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NUCLEAIRE

ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1834】
2013年5月14日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                            転送歓迎
━━━━━━━
★1.原子力規制委員会の「基準」づくり自体への批判を (上)
   私たちの<再稼働反対=規制委批判>の運動論理の原則を
   再確認することが必要
★2.メルマガのカンパ要請に対して多くのご協力ありがとうございます(その1)
   46名 17万2千円              たんぽぽ舎
★3.新聞・雑誌より
  ◆もんじゅ処分―もう再開はありえない
                  (5月14日朝日新聞社説より抜粋)
★4.テント日誌 特別版(5月14日)
   経産省職員による2台の監視カメラとハンディカメラによる執拗な
   撮影行為は挑発的で、敵愾心丸出しで、個人の肖像権を侵す犯罪である
   権力側のやり方が見えてきた。-不当逮捕の抗議声明
━━━━━━━
※5/18-19柏崎刈羽ツアー、大型バス2台、定員80名、現在75名の申し込み
 あと5名急募します。たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035までお電話ください。
   しめきりは5月15日(水)20:00までです。
━━━━━━━
※5月18日(土)電気料値上げで原発を支えるのは嫌だ!
 第4回相談会 電気料金の原発負担を拒否する運動 代表・槌田敦さん
 15時~17時 参加費500円 会場:たんぽぽ舎5階
━━━━━━━
※5/22学習会にご参加を!
 『上関原発と漁業権』…海はだれのものか…
 たとえ漁協総会が決めても、漁民が納得しなければ大丈夫
講 師:熊本一規さん(明治学院大学教授)(「脱原発の経済学」の著者)
日 時:5月22日(水)19:00より
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
資料代:800円
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.原子力規制委員会の「基準」づくり自体への批判を (上)
 |  私たちの<再稼働反対=規制委批判>の運動論理の原則を
 |  再確認することが必要
 └──── 
 
○ 四月十日、原子力規制委員会は、原発の「規制基準案」なるものを提示した。
この日は、福島第一原発の地下貯水池で相次いでいる放射能汚染水の水漏れ事故
は、池の構造的欠陥がもたらしているものであり東電の汚染水計画が全面的に破
綻したものであることが、その恐ろしく無責任な実態が明らかになった日でもあ
った。それは「規制委」と「東電」のなれあいという現実を、あらためて露呈す
るものである。「規制委」はこの構造的欠陥をまったくチェックしていなかった
のであるから。
 四月九日の『朝日新聞』の「社説」は、こう論じている。
「汚染水の一部が漏れた。/ 先月に起きた長時間の停電を含め、原発事故がなお
継続していることを物語る」。
○ 「規制委」の成立それ自体を正面から批判することは決してしないマスメデ
ィア、その代表の一つともいえる『朝日』ですら、事故はまったく終っていない
という、あたりまえの事実を公言せざるをえなくなっている状況がそこにある。
 この決定的な局面で、私たちの<再稼働反対=規制委批判>の運動の論理の原
則を再確認することが必要である。原発再稼働への公然たる動きがスタートした
のは、野田民主党政権下であった。2012年6月8日、野田は関西電力大飯原
発の3・4号機再稼働手続きを進めると宣言。彼は2011年12月16日に早
々と「事故収束」を海外に向かって宣言していた。「収束」などしようもない事
態を前に、「冷温停止状態」になったのだから、「収束」したと強弁してみせた。
このデタラメの政治的強弁をテコに、再稼働政策は一気に現実的プロセスとされ
てしまったのである。大飯の再稼働はスタートし、原子力規制委員会はつくりだ
されてしまったのだ。(2012、9月19日)。そして「規制委」は「安全基準」と
いう再稼働のための基準づくりに、中立の立場をよそおいながら突き進んだので
ある。
○ いったい、「冷温停止状態」なる言葉を、メルトダウンしてしまっている原
発(それも三基もだ)に使うことは可能なのだろうか。核燃料が溶けてしまい、
(一号機はまるごと)ほとんどの部分が「格納容器」の外に流れ出してしまって
おり、二号機、三号機に残っているのがどれくらいかさっぱりわからず、確認す
る方法がまったくない状態の空前の大事故を前に、「冷温停止状態」だから「収
束」などという論理が成立するわけもないのだ。私たちの運動は、このスタート
時点でのとんでもないインチキと政治操作への原則的批判を持続する努力が不足
していた。(次号に続く) (天野惠一・再稼働阻止全国ネットワーク事務局)
 
※事故情報編集部より-
 再稼働阻止全国ネットワークの石川県羽咋合宿(4月)で出された文章。
 問題点を指摘していて、今後の運動上の参考になる文章ですので、了解を得て
上下2回に分けて掲載します。パブコメ募集の前に出された文章ですが、パブコ
メの受付が終了したので掲載します。
 
 
┏┓
┗■2.メルマガのカンパ要請に対して多くの
 |  ご協力ありがとうございます(その1)
 |  46名・17万2千円
 └──── たんぽぽ舎
 
 4月26日に日刊メールマガジンへのカンパをお願いしましたところ、早速たん
ぽぽ舎に皆様からの善意が届きました。
 4月27日から5月11日までの半月の間に46名の方々から17万2千円が寄せ
られました。
 東京都12名、千葉県9名、神奈川県9名、埼玉県3名、大阪府3名、岩手県、
宮城県、茨城県、長野県、静岡県、愛知県、和歌山県、兵庫県、高知県、宮崎県
から1名ずつです。誠にありがとうございました。
 なお、ひきつづいて日刊メルマガ=「地震と事故情報」へのカンパを受け付け
ていますので、今後ともよろしくお願い致します。
 郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎  番号 00180-1-403856
また、今後2週間位ごとにカンパのまとめ文の報告を予定しています。
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より
 └──── 
 
 ◆もんじゅ処分―もう再開はありえない
 
 原子力規制委員会が高速増殖原型炉「もんじゅ」の使用停止を命じる方針を固
めた。
 中性子検出器など最も安全が求められる機器を含め、1万近い機器の点検を怠
っていた。規制委による処分は当然だ。
 点検放置の背景には、原発の使用済み燃料からプルトニウムを再利用する核燃
料サイクル事業の行き詰まりがある。
 国は一日も早くサイクル政策を捨て、もんじゅの廃炉を決めるべきだ。(中略)
 
 94年に運転を始めたもんじゅは、95年のナトリウム漏れ事故などでほぼ止
まったまま。それでも、ナトリウムを熱して循環させることなどに年間約200
億円を費やしている。
 事業主の日本原子力研究開発機構は、運転再開の旗を降ろさず、09年にその
ための点検計画をつくった。しかし翌年から放置が始まっていた。
 原発事故でサイクル政策自体が宙に浮いているうえ、直下に活断層がある疑い
も出ている。近い将来に運転再開が望める状況にはない。(中略)
 
 原子力機構は、原子力安全の研究でも国内有数の組織だ。
 私たちは社説で脱原発を主張しているが、もんじゅを含め原発やその関連施設
は「止めれば終わり」ではない。
 原子力の研究者や技術者は、安全な後始末のために使命を担ってもらいたい。
 国はそうした観点から、原子力機構の組織と意識を抜本的に改める必要がある。
                     (5月14日朝日新聞社説より抜粋)
 
 
┏┓
┗■4.テント日誌 特別版(5月14日)
 |  経産省職員による2台の監視カメラとハンディカメラによる執拗な
 |  撮影行為は挑発的で、敵愾心丸出しで、個人の肖像権を侵す犯罪である
 |  権力側のやり方が見えてきた-不当逮捕の抗議声明
 └──── 
 
 声 明
                       経産省前テントひろば
 
 2013年5月10日、丸の内署は、テントスタッフの一人Bさんを暴行の容疑で逮
捕した。
 同日14時30分頃、テント放送の準備が行われている時、経産省の金子洋悦(こ
の度の訴訟における原告指定代理人のうちの1人)が、ビデオカメラをもった氏
名不詳の男C、他とともに注意に現れた。Bさんは防犯カメラの台座(コンクリ
ート製)に腰掛けて何気なくその模様を眺めていただけであるが、Cは執拗にB
さんの顔を至近距離から撮影し続けた。Bさんは当然ながら、肖像権の侵害だか
ら止めるように、と何度も要請したにもかかわらず、顔の数センチまで接近して
撮影を続けた。
 たまりかねたBさんは、手でカメラをどけながら「あんたも、こうやってなで
られたら嫌だろう」とCの顔をなでるようにしたとたん、Cは「暴力だ!」と突
然叫びだし、別の職員が警察に緊急連絡し、丸の内署、警視庁本庁から公安刑事
を含む総勢約50名ほどの警察官が駆けつけた。
 警察は私たちと経産省職員の間に入って、双方から事情を聞くというような行
動となった。もちろんBさんを初め現場にいた仲間Dさん等は、いま起きたばか
りの事態を説明した。ややあって、事態は収束したのであるが、最後に刑事はB
さんに「丸の内署まで来て、事情を説明してほしい」とBさんに要請。Bさんは、
自らやましいことは全くなかったので、何らの疑いも持たずに事情聴取のために
丸の内署に同行することになった。
 その際、Dさんが「一緒に行こうか」とBさんに話し掛けたが、Bさんは「大
丈夫ですよ」ということであったので、Dさんも全く大した問題ではないとの判
断から、Bさんは一人で丸の内署に行くこととなった。
 その後、帰還があまりに遅いので、気をもんでいたところ、救援連絡センター
から連絡が入り、Bさんが逮捕されたと情報を得た。
 Bさんの容疑は暴力行為ということだが、ともかく直ぐにDさんを含む2名が
丸の内署に事情を聞きに出かけた。捜査中ということで埒があかなかったが、と
もかく逮捕されていることは確認された。合わせて、Bさんはペースメーカーを
つけており、心臓病の関係から、病院にいっているということだけが確認された。
 事実は、Bさんが超至近距離からの執拗な撮影を拒否し、それに抗議し、「あ
んたも、こうやってなでられたら嫌だろう」手を挙げた時たまたま、その手がC
職員の顔に触れただけである。顔を叩くとか殴るとかとは程遠い行為である。C
職員は大仰に騒ぎ立てて警察を呼び、文字通り事情聴取ということでBさんを丸
の内署に同行し、そのまま逮捕したのである。容疑は暴行と器物損壊ということ
である。
 そもそも最近の経産省職員のテントに対する対応・嫌がらせは敵愾心丸出しで
ある。すでに「防犯カメラ」と称する監視カメラを2台もテント付近に据え付け
てあるのに、ハンディカメラによる執拗な撮影は挑発的で目に余るものがある。
 また、経産省は、私たちの請願権さえ認めようとしていない。請願書を、請願
者を一人に限定して、下位の職員に門前で受け取らせるなどという礼を欠く卑劣
な行為をした。
 
 経産省職員による執拗な撮影行為は、個人の肖像権を侵す犯罪である。
○直ちにこのような犯罪行為を止めよ!
○今回の「(土地)明渡訴訟」と連動したかのような、挑発行為を一切止めよ!
 警察は、経産省の職員による犯罪行為を放置し、経産省の職員の一方的な証言
に基づいてテントスタッフを逮捕した。これは不当な逮捕であり、テントに対す
る不当で露骨な弾圧であることは言をまたない。
○警察は不当な弾圧を止めよ!Bさんを直ちに釈放せよ!
○警察は、私たちと経産省との係争に不当に介入するな!
○東京地裁は、Bさんの拘留延長を絶対認めてはいけない!
                        2013年5月13日
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