NUCLEAIRE
ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1119】
転送歓迎
◆ 地震と原発事故情報 その104 ◆
5つの情報をお知らせします(6月25日)
★1.10万人のファックス抗議を佐賀県と経済産業省へ!
玄海原発再開にNO!
★2.スペースたんぽぽ開設事業が3日間盛況
★3.「福島原発で何が起こったか・何が起こっているか」
その一(6/27)・その二(7/4) 講師:小泉好延
★4.放射能計測器のこと
地域の放射能汚染を測る機器では、
食品や土壌を測ることはできません
★5.提案
臨時国会を、福島県の福島市とか郡山市とかで
やったらいいと思います
★1.10万人のファックス抗議を佐賀県と経済産業省へ!
玄海原発再開にNO!
佐賀県へ抗議!
秘書課 FAX:0952-25-7288
TEL:0952-25-7007
原子力安全対策課
FAX:0952-25-7269
TEL:0952-25-7081
-例:「玄海原発の再開に反対いたします。古川康知事の慎重姿勢支持します。
九州電力の追加対策は不十分です。東電事故の影響を踏まえ、再開しないようお
願いいたします。」
ファクシミリをあふれさせよう
アリバイづくりの " 説明会"にNO!
経済産業省へ抗議!
原子力発電立地対策広報室
FAX:03-3580-8493
TEL:03-3501-1511
26日の「説明会」は、まやかし!ケーブルテレビでのバーチャル参加で県
民の直接参加はなし。出演県民は5名。質疑はたったの30分
広告代理店と経済産業省のつごうで決まった名ばかり説明会。
こんなの絶対に認められません。
★2.スペースたんぽぽ開設事業が3日間盛況
6月21日(火)今後、電気は不足しない 山崎 久隆
22日(水)素人の乱、1万人の巨大デモ 3回 松本はじめ
23日(木)住民の安全を守る放射能「測定」-実践と方法
多くの人の拠金(カンパ)で、スペースたんぽぽ(60畳室)が発足しました。
その開設行事が3日連続で異なったテーマと講師で開かれ、それぞれちがった層
の人々が85人~75人~64人が参加され盛況でした。(3日間で230人弱)
初日は、東京新聞、NHK、日本テレビ、時事通信の4つのメディアの取材が
ありました。
又、3日間の内容はビデオプレスの協力でDVDがとられています。(約1週
間ででき上がる予定、50枚限定。1枚1000円の予定でおわけします。)
3日間の概要は、順次、メルマガで報告する予定です。(柳田)
★3.「福島原発で何が起こったか・何が起こっているか」
その一(6/27)・その二(7/4)
市民エネルギー研究所 小泉好延
福島第一原発4機が過酷事故を起こしている。今も深刻な事態が続いている。
「原子力村」といわれる原発推進の体制、戦前の軍部発表のような安全報道が事
実を国民から覆い隠している。4機原発崩壊、放射能大量放出と住民の被曝、居
住地や森林・田畑の放射能汚染、避難民困苦の危機状況に置かれた東北・関東・
東海地域、この現状に対して原子力推進体制は崩壊どころか、事故後の時間経緯
をひたすら待ち、反撃態勢を整えている。
私たちは今、電力不足、産業低下を理由にこの問題を避けてはならない。原発
を廃止に追い込まなければ、子孫に対する大きな罪となろう。
3月11日の地震災害と福島原発4機の巨大事故(過酷事故)以降、原発事故の
影響を東京電力・電力会社、原子力保安院・安全委員会、政府・官邸、原子力推
進してきた専門家たち、原子力ルネサンスと称して輸出を図った財界、原子力推
進の宣伝を行ってきた報道、過酷事故を無視した裁判、これらはあたかも戦前の
軍部のように国民・住民を欺いてきた。
6月27日、「福島原発で何が起こったか・何が起こっているか」その一では、
「隠す・安全という・時間を稼ぐ」を標語のようにしてきた、4機の原発で、何
が起こっていたを述べる。
7月4日の「福島原発で何が起こったか・何が起こっているか」その二では、
原発敷地境界から内陸と海へ放出された放射能と各地の汚染ついて述べる。
「福島原発で何が起こったか・何が起こっているか」 その一
日時:6月27日(月)18:30開場 19:00~21:00 資料代1000円
会場:「スペースたんぽぽ」-千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F
(JR水道橋駅より徒歩5分)
地図はたんぽぽ舎のHPをご参照下さい。
「福島原発で何が起こったか・何が起こっているか」 その二
日時:7月4日(月)18:30開場 19:00~21:00 資料代1000円
会場:「スペースたんぽぽ」
★4.放射能計測器のこと
地域の放射能汚染を測る機器では、食品や土壌を測ることはできません
原田裕史(核開発に反対する会)
「ガイガーカウンターが欲しいがどれを買えばよいのか」という質問がたくさ
ん寄せられます。食品汚染も広がるなか、気持ちはわかりますが、単純な答えは
ありません。
放射能計測器は用途に合わせて選ぶ必要があります。地域の汚染を測るには
「サーベイメータ」というのを使います。国内では日立アロカや富士電機が製造
していますが、現在品薄で入手困難です。また数十万円しますので、大学や自治
体など、既に持っているところから借りることを考えた方が良いでしょう。
現在ネット通販では海外製を中心に安価な「ガイガーカウンター」が出回って
いますが、これは個人線量計です。ミリシーベルトのレベルの線量を測るもので
すから、土地や食品の汚染などは測れません。
また、ガイガーカウンターというのは基本的に放射線の数を測ります。一発一
発のエネルギーはわからないので等価線量の表示があるものは放射線のエネルギ
ーを仮定して求めることになります。シンチレータ式のものは放射線のエネルギ
ーが検出できるので等価線量を計算できます。
海外製の安価な個人線量計の中ではウクライナ製の評判が良いようです。米国
製、ドイツ製などは評判が良くても高価です。中国製は精度などに問題があるも
のが多く、現在プレミアがついているため、お勧めできません。
安物であっても大量の被曝が起こる場合には判別できると思いますので福島第
一原発のそばに行く人は一つ持っていても良いかもしれません。そのうち性能と
値段のバランスが取れるでしょう。
行政などが食品の汚染を測る場合はゲルマニウム半導体式の装置を使います。
液体窒素で冷却するなど大変手間とお金のかかる装置です。自治体などで使用し
ているものは数千万円と聞きます。
ヨウ化ナトリウムシンチレータ式の検出器でも食品汚染は測れますが、時間が
かかります。たんぽぽ舎内の「放射能汚染食品測定室」の装置はこのヨウ化ナト
リウムシンチレータです。現在は2時間計測を行います。(チェルノブイリ原発
事故の汚染を測っていたころは24時間計測をしていました。)
食品汚染を測るような機械は、もともと大量に売れるものではありませんから
大変高価です。
放射能汚染食品測定室が使用しているものは特注品で500万円以上します。
精度良く計測しようとすると高価な機械が必要になります。自治体などに「測ら
せる」方が実際的だと思います。
◎放射能汚染食品測定室がお世話になっているのは次のメーカーです。
キャンベラジャパン株式会社
〒111-0053 東京都台東区浅草橋4-19-8浅草橋ビル
TEL: 03-5835-5402 FAX: 03-5835-5403
E-mail:jp-sales@canberra.com
応用光研
〒197-0003 東京都福生市熊川1642-26
TEL:042-552-4511 FAX:042-552-5750
日立アロカの製品は一般向けに販売されていませんが、学校などで理科の実験
用具などを卸している会社で扱いがあると思います。
インターネットでの通販はあまりお勧めできませんが、事故時の急激な汚染を
検知できれば良いということであれば選択肢になると思います。
★5.提案
臨時国会を、福島県の福島市とか郡山市とかでやったらいいと思います
メルマガ読者 川上直子
臨時国会を、福島県の福島市とか郡山市とかでやったらいいと、提案したらど
うしょう。
国策で進めてきた原子力政策。安全でクリーンなエネルギーと言って進めてき
たのです。まだ収束どころか、どんどん放射能を出し続けて、打つ手打つ手が失
敗しています。でも、今点検中で停止している原発を、玄海原発から動かせと言
っているこの国の、方針を決める国会を、この国難を乗り切るため、一丸となっ
て福島現地、宮城県でも岩手県でもなく福島県で、臨時国会やってもらいましょ
うよ。そうして、この国の為政者は、福島県民はじめ、被災地の人たちを決して
見捨てないところを見せてもらいましょうよ。
聞くところによると、国会議員は被災地でスコップを持って写真を撮ってすぐ
帰ってしまう人も多いそうです。菅首相だって短時間の滞在ですぐ帰ってきてま
すよね。原発政策をまだ進めるといっている人たちも、福島現地で真剣に議論し
て、それでも進めると言うなら、主張するのは自由です。霞ヶ関でぬくぬくとし
ながら原発を又再開しようと言うのは身勝手だし、間違っています。
この国の政治家達の問題なのは、被災地の人たちの現状を身をもって知ろうと
しないところにあるように思われますので、電力消費地の東京霞ヶ関から、原子
力発電をして首都圏の私達に送り続けて、被害にあっている福島の人たちが今も
苦しんでいる現地に移って臨時国会をやることで、まさに真剣そのものの国会が
運営されることと、大いに期待するものです。
以上だめもとで、国会や議員、首相官邸に提案してみるのはどうでしょうか。
菅さんは、万が一の可能性で、賛成するかも知れませんよ。
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