NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2139】
2014年4月10日(木)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.じわじわ進行する内部被ばくを黙殺する巧妙な安全キャンペーン(上)
インタビュー:内部被ばくを考える市民研究会代表 川根眞也さん
★2.地球の平均気温は下がっている 温暖化傾向は1997年にストップし、
それ以降今日まで地球の平均気温は上昇していない
IPCCの予測は見事に外れた(まちがっていた)
池田教授の机上の放論 連載170 池田清彦(早大教授)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆4/13いらない原子力空母Springパレード!
風船プロジェクト開催!
13:30パレードスタート 横須賀市役所前公園より
★4.新聞より
◆6月末にも合格の可能性=川内原発の安全審査-規制委
(2014/04/10-12:44 時事ドットコムより)
◆川内原発の再稼働、8月以降にずれ込む可能性
(4月10日読売新聞より抜粋)
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※永遠に原発ゼロに! 再稼働反対!
4/11(金)第98回首相官邸前・国会議事堂周辺抗議にご参加を!
日時:4月11日(金)18:00~20:00
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
○たんぽぽ舎はいつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの
作業、たんぽぽ舎16:20出発、17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)
前で短時間の抗議コール。17:15「経産省前テントひろば」集合。
1~5班にわかれて17:30官邸前へ、国会前へ出発。
20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。
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※4/12(土)学習会にご参加を!
「スペースたんぽぽ」・被ばく労働問題連続講座第2回
除染作業現場からの報告と「被ばく労働者春闘」統一要求
日 時:4月12日(土)14:00~16:30
場 所:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
説 明:除染作業現場からの報告と「被ばく労働者春闘」統一要求
お 話:除染現場労働者 &
なすびさん(被ばく労働を考えるネットワーク・
山谷労働者福祉会館活動委員会)
参加費:800円(資料集を用意)
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┗■1.じわじわ進行する内部被ばくを黙殺する巧妙な安全キャンペーン(上)
| インタビュー:内部被ばくを考える市民研究会代表 川根眞也さん
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福島・関東で放射能による子どもの健康被害が増え続けている。だが国・行政による情報隠しと対応の遅れは深刻だ。特に関東は意識されること自体が少ない。 川根さんは中学校の理科の教員で、今回の地震後にすぐ「放射線測定メール」を発信し、友人と「内部被ばくを考える市民研究会」を2011年8月に立ち上げた。 日々接する子どもたちへの被ばくの広がり、教育現場での困難、今後について話を聞いた。(園良太)
子どもの内部被ばくと学校現場
川根…事故直後に「これは内部被ばくが大変なことになる」と思い、学校現場や身の回りを測定してメールで発信し始めました。「放射能が危ないと学校で言うな」と言われていましたが、どこかで子どもたちに説明しなければと思い、内部被ばくの講演会を学校近くの公民館でやりました。その時お母さん方が複数参加され、「これは良い話だ」と毎月4~5回の講演を依頼されるようになりました。最初の1年間で43回やりました。
先生は給食を食べるかどうかを選べますが、子どもたちは選べません。だから保護者にも聞いて欲しいのですが、私の中学の保護者からは講演依頼がありません。授業で放射能のことを話すと、子どもから保護者に行き、保護者から校長に「放射能のことだけで授業時間を使いすぎる」とクレームが行きます。校長・教頭からは「授業で予定された時間以上に放射能のことを話すな。ただし学校外で勤務時間外の活動には口出ししない」と言われています。
結局、学校というのは国家権力の末端機関で、国が決めたことに従って動くものなんですね。だから、自由主義の学校と違って、国が決めたとおりに授業をやらなくてはならない。第1次安倍政権の下で教育基本法も改悪されています。その下で愛国心教育や道徳教育もやらなきゃいけない。同じく「国が100ベクレル/kg以下まで安全」と決めたら、それ以下の食材は「安全ではない」と言ってはいけない建前なのです。学校が政府基準に逆らうことは勇気がいることなのです。
福島の子どもの甲状腺がんは発生率が高すぎる
川根…私は、福島市や郡山市は、人間が住んではいけないレベルの汚染だと思っています。多くの子どもが甲状腺がんを発症しているし、僕がそこにいたら、教師を辞めて避難しているかもしれません。
今年2月7日の「第14回県民健康管理調査検討委員会」の報告で発表された数字というのは、甲状腺がんおよびその疑いが75名という数字です。そのうち、『甲状腺がん』と確認されたのが33名で、既に手術をして甲状腺がんをとってしまった子どもです。
残る「疑い」の41名(1名は手術して良性腫瘍とわかっている)は、実は甲状腺がんの手術を受けるべきなのに受けていない、手術を待っている子どもという意味なのです。その子どもたちの9割方は、調べたら良性腫瘍ではなかった、つまり75名中70名近くは甲状腺がんが確定した、ということです。これは非常に大きな数字で、ベラルーシの甲状腺がんの発生割合を大幅に超えています。
福島原発事故前の子どもの甲状腺がんは「10万人に0.1~0.2人」ですが、今回の調査は「10万人あたり72人」で、145倍です。しかし、福島県立医大はいまだに「放射能の影響とは考えにくい」と言い続けています。
実際には、福島は凄まじい土壌汚染があります。日本の人口密度はベラルーシの比ではないので、もっとたくさんの子どもが甲状腺がんになる可能性があると思っています。(次回、「中」へつづく)
人民新聞(2014年4月5日通巻1511号より)
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┗■2.地球の平均気温は下がっている 温暖化傾向は1997年にストップし、
| それ以降今日まで地球の平均気温は上昇していない
| IPCCの予測は見事に外れた(まちがっていた)
| 池田教授の机上の放論 連載170
└──── 池田清彦(早大教授)
※事故情報編集部:IPCCの地球温暖化脅威説がメディアに氾濫している。
しかし、事実は「地球の平均気温は下がっている」のだ-池田教授の文を
参考までに掲載します。
○日本の今年(2013年)の夏は暑かった。猛暑の時に地球温暖化の話を聞かされると信じたくもなるが、半年前は寒い冬だった。話はそう単純ではないのだ。南米ではかつてないほどの猛烈な寒波に襲われ、ペルー、ボリビア、パラグアイなどでは多数の家畜が死んだという。一九八〇年代から一九九〇年代の半ばにかけて、確かに地球の平均温度は〇・三度ほど上昇した。これは事実である。しかし、温暖化傾向は一九九七年にストップし、それ以降今日まで地球の平均気温は上昇していない。これもまた、三万点以上の観測地点のデータに基づいてイギリス気象庁とイースト・アングリア大学気候研究ユニットが去年発表した確かな事実である。
○二一世紀になっても気温が上がり続けるとのIPCCの予測は見事に外れたのである。日本をはじめ多くの国はIPCCとグルになってCO2の増加による人為的温暖化説を囃しているので、IPCCが崩壊すると困るだろう。たとえば炭素税を取る根拠はなくなるし、原発は地球温暖化防止に役立つからというウソ話もできなくなるからね。
○九月八日付の朝日新聞に、二一〇〇年に気温が最大で四・八度上がり、海面が最大で八一センチ上昇するとのIPCCの報告書案が大きく報じられていてあきれた。確か六月の下旬頃にも、北極の海氷面積が、今夏最少記録を更新するとの東大の山口教授の予測が報じられていたと思う。さて事実はどうだったかというと、今年八月の北極の海氷面積は、去年八月に比べ六割も増加した。九月七日付の英国のデイリーメールに写真入りの記事で紹介されている。確認のためにIJIS(宇宙航空研究開発機構と米国・国際北極圏研究センターが共同で運営する北極圏研究サイト)が公表しているデータを調べると、今年の海氷面積は二一世紀以後のほぼ平均水準である。
○北極ばかりではなく、南極の海氷面積も今年は過去三〇年余りで最大なのだ。二〇一〇年から一一年にかけて急激に減少した時は、過去最大ペースで海氷減少と大きく報じたマスコミも一二年から一三年にかけて、それを上回るスピードで増加した時は知らんぷりだね。
○日本のマスコミはこと温暖化に関してはIPCCの予測は大々的に報じるのに、観測事実を報じないし、予測が外れたことも報じない。IPCCとその信者は今やカルト集団に近い。
寒波も豪雨も温暖化のせいだって。でも事実は二一世紀に入って地球の平均気温はわずかだが下がっているのだよ。エッ、平均気温が下がるのも温暖化のせいだって。すばらしい考えだ。
○いけだ・きよひこ
1947年、東京都生まれ。東京都立大学大学院理学研究科博士課程修了。生物学者。現在、早稲田大学国際教養学部教授。この連載をまとめ、加筆した『アホの極み 3・11後、どうする日本!?』が好評発売中!
(週刊朝日2013.10.11号より)
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆いらない原子力空母Springパレード!
風船プロジェクト開催!
日時:4月13日(日)13:30パレードスタート
横須賀市役所前公園→横須賀中央から汐入へ→
バルーンリリース「ヴェルニー公園」
横須賀港に配備されている原子力空母でもし事故が発生した場合、
放射性物質はどのように飛散していくのか?
2000個の風船を放ち調べるプロジェクト。
参加無料!子連れ参加、当日飛び入り参加大歓迎です。
気軽に、ご参加下さい。
主催:いらない原子力空母 連絡先:090-1051-1812
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┗■4.新聞より
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◆6月末にも合格の可能性=川内原発の安全審査-規制委
原発再稼働の前提となる安全審査で、九州電力は10日、優先的に審査が進められている川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)について、審査の中心となる設置許可申請の補正書を4月末に提出する方針を明らかにした。同日開かれた原子力規制委員会の審査会合で報告した。規制委は補正書を受けて審査書案を作成し、約1カ月間の意見募集などを行う。早ければ6月末ごろ、安全審査に初めて合格する可能性が出てきた。
九電は審査会合で、耐震設計や重大事故対策などの設計基本方針を示した設置許可申請について、審査で指摘された点を反映した補正書を4月末に提出すると説明した。設置許可申請と同様に、安全審査の対象になる機器類の設計基準(工事計画認可)の補正書も、5月末までに提出する。
(2014/04/10-12:44 時事ドットコムより)
◆川内原発の再稼働、8月以降にずれ込む可能性
九州電力は、10日の原子力規制委員会の会合で、(中略)
審査結果の取りまとめに必要な申請書類が出そろうのは5月末になるとの見通しを示した。
その結果、審査の合格時期は、6月以降にずれ込むことになる。再稼働は早くても8月にずれ込みそうな情勢となった。