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たんぽぽ舎です。【TMM:No1391】
2012年3月20日(火) 地震と原発事故情報
                              転送歓迎
 
 ★1.焦点・原発の再稼働を止めよう
    3/25(日)福井集会へ行こう!参加者募集中
    原発再開は第2の大惨事への道、地震が心配
 ★2.もう一度原発が破裂したら日本人は生きていけない
    大江健三郎さん、パリで再稼働反対講演
                (東京新聞3月19日より抜粋)
 ★3.<テント日誌 3/17(土)―経産省前テントひろば>
    意義深かった第2回「福島と世界をつなぐ―テントひろば応援の集い」
    3・10『原発いらない!地球(いのち)の集い』を手伝って・・・
 ★4.新聞・雑誌から
   ◇企業向け 電気料金値上げは断れる
    「了承せず」なら現行料金で値上げなし
              (東京新聞2012年3月20日より抜粋)
 
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★1.焦点・原発の再稼働を止めよう
   3/25(日)福井集会へ行こう!参加者募集中
   原発再開は第2の大惨事への道、地震が心配
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   3/25(日)福井集会への参加申し込みは以下の3ヵ所です
 
  1.たんぽぽ舎・柳田 携帯 090-6029-5521 FAX 03-3238-0797
                        Eメール: nonukes@tanpoposya.net 
  2.福島原発事故緊急会議・岩下雅裕 携帯 090-4759-2927
                           Eメール: yo3only@jcn.m-net.ne.jp
      3.経産省前テントひろば・渕上 携帯 090-3919-0604
 
  ◎今、原発の再稼働が焦点です。これまで数々の誤りをおかしてきた原子力・
安全保安院は「再稼働ありき」の審査を進めYESを出しました。
   野田首相は、なんと、3・11原発大惨事の1年目の日に「再稼働」を語り
ました。なんという無神経な・こういう原発推進首相を持った不幸を残念に思い
ます。
   私たちは、2度目の大惨事を防ぐためにも、なんとしても再稼働(もうけた
い=電力会社)を止めたい。原発なくても電気は大丈夫ですから。
 
  ◎3月25日(日)福井県の集会に行きます。地元の「原子力に反対する福井県民
会議」のよびかけた集会です。
   東京駅朝8時33分発の新幹線「ひかり」に集合します。
   参加希望の方はご連絡下さい。体力に自信のある方は深夜バス(新幹線料金
の約3分の1)をおススメします。
   当日の集会場所は、福井市中央公園(福井県庁横)。13時から17時くらい。
   集会終了後、すぐ新幹線で帰れば、21時くらいに東京駅着です。
 
  ※なお、希望者で、翌日の26日(月)、県庁への「再稼働やめて!」の申し入れ
  行動と、大飯原発を見る行動を計画中。(柳田 真)
 
 
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★2.もう一度原発が破裂したら日本人は生きていけない
   大江健三郎さん、パリで再稼働反対講演
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 (パリ=野村悦芳)ノーベル文学賞作家の大江健三郎氏(77)が18日、パリで
開かれている欧州最大規模の書籍展「サロン・ド・リーブル」で講演し、東京電
力福島第一原発事故後に停止された日本の原発について「二度と稼動させてはな
らない」と訴えた。
 大江氏は「もう一度原発が破裂したら、日本人は生きていけない」と指摘、事
故後、二基を除いて原発が停止している日本の現状を紹介し、「破滅から私たち
自身を守るためには、活動していない原発を動かさないことだ。(日本人は)危
機を認め、根本的なモラルを持たなければならない」と強調した。(後略)
(東京新聞3月19日より抜粋)
 
 
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★3.<テント日誌 3/17(土)――経産省前テントひろば>
   意義深かった第2回「福島と世界をつなぐ―テントひろば応援の集い」
   3・10『原発いらない!地球(いのち)の集い』を手伝って・・・
───────────────────────────────────
 
今日は朝から雨が降っています。雨はテントにとっては嫌なものだけど、心なし
か春の予感を感じさせる雨でもあります。三寒四温!これから一進一退しながら
暖かくなっていくのだろう。
   それでも東北ではまだまだ寒い日が・・・。被災者の、そして避難者の寒さ
へのご苦労が続くのはいつまでなのだろうと思わずにはいられない。国や東電の
補償がしっかり行われていなければならないのは勿論ですが、赤十字を筆頭に相
当数集まった寄付金はどうなってるだろうか?
被災者や被災地にどれだけ届いているのだろうか?先日、福島に行って改めて思
うのは一年経っても何も進んでいないとの実感です。むしろ時間が経ったための
無力感が県民の方の前進力を奪っていないか心配されます…。
  今日は経産省側から敷地内の「樹木」の剪定の意向のあった日ですが、流石
に雨に中の作業は避けたのか、その気配は全くありませんでした。
 夜はスペースたんぽぽで第2回「福島と世界をつなぐ―テントひろば応援の集
い」がありました。
ヴァーモント州からのメセージキルトを前に飾った会場で、たくさんの現実を映
し出しながらたくさんの問題提起をしているDVDを観た後、椎名さんのお話でし
たが、椎名さんの仕切りによる福島への想いや3・10-11の感想会となり、
東京の行動も含めて、3・10-11が創り出し、訴えかけたものをみんなでイ
メージし、共有しあうという意義深いものになりました。その後の交流会も活発
に。 
 
テント日誌 番外編(3/10テント日誌の続き)
  『その日の空は鎮魂の色。白い涙が降っていた』part-2
   その時、テントひろばの仲間も踊った!
 
3月10日(土)
  さあ、いよいよ『原発いらない!地球(いのち)の集い』の当日となりました。
昨日の雨は深夜になって雪になってしまい「暖かいから、雪にならずに雨だね」
等と話していたのが嘘のような銀世界です。
  高速道路を郡山に向かうと、南の空は真っ白な幕に覆われたように白く鈍く輝
き、時折強く風に巻いながら雪がフロントガラスを打ち付ける。まるでそれは
「白い涙」のように・・・。
去年の今日、あのような悲劇が待っていると誰が思っただろう。
  ひと時、感傷に耽っていると郡山はもうすぐそこに。雪も小降りになった頃、
会場の「ビッグ-アイ」に到着です。
  到着すればもう仕事モード、一気に会場設営です。が、一体何処から荷物を上
げていいのか・・・。あちらこちらをウロウロしていると、さすがのQ氏も殺気
立って会場の警備員とやり取りを。この会場は市営のためか、一々言う事がお役
所仕事。
  まずは荷物を会場階まで上げて一安心。その後はあちらこちらのお手伝いをさ
せて頂きました。開演前であるにもかかわらず、続々とお客様が到着です。テン
トひろばのお仲間も元気な顔を見せて激励して下さいました。
  この日のプログラムは他の方の情報などを参考にして頂きたいのですが、一番
の白眉であったのは「交流会」でした。
その模様は是非ともこちら http://www.ustream.tv/recorded/21004262
からご覧下さい。
  毎日の不安や心配事などの披露や各人の活動内容の報告の合間にフラダンスの
ワークショップ、椎名さんを中心に「イムジン河」の福島バージョンの合唱。そ
して「会津磐梯山 かんしょ踊り」を唄い踊って参加者の一体感とこれからの連
帯を強いものとしました。皆さんのお顔が眩しく嬉しい気持ちにさせて頂きまし
た。参加者の皆さんに感謝です。そして皆さんお疲れ様でした!
  後片付けを済ませ、福島市の椎名さんのゲストハウスへ戻ると、NAZENの織田
くんをはじめ若い方々が待ち受けていました。しばしお話をしながら、運動とは
リーダーシップとはと自問自答せざろを得ない気持ちにさせられながら眠りにつ
きました。( 続く ) F記
 
★『ひろばー全国・全世界から ~思い・交流・討論・共感~』
   (郵便は〒100-0013
    東京都千代田区霞が関1-3-1 経産省前テントひろば
     メールは   tentohiroba@gmail.com へお送り下さい)
 
◎脱原発東京大行進と、それに引き続く国会包囲ヒューマン・チェーン終了後、
テント前広場で在日のミュージシャン朴保のライブ。(一部略)
 朴保は20年も前から反原発に取り組んでいるミュージシャンだ。そのころ作っ
た「もんじゅを止めよう」も歌われた。そして「ヒロシマ」、「傷痍軍人」と歌
は次第に熱を帯びていく。その中の歌詞、「傷痍軍人、従軍慰安婦、松代大本営」
は、大日本帝国に使い捨てられ、切り捨てられた朝鮮半島出身者の実態を表現し
ているのだ。聴衆の中から「反原発に従軍慰安婦は関係ない。関係ないものを持
ち込むな」と批判が飛んだ。権力に対する批判よりも、こういうことには即座に
反応する人たちがいまだ存在する。
  テント村の関係者が彼の抗議に対する話し合いに彼と聴衆の輪から離れて行っ
た。朴保は、ピースピース、表現の自由と柔らかく受け流して演奏を続けていっ
た。オイラ昨年の大震災以降、盛り上がる脱原発、反原発の運動に参加しながら
違和感を感じていたが、こういうことだったのだ。
  これまでの反原発運動は、歴史の流れとして、反戦、反核、反原発という中
に存在していた。しかし、昨年の原発事故以降、主義主張を超えて脱原発、反原
発で行動しようという動きが活発となり大きなうねりとなってきた。それはそれ
で正しいのだが、その中からそれ以外の表現を規制し排除しようという主張が表
れ始めた。団体の旗は持ち込むな、団体のビラはまくな、脱原発、反原発以外の
主張はするな、原発国民投票に外国人は関わるな、まさに排除の論理である。主
義主張を超えて、脱原発、反原発で一致しようということは、お互いの主義主張
を、賛成反対は別として、尊重しあったうえでのことではなかったのか。
 しかし一方で、自民党支持者から共産党支持者まで、おおらかに脱原発、反原
発の行動を一致して行う杉並市民の動きも出てきていることも確かだ。
 朴保の歌は、自分の拠って立つ反原発の内実を確認させてくれたような気がし
た。 伊達政保
 
 
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★4.新聞・雑誌から
  ◇企業向け 電気料金値上げは断れる
   「了承せず」なら現行料金で値上げなし
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 東京電力は来月1日から企業向け電気料金の平均17%引き上げを発表している
が、利用者が同社に値上げを了承しないと伝えれば、現在の契約期限内は現行料
金が適用されることが分かった。この点について、東電は周知しておらず、批判
の声が上がっている。
 今回、値上げの対象となるのは工場や事業所など契約電力が50キロワット以上
になる「自由化部門」の約24万件。家庭向けの「規制部門」と異なり値上げの際
に国の認可は必要ない。
 東電は既に値上げを通知したが、大半の契約者(法人)の場合、1年更新の契
約期間が残っている。値上げ通告に不満を抱く東京都世田谷区など一部契約者が、
東電に説明を求めたところ、東電はこれらの契約者と「契約期間内は料金を据え
置く」ことで合意した。(中略)
 東電は一月に法人向け値上げを決定。先月上旬送った文書では「新しい電気料
金にご了承いただけない場合は、3月30日までにご連絡ください」とのみ記載し、
料金据え置きの可能性については触れていなかった。
 東電広報部の担当者は「契約途中での料金変更は、双方の合意無くして一方的
にはできない。四月までに値上げの理解を求めたい」と話している。(後略)
(東京新聞2012年3月20日より抜粋)
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