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┗■2.金曜行動80回目を記念して-終了後に一杯会、にぎやかに

 |   “一人でもやる・自立した個人”がたくさん現れた、毎週の行動

 └────    柳田 真(たんぽぽ舎)

 

(1)たんぽぽ舎は毎週金曜官邸行動に積極的に参加している。理由はこの行動が原発廃止を目指す運動上で大きな意義をもっているから。毎週、毎週2~3000人もの人が集まる、かつ全国各地に多くの金曜行動を生み出したことは素晴らしい。2011・3・11以前の東京の反原発デモでは、5団体の協力でやっと20人の行動デモだった。

反原連の問題点・課題は参加して盛り上げながら、内から変えていこうという姿勢だ(外からのあれこれではなく)。

(2)1115日(金)は80回目の金曜行動となった。たんぽぽ舎は午後1時から週刊金曜日ビラ(B4版)2000枚とビラ5枚を10人強で同封する作業、若干のミーティングのあと、4時出発。440分関西電力東京支店の前でコール(大飯原発の再稼働反対)のあと、テントへ。ここでのぼり旗(原発やめよう=たんぽぽ舎と再稼働反対・テントを守れの旗を5本ずつ、計10本)を組み立て、各班へ分ける。5班に分かれて官邸へ、国会正門へと向かう。ビラを配る、コールするという2時間の行動。

(3)官邸行動の特色の一つは、自立した個人がたくさん現れたことだと思う。官邸と国会を一周してみるとよく分かるが、参加者各人がおのおの、プラカードまたは自分の表現物を持参し、楽器を持参し、キラキラを持参し…一人でもしっかりした工夫をして意思表示している。筆者がかつて所属した労組の動員と比較すると、この自発性・自立性・表現性は大きな違いと思う。

(4)当日は私も国会前で「3分スピーチ」に参加した。発言の要旨は(1)再稼働阻止が当面の焦点である(2)再稼働の焦点・伊方原発に反対して12.1集会に全国から多数参加する(3)東京でも原発現地と連帯して官邸や東電本店前抗議行動を皆で協力して闘おう、というものでした。スピーチの後、近日愛媛に居住する若者が現れ懇談。

(5)解散集会のあと、有志でいつものように交流会=飲み屋へ行く。今日の乾杯の音頭は“80回おめでとう”であった。我々(たんぽぽ舎)も努力したが、反原連の中心スタッフは、それぞれ大変だったろうと思う。約2時間楽しく語り、飲んだ。小泉純一郎元首相の原発ゼロ発言をめぐって、甲論、乙論賑やかだった。交流会とそこでの話し合い、討論は確実に私たちを強くしてくれる。連帯と明日からの英気が強まった交流会でした。

 

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┗■3.東電は、分社化して都合よく生き残らせるのではなく、破綻処理をしなくちゃなりません!!

      銀行はみんなが気がつかない間に、無担保融資を、「担保付き私募債」に切り替えていた。

 └────  ootomi akira   電気代不払いタイムス  (1116日号)

                

   東電は、分社化して都合よく生き残らせるのではなく、破綻処理をしなくちゃなりません!! 

 しかし今まで東電に融資していた銀行団は、破綻して金が返ってこなくなったら困るので、みんなが気がつかない間に、無担保融資を、「担保付き私募債」に切り替えていた。

 ひきょうもの! 許さないぞ!

 

 で、関連記事です。

◇ 東電柏崎の審査 福島が最優先のはずだ

                 20131115日 東京新聞【社説】

 原子力規制委員会が東京電力柏崎刈羽原発の再稼働審査入りを決めたのは到底理解することができない。フクシマの収束を最優先させるのではなかったのか。圧力に屈したとみられても仕方ない。

 東電は早く破綻処理し、事故収束や廃炉に専念する原発会社と、事業収益で負債を返済していく発送電部門に分社化するべきである。国が前面に出て、国民負担で除染などを始める以上、東電の経営責任や株主責任、貸し手責任を問うのが筋である。

 驚いたことに、東電に融資していた銀行団がすでに貸し手責任を問われることに備え、融資を優先弁済される社債に振り替える動きに出ている。会計検査院が先月公表した東電の経営状況の検査結果で明らかになった。四兆円近かった融資が圧縮し、三月末時点で七千二百億円強がリスクのない私募債になっていたのである。

 銀行と東電の冷徹非情な行為だ。東電は早急に解体し、事故収束の体制を強化すべきである。

 

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┗■4. 新聞・雑誌より3つ

◆小泉純一郎「脱原発」信じてみようか!

 「脱原発。でかいよ。歴史の大転換だよ。勇気はいるけれど、夢がある」

 

 小泉純一郎元首相は、赤坂の料理店でとっくりを片手に、こう語ったという。会食相手の山田孝男・毎日新聞専門編集委員がこの話をコラムで公にすると、政界に激震が走った。

「小泉は本気だ」-場合によっては、安倍倒閣に向かう可能性さえある。(中略)

        ○  命をかけてやる

会場の温度が一気に高まったのは、安倍首相について触れたときだ。

「私が郵政民営化をやろうとしたときより、現在のほうがはるかに権力の環境はいい。見てくださいよ。(脱原発は)野党は全部賛成です。自民党だって、本当は(賛成派と反対派は)半々ぐらい。ここで安倍総理が原発ゼロと宣言すれば、反対派は出てきませんよ。国民だって(多くは脱原発を望んでいる)。権力を『こういうふうに使ってください』とお膳立てしてくれている。こんな運のいい総理はいないですよ!」

 安倍はまるで分かっちゃいない、と言わんばかりだ。そして、

「脱原発は郵政民営化の何倍も難しい。だから、命をかけてやる価値がある」と締めくくった。引退した老人の暇つぶしどころではない。

真剣に耳を傾けるに値する迫力がある。

  (週刊誌フライデー 1129日・12月6日号より抜粋)

 

◆規制委 不可解な転換  柏崎刈羽 再稼働審査へ

 

 東京電力が申請していた柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の再稼働について、原子力規制委員会は13日、審査を始めると決めた。この日の会合で、田中俊一委員長が突然、「審査は法的な義務」などと切り出し、各委員の同意を取り付けた。「福島第一原発の事故収束が最優先」とし、審査を凍結してきた姿勢からの転換となり、規制委は不可解な手続きで再稼働へと一歩を踏み出した。

                              提案

再稼働審査入りはあっさりと決まった。(中略)

「福島と柏崎刈羽を別々に考えることはできない」とし、福島の対策が終わるまで、柏崎刈羽の再稼働審査は行わない、という姿勢を通してきた。

 ところが、先月下旬に田中氏と東電の広瀬直己社長が面談してから風向きが変わり始めた。

                              規則

「審査は法的な義務だ」と田中氏は会合で他の委員に述べた。審査をいつまでも凍結することはできないという意味で、他の委員が反論しにくい空気が流れた。(中略)

新しい原発を審査するのは相当な負担になる。理由なく申請を放置することは許されないとしても、柏崎刈羽の審査を急ぐ大義名分にはならない。

                              批判

政府からは、柏崎刈羽の再稼働を求める圧力が強まっている。(中略)

突然の審査開始決定は、そうした声に押されたのか。田中氏は会見で問われると「政治的なことは関係ない」と否定。(中略)

それでも不透明感はぬぐえない。再稼働審査という重要案件を、定例会合の議題に事前に加えなかったことで、傍聴席からは批判が噴出。規制委への不信を招く結果になった。

                  (1114日 東京新聞より抜粋)

 

◆東電 除染費一部支払うと回答

      副社長回答 国立て替え87億円

 (前略)除染関連費用は放射性物質汚染対処特措法で東電が負担すると明記している。環境省はこれまで約1兆3000億円を予算計上し、約4700億円を執行。うち約404億円を請求したが、東電は「経営状況が悪い上、資料の確認に時間がかかっている」として約67億円しか支払っていない。

                        (1116日 東京新聞より抜粋)

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