NUCLEAIRE
ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1884】
2013年6月28日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.再稼働阻止で全国あちこちへ出かける
「阻止ネット」へのカンパも好調=うれしい反応
たんぽぽ舎の近況
柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止・全国ネットワーク)
★2.何も解決出来ていないのに原発を再稼働することに反対します
旧双葉町民に、仮設住宅では死にたくない、死ぬところを用意
してくれと懇願されました 井戸川克隆(前福島県双葉町長)
★3.新聞・雑誌より2つ
◆高浜原発、MOX燃料搬入完了 関電、プルサーマル申請へ
(6月28日朝日新聞より抜粋)
◆復興予算で電力会社支援 原発停止の負担、穴埋め 100億円流用、
一部返還へ (6月28日朝日新聞より抜粋)
★4.再稼働阻止ネットの活動を伝える情報紙紹介
(再稼働阻止全国ネットワーク事務局)
━━━━━━━
※7/4【トークショー】にご参加を
おしどりマコ・ケンの「実際どうなの?」《芸人の原発取材》
日 時:7月4日(木)19:00開会
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:1000円
━━━━━━━
┏┓
┗■1.再稼働阻止で全国あちこちへ出かける
| 「阻止ネット」へのカンパも好調=うれしい反応
| たんぽぽ舎の近況
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止・全国ネットワーク)
[1] 先週は愛媛県内の伊方原発へ、今週は福井県内の大飯原発へ
6月23日(日)から24日(月)は、伊方原発での現地相談会兼行動に、東京から20
名弱で出かけた。当日は80名の参加(現地約40名、全国から約40名)。
23日(日)は、14時から21時の7時間もの討論。再稼働阻止に向けて、この半年
間(6ヶ月)に現地と全国がどう力を合わせて闘うか-たくさんのアイデアが出さ
れた。
24日(月)は、4つの行動・四国電力への要求、・伊方町への要請、・愛媛県庁
への要請、・松山市内での街頭宣伝をして、帰途の飛行機へ。
後日、基調報告をされた近藤さんと電話で話したところ、“たくさんの元気を
もらった、豊富な内容の会議だった”と言われて、うれしい思い。
[2] 今週(29土曜から30日曜)は、福井県内の大飯原発へ大型バス1台で東京か
ら行く。昨年の6・30大飯原発再稼働NO一周年プラス高浜原発プルサーマル
抗議ゆえ、関西の仲間と共におこなう行動。会場は、小浜市の明通寺(国宝)。
関西の皆さんと共に、再稼働阻止、今後の6ヶ月戦術を決める会議。
[3] 今後、7月13日(土)は、北海道泊原発で行動と相談会。7月28日(日)から
29日(月)は、鹿児島県内川内市で風船あげ行動、県庁・九州電力への要請行動と
相談会。
[4] 300万円カンパが好反応
全国の原発再稼働を阻止しよう=現地行動に参加する交通費基金カンパ=300
万円カンパが好調・多数の返事あり、うれしい。このビラは6月2日の反原連・
国会行動の日から「カンパのビラ」としてまき始めたが、1ヶ月以内しかたって
いないのに、すでに100万円へ近づきつつある。
規制委員会と阿部政府と電力会社の再稼働の動きが急ピッチゆえ、その危機感
が多分、想定以上の多くの人々のカンパとして寄せられているのだろう。
[5] 6月27日朝日新聞1面「素粒子」の記事・【原発の新たな神話に警告】
○『世界最高水準のお札がもらえるぞ。これさえあれば原発に貼って再稼働。
新しい神話の種を育てたい電力会社』
○『あれもこれも、ねじれのせいと安倍首相。ねじれさせたのは有権者。お前
のへそが悪いと言われている気がして』
┏┓
┗■2.何も解決出来ていないのに原発を再稼働することに反対します
| 旧双葉町民に、仮設住宅では死にたくない、死ぬところを用意
| してくれと懇願されました
└──── 井戸川克隆(前福島県双葉町長)
○ 本当に恐ろしいことが分からない者達が再稼働を平気で決めようとしている
ことは気が狂っている。
私はこの事故の前に、東電、保安院に何度も事故を起こさないように尋ねてき
た。この時、彼らは必ず「町長大丈夫です、事故は起きませんからと騙してきま
した、止める、冷やす、閉じ込めるで絶対安全だと言い続けてきました」
事故後彼らは私に謝罪と責任を果たしていません。だいたい、政治家が安全に
言及する事など出来ません、してはいけません。
福島の事故から何を学んだか、原因は何なのか、どう反省したのかを公表する
べきです。
野田総理の事故収束は誰が検査をしたのか、何を基準に検査して結論が出たの
か、検査調書、証拠書類を国民に公表しなければなりません。
○ 私達はどうして町を壊され、町を放射能に奪われたのか、いつまでこのよう
な辛い思いを続けるのか、高齢者は私に仮設住宅では死にたくない、死ぬところ
を用意してくれと懇願されていました。国民としての義務を果たしていたこの人
たちは今、国内難民に嘘をついたもの達にされました。このようなことを解決す
るのが先でしょう、
私達は原発をどのように改修しても安全とは思えません、福島県内の子供達は
放射能で殺されてしまいます。国民を救うのが先でしょう。政治決断をするので
あれば、国民に迷惑をかけないと契約してください、全責任を取ると国民と契約
して下さい。これ以上税金を使わないと契約して下さい、全責任は電力会社に取
らせると契約してください、検査して合格した者に責任を取らせてください。
○ 放射能を絶対出さない構造にして下さい、海を汚染しない構造にしてくださ
い。町民より電力会社の社員の家族は先に逃げないように立地の住民と契約して
ください、違反したら社員を辞めるように契約して下さい。
世界最大の事故を隠蔽するのはやめて欲しい、私達の人権を保障できない人達
は原子力から排除するべきです、この人たちが私たちを除いて決めたことは、自
分達に自信がないからです、責任を取ろうとしていないからです。
何も解決出来ていないのに原発を再稼働することに反対します。
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より2つ
└────
◆高浜原発、MOX燃料搬入完了 関電、プルサーマル申請へ
関西電力は27日、使用済み核燃料を再処理して作られたプルトニウム・ウラ
ン混合酸化物(MOX)燃料を、フランスから高浜原発(福井県高浜町)に運び
込む作業を終えた。記者会見で関電は、今後もプルサーマル発電を続ける考えを
改めて強調した。
関電によると、搬入されたのは仏工場に製造を依頼した高浜3号機用の燃料集
合体20体。27日朝に輸送船が原発敷地内に接岸。搬入作業は午後5時過ぎに
終わった。近くの岸壁でプルサーマルに反対する市民グループが抗議の声をあげ
た。
関電は7月8日の新規制基準施行後すみやかに、プルサーマル再開を前提に3、
4号機の再稼働を国に申請する方針。実際にMOX燃料を入れて運転する時期は
未定としている。プルサーマルは国策として進めてきた核燃料サイクルの柱と位
置づけられているが、計画通りに進んでおらず、核兵器の原料にもなるプルトニ
ウムが大量にたまっている。 (6月28日朝日新聞より抜粋)
◆復興予算で電力会社支援 原発停止の負担、穴埋め 100億円流用、
一部返還へ
東日本大震災の復興予算が電力会社の支援に流用されていることが分かった。
国の要請で原発を停止させたことによる負担増を埋め合わせるため、約100億
円が「基金」に積まれていた。
2011年度3次補正予算に「火力発電運転円滑化対策費補助金」(90億円)
と「温排水利用施設整備等対策交付金」(10億円)が計上され、社団法人や自
治体が管理する「基金」に移された。主な財源は所得税などの復興増税だ。
(中略)
理解得られぬ
《解説》復興予算の流用がまた露呈した。「基金」を利用した流用総額は1兆
円を超えるが、中でも電力会社の支援に使ったことは、原発事故の避難住民ばか
りでなく、全国の納税者の理解を得られない。
国の予算は単年度主義だが、自治体などが管理する基金に移せば数年に分けて
使えることが背景にある。朝日新聞の報道を受けて国は基金の見直しを始めたが、
今も流用実態を公表せず、返還されるのも約1千億円にとどまる見通しだ。
復興予算を被災地のために使うのは当然だ。そのための復興増税である。なぜ
流用がまかり通ったのかを徹底解明しなければ、「復興を加速する」という言葉
は信用を失うだろう。 (6月28日朝日新聞より抜粋)
┏┓
┗■4.再稼働阻止ネットの活動を伝える情報紙紹介
└──── (再稼働阻止全国ネットワーク事務局)
再稼働阻止・全国ネットワークでは、福島原発事故の実情を伝え、原発再稼働
に関する問題点について情報を共有するため、原発立地の地元で活動する方々と
広くつながりながら活動しています。
現地での活動の様子などを伝えるためすでにニュースを2回発行しており、そ
の中から第2号のもくじを紹介します。
§1.特別寄稿 7月に施行される新規制基準の施行と原発再稼働問題
緊急時対策所の設置と、特定安全施設の設置の2つにしぼって
◇海老沢徹(元・京大原子炉実験所)
§2.原発現地から 泊原発反対運動は、環境破壊をとめる闘い
◇泊原発 佐藤英行(北海道岩内町 岩内原発問題研究会)
§3.原発現地から STOP☆大飯原発再稼働 現地アクションからの
呼びかけ
◇大飯原発 寺田道男(STOP☆大飯原発再稼働 現地アクション)
§4.原発現地から 伊方の海と陸から「再稼働はんたい!」
◇伊方原発 堀内美鈴(原発さよなら四国ネットワーク
§5.原発現地から 川内原発再稼働阻止の取り組みと私たちの現状
◇川内原発 鳥原良子(川内原発建設反対連絡協議会)
§6.原子力防災 再稼働阻止と自治体の役割
◇布施哲也(反原発自治体議員・市民連盟)
§7.テントひろばから 脱原発テントといのちを守ろう
◇大口昭彦(経産省前脱原発テントといのちを守る裁判弁護団 弁護士)
§8.あおぞら放送インタビュー(テントひろば、2月22日)
◇ゲスト:堀内美鈴、キャスター:松元ちえ
※既刊のニュース(PDF)はホームページからダウンロードできます。
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/issue
※紙面の郵送については有料で対応させていただきます。
問合せ先:再稼働阻止・全国ネットワーク
info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
070-6650-5549
※「全国の原発再稼働を阻止しよう!現地行動に参加する交通費基金カンパ」を
募集しています。
口座番号 00110-0-688699 加入者名 再稼働阻止全国ネットワーク
通信欄に「お名前・ご住所」と「交通費基金として」とご記入ください。
2013年6月28日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.再稼働阻止で全国あちこちへ出かける
「阻止ネット」へのカンパも好調=うれしい反応
たんぽぽ舎の近況
柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止・全国ネットワーク)
★2.何も解決出来ていないのに原発を再稼働することに反対します
旧双葉町民に、仮設住宅では死にたくない、死ぬところを用意
してくれと懇願されました 井戸川克隆(前福島県双葉町長)
★3.新聞・雑誌より2つ
◆高浜原発、MOX燃料搬入完了 関電、プルサーマル申請へ
(6月28日朝日新聞より抜粋)
◆復興予算で電力会社支援 原発停止の負担、穴埋め 100億円流用、
一部返還へ (6月28日朝日新聞より抜粋)
★4.再稼働阻止ネットの活動を伝える情報紙紹介
(再稼働阻止全国ネットワーク事務局)
━━━━━━━
※7/4【トークショー】にご参加を
おしどりマコ・ケンの「実際どうなの?」《芸人の原発取材》
日 時:7月4日(木)19:00開会
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:1000円
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┗■1.再稼働阻止で全国あちこちへ出かける
| 「阻止ネット」へのカンパも好調=うれしい反応
| たんぽぽ舎の近況
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止・全国ネットワーク)
[1] 先週は愛媛県内の伊方原発へ、今週は福井県内の大飯原発へ
6月23日(日)から24日(月)は、伊方原発での現地相談会兼行動に、東京から20
名弱で出かけた。当日は80名の参加(現地約40名、全国から約40名)。
23日(日)は、14時から21時の7時間もの討論。再稼働阻止に向けて、この半年
間(6ヶ月)に現地と全国がどう力を合わせて闘うか-たくさんのアイデアが出さ
れた。
24日(月)は、4つの行動・四国電力への要求、・伊方町への要請、・愛媛県庁
への要請、・松山市内での街頭宣伝をして、帰途の飛行機へ。
後日、基調報告をされた近藤さんと電話で話したところ、“たくさんの元気を
もらった、豊富な内容の会議だった”と言われて、うれしい思い。
[2] 今週(29土曜から30日曜)は、福井県内の大飯原発へ大型バス1台で東京か
ら行く。昨年の6・30大飯原発再稼働NO一周年プラス高浜原発プルサーマル
抗議ゆえ、関西の仲間と共におこなう行動。会場は、小浜市の明通寺(国宝)。
関西の皆さんと共に、再稼働阻止、今後の6ヶ月戦術を決める会議。
[3] 今後、7月13日(土)は、北海道泊原発で行動と相談会。7月28日(日)から
29日(月)は、鹿児島県内川内市で風船あげ行動、県庁・九州電力への要請行動と
相談会。
[4] 300万円カンパが好反応
全国の原発再稼働を阻止しよう=現地行動に参加する交通費基金カンパ=300
万円カンパが好調・多数の返事あり、うれしい。このビラは6月2日の反原連・
国会行動の日から「カンパのビラ」としてまき始めたが、1ヶ月以内しかたって
いないのに、すでに100万円へ近づきつつある。
規制委員会と阿部政府と電力会社の再稼働の動きが急ピッチゆえ、その危機感
が多分、想定以上の多くの人々のカンパとして寄せられているのだろう。
[5] 6月27日朝日新聞1面「素粒子」の記事・【原発の新たな神話に警告】
○『世界最高水準のお札がもらえるぞ。これさえあれば原発に貼って再稼働。
新しい神話の種を育てたい電力会社』
○『あれもこれも、ねじれのせいと安倍首相。ねじれさせたのは有権者。お前
のへそが悪いと言われている気がして』
┏┓
┗■2.何も解決出来ていないのに原発を再稼働することに反対します
| 旧双葉町民に、仮設住宅では死にたくない、死ぬところを用意
| してくれと懇願されました
└──── 井戸川克隆(前福島県双葉町長)
○ 本当に恐ろしいことが分からない者達が再稼働を平気で決めようとしている
ことは気が狂っている。
私はこの事故の前に、東電、保安院に何度も事故を起こさないように尋ねてき
た。この時、彼らは必ず「町長大丈夫です、事故は起きませんからと騙してきま
した、止める、冷やす、閉じ込めるで絶対安全だと言い続けてきました」
事故後彼らは私に謝罪と責任を果たしていません。だいたい、政治家が安全に
言及する事など出来ません、してはいけません。
福島の事故から何を学んだか、原因は何なのか、どう反省したのかを公表する
べきです。
野田総理の事故収束は誰が検査をしたのか、何を基準に検査して結論が出たの
か、検査調書、証拠書類を国民に公表しなければなりません。
○ 私達はどうして町を壊され、町を放射能に奪われたのか、いつまでこのよう
な辛い思いを続けるのか、高齢者は私に仮設住宅では死にたくない、死ぬところ
を用意してくれと懇願されていました。国民としての義務を果たしていたこの人
たちは今、国内難民に嘘をついたもの達にされました。このようなことを解決す
るのが先でしょう、
私達は原発をどのように改修しても安全とは思えません、福島県内の子供達は
放射能で殺されてしまいます。国民を救うのが先でしょう。政治決断をするので
あれば、国民に迷惑をかけないと契約してください、全責任を取ると国民と契約
して下さい。これ以上税金を使わないと契約して下さい、全責任は電力会社に取
らせると契約してください、検査して合格した者に責任を取らせてください。
○ 放射能を絶対出さない構造にして下さい、海を汚染しない構造にしてくださ
い。町民より電力会社の社員の家族は先に逃げないように立地の住民と契約して
ください、違反したら社員を辞めるように契約して下さい。
世界最大の事故を隠蔽するのはやめて欲しい、私達の人権を保障できない人達
は原子力から排除するべきです、この人たちが私たちを除いて決めたことは、自
分達に自信がないからです、責任を取ろうとしていないからです。
何も解決出来ていないのに原発を再稼働することに反対します。
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より2つ
└────
◆高浜原発、MOX燃料搬入完了 関電、プルサーマル申請へ
関西電力は27日、使用済み核燃料を再処理して作られたプルトニウム・ウラ
ン混合酸化物(MOX)燃料を、フランスから高浜原発(福井県高浜町)に運び
込む作業を終えた。記者会見で関電は、今後もプルサーマル発電を続ける考えを
改めて強調した。
関電によると、搬入されたのは仏工場に製造を依頼した高浜3号機用の燃料集
合体20体。27日朝に輸送船が原発敷地内に接岸。搬入作業は午後5時過ぎに
終わった。近くの岸壁でプルサーマルに反対する市民グループが抗議の声をあげ
た。
関電は7月8日の新規制基準施行後すみやかに、プルサーマル再開を前提に3、
4号機の再稼働を国に申請する方針。実際にMOX燃料を入れて運転する時期は
未定としている。プルサーマルは国策として進めてきた核燃料サイクルの柱と位
置づけられているが、計画通りに進んでおらず、核兵器の原料にもなるプルトニ
ウムが大量にたまっている。 (6月28日朝日新聞より抜粋)
◆復興予算で電力会社支援 原発停止の負担、穴埋め 100億円流用、
一部返還へ
東日本大震災の復興予算が電力会社の支援に流用されていることが分かった。
国の要請で原発を停止させたことによる負担増を埋め合わせるため、約100億
円が「基金」に積まれていた。
2011年度3次補正予算に「火力発電運転円滑化対策費補助金」(90億円)
と「温排水利用施設整備等対策交付金」(10億円)が計上され、社団法人や自
治体が管理する「基金」に移された。主な財源は所得税などの復興増税だ。
(中略)
理解得られぬ
《解説》復興予算の流用がまた露呈した。「基金」を利用した流用総額は1兆
円を超えるが、中でも電力会社の支援に使ったことは、原発事故の避難住民ばか
りでなく、全国の納税者の理解を得られない。
国の予算は単年度主義だが、自治体などが管理する基金に移せば数年に分けて
使えることが背景にある。朝日新聞の報道を受けて国は基金の見直しを始めたが、
今も流用実態を公表せず、返還されるのも約1千億円にとどまる見通しだ。
復興予算を被災地のために使うのは当然だ。そのための復興増税である。なぜ
流用がまかり通ったのかを徹底解明しなければ、「復興を加速する」という言葉
は信用を失うだろう。 (6月28日朝日新聞より抜粋)
┏┓
┗■4.再稼働阻止ネットの活動を伝える情報紙紹介
└──── (再稼働阻止全国ネットワーク事務局)
再稼働阻止・全国ネットワークでは、福島原発事故の実情を伝え、原発再稼働
に関する問題点について情報を共有するため、原発立地の地元で活動する方々と
広くつながりながら活動しています。
現地での活動の様子などを伝えるためすでにニュースを2回発行しており、そ
の中から第2号のもくじを紹介します。
§1.特別寄稿 7月に施行される新規制基準の施行と原発再稼働問題
緊急時対策所の設置と、特定安全施設の設置の2つにしぼって
◇海老沢徹(元・京大原子炉実験所)
§2.原発現地から 泊原発反対運動は、環境破壊をとめる闘い
◇泊原発 佐藤英行(北海道岩内町 岩内原発問題研究会)
§3.原発現地から STOP☆大飯原発再稼働 現地アクションからの
呼びかけ
◇大飯原発 寺田道男(STOP☆大飯原発再稼働 現地アクション)
§4.原発現地から 伊方の海と陸から「再稼働はんたい!」
◇伊方原発 堀内美鈴(原発さよなら四国ネットワーク
§5.原発現地から 川内原発再稼働阻止の取り組みと私たちの現状
◇川内原発 鳥原良子(川内原発建設反対連絡協議会)
§6.原子力防災 再稼働阻止と自治体の役割
◇布施哲也(反原発自治体議員・市民連盟)
§7.テントひろばから 脱原発テントといのちを守ろう
◇大口昭彦(経産省前脱原発テントといのちを守る裁判弁護団 弁護士)
§8.あおぞら放送インタビュー(テントひろば、2月22日)
◇ゲスト:堀内美鈴、キャスター:松元ちえ
※既刊のニュース(PDF)はホームページからダウンロードできます。
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/issue
※紙面の郵送については有料で対応させていただきます。
問合せ先:再稼働阻止・全国ネットワーク
info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
070-6650-5549
※「全国の原発再稼働を阻止しよう!現地行動に参加する交通費基金カンパ」を
募集しています。
口座番号 00110-0-688699 加入者名 再稼働阻止全国ネットワーク
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