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たんぽぽ舎です。【TMM:No2267

2014年9月2日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                                          転送歓迎

━━━━━━━

★1.鹿児島で1800人が集会とデモ-川内原発動かすな!

  「GOODBYE NUKES ストップ川内原発再稼働!

  8.31九州・鹿児島川内行動」参加報告

  -鹿児島・九州・全国・アジアから結集 核と生命は共存できない!-

              木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

★2.8/31「たんぽぽ舎25周年のつどい」報告 

 ◆アーサー・ビナードさん講演会

    広告産業の作り出す言葉にはだまされてはいけない、

     原爆と原発は同じだ、 とアーサーさんは警告します。

               山野容子(たんぽぽ舎ボランティア)

  25周年のつどいに参加させて頂き、ありがとう

     メールマガジンの配信、読ませて頂きました。

                         笹氣 詳子(宮城県仙台市)(たんぽぽ舎会員)

★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

  ◆「脱原発グリーンパレードinはだのを歩く会」からのお知らせ(96日)

    9・9 映画「A2-B-C」東京下町上映会

★4.新聞より6つ

 ◆「最終処分は県外で」福島知事、首相に要求  汚染土中間貯蔵

          (92日朝日新聞見出し)

 ◆中間貯蔵受け入れ 県外処分「空手形」を警戒

     汚染土、仮置き限界  政府、体制縮小の動き

                  (92日朝日新聞見出し)

 ◆日印原子力協定 早期締結で一致  首脳会談

    インド核不拡散条約未加盟 軍事転用の助長懸念

                   (92日東京新聞より抜粋)

 ◆  再稼働阻止 デモ規制もダメ 国会前で7000人集会

                       (831日東京新聞より抜粋)

 ◆ 構造複雑 対応不能  事故形態無数 想定できぬ

      原発の怖さ 元東芝技術者が告発     事故形態無数 想定できぬ

                          (91日東京新聞より抜粋)

 ◆再稼働反対行動100回目 水戸

   前東海村長初参加 「正義、われわれに」

                    (830日茨城新聞より抜粋)

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9/3川内原発再稼働をやめろ!九州電力東京支社抗議行動

日時:9月3日()1730分~1830

場所:九州電力(株)東京支社 電話 03-3281-4931 東京都千代田区有楽町1-7-1有楽町電気ビルヂング北館

主催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

   FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)

  ☆九電東京支社から歩いて10分強で東電本店へ行けます。両方の行動へご参加ください。

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9/312回東京電力本店合同抗議

 東電解体!汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな! 原発再稼働は日本を滅ぼす

日時:9月3日()19時~20時(30分短縮)

場所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)

よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎

賛同団体:東電株主代表訴訟ほか約102団体(8/29現在)

━━━━━━━

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┗■1.鹿児島で1800人が集会とデモ-川内原発動かすな!

 |  「GOODBYE NUKES ストップ川内原発再稼働!

 |  8.31九州・鹿児島川内行動」参加報告

 |  -鹿児島・九州・全国・アジアから結集 核と生命は共存できない!-

 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 

○8月31日午後の標記集会・デモに参加したので報告する。川内原発再稼働反対が全国に、そしてアジアにまで広がってきた。

 JR川内駅すぐそばの西口駅前広場には、午前中から準備の人が集っている。ライブ音楽に魅かれるように13時前には駅前広場が人々と横断幕と旗とで一杯になり、テントひろばの渕上さんもいつものダークスーツ・タイでのぼり旗を掲げ、いちき串木野市で活躍する高木画伯の姿も見られ、二人の国会議員も舞台袖に立った。

 炎天下、瀬戸ちえみさんの司会で始まった集会プログラムは、鳥原良子さんの川内原発現地挨拶に始まり、裁判闘争、はがき行動、集会声明と順調に進んだ。最後の3.11鹿児島集会実行委からのアピールでにわか雨降る中で、向原さんと岩井さんのスピーチの後、再稼働阻止ネットの山田(和)さんが全国リレーアクションの説明と集めてきた横断幕と再稼働阻止全国ネットワークの旗を披露した。

○印象深かったのは、韓国と台湾からの連帯アピール。

ノ・テミンさん(釜山在住。反核プサン市民対策委員会):韓国でも30年も経った古い原発を動かしているが30年も経ったポンコツ車に誰が乗るか? 先日も(地震ではなく)大雨で原発が止まった。多くの不正事件が起こっていて、核マフィアと麻薬密売との関連も取りざた、いろいろの弾圧を受けている。皆で核マフィアと対抗しよう。

ツイ・スーシン(崔)さん(台湾原発廃止全国ネットワーク):1970年代から6基稼働しており30年間の闘い、グリーンシチズアクションアライアンスなど5万人の行動で稼働真近の原発を中止させた。福島事故があり650万人が原発の影響を受ける台湾でも責任を負えないとの声が強まった、13年3月9日には22万人のデモがあり、第4原発の工事中止を勝ち取った。それでも政府の政策は変わらない、生存権と選択権の問題だ。世界中で同じ敵に立ち向かっている。非協力運動を日本に期待する。(http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2014-08-31

NHKはじめ沢山のテレビカメラや取材があり、地元3社のテレビ局やテレビのローカルニュースで報道されたが、全国へはあまり報道されなかった模様。

集会後の1800人による川内市内デモも整然と行われ全国の人たちでいっしょに闘う気持ちをひとつにして九電川内営業所前を通り、シュプレヒコールが商店街にはさまれた国道3号線にこだました。デモ終着地点太平橋で解散したが、そこには原発賛成街宣車が待ち構えていて大音響を響かせ、警察警備車が対峙していた。

 なお、デモ後に「はがき行動各戸訪問」、原発見学も実施された。

多くの参加者の熱い気持ちを全国に伝え、来る9.28には大結集して「原子力マフィア」にぎゃふんと言わせたい。

 

 

 

 

 

 

 

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たんぽぽ舎です。【TMM:No2266

2014年9月1日()その2 地震と原発事故情報-2つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.日印原子力協定 合意見送りへ

   テレビ東京の情報   山崎久隆(たんぽぽ舎)

★2.汚染水問題はまだまだ続くが 夏の電力需給問題もまだ続く?

   産経新聞の記事を見て 東西連携(電力の広域融通)をする気が

   ない国と電力会社-その無責任さ    山崎久隆(たんぽぽ舎)

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┗■1.日印原子力協定 合意見送りへ

 |  テレビ東京の情報

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

 

 テレビ東京が「日印原子力協定合意見送り」と報道しました。8月3015時現在、他社はまだ出していません。事実としたら、原子力協力協定締結反対の取り組みの一定の成果であると思います。

 

日印原子力協定 合意見送りへ

http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/mplus/news/post_73689

 

 安倍総理大臣は、就任後初めて来日するインドのモディ首相との首脳会談で、主要な議題のひとつとなるインドとの原子力協定交渉について、今回の合意を見送る方針であることがわかりました。政府関係者によりますと、インドが過去に核実験を行ったことや、NPT=核兵器不拡散条約に加盟していないことなど、原発輸出への環境が整っていないことが、その理由としています。

 

 

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┗■2.汚染水問題はまだまだ続くが 夏の電力需給問題もまだ続く?

 |  産経新聞の記事を見て 東西連携(電力の広域融通)をする気が

 |  ない国と電力会社-その無責任さ

 └────  山崎久隆(たんぽぽ舎)

 

  産経新聞に興味深い記事が載ったので、紹介がてら実態を述べてみたい。そもそも「東西連携をする気が無い国と電力会社」である。

 8月3日「原発ゼロの夏、西日本への電力融通に「絶対に止められない」周波数変換所」という記事が掲載された。一見、書いていることにウソはないし、もっともな話だと誰もが思うだろう。しかし「書かれてないこと」に大きな意味があることもある。そして一番「もっともな話」と思っていないのは電力会社の経営陣だ。

 

○広域融通

 

  今年の夏は東日本から九電と関電に向けて広域融通を計画していることに関して、記事は次のように記述する。

 『電源周波数は東日本が50ヘルツ、西日本が60ヘルツと異なっており、電力の融通には周波数変換所の存在が不可欠だ。静岡、長野両県の3変換所では「絶対に止められない」として、これまでにない緊張感を持って融通の指令を待っている。』

 『東日本大震災後初めて「原発稼働ゼロ」となる今夏、関西電力と九州電力が今月の電力ピーク時に東日本から計58万kwの電力の融通を受ける。』

 間違いではないけれど違和感を感じる。

 緊張感というが、今年初めてのこと?と疑問が湧くのが普通だろう。昨年動いた原発は関電の大飯原発276万kwだけだから、逼迫というのならば去年も同じ。

 むしろ2011年から3年以上も経過して、どうして連系設備が原発1基分程度しかないかを考える必要がある。さらに120万kwの設備を通じて行う連系が「58万kw」というのも中途半場だ。

 なお、8月28日までの間に連系所を通して東から西に融通した電気はない。

 

○普段は使わない設備

 

  『静岡市清水区にある中部電力東清水変電所は、平成18年に周波数変換設備を設置し、現在の変換能力は30万kw。「光サイリスタ」と呼ばれる半導体で交流電気をいったん直流に変換し、周波数を変換する。今回の融通では、前例がないほど設備をフル稼働させることになる。青島清和所長は「少しのミスで、西への電力供給が途絶えてしまう。プレッシャーは非常に大きい」と話す。』

 「前例がないほど設備をフル稼働」という短い記述に、その秘密が凝縮されている。

 この設備、普段はほとんど使われていないようだ。

 東京電力と中部電力の間に位置する変換所は、東日本と西日本の間の変換とは言え、設備は東電・中電間なので、この両者で整備されてきた。言うまでもなく利用率の非常に低い設備を何百億円も掛けて整備しろといっても普通はしない。

   仮にその設備が緊急時に重要なものであったとしても。変換所そのものは中部電力の変電所に設置されているが、ここまで敷設する送電線は両電力が敷設する。

 東京電力にしてみれば、需要家のいない中部電力への送電線をわざわざ資金を投じて新設するわけだから、完全な持ち出しになる。中部電力側は自前の変電所に設備を設けるだけだから経費は東電よりも少なくて済む。

 震災時に東日本への救援の一環として、西側から電力を送ったが、変換所3箇所の能力は予定の120万ではなく103万しかなかった。最大能力を発揮できなかった理由は、東電側の送電線建設が遅れていたからだった。

 このような施設は国が設置して電力会社に保守委託をするべきものだっただろう。とりわけ電力と言った極めて高い公共性を有するものなのだから。

 国も電力もそのような考えを持っていなかったため、整備は遅れに遅れ、震災時には103万kwしか出来ていなかったのだ。

 この時もフル稼働したかというと、実際にはわずかな期間使われただけで、夏のピークも含めて大きな役割を果たしてはいない。

 現在は震災時と逆に、東から西に送るための設備となっている。

 既に東日本では火力の増設等で必要な電力設備の整備は出来ており、夏・冬のピーク時でも変換所を通しての電力融通は必要ない。

 むしろ電力設備に占める原発の比率が4050%もあった九州関西電力エリアに不足する可能性が出てきたので、東から西に救援が必要になるというわけだ。

   一体今まで関電も九電も何をしていたのかと、批判すべきことではないか。

 

○変換所火災事故になぜ触れない

 

  『原発への依存度が高い関電と九電は今夏、東電からの融通分も含めて、ようやく「予備率」(最大需要に対する供給余力)3%を確保。厳しい状況の中で、各変換所の安定稼働を心から願っている。』

 『こうした西日本の思いに対し、「震災の際の恩返しだ」と話すのは、60万kwの変換能力を持つ東京電力新信濃変電所(長野県朝日村)の中村牧雄所長だ。

2011年の東日本大震災後、電力不足に陥った東日本に、約2カ月間、西日本から電力を融通してもらった経緯がある。』

 『同変電所では、毎日の定期巡視に加え、保守・工事担当者も隔週での特別巡視を実施。中村所長は「五感を研ぎ澄まし、異常が起こる前に予兆をとらえたい」と話した。』

 一つ一つの変換所を紹介しながら、東西連系について記述しているのだが、この変換所には大変な事件が起きていたことを「スルー」している。後段の「特別巡視」の持つ意味が、その事件をスルーしているため分からなくなっている。

 昨年の8月3日、まさしく需要のピーク、「少しのミスで電力供給が途絶えてしまう。プレッシャーは非常に大きい」変換所で火災事故が発生した。その事故が起きたのは新信濃変電所にある変換設備そのものだった。30万kwの設備が2基とも、コンデンサの火災で停止し、復旧に数日かかっている。

 このときも変換所は使用されていなかったので、西側も東側も電力不足には陥らず、何の問題も起きなかったが、仮に稼働中の60万が落ちていれば広域停電もあり得たであろう。そのような「前例」があったからこその「特別巡視」なのだ。

 

○老朽火力にいつまで頼る?

 

  『西日本では老朽化した火力発電所のフル稼働が続いており、トラブルでさらなる融通が必要になる可能性もある。そうした事態のため、30万kwの変換能力を持つ電源開発佐久間周波数変換所(浜松市天竜区)も万全の態勢で待機。変換所を統括する佐久間電力所の坪田吉和所長(55)は「今はギアをニュートラルに入れた状態。すぐにでも走れます」と表情を引き締めていた。』

 震災から3年半、東電と東北電は被災した原発に変わる設備として、ガスタービン火力を増強した。川崎、千葉、鹿島火力などでコンバインドサイクルという、ガスの燃焼熱を再利用する設備が付けられ、熱効率を引き上げた。既に震災前に匹敵する規模の設備を、原発無しで整備した。

 被災していない関西や九州も、その段階で原発から火力へとシフトしていれば、十分まかなえる設備容量になっていただろう。しかしそうはしなかった。理由はいくつもあるが、一番大きいのは、火力を自前で増強しなくても広域融通で十分まかなえることを知っていたからだ。九電、関電以外の電力会社は原発が全部止まっても十分まかなえる設備を有しているが、さらに両方の電力会社に合計300万kwは融通できるほどの設備を有している。

 それでも足りないならば、東西融通つまり変換所を通して120万kwを送ることが出来る。合わせて420万の電力間連系は、北海道、四国、北陸のピーク時に匹敵する規模である。

 

○設備投資の失敗

 

  国や電力会社は老朽火力の危険性を繰り返し強調する。しかし現実に起きている広域停電の原因は全て自然災害である。

 台風や竜巻、土砂崩れのような災害で送電系統が破壊されて停電になることに誰も疑問に思わないのかも知れないが、それだって設備があまりに脆弱に過ぎると思われるものもずいぶんある。

 都市部ならば電線地中化や多重な回線システムを整備すれば、土砂崩れの被災家屋以外には直ちに電力を供給することも出来るし、風害はほぼ無くせる。それをしていないから、何日経っても電気が復旧しない。他に代替がない水道やガスとは事情が異なる。

 老朽火力を無理矢理動かして故障したため停電する(実際にあるとは思えないが仮にあったとしても)事態と、自然災害により長期にわたり広域停電することとは設備の脆弱性という観点からは変わりはない。ところが火力の故障については「電力の供給義務違反になりかねない」として、「絶対に避けるべきだ→原発が動かないのが原因」という図式が推進側の頭の中にはできあがり、これを国民に平気で押しつけるのだが、「天災で停電→それはしょうがない」といった図式もいつのまにか私たちにも刷り込まれている。

 電力網も「供給契約」を履行するためにあるのだから、災害に強く施工する義務がある。方法が無いわけでもなんでもなく、単なる先送りで災害時の停電が頻発するのだから、これだって立派な供給義務違反だ。

 実際には起きてもいない「老朽火力の故障」を口実とした供給危機キャンペーンは、裏返せば電力会社の設備への投資失敗を隠ぺいする悪質なデマといって良い。

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┗■4.「コントロール」などされていない原発・復興-今、原発再稼働はなぜ必要か?

 |  9/10金野正晴講演会にご参加を

 └──── 中村泰子(たんぽぽ舎会員)

 

講 師:金野正晴(自営業、東日本大震災壊滅地区の復興委員、

         東北大学大学院非常勤講師)

日 時:9月10()18452115

会 場:HOWS:本郷文化フォーラムワーカーズスクール

    (地下鉄・本郷三丁目)地図:http://www.hows.jpn.org/

参加費:1,500円(学生1,000円)

問合せ:TEL: 03-5804-1656  E-mail: hows@dream.ocn.ne.jp

 

 「君たちは自国の原発が危険だとか放射能が怖いとか言って騒いでいるらしいが、それよりも私たちを踏み続けている、その足をどけてくれ」「潜在的な核保有を続けながら、他国の経済を支配し、私たちをドレイ化し続ける君たちの存在そのもの(例えば世界最大の投資ファンドGPIF)の方が怖い」。

 これはアジアに住む多くの抑圧された人々の声である。

 資本主義という構造がある限り、原発事故でなくても、同じような悲劇は別のかたちで繰り返される。その母胎がある限り犠牲者や棄民は生れつづける。

 本講座では、核、戦争を必要とする資本主義の本質に迫る。原発導入の動機は何か、今なぜ再稼働なのか、震災復興の名のもと植民地化と棄民を生み出す構図、海外派兵問題の背後に潜む核抑止力利用、グローバル金融資本のめざすものなどについておさえ、資本主義を終わらせるためにどうしたらよいかを考えよう。

 

 

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┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 └──── 

 

 ◆9/6「福島 六ヶ所 未来への伝言」練馬上映会&

  武藤類子さんトーク、空席あります!    橘 優子(たんぽぽ舎会員)

 

 9月6日()に映画「福島 六ヶ所 未来への伝言」の上映会と、福島原発告訴団団長の武藤類子さんをお招きしてのトークライブを行います。

映画とあわせ福島の「いま」をお話いただきます。

 

日 時:2014年9月6日()1330より

会 場:東京都練馬区役所 アトリウム地下多目的室

     http://www.city.nerima.tokyo.jp/shisetsu/ku/ku/about.html

入場料:500円(要予約)

主 催:核・原発のない未来をこどもたちに@練馬

連絡先:03-3948-7562   090-7714-3547 (国島)

 

 

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┗■6.新聞より3つ

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 ◆原発避難 民間バス不足 「運転手に被曝リスク」派遣に慎重

  川内 必要数の3割弱 他県も共通の悩み

             (8月31日朝日新聞見出し)

 

 

 ◆「吉田調書」全容判明 「東日本壊滅イメージ」

  2号機危機時 死も意識

 

 東京電力福島第一原発事故をめぐり、政府の事故調査・検証委員会が現場の指揮を執った吉田昌郎元所長=昨年7月死去=から当時の状況を聞いた「聴取結果書(吉田調書)」の全容が30日、判明した。

 共同通信が入手した調書で吉田氏は、2号機の原子炉水位が低下し危機的状況となった事故発生4日目の2011年3月14日夜を思い起こし「われわれのイメージは東日本壊滅。本当に死んだと思った」と述べるなど、過酷な状況下の心情を吐露している。(後略) (8月31日東京新聞より抜粋)

 

 

 ◆中間貯蔵容認 国に伝達 福島知事「苦渋の決断」

 

 東京電力福島第一原発事故の除染で出た廃棄物を保管する中間貯蔵施設について、福島県の佐藤雄平知事は1日午前、福島市内で石原伸晃環境相、根本匠復興相に会い「苦渋の決断をした」と述べ、国が候補地とした大熊、双葉2町への建設受け入れを正式に伝えた。(後略)(9月1日東京新聞より抜粋)

たんぽぽ舎です。【TMM:No2265

2014年9月1日()地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.8/31盛況で熱気に包まれた「たんぽぽ舎25周年のつどい」

   アーサービナードさん、広瀬隆さんの講演と交流・懇親会

                    水尾寛己(たんぽぽ舎会員)

★2.8/31「たんぽぽ舎25周年のつどい」へ全国からのメッセージ(その7)

  ◆たんぽぽ舎25周年を祝う    鎌田 慧

  ◆たんぽぽ舎25周年の集い、おめでとうございます。

                黒木和也(宮崎県、元・九州電力労働者)

★3.原発再稼働などを阻止するために

   自分たちの声をデモやその他の運動を通して直接表現するしかない

   直接表現を最も効果的にする条件の試案

   ついに始まった安倍政権打倒  山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)

★4.「コントロール」などされていない原発・復興-今、原発再稼働はなぜ必要か?

   9/10金野正晴講演会にご参加を   中村泰子(たんぽぽ舎会員)

★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

  ◆9/6「福島 六ヶ所 未来への伝言」練馬上映会&

   武藤類子さんトーク、空席あります! 

           会場:東京都練馬区役所 アトリウム地下多目的室

★6.新聞より3つ

  ◆原発避難 民間バス不足 「運転手に被曝リスク」派遣に慎重

   川内 必要数の3割弱 他県も共通の悩み

                (8月31日朝日新聞見出し)

  ◆「吉田調書」全容判明 「東日本壊滅イメージ」

   2号機危機時 死も意識  (8月31日東京新聞より抜粋)

  ◆中間貯蔵容認 国に伝達 福島知事「苦渋の決断」

                (9月1日東京新聞より抜粋)

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9/3川内原発再稼働をやめろ!九州電力東京支社抗議行動

日時:9月3日()1730分~1830

場所:九州電力(株)東京支社 電話 03-3281-4931

   東京都千代田区有楽町1-7-1有楽町電気ビルヂング北館

主催:再稼働阻止全国ネットワーク

   TEL 070-6650-5549

   FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)

 ☆九電東京支社から歩いて10分強で東電本店へ行けます。

  両方の行動へご参加ください。

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9/312回東京電力本店合同抗議

 東電解体!汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!

  原発再稼働は日本を滅ぼす

日時:9月3日()19時~20時(30分短縮)

場所:東京電力本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)

よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎

賛同団体:東電株主代表訴訟ほか約102団体(8/29現在)

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┗■1.盛況で熱気に包まれた「たんぽぽ舎25周年のつどい」

 |  アーサービナードさん、広瀬隆さんの講演と交流・懇親会

 └──── 水尾寛己(たんぽぽ舎会員)

 

○8月31日「たんぽぽ舎25周年のつどい」は、たくさんの方々が参加されて超満員で、会場は熱気に包まれていた。開会は1340分からで、たんぽぽ舎を代表して山崎久隆さんが開会の挨拶を行った。

 その後、柳田真さんから「たんぽぽ舎25年の活動と歴史を語る、原発反対運動で感じた・学んだいくつかのこと」が報告された。たんぽぽ舎誕生のきっかけ、25年間続けられた理由、お金のこと、3・11以前の頃の20人デモのこと、3・11以降のこと、原発のとらえ方、選挙とのかかわり、今後について述べられた。

 続いて、鈴木千津子さんから、冒頭、皆さんが頼れる場所、開かれた場所としての「たんぽぽ舎」の思いを述べられ、その上で放射能測定の話をされた。放射能測定をやめようかという話が出たこともあったが24年間、測定を続けた。その結果、「食品を測定し放射能が出ない事を確認できたことにも意義があった」と述べられ、3・11以降、民間で自由に放射能を測れるのはたんぽぽ舎しかなかったと述べられた。

10分休憩のあと、まず、広瀬隆さんから講演(約40分)を行った。

川内原発については、火山噴火や30km非難の問題で追いつめており、勝てると思うと述べられ、次にねらわれてあぶないのは高浜原発で大飯、高浜、伊方、泊の加圧水型の原発がねらわれているとのことであった。

 次に津波の一撃で倒れる浜岡原発の屏風、冬場の原発事故で避難の難しさ、濃尾地震での6mの大断層、福島県内の放射能(破れた黒袋、甲状腺ガン)など多岐に渡って話された。明るい話題として福井地裁判決、東電の責任者3名起訴の東京検察会判決が揚げられた。最後に9月23(休日)、代々木公園での大集会への大勢の参加が呼びかけられた。

○次にアーサービナードさんが講演(約90分)を行った。

 第5福竜丸の船員の被ばく、ベンシャンの描いた絵、内部被ばくを知らなかったこと、実感のわく情報を提供してくれたのは、たんぽぽ舎と語る。燃料棒は燃えない、使う前はウラン棒、使った後は(ウラン棒でなくて)「絶望」と言葉のペテンを突かれた。

 また、広島のウランと長崎のプルトニウムの違いを明らかにし、アメリカの言っていた「戦争を早く終わらせるために原爆を作った」はペテンだと語られた。 さらに沖縄の「辺野古への移設」という言語についても、普天間基地は港がないのに辺野古には軍港を作るから、移設ではなく基地の新設でペテンであることをわかりやすく、ユーモラスに語られた。

 10分の休憩のあと、講演者に対する3名からの質問を頂き、答えていただいた。

全てアーサービナーさんへの質問で、裏の裏について、原爆資料館の展示について、辺野古の対応についてなどであった。

○その後、ショートスピーチに移り、「福島の女たち」の森園かずえさん、「浜岡原発を考える静岡ネットワーク」の白鳥良香さん、「原子力資料情報室」の伴英幸さん、「首都圏反原発連合」の越後かおりさん、「経産省前テントひろば」の江田忠雄さん、及び「たんぽぽ舎アドバイザー」の菅井益郎さんから、お祝いの言葉と現況についての報告があった。「さようなら原発1000万人アクション」の鎌田慧さんらからはお祝いメッセージがあり、1820分頃に終了した。その後、第2部の交流会に移った。

 

 

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┗■2.8/31「たんぽぽ舎25周年のつどい」へ全国からのメッセージ(その7)

 └──── 

 

 ◆たんぽぽ舎25周年を祝う    鎌田 慧

 

 福島第一原発大惨事のあと、たんぽぽ舎の存在は、日増しに大きくなってきました。

 各地の運動を掘り起こし、結びつけ、拡大させたのは、常に、一歩前の方針を出し続けてきた運動設定の的確さによっています。わたしは、たんぽぽ舎が組織した「再稼働阻止全国ネットワークの呼びかけ人」に参加して、ともに闘っています。光栄です。

 たんぽぽの花が野原をおおい、その種があらたな花をつける。そのような運動の拡がりの中心に、この広場があります。

 ともにがんばろう!

 

 

 ◆たんぽぽ舎25周年の集い、おめでとうございます。

          黒木和也(宮崎県、元・九州電力労働者)

 

たんぽぽ舎共同代表の、鈴木千津子さま、柳田真さま、

役員のみなさま、会員のみなさまの日々の活動に敬意を表します。

 

東電・福島原発事件以降、日本・世界の原発に対する認識は、大きく変化しています。

 日本の社会から、地球から、原発がなくなるまで連携して、

反原発・脱原発運動を継続していきましょう!

 

 

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┗■3.原発再稼働などを阻止するために

 |  自分たちの声をデモやその他の運動を通して直接表現するしかない

 |  直接表現を最も効果的にする条件の試案

 |  ついに始まった安倍政権打倒 

 └──── 山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)

 

 8月23日付け東京新聞で「安倍政権打倒、全国に広がる、自民一強、受け皿なし」半5見開きの大きな記事が掲載された。記事の半分は岸内閣を倒した60年安保闘争デモについて書いている。「反戦も反原発もーにつながる、危機感は同じ」とあった。

 この記事を見て、両方の運動に関わり、現在ある自分に、ことのほか感慨深いものがある。

 さて、新聞で「安倍政権打倒」を活字にしたのはおそらく初めてではないだろうか。

 この題字の意味するところは、いま国民の多くが抱えている政治や社会への切実な閉塞感の噴出を現している。

 原発再稼働、特別秘密保護法、集団的自衛権と矢継ぎ早に進められている右傾化政策に歯止めをかけられない苛立ち、何とかしなければという思いが爆発しつつあるということだ。

 その背景には既存政党の不信感、野党の受け皿がない状況で、いま選挙があったとしても、現状は変わらないと想定しているからだろう。

 現状を変えるには、もっぱら自分たちの声をデモやその他の運動を通して直接表現するしかないと感じている。

 私が考える非暴力直接行動が最も効果的に発揮される条件を以下まとめてみる。

1、できるかぎり大勢の人が統一行動をとること。

2、全国の反原発運動、反集団自衛権運動を例えば、「市民会議」のようなゆるやかな形で一つにまとめること。

3、前記2点以外の違いは不問にして触れない。

4、運動には個人、団体誰でも参加でき、全員平等。

5、運動の多様性を認め、お互いの独自性を尊重する。

6、具体的な戦術などについては十分話し合いをするが、お互いを誹謗中傷せず、謙虚に意見を交換する。

 

今回の提案は私の試案です。皆さんと共に検討できればと思います。

 

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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

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◆ 日弁連人権擁護大会プレシンポジウム

  「彩の国から考える・原発のない未来へ」

 

日 時 9月27日(土)13:0016:00

場 所 加須市市民総合会館(東武伊勢崎線・加須駅北口・徒歩5分)

基調講演 「原発のない世界を求めて」 大島堅一氏(環境経済学)

基調報告 「福島原発被害の実相」 辻内琢也氏(健康環境論・心療内科)

シンポジウム 大島氏+辻内氏+内山成樹氏(大飯原発差止め訴訟弁護団)

 埼玉県加須市には、3.11直後、当時の双葉町・井戸川町長が、汚染ができるだけ及ばない地にと、旧騎西高校の避難所に「町ぐるみ移転」を決めた経緯があります。

 しかし、国・福島県・東京電力により、県内や近県への避難が奨励(強制)され、「除染」→早期帰還へと事態はすすんでいます。

 人が住んではいけない汚染した地域に妊婦・子どもも住まわされている。これは国連人権理事会の日本政府への勧告が指摘するように、重大な人権侵害です。

交通がたいへん不便な場所ですが、この地で原発被災者の人権を考える集会が開かれる意義を考え、多くの方がご参加くださるようお待ちしています。

主 催 埼玉弁護士会  ℡0488635255(問い合わせ先)

共 催 日本弁護士連合会・関東弁護士会連合会

      (入場無料・事前申し込み不要)

 

◆ 「大間原発を知って、考える-ブルシェちゃんと行くスタディーツアー-」のお誘い

 

青森県に建設中の大間原発の建設差止活動を続ける人々に学び、知識や経験、思いを共有しましょう!

【概要】10/12() 1300 函館YWCA集合 10/13() 1600頃 函館駅前解散

 18歳以上の関心のある方20(定員になり次第締切)

 参加費:18,000

     (プログラム費、プログラム中の宿泊費・食費・交通費等含む)

◎大間原発訴訟に関する講演 森越清彦さん(大間原発差止訴訟弁護団共同代表)

◎あさこはうす訪問など

【申込方法】申込書をFAX・郵送またはメールで日本YWCA(担当:小笠原)まで(*メールの件名は「大間スタディーツアー参加申込」)お送りください。申込後、参加費は郵便振替でお振込ください。

郵便振替番号:00170-7-23723 公益財団法人日本YWCA(※振込通信欄に「大間スタディーツアー参加費」とご記入ください。)

主催・連絡先 公益財団法人 日本YWCA

       Email: office-japan@ywca.or.jp

       Tel:03-3292-6121・Fax: 03-3292-6122

 

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┗■5.新聞より

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 ◆吉田調書 一部黒塗り 官房長官、来月公開方針

                (826日朝日新聞見出し)

 

 ◆もんじゅ増額要求 原発予算 エネ計画に逆行

   経済産業省は、2015年度予算の概算要求で、実用化が疑問視されている高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)に関連した研究委託費を14年度予算より積み増すなど、原発の維持や拡大につながる予算を増額した。エネルギー基本計画は「原発への依存度を可能な限り引き下げる」としているが、逆行する予算の要求となった。     (中略)

   しかし、もんじゅは1991年の完成後、トラブル続きでほとんど稼働していない。大規模な点検漏れが発覚し、2013年には原子力規制委員会が原子力機構に運転再開を禁じたほどだ。エネルギー基本計画でも「あらゆる改革」を求めている。    (中略)

   概算要求では「高温ガス炉」など新しいタイプの原子炉の開発補助にも60%増の四億円を要求するなど、原発の研究・開発に力を入れる姿勢も鮮明にした。      (後略)

                              (830日東京新聞より抜粋)

 

  中間貯蔵受け入れ 福島県が決定 

 

東京電力福島第一原発事故による除染の廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設について、福島県は29日、関係部局長会議を開き、政府が候補地としている大熊町と双葉町での建設を受け入れる方針を決定した。

 会議終了後、佐藤雄平知事は記者団に「施設の安全性や国が示した地域振興策を県として精査、確認した」と述べた。受け入れ判断に向けた県の手続きは終了。30日に大熊町の渡辺利綱町長、双葉町の伊沢史朗町長らに伝え、理解を求める。           (後略)

   地権者2000人どう交渉

 福島県が除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設受け入れを決めたことを受け、政府は来年1月の搬入開始に向け手続きに入るが、約2000人の地権者との直接交渉や、輸送ルートの確保という大きな課題がある。

                   (後略)

                             (830日東京新聞より抜粋)

 

  市民の声 縛るのか  自民規制検討

     脱原発、集団的自衛権・・・国会デモ

 自民党のプロジェクトチームが国会周辺でのデモ活動の規制を検討することに対して、毎週金曜日に国会周辺で脱原発などを求めてきた人などは「表現の自由を縛る」と反発した。規制の検討対象となることで参加者の萎縮を懸念する意見や、抗議しなくても済むように政治家が市民の意見をもっと聞くように求める見も出た。 「参加者が委縮する」

 国会周辺では、毎週金曜日、複数の市民グループによる「首都圏反原発連合」が抗議活動をしている。参加団体の一つで太鼓などを打ち鳴らしながら抗議の声を上げる「怒りのドラムデモ」の呼び掛け人、井手実さん(34)=東京都小金井市=は「言論の自由、表現の由への縛りが始まった」と危機感を募らせた。

ドラムデモは201110月から活動を始め、毎週金躍には約30人が官邸前に楽器を持ち寄る。繁華街でも定期的にデモ行進しており、政府が集団的自衛権の行使容認を閣議決定した七月には新宿に約1200人が集まった。井手さんは「規制を考えるのは、政治家にとって目に障る存在で、すごく嫌がっている裏返しだ」と手応えを語った。(中略)

  28日夜には「右から考える脱原発デモ」と題した毎月の抗議活動があり、会社員や学生ら30人が東京都千代田区の東京電力本店や経済産業省の前で「再稼働を許さないぞ」と訴えた。

横浜市のタクシー運転手針谷大輔さん(49)は「政府はへイトスピーチを規制するなら表現の自由の規制に動くと予想していた。他の市民運動にも跳ね返るだろう」と顔を雲らせた。

 

  識者が批判 意図的な「言論弾圧」「反対意見聞く義務」

                                (829日東京新聞より抜粋)
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