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たんぽぽ舎です。【TMM:No1526】
2012年7月24日(火) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.27日(金)首相官邸前アクション
  「原子力規制委員会」人事に異議あり!「原子力ムラ」から選ぶな!
★2.規制委員長内定 田中氏の「素顔」
  市民派より「ムラ人」 被ばく楽観、帰還後押し
            (7月24日 東京新聞「こちら特報部」より)
★3.7/30(月)【院内集会】ストレステスト・再稼働問題の徹底検証
★4.東電延命、消費者にツケ 家庭用値上げ8.47%合意
                     (7月20日 東京新聞より)
★5.<テント日誌7/22(日)―経産省前テントひろば 315日目>
   深夜まで続く議論で重要情報の整理、当面する課題を明確に(K.M)
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.27日(金)首相官邸前アクション
 │  「原子力規制委員会」人事に異議あり!「原子力ムラ」から選ぶな!
 └────
 
 今週金曜27日、首相官邸前アクション
 「原子力規制委員会」人事に異議あり!「原子力ムラ」から選ぶな!
 
 日時:7月27日(金) 18時~20時
 場所:首相官邸前(国会記者会館前) ※国会議事堂前駅すぐ、永田町駅5分
 発言:福島から、参加者の皆さん、国会議員など
    (プラカード、鳴り物、要請書などご持参ください)
 呼びかけ:再稼働反対!全国アクション
 
 「原子力規制委員会」の国会同意人事が、いったんリークしたとの理由で、
 若干の延期をしましたが、人選は変えないと、また記者にリークしました。
 官邸は、反応を探りながら、「原子力ムラ」出身の人選で固めようとして
 います。危険なのは、朝日や東京までもが、人選は問題なしと持ち上げる
 誤報をしていることです。
  今後の原発の再稼働に絶大な権限をもつ委員会を「原子力ムラ」で固め
 ようとしています。「原子力ムラ」復活の権限づくりになります。
 勿論、裁判にも影響してきます。
 共同して 7月27日(金) を成功させましょう。
 
 
┏┓
┗■2.規制委員長内定 田中氏の「素顔」
 │ 市民派より「ムラ人」 被ばく楽観、帰還後押し
 │ 委員候補つながり 「中立」「透明」選考基準かけ離れ
 └────(7月24日 東京新聞「こちら特報部」より)
 
 政府は原子力規制委員会の初代委員長に、元日本原子力学会会長の田中俊一
氏を内定した。国会の同意が必要で、近く諮られる。政府はこの人事に「透明
性」「中立性」を求めた。人選はその理念にかなっているのか。田中氏を「市
民派」「脱・原子力ムラ」と評価する見方もあるが、本当にそうなのか。「こ
ちら特報部」も身体検査を試みたが、どうにも納得がいかないのだ。(小倉貞
俊、中山洋子)
 
疑問が多い飯館村対策
 
 田中氏が「市民派」「脱・原子力ムラ」と見られるのは、福島原発事故直後
に緊急提言をした十六人の原子力専門家の一人だったからだ。(中略)
 田中氏は福島県出身。事故直後から同県内で除染活動に携わり、政府の縦割
り行政を批判してきた。しかし、実際に政府の人選基準はクリアできているの
だろうか。
 福島県除染アドバイザーを務めるが、田中氏が策定に加わった同県飯館村の
復興計画について「避難より除染ありき」と疑問視する声は多い。(中略)
 被ばく限度量に対しても、楽観的な発言がしばしば注目されてきた。
 委員を務める政府の原子力損害賠償紛争審査会の議論では、自主避難者に賠
償を認める方針に異を唱え、国が住民帰還の目安とする年二〇ミリシーベルト
という基準への賛意を強調してきた。
 昨年十二月六日の会合では「放射線被ばくの恐怖と不安は個人差も大きく
(中略)、賠償という形で対応することが、克服する最も適切な方法であると
は考えていません」と発言している。(中略)
 こうした主張が結果的に東京電力の賠償軽減につながることから、被災者達
の間では田中氏に対し、「東電を助けるために住民を切り捨てている」といっ
た批判の声も上がっている。
 田中氏の経歴をたどると、原子力ムラを牽引してきた軌跡がみえる。現在も
そこから距離を置いたとは思えない。(中略)
 現在、田中氏が関わる団体は二つ。ひとつは三月まで会長を務め、現在は顧
問をしている財団法人「高度情報科学技術研究機構」(茨城県東海村など)
(中略)
 もう一つは副理事長を務めるNPO法人「放射能安全フォーラム」(東京都港
区)。同団体主催のセミナーでは「プルサーマルの必要性と安全性」などの
テーマで、同氏自身も講演してきた。
 この団体の理事や顧問の顔ぶれを見てみると、田中氏の“ムラ人脈”の太さ
が浮かび上がる。例えば、取締役が同団体の理事に名を連ねる放射線管理商品
販売会社「千代田テクノル」(文京区)。同社は二〇〇〇年、原研から放射線
源の販売部門を移譲された“つながり”がある。
 先のセミナー会場も同社内で、現在は「フォーラム」と福島県の個人被ばく
線量測定事業に取り組むなど、除染ビジネスで連帯している。(中略)
 当の田中氏は“ムラの住人”という指摘をどう受け止めているのか。「こち
ら特報部」の取材に「周囲が勝手にレッテルを貼っている。ムラがどうだとか、
私は考えていない。科学者、技術者の立場としてやるべきことをやってきた」
ときっぱり。(中略)
 ただ、こうした客観的な所属や人脈が、少なくとも規制委の掲げる中立性や
透明性とかけ離れていることは明白だ。
 奥平康弘・東大名誉教授(憲法)は、原子力推進に関わって来た田中氏の委
員長登用は「避けるべきだ」と断じる。「原発事故を引き起こした制度の運用
に関わった人が、委員会の委員になることは避けがたいのかもしれない。しか
し、強大な権限を持つ委員長にだけはしてはならない」(後略)
 
[デスクメモ]この人事は、首相官邸前行動や十七万人の脱原発集会に対する
 政府の回答なのだろう。再稼働のため、大飯原発以外にも。約二十基が安全
 評価(ストレステスト)の一次評価を終え、規制委の始動を待っている。国
 会がこの人事を通せば、結果は火を見るより明かだ。原子力ムラの再興は許
 されない。(牧)
 
 
┏┓
┗■3.7/30(月)【院内集会】ストレステスト・再稼働問題の徹底検証
 └────
 
 日時:7月30日(月) 17:00~19:30
 場所:衆議院第一議員会館 多目的ホール
 主催:柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会、プラント技術者の
   会、原子力資料情報室
 協力:国際環境NGO FoE Japan、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、
   プルトニウムなんていらないよ!東京、福島原発事故緊急会議
 参加費:500円
 
 今後、他の原発の再稼働については、新たに設置される原子力規制委員会に
 役割が引き継がれることになりますが、現時点において、ストレステストの
 立ち上げから、大飯原発再稼働をめぐるこれまでの経過と問題点を整理し、
 今後の取り組みの方向や原子力規制のあり方についての議論を深める場を設
 けたいと思います。皆さまの奮ってのご参加をお待ちしています。
 
 主な報告内容:
 ■ストレステストに関わる中間総括、今後の取り組み
 ■原発設計技術者の立場から、意見聴取会での検証を振り返る
 ■技術的な課題は解消されたのか
 ■ストレステストという枠組みの問題と二次評価への課題
 ■意見聴取会の公開性と参加民主主義
 ■今後の原子力規制のあり方
 問合せ先:菅波 完(柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会)
            E-mail kk-heisa@takagifund.org 携帯 070-5074-5985
 
 
┏┓
┗■4.東電延命、消費者にツケ
 │   家庭用値上げ8.47%合意
 └────(7月20日 東京新聞より)
 
 東京電力の家庭向け電気料金の値上げが、東電の申請時の平均10.28%から、
8.47%程度に圧縮された上で9月1日から実施される見通しとなった。値上げ
幅の査定では消費者の意見が一部反映されたものの、最後は密室での政治決着
に。動かない原発の費用を原価算入に認めるなど不透明さを残したまま、消費
者は重い負担を強いられる。(中略)
 年間で5兆7624億円と見積もられた値上げの原価には、他社の原発から
の受電がないのに年間1千億円を購入電力料として支払うことをはじめ、動く
見込みのない福島県内の6基の原発の減価償却費と運転維持費の計900億円
など、根拠が不透明な費用が算入された。(中略)
 
 
┏┓
┗■5.<テント日誌7/22(日)―経産省前テントひろば 315日目>
 │  深夜まで続く議論で重要情報の整理、当面する課題を明確に
 └────(K.M)
 
7月22日(日) 曇り時々小雨
  朝も昼も静かな座り込みが続いた。座り込みをしていると、交差点で停車し
た観光バスや乗用車の窓から手を振ってエールを送ってくださる方が居たり、
LEDを使って節電している市川からの方がデモにはなかなかいけないからとカ
ンパしてくださったり、好意的にみられてきていることを実感した(Iさん
談)。
 一方夕方には、トラメガを持った男性がテント前でテント批判アピール。不
法占拠だとか、過激派集団だとか、福島の人のために動いていないとか。当番
や座り込み者計10人以上が冷静に応じたところ40分で退散。招かれざる客さん、
もう来ないで。
 日曜夜は顔見知りの情報交換会。手製のスペインオムレツやフランスパンや
墨絵パンなどをつまみながら、ワイン、ビール、焼酎を飲んでよもやま話。冷
えたジャガイモが入ったオムレツがワインとぴったりで大好評。
・Yさんが狭山市で脱原発のデモが101人に参加、大宮と船橋でも同時デモされ
たそう。
・エートスという国際団体が去年末から福島に入りこんでチェルノブイリでと
同様に福島の原発被害を過少に見せようとしているらしい。騙されてはいけな
い。
・原子力規制委員長に推薦されている田中俊一氏は日本原子力研究開発機構特
別顧問、原子力委員会委員長長代理、日本原子力学会会長などを務めた「原子
力ムラ」の人。文科省の原子力災害賠償審査会でも自主避難者への賠償の足を
引っ張っていた。これからの日本の脱原発を推進するべき独立性が高い原子力
規制委員会の委員長ゆえこんな人選を許してはいけない。何とか国会が同意し
ないよう働きかけたい。
・先週は、大飯原発の破砕帯・活断層が地震・津波意見聴取会で論じられ、現
地調査の必要性を多くの専門委員が指摘し、後日保安院が関電に現地調査を命
じた。また、翌日の地震動の意見聴取会でも若狭地域の活断層の連動について、
事業者3社からの報告を受けたが差し戻し、更に連動の可能性を再調査するこ
とを命じた。にもかかわらず保安 院・関電は大飯4号機も起動開始。国会事
故調の「人災」指摘を踏みにじり、保安院自らがいつも言っている「継続的改
善」のいい加減さを露呈させ、大飯地域周辺にリスクを背負わせている。ここ
までして「原子力ム ラ」は原発稼働状態で夏を越したいのか。何としても、
大飯をすぐに止めて現地調査を直ちに実施させたい。
・3つの選択シナリオのパブコメにも異議あり、こちらの対応も大切。
・金曜の首相官邸抗議デモ、今週は29日(日)に国会包囲のため無い。金曜に、
経産省前や官邸後ろなど独自の行動をした人たちは今週はどうするか? 多く
が積極的意見。
 
 夜の寝ずの番予定を確認して眠ったが、議論が4時まで続いて、皆くたくた。
霞ヶ関で新たな週が始まった。前日とうってかわって暑くなりそう、軽装の通
勤者が歩いている。月曜にストレステスト意見聴取会、火曜に原子力委員会、
後半に核燃料サイクル意見聴取会、高経年化意見聴取会などがある。(K.M)
 
★テント全体会議  7月24日(火) 19時~ 神保町ひまわり館
 (地下鉄神保町駅2番出口徒歩5分 西神田五差路右入る)
★経産省正門前行動  7月27日(金) 17時半~ 経産省正門前
 保安院抗議行為動  7月27日(金) 18時半~ 経産省別館前
★国会包囲行動  7月29日(日)
 15:30 日比谷公園中幸門集合、16:30 デモ出発
 19:00 国会包囲(集会/キャンドル・チェーン)
 ペンライト 懐中電灯 光棒を持参下さい。
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