NUCLEAIRE
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┗■4.『「フクイチの今」収束作業の本当の実態を見る』を聴いて
| 7月5日(土)スペースたんぽぽ 講師:山崎久隆さん
└──── 茱萸(ぐみ)坂キッド(たんぽぽ舎ボランティア)
○気の遠くなる問題の数々
「汚染水」、「核燃料と崩れ落ちた燃料デブリの冷却」、「地下水」、仮設の「電源設備」、破断した「排気筒」、「使用済燃料移送」。既に破たんしている「地下水バイパス計画」、問題だらけの「凍土方式遮水壁」。
そして「労働被曝の深刻さ」、それに拍車をかける国や電力会社の「低賃金の労働者使い捨て」。
近藤俊介氏の『福島第一原原子力発電所の不測事態シナリオの素描』という資料をネットで見ることができます。それは今も実現の機会を待っています。(ゾッとする)
○頭で理解するだけでなく、一枚の写真から感じること。
ねずみが感電してショートしたという配電盤の写真を見ると電源ケーブルが乱雑に外に伸びています。やりっぱなしという感じです。高線量のため十分な作業ができないのです。
本来、発電所では「整理整頓」がとてもやかましい筈で、ありえないことです。事故はいまだ続いていると実感する光景です。そして作業されている方の悔しさも。
○それでも再稼働?
取り返しのつかない事故が起き、それは今も続いています。せめて二度と事故を起こしてはならないと思いませんか。それでも原発再稼働するのですか?
☆山崎久隆さんの次回の講座は
8月26日(土)14時から16時、会場は「スペースたんぽぽ」です。
ご参加をお待ちしております。
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┗■5.メルマガカンパを送りました
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ご担当者様
メルマガカンパ2口(2000円)送りました。Aの名義で郵便振り込みです。
原発再稼働をさせないぞ!
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┗■6.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆9/20講演会(河野太郎氏・秋本真利氏)のご案内
予約申込制(入場無料、140名まで)
日時:9月20日(土)18:30~21:00
場所:千葉市文化センター5階セミナー室
内容:自民党エネルギー政策議員連盟で脱原発を掲げて活躍されている、
河野太郎氏と秋本真利氏に大いに語ってもらい、
その後質疑・意見交換を行ないます。
入場は無料ですので、万障お繰り合わせの上多くの方の参加を心よりお願い申し上げます。会場の都合で、先着140名までとなります。
主催:9・20講演会実行委員会
予約申込先:(永野勇)携帯:090-2553-2587 FAX:0436-98-5858
なお、FAXの場合は、お名前・ふりがな・電話番号を明記して下さい。
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┗■7.書籍より
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◆「火事」はまだ鎮火していない-福島第一原発事故の現状
小倉志郎
3・11原発事故を「火事」にたとえたら、事故後3年が経った今でもまだ広い範囲で火事の「炎」は燃え盛っていると言わざるをえない。炎にたとえたのは放射能だからだ。この炎は人間が水をかけようが、土をかぶせようが消すことはできないのだ。しかも、福島第一原発からはその炎はまだ広がり続けている。その炎の中で人々が細胞レベルで焼かれ続けている。しかし、その炎を人は五感で感じることができない。
いつか、その結果として自覚症状がでてきてやっと炎に焼かれたことに気がつくのだ。そんな炎の中で幼い子どもが何の防護もせずに暮らしていることを聞く。3・11事故直後から、福島県立医科大学の先生が「心配しなくてもよい」と安心させるお話をして、県内を回っていたと聞く。
2011年12月16日に、政府が原発事故の収束宣言をおこない、その後福島第一原発の現場でおこなわれている作業は、事故の「後始末」であるかのような印象を持つ人々が多いのではないだろうか。ところが、事故を起こした原発からは、放射能が環境に漏れ続けているし、現場で働く人々からは「収束宣言」など、実態とかけ離れているという声が聞こえている。実際は現場では事故は終わってさえいなくて、続いて「後始末」がはじまるのは、はるか先のことになるのだ。
(後略)
出典:新刊『元原発技術者が伝えたいほんとうのこわさ』
小倉志郎(元原発技術者)著