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たんぽぽ舎です。【TMM:No1387】
2012年3月16日(金) 地震と原発事故情報
                              転送歓迎
 
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  2月20日、関西電力高浜原子力発電所3号機が定期検査で停止
  残るは東電1基、北海道電1基の計2基、全原発停止へあと一歩
   【東京電力:柏崎刈羽6号 2012年3月26日に 定検入】
   【北海道電力:泊3号 2012年4月末までに 定検入】
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 ★1.大飯再稼働は「時期尚早」 民主党原発PTが提言へ
     党内議論尽くさず不満も    (2012/3/16 東京新聞より抜粋)
 ★2.原発の再稼働はやめて!ハガキ5000枚を突破、さらに増刷中⇒広めよう
 ★3.<テント日誌 3/14(水)―経産省前テントひろば186日目>
    テント全体会議で 3・25福井現地集会への参加と
    3/23~26経産省前連続行動を決定!~全原発停止か再稼働か~
 ★4.メルマガ読者よりの声
        ◇鎌ヶ谷市庁舎で使用している電気が平成24年度はPPS電力となる
                                                 (名倉正弘)
        ◇肥田先生の福島原発事故後の初著書!
     じわじわと命を蝕む、低線量・内部被曝の恐怖  (竹野内真理)
 
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★1.大飯再稼働は「時期尚早」 民主党原発PTが提言へ
   党内議論尽くさず不満も
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 関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働に関し、民主党の原発事故収束対
策プロジェクトチーム(原発PT)は、来週にも再稼働を「時期尚早」と提言する。
ただ、政府・民主党内の再稼働論議は限定的な範囲にとどまっているのが実情。
 野田佳彦首相は、近く大飯原発の再稼働の是非を判断する考えだが、党内には
環境が整っていないとの不満もくすぶっている。
 原発PTは十五日の総会で、提言内容を大筋で了承した。福島第一原発の事故
原因の解明を待たずに再稼働すれば、同様の事故を繰り返すおそれがある」と指
摘。政府が再稼働の前提にしている地元同意についても「地元」の範囲が不明確
だとして、再稼働の判断は「時期尚早」と結論づけた。(中略)
 原発PT座長の荒井聡元国家戦略担当相は「これだけ再稼働問題が報道されて
いるのに、党内ではしっかりとした議論をしていない」と不満を隠さない。
 一方、政府の再稼働に関する協議の機会も十分とはいえない。(後略)
                    (2012/3/16 東京新聞より抜粋)
 
 
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★2.原発の再稼働はやめて!ハガキ5000枚を突破、さらに増刷中⇒広めよう
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 反原発自治体議員・市民連盟とたんぽぽ舎が共同で始めた、「再稼働阻止」ハ
ガキが10日間位の短期間で5000枚を突破しました。今、増刷中。
 主催2団体のネットワークの広がりと努力もありますが、同時に「状勢の緊迫」
の助けもありました。
 当面の最重点の関西電力大飯原発、四国電力伊方原発の再稼働を止めるために、
2つの原発の周辺自治体(23自治体)と首相・経産相へハガキを出そう。(柳田)
 
 
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★3.<テント日誌 3/14(水)―経産省前テントひろば186日目>
   テント全体会議で 3・25福井現地集会への参加と
   3/23~26経産省前連続行動を決定!~全原発停止か再稼働か~
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 3月14日(水)テント全体会議が開催された。3・10ー11の福島ー東京
ー全国ー全世界を結ぶ反=脱原発行動の高まりに立って、全原発停止を間近にし
て急ピッチとなっている大飯原発3・4号機の再稼動の動きに、さらに前へ!と
踏み出していく闘いが議論された。
 テントは9・11-19からこの3・10-11へのいたる半年間に重要な役
割をはたしてきた。そして3・10-11の大行動は一つの画期を創り出した。
他方にはこの間の原子力安全委員会の動きがあり、野田首相の「再稼動の先頭に
立つ」という表明がある。闘いは新しいステージに達し、3月下旬~5月初旬
(泊3号機の停止)には全原発停止か再稼動かをめぐる重大局面を迎える。
 再稼動阻止!をなによりも中心スローガンとしてきたテントも、一歩前へと進
み出していくために、以下のような諸行動を確認した。
 
・原発に反対する福井県民会議が、大飯原発再稼動に反対して全国に呼びかけて
いる「3・25 福井現地集会」に参加する。そして全国の原発現地でテント行
動のような行動を広げていこうと呼びかける。
・3/23~26の4日間、経産省前連続行動を行う。(テント前集合)
  23日(金)午後6時~7時 当日は、その前段で緊急会議による関電支社
への抗議申し入れ行動
  24日(土)午後4時~5時 当日はその前段で1000万人署名集約集会(日
比谷野音)テントビラ配布活動・・・→デモ
  25日(日)午後4時~5時 福井の現地集会に呼応
  26日(月)午後6時~7時 当日はその後、柏崎刈羽6号機停止=東電管
内全原発停止での東電前行動に合流(午後7時)
・午前午後のテントの態勢を強化する。(ローテーション体制を確立する。)
 このところ昼間や夕刻時の右翼の襲来が多くなっており、備えを強める。
全原発停止か再稼動か いよいよせめぎ合いが煮詰まってきています。(Y・T)
 
★『ひろばー全国・全世界から ~思い・交流・討論・共感~』
  (郵便は〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-3-1 経産省前テントひろば
    メールは   tentohiroba@gmail.com   へお送り下さい。
                      
皆様、寒い中、テントを守っていただきありがとうございます。
2月の上旬に、テントを訪問させて頂いた鈴木樹里と申します。あのときは、オ
ランダアムステルダムから来たということで、皆様にお話をお伺い致しました。
去る3月11日に、オランダアムステルダムにて、東日本大震災チャリティーイ
ベントを行ないました。そして、日本製の手ぬぐいに、オランダの皆様から、日
本のテントでがんぱってる皆様に応援のメッセージを書いてもらいました。
一枚一枚は、30cm×50cmくらいのものが、30枚程度あります。経産省を囲
んで、よくデモが行なわれているので、そのときに、来た人に、それを持ってデ
モに参加してもらえれば、オランダのメッセージも、日本に届ける、そして、一
緒に参加している形にできるかと思いました。
そこで、一枚一枚は1人の人が持てるくらいのものですが、それをばらばらでお
送りしてよろしいでしょうか?
それとも、一枚に縫ったほうがよろしいでしょうか?
このメッセージフラッグを送らせていただいてもよろしいでしょうか?
つきましては、お送りするお名前と住所を、教えていただければと思いました。
遠くから応援しております。よろしくお願い致します。
 
 
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★4.メルマガ読者よりの声
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◇ 昨年夏、PPS電力の事をたんぽぽ舎の講座(反原発自治体議員・市民連盟)
で教えて頂いたので、早速小生の地元の鎌ヶ谷市議さんに御願いして10月の市
議会で提案して頂いたところ、今年の3月2日に一般競争入札が行われ、(株)
エネットが落札。
 鎌ヶ谷市庁舎で使用している電気が平成24年度はPPS電力となる事が決ま
りました。 
 年間削減見込み額は約130万円ですが、これが更なるPPS電力の導入に発
展する事を期待しています。
 詳細については津久井清市議(047-444-5262)にお問い合わせ下
さい。(鎌ヶ谷市 名倉正弘)
 
 
◇ 肥田先生の福島原発事故後の初著書!
  じわじわと命を蝕む、低線量・内部被曝の恐怖
 
『内部被曝』肥田舜太郎/著  竹野内真理/解説
                        200ページ 定価:760円(本体724円+税)
                        発行日:3月19日
 
じわじわと命を蝕む、低線量・内部被曝の恐怖
 
放射性物質を取り込むことで体の内側から被曝し続ける「内部被曝」。外部被曝
と違って、体外に排出するまで被曝から逃れることはできない。昨年の原発事故
による内部被曝の不安に対して“専門家”たちは「低線量の被曝であれば問題な
い」と言うが、それは本当なのだろうか?
実は「高線量×短時間の被曝よりも低線量×長時間の被曝のほうが人体に悪影響
がある」という研究がある。しかし、これまでそうした研究は軽視・無視されて
きた。
広島・長崎でも、原爆の直撃を受けていない人々が「原爆ぶらぶら病」という原
因不明の病気にかかり、最後はガンや白血病で亡くなっていった。
「これから同じことが再び起こるのではないか」
67年にわたって原爆被ばく者6000人以上を診察、「低線量・内部被曝」の恐怖を
訴え続けてきた医師が警告する、福島第一原発事故後初の著書。
 
●本書の主な内容●
・これから東日本で広島・長崎と同じことが起こりうる
・外部被曝と比べた内部被曝の恐ろしさ
・「年間何ミリシーベルト以下だから健康に影響はない」というのは大きなウソ
・隠され続けてきた低線量内部被曝の被害
・被爆体験と「原爆ぶらぶら病」
・“1億総被曝時代”を生きるには
 
【解説・竹野内真理】
        肥田先生からの手紙~子どもたちは国の責任で避難させるべき~
 
▼著者プロフィール
肥田舜太郎(ひだ・しゅんたろう)
  1917年広島生まれ。医師。広島市への原爆投下により自身が被ばく、その後被
ばく者の救援・治療にあたる。6000人以上の臨床体験をふまえて「原爆ぶらぶら
病」と呼ばれる症状や、低線量・内部被曝の影響に関する研究にも携わった。
  著書に『ヒロシマを生きのびて』(あけび書房)、共著書に『内部被曝の脅威』
(ちくま新書)など。   (竹野内真理)
 
※編集部より、お詫びと訂正
 昨日発信の【TMM:No1386】を【TMM:No1385】に
 【TMM:No1387】を【TMM:No1386】に訂正致します。
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