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NUCLEAIRE

ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1686】
2012年12月10日(月)その2 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
 
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.新安全設計基準で活断層定義変更
   「グレイな断層」を活断層としない変更(改悪)
   許すなごまかし  藤原節男(原子力ドンキホーテ)
★2.要望
   槌田敦さんの「高速『増殖』炉のウソを暴く」を
   大幅加筆の上、「たんぽぽパンフ」に加えて下さい
            山﨑八九生
★3.新聞・雑誌より2つ
  ◆三陸沖М7.3 津波警報
        (12月8日毎日新聞より抜粋)
  ◆活断層巡る原発再稼働判断 「直下」にこだわらず 規制委員長
        (12月6日毎日新聞より)
★4.書籍の紹介
   緊急出版!『自分を売る男、猪瀬直樹』―
   小泉純一郎に取り入り、石原慎太郎にも…
━━━━━━━
※12/11【学習会】にご参加を!
  第8回『隠ぺいされた福島原発事故の分析』
 日 時:12月11日(火)19:00から21:00
 講 師:槌田 敦さん(核開発に反対する会 代表)
 会 場:スペースたんぽぽ
 参加費:800円
━━━━━━━
 
┏┓
┗■1.新安全設計基準で活断層定義変更
 |  「グレイな断層」を活断層としない変更(改悪)
 |  許すなごまかし
 └──── 藤原節男(原子力ドンキホーテ)
 
 2012年12月7日、原子力規制委員会、原子力規制庁が新安全設計基準で活断層
定義変更を画策。現行指針は「12万~13万年前以降の活動が否定できないも
の」を活断層と定義。新基準では「40万年前以降に動いたもの」に変更。活断
層であることが否定できない「グレイな断層」を活断層としない変更。活断層の
定義範囲を広げると見せかけて、グレイな活断層を定義から外す画策。ごまかし
許すな。
 
電気新聞は正直に記載。http://t.co/XTkOKYpv
 
原子力規制庁は7日、耐震設計審査指針に替わる新安全設計基準で、活断層の定
義を変更する方針を固めた。現行指針は後期更新世(12万~13万年前)以降
の活動が否定できないものを活断層と定義付けているが、新基準では「40万年
前以降に動いたもの」に変更する。同日開いた地震・津波に関する新安全設計基
準検討チームで合意したため、来年1月にまとめる新基準の骨子案に盛り込む考
えだ。
 
時事通信もグル http://t.co/kFfVMqJ3
 
 原発に対する地震や津波の影響を考慮し、新たな安全基準を議論する原子力規
制委員会の専門家検討会の会合が7日開かれ、これまで原発の耐震設計審査指針
で12万~13万年前以降に動くこととされてきた活断層の定義について、規制
委から、判断材料が乏しい場合、40万年前以降の地形や地質を検討して認定す
るとした規定を追加する提案がなされた。特に異論は出ず、指針に盛り込まれる
見通し。
 
日本経済新聞もグル。 http://t.co/Fs07SjkF
 
原子力規制委員会は7日、原子力発電所の新しい安全基準で、活断層の定義に
「40万年前以降に動いた地層」を追加することを専門家会合に提案した。これま
では「12万~13万年前以降」だった。古い年代まで遡ることで耐震設計の強化を
促す。
 
読売新聞もグル。 http://t.co/2nog5fqF
 
原子力規制委員会は、原子力発電所の耐震設計上考慮すべき活断層を、従来の
「過去12万~13万年以内に活動したもの」から「40万年以内に活動したも
の」に広げる方針を決めた。原発の耐震安全性の基準を検討する規制委の専門家
チームが7日、見解をまとめた。来年1月に骨子を公表する原発の新安全基準に
盛り込み、ルールを厳格化する。
 
 
┏┓
┗■2.要望
 |  槌田敦さんの「高速『増殖』炉のウソを暴く」を
 |  大幅加筆の上、「たんぽぽパンフ」に加えて下さい
 └──── 山﨑八九生
 
たんぽぽ舎 御中
 
 「たんぽぽ舎通信No1681」で2番目の「高速『増殖』炉のウソを暴く<後半
>」(槌田 敦)は、大変勉強になりました。
つきましては、大幅に加筆の上、「たんぽぽパンフ」のバックナンバーに加えて
いただきたくお願い申し上げます。
 「もんじゅ」の廃炉は、単なる一原発の廃炉に留まるものではなく、
1.日本の(オプションとしての密かなる)核武装計画の放棄、
2.(所詮画餅だった)核燃料サイクルからの撤退を象徴するものかと存じます
ものですから。
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より2つ
 └──── 
 
◆三陸沖М7.3 津波警報
 
 7日午後5時18分ごろ、三陸沖を震源とする強い地震があり、青森、岩手、宮
城、茨城、栃木の各県で震度5弱、北海道から九州の広い範囲で震度4~1の揺
れを観測した。気象庁は約1メートルメートルの津波が予想されるとして宮城県
に津波警報を、青森県太平洋沿岸、岩手県、福島県、茨城県に津波注意報を発令。
津波警報は昨年4月11日以来1年8カ月ぶり。宮城県では280カ所の避難所に最
大約1万8000人が避難した。
 気象庁によると、東日本大震災の余震とみられ、震源の深さは約10キロ、地震
の規模を表すマグニチュード(М)は7.3と推定される。М7超の余震は昨年7
月以来。(後略)(12月8日毎日新聞より抜粋)
 
 
◆活断層巡る原発再稼働判断 「直下」にこだわらず 規制委員長
 
 日本原子力発電敦賀原発(福井県)の原子炉建屋直下を通る断層の評価を巡り、
原子力規制委員会の田中俊一委員長は5日の記者会見で、「(活断層が原子炉建
屋の)直下にないからいいかというと、そういうわけにもいかない。特別な状況
の場合、どういう評価をすべきかは見直す必要がある」と述べた。
 同原発の敷地内に活断層「浦底断層」があることを重視し、従来の基準にこだ
わらず、稼働の是非を判断する可能性を示唆した。
 国は活断層の直上に原子炉建屋などの重要施設を建てることを認めていない。
一方、原発から離れている活断層については、施設が地震の揺れに耐えられるか
を審査し、安全と
判断すれば稼働を認めてきた。 
規制委は1、2日、有識者による調査団を敦賀原発に派遣。2号機原子炉建屋直
下を通る破砕帯が、約200メートル離れた浦底断層と連動する可能性があるかを
検討している。10、11日の評価会合を経て、規制委が運転継続の是非を判断する。
(12月6日毎日新聞より)
 
 
┏┓
┗■4.書籍の紹介
 |  緊急出版! 『自分を売る男、猪瀬直樹』―
 |  小泉純一郎に取り入り、石原慎太郎にも…
 └────
 
目次の抜粋    (詳細は、出版社にお問い合わせ下さい)
 
第一章  自分を売る男、猪瀬直樹
・棄てる程度の思想しか持ち合わせていない
・子分にしかなれない人間
・石原以上に「暴」に走る
・言葉の力を棄てている
・自己顕示欲の塊  など
第二章  目立ちたがり屋のエセ改革者
・背のびしたゴマスリ小僧
・自慢話以外の話を聞いたことがない
・せめてミミズから人間に昇格してほしい
・死ななきゃ治らないシアワセ者
・自分に都合の悪いことには答えない
・あなたはエライんだよと言ってあげようか
・持ち上げればどこまでも登っていく俗物
・虚名と無責任のマグマ  など
 
『自分を売る男、猪瀬直樹―小泉純一郎に取り入り、石原慎太郎にも…』
 発行:株式会社 七つ森書館(03-3818-9311) 佐高信著、定価700円+税
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