NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2174】
2014年5月20日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.鼻血は、ベータ線被曝の結果
ベータ線は、鼻腔の粘膜を小範囲で高密度に被曝させ、粘膜が破られて鼻血となる。
広島と長崎の被曝者は鼻血で苦しんだ。
槌田敦(元理化学研究所研究員)
★2.5月16日第102回首相官邸前抗議行動にて
金子やよい(たんぽぽ舎金曜行動ボランティア)
ねこいち(サンバ・ナ・ファ)
◆金曜官邸前抗議ってどんな人が参加してるの?
◆金曜官邸行動でタイコを叩く ねこいち(サンバ・ナ・ファ)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆5月21日午後の院内集会のお知らせです。
「核燃料サイクル」の現実から「エネルギー基本計画」を検証するシンポジウム
◆5.21福島県に抗議する緊急記者会見・市民集会のお知らせと参加の呼びかけ
★4.新聞より2つ
◆政府事故調の「吉田調書」入手 所長命令に違反 原発撤退
福島第一所員の9割 震災4日後、福島第二へ
(5月20日 朝日新聞見出し)
◆葬られた命令違反 「吉田調書」から当時を再現
公開を覚悟し証言 線量上昇せず 待機命令
(5月20日 朝日新聞見出し)
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┗■1.鼻血は、ベータ線被曝の結果
| ベータ線は、鼻腔の粘膜を小範囲で高密度に被曝させ、粘膜が破られて鼻血となる。
| 広島と長崎の被曝者は鼻血で苦しんだ。
└──── 槌田敦(元理化学研究所研究員)
○美味しんぼの連載記事「福島の真実」(週刊ビッグコミックスピリッツ誌)が大問題になっている。石原環境大臣が「不快だ」といい、安倍首相が「根拠のない風評」としたことで政治問題となった。政府の介入は、発行元小学館を震えあがらせ、詫び状を書かせた。
放射能と鼻血の問題は、原爆症に始まる。広島で被曝治療をしてきた肥田医師は、「福島の真実24」で述べていられるが、広島と長崎の被曝者は鼻血で苦しんだ。しかし、占領軍は、その因果関係の発表を許されなかった。そして、この方針を引き継ぐ日米合作の放射線影響研究所も、原爆と鼻血の因果関係をタブー視し、原因不明とする。
この流れをくんで、放射線防護学の御用学者たちは、1シーベルト以上被曝すると血液中の血小板が減り、鼻血が出やすくなるが、それ以下では鼻血は出ないと主張する。
福島原発事故で多数の鼻血患者が出たのは事実である。しかし、被曝線量が少ないので、御用学者にはこの事実を説明できない。そこで彼らは自ら説明できないことにいらだって、事実そのものを「科学的にありえない」と否定することになる。
○事実を説明しなければ科学者として失格である。ところで、これら失格御用学者のいう被曝とは、ガンマ線被曝であって、その範囲ならば彼らの言う通りかも知れない。しかし、矢ケ崎琉球大学名誉教授も「福島の真実24」で述べていられるが、物理学者ならば放射線にベータ線(電子線)があることに注目する。
セシウム原子などを含む土埃が風で運ばれてこれを吸い込むと、鼻腔に沈着しベータ線を放出する。ベータ線は飛行距離が短く、鼻腔の粘膜を小範囲で高密度に被曝させることになり、粘膜が破られて鼻血となる。
この症状は、日光による紫外線被曝と似ている。まず、皮膚が日焼け状態となり赤くなり、次にただれる。粘膜ならば破れて鼻血になる。この症状には個人差があり、赤くなっても回復することがある。
その場合は、耐性ができて次の被曝があっても赤くはならず、黒ずむだけである。その人は幸福であって、その後は鼻血はない。現在の福島県民の多くはこの状態にあると思われる。しかし、この事実にはふたつの重要な問題がある。
○ひとつは、この耐性のない子供や福島を訪問する県外の者の危険である。外出するときは、セシウムを含む土埃を吸わないように、四季を問わず花粉マスクが必要である。そして子供のいる家庭の居間、学習室、寝室には、空気清浄器が必須であろう。その費用は東電に請求する。ホテル滞在の場合は空気清浄器の有無を確かめるとよい。
もうひとつは、鼻にはいったセシウムは肺に流れ込み、血液で全身に配られ、内部被曝の原因となる。福島の人達は、食事だけ被曝管理しても無駄であることを理解する必要がある。これは風評被害ではない。土壌の高汚染地域という事実の問題である。
最後に、福島と鼻血について、武田中部大学教授のショート論評(5月10日)を全面的に支持する。小学館は美味しんぼ連載最終打ち切りの「福島の真実24」(5月19日発売)で、武田教授に詳細な論評をなぜ求めなかったのか、おおいに疑問である。
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┗■2.5月16日第102回首相官邸前抗議行動にて
└──── 金子やよい(たんぽぽ舎金曜行動ボランティア)
└──── ねこいち(サンバ・ナ・ファ)
◆金曜官邸前抗議ってどんな人が参加してるの?
毎週やってる官邸前抗議行動、来てる人は、そこでどんな風に、抗議してるかは、知ってるよね。
ホント色んなスタイルで、抗議の声を上げている、個性的なプラカードだったり、楽器、電飾、踊り有り、歌あり、でも、この場以外で、一人一人がどんな活動し、どんな人となりかは聞いてみたこと無いんじゃないかな、そこで、今回は財務省交差点名物武笠さんのコールをおっきなタイコで盛り上げてくれている「ねこいち」さんに、ゴーインにたのんで以下の原稿頂きました。
「ねこいち」の名前から猫好きは、推察できましたが、主婦さんだとは。
いつもいいリズムで盛り上げてくれる「ねこいち」さんに感謝です。
また、「感謝の歌」を官邸前で聞けたらサイコーだろうなぁ。
◆金曜官邸行動でタイコを叩く ねこいち(サンバ・ナ・ファ)
○はじめまして。たんぽぽ舎も参加している首都圏反原発連合主催の「金曜首相官邸前抗議」において、たんぽぽ舎の方たちのコールに合わせてタイコを叩いているねこいちです。
「ねこいち」とはまたアヤシイ名前ですが、ネコ科が一番好きというツイッターネーム由来のニックネームで、(多分)善良な一般市民であり、一主婦です。ちゃんとプラスチックゴミは洗ってからゴミにしているので、その点善良だと自負しています。
ねこ(特に野生ネコ)を尊敬しているので、福島第一原発が爆発する以前は、西表島へ行って絶滅危惧種であるイリオモテヤマネコの保護に何らかの形で関わりたいという夢のような夢を持ったこともありました。
○しかし原発事故が起こって以降、一年位前から音楽家シトロン稲葉さんが主宰する「サンバ・ナ・フア」というグループに何故か紛れこんでいて、不思議ことにタイコを叩くようになりました。
グループ名の「サンバ・ナ・フア」とは、ポルトガル語で「路上のサンバ」の意で、「あんな過酷な原発事故が現実に起きて、もう原発いらんでしょ。さらに再稼働、まして原発輸出なんてとんでもない」ということで、路上で音楽を通して脱原発を訴える活動をしています。
具体的には、シトロン稲葉作詞作曲の脱原発の歌の演奏や、デモや金曜官邸前抗議の時にサンバのリズムでコールを応援したり、また主に東京新宿や吉祥寺あたりで演奏しながら脱原発に関するリーフレットを配る周知活動をしたりしています。
○私は東京電力と、それを庇護する政府に対して怒っています。安全神話をさんざん振りまき、三年前の事故以来福島第一原発から大量の放射性物質を今も振りまいているにも関わらず、その責任をとろうとしない。事故の収束より、自分たちが生き延びることばかり考えているからです。
その怒りも一つの要因になって、ほぼ毎週金曜に首相官邸付近や月一回行われている東電本店前合同抗議に通っているわけですが、皆さまも様々な思いがあって活動されていることと思います。
○たんぽぽ舎さんをはじめとする何十年も反原発の活動をされてきた方たち、そしてたった三年前の実際の過酷事故が「風化」と言われるようになっても、地道に活動を今も続けていらっしゃる方たちに、シトロン稲葉が作詞作曲した新曲「感謝の歌」をもってこの拙い文を終わります。思わず体が動いてしまうような軽快な曲です。どんな曲なのか実際に聴いてみたいわ~と思う方、近くなら演奏に伺えるかも!
☆「感謝の歌」
今原発は一基も動いてない
日本中で一基も動いてない
去年の秋から動いてない
それでもずっと電気は止まらない
一年三年経っても
六年九年経っても
ずっと動かさずにいられるように
知恵の限りを尽くしたり
汗を流したりして
暮らし守る人たち ありがとう
新聞テレビ抱き込んで
安全神話振りまいて
夢の技術は悪夢もたらした
後悔繰り返さぬように
絶対繰り返さぬように
声を上げる人たち ありがとう
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┗■4.「美味しんぼ読書コーナー」もあって
| テント日誌5月18日(日)
| 経産省前テントひろば980日目 商業用原発停止245日
└────
朝テントに着いたらびっくり!テント前の椅子に「美味しんぼ読書コーナー」の表示があり、文庫版一冊と雑誌スピリッツが置かれていた。そして下のほうに"自由にお読みください!読んで応援!いいぞ漫画家! がんばれ出版社"との表示も!聞けば金曜日からあったとのこと、誰が置いてくれたのかな?
新聞記事などで問題になっていることは知っていたが、読んだことがなかったので早速手にとって読んだ。
福島の現実がわかりやすく書かれていて批判されるようなものではないと思う。現実を認めたくない人たちが大げさに騒いでいるのではないだろうか。
ゆっくり読みたかったので帰りに近くの本屋によって文庫版の「美味しんぼ110号」を注文して来た。問題の鼻血の話などはまだ雑誌の方なのだけれどこの調子だと文庫化されるか心配だ。
昼前にMさんがそうめんとてんぷら、色々な薬味とつゆを保冷バックに入れてを持ってきてくれた(乱さんのリクエスト!)とても美味しかった。
ドイツの方が二人自転車で通りがかったので英語版の案内を差し上げたらカンパをして下さったので、脱原発扇子をお渡しした。日本には観光で来ていて東京は5日目、これから関西を回るそうだ。2ヶ月のホリディーとか羨ましい限りです。二人はテントと私の脱原発のプラカードを写して官邸のほうへ去っていった。
その後テントのことは知っていたが、なかなか来られなくて、と小学生ぐらいの男の子を連れた女性が寄ってくださり、居合わせたヨーカンさんなどと色々話して矢張りカンパを置いて帰られた。
次に若い女性「此処は何をしているのですか?」と聞いてきたのでテントの出来た経緯などを話してチラシをお渡しする。大先輩のSさんと暫らく話していかれた。
2時からは月一回の川柳句会、今日のお題は「危険」と「意志」。
難しいのでパスしようと思ったけれど、何とかひねり出して参加する。
「危険」の秀句
1)心配だ 政府首脳が 危険思想
2)武器 原発 日本が一番危険物
3)解釈で 危険な道を 進む安倍(私の句)
特選 戦争を とめるブレーキ こわしてる
「意志」の秀句
1)意志強く 脱原発 やりつづけ
2)いま止めよ 戦争準備 着々と
3)安倍首相 退陣 みんなの意志ですぞ
特選 日本中 見えない意志に あやつられ
乱さんのお情けで私も一句だけ選ばれた。
今日嬉しかったのは修学旅行の学生さんらしい人たちがバスの中から積極的に手を振ってくれたり、タクシーの中からVサインをしてくれる外国の方が居たことなどです。応援してくれる人がいると思うとテントにいる甲斐があります。
(I・K) (後略)
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┗■5.新聞より3つ
└────
◆中間貯蔵用地 高く算定 政府案 建設候補の福島2町
手厚い条件 承諾促す
◆美味しんぼ 苦い後味 編集部見解 「表現のあり方見直す」
発売前 環境省にゲラ 編集部、被曝の影響質問
「被爆で鼻血」両論併記 「表現に国介入」不安も
(共に、5月18日朝日新聞見出しより)
◆凍土壁 6月着工微妙 福島第一 規制委、安全性に疑問
たんぽぽ舎です。【TMM:No2173】
2014年5月19日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.フクイチ事故は「原発は日本を滅ぼす」ことを教えている
「美味しんぼ」(漫画)の鼻血を出す場面を「風評」と批判する
福島県知事はおかしい 清水 寛(たんぽぽ舎会員)
★2.原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!
地震国日本で地震評価は最低水準
地震のことを自身で調べる自信なし? 連載その3
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆5/21東京検察審査会での「起訴相当」議決を要請する申入れ行動
場所:東京検察審査会前(東京地裁前)
◆5/30チェルノブイリ・28年目、3年目の福島-子どもたちは今...
<映像とトークで学ぶ子ども保養学習会へのお誘い>
会場:あんさんぶる荻窪 第1、第2、第3教室
★4.「美味しんぼ読書コーナー」もあって
テント日誌5月18日(日)
経産省前テントひろば980日目 商業用原発停止245日
(I・K)
★5.新聞より3つ
◆中間貯蔵用地 高く算定 政府案 建設候補の福島2町
手厚い条件 承諾促す
◆美味しんぼ 苦い後味 編集部見解 「表現のあり方見直す」
発売前 環境省にゲラ 編集部、被曝の影響質問
「被爆で鼻血」両論併記 「表現に国介入」不安も
(共に、5月18日朝日新聞見出しより)
◆凍土壁 6月着工微妙 福島第一 規制委、安全性に疑問
(5月17日朝日新聞見出し)
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※5/24【上映会】にご参加を!
「東電テレビ会議49時間の記録」206分の上映(制作:OurPlanet-TV)
日 時:5月24日(土)13:30より
解 説:木村英昭さん(「東電テレビ会議49時間の記録」の著者、朝日新聞記者)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:1000円(学生500円)
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┗■1.フクイチ事故は「原発は日本を滅ぼす」ことを教えている
| 「美味しんぼ」(漫画)の鼻血を出す場面を「風評」と批判する
| 福島県知事はおかしい
└──── 清水 寛(たんぽぽ舎会員)
県民を放射能汚染地域に戻して健康被害がでた場合に責任が取れるのか。取れはしない。被害がでないように安全な場所に避難させ、そこで生活できるように支援することが知事の役割ではないでしょうか。
チェルノブイリでは5年ぐらいを経過して、小児甲状腺ガンが多発していることが明らかになった。
3・11のフクシマ原発事故において放射能が日本列島にまき散らされ、フクシマ原発周辺の放射能汚染はチェルノブイリの事故での重汚染地域よりも濃度が高い値も出ているようである。チェルノブイリでも鼻血の事例があり、放射能の影響かも知れない鼻血は「風評」ではなく、「実際にあったこと」である。知事が被害を小さく見せて、基準値を引き上げた汚染地へ県民を戻そうとしているが、県民の安全を重視していたら、そのようなことはできないはずである。
そのようなことをするとしたら県民に無責任な知事である。
「放射能から命と国土を守り、平和憲法を守り活かす情報発信No21」より
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┗■2.原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!
| 地震国日本で地震評価は最低水準
| 地震のことを自身で調べる自信なし? 連載その3
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
○ 原子力規制委員会が「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全…に資する」目的で作ったはずの新規制基準は欠陥だらけ。立地指針無視、複数基稼働容認、コアキャッチャー無しなど。おまけに、イチエフ事故調査結果を踏まえずに地震対策を大甘にしたのは、54基あった原発を再稼動させたいからだ。
「科学的・技術的」に安全第一と考えるならば、イチエフの事故原因追求とその結果の基準への反映が当然である。が、規制委は事故検証を避けた。特に国会事故調が地震による配管破断の可能性を疑い、東電が調査隠しをしていたのに、事故調査を先延ばしして新規制基準に反映しなかった。元東電社員木村俊雄さんがイチエフ1号機の炉心溶融は、津波ではなく地震によって引き起こされたと主張しているのに。
○ 一方、福島第一原発事故はイチエフ近くに活断層があったから起こった訳ではない。東北地方太平洋沖地震は、太平洋プレートと北アメリカプレートの境界域(日本海溝付近)における海溝型地震だ。毎日のように地震が起こる日本列島では過去に何度も基準地震動以上の地震が発生した。例えば、2007年7月の新潟県中越沖地震では柏崎刈羽原発で最大加速度2300ガルを記録した、川内原発の基準地震動620ガルはあまりに小さい。これらのことは島村英紀さんのホームページに詳しい。 http://shima3.fc2web.com/201302choushuusinbun.htm
イチエフ事故で地震による配管破断があったかどうかを検証するとともに、多くの地震学者の知見を取り入れて基準地震動の決定方法を見直すべきだ。事業者任せの3次元地下構造解析を誰が信じられようか。
○ 国会事故調の委員でもあった地震学者石橋克彦さんも、岩波書店の「世界6月号」で「欠陥『規制基準』が第二の原発震災を招く」を書いている。新規制基準は「世界で最も厳しい水準」は大嘘、恐ろしい川内原発再稼働、浜岡原発と伊方原発の再稼働は無謀、と。ご一読を。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆東京検察審査会での「起訴相当」議決を要請する申入れ行動
日時:5月21日(水)午前8時半~9時半
場所:東京検察審査会前(東京地裁前)
内容:上記宣伝行動の後、東京第5検察審査会への申入れ行動を行います。
各自、要請文(請願書)を用意していただければありがたいです。
趣旨:福島告訴団は東京地検の不起訴処分に対して東京検察審査会へ申立を
しています。審査員はくじ引きで選ばれた11人の東京都民です。
福島原発事故の責任を都民が裁くことになりました。
福島原発事故を引き起こした東京電力は刑事責任を免れています。
東京検察審査会で東電に対する起訴議決を実現しましょう。
詳しくは、福島告訴団のブログをご覧ください。
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
連絡先:福島告訴団被害者証言集会を成功させる集い実行委員会
080-1104-4432(小林)
◆チェルノブイリ・28年目、3年目の福島-子どもたちは今...
<映像とトークで学ぶ子ども保養学習会へのお誘い>
日時:5月30日(金)午後6時10分(開場)6時30分(開演)
会場:あんさんぶる荻窪 第1、第2、第3教室(JR荻窪駅徒歩5分)
内容:映像&トーク DVD上映「チェルノブイリ・28年目の子どもたち」
学校や医療機関でどのように健康診断を行い、保養につなげているのか。
子どもたちの暮らしはどうなっているのか。そして母親たちの心中は-
☆お話:白石 草さん
(非営利の独立メディアOurplanetT代表・一橋大学院客員准教授)
☆お話:吉野裕之さん(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)
「福島の子どもたちの現状―保養のありかたについて」
主 催:福島子ども保養プロジェクト・杉並の会
http://suginamihoyo.jimdo.com/
<連絡先・090-1859-6656(東本)>
後 援:杉並区教育委員会
資料代:500円
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆5/25放射能汚染下でのPRTR制度を考えるシンポのお知らせ
放射能汚染下でのPRTR制度を考える―
公害の歴史と有害化学物質規制原則に学ぶ―
日 時:2014年5月25日(日)午後1時半~4時半
場 所:明治大学駿河台キャンパス・リバティータワー1123教室
千代田区神田駿河台1-1 明治大学・リバティータワー12階
・記念講演 菅井益郎氏(国学院大学教授)
「公害史と原発事故に見る安全思想」
・パネラー
「食べ物の安全、予防原則こそ原則」
神山美智子氏(食の安全・監視市民委員会代表・弁護士)
「生涯を通じての被害をどう償うのか」
村田 弘氏(福島原発かながわ訴訟原告団・団長)
・コーディネーター 中地重晴氏(熊本学園大学教授・Tウオッチ理事長)
有害化学物質規制の原則から見た放射能被害防止のあり方について、
日本の公害史を見つめながら、考えてみます。
主 催:NPO法人有害化学物質削減ネットワーク(Tウオッチ)
参加申込及び連絡先:FAX 03-5627-7540 Email info@toxwatch.net
資料代 1,000円(会員500円)
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┗■4.新聞より4つ
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◆高浜原発:優先審査へ…規制委、関電の地震想定を了承
原子力規制委員会は16日の審査会合で、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)で、関電が引き上げた耐震設計の基になる地震の最大の揺れ「基準地震動」を了承した。最大の課題をクリアしたことで、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)に次ぎ、再稼働に向け審査を優先的に進める原発に選ばれる見通しになった。(中略)
ただし、早期の再稼働を目指す川内原発とは異なり、高浜原発は地震想定の引き上げに伴う大幅な耐震補強が必要になる。審査が進んでも年内の再稼働は困難な状況だ。
関電は4月末、高浜原発と大飯原発3、4号機(福井県)で、想定する震源の深さを従来の3.3キロよりも浅い3キロに変更。基準地震動を高浜原発で550ガル(ガルは加速度の単位)から700ガル、大飯原発で759ガルから856ガルに引き上げた。(中略)
会合後、関電の大石富彦執行役員は「大きな一歩」と評価したが、「耐震計算だけで数ヶ月かかる」と述べ、早期の再稼働が難しいとの認識を示した。(5月16日毎日新聞より抜粋)
◆汚染水 外洋流出続く 首相の「完全ブロック」破綻
セシウム137事故前の倍で推移 福島第一沖30キロ記録分析
東京電力福島第一原発から漏れた汚染水が、沖合の海にまで拡散し続けている可能性の高いことが、原子力規制委員会が公開している海水データの分析から分かった。安倍晋三首相は昨年九月、国際社会に向かって「汚染の影響は専用港内で完全にブロックされている」と強調したが、現実には放射性セシウムはブロックされず、海を汚し続けている。(中略)
福島沖の濃度を調べてきた東京海洋大の神田穣太(じょうた)教授は「低下しないのは、福島第一から外洋への継続的なセシウムの供給があるということ」と指摘する。(中略)
神田教授は「溶けた核燃料の状態がよく分からない現状で、沖への汚染がどう変わるか分からない。海への汚染が続いていることを前提に、不測の事態が起きないように監視していく必要がある」と話している。
(5月17日東京新聞より抜粋)
◆「再稼働ノー」特養の叫び 高齢者180人 逃げられない
「避難せず」苦渋の同意書
茨城県東海村にある特別養護老人ホームが「原発事故が起こっても、入所者を避難させない」との同意を、家族から取り付けている。首都圏唯一の原発、日本原子力発電(原電)の東海第二原発のお膝元。東日本大震災を経験し、「高齢の入所者全員を、無事に避難させることは不可能」と思い知ったからだ。特養ホームを運営する女性経営者は、再稼働を止めるのが本筋だと、たった一人で「反対」の声を上げ始めた。
「東海第二原発再稼働断固反対! 利用者・スタッフ避難できません!」。東海村にある特養ホームの玄関口に、大きな張り紙がある。
高齢者百八十人が入所する「常陸東海園」。東海第二原発からわずか三キロ。周りには、系列の保育園やDV被害の母子の生活支援施設もある。(中略)
「原発の一番近くで三十七年、福祉の仕事をしてきた。私一人の声でも十分、大きいはずだ」と伏屋さん。「行政は、逃げられない人がいることを前提に、原発再稼働の是非を考えてほしい。私たちは、命を預けている」。突き付ける問いは重い。(5月17日東京新聞より抜粋)
◆今夏も節電要請 数値掲げず 政府 原発ゼロでも供給確保
政府は十六日、今夏の電力需給対策を関係閣僚会議で決めた。今夏は昨年に続き数値目標を設けず、沖縄電力を除く九電力管内に節電協力を要請する。政府の節電要請は二〇一一年以降、夏冬併せて七回目。稼働する原発がゼロでも、他電力などからの融通で、特に逼(ひっ)迫している関西、九州の両電力会社でも八月の供給力の余力を示す予備率が最低限必要とされる「3%」を確保できる見通しとなった。
たんぽぽ舎です。【TMM:No2172】
2014年5月17日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.焼岳の群発地震、噴火の可能性も 岐阜県と長野県の県境にある活火山
山頂付近には有毒ガスが出続けている
いずれ群発地震から噴火への道をたどる
「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その51
島村英紀(地震学者)
★2.【今、気をつけたい食材は、川魚・きのこ・タケノコ】
食品と暮らしの安全基金
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆5/25放射能汚染下でのPRTR制度を考えるシンポのお知らせ
放射能汚染下でのPRTR制度を考える―
公害の歴史と有害化学物質規制原則に学ぶ―
場所:明治大学駿河台キャンパス・リバティータワー1123教室
★4.新聞より4つ
◆高浜原発:優先審査へ…規制委、関電の地震想定を了承
(5月16日毎日新聞より抜粋)
◆汚染水 外洋流出続く 首相の「完全ブロック」破綻
セシウム137事故前の倍で推移 福島第一沖30キロ記録分析
(5月17日東京新聞より抜粋)
◆「再稼働ノー」特養の叫び 高齢者180人 逃げられない
「避難せず」苦渋の同意書 (5月17日東京新聞より抜粋)
◆今夏も節電要請 数値掲げず 政府 原発ゼロでも供給確保
(5月17日東京新聞より)
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※5月16日(金)発信の【TMM:No2172】★2.「川内原発再稼働阻止・鹿児島
応援ツアー参加者募集」のお知らせに、一部の方に間違いがありました。
訂正をお願いします。
◇問合せ 川内原発動かすな!東日本決起集会実行委員会事務局
電話番号;正 070-6473-1947 誤 070-6472-1947
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┗■1.焼岳の群発地震、噴火の可能性も 岐阜県と長野県の県境にある活火山
| 山頂付近には有毒ガスが出続けている
| いずれ群発地震から噴火への道をたどる
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その51
└──── 島村英紀(地震学者)
○さる5月3日の朝から岐阜県と長野県の県境で群発地震が続いている。最初の日に岐阜県高山で震度3の揺れを9回も記録するなど、有感地震だけで41回もあった。高山市で民家2軒の石垣が崩れるなど小被害があった。
地震は最初は多かったが、その後減っていまは数日に1度ほどになっている。最大の地震のマグニチュード(M)は4.5だった。
気象庁の発表だと震源は「岐阜県飛騨地方」と「長野県中部」に分かれていて、まるで別のところで地震が起きているように見える。だがこれは震源の計算結果のばらつきが、たまたま県境を越えただけなので、ひとつながりの群発地震なのだ。
この地震群は焼岳(標高2455メートル)の直下に集中している。震源の深さは地下5キロ以内で、ごく浅い。
○焼岳は県境にある活火山で、南北に連なる飛騨山脈のひとつの山だ。
地震は「オレが火山性地震だよ」と言って起きるわけではない。このため地球物理学者は起きた場所で判断するしかない。今回の群発地震は火山の直下で起きたので火山性地震の疑いが強い。
火山性の地震には、どこにでも起きる普通の地震と記録上は区別がつかないものが多い。
そのほか「火山性脈動」や「低周波地震」もある。火山性脈動は噴火の直前に出ることが多い。今回は火山性脈動や低周波地震は観測されていない。
じつは、この付近では過去たびたび群発地震が起きている。1998年にはもっと規模の大きな群発地震が起きた。最大地震はM5.4だった。その前にも1993年や1990年にも起きた。
近年は群発地震が起きても噴火には結びつかないことも多かった。しかし焼岳は過去に大噴火したことも何度もある。たとえば1915(大正4)年の噴火では大量の泥流が長野県・上高地にあった川をせき止めてしまった。水中に立ち枯れた木が景観を作って観光客に人気の大正池は、こうして出来た。
○焼岳の現在までの最後の噴火は1962年。旧焼岳小屋が火山灰で押しつぶされて4名が負傷した。
以後、群発地震はあっても噴火はない。だが半世紀の休止は火山ではよくあることで、これからも噴火しないことはあり得ない。いずれ群発地震から噴火への道をたどることになろう。
噴火こそしなくても、焼岳の地下にあるマグマ関連の事件が起きたことがある。1995年のことだ。近くでトンネル工事をしていたときに火山性ガスを含む水蒸気爆発があって工事の作業員ら4名が犠牲になった。中部縦貫自動車道の安房トンネルの工事の取り付け道路の工事だった。
また土砂崩れや雪崩も発生、梓川になだれ込んだ土砂は6000立方メートルにもなった。そしてトンネルの出口はもともと予定されていたところから変更された。
いまでも焼岳の山頂付近には有毒ガスが出続けている。地下のマグマはまだ生きているのである。 (5月16日『夕刊フジ』より)
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┗■2.【今、気をつけたい食材は、川魚・きのこ・タケノコ】
└──── 食品と暮らしの安全基金
3月末に千葉県産のギンブナ、コイから基準値越えの放射能が出ました。関東ではイワナやヤマメなどの川魚は50ベクレル/kg以上出ています。
6月には鮎釣りが解禁になりますが、苔を食べている天然ものは特に注意が必要です。
きのこ類は、原木、菌床栽培に関わらず、検出されています。原木や菌床の産地が、放射能汚染による格付けでAランクの道府県を選び、産地が分からないものは避けてください。
注意したいのがタケノコ。4月3日発表の厚労省のデータでは、千葉県産28検体すべてから1.9~43ベクレル/kgを検出し、平均値は18.6ベクレル/kgでした。
※格付け図は、食品と暮らしの安全基金ホームページに掲載。
<http://tabemono.info/report/report_15.html>