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たんぽぽ舎です。【TMM:No1388】
2012年3月17日(土) 地震と原発事故情報
転送歓迎
重複ご容赦願います
★1.原発の再稼働阻止!ハガキのあて先と、要請文例
★2.原発いらない地球のつどい3月10日・11日に参加して
たんぽぽ舎ボランティア 冨塚元夫
★3.<テント日誌 3/15(木)―経産省前テントひろば187日目>
右翼の襲来に、テントに緊張走る!
再稼働阻止に向けてテントひろばでのアクションを!
★4.新聞・雑誌から
◇原発防災強化断念 保安院長自ら圧力
安全委に「寝た子 起こすな」
(2012/3/17 東京新聞より抜粋)
───────────────────────────────────
★1.再稼働阻止ハガキのあて先と、要請文例
───────────────────────────────────
再稼働阻止ハガキのあて先(大飯原発13自治体、伊方原発10自治体、国あて2ヵ所)
1.関西電力・大飯原発(13自治体)
福井県知事 西川一誠 県議会議長 田中敏幸
9100005福井県福井市大手3丁目17番1号
おおい町長 時岡 忍 町議会議長 新谷欣也
9192111福井県大飯郡おおい町本郷136-1-1
高浜町長 野瀬 豊 町議会議長 的場輝夫
9192225福井県大飯郡高浜町宮崎71-7-1
南丹市長 佐々木稔納 市議会議長 井尻 治
6228651京都府南丹市園部町小桜町47
美浜町長 山口治太郎 町議会議長 北村 晋
9191141福井県三方郡美浜町郷市25-25
滋賀県知事 嘉田由紀子 県議会議長 家森茂樹
5200044滋賀県大津市京町4丁目1番1号
京都府知事 山田啓二 府議会議長 近藤永太郎
6028570京都市上京区下立売通新町西入藪ノ内町85番地の3
高島市長 西川喜代治 市議会議長 大西勝巳
5201592滋賀県高島市新旭町北畑565
綾部市長 山崎善也 市議会議長 木下芳信
6230014京都府綾部市若竹町8-1
京丹波町長 寺尾豊爾 町議会議長 野口久之
6220292京都府船井郡京丹波町蒲生八ッ谷62-6
京都市長 門川大作 市議会議長 井上与一郎
6048571京都府京都市中京区寺町通御池上る
若狭町長 森下 裕 町議会議長 武田敏考
9191393福井県三方上中郡若狭町中央1-1
舞鶴市長 多々見良三 市議会議長 奥田保弘
6250080京都府舞鶴市字北吸1044
2.四国電力・伊方原発(10自治体)
愛媛県知事 中村時広 県議会議長 寺井修
7900001愛媛県松山市一番町4丁目4-2
伊方町長 山下和彦 町議会議長 松澤周作
7960301愛媛県西宇和郡伊方町湊浦1993-1
伊予市長 中村 佑 市議会議長 田中 弘
7993193愛媛県伊予市米湊820
宇和島市長 石橋寛久 市議会議長 土居秀徳
7988601愛媛県宇和島市曙町1
西予市長 三好幹二 市議会議長 山本昭義
7978501愛媛県西予市宇和町卯之町3-434-1
大洲市長 清水 裕 市議会議長 後藤武薫
7958601愛媛県大洲市大洲690-1
八幡浜市長 大城一郎 市議会議長 宇都宮富夫
7968501愛媛県八幡浜市北浜1-1-1
内子町長 稲本隆壽 町議会議長 林 博
7950392愛媛県喜多郡内子町平岡甲168
山口県知事 二井関成 県議会議長 柳居俊学
7530071山口県山口市滝町1番1号
上関町長 柏原重海 町議会議長 山谷良数
7421402山口県熊毛郡上関町大字長島503
3.国
野田佳彦首相 TEL 03-3581-0101 〒100-0014 東京都千代田区永田町2-3-1
枝野幸男経産大臣 TEL 03-3501-1511 〒100-0013 東京都千代田区霞ヶ関1-3-1
再稼働阻止ハガキの要請文例(この文例は「自治体」向けです)
───────────────────────────────
原発事故を二度と起こさないために
原発の再稼働に反対してください!
3月11日の東電・福島第一原発の事故は、レベル7という世界最悪の事故とな
り、一年を経た今なお事故の原因が解明されないまま、空に海に放射能を排出し
続けています。家も仕事も故郷も奪われ、子どもと大人の命と健康が脅かされ続
けている中で、野田首相の「原発事故収束宣言」は、温度計の故障でも否定され
ました。今、大飯原発と伊方原発が再稼働の焦点になっています。
貴自治体は30km圏内に位置し、発言権があります。原発事故が起きるや、原発
周辺自治体も過酷な放射線禍から逃れることはできません。地震国日本で「第2
の原発事故」を起こさないためには、再稼働をさせない事がベストです。貴自治
体として、「原発の再稼働反対!」の意思表示をして下さい。
《私の一言》
住所( )
氏名( )
──────────────────────────────
───────────────────────────────────
★2.原発いらない地球のつどい3月10日・11日に参加して
たんぽぽ舎ボランティア 冨塚元夫
───────────────────────────────────
3月10日と11日、"原発いらない福島の女たち"が企画したプログラムは、郡山
の2か所(ビッグアイ市民プラザと郡山市労働福祉会館)で合計9会議室を使っ
て行われました。「原発いらない福島の女たち」は佐藤幸子さんたちの子供たち
を放射能から守る福島ネットワーク、武藤類子さんたちのハイロアクション福島、
佐々木慶子さんたちの沈黙のアピールなどのグループの結集です。
私は主にビッグアイ市民プラザの大会議室のプログラムに参加しました。
3月10日10:30-15:00はシンポジウム「福島原発事故被害者のいのちと尊厳を守
る法制定を求めて」、15:30-17:30は鎌田慧さん講演会「脱原発と民主化への道」
、18:00-20:30原発いらない!交流と文化のつどい、がありました。
3月11日10:00-12:00は「3.11後のドイツと日本」(FoEドイツ代表が参加)が
ありました。ほかの会場では、たんぽぽ舎・原田裕史さん講演「福島原発の現状
は?」、「ふくしま集団疎開裁判」の会主催の世界市民法廷、「子供は訴える~
こどもたちの声を聞いてください」、野菜カフェはもる模擬店、保養情報コーナ
ーなどがありました。
10日のプログラム終了後、たんぽぽ舎バスツアー参加者20名数名で交流会を行
いましたが、その席に佐藤幸子さんが参加してくれました。彼女のお話から福島
の現状を知ることができました。彼女たちの戦いは非常に厳しい局面に来ていま
す。政府・行政は除染によって住民を元の市町村に戻そうとしています。子供た
ちに甲状腺のしこりなど健康被害が出始めていますが、市町村の医療サポート体
制は全くできていません。町の病院では親の訴えをまともに聞いてくれません。
親が心配しすぎるから子供がストレスで病気になる、などといわれるのが普通だ
そうです。≪動物にも異変が起きたり数が激減したりしていますが、福島の動物
はストレスで異常身体になり死亡するのでしょうか?≫
子供たちはどのくらいヨウ素で被ばくしたかデータが全くありません。親たち
は不安の中で考えるのに疲れています。そこに安全キャンペーンが形を変えて、
陰湿に行われています(普通の町内会の最後に県健康アドヴァイザーなどが突然
挨拶して、健康診断の結果問題ありません、などと言うそうです)。避難できる
人は避難した、残っている人は避難できない、佐藤さんの友達でも「もう放射能
のことは考えたくない、聞きたくない、ほっといて下さい」という人がいるそう
です。福島の女たちは孤立の危険性があります。その危機感からこれだけのプロ
グラムを計画したともいえると思います。それにこたえて全国から、海外からも
応援が来ました。
◎ビッグアイ市民プラザの大会議室はいつも満員でした。
◎「世界市民法廷」は子供を守ってくださいと世界に呼びかけています。
◎「野菜カフェはもる」は放射能のない食品を全国から集めます。(店長 陶山
三枝子 024-521-8670)
◎福島医大山下氏の息のかからない医療施設「福島診療所」建設が計画されてい
ます。福島診療所建設委員会 TEL 070-5476-6162、
カンパ先 郵便振替02200-8-126405 加入者名 福島診療所建設基金。
───────────────────────────────────
★3.<テント日誌3/15(木)――経産省前テントひろば187日目>
右翼の襲来に、テントに緊張走る!
再稼働阻止に向けてテントひろばでのアクションを!
───────────────────────────────────
3月15日(木)晴れ。風が冷たく、強く吹き付け、テントもバタバタとはた
めく。
午後、テントの前では沖縄から来られた方を中心に「おもいやり予算を被災者支
援の基金へ」の署名活動が行われている。だが、沖縄訪米団の院内報告集会が始
まり、風の強いこともあって、開店休業状態に。テントには静かな時間が流れて
いた。
午後5時頃右翼の街宣車6台がやってきて、内4台が歩道に乗り上げ、テント
に突っ込むような態勢で、テントに30センチほどのところで停車し、例の大ス
ピーカーでがなり立てる。数人の制服警官がそれを見やっている。
しばらくして警察が車道に降りるよう指示して街宣車は引き下がったが、今度
は10数人が車が降りてきてテントの押しかけてくる。テントの入り口のところ
で数名と対峙しあう。そして何名かでテントを揺さぶる。裏側にも回ったのか、
奥の方でも揺さぶっている。テント内で内側からテントを支える。裏側に見回り
して追い返す。
そういう状態がどれほど続いただろうか。ようやく5時半過ぎに捨て台詞を残
して街宣車は引き上げた。
以前、11月7~8日頃やってきた団体のようであったが、今までにない行為
であった。
それは野田首相の「再稼動の先頭に立つ」に呼応するかのごとき、「テント破壊
撤去の先頭に立つ」とでもいうような振る舞いであった。
いや事実、政府の世論をも踏みにじっての再稼動への強行突破の姿勢が右翼の
そういう行動を呼び起こしているのだろう。再稼動をめぐる攻防とテントをめぐ
る緊張は深く結び付いている。警察の対応も変わってきているように感じられる。
この夜、テントには報を聞いた多くの人が集まり、遅くまで議論が続いた。
テントひろばに集まって下さい。そして再稼動阻止へのテントひろばでのアク
ションを繰り広げ、それをテント防衛体制の強化と結びつけよう。
先日の全体会議での確認を再度記しておきたい。
・3/23~26の4日間、経産省前連続行動を行う。(テント前集合)
23日(金)午後6時~7時 当日は、その前段で緊急会議による関電支
社への抗議申し入れ行動
24日(土)午後4時~5時 当日はその前段で1000万人署名集約集
会(日比谷野音)テントビラ配布活動・・・→デモ
25日(日)午後4時~5時 福井の現地集会に呼応
26日(月)午後6時~7時 当日はその後、柏崎刈羽6号機停止=東電
管内全原発停止での東電前行動に合流(午後7時)
・午前午後のテントの態勢を強化する。(ローテーション体制を確立する。)
このところ昼間や夕刻時の右翼の襲来が多くなっており、備えを強める。
★「福島と世界をつなぐ――第2回テントひろば応援の集い」
3月17日(土) 午後6時半~9時 スペースたんぽぽ
参加費800円(学生400円)
◎DVD「FUKUSIMA Never Again」上映
◎お話 椎名千恵子さん(原発いらない福島の女たち/子ども福島 世話人
東京都フクシマ村村長として、「未来をはらむ女たちのとつきとおか行動」実行中
───────────────────────────────────
★4.新聞・雑誌から
◇原発防災強化断念 保安院長自ら圧力
安全委に「寝た子 起こすな」
───────────────────────────────────
経済産業省原子力安全・保安院が2006年、原発事故に備えた防災重点区域
の拡大を検討していた原子力安全委員会に反対意見を送り、断念に追い込んだ問
題で、当時の広瀬研吉院長が同年5月、安全委側に検討を中止するよう直接圧力
をかけていたことが16日、分かった。
安全委が区域拡大を検討したのは、国際原子力機関(IAEA)の対策見直しを受け
ての動き。
くしくもこの日は6年前に断念に追い込まれた防災重点区域の拡大案が安全委の
部会で正式に決まった。
筑紫秀明・安全委管理環境課長は「安全委の職員の人事権を握っているのは出向
元の経産省と文部科学省。安全委が何かしようと思っても、意に沿わなければ、
人事権をちらつかせて省側が止めようと思えば止められる構造になっていた」と
問題の背景を語った。政府は安全委と保安院などを統合する形で原子力規制庁を
発足させる予定だが、筑紫課長はこう訴える。「人事権の問題を克服し、独立性
を担保しなければ、6年前と同じことが再び繰り返される恐れがある」
(2012/3/17 東京新聞より抜粋)
2012年3月17日(土) 地震と原発事故情報
転送歓迎
重複ご容赦願います
★1.原発の再稼働阻止!ハガキのあて先と、要請文例
★2.原発いらない地球のつどい3月10日・11日に参加して
たんぽぽ舎ボランティア 冨塚元夫
★3.<テント日誌 3/15(木)―経産省前テントひろば187日目>
右翼の襲来に、テントに緊張走る!
再稼働阻止に向けてテントひろばでのアクションを!
★4.新聞・雑誌から
◇原発防災強化断念 保安院長自ら圧力
安全委に「寝た子 起こすな」
(2012/3/17 東京新聞より抜粋)
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★1.再稼働阻止ハガキのあて先と、要請文例
───────────────────────────────────
再稼働阻止ハガキのあて先(大飯原発13自治体、伊方原発10自治体、国あて2ヵ所)
1.関西電力・大飯原発(13自治体)
福井県知事 西川一誠 県議会議長 田中敏幸
9100005福井県福井市大手3丁目17番1号
おおい町長 時岡 忍 町議会議長 新谷欣也
9192111福井県大飯郡おおい町本郷136-1-1
高浜町長 野瀬 豊 町議会議長 的場輝夫
9192225福井県大飯郡高浜町宮崎71-7-1
南丹市長 佐々木稔納 市議会議長 井尻 治
6228651京都府南丹市園部町小桜町47
美浜町長 山口治太郎 町議会議長 北村 晋
9191141福井県三方郡美浜町郷市25-25
滋賀県知事 嘉田由紀子 県議会議長 家森茂樹
5200044滋賀県大津市京町4丁目1番1号
京都府知事 山田啓二 府議会議長 近藤永太郎
6028570京都市上京区下立売通新町西入藪ノ内町85番地の3
高島市長 西川喜代治 市議会議長 大西勝巳
5201592滋賀県高島市新旭町北畑565
綾部市長 山崎善也 市議会議長 木下芳信
6230014京都府綾部市若竹町8-1
京丹波町長 寺尾豊爾 町議会議長 野口久之
6220292京都府船井郡京丹波町蒲生八ッ谷62-6
京都市長 門川大作 市議会議長 井上与一郎
6048571京都府京都市中京区寺町通御池上る
若狭町長 森下 裕 町議会議長 武田敏考
9191393福井県三方上中郡若狭町中央1-1
舞鶴市長 多々見良三 市議会議長 奥田保弘
6250080京都府舞鶴市字北吸1044
2.四国電力・伊方原発(10自治体)
愛媛県知事 中村時広 県議会議長 寺井修
7900001愛媛県松山市一番町4丁目4-2
伊方町長 山下和彦 町議会議長 松澤周作
7960301愛媛県西宇和郡伊方町湊浦1993-1
伊予市長 中村 佑 市議会議長 田中 弘
7993193愛媛県伊予市米湊820
宇和島市長 石橋寛久 市議会議長 土居秀徳
7988601愛媛県宇和島市曙町1
西予市長 三好幹二 市議会議長 山本昭義
7978501愛媛県西予市宇和町卯之町3-434-1
大洲市長 清水 裕 市議会議長 後藤武薫
7958601愛媛県大洲市大洲690-1
八幡浜市長 大城一郎 市議会議長 宇都宮富夫
7968501愛媛県八幡浜市北浜1-1-1
内子町長 稲本隆壽 町議会議長 林 博
7950392愛媛県喜多郡内子町平岡甲168
山口県知事 二井関成 県議会議長 柳居俊学
7530071山口県山口市滝町1番1号
上関町長 柏原重海 町議会議長 山谷良数
7421402山口県熊毛郡上関町大字長島503
3.国
野田佳彦首相 TEL 03-3581-0101 〒100-0014 東京都千代田区永田町2-3-1
枝野幸男経産大臣 TEL 03-3501-1511 〒100-0013 東京都千代田区霞ヶ関1-3-1
再稼働阻止ハガキの要請文例(この文例は「自治体」向けです)
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原発事故を二度と起こさないために
原発の再稼働に反対してください!
3月11日の東電・福島第一原発の事故は、レベル7という世界最悪の事故とな
り、一年を経た今なお事故の原因が解明されないまま、空に海に放射能を排出し
続けています。家も仕事も故郷も奪われ、子どもと大人の命と健康が脅かされ続
けている中で、野田首相の「原発事故収束宣言」は、温度計の故障でも否定され
ました。今、大飯原発と伊方原発が再稼働の焦点になっています。
貴自治体は30km圏内に位置し、発言権があります。原発事故が起きるや、原発
周辺自治体も過酷な放射線禍から逃れることはできません。地震国日本で「第2
の原発事故」を起こさないためには、再稼働をさせない事がベストです。貴自治
体として、「原発の再稼働反対!」の意思表示をして下さい。
《私の一言》
住所( )
氏名( )
──────────────────────────────
───────────────────────────────────
★2.原発いらない地球のつどい3月10日・11日に参加して
たんぽぽ舎ボランティア 冨塚元夫
───────────────────────────────────
3月10日と11日、"原発いらない福島の女たち"が企画したプログラムは、郡山
の2か所(ビッグアイ市民プラザと郡山市労働福祉会館)で合計9会議室を使っ
て行われました。「原発いらない福島の女たち」は佐藤幸子さんたちの子供たち
を放射能から守る福島ネットワーク、武藤類子さんたちのハイロアクション福島、
佐々木慶子さんたちの沈黙のアピールなどのグループの結集です。
私は主にビッグアイ市民プラザの大会議室のプログラムに参加しました。
3月10日10:30-15:00はシンポジウム「福島原発事故被害者のいのちと尊厳を守
る法制定を求めて」、15:30-17:30は鎌田慧さん講演会「脱原発と民主化への道」
、18:00-20:30原発いらない!交流と文化のつどい、がありました。
3月11日10:00-12:00は「3.11後のドイツと日本」(FoEドイツ代表が参加)が
ありました。ほかの会場では、たんぽぽ舎・原田裕史さん講演「福島原発の現状
は?」、「ふくしま集団疎開裁判」の会主催の世界市民法廷、「子供は訴える~
こどもたちの声を聞いてください」、野菜カフェはもる模擬店、保養情報コーナ
ーなどがありました。
10日のプログラム終了後、たんぽぽ舎バスツアー参加者20名数名で交流会を行
いましたが、その席に佐藤幸子さんが参加してくれました。彼女のお話から福島
の現状を知ることができました。彼女たちの戦いは非常に厳しい局面に来ていま
す。政府・行政は除染によって住民を元の市町村に戻そうとしています。子供た
ちに甲状腺のしこりなど健康被害が出始めていますが、市町村の医療サポート体
制は全くできていません。町の病院では親の訴えをまともに聞いてくれません。
親が心配しすぎるから子供がストレスで病気になる、などといわれるのが普通だ
そうです。≪動物にも異変が起きたり数が激減したりしていますが、福島の動物
はストレスで異常身体になり死亡するのでしょうか?≫
子供たちはどのくらいヨウ素で被ばくしたかデータが全くありません。親たち
は不安の中で考えるのに疲れています。そこに安全キャンペーンが形を変えて、
陰湿に行われています(普通の町内会の最後に県健康アドヴァイザーなどが突然
挨拶して、健康診断の結果問題ありません、などと言うそうです)。避難できる
人は避難した、残っている人は避難できない、佐藤さんの友達でも「もう放射能
のことは考えたくない、聞きたくない、ほっといて下さい」という人がいるそう
です。福島の女たちは孤立の危険性があります。その危機感からこれだけのプロ
グラムを計画したともいえると思います。それにこたえて全国から、海外からも
応援が来ました。
◎ビッグアイ市民プラザの大会議室はいつも満員でした。
◎「世界市民法廷」は子供を守ってくださいと世界に呼びかけています。
◎「野菜カフェはもる」は放射能のない食品を全国から集めます。(店長 陶山
三枝子 024-521-8670)
◎福島医大山下氏の息のかからない医療施設「福島診療所」建設が計画されてい
ます。福島診療所建設委員会 TEL 070-5476-6162、
カンパ先 郵便振替02200-8-126405 加入者名 福島診療所建設基金。
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★3.<テント日誌3/15(木)――経産省前テントひろば187日目>
右翼の襲来に、テントに緊張走る!
再稼働阻止に向けてテントひろばでのアクションを!
───────────────────────────────────
3月15日(木)晴れ。風が冷たく、強く吹き付け、テントもバタバタとはた
めく。
午後、テントの前では沖縄から来られた方を中心に「おもいやり予算を被災者支
援の基金へ」の署名活動が行われている。だが、沖縄訪米団の院内報告集会が始
まり、風の強いこともあって、開店休業状態に。テントには静かな時間が流れて
いた。
午後5時頃右翼の街宣車6台がやってきて、内4台が歩道に乗り上げ、テント
に突っ込むような態勢で、テントに30センチほどのところで停車し、例の大ス
ピーカーでがなり立てる。数人の制服警官がそれを見やっている。
しばらくして警察が車道に降りるよう指示して街宣車は引き下がったが、今度
は10数人が車が降りてきてテントの押しかけてくる。テントの入り口のところ
で数名と対峙しあう。そして何名かでテントを揺さぶる。裏側にも回ったのか、
奥の方でも揺さぶっている。テント内で内側からテントを支える。裏側に見回り
して追い返す。
そういう状態がどれほど続いただろうか。ようやく5時半過ぎに捨て台詞を残
して街宣車は引き上げた。
以前、11月7~8日頃やってきた団体のようであったが、今までにない行為
であった。
それは野田首相の「再稼動の先頭に立つ」に呼応するかのごとき、「テント破壊
撤去の先頭に立つ」とでもいうような振る舞いであった。
いや事実、政府の世論をも踏みにじっての再稼動への強行突破の姿勢が右翼の
そういう行動を呼び起こしているのだろう。再稼動をめぐる攻防とテントをめぐ
る緊張は深く結び付いている。警察の対応も変わってきているように感じられる。
この夜、テントには報を聞いた多くの人が集まり、遅くまで議論が続いた。
テントひろばに集まって下さい。そして再稼動阻止へのテントひろばでのアク
ションを繰り広げ、それをテント防衛体制の強化と結びつけよう。
先日の全体会議での確認を再度記しておきたい。
・3/23~26の4日間、経産省前連続行動を行う。(テント前集合)
23日(金)午後6時~7時 当日は、その前段で緊急会議による関電支
社への抗議申し入れ行動
24日(土)午後4時~5時 当日はその前段で1000万人署名集約集
会(日比谷野音)テントビラ配布活動・・・→デモ
25日(日)午後4時~5時 福井の現地集会に呼応
26日(月)午後6時~7時 当日はその後、柏崎刈羽6号機停止=東電
管内全原発停止での東電前行動に合流(午後7時)
・午前午後のテントの態勢を強化する。(ローテーション体制を確立する。)
このところ昼間や夕刻時の右翼の襲来が多くなっており、備えを強める。
★「福島と世界をつなぐ――第2回テントひろば応援の集い」
3月17日(土) 午後6時半~9時 スペースたんぽぽ
参加費800円(学生400円)
◎DVD「FUKUSIMA Never Again」上映
◎お話 椎名千恵子さん(原発いらない福島の女たち/子ども福島 世話人
東京都フクシマ村村長として、「未来をはらむ女たちのとつきとおか行動」実行中
───────────────────────────────────
★4.新聞・雑誌から
◇原発防災強化断念 保安院長自ら圧力
安全委に「寝た子 起こすな」
───────────────────────────────────
経済産業省原子力安全・保安院が2006年、原発事故に備えた防災重点区域
の拡大を検討していた原子力安全委員会に反対意見を送り、断念に追い込んだ問
題で、当時の広瀬研吉院長が同年5月、安全委側に検討を中止するよう直接圧力
をかけていたことが16日、分かった。
安全委が区域拡大を検討したのは、国際原子力機関(IAEA)の対策見直しを受け
ての動き。
くしくもこの日は6年前に断念に追い込まれた防災重点区域の拡大案が安全委の
部会で正式に決まった。
筑紫秀明・安全委管理環境課長は「安全委の職員の人事権を握っているのは出向
元の経産省と文部科学省。安全委が何かしようと思っても、意に沿わなければ、
人事権をちらつかせて省側が止めようと思えば止められる構造になっていた」と
問題の背景を語った。政府は安全委と保安院などを統合する形で原子力規制庁を
発足させる予定だが、筑紫課長はこう訴える。「人事権の問題を克服し、独立性
を担保しなければ、6年前と同じことが再び繰り返される恐れがある」
(2012/3/17 東京新聞より抜粋)
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