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┗■3.東電は「福島」に責任を取れ!柏崎刈羽原発再稼働するな!

 |  105の賛同団体と共に120人の参加

 |  10/113回東電解体!東電本店合同抗議の報告

 |  及び合同抗議の会計報告 次回は11月5日()19時から20

 └──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

 

○ 今にも雨が降りそうな不順な天候の中、10月1日()17時半から18時半まで、「再稼働阻止全国ネット」主催の「川内原発再稼働やめろ!」九州電力東京支社抗議行動(JR有楽町駅:有楽町電気ビル前)が行われた。参加者は約80人。

○引き続き、19時から東京電力本店前で『東電は「福島」に責任を取れ!放射

能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!』のコールが鳴り響いた。呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、105の賛同団体と共に、第13回東電本店合同抗議行動が行われた。参加者は約120人。

○ 色鮮やかなのぼり旗15本が林立する中、オープニングコールの後、横浜在住の方、被ばく労働を考えるネットワーク、ふくしま集団疎開裁判の会、計3名の抗議アピールがあった。

 続いて、日本音楽協議会(日音協)による「音楽での抗議」が行われ、全参加者の歌声が夜空に響いた。

 情勢報告として、たんぽぽ舎・山崎久隆さんが発言。先日の御嶽山噴火の状況、鹿児島・川内原発と火山噴火予知はできない、東京電力のADR軽視対応(福島県・浪江町の賠償にゼロ回答はひどい)等が報告された。

 その後、経産省前テントひろば、再稼働阻止全国ネット、たんぽぽ舎(10/20:「東電は責任をとれ」連続講座:講師:木村 結さん)等、関連イベント告知があった。

 最後に、ドンパン節(柏崎刈羽バージョン)を全員で歌って、抗議行動を締めくくり、20時に終了。

 終了後、10数名の有志による交流会が、近隣の居酒屋でなごやかに開催された。

 なお、カンパが33,071円寄せられました。ご協力、ありがとうございました。

 

   ☆2014年1月から6月の会計報告(簡易版)

 ・収入:274,010

    (5回のカンパ活動:271,870円、繰越金:2,140円)

 ・支出:297,499

    (チラシ印刷費用:233,102円、反原連へのカンパ:31,777円、

     会議費(6回):19,240円、交通費補助:10,000円、その他:3,380)

 ・差引収支:23,489円の赤字(7月以降のカンパ活動にて、補てん予定)

 

 ☆次回(14)の東電本店合同抗議は、11月5日()19時から20

 場所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)

    JR・地下鉄新橋駅徒歩5分、地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分

 東電本店前にぜひ多くの参加をお願いします。引き続き賛同団体を募集中!

 

※《事故情報編集部より》

 なお、同日(11月5日水曜)17:30より18:30に、すぐ近くの九州電力東京支社への抗議活動がおこなわれます。主催は「再稼働阻止全国ネットワーク」

 こちらへも、できればご参加ください。

 

 

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┗■4.新聞より4つ

 └──── 

 

 ◆冬の節電目標 回避へ 原発動かぬ夏、混乱なし

             (10月2日朝日新聞見出し)

 

 

 ◆再生エネ買い取り中断 「公表遅い」「責任取れ」

  九電説明会 事業者ら怒号も

 

 九州電力は1日、再生可能エネルギーの買い取り手続きの中断について、九州各地で説明会を開いた。急な中断に太陽光発電などを計画していた事業者らは「もっと早く公表できなかったのか」「責任を取ってほしい」と詰め寄り、怒号が飛ぶ場面もあった。(中略)

 福岡市の会場では事業者が「申し込みが殺到した時点でなぜ発表しなかったのか」と公表の遅れを指摘した。九電は「発電量など詳細な確認に時間がかかった」と釈明した。

 福岡県田川市の一般男性は、10キロワット以上の太陽光パネルを設置した住宅の購入に約4千万円のローンを組んだが、中断の対象になることを知り、「責任を取ってください」と声を荒らげると会場から拍手が起きた。(中略)

 大分市の会場では「損害賠償請求する」と厳しい声も上がった。大分県の園田寛さん(66)は「中断期間が不透明で不安だ。無計画で失望している」と不信感をあらわにした。(10月2日東京新聞より抜粋)

 

 

 ◆社説-再生エネ中断 原発依存に戻るのか

 

 九州電力を先頭に、電力会社が次々と、制度に基づく太陽光や風力による電力の買い取りを中断し始めた。エネルギー政策が具体化もしていないのに、原発依存に戻そう、ということなのか。

 固定価格買い取り制度(FIT)は、小規模事業者や個人が太陽や風力などでつくる電力を、高値で安定的に買い取ることを大手電力会社に義務付ける。

 再生可能エネルギーの普及策として世界中で採用されており、日本では一昨年の夏から始まった。

 ところが、日本のFITには大きな抜け穴がある。買い手側の電力事業者が「電気の円滑な供給の確保に支障が生ずる恐れがある」と判断すれば、接続、つまり買い取りを拒否できる。(後略)(10月2日東京新聞社説より抜粋)

 

 

 ◆被ばくで心が血を流した  福島「教訓生かされず」

  JCO事故15年 語り継ぐ

 

 茨城県東海村の核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)の臨界事故から15年が過ぎた。「臨界、被ばく…。その言葉を見聞きするだけで脂汗がにじみ、動悸(どうき)がした」。JCOの近くで働いていた日立市の大泉恵子さん(75)はそう振り返る。被ばくによる健康不安は消えない。「同じ苦しみをもう繰り返さないで」。原発事故に見舞われた福島の人々に思いを寄せ、事故を語り続けている。

 事故があったのは、1999年9月30日。蒸し暑い日だった。恵子さんは夫の昭一さんと、JCOから約130m離れた工場で働いていた。午前10時半ごろ、臨界事故が発生。調査で推定された夫婦の被ばく線量は六・五ミリシーベルトで、健康影響はないとされた。

 ところが、その夜から倦怠(けんたい)感に襲われ、仕事に行けない罪悪感で死ぬことばかりを考える日が続いた。やがて「被ばくによる健康被害の恐怖を心因とした心的外傷後ストレス障害(PTSD)」と診断された。昭一さんは皮膚病が悪化。夫婦でJCOなどに損害賠償を求め提訴したが、2010年に敗訴が確定した。(中略)

 夫の死後、経験を語り始めた恵子さん。精神科で処方される薬を飲みながら、講演会などで原子力の安全性に疑問を投げ掛ける。9月28日に東海村で開かれた臨界事故15周年の集会では、約350人を前にこう訴えた。「事故で生活ががらっと変わってしまった。被ばくで、心が血を流しているんです」

       10月2日東京新聞夕刊より抜粋)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2296

2014年10月2日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.川内(せんだい)原発再稼働を止めよう!

   御嶽山爆発!火山噴火予知はできないぞ!

   10月の3つの行動にご参加を!(10/15昼休みと夜、10/26午後2時)

                             主催:再稼働阻止全国ネットワーク

★2.甲状腺がん「過剰診断」キャンペーンをやめ、健康診断を拡大せよ!

   福島原発事故で膨大な量の放射能がまき散らされたが

   その影響で健康を害していないか調べるのは当然

   政府・東電の責任逃れは許されない

                    温品惇一(放射線被ばくを学習する会・共同代表)

★3.東電は「福島」に責任を取れ!柏崎刈羽原発再稼働するな!

   105の賛同団体と共に120人の参加

   10/113回東電解体!東電本店合同抗議の報告

   及び合同抗議の会計報告 次回は11月5日()19時から20

                                渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

★4.新聞より4つ

  ◆冬の節電目標 回避へ 原発動かぬ夏、混乱なし

               (10月2日朝日新聞見出し)

  ◆再生エネ買い取り中断 「公表遅い」「責任取れ」

   九電説明会 事業者ら怒号も  (10月2日東京新聞より抜粋)

  ◆社説-再生エネ中断 原発依存に戻るのか

                (10月2日東京新聞社説より抜粋)

  ◆被ばくで心が血を流した  福島「教訓生かされず」

   JCO事故15年 語り継ぐ   10月2日東京新聞夕刊より抜粋)

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※川内(せんだい)原発再稼働やめろ! 永遠に原発ゼロに!

 10/()120回首相官邸前抗議にご参加を!

 日時:10月3日()18:0020:00

 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)

    当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照

○たんぽぽ舎はいつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの作業、たんぽぽ舎16:20出発、17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時間の抗議コール。17:15「経産省前テントひろば」集合。

 1~5班にわかれて17:30官邸前、国会前へ出発。週刊金曜ビラ(10/3120)を配布します。

 20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。 参加歓迎!

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┗■1.川内(せんだい)原発再稼働を止めよう!

 |  御嶽山爆発!火山噴火予知はできないぞ!

 |  10月の3つの行動にご参加を!(10/15昼休みと夜、10/26午後2時)

 └──── 再稼働阻止全国ネットワーク

 

 9月28日の「ストップ川内原発再稼働!9.28全国集会」には、7500名余りが鹿児島市に集まり川内原発再稼働反対を高らかに訴えた。再稼働阻止全国ネットワークでは、鎌田慧さん・広瀬隆さんとともに、その日の午前に川内原発ゲート前抗議行動を実施、そして前日27日には100名以上が集まって全国相談会を実施して決戦の4か月をどう闘うかを議論した。

 これらで明らかになった薩摩川内市と周辺自治体の原発稼働反対の声に呼応して、再稼働阻止全国ネットワークは10月中の行動を計画した。

首都圏の方々には是非ご参加いただきたい。

 

 ☆3つの行動にご参加を!(10/15昼休みと夜、10/26午後2時)☆

 

1.10・15原子力規制委抗議行動(14)

  規制委の「合格証」は無効だ(「原発震災」の石橋克彦氏の発言)

日時:1015()12時から13

場所:原子力規制委員会(六本木ファーストビル)前

          港区六本木1丁目99

      東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」から

      「泉ガーデンタワー」を経て徒歩4

 

2.10・15討論集会

  川内原発再稼働阻止を実現するために

日時:1015()1830分開場、19時から2130

場所:「スペースたんぽぽ」 資料代:500

   (東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F TEL 03-3238-9035)

 

3.10・26九電東京支社抗議行動(全国統一行動)

  九州電力は川内原発の再稼働を断念せよ

日時:1026()14時から16

場所:有楽町電気ビル前(JR有楽町駅日比谷口下車、目前)

主催:再稼働阻止全国ネットワーク    TEL 070-6650-5549

   HP  http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/inquiry 

    メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

      FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)

     (東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5Fたんぽぽ舎気付)

  ※プラカード、ノボリ旗、鳴り物等ご持参下さい。

 

 

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┗■2.甲状腺がん「過剰診断」キャンペーンをやめ、健康診断を拡大せよ!

 |  福島原発事故で膨大な量の放射能がまき散らされたが

 |  その影響で健康を害していないか調べるのは当然

 |  政府・東電の責任逃れは許されない

 └──── 温品惇一(放射線被ばくを学習する会・共同代表)

 

○ 子どもの甲状腺がんは非常にまれで、1519歳でも10万人当たり0.5人です。ところが福島では630日現在、104人が甲状腺がん・疑いと診断されています。10万人当たり35人です。会津地方は10万人当たり20人台なのに、郡山市周辺やいわき市では40人台、二本松市周辺では実に60人台です。放射線被ばくとの関係が考えられます。

 放射性物質の飛散に県境はありません。大気中の浮遊性微粒子の放射能を測定した最近の研究で、福島原発事故初期のプルームにより、これまで言われていたより大量の放射能が県外にも拡散していたこと、シミュレーションにはこれが反映されていないことが分かりました。福島県外の健診も必要です。

○ 甲状腺がん多発に驚いた当局は「検診には不利益もある」「甲状腺がん検診は過剰診断だ」などと言い、何とか甲状腺がん検診をやめようとしています。これは進行の遅い大人の甲状腺がんと、進行の早い子どもの甲状腺がんを一緒くたにした暴論です。

 大人の場合、進行の遅い直径10ミリ未満の甲状腺がんは経過観察でもよいとされまていますが、福島の子どもたちの甲状腺がんは平均14ミリ。微小がんではありません。

 福島県立医大で手術した54例のうち45例(83%)は腫瘍の大きさが10ミリ超、あるいはリンパ節や他の臓器への転移があり、診断基準から見て手術するレベルで、7例は腫瘍が気管に近いなど手術が妥当だったと発表されています。

 福島原発事故によって膨大な量の放射能がまき散らされました。その影響を受けて健康を害していないか、調べるのは当然のことです。政府・東電の責任逃れを許してはなりません。

 詳細は http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/168.html をご覧ください。

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┗■3.10月9日()「ちょぼちょぼ市民のためのちょぼちょぼゼミナール」

 |  (ちょぼゼミ)『講師:田中一郎さん』

 |  「東電福島第一原発事故と川内原発再稼働」

 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

 

 田中一郎さんをご存知ですか?

 金曜日に首相官邸前や経産省前テントひろばのあたり、土曜日に疎開裁判の会の人たちと一緒に、彼の「論文」を配っている方です。自称「ちょぼちょぼ市民」です。

 彼の最初の論文は「シーベルトへの疑問」(2012年4月16日)だったと思います。そのころ私は、原発のにわか勉強をしていましたが、ベクレルは科学的数字のようですが、シーベルトはどうもそうとは思えないと思っていました。それでこのような論文は貴重だと思いました。2012年にはさらに新規制基準、ストロンチウム、汚染水に関する論文がありました。2013年は甲状腺がん、パブコメ、原発事故賠償問題、食べ物の汚染などの論文がありました。

 たんぽぽ舎のある学習会に来られた時、原子力賠償の法律・組織・実態について詳しく話してもらいましたが、このように詳しい人はあまりいないと思いました。2014年には福島県民健康調査、川内原発再稼働の論文があり、新しいのは「放射能安全神話(政府広報)批判」です。このように時宜を得て考えを発表しています。

 更にふくしま集団疎開裁判の会のMLで連日その時の話題についてコメントしています。 連日A4用紙に数枚の長さのメールを複数発信されています。このようにできるには膨大な知識の累積が必要と思います。印象に残ったのは、従軍慰安婦問題に関する右派ジャーナルの朝日新聞バッシングをすぐ批判したこと、最近の吉田調書に関する吉田元所長批判です。これはまだ続いていますから、「いちろうちゃんのブログ」でご覧ください。

 さて、このような一郎ちゃんが自らを「ちょぼちょぼ」だというのは、小田実の影響のようです。小田実は「人間みなちょぼちょぼ」という持論を展開していましたが、みなが「みなちょぼちょぼ」という哲学を持てば、戦争も内ゲバも起きないだろう。

 「おれが偉いんだ。上なんだ。指導するんだ。絶対だ。」というところから不幸が始まる。べ平連の運動原理と言われています。

 かれの論文やメールのボリュームが多くてなかなか読めない方のために、ちょぼちょぼゼミナールを企画しました。是非ご参加ください。

 

  ◆「東電福島第一原発事故と川内原発再稼働」

   講 師:田中一郎さん

   日 時:10月9日()19時より21時(開場1830分)

   会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F

   資料代:800円(学生400円)

 

 

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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 └──── 

 

 ◆10/12「祝(ほうり)の島」上映会&纐纈あや監督と昼食会・トークのご案内

 

日時:1012()10時と14時(それぞれ上映終了後にトーク予定)

会場:大田区立消費者生活センター(JR蒲田駅東口より川崎駅側に徒歩3分)

直接会場へ

主催:3わ会・耕す人びと大田・まちづくりエンパワーメント

問い合わせ:コウダツ 090-7256-3412  soukichi520docomo.ne.jp

会費:1000円 

 

 纐纈あや監督をお招きして最近の島民の様子などもお聞きしたいと計画しました。原発の再稼働阻止に向けての話し合いもしたいと思います。

 是非ご来場下さい

 

スロー・シネマ・カフェin大田 10月のドキュメンタリー映画は

「祝の島」http://www.hourinoshima.com/

予告編 http://www.youtube.com/watch?v=fn2qN9kp204

 

 

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┗■5.新聞より

 └──── 

 

 ◆原発優先 縮む再生エネ 電力会社 買い取り中断次々  受け入れ未整備

 

 太陽光を中心とする再生可能エネルギーの新規受け入れを中断する動きが拡大し、太陽光発電を予定していた事業者などからは怒りと戸惑いの声が上がっている。北海道、東北、東京、関西、四国、九州の電力六社に続き、沖縄電力も三十日、八月八日から新たな受け入れを中断していたことを明らかにした。国は原発再稼働を急ぐ一方で、再生エネの受け入れ態勢を整えないまま事業者の発電計画について買い取りを認定。制度設計の甘さが浮き彫りになった形だ。(後略)

  (10月1日東京新聞朝刊より抜粋)

たんぽぽ舎です。【TMM:No2295

2014年10月1日()地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.今回の御嶽山の噴火は原発再稼働に対して地球生命体から

   私たち日本人への念を押した警鐘のように思われた

   御嶽山噴火で各代議士は目を覚ませ!再稼働をストップ

   9月27日の川内原発再稼働阻止・相談会及び28日の集会・デモの報告

   川内原発の再稼働阻止全国行動は1026日に決定

                          水尾寛己(たんぽぽ舎会員)

★2.原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その21

   原子力規制委員会の最初の不祥事 名雪審議官事件

   この始末の仕方が示す事業者癒着体質!

                       木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

★3.10月9日()「ちょぼちょぼ市民のためのちょぼちょぼゼミナール」

   (ちょぼゼミ)『講師:田中一郎さん』

   「東電福島第一原発事故と川内原発再稼働」

                    冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

  ◆10/12「祝(ほうり)の島」上映会&纐纈あや監督と昼食会・トークのご案内

                                       会場:大田区立消費者生活センター

                                   主催:3わ会・耕す人びと大田・まちづくりエンパワーメント

★5.新聞より

  ◆原発優先 縮む再生エネ 電力会社 買い取り中断次々

       受け入れ未整備     (10月1日東京新聞朝刊より抜粋)

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※川内(せんだい)原発再稼働やめろ! 永遠に原発ゼロに!

 10/()120回首相官邸前抗議にご参加を!

 日時:10月1日()18:0020:00

 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)

    当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照

○たんぽぽ舎はいつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの作業、たんぽぽ舎16:20出発、17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時間の抗議コール。17:15「経産省前テントひろば」集合。

 1~5班にわかれて17:30官邸前、国会前へ出発。20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。参加歓迎!

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┗■1.今回の御嶽山の噴火は原発再稼働に対して地球生命体から

 |  私たち日本人への念を押した警鐘のように思われた

 |  御嶽山噴火で各代議士は目を覚ませ!再稼働をストップ

 |  9月27日の川内原発再稼働阻止・相談会及び28日の集会・デモの報告

 |  川内原発の再稼働阻止全国行動は1026日に決定

 └──── 水尾寛己(たんぽぽ舎会員)

 

○ 川内原発の再稼働を阻止するために、9月28日午後に全国集会、デモが天文館公園で行われた。前日の27日午後4時からは、再稼働阻止全国ネットワークの全国相談会が106名+αの出席のもとに川内文化ホールで行われた。相談会では基調提起、現地情勢報告、招待発言、各地報告などがあった。

 会場は全国リレーアクションによって集まった熱き「寄せ書き横断幕」で囲まれ、活気ある発言が続いた。

 今後の方針では、特に川内原発の再稼働を許さないための山場の行動日について議論になり、まずは川内市議会での再稼働決定の阻止が差し迫った課題で、住民説明会後の市会の動向、それに対する現場の意見・対応を調整した結果、1026日に山場の集会を設定することになり、全国からもそれに向けて支援することを決定した。

 川内原発再稼働阻止のための具体的行動として、川内市民を代表に各自治体の議員からなる川内市会への請願書提出計画、反原連と地元による脱原発チラシの川内市民8万人ポスティング計画、ハガキによる反対・賛成アンケート、集会での放射能による牛の奇病の公開などマスコミ対策など効果的な行動についての追加意見があった。 また、川内原発の近くの国有地に6番目のテントが設置されているとの報告もあった。

○ 9月28日午前中はバス2台と乗用車で川内原発ゲート前に200名が集合し、再稼働反対のシュプレヒコール、九州電力への申し入れを行ってきた。その後、相談会で報告のあったテントを見学した。川内原発の天井が見える丘と海が見える、広々した砂原の大地の上にトイレテントと3種類のテントが設置されており、頼もしく感じられた。午後は天文館公園で集会・デモがあり、7,500人の熱気で市民へアピールした。

○ 今回、2日間参加しての感想を述べると、まず、地元の参加者が真剣になっていることを強く感じた。しかし、多くの川内市民に「放射能の恐ろしさ、福島の被害の真実」を知らされていないのでないか、火山噴火を伴う原発事故が起きた場合に「避難ができなく放射能に汚染される」「大地、水、植物、動物は放射能に汚染され、永年、居住地を失ってしまう」ことを理解して頂いていないのではと思った。九電による安全神話とマスコミの「原発の危険性についての情報提供不足」によるところが多く、マスコミに強くしつこく協力を求めていく必要がある。また、マスコミが頼りにならない中で、脱原発ちらしの川内市民へのポスティングが、原発再稼働阻止についての市民の理解を広げることを期待したい。

○ また、27日の相談会の途中で緊急報告のあった御嶽山噴火は、火山の専門家が言っていた「噴火の予知はムリ」であることを直に証明してくれたと言える。福島第一原発事故は首都圏手前での事故であったし、今回の御嶽山の噴火は、原発再稼働に対して、地球生命体から私たち日本人への念をおした警鐘のように思われた。地震学者の石橋克彦氏が告発していた「川内原発再稼働の審査書決定は無効」との理由が現実に証明されたと言える。川内市会議員、鹿児島県会議員、国会議員の方々は、市民、県民、国民それぞれの代表者であるならば、「今回の御嶽山噴火を再稼働に対する自然からの警告」と受け止めて、目を覚まして頂きたいと思う。

 そうして、日本を滅ぼすリスクを放置する鈍感な安倍晋三の原発再稼働にストップをかける役割を果たして頂きたいと願う。

 

 

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┗■2.原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その21

 |  原子力規制委員会の最初の不祥事 名雪審議官事件

 |  この始末の仕方が示す事業者癒着体質!

 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 

○ いささか古い(2013年春)事件であるが、原子力規制委員会が発足して半年後に判明した名雪審議官事件とその始末の仕方は、原子力推進組織からの独立性を要求されている規制委・規制庁の実態を表す重要な事件だ。

 事件のあらましは次のとおり(共同通信、2013年3月31日)

「文部科学省は31日、官房付で元原子力規制庁審議官の名雪哲夫氏が山形大に出向する人事を発表した。31日付。規制庁審議官在任中、電力事業者に資料を漏えいした問題で処分、更迭された。山形大では教授に就任予定で、放射線分野の研究をするという。

 名雪氏は1月、日本原子力発電敦賀原発(福井県)の断層調査をめぐり、原子力規制委員会の調査団が評価会合を開く前に、日本原電の求めに応じて報告書原案を渡した。また内規に違反して1人で日本原電側と面会していた。規制庁は2月1日付で名雪氏を訓告処分とし、出身官庁の文科省に出向させていた。」

○ この事件は次のことを如実に表している。

(1)規制庁の事業者との癒着

 原子力規制委がまだ国会同意を得ていない(同意は2月15日)時に、規制庁ナンバー3の審議官が一人で事業者(日本原電)幹部3人と面会し規制側の報告書案を事業者に渡したのだ。明らかな事業者との癒着である。新組織の初めての不祥事なのだから、他に同様の事例が無いか、各部門で事業者とどう対応しているかを調査し問題点を改善するべきであるのにそれをせず、おまけに訓告処分で人事記録にも残らない甘い甘い処分で終わらせた。規制委・規制庁で、事業者との癒着が発足直後から蔓延していることを象徴的に表している。

(2)ノーリターンルールの形骸化

 おまけに、処分されるべき名雪元審議官はノーリターンルールに反して出向元の文科省に戻り、更に山形大教授に就任したのだ。名雪氏の後輩の規制庁職員がそれでも更迭で気の毒とかばっていた、事の重大性が分かっていない証拠だ。

○ 川内原発の再稼働審査においても公開されている審査会合とは別に、毎日のように規制庁と九州電力とが事業者ヒアリングと称する内緒話を繰り返している。その為に、九電の技術者170人以上が東京に常駐しているという。

http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/tekigousei/shinsa/sendai12/meeting/index.html

 今も、名雪審議官事件の反省もせずに、規制委・規制庁と電力会社との秘密癒着会合が続けられているのであろう。

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┗■3. 2014926日金曜官邸前抗議行動に参加して

 |  規制委員長は規制基準を満たした原発でもその安全を保障しないと言う

      財務省上で風刺画を並べているところに吉永小百合さんの似顔絵が登場した

 └────  斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)

 

○日中の汗ばむ陽気とは打って変わり、夕方からは風も冷たく秋の訪れを肌で感じた。ぐみ坂の車道では銀杏を拾っている男性がいた。

 この一週間は大きなデモや集会が多く、たんぽぽ舎は金曜ビラを配らないなど、行動を縮小した。事情を知らない参加者からは懸念する声が上がった。また反原連は「財務省上の場所で異常あり!」とレポートに記載したそうだ。これらの反応から、たんぽぽ舎の金曜官邸前抗議行動における影響力がいかに大きいかを痛感した。

○ 官邸前のスピーチでは、安倍総理が日本の原発は世界一厳しい規制基準でおこなっていると言うが、世界一危険な場所に建てられていると指摘があった。

 続くスピーチでは、この日、安倍総理は海外で「100%安全が保障されなければ原発は再稼働させない」と述べたとの報告があった。オリンピック誘致の際の「アンダーコントロール」発言を思い出す。血税をばら撒いて各国からの疑問や批判を押さえ込んでいるのではないかと、想像の翼を広げている。

 規制委員長は規制基準を満たした原発でもその安全を保障しないと言う。ましてや100%の安全なんて原発にはありえない。この言質ひとつ取ってみても再稼働は不可能である。

○養老孟司著『「自分」の壁』に「一時期は、首相官邸前で大規模なデモが毎週のように展開されていたようです」とあった。確かに今は大規模ではないが、抗議行動は毎週おこなわれている。そのことすら多くの人は知らないのではないか。

 マスメディアも最近は東京新聞を除いてほとんど取材に来ない。朝日新聞の女性がデモの写真を撮っていて「撮るな。撮ってもどうせ載せないのだから」などと罵声を浴びせられたのははるか昔のことだ。今のような朝日新聞に対する攻撃に対しては毅然と対処していかなければならないと思う。

 財務省上で風刺画を並べているところに吉永小百合さんの似顔絵が登場した。そこには「タモリさんも反原発ですよね、当然」とあった。時事ネタを取り入れた風刺画が増えていくのを見るのは楽しいし勇気づけられる。

 友達からは「FRAGILE NO NUKES」とデザインされたシールをもらった。シンボルとして身に着けて活用するなど、多くの人に広げているという。その心意気に嬉しくなる。

 また、男性からDVDをもらった。それは、この間のテントやデモを個人的に写した記録映像だ。このような反原発に対する真剣な取り組みは随所に見られる。 金曜官邸前抗議行動がしぶとく長く継続しているのは案外こんなところに秘訣があるのかもしれない。

 

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┗■4.新聞より4つ

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◆川内再稼働阻止へ全国と連携

   反原発運動の100人、薩摩川内市で交流 きょう鹿児島市で集会

 

 九州電力川内原発の立地する鹿児島県薩摩川内市で27日、全国で反原発運動を続ける約100人が参加して交流会が開かれた。参加者は、各原発の再稼働に向けた動きを報告。最も早く手続きが進む川内原発の再稼働を阻止すれば、他の原発の阻止に全力を挙げることを確認した。

 交流会は、同市の市民団体「さよなら原発いのちの会」などの主催。28日に鹿児島市である反原発集会の参加者を対象に、連携強化を図ろうと呼び掛けた。

 「再稼働阻止全国ネットワーク」の柳田真共同代表=東京=は「川内原発再稼働に向けた手続きは10月から来年1月が山場。この4ヵ月を『決戦』と位置付け全国で行動しよう」と提案。川内原発建設反対連絡協議会の鳥原良子会長は「再稼働を止める住民の思いを一つにしたい」と訴えた。一方、川内原発のそばの海岸には26日、活動家14人が再稼働をアッピールするテントを張った。神奈川県藤沢市の淵上太郎さん(72)は「国が再稼働をあきらめるまで設置を続けたい」と話した。

            (928日西日本新聞より)  

 

◆ 反再稼働7500人集会 川内原発

  噴火予知 参加者ら不安の声

 

 九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働反対を訴える大規模な集会が28日、鹿児島市であり、全国から約7500(主催者発表)が参加した。周辺に火山が集中する川内原発には「最も巨大噴火のリスクが高い原発」という指摘があり、御嶽山の噴火を受けて参加者から不安の声が相次いだ。

 原子力規制委員会が910日、川内原発が新規制基準に適合したとする審査書を決定後、初の県内での大規模集会。約90の市民団体による実行委員会が主催した。

 噴火による影響は小さいとした九電の主張を規制委が認めた事を踏まえ、反原発・かごしまネット代表の向原祥隆さん(57)は「地震や火山審査はめちゃくちゃ」と声を張り上げた。菅直人元首相も「本当に噴火を予知できるのか」と疑問を投げかけた。

 参加者は集会終了後、「原発いらない」などと書かれた横断幕を掲げ、市中心部を約2.5キロにわたってパレードした。                  (929日毎日新聞鹿児島版より)

 

◆再び水蒸気爆発の恐れ 御嶽山噴火

  火山活発化 捜索また中止

                           (930日東京新聞見出しのみ)

 

◆ 再生エネ買い取り中断 北海道・東北・四国電も   あすから

 

 北海道電力、四国電力、東北電力の3社は30日、太陽光を中心とする再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づく契約の手続きを10月1日から中断すると表明した。「申し込みの急増により、需要を超える恐れがあるため」と説明している。既に九州電力は25日から受け付けを中断。東京電力、関西電力も一部地域で制限するなど、再生エネルギーの受け入れを抑制する動きが広がっており、経済産業省は十月中に専門部会を設置し、改善策を話し合う。

                          (930日東京新聞より抜粋)
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