.5メートル下にあった当時の地下水位付近の砂層から噴き出していて、南北方向に数十本見つかった。それぞれ幅数センチ、長さ十数メートルあった。
 発掘現場は戦国時代の町人の住居やごみ穴や井戸の跡が点在しているところだ。噴砂はこの遺跡を分断するように地下から噴き出していた。一方、その後の江戸時代にできた地層では噴砂の影響を受けていないこともわかった。
 つまり地震は戦国時代の16世紀中頃より後で江戸時代の18世紀より前に起きたことになる。
 すると、該当しそうな地震は慶長豊後(ぶんご)地震(1596年)か宝永地震(1707年)だ。
 このうち慶長豊後地震は別府湾の活断層を震源とした地震で、マグニチュード(M)7と推定されている。村が一つ消えたり、別府湾にあった島が沈んでしまったという歴史が残されている。
 この地震は旧暦では文禄5年に起きた。文禄時代には2-3ヶ月の間に慶長豊後地震、慶長伊予地震、慶長伏見地震と被害地震がたて続きに起きたので、年の途中で「文禄」から「慶長」へ改元された。それほど地震が多い年だった。
 宝永地震は、恐れられている南海トラフ地震の「先祖」で東日本大震災(2011年)が起きるまでは日本最大の地震だったと思われていた地震だ。大分県佐伯市で11メートルを超える津波が襲ってきたことが記録されている。
 このどちらの地震による噴砂かは分かっていない。だが今後の発掘でさらに詳しい年代が分かる可能性はある。
 ところで北海道では先住民族は文字を持たず、古い歴史文書がない。19世紀になっても「遺跡」に頼らないと昔の地震が調べられないことがある。
 札幌市が行っていた遺跡調査で札幌市内北部の北海道大学農場で石狩地震(1834年)での液状化の跡が見つかった。解析によればここで震度6だった可能性が強い。
 震源から20キロも離れた札幌市内でこれだけの震度だったことから、M6.4と思われていた地震はもっと大きかったことが分かったのだ。
 ちなみに当時はいま札幌市が拡がっている場所にはまだ人は住んでいなかった。日本海に面した海岸沿いだけにわずかな人が住んでいただけだった。
 地震計のなかった時代の昔の地震を調べる「古地震学」は、こうして少しずつ昔の地震を解明していって将来への教訓を得ようとしているのである。
                (2月20日『夕刊フジ』より)

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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
 └──── 

 ◆タイトル:「元原発技術者が伝えたいほんとうのこと」

 日 時:3月1日(日)15時-17時
 会 場:真龍寺・導了尊(世田谷区北沢2-36-15)※下北沢北口5分
  参加費:600円(お汁粉・資料付)
☆内容:-原発事故から4年、あらためて原発とこれからを考えてみませんか~福島原発の設計にも携わった元原発技術者、小倉志郎さん(「原発を並べて自衛戦争はできない」の著者)の講演会です。小倉さんのご友人で“行動するうたごえ教師”の箱崎作次さんも歌でメッセージを伝えてくれます。
  ※講演終了後、17時半頃から近隣で懇親会(会費:実費)開催予定!
 ☆主催者:命つなごうプロジェクト  
  予約&問い合わせ先:代表:新田   070-6636-6893
  ※inoti.tunago.project@gmail.com(facebook で「命つなごう」と検索下されば専用ページ有)

◆連続シンポジウム 第8回
  「3.11から4年――あらためて福島原発事故に向き合う」
     http://2011shinsai.info/node/5848

 来る3月、福島原発事故緊急会議は、原発事故がもたらした被害の実態がどうなっているのか、放置されている問題は何なのか等、あらためて福島の現状を共有し、再び、取り組むべき課題について考える場を設けたいと思います。ぜひ、ご参加ください。

 日 時:3月7日(土)13:15分開場 13:30~16:45
 会 場:千駄ヶ谷区民会館 2階 集会場(定員:300人)
     地図 http://www.j-theravada.net/tizu-sendagaya.html
 資料代:500円

◎追いつめられる避難者たち  ましこりかさん
(「NPO法人ココロとカラダを育てるハッピープロジェクト」代表理事、
「つながろう!放射能から避難したママネット」代表)
◎再稼働阻止に向けた取り組み――福島の女たちとともに
  青山晴江さん(再稼働阻止全国ネットワーク)
◎福島第一原発の実態――止まらない海洋汚染
  山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表、東電株主代表訴訟原告)
【主催】福島原発事故緊急会議
【連絡・問合せ】090-1705-1297(国富) 090-6146-8042(かいどう)
   office【@】2011shinsai.info(【】を削除してください)
   fax: 03-6424-5749  http://2011shinsai.info/

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┗■5.新聞より3つ
 └──── 

 ◆帰還希望世帯1-2割  福島第一周辺4町 復興庁調査
         (2月25日朝日新聞見だし)

 ◆太陽光買い取り 事業用は27円に 7月から3年連続下げ
                  (2月24日朝日新聞見だし)
 
 ◆  汚染水 外洋に垂れ流し 1年前に把握、放置 
   福島第一   排水溝改修せず

 東京電力が、福島第一原発の排水溝から高濃度の放射性物質を含む水が外洋に漏れ続けるのを放置していたことが24日、分かった。外洋への継続的な漏出を昨年四月に把握しながら公表せず、排水溝を専用港内に付け替えるなどの対策も取っていなかった。
 東電によると、昨年4月16日以降、一週間に一回、四本ある排水溝の出口付近で流れる水を採取し、放射性セシウムやストロンチウムなどを分析。当初から四本とも明確に汚染が確認され、特に1~4号機の山側を通る排水溝(K排水溝)では、ほかよりも一段高い濃度を示していた。
 (中略)2号機の建屋屋根にたまった放射性物質などが雨で流され、溝に入り込んだ可能性がある。
 ほかの排水溝も、K排水溝ほどではないものの、日常的に汚染が確認され、降雨で濃度が上がる同様の傾向を示している。
 東電は、一昨年8月にタンクからの高濃度汚染水漏れを受け、タンク群近くのC排水溝の出口は、水が比較的拡散しにくい専用港内に付け替えた。
 しかし、東電は他の排水溝は対策を取ろうとせず、昨年4月以降のデータを公表しようともしなかった。
                                     (中略)
 ☆東電、今も続く隠蔽体質

 <解説> 東京電力は「福島復興への責任を果たす」と強調する一方で、福島第一原発から高濃度汚染水が漏れ続けているのを知りつつ公表せず、対策を講じようともしなかった。東電の隠蔽(いんぺい)体質は今も続き、福島を裏切り続けていたとも言える。
 海に出た汚染水は、波や潮流で急速に薄まる。海水魚は取り込んだ塩類をどんどん放出するため、淡水魚に比べセシウムなどを体内にためにくいのも事実だ。
 しかし、汚染水は「八」の字形をした原発専用港の中でブロックされているどころか、外洋を直接汚していた。しかも雨のたび通常の100倍の濃度にまで高まる状況。こんな状況を放置していて何も影響が出ない保証はない。             (中略)
 本紙と共同で福島や首都圏各地の放射能汚染調査を続けてきた独協医科大の木村真三准教授は「やはり原発の状況を、東電自身ではなく、第三者がきちんと調べないと、信頼回復につながらないのではないか」と指摘した。      (2月25日東京新聞より抜粋)
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