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たんぽぽ舎です。【TMM:No2014

2013年11月8日()地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

━━━━━━━

★1.汚染された排気筒倒壊の危機 東京電力福島第一原発

   福島第一原発は「アウターライズ地震」に耐えられるのか?

   排気筒は高濃度汚染。規制委は再稼働審査できるのか?

                      山崎久隆(たんぽぽ舎)

★2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

  ◆11/10講演会「双葉町前町長・井戸川克隆さんのお話」

       会場:飯能市中央地区行政センター内中央公民館2階ホール

  ◆講演会「日本の放射能被害を防ごう」

   ウクライナ・タチアナ女史を招いて開催

                埼玉:1116()さいたま市産業文化センター

       盛岡:1118()「アイーナホール」7(盛岡駅西口)

★3.新聞・雑誌より4つ

  ◆東電関連など40社談合 公取委認定 課徴金7億円命令へ

               (11月7日朝日新聞夕刊より見出しのみ)

  ◆拉致・原発警備は特定秘密 秘密保護法案審議入り

               (11月8日朝日新聞より見出しのみ)

  ◆放射性廃棄物の地上保管を提案 自民・細田氏

               (11月8日東京新聞より)

  ◆除染手当不払い 作業員申し入れ 福島労働局に

               (11月8日東京新聞より)

━━━━━━━

11/10学習会にご参加を!

   「原子力ムラの陰謀:機密ファイルが暴く闇」を語る

日 時:1110()14時より

  師:今西憲之さん(「原子力ムラの陰謀:機密ファイルが暴く闇」の著者)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800

   催:もんじゅ・西村裁判を応援する会、いろりばた会議

━━━━━━━

11/11学習会にご参加を!

       私たち親子はなぜ福島市渡利から札幌に避難したか

     -子ども被災者支援法の幅広い適用と早期実施を求めます-

日 時:1111()19時より

  話:中手聖一さん(原発事故子ども・被災者支援法市民会議代表世話人、

              福島県いわき市出身、2012年6月福島市から札幌市に移住)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円(学生400円)

━━━━━━━

 

 

┏┓

┗■1.汚染された排気筒倒壊の危機 東京電力福島第一原発

 |  福島第一原発は「アウターライズ地震」に耐えられるのか?

 |  排気筒は高濃度汚染。規制委は再稼働審査できるのか?

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

 

○ フクイチ(福島第一原発)の排気筒は次の大地震に耐えられるのだろうか。三陸沖から千葉県沖にかけては、今後も大地震発生が危惧されている。東北地方太平洋沖地震を引き起こした日本海溝のプレート境界では、福島沖を震源として発生した1026日の地震のように、海溝軸の外側での「アウターライズ地震」が繰り返し起きており、今後も発生するだろう。

 1933年に発生した昭和三陸地震はM(マグニチュード)8.1の大地震だったが、これは1896年に起きた明治三陸沖地震(M8.5)に連動した「「アウターライズ地震」であった。(中略)

 福島第一原発の排気筒は高さが120メートル以上あるが、大きな揺れに遭遇すると高さ66メートル付近に力が集中。その結果、主排気管を支える構造材が破損した。

 東京電力が望遠鏡で排気筒を調べたところ、排気筒の鋼鉄材のうち8本までが破損するか、その疑いが強い状態だとわかった。8本の破損がすべて耐震機能を発揮できない前提で再計算をすると、想定地震動に対して、「0.98」という数値が出た。これが1.0%以上になると破損し始めると考えられる。ぎりぎりの強度しかないわけだ。

 

○排気筒のすさまじい汚染

 

 この排気筒は事故当時、格納容器ベントを行い大気中に放射能を放出したため、内部が激しく放射能汚染されていることは事故直後からわかっていたが、汚染度があまりに高く、今まで手を付けられないまま放置されてきた。周辺作業どころか通行も困難で、半径120メートルは作業禁止区域、28メートルでは立ち入り禁止措置が取られているという。

 排気筒の一番下では最大で10シーベルト以上のきわめて高い放射線を出しており、接近するだけで大量被爆する。この事実は以前から認識されていたが、排気筒に大きな損傷があることが分かったのは今年8月。2年半も実態をつかんでいないことになり、これまで崩落しなかったことは奇跡的だ。

○ 排気筒と、それにつながる配管の高濃度汚染は、重大な問題を各電力会社に課すことになった。

 規制基準で要求している格納容器ベントを設置して稼働させた場合、その系統全部が高濃度汚染を免れない。取り付けたベントラインや減衰タンクそのものが高濃度汚染されるため損傷が見つかっても接近して修理できない。事故後の復旧作業にも大きな影響が出るなど問題は多岐にわたる。解体撤去するにも莫大な費用と人手が必要になる。ベントラインがない原発の場合は格納容器の廃棄系統が同じ問題を持つことになる。 

 いったいどうやって後始末をするのか。その方針もないままの再稼働の審査は成り立たない。 (「週刊金曜日」11月1日966号より)

 

 

┏┓

┗■2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 └──── 

 

 ◆11/10講演会「双葉町前町長・井戸川克隆さんのお話」

 

 日 時:1110()午後2時~5時(会場1時半)

 場 所:飯能市中央地区行政センター内中央公民館2階ホール

 資料代:500

   主 催:原発とめよう飯能

 お問い合わせ:鈴木弘子(080-1060-0772) 戸谷克己(042-977-3665

 

 井戸川さんは福島県内の全市町村のなかで、唯一町民を県外に(埼玉県へ)避難させた町長でした。201210月、ジュネーブで開かれた人権理事会において、国の原発事故対策の中で住民の人権が蹂躙されていることを訴え、そのことが、人権理事会の現地調査と日本政府への勧告につながりました。

メルマガ読者のみなさま、是非お話を聴きにいらしてください。

 

 

 ◆講演会「日本の放射能被害を防ごう」

  ウクライナ・タチアナ女史を招いて開催

 

 日本で起きる今後の放射能被害は、ウクライナの事実から見通すことができます。

 私たちは2012年春からウクライナを4回訪問し、非汚染地域でも健康被害が起きていることを知り、空間線量、食品汚染、土壌汚染を調べてきました。

 そして、放射能の少ない食べ物に変えれば、被害の症状が治ることを、世界で初めて実証しました。

 放射能の少ない食事に切り替えると、どんな症状がどのように軽くなったか、この調査をコーディネート、実践してくれたのがタチアナ女史です。

 タチアナさん自身も、ひどい目まいと、それに続く強烈な頭痛を起こしていたのですが、非常に軽くなった体験をしています。

 今回、タチアナさんを日本に呼び、彼女自身の経験も含め、ウクライナの実情を、埼玉、盛岡、仙台、郡山、東京で報告してもらいます。

質疑応答(東京はシンポジウム)、交流会も行います。

 

主催・お問合せは TEL048-851-1212(主催:食品と暮らしの安全基金)へ

                                 http://tabemono.info/kouen5.html

予約が必要な会場は東京で、他の地域は当日参加も可能です。

 

◇埼 玉 1116()13:3016:40(開場13:00)交流会17:10

 会 場:さいたま市産業文化センター(埼京線与野本町駅下車、徒歩6分)

 参加費:500

◇盛 岡 1118()13:3016:40(開場13:00)交流会17:10

 会 場:盛岡駅西口、徒歩4分「アイーナホール」7

 参加費:無料

 

※事故情報編集部より、「仙台、郡山、東京」の日程は後ほど掲載の予定です。

 

 

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┗■3.新聞・雑誌より4つ

 └──── 

 

 ◆東電関連など40社談合 公取委認定 課徴金7億円命令へ

               (11月7日朝日新聞夕刊より見出しのみ)

 

 

 ◆拉致・原発警備は特定秘密 秘密保護法案審議入り

               (11月8日朝日新聞より見出しのみ)

 

 

 ◆放射性廃棄物の地上保管を提案  自民・細田氏

 

 自民党の細田博之幹事長代行は7日、党内の原発推進派議員でつくる電力安定供給推進議員連盟の会合で、原発から出る高レベル放射性廃棄物について「管理しながら貯蔵することを検討する時期に来たのではないか」と述べ、政府が掲げる地中深くに埋める最終処分にこだわらず、地表付近で長期間管理する方法を採るべきとの考えを示した。

 個人的な見解との位置付けだが、原子力政策に影響力のある細田氏の発言は、政府が進める処分地選定の在り方見直しをめぐる議論にも一石を投じそうだ。

 細田氏は、高レベル放射性廃棄物の受け入れ先が見つからないことを踏まえ、使用済み核燃料を空冷式の鋼鉄製容器「乾式キャスク」に入れて、50年程度と期限を決めて地上施設で保管することを提案した。(11月8日東京新聞より)

 

 

 ◆除染手当不払い 作業員申し入れ 福島労働局に

 

 東京電力福島第一原発事故に伴う国直轄の除染で、日当とは別に国から1日当たり1万円が支払われる特殊勤務手当(除染手当)の一部不払いがあったとして、福島県楢葉町で作業をしていた40代男性が7日、業者を調査するよう、福島労働局などに申し入れた。

 男性を支援している全国一般ふくしま連帯労働組合によると、男性を含む5人は日当1万円の条件で業者と契約。昨年12月から今年2月にかけて楢葉町で作業に当たり、除染手当1万円と合わせ、1日当たり2万円が支給される見込みだった。ところが途中で違う内容の契約を示され、1日当たり1万3000円しか支払われなかったという。 (11月8日東京新聞より)
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 └────

 

◆【PAC3撤去!オスプレイくるな!原発再稼働反対!

  12・8リレートーク&津田沼デモ】のご案内

 

日時 128日(日)集会 13時~14時半 |デモ出発 15

場所 JR津田沼駅北口でリレートーク

デモ出発場所 津田沼1丁目公園(JR津田沼駅北口から徒歩3分)

 

 20071129日未明に、私たち市民の「PAC3配備反対」の訴えを暴力的

 に排除して、航空自衛隊習志野分屯基地に弾道ミサイル防衛のためと称する、

 地対空誘導弾パトリオットミサイル3(PAC3:パックスリーと読む)が強行

 配備されました。以来、私たち「パトリオットミサイルはいらない!習志野

 基地行動実行委員会」は、月1回の定例会と街宣活動以外にも色々な取組み

 実施。例年12月には集会とデモ(津田沼では20年ぶり)を実施しています。

 

 2011年からは、PAC3だけでなく「原発反対」をテーマに掲げました。

 強行配備から6年目になる今年も下記内容の取り組みを行いますので

 皆様方の参加をお願い致します。(リレートークは誰でも参加自由です)

 

 主催 パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会

 問合せ・連絡先 090-2553-2587(永野勇)

 

 

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┗■4.新聞・雑誌より5つ

 └────

 

◆燃料取り出し延期へ  安全確認に追加実証試験 福島第一4号機

 (115日 東京新聞より抜粋)

 

 東京電力が福島第一原発4号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出し

を前に、実際の燃料輸送容器を使って作業の安全性を確認する実証試験を追加

し、4号機内で近く実施することが4日、関係者への取材で分かった。実証試

験には準備を含めて数日かかる見込みで、早ければ8日にも始まる予定だった

燃料取り出しは1~2週間延期となる見通し。

 燃料取り出しに向け、クレーンを備えた4号機の建屋カバーは既に完成して

いるが、実証試験は行われていなかった。(後略)

 

◆東京ガス 抜本値下げ  コスト削減効果 家庭向け2% 12月から

 (1031日 毎日新聞より抜粋)

 

 東京ガスは30日、家庭向けの小口のガス料金を1210日から平均2.09%引き

下げると発表した。標準家庭で月119円の値下げとなる。原料価格の変動を反

映させる毎月の料金変更とは別の抜本値下げで、人件費などのコスト削減効果

を還元する。

 東ガスはこの日、経済産業省に改定を届け出た。値下げの場合は値上げと異

なり、経産相の認可が不要で、このまま実施となる。東ガスの抜本値下げは20

12年3月以来。

 ガス温水床暖房や家庭用燃料電池の利用客向けの選択料金分野は、平均3.13

%引き下げる。東ガスは原料価格の変動に伴う料金変更で12月分の値下げを発

表しており、同月の値下げ幅はさらに大きくなる。(後略)

 

◆原発情報、隠蔽を危惧  秘密保護法案に意見書 福島県議会

 (115日 茨城新聞より抜粋)

 

 「原発の安全性に関わる問題や住民の安全に関する情報が『特定秘密』に指

定される可能性がある」。安全保障上の情報保全徹底を掲げる特定秘密保護法

案をめぐり、福島県議会は10月9日、全会一致で「慎重な対応を求める」とす

る首相、衆参両院議長宛ての意見書を可決した。

 東京電力福島第一原発事故直後、放射性物質の拡散について十分な情報開示

がなされなかったことへの不信感が根強い同県。意見書の背景には「重要な情

報がまた隠されるのではないか」との危機感がある。(中略)

 同県浪江町の一部の住民は、第一原発から放出された放射性物質が大量に流

れて、放射線量がより高い地域に避難していたことが後から判明。国が適切に

公表していれば「無用の被ばく」を防げたはずだという住民たちの怒りは今も

収まっていない。

 意見書は、こうした経験を踏まえ「国民の生命と財産を守るために有益な情

報が、公共の安全と秩序維持の目的のために特定秘密の対象に指定される可能

性は極めて高い」と強い懸念を示した上で「重要なのは徹底した情報公開を推

進すること」と強調している。(後略)

 

◆除染費支払い督促  環境省 東電に延滞金検討

 (112日 毎日新聞より)

 

 東京電力福島第一原発事故で、国が立て替えた除染費用に関し、東電の支払

いが滞っている問題で、井上信治副環境相は1日、東電の石崎芳行副社長(

島復興本社代表)を環境省に呼び、早急に支払うよう求めた。

 記者会見した井上副環境相によると、東電が具体的な支払額を明示しなかっ

たため、再度回答するよう要請。井上副環境相は「これ以上支払わないという

ことであれば、別の手段も考えざるを得ない」と述べ、延滞金の請求も視野に、

厳しい対応を検討する意向を示した。 

 同省によると、これまでに請求した404億円のうち、東電が支払ったのは

67億円に過ぎない。

 

◆「政治が方針を」  小泉元首相 脱原発批判に反論

 (114日 東京新聞より抜粋)

 

 小泉純一郎元首相は3日、横浜市で講演し、自身の「脱原発」発言が無責任

だと批判を受けていることに対し「大事なのは政治が方針を出すことだ。原発

に代わる再生可能エネルギーをどのように導入するか、議論すれば必ずいい案

が出る」と反論し、安倍政権に重ねて政策転換を促した。(中略)

 原発から出る使用済み核燃料などの最終処分場建設は「住民の反対」で不可

能だと強調。「東京電力福島第一原発事故の前から処分場は造れなかった。強

い指導者が現れても住民の反対を無視して10万年使う処分場ができるのか。造

れると考えている方が楽観的で無責任だ」と訴えた。

たんぽぽ舎です。【TMM:No2013

2013117() 地震と原発事故情報 -4つの情報をお知らせします

                              転送歓迎

━━━━━━━

★1.116日(水)、東電解体!東電本店合同抗議 汚染水止めろ!

 柏崎刈羽原発再稼働するな! 次回(3)124日    (渡辺秀之)

★2.コラム その26「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」

  国弱者を狙い撃ちする現代の地震       (島村英紀 地震学者)

★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 ◇【PAC3撤去!オスプレイくるな!原発再稼働反対!

  12・8リレートーク&津田沼デモ】のご案内

★4.新聞・雑誌より5つ

 ◇燃料取り出し延期へ  安全確認に追加実証試験 福島第一4号機

  (115日 東京新聞より抜粋)

 ◇東京ガス 抜本値下げ  コスト削減効果 家庭向け2% 12月から

  (1031日 毎日新聞より抜粋)

 ◇原発情報、隠蔽を危惧  秘密保護法案に意見書 福島県議会

  (115日 茨城新聞より抜粋)

 ◇除染費支払い督促  環境省 東電に延滞金検討

  (112日 毎日新聞より)

 ◇「政治が方針を」  小泉元首相 脱原発批判に反論

  (114日 東京新聞より抜粋)

━━━━━━━

11/10(日)14:00から 『原子力ムラの陰謀を語る』講師 今西 憲之さん

場所:スペースたんぽぽ 主催:もんじゅ・西村裁判を応援する会、いろり

ばた会議 参加費800円 事前予約不要です。会場へ直接お越し下さい。

━━━━━━━

 

┏┓

┗■1.116日(水)、東電解体!東電本店合同抗議

 │ 汚染水止めろ! 柏崎刈羽原発再稼働するな!

 │ 次回(第3波)は12月4日(水)

 └────(渡辺秀之 たんぽぽ舎ボランティア)

 

 11月6日(水)午後6時半、東京電力本店まえで「汚染水止めろ!柏崎刈羽

原発再稼働するな!」のコールが鳴り響いた。主催は、経産省前テントひろば

・首都圏反原発連合・たんぽぽ舎・東電株主代表訴訟。参加者は約350人。

 

 10数本ののぼり旗が林立し、横幕も3枚。ドラムもにぎやか。コールのあと

主催者代表で経産省前テントひろば・渕上さんが挨拶。

この合同抗議に賛同する団体を紹介。

1)電気代一時不払いプロジェクト 2)反原発自治体議員・市民連盟

3)脱原発かわさき市民 4)原発止めよう!東葛の会

5)ピースサイクル全国ネットワーク 6)ストップ原発&再処理・意見広告の会

7)原発さよなら千葉 8)憲法を生かす千代田の会 9)アソシエイションズ.jp

 

 問題提起として、たんぽぽ舎・山崎久隆さん、東電株主代表訴訟から木村結

さんが発言。また賛同のメッセージとして武藤類子さん(福島原発告訴団団

長)と刈羽村・近藤容人、ゆき子夫妻から「のたうち回る東電にとどめを刺さ

ねばなりません。早くしないと、第二、第三の原発事故が起き、日本が滅亡し

ます」。東電広瀬社長あての申入れ:首都圏反原発連合から1通を読み上げて

手渡した。

 その後、コールと参加者からのアピールがあり、午後8時に終了。参加者の

熱い抗議の声が新橋の夜空に響きわたり、中身の濃い抗議行動でした。

 なお、カンパが4万円ほど寄せられました。

 カンパのご支援、ありがとうございます。

 

 ☆今後、12月4日()と行動を続けていく予定です。

  時間は午後6時半~8時。東電本店前に、ぜひ多くの参加をお願いします。

 

 

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┗■2.コラム その26「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」

 │ 国弱者を狙い撃ちする現代の地震

 └────(島村英紀 地震学者)

 

┃国弱者を狙い撃ちする現代の地震

┃原発、地震、悪天候でもあらゆる被害者は立場の弱い人間たち

┃それに乗じ利益を得る人間がいる構図も今昔変わりなし

 

○鯰絵(なまずえ)というものがある。

 安政江戸地震(1855年)のときには、地震後わずか3日間で380種類もが刊

行された。これはさまざまな地震ナマズの木版画に文章をつけた大衆向けの出

版物だ。いわば当時の夕刊紙である。カラー刷りの版画と文章で、大衆が好む

安政地震のさまざまなゴシップを取り上げている。

 ナマズ絵には幕府や豪商への鋭い風刺もあるので幕府はすぐに禁止令を出し

た。だが庶民はたくましい。禁止令も何のその、版元も出版日も書いていない

ナマズ絵が次々に出版され、人々は先を争って買い求めた。

 ナマズ絵で有名なものに地震の元凶であるナマズが豪商の首を締め上げて、

持っている小判が散らかっているものがある。

 たしかに大地震のときには富裕な商人が蓄えてきた金を庶民に「再配分」す

ることが行われた。いや、大地震だけではない、江戸で繰り返された大火のと

きも、この種の再配分のおかげで庶民が立ちなおったり潤ったりしたのだ。

 たとえば慶応の大火(1866年)のときには日本橋近くの豪商の詳細な支出記

録が残っている。

 それによれば、材木商や大工や左官にはじまって釘屋、石灰屋、砂利屋、縄

屋、綿屋、桶屋など、驚くほど多くの零細な職業に支払が行われたのが分かる。

もしこの再配分がなければ、大衆による打ち壊しが富裕商人たちを襲う可能性

さえあったのだ。

 しかし、現代はすっかり違ってしまった。瀬戸内海を見下ろす神戸大学の高

台には慰霊碑が建っている。阪神淡路大震災(1995年)で犠牲になった同大の

関係者の碑だ。それによれば、学生の死者は39人、うち37人は下宿生だった。

神戸大学が特別に下宿生の割合が高かったわけではない。下宿生は古い木造家

屋に住んでいることが多く、それゆえ午前6時少し前の大地震で、多くが犠牲

になってしまったのである。

 ちなみに、神戸大学では建物はひとつも倒壊しなかったから、もしこの地震

が昼間だったら、これらの学生は命を落とさずにすんだだろう。

 

○阪神淡路大震災には限らない。

 東日本大震災(2011年)でも犠牲者を年代別に数えると、60歳代が19%、70

歳代が23%、80歳代以上も23%あった。

 一方50歳代は12%、40歳代は7%、30歳代は6%だったから、高齢者の割合

は人口割よりもずっと多かった。つまり、現代の地震は弱者をねらい撃ちにす

るのである。

 つぎに首都圏を襲う大地震でも、古い住宅に住み続けざるを得ず、費用のか

かる耐震補強もおいそれとは出来ない庶民の「地震弱者」に被害がとくに多い

ことが心配されている。

 富裕商人の家も庶民の家も等しく壊れてしまって、再配分で庶民も潤った江

戸時代とは様変わりしてしまったのである。(11月8日『夕刊フジ』より)

たんぽぽ舎です。【TMM:No2012

2013年11月6日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.いよいよ始まるプールからの燃料移送(3)

   失敗すれば3.11の再現    山崎久隆(たんぽぽ舎)

★2.この国、おかしいんじゃないですか

   山本太郎議員へのバッシングに異議あり

            鍋谷郁太郎(大学教員 神奈川県在住)

★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

  ◆11/30田中三彦さんの講演

   【1号機の全交流電源喪失は“いつ”どのようにして起き、

   水素爆発は“どこで”どのようにして起こったか】のご案内

  ◆十二月(12/8)に語る平和~映像ドキュメントを見る~

     上映作品『東電テレビ会議 49時間の記録』

     トーク・白石 草さん(OurPlanet-TV代表)

★4.新聞・雑誌より2つ

  ◆燃料取り出し延期へ 安全確認に追加実証試験 福島第一4号機

                   (11月5日東京新聞より抜粋)

  ◆原発情報、隠蔽を危惧 秘密保護法案に意見書 福島県議会

                   (11月5日茨城新聞より抜粋)

━━━━━━━

11/8()79回首相官邸前抗議行動にご参加を!

 日時:11月8日()18:00から20:00

 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)

 たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、

 16:00、たんぽぽ舎出発。16:40頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)

 前で短時間の抗議コール。17:00「経産省前テントひろば」集合。

 1~5班にわかれて17:20官邸前、国会前へ出発。20:20経産省前テント

 ヨコでまとめの集会(短時間)

━━━━━━━

 

┏┓

┗■1.いよいよ始まるプールからの燃料移送(3)

 |  失敗すれば3.11の再現

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

 

○ 通常、使用済燃料の移動は再処理工場に搬出するか、汎用の貯蔵設備に輸送する時に行われてきた。4号機の移送も「手順どおりに、地震が来ない中で」行われるならば重大事故を起こす危険性は非常に小さいはずである。

 しかし場所とタイミングが極めて悪い今回の移送は、厳しい作業にならざるを得ない。

 段階を追って厳しい局面を想像するならば次のようになるだろう。

 まず、容器に燃料を入れるには水中で釣り上げた燃料体を、そのまま所定の「バスケット」と呼ばれる収納用の仕切り板の間に入れるが、最初に吊り上げる際にプール内の瓦礫などに引っかけてしまう危険性がある。おそらく水中の視界は非常に悪いだろう。水中カメラなどを駆使すると思われるが、普段の燃料移送もベテラン作業員の鋭敏な感覚が重要だと言われるから、同じように経験豊富な熟練者を配置して行う必要がある。

 バスケットに入れる燃料を間違えても危険である。おそらく事前に燃焼度などを計算し、臨界に達しないこと、あるいは隣接し合った燃料を入れないことなどをシミュレーションし、訓練を行っていると思うが、多重のチェック体制が必要な部分である。

 燃料を吊り上げてからバスケットに入れるまでに大地震など不測の事態が生じる可能性もあるから、その対策も必要である。速やかに元の位置に戻すか、バスケットに入れてしまうか、瞬時の判断が事故を防ぐことにつながる。

 燃料が入った後の容器密閉作業も全部水中で行わなければならない。

 乾式貯蔵容器のような二重の蓋にはなっていないので、これを取り付ける際に瓦礫などの噛み込みなどがあると密封不良になってしまう。視界の悪い中で慎重に蓋を閉じボルトで固定するが難しい作業になる。

○ この作業に従事できる人員が長い時間確保できるのかが大きな問題だ。当然被曝線量が問題になる。4号機からの移送だけでも一年以上。1~3号機をも考えれば、強い放射線環境下で緊張を強いられる作業を長時間続けるのはあまりにも過酷な労働だ。図面上は燃料移送作業を行う区画は仕切りを設置して換気対象エリアとするようだ。せめて燃料移送作業の空間だけでも空調だけではなく、周辺から飛んでくるガンマ線対策に、周辺のクリーンアップも徹底して行うべきだ。

 

※前回の「いよいよ始まるプールからの燃料移送()

 (11月4日発信【TMM:No2010)の記事に誤りがありました。

1つ目

 誤:『容器はTN52と呼ばれる…』

 正:『容器はNFT22Bと呼ばれる…』

2つ目

 誤:『…重量は92トンである。この中に一度に52体の燃料を詰めて移送することになる。』

 正:『…重量は91トンである。この中に一度に22体の燃料を詰めて移送することになる。』

お詫びして訂正いたします。

 

 

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┗■2.この国、おかしいんじゃないですか

 |  山本太郎議員へのバッシングに異議あり

 └──── 鍋谷郁太郎(大学教員 神奈川県在住)

 

 「この国、おかしいんじゃないですか。山本太郎議員が福島原発事故の惨状を綴った手紙を天皇に渡しただけで、激しいバッシングを受け、挙げ句は議員辞職の声まで出てきている。不敬罪がまかり通った明治憲法下の戦前じゃあるまいし、この騒ぎは一体何だろうか。

 山本議員の行為が象徴天皇制をうたった日本国憲法第1条に違反すると言うのなら、オリンピック招致に皇族を担ぎ出した安倍首相も立派に憲法違反を犯している。第20条及び第89条に明言されている政教分離の憲法原則を無視して、靖国神社を参拝する議員たちも明らかな憲法違反者である。

 福島原発事故を収拾出来ず、多くの住民の生活を奪いかつ危機に晒している日本政府は、「すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」ことを保証した憲法第25条の生存権を著しく侵している。

 さらに山本議員に対して国会で「不敬罪」というヤジが与党席から飛んだが、これは明らかに第1条に違反しているとんでもない憲法違反発言である。

 もし山本議員が憲法違反を理由に議員辞職を強要されるのであれば、日本国憲法第1条、第20条、第89条そして第25条に違反する行為を平気で行っている現政府政治家や両院の議員は、同様に即座に議員を辞めてもらいたい。」

 

 

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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 └──── 

 

 ◆11/30田中三彦さんの講演

  【1号機の全交流電源喪失は“いつ”どのようにして起き、

   水素爆発は“どこで”どのようにして起こったか】のご案内

 

 東電が撮影した津波襲来時の写真を分析すると、福島第一1号機は津波襲来前にすでに全交流電源喪失(SBO)に陥っていた可能性が高く、もしそうなら1号機のSBOの原因は津波ではなく別の原因を考えねばなりません。また1号機は水素爆発が起きたとされる5階水素爆発説では4階の激しい損壊状況をうまく説明できず、爆発は間違いなく最初に4階で起きています。このことは4階に設置されている非常用復水器(IC)の配管が地震の揺れで破損した可能性が高いことを意味します。

 

日 時:1130()14時~16時半

会 場:東京八重洲ホール201会議室(東京都中央区日本橋3-4-13)

講 師:田中三彦さん(元国会事故調委員)

参加費:500円(学生無料)

主 催:()大竹財団

連絡先:大竹財団 TEL 03-3272-3900  http://ohdake-foundation.org

 

 

 ◆十二月に語る平和~映像ドキュメントを見る~

   上映作品『東電テレビ会議 49時間の記録』

   トーク・白石 草さん(OurPlanet-TV代表)

 

  と き:201312月8日()13:0018:15(開場12:30

  ところ:鎌倉恩寵教会

       JR鎌倉駅西口市役所通り直進トンネルの先約百m左

  参加費:¥1000

  チケット取扱い: [たらば書房 島森書店 松林堂書店 邦栄堂書店]

  問合せ+予約:0467-24-0501 / 080-5544-5937

         crossroadcafe_kamakura@yahoo.co.jp

  主催:鎌倉・岐れ路の会

  後援:鎌倉市教育委員会

 

 

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┗■4.新聞・雑誌より2つ

 └──── 

 

 ◆燃料取り出し延期へ 安全確認に追加実証試験 福島第一4号機

 

 東京電力が福島第一原発4号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出しを前に、実際の燃料輸送容器を使って作業の安全性を確認する実証試験を追加し、4号機内で近く実施することが4日、関係者への取材で分かった。実証試験には準備を含めて数日かかる見込みで、早ければ8日にも始まる予定だった燃料取り出しは1~2週間延期となる見通し。

 燃料取り出しに向け、クレーンを備えた4号機の建屋カバーは既に完成しているが、実証試験は行われていなかった。(後略) (11月5日東京新聞より抜粋)

 

 

 ◆原発情報、隠蔽を危惧 秘密保護法案に意見書 福島県議会

 

 「原発の安全性に関わる問題や住民の安全に関する情報が『特定秘密』に指定される可能性がある」。安全保障上の情報保全徹底を掲げる特定秘密保護法案をめぐり、福島県議会は10月9日、全会一致で「慎重な対応を求める」とする首相、衆参両院議長宛ての意見書を可決した。

 東京電力福島第一原発事故直後、放射性物質の拡散について十分な情報開示がなされなかったことへの不信感が根強い同県。意見書の背景には「重要な情報がまた隠されるのではないか」との危機感がある。(中略)

 同県浪江町の一部の住民は、第一原発から放出された放射性物質が大量に流れて、放射線量がより高い地域に避難していたことが後から判明。国が適切に公表していれば「無用の被ばく」を防げたはずだという住民たちの怒りは今も収まっていない。

 意見書は、こうした経験を踏まえ「国民の生命と財産を守るために有益な情報が、公共の安全と秩序維持の目的のために特定秘密の対象に指定される可能性は極めて高い」と強い懸念を示した上で「重要なのは徹底した情報公開を推進すること」と強調している。(後略) (11月5日茨城新聞より抜粋)

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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 └──── 

 

 ◆11/16「さよなら原発 東電・東葛支社前デモ」のお知らせ

 

  東電の原発事故によって、柏市や流山市・松戸市などの千葉県東葛地域・埼玉県南東部・茨城県南部などは、汚染のホットスポットになっている。

 私たちは、東電・東葛支社を通して、抗議や要請を続けている。

 このたび「さよなら原発 東電・東葛支社前デモ」を行う。誰でも参加できる。

 

時:11月16日(土)午後2時30分

所:南柏中央第一公園

   (JR「南柏」駅東口下車右側の「キュア・ラ」ビル後ろ側。徒歩3分)

スケジュール:集会 2時30分~3時00分 デモ出発 3時00分(約3キロ)

           東電・東葛支社前を通って4時30分解散予定。

主催:原発止めよう!東葛の会(ブログ:http://p.tl/Sd1h

   連絡先:くさかべ(Eメール:kusakabe-nobuo@nifty.com

                                           090-9956-6018

 

 

 ◆11/16菅野清一講演会のご案内 『放射能は地域をどう変えたか?』

 

 「被災者をほったらかし」「津波の前に地震で破壊」

 「国や東電は言わない・・」「安全を強調する健康検査」

 「損害賠償も不誠実」「何のための大規模除染?」。

  福島第一原発事故による被災地の現状と問題点を菅野清一さんにお話していただきます。

 私たちはもっと知らなければ、伝えなければ。

 たくさんの参加を呼びかけます。

 

演題:放射能は地域をどう変えたか?

講師:菅野清一(福島県川俣町議会議員)

日時:20131116()13:3015:30

場所:茨城県牛久市中央生涯学習センター 大講座室

費用:資料代 300

主催:菅野清一講演会実行委員会

共催:牛久「環境学習同好会」

問合:原発いらない牛久の会 藤田080-5193-5218

 

 

 ◆11/16eシフトシンポジウム

  『どう計算しても原発は高い』~地域から始める原発ゼロノミクス

 

 ・講 師:吉原毅氏(城南信用金庫理事長)

       三上元氏(静岡県湖西市長)

  コーディネーター:上原公子氏(脱原発をめざす首長会議事務局長)

 ・地域の取組:こだいらソーラー/みたか発電/む~ソーラー(武蔵野市)/

        一橋大学/国際基督教大学

 日 時:20131116日(土)14001630

 会 場:武蔵野公会堂ホール JR /京王井の頭線・吉祥寺駅徒歩4

 参加費:1000円、学生は500

 申込先;http://e-shift.orgから。(当日参加可能)

 主 催:eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)

 後 援:脱原発をめざす首長会

 

 

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┗■4.テント日誌11月3日()経産省前テントひろば785日目

 |  印象深い出会いもあって

 └──── (I.K)

 

 今日は一日曇り空でしたが、風が無くさほど寒さを感じない。10時過ぎにいらした正清さんいつものようにテントの周辺のゴミを拾い集めていた。

 日比谷野音で「全国労働者集会」があるせいか右翼の街宣車がたくさん通る。

午後になってその一台がテント前に車を止めて罵声を浴びせて行った。そのときテント前に居たのが女性だけだったので、くそばばぁ!さっさと夢の島に行けだの、お前らのおかげで電気料金が上がって困っているんだ!等と。

 その他聞くにに耐えない言葉も吐いていたところ、警察が様子を見に来て、公安と思しき人が車に何か言った様子“また来るからな”と捨て台詞を残して去って行った。交差点の前に長時間駐車していたのを咎められたのかも知れない。私は彼らが車から降りてくるのではないかとひやひやしていたが、実害が無くて良かった。みんな言い返したい気持を抑えてひたすら無視するのみ。

言って判るような相手ではないのですから…

 今日も色々な集会などがあったのでテントを訪れる人は少なかったが、印象深い出会いがあった。東北の方だと言う男性、久米島の海洋温度差発電の話をして歩いているが、誰もそのことを知らないと嘆いていた。正清さんがお相手をして長時間話して帰られた。その発電のこと実は私も知らなかった。久米島のホームページを調べてみて良い方法だと思ったが、何処の海でも出来ると言うものではないらしいのが残念!兎に角再生エネルギーの開発のためあらゆることを考えることが必要ですね。

 夕方京都からいらした若い女性、テントは初めてだが、関電前の金曜行動などに参加して脱原発運動をしているそうだ。京都大学で行われる「熊取六人衆講演会“熊取の学者たち”~学問のあり方を問う~」のチラシをおいて首相官邸のほうへ去って行った。近くなら聞きたい話だけれど、

 今日もMさんが手作りの美味しいアップルアンドスイートポテトパイをたくさん差し入れて下さった。美味しいパイを食べながらの会話は山本太郎さんの手紙事件、小泉元首相の脱原発発言などなど。太郎さんの手紙については賛否両論あるが、彼の脱原発を願う切羽詰った行動だったということをみんなが判ってほしいと言うことに。天皇は何も出来ないかもしれませんが、脱原発の話題を広めた意義はあると思います。小泉さんの発言の影響力は強いのだから他の事はさておいて続けて欲しいと思う。

 嬉しいことに観光バスから手をふりかえしてくれる人が増えてきている。

時には乗客のほうから先に手を振ってくれることも、信号待ちの一台のバスではガイドさんがテントのことを説明してくれている様子だった。今日も有意義な座り込みでした。(I.K)

 

「スラップは口封じ」(K.M)さんの文章は、省略させていただきます。

 

 テントからのお知らせ

 

1129日(金)「脱原発テント裁判第4回口頭弁論」14時から

 1129日午後2時から 午後1時東京地裁前抗議集会 午後2時開廷

       地裁103号法廷 午後4時から裁判報告集会

11月6日()12月4日()東電解体!東電本店合同抗議 1830~     場所:東京電力本社前

 呼びかけ:経産省前テントひろば/首都圏反原発連合/たんぽぽ舎/東電株主訴訟

1123()11・23全国スラップ訴訟止めよう!シンポジュウム

  場所:早稲田大学早稲田キャンパス15号館201教室 入場無料

  時間:午後1時(1230分開場)

 主催:経産省前テントひろば/上関原発阻止被告団/

       高江ヘリパットいらない住民の会
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