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たんぽぽ舎です。【TMM:No2396】
2015年2月2日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「トモダチ作戦」で被ばくした米兵による東電訴訟
「日本の原子力企業に対する集団訴訟を進める」米海軍兵士ら、
鍵となる判決を勝ち取る
★2.メッセージ:1/31から2/1 高浜現地行動に連帯して闘います!
鹿児島は、これからは主敵を九電と見すえ現地・現場で再稼働を阻止する段階に入った
再稼働阻止全国ネットワーク「川内の家」岩下雅裕
★3.新聞より
◆「美味しんぼ」原作者、反論本 鼻血の描写の批判に
(2月2日朝日新聞見出しより)
◆仮設住まい5人に1人「体調悪い」
(1月30日東京新聞「親子で学ぶぅ」より抜粋)
◆原発賠償制度の危機招く東電 須網隆夫 早稲田大教授
(1月29日毎日新聞「発言」より抜粋)
★4.テント日誌2月1日(日)経産省前テントひろば1240日商業用原発停止503日
官邸前行動(後藤さんの死をいたむ)に参加した
乱さんの川柳句会 (I.K)、(K.M)
━━━━━━━
※2/3学習会にご参加を!
「大間原発をめぐって見えてきた日本の姿」
講 師:野村保子さん(大間とわたしたち・未来につながる会)
日 時:2月3日(火)19時より21時 18:30よりDVD上映
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(学生400円)
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「トモダチ作戦」で被ばくした米兵による東電訴訟
| 「日本の原子力企業に対する集団訴訟を進める」米海軍兵士ら、
| 鍵となる判決を勝ち取る
└────
「トモダチ作戦」で被ばくした米兵による東電訴訟は、連邦裁判所により2013年11月時点で一旦は退けられましたが、原告団は2014年2月、提訴内容を変更し、新たな訴訟を起こしました。そして昨年(2014年)10月28日、カリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁は、訴えを退けるよう求めた東電の主張を認めず、訴訟を継続する判断を示しました。
この判決に対する弁護士によるプレスリリースの邦訳版を紹介します。
*以下の邦訳版テキストは現地の弁護士と接点をもつ原子力空母・市民の会 呉東(ごとう)弁護士らが入手した資料のテキスト版です。
現地の弁護士のプレスリリース原文は↓次のリンクから読むことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=ytjvS3zsdVg
==========
[速報]プレスリリース
「日本の原子力企業に対する集団訴訟を進める」米海軍兵士ら、鍵となる判決を勝ち取る
○ サンディエゴの米連邦地方裁判所において米海軍兵士たちが、東京電力(TEPCO)を相手とする闘いで、ある重大な勝利を収めました。同裁判所判事は、TEPCOに対する兵士たちの集団訴訟裁判を進める判決を下し、福島原発原子炉のメーカー、GE、エバスコ、東芝、日立を被告として追加することを認めました。200名の若い海軍兵士たちは、日本政府が2011年3月11日発生の地震と津波による被災者たちに対する援助の要請を出していた際、東電は一般の人々や米海軍に対し、福島第一原発からの放射能レベルに関して故意にウソをついたと主張しています。7万人近くの米国市民がこの放射能の影響を潜在的に受けており、この集団訴訟裁判への参加の扉は開いています。
○ 裁判は、2011年3月11日の地震と津波による壊滅的被害において人道支援にあたったトモダチ作戦に参加した海軍兵士たちが起こしています。裁判の訴えには、白血病、潰瘍、胆嚢摘出、悪性脳腫瘍、脳腫瘍、精巣ガン、器質性子宮出血、甲状腺疾患、胃の疾患など、通常、若年成人には見られない多数の症状が含まれています。被害者である男女の兵士たちは、健康悪化に対する治療や病状の様子を見ることが必要であり、医療費の支払いがあり、彼らの子どもたちの健康状態を見ること、さらに放射能が原因の遺伝的な突然変異についての監視を行う必要があります。
○ ある22歳の兵士は白血病と診断され、視力が落ちています。この裁判の申立てには、「トモダチ作戦を終え、帰還直後から視力が落ちてきた。左目は全く見えず、右目も視力をほとんど失っている。道路の標識が読めず、運転はできない。トモダチ作戦前、視力は1.0で、メガネの必要はなく、視力矯正手術を受けたことはなかった。また、私の家族で白血病になったものなどいない」と述べています。兵士たちの弁護を務めるポール・ガーナーとチャールズ・ボナーは、今後も放射能が原因の深刻な症状をもった原告がさらに名乗り出てくるだろう、と話しています。
○ 兵士たちは一般の人々に対し、選挙区の連邦議会議員や地方議員、オバマ大統領に手紙を送り、日本政府に対し、(1)被害者である原告に「トモダチ作戦」の根本方針を適用してこれらの米海軍兵士たちを援助すること;そして(2)東電に対し、周知の事実であるところの、犯罪責任の回避、をやめるよう忠告する、ことを強く要望しています。
弁護士 チャールズ・ボナー charles@bonnerlaw.com
カブラル・ボナー cabral@bonnerlaw.com
弁護士 ポール・ガーナー pcg@garnerlaw.com
┏┓
┗■2.メッセージ:1/31から2/1 高浜現地行動に連帯して闘います!
| 鹿児島は、これからは主敵を九電と見すえ現地・現場で
| 再稼働を阻止する段階に入った
└──── 再稼働阻止全国ネットワーク「川内の家」岩下雅裕
○ 高浜原発再稼働阻止に向け立ち上がった、福井・関西の皆さんに連帯の挨拶を送ります。また「若狭の家」の建設、おめでとうございます。
○ 川内原発については昨秋、残念ながら薩摩川内市と鹿児島県の再稼働「同意」を許してしまいました。「原子力ムラ」はその勢いをかり、全国に「再稼働の嵐」を吹かそうともくろんでいます。しかし私たち鹿児島・九州の住民は、決して再稼動に「同意」してはいません。
ストップ再稼働!3・11集会実行委員会は12月に討論集会をもち、これからは主敵を九電と見すえ、現地・現場で再稼働を阻止する段階に入った、と確認しました。1月25日の全国集会には3000人の仲間が結集しました。
基調報告の「鹿児島のみんなは誰も再稼働を認めていませんよね?」との問いかけに、全会場からいっせいに「YES」という答えが返ってきました。
私たちはいま、九電と住民が直に対決する「場」の設定を目指しています。それは全住民が敵を見定め、阻止の意志を再高揚させ、九電を屈服させるためです。 3月2日には博多の九電本店申入れ行動を、大衆的に闘うことを決めました。
要求は、「1.再稼働しても安全と言うなら、少なくとも30キロ圏の全自治体で『安全説明会』を開け、2.全自治体の議会で『再稼働容認決議』をとってみろ」というものです。いまその趣旨で10万人規模の緊急署名が取り組まれています。自治体に対し、「九電に『安全説明会』開催を要求せよ」という陳情行動も始まりました。
○ 高浜・関西の皆さんの「車デモ、署名、ビラ配布」という今回の行動も、おそらく思いを同じくする取り組みだと想像します。「自主的な住民説明会」の企画もそうでしょう。住民に語りかけ、繋がり、行動をうながす以外、再稼働阻止の道筋はありません。
川内原発においては、国―県―市が一体となり、規制書案の「合格」後は間髪をおかず「同意」プロセスを進めるという、「川内方式」なるものが推し進められました。これを打ち破るためには、上流の国(規制委)で食い止めることが最善です。それが無理というなら、市―県という下流からの「同意」プロセスと、いかに大衆的に、かつ創意的な戦術を行使して闘うかが問題でしょう。鹿児島では県庁玄関横にテントを構築、ほぼ1週間にわたって庁内行動を展開しましたが、残念ながら届きませんでした。
鹿児島の私たちは、「再稼働トップバッター」と目されていることに重い責任を感じています。必ず主敵=九電を引きだし、「再稼働のボタンを押させない」現地・現場での闘いに全力をあげます。
住民が生身をさらし、声を上げ、行動することこそが「事件」です。ともに連帯し「再稼働の嵐を阻止する」、「全ての原発をなくす」闘いに勝利しましょう!
┏┓
┗■3.新聞より
└────
◆「美味しんぼ」原作者、反論本 鼻血の描写の批判に
(2月2日朝日新聞見出しより)
◆仮設住まい5人に1人「体調悪い」
宮城県が、東日本大震災で家を失うなどして、プレハブの仮設住宅でくらす被災者の体調を調べたところ「とても悪い」「あまり良くない」と答えた人の合計が19.1%に上りました。
2014年度の調査に回答したのは、石巻市など8市町村の約1万3000人です。12年度は19.4%、13年度は18.1%であまり変わっていません。
特にお年よりは、70代の約4人に1人、80代以上の約3人に1人が、体調が「とても悪い」「あまり良くない」としています。(後略)
(1月30日東京新聞「親子で学ぶぅ」より抜粋)
◆原発賠償制度の危機招く東電 須網隆夫 早稲田大教授
福島原発事故から間もなく4年、原発事故は、強制避難を余儀なくされた周辺住民をはじめ、多くの国民に深刻な被害を与えた。避難者の生活再建を、損害の立証を必要とする損害賠償という枠組みで実現しようとすることには疑問もあるが、損害を与えた以上、原発を運営していた東京電力に賠償の義務と責任があることは間違いない。(中略)
ところが昨年4月以降、特に被害者が集団で申し立てた事案につき、東電がセンターの和解案を拒否して解決が進まない事例が増えている。(中略)
東電の対応は被害者をないがしろにするだけではなくセンターの意義をも損なう。(後略) (1月29日毎日新聞「発言」より抜粋)
┏┓
┗■4.テント日誌2月1日(日)
| 経産省前テントひろば1240日商業用原発停止503日
| 官邸前行動(後藤さんの死をいたむ)に参加した
| 乱さんの川柳句会
└──── (I.K)、(K.M)
○ 今日も寒かった。でも昨日よりは少しまし、昨日は強風に帽子は飛ばされるやら、裏に置いてあった脚立が倒れるやらと良くぞテントはとばされなかったと思うほどだった。
人質にとられていた後藤さんが殺害されたというニュースを聞いてMさんは喪章を用意して来た。官邸前で何か抗議行動でもあるのではないかと早々に来た人たちもいる。数人で喪章をつけて出掛けて行った。
昼頃国会議事堂の方から何やら右翼が叫んでいる声が聞こえてきた。
やがて外務省の方に街宣車が4台ほど行ったと思ったら戻ってきてテント前で叫び始めた。「共産党出て行け!」「そこは国有地じゃない!歩道だ!出て行け」と訳のわからないことをわめく。丁度私は昼食をとっていて、外にはMさんだけが座っていた。降りてきたらどうしようと思ったが、そのうち警官が来て彼らは去っていった。
タイミング悪く日の丸を持って現れた人が居ててっきり彼らの仲間だと思ったら、二本松出身の方で先日の渡辺一枝さんのお話会に来た方だった。そのときのもてなしに感謝してお礼に来てくれたそうだ。律儀な人ですね。右翼が現れたのは久しぶり。人質事件などがあり規制されていたのだろうか?
2時ごろヨーカンさん、テントを心配してとたんぽぽ舎の女性も来てくれにぎやかになった。
○午後からの川柳句会 乱さんが出した今日のお題は「寒い」と「強い」
強いの部
秀句
*雪の中つぼみほころぶ強い梅 のら
*脱原発テントがしめす強い意志 乾草
*強面は国内だけの内弁慶 芒野
*強さとは武力ではなく民力(たみぢから) 草地
*陰口にもうしろ指にも負けず生き 笑茸
特選
*弱くても弱さを見つめ強くなる ひろこ
寒いの部
*保護切られ寒いだろうよストーブも 白真弓
*命絶え街の寒さに声ひびく こうへい
*寒い夜明けてテントは陽のひかり 一酔
*寒い日は野宿者の人心寄せ 草地
*寒風に黒いリボンが揺れる日曜 ひろこ
特選
*腹ふくれ唇寒し記者クラブ 芒野
○今日はレイバーネットの方などの参加もあり盛会だった。
川柳会の後、ヨーカンさんと私は官邸前でのサイレントアクションに参加した。
後藤さんを偲んで色々なメッセージを書いたプラカードなどを掲げてただじっと立っているだけ。プラカードには安倍を批判するものが多かった。
寒い中1時間立っているのは一寸辛かったが、参加してよかった。
緊急の呼びかけなのに200人も集まった。
外国のメディアもたくさん来て参加者にインタビューしていたので参加者の思いは世界に広がるに違いない。(I.K)
○ 後藤さんの死をいたむ会話が続いた
夜も、後藤さんの死をいたむ会話が続いた。早くから人質のことを知りながら、はるばる中東に出かけて「イスラム国」を刺激し、おまけに、イスラエルと日本の国旗を背景に記者会見した安倍首相、後藤さんの家族の怒りは測り知れない。
○ 続いて、≪日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか≫(矢部宏治、集英社インターナショナル)論議。
実質的にだけでなく制度上も日本が70年間アメリカに占領されている。天皇と9条と米軍駐留を盛り込んだ憲法の制定、砂川裁判後憲法判断をしない最高裁、米政府>日本政府、米との条約群>憲法+国内法、日米合同委員会の優越、などなど刺激的な事実。
米国務省が沖縄を非軍事したうえでの返還を構想していたにもかかわらず、天皇の「沖縄メッセージ」と「ダレス(米国務省)へのメッセージ」により、米軍の沖縄駐留が70年間も継続されているとは!
米軍基地のための「日米地位協定」と同様、日本の原発政策を支配している「日米原子力協定」。「日米両政府は、是正措置をとるために協議しなければならない」と米が日を束縛。それ故に、野田政権は原発ゼロ政策閣議決定をつぶされた。鳩山政権の辺野古ゆえの崩壊の原因もそうか。
戦後70年間騙されてきた総ての「国民」が真実を知るべきだ。
○ 月曜朝はマンデイブルーの出勤者にテントチラシを3人で撒くか。
今週は、4日(水)―5日(木)に沢山のアクションを盛り込んだ「川内原発再稼働阻止・原発いらない! 『鹿児島の女たち&福島の女たちの共同アクション』」(東京・霞ヶ関)があり、週末にはテントの2.7集会だ。(K.M)
2015年2月2日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「トモダチ作戦」で被ばくした米兵による東電訴訟
「日本の原子力企業に対する集団訴訟を進める」米海軍兵士ら、
鍵となる判決を勝ち取る
★2.メッセージ:1/31から2/1 高浜現地行動に連帯して闘います!
鹿児島は、これからは主敵を九電と見すえ現地・現場で再稼働を阻止する段階に入った
再稼働阻止全国ネットワーク「川内の家」岩下雅裕
★3.新聞より
◆「美味しんぼ」原作者、反論本 鼻血の描写の批判に
(2月2日朝日新聞見出しより)
◆仮設住まい5人に1人「体調悪い」
(1月30日東京新聞「親子で学ぶぅ」より抜粋)
◆原発賠償制度の危機招く東電 須網隆夫 早稲田大教授
(1月29日毎日新聞「発言」より抜粋)
★4.テント日誌2月1日(日)経産省前テントひろば1240日商業用原発停止503日
官邸前行動(後藤さんの死をいたむ)に参加した
乱さんの川柳句会 (I.K)、(K.M)
━━━━━━━
※2/3学習会にご参加を!
「大間原発をめぐって見えてきた日本の姿」
講 師:野村保子さん(大間とわたしたち・未来につながる会)
日 時:2月3日(火)19時より21時 18:30よりDVD上映
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(学生400円)
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「トモダチ作戦」で被ばくした米兵による東電訴訟
| 「日本の原子力企業に対する集団訴訟を進める」米海軍兵士ら、
| 鍵となる判決を勝ち取る
└────
「トモダチ作戦」で被ばくした米兵による東電訴訟は、連邦裁判所により2013年11月時点で一旦は退けられましたが、原告団は2014年2月、提訴内容を変更し、新たな訴訟を起こしました。そして昨年(2014年)10月28日、カリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁は、訴えを退けるよう求めた東電の主張を認めず、訴訟を継続する判断を示しました。
この判決に対する弁護士によるプレスリリースの邦訳版を紹介します。
*以下の邦訳版テキストは現地の弁護士と接点をもつ原子力空母・市民の会 呉東(ごとう)弁護士らが入手した資料のテキスト版です。
現地の弁護士のプレスリリース原文は↓次のリンクから読むことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=ytjvS3zsdVg
==========
[速報]プレスリリース
「日本の原子力企業に対する集団訴訟を進める」米海軍兵士ら、鍵となる判決を勝ち取る
○ サンディエゴの米連邦地方裁判所において米海軍兵士たちが、東京電力(TEPCO)を相手とする闘いで、ある重大な勝利を収めました。同裁判所判事は、TEPCOに対する兵士たちの集団訴訟裁判を進める判決を下し、福島原発原子炉のメーカー、GE、エバスコ、東芝、日立を被告として追加することを認めました。200名の若い海軍兵士たちは、日本政府が2011年3月11日発生の地震と津波による被災者たちに対する援助の要請を出していた際、東電は一般の人々や米海軍に対し、福島第一原発からの放射能レベルに関して故意にウソをついたと主張しています。7万人近くの米国市民がこの放射能の影響を潜在的に受けており、この集団訴訟裁判への参加の扉は開いています。
○ 裁判は、2011年3月11日の地震と津波による壊滅的被害において人道支援にあたったトモダチ作戦に参加した海軍兵士たちが起こしています。裁判の訴えには、白血病、潰瘍、胆嚢摘出、悪性脳腫瘍、脳腫瘍、精巣ガン、器質性子宮出血、甲状腺疾患、胃の疾患など、通常、若年成人には見られない多数の症状が含まれています。被害者である男女の兵士たちは、健康悪化に対する治療や病状の様子を見ることが必要であり、医療費の支払いがあり、彼らの子どもたちの健康状態を見ること、さらに放射能が原因の遺伝的な突然変異についての監視を行う必要があります。
○ ある22歳の兵士は白血病と診断され、視力が落ちています。この裁判の申立てには、「トモダチ作戦を終え、帰還直後から視力が落ちてきた。左目は全く見えず、右目も視力をほとんど失っている。道路の標識が読めず、運転はできない。トモダチ作戦前、視力は1.0で、メガネの必要はなく、視力矯正手術を受けたことはなかった。また、私の家族で白血病になったものなどいない」と述べています。兵士たちの弁護を務めるポール・ガーナーとチャールズ・ボナーは、今後も放射能が原因の深刻な症状をもった原告がさらに名乗り出てくるだろう、と話しています。
○ 兵士たちは一般の人々に対し、選挙区の連邦議会議員や地方議員、オバマ大統領に手紙を送り、日本政府に対し、(1)被害者である原告に「トモダチ作戦」の根本方針を適用してこれらの米海軍兵士たちを援助すること;そして(2)東電に対し、周知の事実であるところの、犯罪責任の回避、をやめるよう忠告する、ことを強く要望しています。
弁護士 チャールズ・ボナー charles@bonnerlaw.com
カブラル・ボナー cabral@bonnerlaw.com
弁護士 ポール・ガーナー pcg@garnerlaw.com
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┗■2.メッセージ:1/31から2/1 高浜現地行動に連帯して闘います!
| 鹿児島は、これからは主敵を九電と見すえ現地・現場で
| 再稼働を阻止する段階に入った
└──── 再稼働阻止全国ネットワーク「川内の家」岩下雅裕
○ 高浜原発再稼働阻止に向け立ち上がった、福井・関西の皆さんに連帯の挨拶を送ります。また「若狭の家」の建設、おめでとうございます。
○ 川内原発については昨秋、残念ながら薩摩川内市と鹿児島県の再稼働「同意」を許してしまいました。「原子力ムラ」はその勢いをかり、全国に「再稼働の嵐」を吹かそうともくろんでいます。しかし私たち鹿児島・九州の住民は、決して再稼動に「同意」してはいません。
ストップ再稼働!3・11集会実行委員会は12月に討論集会をもち、これからは主敵を九電と見すえ、現地・現場で再稼働を阻止する段階に入った、と確認しました。1月25日の全国集会には3000人の仲間が結集しました。
基調報告の「鹿児島のみんなは誰も再稼働を認めていませんよね?」との問いかけに、全会場からいっせいに「YES」という答えが返ってきました。
私たちはいま、九電と住民が直に対決する「場」の設定を目指しています。それは全住民が敵を見定め、阻止の意志を再高揚させ、九電を屈服させるためです。 3月2日には博多の九電本店申入れ行動を、大衆的に闘うことを決めました。
要求は、「1.再稼働しても安全と言うなら、少なくとも30キロ圏の全自治体で『安全説明会』を開け、2.全自治体の議会で『再稼働容認決議』をとってみろ」というものです。いまその趣旨で10万人規模の緊急署名が取り組まれています。自治体に対し、「九電に『安全説明会』開催を要求せよ」という陳情行動も始まりました。
○ 高浜・関西の皆さんの「車デモ、署名、ビラ配布」という今回の行動も、おそらく思いを同じくする取り組みだと想像します。「自主的な住民説明会」の企画もそうでしょう。住民に語りかけ、繋がり、行動をうながす以外、再稼働阻止の道筋はありません。
川内原発においては、国―県―市が一体となり、規制書案の「合格」後は間髪をおかず「同意」プロセスを進めるという、「川内方式」なるものが推し進められました。これを打ち破るためには、上流の国(規制委)で食い止めることが最善です。それが無理というなら、市―県という下流からの「同意」プロセスと、いかに大衆的に、かつ創意的な戦術を行使して闘うかが問題でしょう。鹿児島では県庁玄関横にテントを構築、ほぼ1週間にわたって庁内行動を展開しましたが、残念ながら届きませんでした。
鹿児島の私たちは、「再稼働トップバッター」と目されていることに重い責任を感じています。必ず主敵=九電を引きだし、「再稼働のボタンを押させない」現地・現場での闘いに全力をあげます。
住民が生身をさらし、声を上げ、行動することこそが「事件」です。ともに連帯し「再稼働の嵐を阻止する」、「全ての原発をなくす」闘いに勝利しましょう!
┏┓
┗■3.新聞より
└────
◆「美味しんぼ」原作者、反論本 鼻血の描写の批判に
(2月2日朝日新聞見出しより)
◆仮設住まい5人に1人「体調悪い」
宮城県が、東日本大震災で家を失うなどして、プレハブの仮設住宅でくらす被災者の体調を調べたところ「とても悪い」「あまり良くない」と答えた人の合計が19.1%に上りました。
2014年度の調査に回答したのは、石巻市など8市町村の約1万3000人です。12年度は19.4%、13年度は18.1%であまり変わっていません。
特にお年よりは、70代の約4人に1人、80代以上の約3人に1人が、体調が「とても悪い」「あまり良くない」としています。(後略)
(1月30日東京新聞「親子で学ぶぅ」より抜粋)
◆原発賠償制度の危機招く東電 須網隆夫 早稲田大教授
福島原発事故から間もなく4年、原発事故は、強制避難を余儀なくされた周辺住民をはじめ、多くの国民に深刻な被害を与えた。避難者の生活再建を、損害の立証を必要とする損害賠償という枠組みで実現しようとすることには疑問もあるが、損害を与えた以上、原発を運営していた東京電力に賠償の義務と責任があることは間違いない。(中略)
ところが昨年4月以降、特に被害者が集団で申し立てた事案につき、東電がセンターの和解案を拒否して解決が進まない事例が増えている。(中略)
東電の対応は被害者をないがしろにするだけではなくセンターの意義をも損なう。(後略) (1月29日毎日新聞「発言」より抜粋)
┏┓
┗■4.テント日誌2月1日(日)
| 経産省前テントひろば1240日商業用原発停止503日
| 官邸前行動(後藤さんの死をいたむ)に参加した
| 乱さんの川柳句会
└──── (I.K)、(K.M)
○ 今日も寒かった。でも昨日よりは少しまし、昨日は強風に帽子は飛ばされるやら、裏に置いてあった脚立が倒れるやらと良くぞテントはとばされなかったと思うほどだった。
人質にとられていた後藤さんが殺害されたというニュースを聞いてMさんは喪章を用意して来た。官邸前で何か抗議行動でもあるのではないかと早々に来た人たちもいる。数人で喪章をつけて出掛けて行った。
昼頃国会議事堂の方から何やら右翼が叫んでいる声が聞こえてきた。
やがて外務省の方に街宣車が4台ほど行ったと思ったら戻ってきてテント前で叫び始めた。「共産党出て行け!」「そこは国有地じゃない!歩道だ!出て行け」と訳のわからないことをわめく。丁度私は昼食をとっていて、外にはMさんだけが座っていた。降りてきたらどうしようと思ったが、そのうち警官が来て彼らは去っていった。
タイミング悪く日の丸を持って現れた人が居ててっきり彼らの仲間だと思ったら、二本松出身の方で先日の渡辺一枝さんのお話会に来た方だった。そのときのもてなしに感謝してお礼に来てくれたそうだ。律儀な人ですね。右翼が現れたのは久しぶり。人質事件などがあり規制されていたのだろうか?
2時ごろヨーカンさん、テントを心配してとたんぽぽ舎の女性も来てくれにぎやかになった。
○午後からの川柳句会 乱さんが出した今日のお題は「寒い」と「強い」
強いの部
秀句
*雪の中つぼみほころぶ強い梅 のら
*脱原発テントがしめす強い意志 乾草
*強面は国内だけの内弁慶 芒野
*強さとは武力ではなく民力(たみぢから) 草地
*陰口にもうしろ指にも負けず生き 笑茸
特選
*弱くても弱さを見つめ強くなる ひろこ
寒いの部
*保護切られ寒いだろうよストーブも 白真弓
*命絶え街の寒さに声ひびく こうへい
*寒い夜明けてテントは陽のひかり 一酔
*寒い日は野宿者の人心寄せ 草地
*寒風に黒いリボンが揺れる日曜 ひろこ
特選
*腹ふくれ唇寒し記者クラブ 芒野
○今日はレイバーネットの方などの参加もあり盛会だった。
川柳会の後、ヨーカンさんと私は官邸前でのサイレントアクションに参加した。
後藤さんを偲んで色々なメッセージを書いたプラカードなどを掲げてただじっと立っているだけ。プラカードには安倍を批判するものが多かった。
寒い中1時間立っているのは一寸辛かったが、参加してよかった。
緊急の呼びかけなのに200人も集まった。
外国のメディアもたくさん来て参加者にインタビューしていたので参加者の思いは世界に広がるに違いない。(I.K)
○ 後藤さんの死をいたむ会話が続いた
夜も、後藤さんの死をいたむ会話が続いた。早くから人質のことを知りながら、はるばる中東に出かけて「イスラム国」を刺激し、おまけに、イスラエルと日本の国旗を背景に記者会見した安倍首相、後藤さんの家族の怒りは測り知れない。
○ 続いて、≪日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか≫(矢部宏治、集英社インターナショナル)論議。
実質的にだけでなく制度上も日本が70年間アメリカに占領されている。天皇と9条と米軍駐留を盛り込んだ憲法の制定、砂川裁判後憲法判断をしない最高裁、米政府>日本政府、米との条約群>憲法+国内法、日米合同委員会の優越、などなど刺激的な事実。
米国務省が沖縄を非軍事したうえでの返還を構想していたにもかかわらず、天皇の「沖縄メッセージ」と「ダレス(米国務省)へのメッセージ」により、米軍の沖縄駐留が70年間も継続されているとは!
米軍基地のための「日米地位協定」と同様、日本の原発政策を支配している「日米原子力協定」。「日米両政府は、是正措置をとるために協議しなければならない」と米が日を束縛。それ故に、野田政権は原発ゼロ政策閣議決定をつぶされた。鳩山政権の辺野古ゆえの崩壊の原因もそうか。
戦後70年間騙されてきた総ての「国民」が真実を知るべきだ。
○ 月曜朝はマンデイブルーの出勤者にテントチラシを3人で撒くか。
今週は、4日(水)―5日(木)に沢山のアクションを盛り込んだ「川内原発再稼働阻止・原発いらない! 『鹿児島の女たち&福島の女たちの共同アクション』」(東京・霞ヶ関)があり、週末にはテントの2.7集会だ。(K.M)
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