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たんぽぽ舎です。【TMM:No1433】
2012年4月25日(水) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.大飯再稼動を止めよう、大飯テント応援、1泊2日行動
    たんぽぽ舎、議員市民連盟、テント広場、浜岡の15人  (柳田真)
★2.『伊方再開論が急浮上 県民・国民に対する背信行為だ』
                    (愛媛新聞 社説 4月24日)
★3.新聞・雑誌から
 ◇「拙速な再稼働反対」 大飯原発 日本原研労組が声明
                   (4月23日 東京新聞・茨城版)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 ◇「原発事故とメディア~東京新聞特報部の視点」
  4月30日(月・休)午後2時から、福島・会津若松市
★5.イベントのおさそい(場所・スペースたんぽぽ)
 ◇「東電株主代表訴訟に向けて─取締役の責任を追及するために─」
  5月4日(金)午後1時から、講師・山崎久隆さん
★6.<テント日誌4/21(土)―経産省前テントひろば224日目―>
━━━━━━━
4/24発行TMM:No1431に誤字がありました。訂正しておわびしします。
誤:VTR「被爆治療83日間の記録」 正::VTR「被曝治療83日間の記録」
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┏┓
┗■1.大飯再稼動を止めよう、大飯テント応援、1泊2日行動
 │ たんぽぽ舎、議員市民連盟、テント広場、浜岡の15人
 └────(柳田真)
 
  原発再稼動の焦点である関西電力の大飯原発、そこに経産省テント広場と
 連帯するテントが6つも(小型)立った。折しも大飯原発の再稼動問題が京
 都、滋賀の両知事の異論、大阪府知事、市長の反対を押し切って強行されよ
 うとする情勢の中、福井県おおい町現地へ15人で出かけた。4月23日(月)、
 24日(火)。主催はたんぽぽ舎と反原発自治体議員市民連盟。交通費(3万
 円)と宿舎代などで一人4万円程度かかる中ながらも、参加者はたんぽぽ舎、
 連盟、テント広場、福島の女たち、浜岡、プラント技術者の会など15名(女
 性9名、男性6名)。
 
 ◇23日(月)の行動
 1 大飯テントメンバーや関西メンバーとの交流会:30人弱
   たんぽぽ舎からも「原発再稼動止めよう」の横断幕と参加者皆からの
   カンパ8万円を贈呈。
 2 京都の人たちが作成したビラをもって、夕方のおおい町の1軒、1軒を
   訪問。多くの会話ができ、その中からヒントが得られた。
 3 夜は宿舎で交流会。東京15名、関西8名、テント5名の計28名位で
   夜7:00~12:00まで、5時間くらいの熱の籠った議論が進めら
   れた。大飯再稼働が今の原発の最大焦点。推進側はここに全力を注いで
   いる。迎え撃つ我々の陣形をどう充実、強化するか。Xデー(大飯再稼
   働の強行の日)に向けて…などなど。
 
  結論として(1)大飯情報(推進側、反対側の両方)の敏速な周知→全国化
  (2)福井県内現地を軸に関西が包みこむ、更に全国展開の闘争を作る為に
  近日相談会を開きたいなどを決めた。
 
 ◇24日(火):見学の後、おおい町役場へ
  おおい町長とおおい町議会議長あてに、私たちの要望書を手渡す行動。東
 京15名プラステント組若干名で実施。町(企画室)も議会事務局も対応は
 丁寧であった。(先月の福井集会の時の対応とは大きな差)。議員市民連盟
 の要望文を読み上げ、その後、福島から浜岡から、テント広場から、経産省
 ストレステスト傍聴者からそれぞれ熱の籠った発言が続いた。企画課は上司、
 町長へ伝えます、議会事務局は要請文をコピーして、全議員に配ると回答し
 ました。(この後、福島から来た女性たち8人程が1時間余、町へ熱烈に訴
 えた、と伝わってきた。
 
 ◇1泊2日多くの行動をし、15人は充実した気持ちで新幹線に乗車。ささ
  やかな行動ながらも「さざ波」は起こせたようだ。また大飯へ行くぞ!
 
 
┏┓
┗■2.『伊方再開論が急浮上 県民・国民に対する背信行為だ』
 └────(愛媛新聞 社説 4月24日)
 
 伊方原発3号機の再稼働推進論が政府・民主党内で急浮上してきた。東京電
力福島第1原発事故の反省を踏まえた原子力規制庁の発足を待たずに、経済産
業省原子力安全・保安院と原子力安全委員会という旧来の枠組みによる審査で
進めようというのだ。
 福島原発事故の後、初となる再稼働に向け手続きが先行する関西電力大飯原
発3、4号機には近隣府県の反対が強い。唯一稼働中の北海道電力泊原発3号
機が5月に止まれば、国内で「原発ゼロ」が長引く可能性がある。そこで、大
飯に次いで手続きが進む伊方に視線が向けられた。
 伊方3号機の再稼働判断は規制庁発足後とする方針だったはずだ。大飯がだ
めだからと安易に翻すのは、県民や国民への背信行為にほかならない。脱原発
依存やエネルギー政策の長期的な理念を欠いて迷走する政権の当事者能力を疑
う。なりふり構わぬ原発再稼働推進は危険であり、決して許されない。
 福島事故の背景には、原発を推進する経産省の中にある保安院が審査し、安
全委がお墨付きを与える甘い審査体制があった。だからこそ保安院を再編して
規制庁とし、アクセルとブレーキを分離し、曲がりなりにも信頼回復を図ろう
としたのではなかったか。(中略)
 
 拙速な政府に地方自治体はどう対峙(たいじ)するか。大飯原発の再稼働問
題に対して、福井県に隣接する京都府と滋賀県の2知事がまとめた国の原発政
策に対する提言と姿勢に注目したい。電力需給状況を公平に判断する第三者委
員会の設置や脱原発に向けた工程表を示すよう政府に求めている。地域を統括
する首長による、住民の生命、身体、財産を守る行動として評価できる。
 規制庁が発足しない中、伊方原発に再稼働が持ちかけられたとき、県内自治
体首長の姿勢もまた問われるだろう。政府方針に唯々諾々と従っているだけで
は、住民の信頼は到底得られない。
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
 └────
 
◇「拙速な再稼働反対」 大飯原発 日本原研労組が声明
                   (4月23日 東京新聞・茨城版)
 
 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題をめぐり、独
立行政法人日本原子力研究開発機構労働組合(東海村)は「拙速な原発再稼働
に反対」とする声明を今週にも原子力安全・保安院など政府機関や県、東海村、
福井県おおい町などに提出する。
 
 組合員は全職員約四千人のうち原子力研究者や技術者など二百八十人。声明
では「ストレステストは原発の安全確認からはほど遠いものである」と批判。
さらに「原子力関係者の立場では(東京電力福島第一原発事故の)本質的な問
題解明と将来に向けての考え方をつくっていくことが被害の軽減の次になすべ
きこと」とし、「広範な放射能汚染で国を危機に陥れるようなものは運転すべ
きではない」と主張している。(後略)
 
 
┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────
 
◇東京新聞 こちら特報部デスク・野呂法夫さんを迎えて
 「原発事故とメディア~東京新聞特報部の視点」
 野呂デスクの講演は県内初です。廃原発を明確に掲げる東京新聞です。
 どうぞご期待ください。
 
 日時:4月30日(月・休)午後2時から4時。
 場所:会津若松市 若松栄町教会(県立葵高校正門前)
 駐車場は最寄りの有料駐車場をご利用ください。
 資料代:500円  定員:先着110名
 主催:会津放射能情報センター
 ホームページ http://aizu-center.com/archives/1155
 問い合わせ:080-5557-5407(酒井)メール contact@aizu-center.com まで。
 
 
┏┓
┗■5.イベントのおさそい(場所・スペースたんぽぽ)
 └────
 
◇「東電株主代表訴訟に向けて──取締役の責任を追及するために──」
 
 訴状を素材に、東電株主代表訴訟の論点及び取締役の善管注意義務違反等の
 勉強をします。
 
 講師:山崎久隆(たんぽぽ舎、東電代表訴訟原告)他。
 
 日時:5月4日 金曜日 午後1時から
 場所:スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4階)
 資料代:500円
 主催:問い合わせ先:東電株主代表訴訟 事務局
 電話:090-6138-3061(木村)
 メール:nonukes0311@yahoo.co.jp
 
 
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┗■6.<テント日誌4/21(土)―経産省前テントひろば224日目―>
 │   集団ハンスト行動5日目、意気高く
 │   テント応援の集い、武藤さんを囲んで和やかに
 └────( Y・T )
 
4月21日(土) 曇り。4月下旬としては随分寒い。日射しがないからか。
集団ハンスト行動5日目、テント前でのハンスト参加者は8名。ハンスト登録
者は60名を超えたようだ(64名)
 
 Eさんは遂に5日目に突入。依然元気である。
 
 一昨日は神奈川労災職業病センターの所長もされている斉藤医師の診察が
あったが、今日は2度目で、亀戸ひまわり診療所の平野医師による診察があっ
た。1回目は高血圧を指摘され対応策を指示された者もいたが、今日はとくに
問題なし。明日も来ていただけるそうだ。
 
 午後2時半頃から、ハンスト応援連帯の座り込み行動に参加される方が増え、
テントの前は端から端まで座り込みの人で埋められている。
 ハンスト実行委員会では、4月26日(木)正午、チェルノブイリ原発事故
26周年に、「大飯原発再稼働阻止!集団ハンスト行動?チェルノブイリ・フ
クシマの経験を結んで?」と題する、外国メディア向け記者会見を計画してい
ます。詳細は本決まり後、お伝えしますが、ご都合のつく方、ご参加下さい。
 
 夜、武藤類子さんをお招きしての、「福島と世界をつなぐ~テント応援の集
い 第3回」がスペースたんぽぽであり参加。武藤さんの、六ヶ所村反核燃行
動から始まる反原発の活動のお話、どんぐりの森を何年もかかって自力で築か
れ、それが原発事故の放射能で奪われてしまったお話等、武藤さんの温かさと
信念と無念さ・怒りに包まれた和やかな集いであった。
 
 その後の交流会は女性の参加者が大半。1人1人の自己紹介の中で、この間
テントで顔なじみになっている方々が、どのような経緯でどのような思いでテ
ントに参加されているかを知り、感慨深いものが・・・。★24日~27日の
テント前でのハンスト参加者が現在2?3名しか登録されていません。
 
 午前~日暮れの終日、テント前でのハンスト座り込み行動に是非参加して
下さい。                          ( Y・T )
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