NUCLEAIRE
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┗■4.新聞より
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◆核のごみ 数百年保管困難 (7月11日 東京新聞より抜粋)
原発から出る「核のごみ」の最終処分に関する日本学術会議の検討委員会分
科会は10日、国に提言した「暫定保管」の技術的な課題を整理した報告書
案をまとめた。自然災害のリスクなどを考慮すると、数百年を超える保管施
設の安全確保は困難としており、9月までに正式決定する。(中略)
別の分科会は二日、国民の合意形成を図るには、保管期間は「現世代の責任
として、30年を一区切りに政策判断すべきだ」とする報告書案を提示。学
術会議は12年の提言を具体化するため、今後、両方の報告を踏まえた新た
な提言をまとめる。
◆川内原発 再稼働反対 「怒り直そう」 代々木公園でデモ
(7月10日 東京新聞より抜粋)
原子力規制委員会が近く新規制基準を満たしたとしているとの判断を示す見
通しの九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)について、再稼働に反対す
る市民団体が9日、東京都渋谷区の代々木公園で集会とデモを行った。
主催したのは「『さようなら原発』一千万署名市民の会」。出席者らは「政
府は『世界最高水準の基準で審査している』と言うが、津波対策や電源喪失
への対応も不十分」「避難者の補償も進んでいない」と、口々に再稼働へ反
対した。(後略)
◆川内原発の周辺自治体 「複合災害 想定せず」
(7月10日 東京新聞より抜粋)
九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の周辺自治体が、原発の重大事故
と、台風などの自然災害とが同時に起きる「複合災害」への具体的な対策を
練っていないことが分かった。10日には大型の台風8号が上陸する見込み。
地震・津波被害と原発事故が同時に起き、対応が後手に回った東京電力福島
第一原発事故の教訓が生かされていない。(後略)
◆福島の母親 子の健康案じて 安全と言われても・・・
米監督による記録映画 (7月4日 東京新聞より抜粋)
(※メルマガ発行時、開催はすでに終了しています)
東京電力福島第一原発事故から一年半後の福島を記録した映画「A2-B-C」が
5日、東京都台東区谷中で上映される。今も子どもたちの健康に不安を抱え、
ことさらに「安全」を強調する国や行政に憤る親たちの生の声を撮り続けた。
イアン・トーマス・アッシュ監督は「現状を告発した勇気あるお母さんたち
から、大事な思いを託された」と話す。(中略)
関東各地でも上映を予定している。詳細はHPで。
(映画のタイトル「A2-B-C」で検索)
◆汚染土 置き場なく断念 ──除染辞退 首都圏で3700戸
(7月11日 東京新聞より抜粋)
東京電力福島第一原発事故により、「汚染状況重点調査地域」に指定された
首都圏の市町村に本紙がアンケートを実施したところ、除染が必要なのに辞
退した一戸建て住宅が少なくとも約3700戸あることが分かった。除染で
出た汚染土壌について、国が福島県外では処分方法を明示しておらず、置き
場がないため除染したくてもできないのが理由とみられる。(中略)
国の除染ガイドラインでは、汚染土壌は、最終処分までの間(1)除染した現
場(2)市町村などが設置した仮置き場(3)中間貯蔵施設(福島県のみ)─で、
それぞれ「適切に保管」すると規定。これ以上は決まっていない。市町村な
どによる仮置き場は住民の反対で困難なため、現場保管が主流となっている。
◆現代ビジネス 「ニュースの深層」 2014年07月08日(火) 町田 徹
原子力規制委が「泥縄の再稼働」を週内にも決断へ!
福島第一原発事故の教訓は何処に?
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39764
(リード文のみ抜粋。全文はURLからお読みいただけます。)
新聞報道によると、今週水曜日(7月9日)にも、原子力規制委員会(田中
俊一委員長)が九州電力の川内原子力発電所1、2号機の再稼働にお墨付き
を与える見通しだ。
崖っぷち状態で不意の大規模停電に繋がりかねない今夏の電力需給や値上が
りの一途を辿る電気料金、悪化し続ける国際収支、そして排出削減がままな
らなくなる温暖化ガス問題など山積みの懸案を見ていると、何の展望もない
ままに、いたずらに原発の運転を停止させておくのは、われわれのくらしと
日本の経済を脅かす行為と言わざるを得ない。
しかし、だからと言って、福島第一原発の未曾有の事故の経験を活かそうと
しない泥縄式の再稼働に賛成票を投じることもできない相談である。
トータルで見て、果たして今回の再稼働への道筋は合理的なものだったと言
えるのか。今一度、検証しておきたい。