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たんぽぽ舎です。【TMM:No1217】
転送歓迎
玄海原発4号機が自動停止=復水器トラブル 九電、6基中5基停止
残る稼働中原子炉はあと10基
◆ 地震と原発事故情報 その202 ◆
4つの情報をお知らせします(10月16日)
★1.報道も書店もどちらも原発記事や本が少なくなった中で
広瀬隆さんの健筆、石丸小四郎さん、食品の放射能汚染本など紹介
★2.スペース たんぽぽ の原発講座が、連続大盛況
ドイツ緑の党副代表、長池講義、東京新聞 田原記者
★3.不当逮捕された人の救援活動に参加して勉強になったこと
これから救援にかかわる人へのアドヴァイスに少しでも役立てば
★4.枝野経済産業相 九電の報告は「理解不能」
やらせ問題 社長続投を決定したが…
経産相「続投以前の問題」と指摘
★1.報道も書店もどちらも原発記事や本が少なくなった中で
広瀬隆さんの健筆、石丸小四郎さん、食品の放射能汚染本など紹介。
テレビ、新聞、週刊誌の原発報道が少なくなった中で、いくつか健闘している
新聞、雑誌、単行本がある。私の身近にある三つを紹介したい。
第1は、東京新聞の健闘―全般に健闘、その中でも「こちら特報部」(26~27頁)
が連日、原発の焦点記事を取材して報道していて、参考になる記事が多い。例え
ば、10月8日の朝刊。二つの記事が載っている。1つ目は10月7日の原発止めよう
―ストレステストなどの政府交渉の内容―お粗末な答弁―の要旨が載っていて参
考になる。
2つ目は、第三者委員会にみる「東電商法」というテーマで、政府の第三者委員
会(弁護士下河辺和彦委員長)の報告文を載せている。寮跡地、介護施設に、太
った資産、釣り堀まで、東電は、原価”水増し”で料金拡大。会計6000億円
を料金に付け回し、政府は「身内」への責任追及甘く、天下り費削減が先決―と
いう記事など。
第2は、週刊朝日の健闘。毎号、広瀬隆さんの2頁連載=原発破局阻止せよ!を
掲載(10月14日号で第28回)。今号は二酸化炭素温暖化説の崩壊その(3)で、
「ガス火力中心に発電は大消費地で」という文章。文章の後半に「メガソーラー
は自然を破壊する」と述べて、自然エネルギー論者たちの間違いを指摘。他に、
亡国原発と闘った男・石丸小四郎の証言(下)「人の心を蝕む原発の魔性―しわ
寄せは子どもと高齢者―」という文を掲載している。福島第一原発の5キロ圏内
で40年間、原発と闘い続けてきた元郵便局員(69才)の”心からの叫び”の歴
史証言文だ。
第3は、宝島社のパンフ、単行本。『世界一わかりやすい放射能の本当の話』な
ど多くの単行本も出ているが、このほど、『食品の放射能汚染』という本が出た。
食品完全対策マニュアルと銘打って、一般家庭の献立、全国の魚、農産物、品目
別セシウムの計測値などの内容。放射能測定24年のたんぽぽ舎鈴木千津子さん
も全面協力している。A4判143頁で、880円の割安値段。たんぽぽ舎でも
扱い中。(柳田)
★2.スペース たんぽぽ の原発講座が、連続大盛況
ドイツ緑の党副代表、長池講義、東京新聞 田原記者
1.10月のスペース たんぽぽ
の原発講座が連続して盛況です。ただし、その集会の報告文を書いていただける
人が少なくて、すぐ、「正確な報告文」がこのメールで出せないのが弱みです。
2.10月8日の(土)の園さん歓迎・報告会の大盛況(120人)に続いて、10月12
日(水)のドイツ緑の党副代表講演会(たんぽぽ舎も参加している実行委員会主
催)(100人強)、10月14日(金)の東京新聞『こちら特報部』の田原牧記者の
話(90人)、10月15日(土)の『原発とエントロピーをめぐって―槌田たかし、
柄谷行人講演会』(主催:長池講義)(100人)。3つとも会場超満員で、入り
きれぬほど。このためHさんの技術協力で、4Fの映像・マイクを5階でも映せ
る=聞けるようになりましたので、収容人員は140人くらいまで今後、拡大で
きます(そのときは4Fと5Fの両方の部屋の予約が必要)。
3.3つの講演は、いずれも今後の原発廃止をめざす運動にとって、重要な論点、
問題点、課題を提供した。この3つの講演で出された、いくつかの点を煮詰める
ことは、今後の運動にとって大きな意味を持つ。次号以降で、3つの講演会の要
点を紹介したい。当日、出席された方で、ご協力いただける方よろしく。
(柳田)
★3.不当逮捕された人の救援活動に参加して勉強になったこと
これから救援にかかわる人へのアドヴァイスに少しでも役立てば
たんぽぽ舎ボランティア 唐木
『差別排外主義にNO! 9.23行動』のデモに園良太さんと参加し、不当逮捕された
園さんの救援活動に関わらせていただきました。
何もかも初めてのことが多かったので、これから救援に関わる人のアドバイスに
少しでもなれれば幸いです。
1.まず一番驚いたことは救援会とは逮捕された本人の希望するとおりに動くの
ではなく、何が一番本人に有益かを考えて行動します。例えば匿名で活動するべ
きか、実名を公表するべきか最後まで議論が持ち上がっていました。
園さん本人はデモの実行委員を中心とする救援会を信じていて、実名を出しても
構わないし、救援会の判断に任せると言っていました。
何も知らない私からすると、彼は活動を知られているし、一般の会社員のように
社会的に制裁を受ける立場ではないだろうと思い、実名で活動した方が応援を得
やすいのでは?と思っていました。
何回か会議を重ねるうちに実は園さんといえど、日本では逮捕者=犯罪者という
レッテルを貼られるということや、ネット右翼と呼ばれる人が彼の逮捕をネタに
デモ自体を批判しかねないことなどが分かってきました。
欧州では実名で活動するのが基本という話や、大阪では東京より実名を公表する
ことが多いなど、その人が生活している社会の受け止め方によって対応している
ようです。今回は救援会と本人の信頼関係が非常に良く、逆に今まで一人でデモ
に参加して逮捕されてしまった方たちはさぞかし、救援会の姿が見えず不安だっ
たろうなと感じました。
2.次に非常に感動したこと。デモ終了後にすぐに救援会議が開かれ、デモ参加
者の有志で成り立ちました。みなさん自分の撮った映像を持ち寄り検証、プライ
バシー保護のためボカシ編集、ブログを立ち上げ、声明文を迅速に作成しました。
さらにそれを多言語に翻訳する方など、それぞれのできることから多角的に取り
組みました。
私はお恥ずかしい話ですが、不当逮捕の当日の会議ではまだ頭が真っ白で、会議
の最後に「今のところ役割がない人はカンパ集めをお願いします。」という言葉
だけが頭に残りました。
よし、これなら自分でもできる!
と参加したデモではカンパを募ることにしました。実名を言えばもっと支援して
もらえるのでは?というもどかしさもありましたが、それでもたんぽぽ舎の仲間
や、同じようにデモで不当逮捕された方などから暖かいご支援をいただきました。
3.三つ目は意外と知らない差し入れ情報です。新宿署は署の勝手なルールで初
日の差し入れを拒否し、最後まで接見禁止を付けて私たちが直接会えないように
しました。つまり、弁護士を通してでしか、お互いの連絡は取れず、接見のたび
に本人希望の本(一日3冊まで)や檄文(弁護士がアクリルガラス越しに見せる仲間
のメッセージ)を渡しました。
私は手書きのものが一切本人の手に渡らないということを知らずに英語の本に解
説を書いてしまったりして、それがあとで黒塗りになって本人に届けられました。
印刷物は渡せますが、外国語だと翻訳していないとダメだとか、脱走事件などの
警察の不祥事も黒塗りされます。
直接、個人が新宿署の受付時間に差し入れることもできましたが、わざわざ本人
は完全黙秘をして仲間を守っているのに、こちらから住所と氏名を書いて身元を
明かすこともないだろうと全て弁護士を通しました。
ちなみに食べ物も、弁護士の先生曰く、麻薬を入れたという前例があり禁止され
ています。現金も差し入れ可能で、中で必要な身の回りのものを買えるそうです
が、追加でせっけんやボディーシャンプーを入れても許可されませんでした。お
風呂も5日に1回だし、本当に必要最低限の生活だけさせられているわけです。
万が一自分が逮捕がされた暁には、どの救援会にも飛んでいく園さんが一番にか
けつけてくれることを信じて報告を終わります。園さん本当におかえりなさい。
みなさま本当に暖かいご支援をありがとうございました。
★4.枝野経済産業相 九電の報告は「理解不能」
やらせ問題 社長続投を決定したが…
経産相「続投以前の問題」と指摘
枝野幸男経済産業相は十四日、佐賀・玄海原発の再稼働をめぐる、やらせメー
ル問題で、九州電力の最終報告書が佐賀県の古川康知事の発言が発端とした同社
第三者委員会の認定を盛り込まなかったことについて「原子力政策への国民的批
判がある中で、こんなことをしているのは理解不能だ」と厳しく批判した。訪問
先の中国広東省広州市で記者団に語った。
九電は同日、真部利応社長の続投を正式決定。第三者委調査の核心を採用せず、
責任の所在が曖昧な報告内容に枝野氏と九電は真っ向対立。原発行政の信頼性は
揺らぎ、原発再稼働の先行きは混迷している。(以下、略)
(2011.10.15.東京新聞一面より)
転送歓迎
玄海原発4号機が自動停止=復水器トラブル 九電、6基中5基停止
残る稼働中原子炉はあと10基
◆ 地震と原発事故情報 その202 ◆
4つの情報をお知らせします(10月16日)
★1.報道も書店もどちらも原発記事や本が少なくなった中で
広瀬隆さんの健筆、石丸小四郎さん、食品の放射能汚染本など紹介
★2.スペース たんぽぽ の原発講座が、連続大盛況
ドイツ緑の党副代表、長池講義、東京新聞 田原記者
★3.不当逮捕された人の救援活動に参加して勉強になったこと
これから救援にかかわる人へのアドヴァイスに少しでも役立てば
★4.枝野経済産業相 九電の報告は「理解不能」
やらせ問題 社長続投を決定したが…
経産相「続投以前の問題」と指摘
★1.報道も書店もどちらも原発記事や本が少なくなった中で
広瀬隆さんの健筆、石丸小四郎さん、食品の放射能汚染本など紹介。
テレビ、新聞、週刊誌の原発報道が少なくなった中で、いくつか健闘している
新聞、雑誌、単行本がある。私の身近にある三つを紹介したい。
第1は、東京新聞の健闘―全般に健闘、その中でも「こちら特報部」(26~27頁)
が連日、原発の焦点記事を取材して報道していて、参考になる記事が多い。例え
ば、10月8日の朝刊。二つの記事が載っている。1つ目は10月7日の原発止めよう
―ストレステストなどの政府交渉の内容―お粗末な答弁―の要旨が載っていて参
考になる。
2つ目は、第三者委員会にみる「東電商法」というテーマで、政府の第三者委員
会(弁護士下河辺和彦委員長)の報告文を載せている。寮跡地、介護施設に、太
った資産、釣り堀まで、東電は、原価”水増し”で料金拡大。会計6000億円
を料金に付け回し、政府は「身内」への責任追及甘く、天下り費削減が先決―と
いう記事など。
第2は、週刊朝日の健闘。毎号、広瀬隆さんの2頁連載=原発破局阻止せよ!を
掲載(10月14日号で第28回)。今号は二酸化炭素温暖化説の崩壊その(3)で、
「ガス火力中心に発電は大消費地で」という文章。文章の後半に「メガソーラー
は自然を破壊する」と述べて、自然エネルギー論者たちの間違いを指摘。他に、
亡国原発と闘った男・石丸小四郎の証言(下)「人の心を蝕む原発の魔性―しわ
寄せは子どもと高齢者―」という文を掲載している。福島第一原発の5キロ圏内
で40年間、原発と闘い続けてきた元郵便局員(69才)の”心からの叫び”の歴
史証言文だ。
第3は、宝島社のパンフ、単行本。『世界一わかりやすい放射能の本当の話』な
ど多くの単行本も出ているが、このほど、『食品の放射能汚染』という本が出た。
食品完全対策マニュアルと銘打って、一般家庭の献立、全国の魚、農産物、品目
別セシウムの計測値などの内容。放射能測定24年のたんぽぽ舎鈴木千津子さん
も全面協力している。A4判143頁で、880円の割安値段。たんぽぽ舎でも
扱い中。(柳田)
★2.スペース たんぽぽ の原発講座が、連続大盛況
ドイツ緑の党副代表、長池講義、東京新聞 田原記者
1.10月のスペース たんぽぽ
の原発講座が連続して盛況です。ただし、その集会の報告文を書いていただける
人が少なくて、すぐ、「正確な報告文」がこのメールで出せないのが弱みです。
2.10月8日の(土)の園さん歓迎・報告会の大盛況(120人)に続いて、10月12
日(水)のドイツ緑の党副代表講演会(たんぽぽ舎も参加している実行委員会主
催)(100人強)、10月14日(金)の東京新聞『こちら特報部』の田原牧記者の
話(90人)、10月15日(土)の『原発とエントロピーをめぐって―槌田たかし、
柄谷行人講演会』(主催:長池講義)(100人)。3つとも会場超満員で、入り
きれぬほど。このためHさんの技術協力で、4Fの映像・マイクを5階でも映せ
る=聞けるようになりましたので、収容人員は140人くらいまで今後、拡大で
きます(そのときは4Fと5Fの両方の部屋の予約が必要)。
3.3つの講演は、いずれも今後の原発廃止をめざす運動にとって、重要な論点、
問題点、課題を提供した。この3つの講演で出された、いくつかの点を煮詰める
ことは、今後の運動にとって大きな意味を持つ。次号以降で、3つの講演会の要
点を紹介したい。当日、出席された方で、ご協力いただける方よろしく。
(柳田)
★3.不当逮捕された人の救援活動に参加して勉強になったこと
これから救援にかかわる人へのアドヴァイスに少しでも役立てば
たんぽぽ舎ボランティア 唐木
『差別排外主義にNO! 9.23行動』のデモに園良太さんと参加し、不当逮捕された
園さんの救援活動に関わらせていただきました。
何もかも初めてのことが多かったので、これから救援に関わる人のアドバイスに
少しでもなれれば幸いです。
1.まず一番驚いたことは救援会とは逮捕された本人の希望するとおりに動くの
ではなく、何が一番本人に有益かを考えて行動します。例えば匿名で活動するべ
きか、実名を公表するべきか最後まで議論が持ち上がっていました。
園さん本人はデモの実行委員を中心とする救援会を信じていて、実名を出しても
構わないし、救援会の判断に任せると言っていました。
何も知らない私からすると、彼は活動を知られているし、一般の会社員のように
社会的に制裁を受ける立場ではないだろうと思い、実名で活動した方が応援を得
やすいのでは?と思っていました。
何回か会議を重ねるうちに実は園さんといえど、日本では逮捕者=犯罪者という
レッテルを貼られるということや、ネット右翼と呼ばれる人が彼の逮捕をネタに
デモ自体を批判しかねないことなどが分かってきました。
欧州では実名で活動するのが基本という話や、大阪では東京より実名を公表する
ことが多いなど、その人が生活している社会の受け止め方によって対応している
ようです。今回は救援会と本人の信頼関係が非常に良く、逆に今まで一人でデモ
に参加して逮捕されてしまった方たちはさぞかし、救援会の姿が見えず不安だっ
たろうなと感じました。
2.次に非常に感動したこと。デモ終了後にすぐに救援会議が開かれ、デモ参加
者の有志で成り立ちました。みなさん自分の撮った映像を持ち寄り検証、プライ
バシー保護のためボカシ編集、ブログを立ち上げ、声明文を迅速に作成しました。
さらにそれを多言語に翻訳する方など、それぞれのできることから多角的に取り
組みました。
私はお恥ずかしい話ですが、不当逮捕の当日の会議ではまだ頭が真っ白で、会議
の最後に「今のところ役割がない人はカンパ集めをお願いします。」という言葉
だけが頭に残りました。
よし、これなら自分でもできる!
と参加したデモではカンパを募ることにしました。実名を言えばもっと支援して
もらえるのでは?というもどかしさもありましたが、それでもたんぽぽ舎の仲間
や、同じようにデモで不当逮捕された方などから暖かいご支援をいただきました。
3.三つ目は意外と知らない差し入れ情報です。新宿署は署の勝手なルールで初
日の差し入れを拒否し、最後まで接見禁止を付けて私たちが直接会えないように
しました。つまり、弁護士を通してでしか、お互いの連絡は取れず、接見のたび
に本人希望の本(一日3冊まで)や檄文(弁護士がアクリルガラス越しに見せる仲間
のメッセージ)を渡しました。
私は手書きのものが一切本人の手に渡らないということを知らずに英語の本に解
説を書いてしまったりして、それがあとで黒塗りになって本人に届けられました。
印刷物は渡せますが、外国語だと翻訳していないとダメだとか、脱走事件などの
警察の不祥事も黒塗りされます。
直接、個人が新宿署の受付時間に差し入れることもできましたが、わざわざ本人
は完全黙秘をして仲間を守っているのに、こちらから住所と氏名を書いて身元を
明かすこともないだろうと全て弁護士を通しました。
ちなみに食べ物も、弁護士の先生曰く、麻薬を入れたという前例があり禁止され
ています。現金も差し入れ可能で、中で必要な身の回りのものを買えるそうです
が、追加でせっけんやボディーシャンプーを入れても許可されませんでした。お
風呂も5日に1回だし、本当に必要最低限の生活だけさせられているわけです。
万が一自分が逮捕がされた暁には、どの救援会にも飛んでいく園さんが一番にか
けつけてくれることを信じて報告を終わります。園さん本当におかえりなさい。
みなさま本当に暖かいご支援をありがとうございました。
★4.枝野経済産業相 九電の報告は「理解不能」
やらせ問題 社長続投を決定したが…
経産相「続投以前の問題」と指摘
枝野幸男経済産業相は十四日、佐賀・玄海原発の再稼働をめぐる、やらせメー
ル問題で、九州電力の最終報告書が佐賀県の古川康知事の発言が発端とした同社
第三者委員会の認定を盛り込まなかったことについて「原子力政策への国民的批
判がある中で、こんなことをしているのは理解不能だ」と厳しく批判した。訪問
先の中国広東省広州市で記者団に語った。
九電は同日、真部利応社長の続投を正式決定。第三者委調査の核心を採用せず、
責任の所在が曖昧な報告内容に枝野氏と九電は真っ向対立。原発行政の信頼性は
揺らぎ、原発再稼働の先行きは混迷している。(以下、略)
(2011.10.15.東京新聞一面より)
PR
たんぽぽ舎です。【TMM:No1216】
転送歓迎
◆ 地震と原発事故情報 その201 ◆
4つの情報をお知らせします(10月15日)
★1.11/11(金)人間の鎖の成功をめざして
たそがれの経産省をキャンドルで包囲しよう/行動
★2.「この先に続く恐怖 大地動乱の時代」 山崎久隆
★3.荒川区だけ放射線独自測定せず
区長「安全だから不要」 東電と“密接”な関係?
保養施設 指定管理者に系列企業 震災後東電社員招き中学生向け講座
住民「根拠なく余計に不安」、自治体でできる測定をして住民を守れ
★4.メルマガ読者からの学習会・講演会のお知らせ・2つ
イ.10/23「子供たちを放射能から守ろう!内部被ばくを避けるために」
ロ.11/27ホントのことを知ろう!連続学習会第3回
【チェルノブイリ救援の経験から、フクシマを考える~その2~】
★1.11/11(金)人間の鎖の成功をめざして
たそがれの経産省をキャンドルで包囲しよう/行動
10月13日(木)、東京PP研室で「11.11~12.11再稼働反対全国アクションの
第1回実行委員会」が開かれました。出席者数は10余団体・個人で20名。
中心テーマは11月11日(金)の「たそがれの経産省をキャンドルで包囲する、人
間の鎖行動(第2回)の成功をめざして!」でした(9月11日第1回の人間の鎖は
成功)。
この人間の鎖には1000人の人数が必要なので、広く働きかける。当日は勤務後
の人も参加しやすいように、午後6時(経産省正門横テント付近)結集、若干の
打ち合わせ集会の後、人間の鎖→午後7:30終了。
その前段階行動として当日午後4時~5時30に国会~霞が関一帯で100人く
らいの人と宣伝カー(数台)の両方で「やらせメールの元凶、経産省が包囲され
ます」の宣伝活動を行う、賑やかに!
12月11日の行動のイメージについては今後さらに詰めていきます。
次回、第2回実行委員会は10月22日(土)朝11:00~PP研室にて。
柳田 真
★2.この先に続く恐怖 大地動乱の時代
山崎久隆
この言葉は神戸大学名誉教授の石橋克彦さんの言葉だ。阪神淡路大震災後にこ
の言葉を聞き、読んだとき、どうかこれが間違ってくれていればと思ったものだ
が、残念ながら今起きていることは、日本周辺のみならず世界的に大地動乱の時
代にさしかかってしまったのだろうと思わざるを得ない。
特に、平安(貞観)時代と室町(慶長)時代と江戸(安政)時代に起きた東北
から一巡して東南海に至るまで、あるいはその逆向きの巨大地震と火山噴火の続
いた時代、歴史が物語る「大地動乱の時代」は同時に日本史においても支配層の
交代を引き起こす動乱の時代でもあった。
歴史上の動乱期と一番異なるのが原発の存在だ。既に福島第一原発では環境災
害を引き起こし、経済上も人道上も容認できない規模の災害に発展した。
自然災害を巨大な人災に変えたものこそ原子力開発なのだが、始末に負えない
のは福島が最悪でも最大でも無いことだ。
(この文章は、たんぽぽ舎発行の「原発いっしょになくそうよせあつめ新聞」-
読み合わせ会員限定配布-の巻頭言の一部分です。)
★3.荒川区だけ放射線独自測定せず
区長「安全だから不要」東電と”密接”な関係?
保養施設 指定管理者に系列企業 震災後東電社員招き中学生向け講座
住民「根拠なく余計に不安」、自治体でできる測定をして住民を守れ
○ 福島第一原発事故の後、区市長村で独自に学校や公園などの放射線量を測定
する動きが広がっている。国や都道府県の対応が不十分なためだ。そんな中、東
京23区内では、なぜか荒川区だけが「測定の必要はない」との方針を打ち出して
いる。区民から測定を求める声が噴出しているが、なぜ区は”独自方針”を貫く
のか。「荒川区は、大気中の放射線量をはじめ、プールの水も砂場も学校給食も、
すべて『安全だから測る必要はない』と言っている。放射能は目に見えないから、
いたずらに怖がるだけでなく冷静に対処するためにも、身近な放射線の値を知り
たいのに」。同区に住む四歳と八歳の子を持つ母親の森明美さん(三九)は、こ
う話し始めた。
○ 今月、下の子が通う保育園で運動会が開かれた。開会式で同区の西川太一郎
区長(六九)があいさつ。「放射能の心配は全くない」「食べ物も安全で、なん
の心配もない」と保護者に呼びかけたという。森さんは「測ってもいないのに、
なぜ断言できるのか。根拠のない安全宣言は余計に不安です」と訴える。(略)
区内の市民団体は7月、独自測定を求める約四千人分の署名を区長に提出。同区
PTA連合会は八月、放射能問題への対応について区長に説明を求める要望書を
出した。今月十二日には商店主らも加わり、「汚染牛肉が市場に出回り、国民は
疑心暗鬼になっている。区が計測機の導入を」などとして、約千三百人分の署名
を提出した。(略)たとえば、区議会の委員会で総務企画部長の答弁はこうだった。
「マスコミではある意味ヒステリックというぐらいの非常にいろいろな情報が流
れた。そうした中、区としては専門性が必要と考える」「風評被害を含めて、安
易に私どものような素人が測定すること自体が、案外リスクがある」(略)
○ なぜ、荒川区はかたくなに測定しないのか。(略)西川区長は都議を四期務
めた後、一九九三年に衆院議員に初当選。三期務め、小泉政権時の二〇〇二年に
発覚した東京電力のトラブル隠しでは、安全点検で原発が一時全基停止した際、
経済産業副大臣として節電対策や原発運転再開に奔走した。〇四年に区長に就任
し、現在二期目。荒川区教委が今年八月、区内の中学生四十人を対象に開いた
「今、中学生が立ち上がる時~東日本大震災から学ぶ中学生講座~」の講師の一
人には、東京電力上野支社の社員が呼ばれた。テーマは「電力の受給状況につい
て」。さらに首都大学東京の福士政広教授も「放射能への対応について」と題し
て授業をした。福士教授は「原子力エネルギーをエネルギー資源の一つとして利
用していることを理解するとともに、環境放射線等の風評被害に惑わされない、
正しく、安全な原子力エネルギーの利用方法と生活とのかかわりについて理解す
る」と冊子に記した。(略)また今月、荒川区の保養施設「清里高原ロッジ・少
年自然の家」の指定管理者に、「尾瀬林業」が初めて選ばれた。同社は東電が
100%出資するグループ企業。(略)
○ 西川区長は「こちら特報部」の取材申し込みに対し、広報課を通じて「報道
各社からこの問題で取材要請を受けているが、どの社の取材も受けていないので、
個別の面談には応じられない」と回答。コメントを出すことについても「放射線
量測定について『区民の声』への回答文という文書が、すべての内容を網羅して
いる」とした。この回答文には、西川区長が特別区長会長として、都に全域測定
を要請した経緯が述べられ、都と首都大が一回ずつ測定した区内の数値を挙げて、
「いずれの数値も健康に影響を及ぼす量ではない」ことを根拠に、「現時点で荒
川区独自に測定を行う必要はないものと判断している」と記されている。(略)
○ 「荒川区の子どもの未来を考える会」代表の筑本知子さん(四六)は「荒川
区は、測定は国や都道府県の役割と主張するが、それでは何も進まない。できる
ことをやって住民を守るのが、自治体としての責任ではないのか。きちんとした
測定と情報公開が、不安感をぬぐう一番の手段だ」。(2011.10.15東京新聞『こ
ちら特報部』より抜粋)
★4.メルマガ読者からの学習会・講演会のお知らせ・2つ
イ.「子供たちを放射能から守ろう! 内部被ばくを避けるために」
講 演:川根眞也(内部被ばくを考える市民研究会代表)
日 時:10月23日(日)13:30~16:00(開場13:00)
会 場:鶴ヶ島市富士見公民館
(埼玉県鶴ヶ島市富士見5-11-1 Tel:049-287-1661)
東武東上線若葉駅徒歩15分
参加費:500円(子供、学生無料)
主 催:10.23川根講演会実行委員会
問い合わせ:090-4429-0527(澤田)<mailto:hsawada@tcat.ne.jp>
川根眞也さんは、さいたま市立中学校の理科の先生。首都圏の放射能汚染の調
査活動や「放射能から子供を守ろう!」と講演活動などを行っています。
放射能汚染状況、内部被ばくなどについて分かりやすく話してくれます。
ロ.以下の学習会をご案内させていただきます。
関西の方、ぜひお時間を作って参加してください。
------------------------------------------------------------
ホントのことを知ろう!連続学習会第3回
【チェルノブイリ救援の経験から、フクシマを考える~その2~】
お 話 振津かつみさん(医師、チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西)
と き:11月27日(日)午後1時半~
ところ:ドーンセンター(大阪府男女共同参画センター)大会議室
●地下鉄谷町線「天満橋」駅、京阪「天満橋」駅下車。
1番出口より東へ約350m
●JR東西線「大阪城北詰」駅下車。2番出口より西へ約550m
→http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/map.html
資料代:500円(高校生以下無料)
一時保育あります(ドーンセンター内の〈こどものへや〉にて)。
お子さま連れでどうぞ(準備の都合上、可能な限り事前に年齢、お名前、注意
事項をお知らせください。下記、メールか電話で)
主催:3月行動をよびかける女たち mail onnatachi3action@yahoo.co.jp
tel 090-4275-9983
転送歓迎
◆ 地震と原発事故情報 その201 ◆
4つの情報をお知らせします(10月15日)
★1.11/11(金)人間の鎖の成功をめざして
たそがれの経産省をキャンドルで包囲しよう/行動
★2.「この先に続く恐怖 大地動乱の時代」 山崎久隆
★3.荒川区だけ放射線独自測定せず
区長「安全だから不要」 東電と“密接”な関係?
保養施設 指定管理者に系列企業 震災後東電社員招き中学生向け講座
住民「根拠なく余計に不安」、自治体でできる測定をして住民を守れ
★4.メルマガ読者からの学習会・講演会のお知らせ・2つ
イ.10/23「子供たちを放射能から守ろう!内部被ばくを避けるために」
ロ.11/27ホントのことを知ろう!連続学習会第3回
【チェルノブイリ救援の経験から、フクシマを考える~その2~】
★1.11/11(金)人間の鎖の成功をめざして
たそがれの経産省をキャンドルで包囲しよう/行動
10月13日(木)、東京PP研室で「11.11~12.11再稼働反対全国アクションの
第1回実行委員会」が開かれました。出席者数は10余団体・個人で20名。
中心テーマは11月11日(金)の「たそがれの経産省をキャンドルで包囲する、人
間の鎖行動(第2回)の成功をめざして!」でした(9月11日第1回の人間の鎖は
成功)。
この人間の鎖には1000人の人数が必要なので、広く働きかける。当日は勤務後
の人も参加しやすいように、午後6時(経産省正門横テント付近)結集、若干の
打ち合わせ集会の後、人間の鎖→午後7:30終了。
その前段階行動として当日午後4時~5時30に国会~霞が関一帯で100人く
らいの人と宣伝カー(数台)の両方で「やらせメールの元凶、経産省が包囲され
ます」の宣伝活動を行う、賑やかに!
12月11日の行動のイメージについては今後さらに詰めていきます。
次回、第2回実行委員会は10月22日(土)朝11:00~PP研室にて。
柳田 真
★2.この先に続く恐怖 大地動乱の時代
山崎久隆
この言葉は神戸大学名誉教授の石橋克彦さんの言葉だ。阪神淡路大震災後にこ
の言葉を聞き、読んだとき、どうかこれが間違ってくれていればと思ったものだ
が、残念ながら今起きていることは、日本周辺のみならず世界的に大地動乱の時
代にさしかかってしまったのだろうと思わざるを得ない。
特に、平安(貞観)時代と室町(慶長)時代と江戸(安政)時代に起きた東北
から一巡して東南海に至るまで、あるいはその逆向きの巨大地震と火山噴火の続
いた時代、歴史が物語る「大地動乱の時代」は同時に日本史においても支配層の
交代を引き起こす動乱の時代でもあった。
歴史上の動乱期と一番異なるのが原発の存在だ。既に福島第一原発では環境災
害を引き起こし、経済上も人道上も容認できない規模の災害に発展した。
自然災害を巨大な人災に変えたものこそ原子力開発なのだが、始末に負えない
のは福島が最悪でも最大でも無いことだ。
(この文章は、たんぽぽ舎発行の「原発いっしょになくそうよせあつめ新聞」-
読み合わせ会員限定配布-の巻頭言の一部分です。)
★3.荒川区だけ放射線独自測定せず
区長「安全だから不要」東電と”密接”な関係?
保養施設 指定管理者に系列企業 震災後東電社員招き中学生向け講座
住民「根拠なく余計に不安」、自治体でできる測定をして住民を守れ
○ 福島第一原発事故の後、区市長村で独自に学校や公園などの放射線量を測定
する動きが広がっている。国や都道府県の対応が不十分なためだ。そんな中、東
京23区内では、なぜか荒川区だけが「測定の必要はない」との方針を打ち出して
いる。区民から測定を求める声が噴出しているが、なぜ区は”独自方針”を貫く
のか。「荒川区は、大気中の放射線量をはじめ、プールの水も砂場も学校給食も、
すべて『安全だから測る必要はない』と言っている。放射能は目に見えないから、
いたずらに怖がるだけでなく冷静に対処するためにも、身近な放射線の値を知り
たいのに」。同区に住む四歳と八歳の子を持つ母親の森明美さん(三九)は、こ
う話し始めた。
○ 今月、下の子が通う保育園で運動会が開かれた。開会式で同区の西川太一郎
区長(六九)があいさつ。「放射能の心配は全くない」「食べ物も安全で、なん
の心配もない」と保護者に呼びかけたという。森さんは「測ってもいないのに、
なぜ断言できるのか。根拠のない安全宣言は余計に不安です」と訴える。(略)
区内の市民団体は7月、独自測定を求める約四千人分の署名を区長に提出。同区
PTA連合会は八月、放射能問題への対応について区長に説明を求める要望書を
出した。今月十二日には商店主らも加わり、「汚染牛肉が市場に出回り、国民は
疑心暗鬼になっている。区が計測機の導入を」などとして、約千三百人分の署名
を提出した。(略)たとえば、区議会の委員会で総務企画部長の答弁はこうだった。
「マスコミではある意味ヒステリックというぐらいの非常にいろいろな情報が流
れた。そうした中、区としては専門性が必要と考える」「風評被害を含めて、安
易に私どものような素人が測定すること自体が、案外リスクがある」(略)
○ なぜ、荒川区はかたくなに測定しないのか。(略)西川区長は都議を四期務
めた後、一九九三年に衆院議員に初当選。三期務め、小泉政権時の二〇〇二年に
発覚した東京電力のトラブル隠しでは、安全点検で原発が一時全基停止した際、
経済産業副大臣として節電対策や原発運転再開に奔走した。〇四年に区長に就任
し、現在二期目。荒川区教委が今年八月、区内の中学生四十人を対象に開いた
「今、中学生が立ち上がる時~東日本大震災から学ぶ中学生講座~」の講師の一
人には、東京電力上野支社の社員が呼ばれた。テーマは「電力の受給状況につい
て」。さらに首都大学東京の福士政広教授も「放射能への対応について」と題し
て授業をした。福士教授は「原子力エネルギーをエネルギー資源の一つとして利
用していることを理解するとともに、環境放射線等の風評被害に惑わされない、
正しく、安全な原子力エネルギーの利用方法と生活とのかかわりについて理解す
る」と冊子に記した。(略)また今月、荒川区の保養施設「清里高原ロッジ・少
年自然の家」の指定管理者に、「尾瀬林業」が初めて選ばれた。同社は東電が
100%出資するグループ企業。(略)
○ 西川区長は「こちら特報部」の取材申し込みに対し、広報課を通じて「報道
各社からこの問題で取材要請を受けているが、どの社の取材も受けていないので、
個別の面談には応じられない」と回答。コメントを出すことについても「放射線
量測定について『区民の声』への回答文という文書が、すべての内容を網羅して
いる」とした。この回答文には、西川区長が特別区長会長として、都に全域測定
を要請した経緯が述べられ、都と首都大が一回ずつ測定した区内の数値を挙げて、
「いずれの数値も健康に影響を及ぼす量ではない」ことを根拠に、「現時点で荒
川区独自に測定を行う必要はないものと判断している」と記されている。(略)
○ 「荒川区の子どもの未来を考える会」代表の筑本知子さん(四六)は「荒川
区は、測定は国や都道府県の役割と主張するが、それでは何も進まない。できる
ことをやって住民を守るのが、自治体としての責任ではないのか。きちんとした
測定と情報公開が、不安感をぬぐう一番の手段だ」。(2011.10.15東京新聞『こ
ちら特報部』より抜粋)
★4.メルマガ読者からの学習会・講演会のお知らせ・2つ
イ.「子供たちを放射能から守ろう! 内部被ばくを避けるために」
講 演:川根眞也(内部被ばくを考える市民研究会代表)
日 時:10月23日(日)13:30~16:00(開場13:00)
会 場:鶴ヶ島市富士見公民館
(埼玉県鶴ヶ島市富士見5-11-1 Tel:049-287-1661)
東武東上線若葉駅徒歩15分
参加費:500円(子供、学生無料)
主 催:10.23川根講演会実行委員会
問い合わせ:090-4429-0527(澤田)<mailto:hsawada@tcat.ne.jp>
川根眞也さんは、さいたま市立中学校の理科の先生。首都圏の放射能汚染の調
査活動や「放射能から子供を守ろう!」と講演活動などを行っています。
放射能汚染状況、内部被ばくなどについて分かりやすく話してくれます。
ロ.以下の学習会をご案内させていただきます。
関西の方、ぜひお時間を作って参加してください。
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ホントのことを知ろう!連続学習会第3回
【チェルノブイリ救援の経験から、フクシマを考える~その2~】
お 話 振津かつみさん(医師、チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西)
と き:11月27日(日)午後1時半~
ところ:ドーンセンター(大阪府男女共同参画センター)大会議室
●地下鉄谷町線「天満橋」駅、京阪「天満橋」駅下車。
1番出口より東へ約350m
●JR東西線「大阪城北詰」駅下車。2番出口より西へ約550m
→http://www.dawncenter.or.jp/shisetsu/map.html
資料代:500円(高校生以下無料)
一時保育あります(ドーンセンター内の〈こどものへや〉にて)。
お子さま連れでどうぞ(準備の都合上、可能な限り事前に年齢、お名前、注意
事項をお知らせください。下記、メールか電話で)
主催:3月行動をよびかける女たち mail onnatachi3action@yahoo.co.jp
tel 090-4275-9983
たんぽぽ舎です。【TMM:No1215】
転送歓迎
◆ 地震と原発事故情報 その200 ◆
5つの情報をお知らせします(10月14日)
★1.「地震と原発事故情報 200号」を迎えて
3月11日(金)福島第一原発大惨事に1号を発信、
その後、日刊情報として、各地の運動と人をむすぶ
★2.チェルノブイリ事故 子ども守る取り組みと本の出版
内部被ばくを巡回測定 セシウム減へ薬配布などいくつか
ベラルーシの研究所副所長「秘密主義が壁」
★3.デモ初心者として、逮捕体験談はとても貴重で学ぶことが多かった
園さん、ごくろうさん歓迎報告会に参加して
★4.メルマガ読者からの学習会・講演会のお知らせ・2つ
イ.◆11/19広瀬隆+武本和幸講演会◆
ロ.平和といのち・イグナチオ9条の会主催10月講演会のお知らせ
「原発も核兵器も無い世界へ」
★5.メルマガ読者からの声
★1.「地震と原発事故情報 200号」を迎えて
3月11日(金)福島第一原発大惨事に1号を発信、
その後、日刊情報として、各地の運動と人をむすぶ
イ.あの3月11日(金)の福島第一原発大惨事を聞き、その日の夕方、たんぽ
ぽ舎より「緊急のお知らせ」を発信しました。その題字は、「菅首相が原子力緊急事
態宣言を発した、地震で東京電力福島第一原発が大危険、放射能大漏れの危険、
非常用発電機故障プラス炉心緊急冷却装置停止の可能性大-」というものでした。
その文の結びのことばは、
「●皆さん、東電福島第一原発に注目を。そして、行動の準備を!
東電への緊急抗議行動(質問と要望も含めて)
3月12日(土)13~14時 東京電力本店前に集合を!
プラカードなどご用意下さい。」
ロ.それ以後、情勢の大展開と多くの声に励まされて、毎日、毎日発信しつづ
けた。当初は、1頁の簡単なものであったが、その後、各地の人々から多くの情
報が寄せられ、現在は4から7項目の情報を載せている。メール読者も当初の
2000人から、急拡大し現在は5000人弱。その中の100人以上の方がご自分の友人
・知人達10から20人へ転送してくれている、と聞くので、メール読者の実数はも
っと多い。又、「日刊ベリタ」が接続していて、こちらの2万5千人読者ともつ
ながっている。
ハ.日刊のメール情報発信は、実務上も大変です。1号ごとにかなりの反応、
質問が寄せられ、そのアフターケアーにも労力がかかります。それでも、たくさ
んの支持と反応があり励まされます。
大惨事を2度と起こすな、原発の早期廃止(現在運転中の10基を止めよ、再稼
働NO)をめざし、全国のみなさんと連帯して努力を続けたい。心ある皆さんの
ご協力をお願い致します。(柳田 真)
★2.チェルノブイリ事故 子ども守る取り組みと本の出版
内部被ばくを巡回測定 セシウム減へ薬配布などいくつか
ベラルーシの研究所副所長「秘密主義が壁」
○ 一九八六年に旧ソ連(現ウクライナ)で起きたチェルノブイリ原発事故後、
隣国ベラルーシの汚染地域の子どもを守る活動を続けてきたベルラド放射能安全
研究所。その副所長、ウラジーミル・バベンコ氏(五九)が来日し、学校を巡回
して行う体内放射能測定や薬剤配布などの取り組みを披露した。
○ 「原発事故が起きた時、農業、漁業、林業などにさまざまな問題が生じた。
食べ物や土壌、人体にも影響が出たが、どれだけの放射線量かを測定する術がな
かった」バベンコ氏は十二日、東京都内の日本記者クラブで講演し、まず事故後
から振り返った。そうした中で「国民に本当の意味を教える必要があった」と、
研究所の由来から話した。一九九○年、「放射能から人々を守ること」を目的に、
故ワシ―リイ・ネステレンコ氏が西ヨーロッパの支援を受けて設立された民間の
研究機関だ。「事故から四年後の設立時、一番難しかったのは官僚組織と戦うこ
とだった」。ベラルーシは旧ソ連に属し、九一年に独立するが、バベンコ氏は政
府の秘密主義が正しい情報を公開する大きな壁になったと明かした。
○ そこで最初に取り組んだのは、各地の放射線量を測定して回ることだった。
最大時には三百七十カ所に測定センターを設けたほか、研究所が独自に食品に含
まれる放射線量も調べたという。「人間は食事なしでは生きていけない。測定に
より食品による内部被ばくを防ぐ必要があった」九六年からはベラルーシ国内に
ある学校や幼稚園を中心に全身測定装置のホールボディーカウンターを搭載した
車で巡回。これまでに約四十五万人の子どもの体内放射能(内部被ばく線量の蓄
積)を無料で測定した。研究所が要注意と判断するのは「体重一キロ当たり二○
ベクレル以上」。その値が測定された子どもには二〇〇〇年から放射能を体外に
排出するのに効果があるというペクチン剤を保護者に配布した。ペクチン剤は研
究所が開発した食物繊維の栄養補助剤だ。三~四週間とり続けると最高90%ま
で体内にあるセシウム137を減らすことができる。キノコや野菜などから放射
能を減らす方法も子どもたちに教えた。バベンコ氏はこうした汚染地での取り組
みや対処する知恵をまとめた著書の日本語版「自分と子どもを放射能から守るに
は」(世界文化社)の出版を機に来日した。
○ 福島原発事故については「土壌の放射線量測定の徹底が必要。ベラルーシで
は本来、さらに約十万人の移住が必要だったが経済状態が悪くできなかった。
(略)ベラルーシでは汚染地域住民の被ばく原因の大部分が食品による内部被ばく
で、健康被害が出ていると説明。日本では、飲料水のセシウムの暫定規制値がベ
ラルーシの二十倍と甘すぎることなどを指摘し、食品の規制値をより厳しくする
よう求めた。(2011.10.14東京新聞『こちら特報部』より抜粋)
★3.デモ初心者として、逮捕体験談はとても貴重で学ぶことが多かった
園さん、ごくろうさん歓迎報告会に参加して
たんぽぽ舎ボランティア 千葉県 珠巳子
○先ずは園さんが無事に釈放されたとの事でホッと致しました。本当にご苦労様
でした。
デモに参加した際の警察の態度に危機感を抱き、素人の乱で大量の不当逮捕者
を出した事で自分の中でも危機感が募り、何とか仲間達が卑劣な手段で逮捕され
てしまう事を避けたい、その為にも自分達で最低限、自衛する術を学ばなければ
ならない、と講座や勉強会の案を皆で話し合ったばかりの時に園さんが不当逮捕
されたとの連絡を受けました。
初めは、ひたすらに園さんの身が心配で酷い怪我をしていないか、病気になっ
ていないか、精神的に追い詰められているのではないか…色々と悪い事ばかりが
頭に浮かび、自分に何か出来る事は無いかとたんぽぽ舎を訪ねました。
○そこで園さんは傷付いても懸命に闘っていることを聞き、胸が熱くなった後に、
卑劣な警察に対して彼らは市民の味方ではない、大きな権力の為の存在なのだと
見せつけられた気がして泣きたい様な、何とも情けない気持ちを覚えました。
其れでも諦めたくない!負けたくない!今、やらなくては何も変わらない!と、
逮捕されても頑張っている園さんと気持ちを添わせて自分に出来る事を精一杯や
ろう、力が及ばない時は沢山の仲間の力を借りよう、そう思って気合を入れまし
た。
釈放された園さんの体験談はとても貴重で学ぶ事も多く、自分がまだまだ何も
知らずにデモや運動に参加しているのだと思い知らされました。フランク夫妻の
話や逮捕の映像には、横暴な人達への強い怒りと同時に不当逮捕に屈さない仲間
の力強さに勇気づけられました。
○私は3.11以降、デモに参加したので体験も知識も足りず、不安になる事も
多いです。
けれど寄り添ってくれる仲間が居てくれて日々、学び、成長しようとする気持
ちを忘れずにいれば大きな権力にも屈せずに居られる気がしています。
私の故郷の茨城では、しみじみやる、という言葉があります。意味としては、
きちんとやるとか、しっかりやると言った意味ですが大地や空に深い敬意をもっ
て根気強く、日々を丁寧に続けていく労働者の生活をそのまま表したような言葉
だと、いつも感じます。
これからも沢山の仲間達と、しみじみやって今よりもずっと素敵な世界になる
事を望んでいます。
力を持ち寄り、気持ちを寄り添わせながら、しみじみやっていきましょう。
★4.メルマガ読者からの学習会・講演会のお知らせ
イ.◆広瀬隆+武本和幸講演会◆
新聞やテレビでは報道されない福島原発の真実
「原発と放射能 ホントウの話」
・11月19日(土)13:30~17:00(開場12:30)
・松本浅間温泉・神宮寺アバロホール ・参加費:1000円(中高生500円)
・定員300名
★席に限りがあるので、お早めに電話予約かチケット購入をお願いします★
・問合せ・電話予約:090-4628-8549(みづや)090-9668-4878(やかた)
・主催:原発のない未来をめざす実行委員会
○武本和幸さんは、柏崎・刈羽村在住。刈羽村村議を歴任後、
現在原子力資料情報室理事。
ロ.平和といのち・イグナチオ9条の会主催10月講演会のお知らせ
「原発も核兵器も無い世界へ」
お話:中村桂子さん
日時:2011年10月30日(日)14:00~16:00
場所:カトリック麹町(聖イグナチオ教会)信徒会館1Fヨセフホール
【四ツ谷駅(麹町出口)JR線、丸の内線、南北線】
(申し込み不要、参加費無料)
中村さんは、アメリカの大学、大学院で国際学とジェンダー開発学を学び、
2001年より「軍事力によらない安全保障体制」の構築を目指した調査、研究、政
策提言を行う「NPO法人ピースデポ」にかかわり、2005年には事務局長となり
ました。2008年に開催された「9条世界会議」では、シンポジュウム「核時代と
9条 ヒロシマ・ナガサキから21世紀へ」のコーディネーターを務めました。
私たち市民は、ヒロシマ・ナガサキで核兵器による被害を経験し、今またフクシ
マの原発による被害を体験しています。原発と核兵器との関係とは、そして、こ
れから少しでも安全で平和な世界で生きていくには、どのような方策があるので
しょうか。難しいイメージがある課題ですが、10ヶ月のお子さんのママでもいら
っしゃる中村さんからお話を伺いたいと企画しました。
たくさんの方々のご参加をお待ちしています。
★5.メルマガ読者からの声
たんぽぽ舎のみなさま
連日の情報を、ありがとうございます
女たちの会のこと、ありがとうございます
その後27日からの福島の女たちの経済産業省前すわりこみに連帯し
30日から参加します
東京のみなさま ぜひ、ご参加ください
福島の子どもたちを守る会北海道
事務局長&脱原発をめざす女たちの会北海道呼び掛け人
山口たか
転送歓迎
◆ 地震と原発事故情報 その200 ◆
5つの情報をお知らせします(10月14日)
★1.「地震と原発事故情報 200号」を迎えて
3月11日(金)福島第一原発大惨事に1号を発信、
その後、日刊情報として、各地の運動と人をむすぶ
★2.チェルノブイリ事故 子ども守る取り組みと本の出版
内部被ばくを巡回測定 セシウム減へ薬配布などいくつか
ベラルーシの研究所副所長「秘密主義が壁」
★3.デモ初心者として、逮捕体験談はとても貴重で学ぶことが多かった
園さん、ごくろうさん歓迎報告会に参加して
★4.メルマガ読者からの学習会・講演会のお知らせ・2つ
イ.◆11/19広瀬隆+武本和幸講演会◆
ロ.平和といのち・イグナチオ9条の会主催10月講演会のお知らせ
「原発も核兵器も無い世界へ」
★5.メルマガ読者からの声
★1.「地震と原発事故情報 200号」を迎えて
3月11日(金)福島第一原発大惨事に1号を発信、
その後、日刊情報として、各地の運動と人をむすぶ
イ.あの3月11日(金)の福島第一原発大惨事を聞き、その日の夕方、たんぽ
ぽ舎より「緊急のお知らせ」を発信しました。その題字は、「菅首相が原子力緊急事
態宣言を発した、地震で東京電力福島第一原発が大危険、放射能大漏れの危険、
非常用発電機故障プラス炉心緊急冷却装置停止の可能性大-」というものでした。
その文の結びのことばは、
「●皆さん、東電福島第一原発に注目を。そして、行動の準備を!
東電への緊急抗議行動(質問と要望も含めて)
3月12日(土)13~14時 東京電力本店前に集合を!
プラカードなどご用意下さい。」
ロ.それ以後、情勢の大展開と多くの声に励まされて、毎日、毎日発信しつづ
けた。当初は、1頁の簡単なものであったが、その後、各地の人々から多くの情
報が寄せられ、現在は4から7項目の情報を載せている。メール読者も当初の
2000人から、急拡大し現在は5000人弱。その中の100人以上の方がご自分の友人
・知人達10から20人へ転送してくれている、と聞くので、メール読者の実数はも
っと多い。又、「日刊ベリタ」が接続していて、こちらの2万5千人読者ともつ
ながっている。
ハ.日刊のメール情報発信は、実務上も大変です。1号ごとにかなりの反応、
質問が寄せられ、そのアフターケアーにも労力がかかります。それでも、たくさ
んの支持と反応があり励まされます。
大惨事を2度と起こすな、原発の早期廃止(現在運転中の10基を止めよ、再稼
働NO)をめざし、全国のみなさんと連帯して努力を続けたい。心ある皆さんの
ご協力をお願い致します。(柳田 真)
★2.チェルノブイリ事故 子ども守る取り組みと本の出版
内部被ばくを巡回測定 セシウム減へ薬配布などいくつか
ベラルーシの研究所副所長「秘密主義が壁」
○ 一九八六年に旧ソ連(現ウクライナ)で起きたチェルノブイリ原発事故後、
隣国ベラルーシの汚染地域の子どもを守る活動を続けてきたベルラド放射能安全
研究所。その副所長、ウラジーミル・バベンコ氏(五九)が来日し、学校を巡回
して行う体内放射能測定や薬剤配布などの取り組みを披露した。
○ 「原発事故が起きた時、農業、漁業、林業などにさまざまな問題が生じた。
食べ物や土壌、人体にも影響が出たが、どれだけの放射線量かを測定する術がな
かった」バベンコ氏は十二日、東京都内の日本記者クラブで講演し、まず事故後
から振り返った。そうした中で「国民に本当の意味を教える必要があった」と、
研究所の由来から話した。一九九○年、「放射能から人々を守ること」を目的に、
故ワシ―リイ・ネステレンコ氏が西ヨーロッパの支援を受けて設立された民間の
研究機関だ。「事故から四年後の設立時、一番難しかったのは官僚組織と戦うこ
とだった」。ベラルーシは旧ソ連に属し、九一年に独立するが、バベンコ氏は政
府の秘密主義が正しい情報を公開する大きな壁になったと明かした。
○ そこで最初に取り組んだのは、各地の放射線量を測定して回ることだった。
最大時には三百七十カ所に測定センターを設けたほか、研究所が独自に食品に含
まれる放射線量も調べたという。「人間は食事なしでは生きていけない。測定に
より食品による内部被ばくを防ぐ必要があった」九六年からはベラルーシ国内に
ある学校や幼稚園を中心に全身測定装置のホールボディーカウンターを搭載した
車で巡回。これまでに約四十五万人の子どもの体内放射能(内部被ばく線量の蓄
積)を無料で測定した。研究所が要注意と判断するのは「体重一キロ当たり二○
ベクレル以上」。その値が測定された子どもには二〇〇〇年から放射能を体外に
排出するのに効果があるというペクチン剤を保護者に配布した。ペクチン剤は研
究所が開発した食物繊維の栄養補助剤だ。三~四週間とり続けると最高90%ま
で体内にあるセシウム137を減らすことができる。キノコや野菜などから放射
能を減らす方法も子どもたちに教えた。バベンコ氏はこうした汚染地での取り組
みや対処する知恵をまとめた著書の日本語版「自分と子どもを放射能から守るに
は」(世界文化社)の出版を機に来日した。
○ 福島原発事故については「土壌の放射線量測定の徹底が必要。ベラルーシで
は本来、さらに約十万人の移住が必要だったが経済状態が悪くできなかった。
(略)ベラルーシでは汚染地域住民の被ばく原因の大部分が食品による内部被ばく
で、健康被害が出ていると説明。日本では、飲料水のセシウムの暫定規制値がベ
ラルーシの二十倍と甘すぎることなどを指摘し、食品の規制値をより厳しくする
よう求めた。(2011.10.14東京新聞『こちら特報部』より抜粋)
★3.デモ初心者として、逮捕体験談はとても貴重で学ぶことが多かった
園さん、ごくろうさん歓迎報告会に参加して
たんぽぽ舎ボランティア 千葉県 珠巳子
○先ずは園さんが無事に釈放されたとの事でホッと致しました。本当にご苦労様
でした。
デモに参加した際の警察の態度に危機感を抱き、素人の乱で大量の不当逮捕者
を出した事で自分の中でも危機感が募り、何とか仲間達が卑劣な手段で逮捕され
てしまう事を避けたい、その為にも自分達で最低限、自衛する術を学ばなければ
ならない、と講座や勉強会の案を皆で話し合ったばかりの時に園さんが不当逮捕
されたとの連絡を受けました。
初めは、ひたすらに園さんの身が心配で酷い怪我をしていないか、病気になっ
ていないか、精神的に追い詰められているのではないか…色々と悪い事ばかりが
頭に浮かび、自分に何か出来る事は無いかとたんぽぽ舎を訪ねました。
○そこで園さんは傷付いても懸命に闘っていることを聞き、胸が熱くなった後に、
卑劣な警察に対して彼らは市民の味方ではない、大きな権力の為の存在なのだと
見せつけられた気がして泣きたい様な、何とも情けない気持ちを覚えました。
其れでも諦めたくない!負けたくない!今、やらなくては何も変わらない!と、
逮捕されても頑張っている園さんと気持ちを添わせて自分に出来る事を精一杯や
ろう、力が及ばない時は沢山の仲間の力を借りよう、そう思って気合を入れまし
た。
釈放された園さんの体験談はとても貴重で学ぶ事も多く、自分がまだまだ何も
知らずにデモや運動に参加しているのだと思い知らされました。フランク夫妻の
話や逮捕の映像には、横暴な人達への強い怒りと同時に不当逮捕に屈さない仲間
の力強さに勇気づけられました。
○私は3.11以降、デモに参加したので体験も知識も足りず、不安になる事も
多いです。
けれど寄り添ってくれる仲間が居てくれて日々、学び、成長しようとする気持
ちを忘れずにいれば大きな権力にも屈せずに居られる気がしています。
私の故郷の茨城では、しみじみやる、という言葉があります。意味としては、
きちんとやるとか、しっかりやると言った意味ですが大地や空に深い敬意をもっ
て根気強く、日々を丁寧に続けていく労働者の生活をそのまま表したような言葉
だと、いつも感じます。
これからも沢山の仲間達と、しみじみやって今よりもずっと素敵な世界になる
事を望んでいます。
力を持ち寄り、気持ちを寄り添わせながら、しみじみやっていきましょう。
★4.メルマガ読者からの学習会・講演会のお知らせ
イ.◆広瀬隆+武本和幸講演会◆
新聞やテレビでは報道されない福島原発の真実
「原発と放射能 ホントウの話」
・11月19日(土)13:30~17:00(開場12:30)
・松本浅間温泉・神宮寺アバロホール ・参加費:1000円(中高生500円)
・定員300名
★席に限りがあるので、お早めに電話予約かチケット購入をお願いします★
・問合せ・電話予約:090-4628-8549(みづや)090-9668-4878(やかた)
・主催:原発のない未来をめざす実行委員会
○武本和幸さんは、柏崎・刈羽村在住。刈羽村村議を歴任後、
現在原子力資料情報室理事。
ロ.平和といのち・イグナチオ9条の会主催10月講演会のお知らせ
「原発も核兵器も無い世界へ」
お話:中村桂子さん
日時:2011年10月30日(日)14:00~16:00
場所:カトリック麹町(聖イグナチオ教会)信徒会館1Fヨセフホール
【四ツ谷駅(麹町出口)JR線、丸の内線、南北線】
(申し込み不要、参加費無料)
中村さんは、アメリカの大学、大学院で国際学とジェンダー開発学を学び、
2001年より「軍事力によらない安全保障体制」の構築を目指した調査、研究、政
策提言を行う「NPO法人ピースデポ」にかかわり、2005年には事務局長となり
ました。2008年に開催された「9条世界会議」では、シンポジュウム「核時代と
9条 ヒロシマ・ナガサキから21世紀へ」のコーディネーターを務めました。
私たち市民は、ヒロシマ・ナガサキで核兵器による被害を経験し、今またフクシ
マの原発による被害を体験しています。原発と核兵器との関係とは、そして、こ
れから少しでも安全で平和な世界で生きていくには、どのような方策があるので
しょうか。難しいイメージがある課題ですが、10ヶ月のお子さんのママでもいら
っしゃる中村さんからお話を伺いたいと企画しました。
たくさんの方々のご参加をお待ちしています。
★5.メルマガ読者からの声
たんぽぽ舎のみなさま
連日の情報を、ありがとうございます
女たちの会のこと、ありがとうございます
その後27日からの福島の女たちの経済産業省前すわりこみに連帯し
30日から参加します
東京のみなさま ぜひ、ご参加ください
福島の子どもたちを守る会北海道
事務局長&脱原発をめざす女たちの会北海道呼び掛け人
山口たか
たんぽぽ舎です。【TMM:No1214】
転送歓迎
◆ 地震と原発事故情報 その199 ◆
7つの情報をお知らせします(10月13日)
★1.世田谷区で高い放射能汚染が見つかる
★2.10/14スペースたんぽぽにて!
東京新聞『こちら特報部』 田原 牧記者 講演
「福島原発事故を報道して」について語る
★3.10月15日(土)第二回・原発を止めるため「私のアイデア」
これからできること、出し合いましょう!
★4.弾圧にもひるまない、おかしいことはおかしいと声を上げていく、
その決意を新たにしました-園さん報告会に参加して感じたこと
★5.原子力教育に税金を過剰計上
国の交付金42億円、半分使わず(9年間で文科省)
国の財政が厳しいという意識が薄い
★6.メールマガジン読者からの掲載依頼3つ
イ.10/14『白熱教室 in 建長寺!』
<これからの正義と善の話をしよう~仏教と哲学の新しい出会い~>
ロ.10/15「平和を願う市民のつどい2011」
ハ.脱原発を考えるつどい
「小島力さん講演会」10月19日(水)池袋で開催!
★7.緊急のご案内です!
10/16「石丸小四郎さんのお話」は、
延期とさせていただきます。
★1.世田谷区で高い放射能汚染が見つかる
10月13日世田谷区で異常に放射能汚染が高い地点が見つかりマスコミを騒がし
ています。世田谷区長保坂展人氏のブログ情報によると、10月3日、区民からの
通報を受け、職員に確認をさせたそうです。高さ1.5m×幅2mの範囲で高い汚染
が見つかり10月6日に区が確認した最高の数値は地上1mの計測値「2.707マイ
クロシーベルト(毎時)」。
5~6m離れた公園では、0.07前後の世田谷区の平均値の枠内となっているそう
です。
福島第一原発事故からの降下物が原因だとすると、通常は地面に近い方が線量
が高くなりますが、世田谷の汚染は地上5センチメートルよりも1メートルの方
が線量が高くなっています。例えば雨どいに非常に高い汚染の堆積物がたまって
いることも考えられますが、あるいは非破壊検査用の線源などが捨てられている
ような恐れも捨てきれません。1メートルより高いデータが公表されていません
が、今後は5センチメートルよりも1メートルの方が高い線量の場合2メートル、
3メートルの計測もする必要があるでしょう。
今回、世田谷区で問題が発覚するとマスコミが一斉に動きました。今までも江
戸川区や葛飾区などでも市民からの報告はあったのですがマスコミは動きません
でした。
世田谷は区として正式に動いたという点も見逃せません。世田谷区長が保坂展人
氏であることも関係があるでしょう。保坂氏は以前より原発に反対の立場でした。
今回の事件でも既存マスコミのみならず、インターネット経由で情報発信をして
いました。(原田)
続報:送信直前に入った情報では、世田谷の放射能汚染は床下に段ボール箱の中
にビン類があり、これが汚染源だった模様です。計測限度を超える値が出たとい
うことです。同様のことは他の地域でも考えられます。
参考:「保坂のぶと」HP http://www.hosaka.gr.jp/ twitter @hosakanobuto
★2.明日(10/14)スペースたんぽぽにて!
東京新聞『こちら特報部』 田原 牧記者 講演
「福島原発事故を報道して」について語る
日 時:10月14日(金)18:30~21:00
場 所:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)
参加費:1000円
≪講演内容・本人のレジュメより≫
・「こちら特報部」について、原発問題についての取り扱いは
・福島原発事故とは何か?どう「切る」のか?
○近代日本の縮図
○「がんばろう、ニッポン!」とは
・3.11後、個人的に力を入れてきたことと反省点
○公害原論、○反科学論、○責任論、○反差別と自己決定
・事故以後のマスコミ批判について
・質疑応答
★3.10月15日(土)第二回・原発を止めるため「私のアイデア」
これからできること、出し合いましょう!
これまでのデモの映像を見ながら、ワイワイと意見を出し合います。
また、たくさんの方がご来場になっても、それはそれで素敵なこと。
たくさんの声を出し合う&聞きあう、そこから、互いに力が湧いてくる。
そういう感激を再度共有できればと考えています。
今、1か月に及ぶ経産省前テント闘争と、10月末からの福島の女たちの経産省
前座り込み、そしてそれに続く全国の女たちの座り込み、若者たちの個性的な様
々なデモ、脱原発の動きは凄いことになっている!
会場では、デモや感動的なスピーチのミニ上映会を行います!
日時:10月15日(土)18:00~21:00
場所:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)
費用:500円
担当:橘 優子
★4.弾圧にもひるまない、おかしいことはおかしいと声を上げていく、
その決意を新たにしました-園さん報告会に参加して感じたこと
たんぽぽ舎ボランティア O子(東京・練馬区)
10月8日、私はこれまでの不当逮捕に対して、込み上げる怒りを抱きながらス
ペースたんぽぽに向かいました。会場には同じように憤りを感じている参加者が
溢れていました。
デモをする意義、警察の不当逮捕は何を意味するのか、改めて考えさせられる
会でした。
<1部>
不当逮捕時の映像を見、拘留体験談を聞きました。そこには想像を超える人権
蹂躙を国家が行い、逮捕すると決めると警察はどんな方法でも実行し、でっち上
げることがよく分かりました。日本は法治国家ではないこと、民主主義は根付い
ていないことを見せ付けられました。意思表示のデモをしようとすると弾圧され
る、日本はこんな恐ろしい国だったのだ、と今さら気がつきました。そもそも都
の公安条例は誰のためのものでしょうか?園さんの差別と人権への一貫した信念、
行動力、聡明さに引き込まれました。
<2部>
一連の反原発デモで不当逮捕された方々が体験を語りました。園さん同様、警
察は非暴力のデモ参加者に対していきなり暴力をふるい、手錠をかけ、引き吊り、
逮捕されたら社会的に抹殺される構造を作る。この人権を無視したやり方はまさ
に原発推進者のやり方だと確信しました。それぞれの方々がこの不当逮捕にひる
むことなくやれることをやっていく、その姿に大きな希望を持ちました。会場に
は経産省前にテント村で座りこみをしている方も参加され、今後も様々な楽しい
アイデアが出されました。様々な世代の人が集まれる、開かれた場になることを
期待します。
<1部、2部を通して>
弾圧にもひるまない、おかしいことはおかしいと声を挙げていく、その決意を
新たにしました。今後は福島の方々との連帯、様々な世代間の連帯、海外の方々
との連帯など人と人とのつながりを大切にして行きたいと思いました。3・11
以前には私にはない発想です。本当に残念で、大きな痛みを伴う出来事ではあり
ましたが、どうぞ皆さん、希望を持ち続けてますます大きなうねりで不当弾圧を
跳ね除けてやりましょう!!
★5.原子力教育に税金を過剰計上
国の交付金42億円、半分使わず(9年間で文科省)
国の財政が厳しいという意識が薄い
○ 文部科学省が原子力教育を主な目的として進めてきた自治体への交付金事業
で、同省が二00二年度の制度創設から昨年度までの九年間に、教育現場のニー
ズを大きく上回る計四十二億円の予算を計上し、ほぼ半分が使われていなかった
ことが分かった。予算が余っても、毎年度ほぼ同額の予算を計上していた。
○ 事業は「原子力・エネルギー教育支援事業交付金」。全国の小中学校や高校
を対象に、文科省が都道府県を通じて支給してきた。一県当たり一千万円が上限
だが、福井、静岡県など原発立地自治体は増額が認められる。文科省は簡易型の
放射線測定機や原発副読本の購入費などへの活用を期待してきた。本紙の調べで
は、交付金予算は毎年度、四億円台を計上。昨年度までの総額は、四十二億円に
上ったが、実際に支出されたのは、二十三億円で、予算の執行率は55%だった。
(略)実際の交付金の使われ方をみると、原子力以外のエネルギー教材に活用す
るケースが目立った。全国最多の原発十四基が立地する福井県ですら、昨年度ま
で多くは風力発電機や燃料電池実験器などの教材購入に利用。原子力関連では、
敦賀市の原発PR施設「あっとほうむ」を訪れる児童・生徒の見学費用などだっ
た。(略)交付金の原資は、電力会社の販売電力に応じて課税される電源開発促
進税で、最終的には電気料金として消費者が負担している。原子力教育をめぐっ
ては、同省などが〇九~一〇年度に一般競争入札で教材作成などを委託した事業
のうち、六割以上が一者応札だったことが本紙の取材で判明。落札したのはすべ
て官僚OBや電力会社の現役または元役員が理事などを務める公益法人だった。
(略)
○ 国の予算制度に詳しい田中一昭・拓殖大名誉教授の話―日本の財政が厳しい
との意識が薄いと言わざるを得ない。そもそも教育が目的ならば、普通の教育の
枠組み(一般会計)でやればよく、特別会計を用いる必要があるのか疑問が残る。
※原子力教育=2010年6月に閣議決定したエネルギー基本計画では、「小中学生
などの次世代層について、将来、原子力を含むエネルギーについて自ら考え、判
断するための基礎をはぐくむために」原子力教育支援事業などを進めるとしてい
る。09年3月に改定された高校の学習指導要領では、12年4月の入学者から、
物理基礎で放射線や原子力の利用と安全性などを教える。
(2011.10.10東京新聞より抜粋)
★6.メールマガジン読者からの掲載依頼3つ
イ.10/14『白熱教室 in 建長寺!』
<これからの正義と善の話をしよう~仏教と哲学の新しい出会い~>
この度の原発事故、震災復興支援から地球的な福祉へと展開させ、日本そして
世界が向かうべきより善い未来の姿を、仏教の視点を大切にしながら探求してゆ
きます。
・日時:10月14日(金) 10:00~16:00
・場所:建長寺http://www.kenchoji.com
・10:00~講義(9:00受付)13:30~白熱教室(12:30受付)
・参加費無料。(入山料300円は必要)
・申込・問合せ 氏名・住所・電話番号を明記の上、FAX又はE-mailで。
建長寺教学部 電話:0467-22-0981 FAX:0467-25-6316
E-mail:hakunetsu.kenchoji@gmail.com
・交通:JR「北鎌倉」駅下車徒歩20分。
◇講師:小林正弥
千葉大学大学院教授。専門は政治哲学・公共哲学・比較政治。
NHK教育テレビ「ハーバード白熱教室」では解説を務めた。
◇主催:臨済宗建長寺派布教師会
◇協力:フィロソフィア
ロ.10/15「平和を願う市民のつどい2011」
http://heiwaonegau.blog.fc2.com/
「平和」とは単に戦争がない状態ではなく、安心して子どもを生み育て、人と
しての当たり前の日々の暮らしができることではないでしょうか。
今年の「平和を願う市民のつどい2011」は正面から「原発問題」に向き合います。
大人、学生、子ども、外国籍さまざまな環境にある市民のみなさま、どうぞ、参
加してご意見をお話し下さい。
い つ? 2011年10月15日(土)1:30~5:00
どこで? 千葉大学教育学部2101大講義室
JR総武線各駅停車西千葉駅又は京成電鉄みどり台駅
千葉大西千葉キャンバス・正門から(案内板用意します)
保育室あり 事前申し込み要(09093041030)
資料費 300円
どんな? 講談:「チェルノヴィリの祈り」神田香織(約1時間)
小林正弥教授の千葉大学白熱教室(約2時間)
白熱教室準備中 原発推進側の資料集め
当日発言予定◆福島県から避難して(千代田信一さん)
◇放射線の人への影響(医学博士・崎山比早子さん)
◆地方自治体は?(千葉市長・熊谷俊人さん)
◇エネルギー政策を真剣に考える立場から(産総研研究員)
☆ 参加者全員が発言者です。子育て中の親、農業従事者、経営者、研究者、若
者から高齢者まで、それぞれ自分の意見や思いを伝え合い、共に考えましょう。
主催 実行委員会 090-3317-0410(舘)043-252-1852(鎌倉)
ハ.脱原発を考えるつどい
「小島力さん講演会」10月19日(水曜日)池袋で開催!
内容:福島県双葉郡にお住いの小島さんが自ら撮影したDVDを見ながらの報告
集会です。被災当事者の語りから私達の進むべき未来を考えます。
「暴走したら手のつけようがない未知の物質をもてあそび、
暴利をむさぼってきた、そのことの理非をただすべき」との小島さんの声。
ぜひお越しください。
日 時:2011年10月19日(水曜日)18:30~
場 所:豊島区民センター第五会議室
(JR・地下鉄各線「池袋」東口徒歩3分。豊島公会堂隣り)
料 金:無料(当日被災地への任意カンパを実施します)
主 催:社民党豊島総支部 お問合せ:石川大我事務所03-3949-8010
★7.緊急のご案内です!
すでにお知らせしていました10/16「石丸小四郎さんのお話」は、
石丸さんの健康上の理由により、延期とさせていただきます。
大変申し訳ありませんが、ご理解の程、お願い致します。
転送歓迎
◆ 地震と原発事故情報 その199 ◆
7つの情報をお知らせします(10月13日)
★1.世田谷区で高い放射能汚染が見つかる
★2.10/14スペースたんぽぽにて!
東京新聞『こちら特報部』 田原 牧記者 講演
「福島原発事故を報道して」について語る
★3.10月15日(土)第二回・原発を止めるため「私のアイデア」
これからできること、出し合いましょう!
★4.弾圧にもひるまない、おかしいことはおかしいと声を上げていく、
その決意を新たにしました-園さん報告会に参加して感じたこと
★5.原子力教育に税金を過剰計上
国の交付金42億円、半分使わず(9年間で文科省)
国の財政が厳しいという意識が薄い
★6.メールマガジン読者からの掲載依頼3つ
イ.10/14『白熱教室 in 建長寺!』
<これからの正義と善の話をしよう~仏教と哲学の新しい出会い~>
ロ.10/15「平和を願う市民のつどい2011」
ハ.脱原発を考えるつどい
「小島力さん講演会」10月19日(水)池袋で開催!
★7.緊急のご案内です!
10/16「石丸小四郎さんのお話」は、
延期とさせていただきます。
★1.世田谷区で高い放射能汚染が見つかる
10月13日世田谷区で異常に放射能汚染が高い地点が見つかりマスコミを騒がし
ています。世田谷区長保坂展人氏のブログ情報によると、10月3日、区民からの
通報を受け、職員に確認をさせたそうです。高さ1.5m×幅2mの範囲で高い汚染
が見つかり10月6日に区が確認した最高の数値は地上1mの計測値「2.707マイ
クロシーベルト(毎時)」。
5~6m離れた公園では、0.07前後の世田谷区の平均値の枠内となっているそう
です。
福島第一原発事故からの降下物が原因だとすると、通常は地面に近い方が線量
が高くなりますが、世田谷の汚染は地上5センチメートルよりも1メートルの方
が線量が高くなっています。例えば雨どいに非常に高い汚染の堆積物がたまって
いることも考えられますが、あるいは非破壊検査用の線源などが捨てられている
ような恐れも捨てきれません。1メートルより高いデータが公表されていません
が、今後は5センチメートルよりも1メートルの方が高い線量の場合2メートル、
3メートルの計測もする必要があるでしょう。
今回、世田谷区で問題が発覚するとマスコミが一斉に動きました。今までも江
戸川区や葛飾区などでも市民からの報告はあったのですがマスコミは動きません
でした。
世田谷は区として正式に動いたという点も見逃せません。世田谷区長が保坂展人
氏であることも関係があるでしょう。保坂氏は以前より原発に反対の立場でした。
今回の事件でも既存マスコミのみならず、インターネット経由で情報発信をして
いました。(原田)
続報:送信直前に入った情報では、世田谷の放射能汚染は床下に段ボール箱の中
にビン類があり、これが汚染源だった模様です。計測限度を超える値が出たとい
うことです。同様のことは他の地域でも考えられます。
参考:「保坂のぶと」HP http://www.hosaka.gr.jp/ twitter @hosakanobuto
★2.明日(10/14)スペースたんぽぽにて!
東京新聞『こちら特報部』 田原 牧記者 講演
「福島原発事故を報道して」について語る
日 時:10月14日(金)18:30~21:00
場 所:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)
参加費:1000円
≪講演内容・本人のレジュメより≫
・「こちら特報部」について、原発問題についての取り扱いは
・福島原発事故とは何か?どう「切る」のか?
○近代日本の縮図
○「がんばろう、ニッポン!」とは
・3.11後、個人的に力を入れてきたことと反省点
○公害原論、○反科学論、○責任論、○反差別と自己決定
・事故以後のマスコミ批判について
・質疑応答
★3.10月15日(土)第二回・原発を止めるため「私のアイデア」
これからできること、出し合いましょう!
これまでのデモの映像を見ながら、ワイワイと意見を出し合います。
また、たくさんの方がご来場になっても、それはそれで素敵なこと。
たくさんの声を出し合う&聞きあう、そこから、互いに力が湧いてくる。
そういう感激を再度共有できればと考えています。
今、1か月に及ぶ経産省前テント闘争と、10月末からの福島の女たちの経産省
前座り込み、そしてそれに続く全国の女たちの座り込み、若者たちの個性的な様
々なデモ、脱原発の動きは凄いことになっている!
会場では、デモや感動的なスピーチのミニ上映会を行います!
日時:10月15日(土)18:00~21:00
場所:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)
費用:500円
担当:橘 優子
★4.弾圧にもひるまない、おかしいことはおかしいと声を上げていく、
その決意を新たにしました-園さん報告会に参加して感じたこと
たんぽぽ舎ボランティア O子(東京・練馬区)
10月8日、私はこれまでの不当逮捕に対して、込み上げる怒りを抱きながらス
ペースたんぽぽに向かいました。会場には同じように憤りを感じている参加者が
溢れていました。
デモをする意義、警察の不当逮捕は何を意味するのか、改めて考えさせられる
会でした。
<1部>
不当逮捕時の映像を見、拘留体験談を聞きました。そこには想像を超える人権
蹂躙を国家が行い、逮捕すると決めると警察はどんな方法でも実行し、でっち上
げることがよく分かりました。日本は法治国家ではないこと、民主主義は根付い
ていないことを見せ付けられました。意思表示のデモをしようとすると弾圧され
る、日本はこんな恐ろしい国だったのだ、と今さら気がつきました。そもそも都
の公安条例は誰のためのものでしょうか?園さんの差別と人権への一貫した信念、
行動力、聡明さに引き込まれました。
<2部>
一連の反原発デモで不当逮捕された方々が体験を語りました。園さん同様、警
察は非暴力のデモ参加者に対していきなり暴力をふるい、手錠をかけ、引き吊り、
逮捕されたら社会的に抹殺される構造を作る。この人権を無視したやり方はまさ
に原発推進者のやり方だと確信しました。それぞれの方々がこの不当逮捕にひる
むことなくやれることをやっていく、その姿に大きな希望を持ちました。会場に
は経産省前にテント村で座りこみをしている方も参加され、今後も様々な楽しい
アイデアが出されました。様々な世代の人が集まれる、開かれた場になることを
期待します。
<1部、2部を通して>
弾圧にもひるまない、おかしいことはおかしいと声を挙げていく、その決意を
新たにしました。今後は福島の方々との連帯、様々な世代間の連帯、海外の方々
との連帯など人と人とのつながりを大切にして行きたいと思いました。3・11
以前には私にはない発想です。本当に残念で、大きな痛みを伴う出来事ではあり
ましたが、どうぞ皆さん、希望を持ち続けてますます大きなうねりで不当弾圧を
跳ね除けてやりましょう!!
★5.原子力教育に税金を過剰計上
国の交付金42億円、半分使わず(9年間で文科省)
国の財政が厳しいという意識が薄い
○ 文部科学省が原子力教育を主な目的として進めてきた自治体への交付金事業
で、同省が二00二年度の制度創設から昨年度までの九年間に、教育現場のニー
ズを大きく上回る計四十二億円の予算を計上し、ほぼ半分が使われていなかった
ことが分かった。予算が余っても、毎年度ほぼ同額の予算を計上していた。
○ 事業は「原子力・エネルギー教育支援事業交付金」。全国の小中学校や高校
を対象に、文科省が都道府県を通じて支給してきた。一県当たり一千万円が上限
だが、福井、静岡県など原発立地自治体は増額が認められる。文科省は簡易型の
放射線測定機や原発副読本の購入費などへの活用を期待してきた。本紙の調べで
は、交付金予算は毎年度、四億円台を計上。昨年度までの総額は、四十二億円に
上ったが、実際に支出されたのは、二十三億円で、予算の執行率は55%だった。
(略)実際の交付金の使われ方をみると、原子力以外のエネルギー教材に活用す
るケースが目立った。全国最多の原発十四基が立地する福井県ですら、昨年度ま
で多くは風力発電機や燃料電池実験器などの教材購入に利用。原子力関連では、
敦賀市の原発PR施設「あっとほうむ」を訪れる児童・生徒の見学費用などだっ
た。(略)交付金の原資は、電力会社の販売電力に応じて課税される電源開発促
進税で、最終的には電気料金として消費者が負担している。原子力教育をめぐっ
ては、同省などが〇九~一〇年度に一般競争入札で教材作成などを委託した事業
のうち、六割以上が一者応札だったことが本紙の取材で判明。落札したのはすべ
て官僚OBや電力会社の現役または元役員が理事などを務める公益法人だった。
(略)
○ 国の予算制度に詳しい田中一昭・拓殖大名誉教授の話―日本の財政が厳しい
との意識が薄いと言わざるを得ない。そもそも教育が目的ならば、普通の教育の
枠組み(一般会計)でやればよく、特別会計を用いる必要があるのか疑問が残る。
※原子力教育=2010年6月に閣議決定したエネルギー基本計画では、「小中学生
などの次世代層について、将来、原子力を含むエネルギーについて自ら考え、判
断するための基礎をはぐくむために」原子力教育支援事業などを進めるとしてい
る。09年3月に改定された高校の学習指導要領では、12年4月の入学者から、
物理基礎で放射線や原子力の利用と安全性などを教える。
(2011.10.10東京新聞より抜粋)
★6.メールマガジン読者からの掲載依頼3つ
イ.10/14『白熱教室 in 建長寺!』
<これからの正義と善の話をしよう~仏教と哲学の新しい出会い~>
この度の原発事故、震災復興支援から地球的な福祉へと展開させ、日本そして
世界が向かうべきより善い未来の姿を、仏教の視点を大切にしながら探求してゆ
きます。
・日時:10月14日(金) 10:00~16:00
・場所:建長寺http://www.kenchoji.com
・10:00~講義(9:00受付)13:30~白熱教室(12:30受付)
・参加費無料。(入山料300円は必要)
・申込・問合せ 氏名・住所・電話番号を明記の上、FAX又はE-mailで。
建長寺教学部 電話:0467-22-0981 FAX:0467-25-6316
E-mail:hakunetsu.kenchoji@gmail.com
・交通:JR「北鎌倉」駅下車徒歩20分。
◇講師:小林正弥
千葉大学大学院教授。専門は政治哲学・公共哲学・比較政治。
NHK教育テレビ「ハーバード白熱教室」では解説を務めた。
◇主催:臨済宗建長寺派布教師会
◇協力:フィロソフィア
ロ.10/15「平和を願う市民のつどい2011」
http://heiwaonegau.blog.fc2.com/
「平和」とは単に戦争がない状態ではなく、安心して子どもを生み育て、人と
しての当たり前の日々の暮らしができることではないでしょうか。
今年の「平和を願う市民のつどい2011」は正面から「原発問題」に向き合います。
大人、学生、子ども、外国籍さまざまな環境にある市民のみなさま、どうぞ、参
加してご意見をお話し下さい。
い つ? 2011年10月15日(土)1:30~5:00
どこで? 千葉大学教育学部2101大講義室
JR総武線各駅停車西千葉駅又は京成電鉄みどり台駅
千葉大西千葉キャンバス・正門から(案内板用意します)
保育室あり 事前申し込み要(09093041030)
資料費 300円
どんな? 講談:「チェルノヴィリの祈り」神田香織(約1時間)
小林正弥教授の千葉大学白熱教室(約2時間)
白熱教室準備中 原発推進側の資料集め
当日発言予定◆福島県から避難して(千代田信一さん)
◇放射線の人への影響(医学博士・崎山比早子さん)
◆地方自治体は?(千葉市長・熊谷俊人さん)
◇エネルギー政策を真剣に考える立場から(産総研研究員)
☆ 参加者全員が発言者です。子育て中の親、農業従事者、経営者、研究者、若
者から高齢者まで、それぞれ自分の意見や思いを伝え合い、共に考えましょう。
主催 実行委員会 090-3317-0410(舘)043-252-1852(鎌倉)
ハ.脱原発を考えるつどい
「小島力さん講演会」10月19日(水曜日)池袋で開催!
内容:福島県双葉郡にお住いの小島さんが自ら撮影したDVDを見ながらの報告
集会です。被災当事者の語りから私達の進むべき未来を考えます。
「暴走したら手のつけようがない未知の物質をもてあそび、
暴利をむさぼってきた、そのことの理非をただすべき」との小島さんの声。
ぜひお越しください。
日 時:2011年10月19日(水曜日)18:30~
場 所:豊島区民センター第五会議室
(JR・地下鉄各線「池袋」東口徒歩3分。豊島公会堂隣り)
料 金:無料(当日被災地への任意カンパを実施します)
主 催:社民党豊島総支部 お問合せ:石川大我事務所03-3949-8010
★7.緊急のご案内です!
すでにお知らせしていました10/16「石丸小四郎さんのお話」は、
石丸さんの健康上の理由により、延期とさせていただきます。
大変申し訳ありませんが、ご理解の程、お願い致します。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1212】
転送歓迎
玄海原発4号機が自動停止=復水器トラブル 九電、6基中5基停止
残る稼働中原子炉はあと10基
◆ 地震と原発事故情報 その197 ◆
4つの情報をお知らせします(10月12日)
★1.横浜でストロンチウム検出 100キロ圏外では初
★2.東海第2原発 村上村長が政府(原発事故相)に廃炉要望
人口密集立地に原発は無理
老朽化も進行
★3.園良太さん、ごくろうさま歓迎報告会が大盛況
★4.メルマガ読者からの学習会・講演会のお知らせ
イ.日米安保体制・核(兵器・原発)問題の源流と現在を問う
ロ.『今だからみえる、原発と日米の関係』
★1.ストロンチウム横浜で初の検出
朝日新聞 10月12日
横浜市港北区のマンション屋上の堆積(たいせき)物から、195ベクレル
(1キロあたり)のストロンチウムを、民間の分析機関が検出した。東京電力福
島第一原発事故で放出されたとみられ、結果の報告を受けた横浜市は、再検査を
始めた。
検出されたのはストロンチウム90(半減期約30年)。文部科学省の調査で
は福島県内や宮城県南部など福島第一原発から100キロ圏内で検出されている
が、約250キロ離れた横浜市内では初めて。
場所は築7年の5階建てマンション屋上。7月、溝にたまった堆積物を住民が
採取し、横浜市鶴見区の分析機関「同位体研究所」で測定した。放射性物質が蓄
積しやすい条件とみられるため単純に比較できないが、4~5月に福島市内の土
壌から検出された77ベクレルと比べても高い値だ。
同じ堆積物からは6万3434ベクレル(1キロあたり)のセシウムも検出。
京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんは「原発事故に伴い、横浜で検出さ
れても不思議ではない。価は高いが、高濃度のセシウムが出ている場所なら納得
できる。濃縮されたものだろう」と話している。
事故当初からストロンチウムの検出は「していないだけ」と考えられてきたが、
その通りでした。今後、他の地域でも検出はされるでしょう。セシウムとの比率
を考えるとセシウムの方が問題は大きいと思われますが、ストロンチウムは骨に
溜まるために食品を通じた生体濃縮を考えると安心はできません。世田谷区でも
4μSv以上の汚染が見つかっています。人口も多く大変気になります。(原田)
★2.東海第2原発 村上村長が政府(原発事故相)に廃炉要望
人口密集立地に原発は無理
老朽化も進行
○運転開始から30年以上たつ日本原子力発電(原電)東海第2原発について、東
海村の村上達也村長は11日、細野豪志原発事故担当相らを訪問し、「30キロ圏内
に100万人の人を抱え、原発立地条件として不適切かつ老朽化している」として
廃炉を求める要望書を提出した。(略)「原子力安全委員会や原子力安全・保安
院の信用失墜が著しく、新たな原子力規制体制の確立なしに原発再稼働は受け入
れられない」と指摘。原発再稼働受け入れ条件としては福島第1原発事故避難者
への十分な対応が不可欠とし、▽国の原発政策の中身、基準を明らかにすべき▽
原子力センター構想への速やかな支援―などを求めた。
○「(略)細野氏からは『具体的で貴重な提言を頂いたので考えさせていただく』
との回答があった」と説明した。
【日本原子力発電の話】村上村長がどのように発言したか詳細に承知していない
ので、コメントできない。当社としては引き続き東海第2発電所の安全性向上対
策を着実に実施するとともに、今後新たな知見が得られた場合には迅速かつ的確
に必要な対策を追加し、発電所の安全確保に万全を期していく。
☆東海第2原子力発電所(東海村白方) 日本原子力発電が1978年11月に
営業運転を開始した沸騰水型軽水炉。出力110万キロワット。東日本大震災の
津波被害で非常用発電機3台中一台が一時、使用不能となるトラブルがあったが、
3月15日未明に安定的な冷温停止状態に至った。(2011.10.12.茨城新聞より抜
粋)
★3.園良太さん、ごくろうさま歓迎報告会が大盛況
不当逮捕は明らか!120名で賑わう。懇親会は夜中11時までも。
1、10月8日(土)夕方6:00~11:00の5時間、スペースたんぽぽ
は120もの人で超満員。I部~III部とも盛り上がりました。I部は、9・2
3デモで不当逮捕された園良太さんが獄中体験(新宿1号)をレジュメに書い
て詳しく報告。不当逮捕の詳細と粘り強く戦い抜いた本人と救援対策の活動が
紹介されました。10分間の不当逮捕の瞬間映像にも全参加者の視線が集中。
○9・11デモで不当逮捕されたフランク夫妻があいさつ、右翼と警察の不当逮捕の様子が明らかになりました。
2、II部は参加者からの意見
○園良太さんの本『僕が東電前に立ったわけ』の出版社の代表があいさつをし、
出版に至るエピソードを紹介
○東電前アクションの若者からの報告
○ホットスポットの千葉県流山市の日下部さんから、元凶の東電千葉東葛支店包
囲デモ(11月12日)の協力アピール
○9・11のデモで不当逮捕された日高さんのなまなましい証言的話
○たんぽぽ舎のHさんから、園さんへ『大型のハンドスピーカー』の贈呈―大拍
手
3、懇親会(飲み会)
110人が参加してムンムンの2時間飲み会+食べ放題の交流会。東電前アク
ションのMさんのあいさつの後、飲み会が始まりました。鈴木千津子さん(たん
ぽぽ舎共同代表)のお寿司6桶の差し入れもあり、たくさんの一品料理持ち込み
もあり、とても豊富な「飲み+食べ会」10時までの予定が1時間も延びました。
何人かの人々のアピールがありました。(みんな聞いてくれたかな?)
スペースたんぽぽでビニールシートを敷いての飲み会は初めての試み。園さんを
囲んでの『ご苦労さん、歓迎報告会』は、大変盛況のうちに終了。反原発「力」
を「倍増」させて、「お返し」しようのスローガンどおりの集会になりました。
(柳田)
★4.メルマガ読者からの学習会・講演会のお知らせ
イ.──サンフランシスコ講和条約・日米安保締結から60年──
日米安保体制・核(兵器・原発)問題の源流と現在を問う
講 師:浅井基文さん *元外務省、広島平和研究所所長(2005.4-2011.3)
日 時:10月15日(土)午後5時45分開場(6時開始)
場 所:文京区民センター(2A会議室)*地下鉄春日駅、後楽園駅
資料代:500円
**************************
いまから60年前の1951年9月8日に調印されたサンフランシスコ講和条約に
よって日本は国際社会へと復帰した。しかしそれはソ連、中国などを除くいわゆ
る「片面講和」であり、占領軍である米軍の引続く日本駐留(基地の自由使用)
を認める日米安保条約と同時に結ばれたものであった。これによって冷戦時代に
おける米国の世界戦略のなかに日本は明確に位置づけられ、そして日本は、米国
へ「主体的・積極的に」従属する道を歩み始めたのである。
こうしたアメリカ主導、日本の主体的な従属の構造は、60年経った今日まで、
冷戦期、冷戦後を通じて一貫して続いている。
日米安保体制の中で、米国は、沖縄の占領継続、返還後は「密約」により極東
アジアにおける核戦略を貫徹し、日本は米軍戦力を補完する形での、再軍備、軍
拡を進めてきた。さらには、米国の世界的な核管理体制を、原発推進といったか
たちで支え、(核武装の野望を含みこみながら)原発大国となっていった。
一昨年の「政権交代」以降、普天間基地の移設をめぐって如実に示された、ま
ともな外交交渉すらできないと言う日本政府の対米従属姿勢、「3.11」の大震災
に伴う福島原発事故により露呈された「核の平和利用」の「安全神話」の崩壊、
さらには尖閣諸島、北方領土などの領土問題。それらはいずれも講和条約にその
源流を持つ。いまこそ、この60年の再検証を踏まえ、そこからの転換が求められる。
日米安保を中心とした日本の外交問題、核問題等に詳しく、積極的な発言を続
けられている浅井基文さんをお招きして、たっぷりとお話を聞き、考える契機に
したいと思います。ぜひご参加下さい。
主 催:反安保実行委員会
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-21-7 静和ビル2A
淡路町事務所気付 Tel&Fax:03-3254-5460
ロ.『今だからみえる、原発と日米の関係』
タイトル:『今だからみえる、原発と日米の関係』
講 師:孫崎 享(まごさき うける)/元外務省・国際情報局長、防衛大学
教授など歴任
日 時:2011年10月15日(土)18時~21時
場 所:かながわ県民センター402
参加費用:500円
主 催:時をみつめる会
facebook:http://on.fb.me/qxJMZy
申し込み:tokimitukai@gmail.com
マスメディアがどうも変だ!と私たち「時を見つめる会」は過去に金平茂紀さ
ん(TBS『報道特集』キャスター)他のジャーナリストの方々をお呼びして講演
会を行って来ました。
今回10月15日の講演会では『日米同盟の正体』等の著書のある元外交官・
孫崎享さんをお呼びし、福島第一原発事故における報道の在り方や、日本の原発
政策とアメリカとの関係について、お話しして頂きます。
孫崎さんはこの間、ご自身のtwitter(http://twitter.com/magosaki_ukeru)
等を通じて日本の原発政策の欺瞞と、マスメディアの報道姿勢を強く批判されて
来られました。
外交官という特殊な仕事をしてきたからこそ見える、原発政策とアメリカとの
関係について多いに語って頂きます。
さらにより踏み込んで、日米の安全保障について、TPP問題についてもお話し
して頂きます。
お仲間やご友人をお誘い合わせの上、ぜひ参加ください。
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。
転送歓迎
玄海原発4号機が自動停止=復水器トラブル 九電、6基中5基停止
残る稼働中原子炉はあと10基
◆ 地震と原発事故情報 その197 ◆
4つの情報をお知らせします(10月12日)
★1.横浜でストロンチウム検出 100キロ圏外では初
★2.東海第2原発 村上村長が政府(原発事故相)に廃炉要望
人口密集立地に原発は無理
老朽化も進行
★3.園良太さん、ごくろうさま歓迎報告会が大盛況
★4.メルマガ読者からの学習会・講演会のお知らせ
イ.日米安保体制・核(兵器・原発)問題の源流と現在を問う
ロ.『今だからみえる、原発と日米の関係』
★1.ストロンチウム横浜で初の検出
朝日新聞 10月12日
横浜市港北区のマンション屋上の堆積(たいせき)物から、195ベクレル
(1キロあたり)のストロンチウムを、民間の分析機関が検出した。東京電力福
島第一原発事故で放出されたとみられ、結果の報告を受けた横浜市は、再検査を
始めた。
検出されたのはストロンチウム90(半減期約30年)。文部科学省の調査で
は福島県内や宮城県南部など福島第一原発から100キロ圏内で検出されている
が、約250キロ離れた横浜市内では初めて。
場所は築7年の5階建てマンション屋上。7月、溝にたまった堆積物を住民が
採取し、横浜市鶴見区の分析機関「同位体研究所」で測定した。放射性物質が蓄
積しやすい条件とみられるため単純に比較できないが、4~5月に福島市内の土
壌から検出された77ベクレルと比べても高い値だ。
同じ堆積物からは6万3434ベクレル(1キロあたり)のセシウムも検出。
京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんは「原発事故に伴い、横浜で検出さ
れても不思議ではない。価は高いが、高濃度のセシウムが出ている場所なら納得
できる。濃縮されたものだろう」と話している。
事故当初からストロンチウムの検出は「していないだけ」と考えられてきたが、
その通りでした。今後、他の地域でも検出はされるでしょう。セシウムとの比率
を考えるとセシウムの方が問題は大きいと思われますが、ストロンチウムは骨に
溜まるために食品を通じた生体濃縮を考えると安心はできません。世田谷区でも
4μSv以上の汚染が見つかっています。人口も多く大変気になります。(原田)
★2.東海第2原発 村上村長が政府(原発事故相)に廃炉要望
人口密集立地に原発は無理
老朽化も進行
○運転開始から30年以上たつ日本原子力発電(原電)東海第2原発について、東
海村の村上達也村長は11日、細野豪志原発事故担当相らを訪問し、「30キロ圏内
に100万人の人を抱え、原発立地条件として不適切かつ老朽化している」として
廃炉を求める要望書を提出した。(略)「原子力安全委員会や原子力安全・保安
院の信用失墜が著しく、新たな原子力規制体制の確立なしに原発再稼働は受け入
れられない」と指摘。原発再稼働受け入れ条件としては福島第1原発事故避難者
への十分な対応が不可欠とし、▽国の原発政策の中身、基準を明らかにすべき▽
原子力センター構想への速やかな支援―などを求めた。
○「(略)細野氏からは『具体的で貴重な提言を頂いたので考えさせていただく』
との回答があった」と説明した。
【日本原子力発電の話】村上村長がどのように発言したか詳細に承知していない
ので、コメントできない。当社としては引き続き東海第2発電所の安全性向上対
策を着実に実施するとともに、今後新たな知見が得られた場合には迅速かつ的確
に必要な対策を追加し、発電所の安全確保に万全を期していく。
☆東海第2原子力発電所(東海村白方) 日本原子力発電が1978年11月に
営業運転を開始した沸騰水型軽水炉。出力110万キロワット。東日本大震災の
津波被害で非常用発電機3台中一台が一時、使用不能となるトラブルがあったが、
3月15日未明に安定的な冷温停止状態に至った。(2011.10.12.茨城新聞より抜
粋)
★3.園良太さん、ごくろうさま歓迎報告会が大盛況
不当逮捕は明らか!120名で賑わう。懇親会は夜中11時までも。
1、10月8日(土)夕方6:00~11:00の5時間、スペースたんぽぽ
は120もの人で超満員。I部~III部とも盛り上がりました。I部は、9・2
3デモで不当逮捕された園良太さんが獄中体験(新宿1号)をレジュメに書い
て詳しく報告。不当逮捕の詳細と粘り強く戦い抜いた本人と救援対策の活動が
紹介されました。10分間の不当逮捕の瞬間映像にも全参加者の視線が集中。
○9・11デモで不当逮捕されたフランク夫妻があいさつ、右翼と警察の不当逮捕の様子が明らかになりました。
2、II部は参加者からの意見
○園良太さんの本『僕が東電前に立ったわけ』の出版社の代表があいさつをし、
出版に至るエピソードを紹介
○東電前アクションの若者からの報告
○ホットスポットの千葉県流山市の日下部さんから、元凶の東電千葉東葛支店包
囲デモ(11月12日)の協力アピール
○9・11のデモで不当逮捕された日高さんのなまなましい証言的話
○たんぽぽ舎のHさんから、園さんへ『大型のハンドスピーカー』の贈呈―大拍
手
3、懇親会(飲み会)
110人が参加してムンムンの2時間飲み会+食べ放題の交流会。東電前アク
ションのMさんのあいさつの後、飲み会が始まりました。鈴木千津子さん(たん
ぽぽ舎共同代表)のお寿司6桶の差し入れもあり、たくさんの一品料理持ち込み
もあり、とても豊富な「飲み+食べ会」10時までの予定が1時間も延びました。
何人かの人々のアピールがありました。(みんな聞いてくれたかな?)
スペースたんぽぽでビニールシートを敷いての飲み会は初めての試み。園さんを
囲んでの『ご苦労さん、歓迎報告会』は、大変盛況のうちに終了。反原発「力」
を「倍増」させて、「お返し」しようのスローガンどおりの集会になりました。
(柳田)
★4.メルマガ読者からの学習会・講演会のお知らせ
イ.──サンフランシスコ講和条約・日米安保締結から60年──
日米安保体制・核(兵器・原発)問題の源流と現在を問う
講 師:浅井基文さん *元外務省、広島平和研究所所長(2005.4-2011.3)
日 時:10月15日(土)午後5時45分開場(6時開始)
場 所:文京区民センター(2A会議室)*地下鉄春日駅、後楽園駅
資料代:500円
**************************
いまから60年前の1951年9月8日に調印されたサンフランシスコ講和条約に
よって日本は国際社会へと復帰した。しかしそれはソ連、中国などを除くいわゆ
る「片面講和」であり、占領軍である米軍の引続く日本駐留(基地の自由使用)
を認める日米安保条約と同時に結ばれたものであった。これによって冷戦時代に
おける米国の世界戦略のなかに日本は明確に位置づけられ、そして日本は、米国
へ「主体的・積極的に」従属する道を歩み始めたのである。
こうしたアメリカ主導、日本の主体的な従属の構造は、60年経った今日まで、
冷戦期、冷戦後を通じて一貫して続いている。
日米安保体制の中で、米国は、沖縄の占領継続、返還後は「密約」により極東
アジアにおける核戦略を貫徹し、日本は米軍戦力を補完する形での、再軍備、軍
拡を進めてきた。さらには、米国の世界的な核管理体制を、原発推進といったか
たちで支え、(核武装の野望を含みこみながら)原発大国となっていった。
一昨年の「政権交代」以降、普天間基地の移設をめぐって如実に示された、ま
ともな外交交渉すらできないと言う日本政府の対米従属姿勢、「3.11」の大震災
に伴う福島原発事故により露呈された「核の平和利用」の「安全神話」の崩壊、
さらには尖閣諸島、北方領土などの領土問題。それらはいずれも講和条約にその
源流を持つ。いまこそ、この60年の再検証を踏まえ、そこからの転換が求められる。
日米安保を中心とした日本の外交問題、核問題等に詳しく、積極的な発言を続
けられている浅井基文さんをお招きして、たっぷりとお話を聞き、考える契機に
したいと思います。ぜひご参加下さい。
主 催:反安保実行委員会
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-21-7 静和ビル2A
淡路町事務所気付 Tel&Fax:03-3254-5460
ロ.『今だからみえる、原発と日米の関係』
タイトル:『今だからみえる、原発と日米の関係』
講 師:孫崎 享(まごさき うける)/元外務省・国際情報局長、防衛大学
教授など歴任
日 時:2011年10月15日(土)18時~21時
場 所:かながわ県民センター402
参加費用:500円
主 催:時をみつめる会
facebook:http://on.fb.me/qxJMZy
申し込み:tokimitukai@gmail.com
マスメディアがどうも変だ!と私たち「時を見つめる会」は過去に金平茂紀さ
ん(TBS『報道特集』キャスター)他のジャーナリストの方々をお呼びして講演
会を行って来ました。
今回10月15日の講演会では『日米同盟の正体』等の著書のある元外交官・
孫崎享さんをお呼びし、福島第一原発事故における報道の在り方や、日本の原発
政策とアメリカとの関係について、お話しして頂きます。
孫崎さんはこの間、ご自身のtwitter(http://twitter.com/magosaki_ukeru)
等を通じて日本の原発政策の欺瞞と、マスメディアの報道姿勢を強く批判されて
来られました。
外交官という特殊な仕事をしてきたからこそ見える、原発政策とアメリカとの
関係について多いに語って頂きます。
さらにより踏み込んで、日米の安全保障について、TPP問題についてもお話し
して頂きます。
お仲間やご友人をお誘い合わせの上、ぜひ参加ください。
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。