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たんぽぽ舎です。【TMM:No2281】
2014年9月16日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1. 吉田調書公開で東電の責任ますます明確に
安倍政権は慰安婦報道に続いて吉田調書でも『朝日』を攻撃 吉田元所長の英雄化
上岡直見(環境経済研究所(技術士事務所))
★2.「朝日」新聞叩きに加担する規制委員会
パブコメ無視を棚上げし厳しい質問が相次いた記者会見を反省せずに、
テレビ朝日を恫喝する原子力規制委員会
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その19
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.テント日誌 9月12日(金) 経産省前テントひろば1098日 商業用原発359日
雨にたたられずに集会は無事に終った
三上治、I.Kさん
★4.新聞より1つ
◆ 国道6号の通行制限解除 福島の「帰還困難区域」
(9月15日東京新聞より)
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※9/17(水)の学習会にご参加下さい。
第1回大間原発を考える学習会。「避難計画の問題点」
-川内原発の実態調査から大間原発を考える-
日 時:9月17日(水)19:00-21:00(開場18:15 関連DVD上映)
講 師:満田夏花さん(FoE Japan理事)
参加費:800円(学生400円)
主 催:大間原発反対関東の会&たんぽぽ舎講座会議
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┗■1.吉田調書公開で東電の責任ますます明確に
│ 安倍政権は慰安婦報道に続いて吉田調書でも『朝日』を攻撃 吉田元所長の英雄化
└──── 上岡直見(環境経済研究所(技術士事務所))
○安倍政権は2014年9月11日に吉田調書等の「政府事故調査委員会ヒアリング記録(*1)」を公開した。ヒアリング時点の「政府」とは民主党政権だが、安倍政権は慰安婦報道に続いて吉田調書でも『朝日』を攻撃するのに合わせて川内原発の再稼働を推進しようとしている。さらにもう一つの目的は、吉田元所長の英雄化と対比して菅元首相の失策を強調することだ。しかしその策略とは裏腹に、専門的・実務的な知見を以て吉田調書その他の資料を読めば、福島事故における東電本店と規制当局の無策・無責任がいっそう明確になる。
○吉田元所長は、菅元首相が現場に干渉したり、撤退問題に関する解釈を巡り菅元首相に強い不満を表明している。しかしその原因は東電本店および規制当局の無策・無責任であり、菅元首相の行動は適切である。実際、吉田元所長は東電本店や斑目委員長(当時)にも強い不満を表明している。菅元首相との摩擦だけを取り出して報道する政府系マスコミこそ「誤報」である。海水注入も、官邸(当時)が懸念を示したのに対して吉田元所長が続行したことを英断のように評価しているが、海水注入で冷却が継続できたのは単なる偶然であり、最悪事態に転んだ可能性がある。この点は技術的に改めて解説したい。
○第1次安倍内閣の2006年12月の国会で「地震等で非常用電源の喪失が起きたらどうするのか」との質問主意書に対して安倍首相は、「審査の妥当性について原子力安全委員会が確認しているものであり、御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期している」と一蹴した(*2)。
福島事故はまさにその通りに発生した。福島事故の責任は安倍政権にある。もし福島事故が安倍政権で起きていたら、答弁のような無責任体制のまま首都圏総退避の「最悪事態」に進展したことは確実だ。『朝日』始め各マスコミは誤報を口実にした圧力に負けず、安倍政権追及をいっそう強めなければならない。
(*1)http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/hearing_koukai/hearing_list.html
(*2)http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/165256.htm
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┗■2.「朝日」新聞叩きに加担する規制委員会
| パブコメ無視を棚上げし厳しい質問が相次いた記者会見を反省せずに、
| テレビ朝日を恫喝する原子力規制委員会
│ 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その19
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
○ 規制委が「川内原発の新規制基準合格」を出した9月10日、その日の夜の報道ステーション(テレビ朝日)について、原子力規制委員会が2点の指摘をした文を11日に規制委サイトに公表、テレビ朝日が12日付で「放送内容についてのお詫び」を規制委に出し、それも規制委サイトに公表された。テレ朝が認めた2点の重大なミスは次の通り。
1「火山影響評価ガイド」と「竜巻影響評価ガイド」とを混同して編集していた。
2 記者とのやり取り部分で委員長の回答を割愛し、あたかも委員長が回答を拒否したかのような印象を与えてしまった。
1については記者の初歩的ミス。
2については委員長はロイター・ハマダさんの質問には確かに答えなかったし、他の質問に対してもいつもの様に誠意なくはぐらかした答えが多い。テレ朝が言うように「記者の(厳しい)質問が相次いだ」ことを伝えようとしたことは当然の報道姿勢だ。このことを次で確認していただきたい。
(記者会見)http://www.nsr.go.jp/kaiken/
(10日の動画)
http://www.youtube.com/watch?v=MZbr9kJcCqk&list=UU5_urTtPY2VjNc1YOI4rBCg
(10日の速記録)
http://www.nsr.go.jp/kaiken/data/h26fy/20140910sokkiroku.pdf
○以下に、この日の各社記者の厳しい質問をピックアップして、各記者のあきれようをお伝えする。
☆産経・アマノ 審査書案が了承された後に火山に対する有識者を集めて検討会を開くというのが、どうにも外から見て泥縄式でしか見られないような受け止めをしているのです。
☆ロイター・ハマダ 巨大噴火を事前に予測できるとか、現在の科学の知見をねじ曲げて、これで審査書を出すということになると、後々の審査にも響くのではないでしょうか。それがいわゆる安全神話の復活になるということは言えないのでしょうか。
これに対する田中委員長の発言が、「答える必要がありますか。なさそうだから、やめておきます。」
☆赤旗・ミウラ (火山について)「しばらく起こらないと確認したと言っている限りは、住民に誤解を与えると思います。
☆フリー・ヨコタ (安全性担保について)国民に誤ったイメージを与えているというご自覚、罪悪感はお持ちではないのでしょうか。
避難計画のチェックもないのに、コアキャッチャーもなしで、原発テロ対策が不十分だと泉田知事がおっしゃっている、そういう抜け穴だらけの基準が何で世界一レベルなのかよく分からないのですが。
☆NHK・モトキ 少なくとも国のどこかしらの機関が責任を持って避難計画の中身、充実度、妥当性などをチェックするような仕組みに変えていくべきではないかという考え方があると思う
☆毎日・シュドウ パブコメ1万7千を超えるが、実質はほとんど原案どおり。
(火山について)やはりルールを後付けしているという印象はすごく感じられるのですけれども。
☆共同通信・シズメ 原子力安全・保安院も同じことをずっと言っていたのです。それで、つまり新たな知見を得られたときにどうやって実際に反映するかという、そこのトリガーというか、そこの仕組みがなかったのではないかという指摘をしている人もいるのですが。
☆TBS・クロカワ 今の科学では噴火の可能性が小さい、低いと判断するのはやはり難しい、分からないとおっしゃるのですね。それでもあえて公の場で可能性が低いと判断されたという、明言されたという、その根拠は委員長はどうお考えになるのでしょうか。
この会見を詳細に観れば、二人の「吉田」証言についての朝日新聞叩きと同様に、規制委員会がテレ朝の些細なミスを叩いて恫喝して、メディア全体を委縮させ真実の隠蔽を図っていることが分かる。各社が負けずに規制委批判報道を続けることを期待するが…。
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┗■3.テント日誌 9月12日(金) 経産省前テントひろば1098日 商業用原発359日
│ 雨にたたられずに集会は無事に終った
└──── 三上治、I.Kさん
○天気予報は雨。最近の予報はよく当たるし、前々日は結構強い雨が降っていたからヤキモキしていた。当日も午前中は雨だった。集会つぶすに…強雨があればいいなんてことにならないことを祈った。午後からは晴れてよかった。9月11日はテント三周年の集会だった。三年もよく持ってきたね、というのが偽らざる感想だが、この三年間にテントの周辺で多くに人に知りあった。彼(彼女)らと会い、語らうのを何よりも楽しみにしていた。運よくというか、雨はこの時間を避け、集会は無事に終った。当初は参加者もちょっと少ないね、と心配したが、仕事の終る時間帯のころには結構な数になっていてホットした。800人で経産省を包囲することもできた。(三上治)
○集会は多くの発言で彩られた
朝から雨でどうなる事かとテントに向かいました。泊まり開けの人たち、木曜日に何時も来てくださるOさんと心配しながら傘をさして座っていると、一寸小降りになった時ジャーナリストのTさんが来て4時からは土砂降りとの予報だから早めに写真を撮りに来たと言う。困ったなあ!と思っていたらスタッフの集合時間には陽がさしてきてほっとした。皆の日頃の行いが良かったのかな(?)
44時からの抗議行動、5時からの記者会見に受付の机を出して備える。記者会見には朝日、東京、毎日、共同通信他の方達が来て下さり力強い思いです。
弁護団長の河合弁護士、大口弁護士、たんぽぽ舎の山崎隆さん、福島から武藤類子さん、黒田節子さん、落合恵子さん、鎌田慧さんなどが来て下さり、それぞれの思いを語った。テントからは渕上、正清さんが参加した。河合弁護士がテントの存在の意義を話し、大口弁護士は裁判の経過などを話した
落合さんは2人のお子さんを持つ小渕優子大臣へのメッセージ、そして私たちは諦めません、ずっと闘っていきますとの決意を述べられたのが頼もしかった。
9月23日に予定されていた代々木での反原発集会がデング熱のため亀戸公園に変更された事も告知した。
7時からの経産省前抗議集会では制服向上委員会のメンバーも歌ってくれて盛り上がった。7時30分からの経産省包囲のヒューマンチエーン約800名で完成しました。また、福島の方達のご協力でかなりのカンパも集まり本当に助かりました。三歳の誕生日だから美味しいケ―キをと思ったが、代わりに美しいプリンを差し入れてくれた人もいました。
詳しくは以下のサイトでご覧下さい。
三輪さん何時もありがとうございます。(I・K)
http://www.youtube.com/watch?v=axyjsMvO1Ew&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQ
http://www.youtube.com/watch?v=AwBKQq8vaM8&list=UUhjEbWVGnGHhghoHLfaQOtA
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┗■4.新聞より1つ
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◆ 国道6号の通行制限解除 福島の「帰還困難区域」
福島県沿岸部を縦断し、東京電力福島第1原発事故に伴う「帰還困難区域」で通行が制限されていた国道6号について、政府は15日、全ての自動車が通行できるよう制限を解除した。国道6号全線で車の通行が可能となるのは原発事故で通行が制限されて以来、3年半ぶり。バイクや歩行者などは引き続き通行できない。
国道6号は原発事故後、通行が制限された区間を挟んで南北に分断され、許可のない車両は大きく回り道することを余儀なくされた。今回の解除で物流や住民の交流が活発化し、復興につながると期待される。
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆ 「放射能市民測定活動報告交流会」
―3年間の食品・環境測定のまとめと今後の課題-
日時:9月21日(日) 13:30~16:30
会場:明治大学駿河台キャンパス・リバティータワー1095教室
内容:
・報 告 「3測定室測定データのまとめと課題」 Tウオッチ測定室
3測定室=「Tウオッチ測定室」「放射能汚染食品測定室」「たんぽぽ舎」
・問題提起 測定データから読み取る今後の課題
小泉好延氏(市民エネルギー研究所・元東大アイソトープ研)
・各連携地域の現状報告
神奈川県小田原市、埼玉県小川町、栃木県那須塩原市、福島県川内村他
・報告と提案 いわき市民測定室「たらちね」の活動とβ線ラボの提案
主催:NPO法人 有害化学物質削減ネットワーク(Tウオッチ)
参加申込及び連絡先:TEL 03?5627?7520 FAX 03-5627-7540 info@toxwatch.net
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┗■5. 噴火口がつくる「天然の良港」-世界各地海際の噴火口は良港
| ニューギニア島ラバウルにあるタブルブル火山噴火
│ 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その67
└──── 島村英紀(地震学者)
○先日のアイスランドに続いて、パプアニューギニアでも火山噴火が始まった。両方とも、私が研究のために行ったところだ。
8月29日にラバウルにあるタブルブル火山(標高約220メートル)が火山灰を上空18キロまで吹き上げた。噴煙や地鳴りが続いているので火山近くの住民を退避させ、周辺地域の住民にも屋内にとどまるよう呼び掛けている。
ラバウルは日本からオーストラリアへの飛行機からよく見える。このため前回に書いたように火山灰によるエンジンの損傷を怖れて、カンタス航空(オーストラリア)は、シドニー-成田便の航路変更を決めた。
ラバウルはニューギニア島の北東にあるニューブリテン島の町で人口は10万人。歴史的な文書が残っている最近200年だけでも7回もの大噴火があった。
いちばん最近の大噴火は1994年で、市街地に3-10メートルもの火山灰が積もった。火山灰は州政府や市役所や警察や消防がある官庁街と商店街を直撃して建物を押しつぶした。噴火直後に熱帯特有のスコールが降ったために泥流と洪水が発生し、降灰の被害はさらに大きくなった。
私が行ったのはこの噴火後の1996-1997年で、オーストラリアの研究者とともに、ラバウル周辺の地下に拡がっているマグマを探る研究だった。
噴火でラバウルの町は廃墟になったままだった。幸い、今回の噴火はそれほどの規模にはなるまいと思われている。
○タブルブル火山は私の滞在中にも小噴火した。その数日前には、私の知人であるスペインの地球化学者が噴気ガスを採取するために山頂に登っていた。危ないところだった。また知人のオーストラリア人の火山学者は、研究を続けていて火山灰を吸い込んでじん肺になった。火山を研究する学者は職業としてはもっとも危ない科学者なのである。
じつは私は1971年にもラバウルへ行ったことがある。観測船で訪れたものだ。ラバウルは1975年の独立前でオーストラリア領だった。植民地としてのいろいろの問題があったはずだが、緑に覆われた熱帯の楽園に見えた。いつまでも続くように見えた平和な楽園の暮らしは噴火で一変してしまったのだ。
ラバウルは第二次世界大戦中、地理的な位置と天然の良港ゆえ日本軍が南方進出の足がかりにした大基地で、10万人もの日本軍が滞在していた。漫画家の水木しげる氏が従軍していて左腕を失ったのもここだ。
州都であり日本軍の大基地でもあった理由、「天然の良港」を作っているのは、じつは海沿いにある昔の噴火口だ。ほぼ円形で外海の波を防げるし、中は十分深い。戦時ならば潜水艦が身を潜めるにも最適だった。
○地球科学者から見れば、そもそもラバウルは火山カルデラの中に町を造ってしまったところだ。このためタブルブルほかいくつかの火山に取り囲まれている。
いや、ラバウルには限らない。伊豆大島の南端にある波浮(はぶ)港も噴火口なのだ。世界各地で海際の噴火口は「天然の良港」なのである。
(9月5日『夕刊フジ』より)
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┗■6.新聞より6つ
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◆川内「適合」は不当 (金曜日の声 官邸前)
神奈川県大和市の元会社員 高橋信一さん(66) 川内(せんだい)原発に原子力規制委員会が「合格」を出したが、阻止できず残念。「吉田調書」の問題では、朝日新聞はミスをしたのかもしれないが、東京電力の責任問題がからめ捕られてしまわないか心配だ。
東京都杉並区の会社員 鈴木雪路さん(50) 川内原発は周辺自治体や地元住民が本当に大丈夫と言えない限り、再稼働してはいけないと思う。東北を見れば明らかで、事故は収束していない。規制委の審査は適正な評価がされたとは思えない。
愛知県刈谷市の元会社員 山根剛(つよし)さん(64) 東京に用事があり初めて寄った。福島では3年半たっても多くの人が仮設住宅に住み、故郷がなくなっている。政府は被災者の側に立ち、よく意見を聞くべきだ。
(9月13日東京新聞より)
◆ 電力自由化で核燃事業苦境
競争 事業者に資金不安 見直し検討 必要性疑問
(9月13日朝日新聞見出し)
◆ 電源喪失時に自衛隊出動 内閣府 川内原発の避難計画
◆ 川内再稼働へ経産省が文書 鹿児島県知事らに
◆ 原子力防災強化 国に検討チーム 担当相が方針
◆ 伊方の地震想定引き上げる考え 四国電
たんぽぽ舎です。【TMM:No2280】
2014年9月13日(土)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1. 原発事故は科学技術の大失敗 (上)
運転再開は無謀 (上下2回で掲載)
槌田敦インタビュー
★2.手書きのカラーポスターでき上がり-無料配布中
東電本店・九州電力東京支社への3ヶ月の月例行動の日程ポスター
★3.9月11日テントひろば記者会見での発言
水汚染対策+廃炉プロセスの破綻
セシウム拡散の原因はガレキ撤去作業 山崎久隆(たんぽぽ舎)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆ 「放射能市民測定活動報告交流会」 9月21日(日)
―3年間の食品・環境測定のまとめと今後の課題-
★5.噴火口がつくる「天然の良港」-世界各地海際の噴火口は良港
ニューギニア島ラバウルにあるタブルブル火山噴火
「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その67
島村英紀(地震学者)
★6. 新聞より6つ
◆川内「適合」は不当 (金曜日の声 官邸前) (9月13日東京新聞より)
◆電力自由化で核燃事業苦境
競争 事業者に資金不安 見直し検討 必要性疑問
(9月13日朝日新聞見出し)
◆電源喪失時に自衛隊出動 内閣府 川内原発の避難計画
◆川内再稼働へ経産省が文書 鹿児島県知事らに
◆原子力防災強化 国に検討チーム 担当相が方針
◆伊方の地震想定引き上げる考え 四国電
(以上9月13日朝日新聞見出し)
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┗■1. 原発事故は科学技術の大失敗 (上)
│ 運転再開は無謀 (上下2回で掲載)
└──── 槌田敦インタビュー
原子力規制委員会は川内原発の事実上合格と決定しました。
しかし、この決定には、福島原発の事故が反映されていません。
「原発運転の最低条件は科学技術を満たすこと」と槌田先生は語ります。
○─日本の原子力開発は物理学者の提案で始まったと聞きましたが。
槌田 そうです。東京大学の茅誠司教授と大阪大学の伏見康治教授の提案で始まります。1952 年のことで、アイゼンハワー大統領の「平和のための原子力」の1年前です。
日本の科学者は原爆開発には協力しないとしていましたが、これは、自主・民主・公開で防げると考えていました。
○─放射能の危険は考えなかったのですか?
槌田 科学者は、原子力の安全は、科学技術で解決できると自信を持っていました。
原発がどのような事故を起こすかを考えて、それに対して科学技術により原子炉などを設計すればよいとしていました。
放射能が核燃料から漏れ出す原因は核燃料の過熱だから、緊急炉心冷却系(ECCS)を付けて冷却する。それでも核燃料から漏れ出した放射能は、格納容器で覆い、外部に出ないようにする、としました。
この考えをDBA(Design Basis Accidents 設計基準事故)と言います。「起こり得る事故を想定して設計する」という意味です。
今回の福島原発事故は、この想定された事故の範囲内でした。原子炉の過熱はECCSで抑え、放射能は格納容器で漏れだしを防げるはずでした。
ところが、ECCS が働かず、格納容器は破裂の心配で、ベント(開放)しました。
その結果、福島県民は大量被曝しました。
○電源を失って最悪の事態に
─科学技術が働かなかったのですね。
槌田 科学技術を使うには費用がかかります。ところが、東京電力はその費用をケチったので、6つの問題が起こりました。
まず、(1)直流電源が確保できず、1、2号機では7時間、3号機では15 時間、原子炉の水位と圧力を測定できませんでした。
1号機と3号機では、この時間内に原子炉が空焚きになり、最終段階に突入していたのです。状態が把握できていないのですから、どうしようもなかったのです。
(2)やっと測定できた水位と圧力は誤表示で、作業を混乱させました。2つの水位計の値は異なり、また、圧力が真空以下だったりしました。これでは対処のしようがありません。
この誤表示の欠陥は、事前にわかっていましたが、東電は欠陥をそのままにしていたのです。
○─温度の測定はできたのですか?
槌田 こちらは、もっとひどいことになっていました。
(3)高圧交流電源が地震により確保できず、原子炉などの温度は、8日間も測定できませんでした。温度が測定できず、核燃料の冷却ができているかどうか不明だったのです。
(4)事故の最終段階では、ECCS低圧注水系を使います。これには交流電源が必要です。
1号機と2号機では、非常用交流電源も津波で浸水して使用できませんでした。
─菅直人首相は、電源車をヘリコプターで運べと指示しましたね。
槌田 電源車は重くて運べないのです。道路が回復したあとでは持ち込むことができたのに、東電は菅首相の指示を無視しました。
改善しなかった安全装置の欠陥
─ ECCS は使えたのですか?
槌田 これはひどいものでした。原子炉が空焚きになると発生する水素ガスの問題です。
(5)1号機のECCS非常用復水器は、水素ガスが溜まって使用不能になりました。これも事前にわかっていたことですが、東電は放置していたのです。
(6)2号機と3号機では、ECCS蒸気凝縮系に水素ガスが溜まるとして、これを撤去していました。ECCSの欠陥を改善するのではなく、ECCSそのものを取り外すという、とんでもないことをしていたのです。
非常用復水器と蒸気凝縮系が生きていれば、運転中の福島原発1、2、3号機すべてで、過酷事故にはならないで済んだのです。
福島原発の過酷事故は、東電がこのようにDBA(科学技術)で必要な安全費用をケチったことで起こったのです。
規制委員会は、これら6項目を検討して他の原発の安全に反映させる必要があります。
ところが、福島原発事故でわかったことを反省せず、これらをすべて闇の中に隠して、川内原発の運転を安全だと認めたのです。
(「食品と暮らしの安全」から許可を受け転載)
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┗■2.手書きのカラーポスターでき上がり-無料配布中
│ 東電本店・九州電力東京支社への3ヶ月の月例行動の日程ポスター
└────
西崎さん手書きのきれいなカラーポスターが出来上っています。
3ヶ月の日程を書き込んだ「3ヶ月ポスター」です。
10月1日(水)・11月5日(水)・12月3日(水)の3ヶ月貼れるポスター。
3ヵ月の内容は、九州電力東京支社へは、川内原発再稼働やめよ(17:30~18:30の1時間)、すぐ近くの東京電力へは、「東電は原発事故の責任をとれ、汚染水止めよ、被害者へ賠償補償せよ、」など(19:00~20:00の1時間)。できれば両方ご参加下さい。
ポスターを貼って下さい。多くの人の目にふれます。
毎月の第一水曜日夕方、ぜひ多くの皆さん、ご参加下さい。(問合せ:たんぽぽ舎柳田真へ)
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┗■3.9月11日テントひろば記者会見での発言
│ 水汚染対策+廃炉プロセスの破綻
│ セシウム拡散の原因はガレキ撤去作業
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
○汚染水問題は、東電の対処能力を超えていると思います。
氷を投入して汚染水を凍らせる作戦は失敗し、ドライアイスも効果は無く、コンクリートで固める方法を試みるというのですが、コンクリートの場合失敗すると後がないといった問題もあります。
凍らない理由は単純で、水の流れがあるからです。熔け落ちた燃料を冷やすために入れる水も汚染水になって流れ出しています。流れは原子炉から、あるいは外周の地下水から生じています。
東京電力福島第一原発の周辺地域は、今でも高い空間線量がありますが、それ意外に建物や敷地から大量の放射性物質が拡散しています。
○それが一昨年の8月にとうとう大量放出事故を起こしました。
その影響で昨年度の福島県産米にキロあたり100ベクレルを超える米が見つかる事態となりました。
セシウム米は南相馬市太田地区の一部から見つかっていますが、その周囲も50ベクレルなどの汚染がありました。しかしこは原発から20kmを超える地域です。ゼオライトやカリ肥料などの対策を施せば大きな汚染はないはずの地域で、非常に高い汚染が見つかった原因は、8月のセシウム拡散事故しか考えられない。
農水省も南相馬市もそう考えていて、東電も可能性は否定できないとしているのに、その補償さえされていません。
さらに怖いのは、拡散した放射性物質は塵状のものであることから、人が吸い込むこともあっただろうということ。
米の表面付着で大量の汚染が確認された地域に、大勢の市民が住んでいます。
太田地区だけではない。SPEEDI、もう解体することになってしまった、唯一の放射性物質拡散予測システムが、南相馬から飯館にかけての拡散を推定しています。
図を見て下さい。(注:原子力規制委員会の環境防災Nネットで公開されている空間線量データグラフ
http://www.bousai.ne.jp/vis/jichitai/fukushima/index.html )
2012年の8月20日に原発から2.8kmの双葉町郡山地区に高いピークがあります。これが放射性物質の拡散を記録したものと思われますが、すぐに元に戻ったことと周辺には恒常的にもっと高い地域も沢山あるため、警告はされていません。この前日までに原発内では12名が被曝をしたとされる拡散事故が起きていますから、大きな拡散事故の発生を東電も十分認識していました。
○この後に放射性物質は南相馬に、飯館に拡散していったのですが、その先ではもうモニタリングポストに有意な反応は見られません。塵の拡散では、よほど高い濃度でないと観測できない欠陥が再度明らかになったということです。
○セシウムを拡散させた作業は、使用済燃料プールから燃料を抜くためには避けられないガレキ撤去作業でした。しかし拡散対策をしないままで、現場作業員も住民も被曝するのは当然です。
国も東電も、持てる技術と資金を十分投入しなければ、破たんの道を突っ走る原発を制御できません。
規制委員会もアンダーコントロールではなく、アン・コントロール状態の原発にこそ全力を投ずべきです。
真後ろに立っている経産省の役割、当然税金で仕事をしている官僚の任務は、紛れもなく原発の終息以外に無いのです。経産省の官僚はいますぐ、鹿児島県庁ではなく、福島第一原発に行くべきです。
福島第一原発事故の責任は、国、経産省、そして東電役員にありますから、さまざまな切り口で追求します。そのうちの一つが「経産省前テントひろば」です。
また、東電の責任追及としては、株主代表訴訟を取り組んでいる原告の一人でもあります。9月25日に11時から東京地裁103号法定で第13回口頭弁論が開かれます。どうぞおこし下さい。
┏┓
┗■4.拡散するセシウム 昨年秋収穫の南相馬のお米から検出
│レベル3相当の放射性物質拡散
└────(山崎久隆 たんぽぽ舎)
フクイチで2012年8月に発生していたセシウムを含む塵の拡散は、今年7月
にようやく明るみに出た。
発端は昨年秋に収穫された米の放射能汚染だった。
20キロ圏外の南相馬市太田地区で収穫された米から、キログラムあたり100
ベクレルの基準を超えるものが見つかった。合計27検体はいずれも20キロ圏外
にある水田で収穫されていた。他にも20キロ圏内で収穫された米でも基準を超
えるものは見つかっていたが、とても不自然な分布だった。
20キロ圏の内側でも25ベクレル以下のものもあれば、20キロをかなり超えた
原発から30キロ付近でも50ベクレルを超えるものもあり、事故時に放出された
セシウムの影響とは考えにくい分布だった。
農水省は今年1月になって規制庁に「相談」したという。
セシウムの出所は福島第一原発ではないか、それも前年8月に発生していた
ガレキ撤去時に拡散したものではないかと考えた。農水省が公表している映像
データは、明らかにセシウムの「侵入」が「外部から」であることを示してい
る。
セシウムが水田の土壌から稲に取り込まれるならば、その痕跡は全体に広が
っているはずなのに、稲穂の一部に高い集積が見られた。このような蓄積を起
こす理由は外部からの付着しか考えられない。
基準を超えた米が作られた水田は、最も高いところでもキログラムあたり
2600ベクレルほど。当然ながら対策としてゼオライトを投入し、カリ肥料も沢
山いれている。通常ならば水田から米にはセシウムはあまり蓄積されない。
しかし外から飛んでくるセシウムでは、防ぎようがない。
東電は2012年8月のセシウム拡散事故については認めている。何しろ双葉町
郡山地区のモニタリングポストはそれまでの100倍の値に跳ね上がっていた。
ただし短時間で元に戻ったため警告されることはなかった。
その時、福島第一・3号機の5階オペレーションフロア、もちろん爆発の影
響で露天状態だが、そのフロアではガレキを取り除く作業が行われていた。
(事故当時2011年3月)12日と19日の2日にわたり、合計12名が被曝をしたと
報告されている。ガレキ拡散は当時から確認されていたのに、それを外部に
警告すらしなかった。
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┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆映画と講演の集い
映画「放射線を浴びたX(エックス)年後」上映と講演
講演「放射能と食品汚染」 講師 天笠敬祐さん
日時 9月16日(火) 会場 町田市民フォーラム
15時より 第1回上映、16時40分より講演
18時45分より第2回上映
参加費 前売り 1000円 当日 1200円 ★要・事前予約
主催
原発事故を考える町田市民の会 http://machidasimin.blogspot.jp/
電話 042-729-2296、042-726-5326、machidashimin@gmail.com
講演と映画のセットです。(1回目上映+講演 または 講演+2回目上映)
1954年、ビキニ諸島でのアメリカ軍による水爆実験の被害者の実態です。
日本テレビ系列で全国放送もされました。
お早目に申し込み下さい。
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┗■6.Featuring 月刊誌「紙の爆弾」
│ 10月号から 読みごたえある4つの原発記事紹介
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◆鹿砦社(ろくさいしゃ)が発行する月刊誌「紙の爆弾」10月号が
原発関係の記事を4本載せている。それぞれ読みごたえのある記事。
そのテーマを紹介します。
(WEB「紙の爆弾」http://www.kaminobakudan.com/)
1.安倍政権の地方軽視が呼ぶ福島県民の「大しっぺ返し」
2.検察審査会、東電旧経営陣「起訴相当」
平和を叫ぶ講談師・神田香織に聞く 東電責任追及は未来への第一歩
3.被曝対策をやめた御用学者
山下俊一(福島県立医大副学長)を公職追放すべきこれだけの理由
4.川内原発、伊方原発、インド原発輸出
「再稼働・原発輸出をやめよ」地元住民の告発
全部読んでみたい!という方はぜひご購入下さい。1冊540円(126頁)。
http://www.fujisan.co.jp/product/1281681351/
なお、鹿砦社から季刊誌(近い将来、隔月刊を予定)として創刊された
【NO NUKES VOICE】(脱原発情報マガジン)もおすすめです。
たんぽぽ舎でも扱い中。1冊700円(128頁)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2279】
2014年9月12日(金)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.会場変更のお知らせ
「9.23 NO NUKES DAY さようなら原発★全国大集会&大行進」について
★2.テントは全国の原発現地の“希望の星”
テントを支持する巨万の人々とともに、原発廃止までテント支援
~ノボリ旗で、ハガキで、学習会と裁判助言で、応援しよう! (柳田真)
★3.第116回 首相官邸まえ抗議レポート(9月5日)
千人いたら千の駅前で出来ること。色んな思いとともに今日も官邸前へ
(にしざきやよい)
★4.拡散するセシウム 昨年秋収穫の南相馬のお米から検出
レベル3相当の放射性物質拡散 (山崎久隆)
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◇映画と講演の集い(「放射線を浴びたX(エックス)年後」)
9月16日(火)15時から 場所 町田市民フォーラム
★6.Featuring 月刊誌「紙の爆弾」
10月号から 読みごたえある4つの原発記事紹介
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┗■1.会場変更のお知らせ
│「9.23 NO NUKES DAY さようなら原発★全国大集会&大行進」について
└────(主催団体より)
第5回 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)として、さようなら原発★
全国大集会&大行進を9月23日(火・祝)開催に向けて、首都圏反原発連合、
さようなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会の三者で準備を
進めてまいりましたが、この間の代々木公園をはじめとするデング熱発症の事
態に鑑み、三者共同による代々木公園での開催は見合わせることといたしまし
た。
今回の開催見合わせを踏まえ、今後については別途、三者でのNO NUKES DAY
を開催すべく企画を進めてまいりたいと思います。
なお、さようなら原発1000万人アクションは、亀戸中央公園に会場を変更し
て、12時30分から集会及びデモを開催いたします。
(交通:東武亀戸線「亀戸水神駅」徒歩2分、JR総武線「亀戸駅」徒歩15分)
(デモ出発 14:30予定)
詳しくは、さようなら原発1000万人アクションのホームページをご覧下さい。
2014年9月12日(金)
主催団体 首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アクション、
原発をなくす全国連絡会
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┗■2.テントは全国の原発現地の“希望の星”
│ テントを支持する巨万の人々とともに、原発廃止までテント支援
│ ~ノボリ旗で、ハガキで、学習会と裁判助言で、応援しよう!
└────(柳田 真 たんぽぽ舎共同代表)
たんぽぽ舎は“原発やめたい”を主目的に、25年前に結成されました。
以降25年間、“持続する志”で原子力全盛時代にめげずに、「原発やめよう、
原発やめても電気は大丈夫」のノボリ旗を掲げて努力して来ました。
3年半前の東電福島事故で状勢は激変しました。たんぽぽ舎も千客万来で、
猛烈に忙しくなりました。そうした中、原発推進の本丸=経産省の一角に
「テント」が建てられました。
私たちはこれを大歓迎し、できる限りの応援をしてきました。
○テント応援のハガキ
(前段は経産省抗議、後段は東京地裁へ、今年5月1万枚を突破)
○毎週の金曜行動を継続
「再稼動反対~テントを守ろう」のノボリ旗を5本、「もう原発やめ
よう たんぽぽ舎」のノボリ旗5本とともに、官邸まえ、国会周辺の
5箇所で2年有余り。
○テント応援の学習・討論会をスペースたんぽぽで開催(3回実施)
○裁判の傍聴に毎回参加と原発問題の助言、
○テントの当番や泊りに協力 ・・・などなどをやってきました。
たんぽぽ舎は他4団体と共に「再稼動阻止全国ネットワーク」を結成(2012
年11月)し、激励も兼ねて全国の原発現地の集会・デモに参加しましたが、
そこで感じたことは、経産省前テントひろばへの支援の声の多さです。原発
推進の本丸=経産省の一角を実力占拠して、原発廃止と再稼働反対を掲げて
闘うその姿は、全国の原発現地の“希望の星”です。金曜官邸行動(反原連
主催)と並ぶ2つの星です。それは海外へもかなり広まっています。
私たちも毎週金曜行動のとき、テントの存在のおかげで物質的にとても助か
っています。お茶のサービスにも感謝します。今後も色々な苦労や攻撃があ
ると思いますが、たんぽぽ舎は持てるチカラすべてで、巨万の人々とともに
原発廃止の日までテントを応援し闘います。ともにがんばりましょう。
★近況
昨日11日(木)の「経産省前テントひろば3周年-再稼働阻止大行動」は、
数百人が参加。経産省への申入れと記者会見を行い、経産省包囲の
怒りのヒューマンチェーンが行われました。
★写真報告(レイバーネット)
http://www.labornetjp.org/news/2014/0911shinya
★IWJによる会見の様子など
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/168313
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┗■3.第116回 首相官邸まえ抗議レポート(9月5日)
│ 23日はどうなるの?10月からの国会前は?
│ 千人いたら千の駅前で出来ること。色んな思いとともに今日も官邸前へ
└────(にしざきやよい たんぽぽ舎会員)
蒸し暑い。最近更年期障害の始まりだろうか(^_^;)。体の中に熱のこもって
なんか暑い時がある。特に今日は午後からの降るのか降らないのか、ハッキリ
せい!と雲に向かって言いたいぐらい。
官邸前まで上がって行くと、まばらに抗議が始まるのを待つ人がいる。いつ
もなら、ぐみ坂下から始まる赤いコーンの規制が、坂の半分あたりから始まっ
てる。警官も若干少なめ、邪魔な規制も少ないと拍子抜けするね。
そう言えば国会前も水道工事でいまの抗議ステージが無くなり、まだ、次の
場所も決まってないとか、10月からどうするのだろう。官邸前抗議もチョット
変わってくるね。
今月23日の代々木公園でのさよなら原発1000万人アクションもどうなるんだ
ろう。いっそ、集まるのがダメなら個別行動ってどう? この日はどこの駅に
行っても再稼働反対のノボリがあったり、思い思いのチラシ配っていたら?
乗った駅、降りた駅、交差点、どこへ行ってもチラリ、チラリと見かけたら。
千人いたら千の駅前で出来るね。東京に駅って幾つあるんだろ?なんて夢想、
ムリかなぁ。
さて、さて、今日も抗議行動の始まり始まり。安倍さんは直前に官邸前を逃
げ出したそうだけど、いつもの事だからね、最近、歯医者通いが激しいなんて
噂も聞いてるし、お身体大切に。
でも、首相辞める前に一回くらいは、私達の声、聴きに来てねぇ、その時は、
精一杯のコールでお迎えいたしますわ(^_-)-☆