NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2227】
2014年7月17日(木)地震と原発事故情報-4の情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.特集・川内原発再稼働-規制委員会
日本、再び原発時代に… はねかえす力をためされる我ら
再稼働は日本を滅ぼす 連載17(後半)
柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.特集・川内原発再稼働-新聞各紙の報道から
毎日新聞、茨城新聞、東京新聞、朝日新聞
★3.7/16原子力規制委員会へ申し入れ たんぽぽ舎
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆原爆の図・丸木美術館からのお知らせです
7/19~9/6の日程で『はだしのゲン絵本原画展』を開催します
◆「小出裕章ジャーナル」ラジオフォーラムイベント第6弾@大阪
場所:ロフトプラスワンウエスト(大阪)
主催:ラジオフォーラム http://www.rafjp.org ━━━━━━━
※永遠に原発ゼロに! 再稼働反対!
7/18(金)第110回首相官邸前・国会議事堂周辺抗議にご参加を!
日時:7月18日(金)18:00~20:00
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
○たんぽぽ舎はいつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの作業、たんぽぽ舎16:20出発、17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時間の抗議コール。17:15「経産省前テントひろば」集合。
1~5班にわかれて17:30官邸前へ、国会前へ出発。20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。参加歓迎!
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┗■1.特集・川内原発再稼働-規制委員会
| 日本、再び原発時代に… はねかえす力をためされる我ら
| 再稼働は日本を滅ぼす 連載17(後半)
└──── 柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
イ.原子力規制委員会が、7月16日、川内原発1.2号機の「審査書案」(合格証)を了承し、九州電力は秋に再稼働したいとしている。16日の夕刊と17日の朝刊各紙はめずらしく大量にこの問題を報道している。それだけ大きなできごと-悪い決定だ。又、海外メディアは、高い関心を示し、「日本が再び原発時代に」と報じている。「再び原発時代…?」イヤだ。断固としてはね返したい。
ロ.私たちも16日(水)規制委-規制庁の前で叫んだ。川内原発再稼働は原発時代を復活させる悪い決定だ。再稼働は事故を起こす。規制委糾弾。
私たちは今、原発時代の始まりをひっくり返す力をためされている。16日の規制委抗議行動は第11回目で、かつ、盛り上がった。全国規模で闘われた。東京は165名が抗議行動に参加した。今後も大衆行動で規制委-電力会社を追及していくことを皆で誓った。
たんぽぽ舎は、再稼働阻止全国ネットワークと共に、持てる全力で闘おうと決意している。
全国の皆さん、なんとしても日本を再び原発時代にしないために、力を合わせよう。
ハ.参考までに7月9日から16日の全国の抗議文(1から12)の目次のみ紹介します。
1.九電・川内原発「適合性審査」への「審査書案」破棄申し入れ
かごしま反原発連合有志
2.川内原発再稼働「合格」通知の暴挙を許さない!
原発いらない福島の女たち
3.川内原発再稼働「合格」ふざけるな
原子力規制委員会の歴史的暴挙を糾弾する!
福島原発事故緊急会議
4.「原子力マフィア」による再稼働推進を糾弾する!
再稼働阻止全国ネットワーク
5.新規制基準による審査に関する申し入れ
岩内原発問題研究会
6.川内原発の「審査書案」提出に突き進む原子力規制委員会に抗議する
脱原発とうかい塾代表 相沢一正
7.川内原発再稼働反対の再度の申し入れ
大間原発反対現地集会実行委員会
8.原発の再稼働を電力会社・政府財界はなぜ急ぐのか!
住民、国民無視を許さない!
原発反対柏崎刈羽地元住民有志
9.要請書 命のネットワーク代表 多名賀哲也
10.適合性審査を中止して下さい
サヨナラ原発福井ネットワーク・他
11.巨大火山噴火リスクや耐震安全性を曖昧にした拙速な審査合格に対する抗議
島根原発増設反対運動
12.原子力規制委員会の川内原発1.2号機「審査書案」決定は許されない
再稼働促進姿勢に抗議し、科学的、客観的審査を要求する
伊方原発反対八西連絡協議会
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┗■2.特集・川内原発再稼働-新聞各紙の報道から
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◆「新たな安全神話」川内原発再稼働「合格」
福島避難者、怒り 「教訓生きてない」
「役目果たしていない」市民ら規制委前で抗議
再稼働を目指す九州電力川内原発(鹿児島県)に原子力規制委員会は16日、安全対策のお墨付きを与える「審査書案」を了承した。東京電力福島第1原発事故前に比べ、格段に厳しいとされる安全基準だが、事故は本当に起きないのか。福島第1原発が立地する福島県大熊、双葉両町の町民は「新たな安全神話」が生まれることへの不安を口にし、原発立地自治体の住民からは「福島の事故が教訓になっていない」と怒りの声も上がった。
福島第1原発事故から3年4カ月。東京都内の借り上げ住宅で避難生活を送る大熊町の会社員、田辺武志さん(42)は、日本が原発再稼働に突き進んでいく現実に、自分の目と耳を疑う日々だ。(後略)(7月16日毎日新聞より抜粋)
◆避難計画おろそか 川内原発「合格」
責任不在のまま 行政、再稼働に前のめり
政権、世論の動向警戒 歓迎も年内は難題続く
安倍政権は16日、九州電力川内原発1.2号機が原子力規制委員会の審査に事実上合格したことを歓迎した。だが、先の滋賀県知事選では与党の推薦候補が「卒原発」を公約した元民主党議員に敗れ、痛打を浴びたばかり。年内に控える消費税再増税の判断や特定秘密保護法施行など、政権にダメージとなりかねない課題を他にも抱え、世論の動向を警戒する。(中略)
しかし、再稼働に対する世論の懸念は依然として根強い。今年2月の東京都知事選では、小泉純一郎元首相が脱原発を訴えて細川もりてる元首相を支援。大差で敗れたものの、自民党は発信力のある「身内」の反乱に一時、肝を冷やした。
10月には、東日本大震災復興やエネルギー政策が問われる福島県知事選が予定されている。公明党幹部は「川内原発の再稼働問題は国民の関心が高い。結論ありきで再稼働を判断すれば、批判は全国に広がる」と危ぶむ。(中略)
政府が集団的自衛権行使を可能とする憲法解釈変更の閣議決定に踏み切った後、世論調査で内閣支持率は下落した。原発問題と併せ、滋賀県知事選敗北の一因となったとされる。11月の沖縄県知事選では、難航する米軍普天間飛行場移設問題が争点となる見通しで、政権にとって気の抜けない展開が続く。(後略)
(7月17日茨城新聞より抜粋)
◆疑問抱え再稼働「適合」 川内原発 規制委が審査結果案
被ばく対策徹底されず 火山噴火の対応不備
「大丈夫…」楽観論が復活
【解説】 前略
新たな規制は「原発では重大事故は起きない」という安全神話から決別し、重大事故を前提にしたはず。それなのに、今回の審査結果案を見る限り、いくつもの「大丈夫だろう」という楽観的な見方が前提になっている。この内容を手本とし、ほかの原発も審査が進んでいくと、安全神話の復活につながる恐れもある。
(7月16日東京新聞夕刊より抜粋)
◆「厳格審査」に穴 作業員拠点 ベント 第2制御室未完成
川内原発再稼働「適合」 規制委
再稼働 規制委に丸投げ 急ぐ政権自ら判断せず
地元説得も「事業者で」 責任どこに 「規制委関与せず」
原子力規制委員会は十六日、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)について、原発の新規制基準を満たしているとする審査結果案を了承した。安倍政権は再稼働への動きを加速させるが、事故対策の一部は未完成で、火山想定などの甘さも指摘されている。事故時に周辺住民が安全に避難できることは最重要の対策だが、審査対象になっていない。世界最高水準どころか「欠落」の多い審査といえる。(後略)(7月17日東京新聞朝刊より抜粋)
◆政権 再稼働加速へ 川内原発 新基準に初の「適合」 責任あいまいなまま
避難計画審査の対象外 教訓置き去り 再稼働消せぬ不安
揺れる地元「複雑です」「基準に合うか否かだけ。納得しない」
叫ぶ 大事なふるさとのために 議員会館前で抗議
(7月17日朝日新聞朝刊より見出し)