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たんぽぽ舎です。【TMM:No1214】
転送歓迎
◆ 地震と原発事故情報 その199 ◆
7つの情報をお知らせします(10月13日)
★1.世田谷区で高い放射能汚染が見つかる
★2.10/14スペースたんぽぽにて!
東京新聞『こちら特報部』 田原 牧記者 講演
「福島原発事故を報道して」について語る
★3.10月15日(土)第二回・原発を止めるため「私のアイデア」
これからできること、出し合いましょう!
★4.弾圧にもひるまない、おかしいことはおかしいと声を上げていく、
その決意を新たにしました-園さん報告会に参加して感じたこと
★5.原子力教育に税金を過剰計上
国の交付金42億円、半分使わず(9年間で文科省)
国の財政が厳しいという意識が薄い
★6.メールマガジン読者からの掲載依頼3つ
イ.10/14『白熱教室 in 建長寺!』
<これからの正義と善の話をしよう~仏教と哲学の新しい出会い~>
ロ.10/15「平和を願う市民のつどい2011」
ハ.脱原発を考えるつどい
「小島力さん講演会」10月19日(水)池袋で開催!
★7.緊急のご案内です!
10/16「石丸小四郎さんのお話」は、
延期とさせていただきます。
★1.世田谷区で高い放射能汚染が見つかる
10月13日世田谷区で異常に放射能汚染が高い地点が見つかりマスコミを騒がし
ています。世田谷区長保坂展人氏のブログ情報によると、10月3日、区民からの
通報を受け、職員に確認をさせたそうです。高さ1.5m×幅2mの範囲で高い汚染
が見つかり10月6日に区が確認した最高の数値は地上1mの計測値「2.707マイ
クロシーベルト(毎時)」。
5~6m離れた公園では、0.07前後の世田谷区の平均値の枠内となっているそう
です。
福島第一原発事故からの降下物が原因だとすると、通常は地面に近い方が線量
が高くなりますが、世田谷の汚染は地上5センチメートルよりも1メートルの方
が線量が高くなっています。例えば雨どいに非常に高い汚染の堆積物がたまって
いることも考えられますが、あるいは非破壊検査用の線源などが捨てられている
ような恐れも捨てきれません。1メートルより高いデータが公表されていません
が、今後は5センチメートルよりも1メートルの方が高い線量の場合2メートル、
3メートルの計測もする必要があるでしょう。
今回、世田谷区で問題が発覚するとマスコミが一斉に動きました。今までも江
戸川区や葛飾区などでも市民からの報告はあったのですがマスコミは動きません
でした。
世田谷は区として正式に動いたという点も見逃せません。世田谷区長が保坂展人
氏であることも関係があるでしょう。保坂氏は以前より原発に反対の立場でした。
今回の事件でも既存マスコミのみならず、インターネット経由で情報発信をして
いました。(原田)
続報:送信直前に入った情報では、世田谷の放射能汚染は床下に段ボール箱の中
にビン類があり、これが汚染源だった模様です。計測限度を超える値が出たとい
うことです。同様のことは他の地域でも考えられます。
参考:「保坂のぶと」HP http://www.hosaka.gr.jp/ twitter @hosakanobuto
★2.明日(10/14)スペースたんぽぽにて!
東京新聞『こちら特報部』 田原 牧記者 講演
「福島原発事故を報道して」について語る
日 時:10月14日(金)18:30~21:00
場 所:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)
参加費:1000円
≪講演内容・本人のレジュメより≫
・「こちら特報部」について、原発問題についての取り扱いは
・福島原発事故とは何か?どう「切る」のか?
○近代日本の縮図
○「がんばろう、ニッポン!」とは
・3.11後、個人的に力を入れてきたことと反省点
○公害原論、○反科学論、○責任論、○反差別と自己決定
・事故以後のマスコミ批判について
・質疑応答
★3.10月15日(土)第二回・原発を止めるため「私のアイデア」
これからできること、出し合いましょう!
これまでのデモの映像を見ながら、ワイワイと意見を出し合います。
また、たくさんの方がご来場になっても、それはそれで素敵なこと。
たくさんの声を出し合う&聞きあう、そこから、互いに力が湧いてくる。
そういう感激を再度共有できればと考えています。
今、1か月に及ぶ経産省前テント闘争と、10月末からの福島の女たちの経産省
前座り込み、そしてそれに続く全国の女たちの座り込み、若者たちの個性的な様
々なデモ、脱原発の動きは凄いことになっている!
会場では、デモや感動的なスピーチのミニ上映会を行います!
日時:10月15日(土)18:00~21:00
場所:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)
費用:500円
担当:橘 優子
★4.弾圧にもひるまない、おかしいことはおかしいと声を上げていく、
その決意を新たにしました-園さん報告会に参加して感じたこと
たんぽぽ舎ボランティア O子(東京・練馬区)
10月8日、私はこれまでの不当逮捕に対して、込み上げる怒りを抱きながらス
ペースたんぽぽに向かいました。会場には同じように憤りを感じている参加者が
溢れていました。
デモをする意義、警察の不当逮捕は何を意味するのか、改めて考えさせられる
会でした。
<1部>
不当逮捕時の映像を見、拘留体験談を聞きました。そこには想像を超える人権
蹂躙を国家が行い、逮捕すると決めると警察はどんな方法でも実行し、でっち上
げることがよく分かりました。日本は法治国家ではないこと、民主主義は根付い
ていないことを見せ付けられました。意思表示のデモをしようとすると弾圧され
る、日本はこんな恐ろしい国だったのだ、と今さら気がつきました。そもそも都
の公安条例は誰のためのものでしょうか?園さんの差別と人権への一貫した信念、
行動力、聡明さに引き込まれました。
<2部>
一連の反原発デモで不当逮捕された方々が体験を語りました。園さん同様、警
察は非暴力のデモ参加者に対していきなり暴力をふるい、手錠をかけ、引き吊り、
逮捕されたら社会的に抹殺される構造を作る。この人権を無視したやり方はまさ
に原発推進者のやり方だと確信しました。それぞれの方々がこの不当逮捕にひる
むことなくやれることをやっていく、その姿に大きな希望を持ちました。会場に
は経産省前にテント村で座りこみをしている方も参加され、今後も様々な楽しい
アイデアが出されました。様々な世代の人が集まれる、開かれた場になることを
期待します。
<1部、2部を通して>
弾圧にもひるまない、おかしいことはおかしいと声を挙げていく、その決意を
新たにしました。今後は福島の方々との連帯、様々な世代間の連帯、海外の方々
との連帯など人と人とのつながりを大切にして行きたいと思いました。3・11
以前には私にはない発想です。本当に残念で、大きな痛みを伴う出来事ではあり
ましたが、どうぞ皆さん、希望を持ち続けてますます大きなうねりで不当弾圧を
跳ね除けてやりましょう!!
★5.原子力教育に税金を過剰計上
国の交付金42億円、半分使わず(9年間で文科省)
国の財政が厳しいという意識が薄い
○ 文部科学省が原子力教育を主な目的として進めてきた自治体への交付金事業
で、同省が二00二年度の制度創設から昨年度までの九年間に、教育現場のニー
ズを大きく上回る計四十二億円の予算を計上し、ほぼ半分が使われていなかった
ことが分かった。予算が余っても、毎年度ほぼ同額の予算を計上していた。
○ 事業は「原子力・エネルギー教育支援事業交付金」。全国の小中学校や高校
を対象に、文科省が都道府県を通じて支給してきた。一県当たり一千万円が上限
だが、福井、静岡県など原発立地自治体は増額が認められる。文科省は簡易型の
放射線測定機や原発副読本の購入費などへの活用を期待してきた。本紙の調べで
は、交付金予算は毎年度、四億円台を計上。昨年度までの総額は、四十二億円に
上ったが、実際に支出されたのは、二十三億円で、予算の執行率は55%だった。
(略)実際の交付金の使われ方をみると、原子力以外のエネルギー教材に活用す
るケースが目立った。全国最多の原発十四基が立地する福井県ですら、昨年度ま
で多くは風力発電機や燃料電池実験器などの教材購入に利用。原子力関連では、
敦賀市の原発PR施設「あっとほうむ」を訪れる児童・生徒の見学費用などだっ
た。(略)交付金の原資は、電力会社の販売電力に応じて課税される電源開発促
進税で、最終的には電気料金として消費者が負担している。原子力教育をめぐっ
ては、同省などが〇九~一〇年度に一般競争入札で教材作成などを委託した事業
のうち、六割以上が一者応札だったことが本紙の取材で判明。落札したのはすべ
て官僚OBや電力会社の現役または元役員が理事などを務める公益法人だった。
(略)
○ 国の予算制度に詳しい田中一昭・拓殖大名誉教授の話―日本の財政が厳しい
との意識が薄いと言わざるを得ない。そもそも教育が目的ならば、普通の教育の
枠組み(一般会計)でやればよく、特別会計を用いる必要があるのか疑問が残る。
※原子力教育=2010年6月に閣議決定したエネルギー基本計画では、「小中学生
などの次世代層について、将来、原子力を含むエネルギーについて自ら考え、判
断するための基礎をはぐくむために」原子力教育支援事業などを進めるとしてい
る。09年3月に改定された高校の学習指導要領では、12年4月の入学者から、
物理基礎で放射線や原子力の利用と安全性などを教える。
(2011.10.10東京新聞より抜粋)
★6.メールマガジン読者からの掲載依頼3つ
イ.10/14『白熱教室 in 建長寺!』
<これからの正義と善の話をしよう~仏教と哲学の新しい出会い~>
この度の原発事故、震災復興支援から地球的な福祉へと展開させ、日本そして
世界が向かうべきより善い未来の姿を、仏教の視点を大切にしながら探求してゆ
きます。
・日時:10月14日(金) 10:00~16:00
・場所:建長寺http://www.kenchoji.com
・10:00~講義(9:00受付)13:30~白熱教室(12:30受付)
・参加費無料。(入山料300円は必要)
・申込・問合せ 氏名・住所・電話番号を明記の上、FAX又はE-mailで。
建長寺教学部 電話:0467-22-0981 FAX:0467-25-6316
E-mail:hakunetsu.kenchoji@gmail.com
・交通:JR「北鎌倉」駅下車徒歩20分。
◇講師:小林正弥
千葉大学大学院教授。専門は政治哲学・公共哲学・比較政治。
NHK教育テレビ「ハーバード白熱教室」では解説を務めた。
◇主催:臨済宗建長寺派布教師会
◇協力:フィロソフィア
ロ.10/15「平和を願う市民のつどい2011」
http://heiwaonegau.blog.fc2.com/
「平和」とは単に戦争がない状態ではなく、安心して子どもを生み育て、人と
しての当たり前の日々の暮らしができることではないでしょうか。
今年の「平和を願う市民のつどい2011」は正面から「原発問題」に向き合います。
大人、学生、子ども、外国籍さまざまな環境にある市民のみなさま、どうぞ、参
加してご意見をお話し下さい。
い つ? 2011年10月15日(土)1:30~5:00
どこで? 千葉大学教育学部2101大講義室
JR総武線各駅停車西千葉駅又は京成電鉄みどり台駅
千葉大西千葉キャンバス・正門から(案内板用意します)
保育室あり 事前申し込み要(09093041030)
資料費 300円
どんな? 講談:「チェルノヴィリの祈り」神田香織(約1時間)
小林正弥教授の千葉大学白熱教室(約2時間)
白熱教室準備中 原発推進側の資料集め
当日発言予定◆福島県から避難して(千代田信一さん)
◇放射線の人への影響(医学博士・崎山比早子さん)
◆地方自治体は?(千葉市長・熊谷俊人さん)
◇エネルギー政策を真剣に考える立場から(産総研研究員)
☆ 参加者全員が発言者です。子育て中の親、農業従事者、経営者、研究者、若
者から高齢者まで、それぞれ自分の意見や思いを伝え合い、共に考えましょう。
主催 実行委員会 090-3317-0410(舘)043-252-1852(鎌倉)
ハ.脱原発を考えるつどい
「小島力さん講演会」10月19日(水曜日)池袋で開催!
内容:福島県双葉郡にお住いの小島さんが自ら撮影したDVDを見ながらの報告
集会です。被災当事者の語りから私達の進むべき未来を考えます。
「暴走したら手のつけようがない未知の物質をもてあそび、
暴利をむさぼってきた、そのことの理非をただすべき」との小島さんの声。
ぜひお越しください。
日 時:2011年10月19日(水曜日)18:30~
場 所:豊島区民センター第五会議室
(JR・地下鉄各線「池袋」東口徒歩3分。豊島公会堂隣り)
料 金:無料(当日被災地への任意カンパを実施します)
主 催:社民党豊島総支部 お問合せ:石川大我事務所03-3949-8010
★7.緊急のご案内です!
すでにお知らせしていました10/16「石丸小四郎さんのお話」は、
石丸さんの健康上の理由により、延期とさせていただきます。
大変申し訳ありませんが、ご理解の程、お願い致します。
転送歓迎
◆ 地震と原発事故情報 その199 ◆
7つの情報をお知らせします(10月13日)
★1.世田谷区で高い放射能汚染が見つかる
★2.10/14スペースたんぽぽにて!
東京新聞『こちら特報部』 田原 牧記者 講演
「福島原発事故を報道して」について語る
★3.10月15日(土)第二回・原発を止めるため「私のアイデア」
これからできること、出し合いましょう!
★4.弾圧にもひるまない、おかしいことはおかしいと声を上げていく、
その決意を新たにしました-園さん報告会に参加して感じたこと
★5.原子力教育に税金を過剰計上
国の交付金42億円、半分使わず(9年間で文科省)
国の財政が厳しいという意識が薄い
★6.メールマガジン読者からの掲載依頼3つ
イ.10/14『白熱教室 in 建長寺!』
<これからの正義と善の話をしよう~仏教と哲学の新しい出会い~>
ロ.10/15「平和を願う市民のつどい2011」
ハ.脱原発を考えるつどい
「小島力さん講演会」10月19日(水)池袋で開催!
★7.緊急のご案内です!
10/16「石丸小四郎さんのお話」は、
延期とさせていただきます。
★1.世田谷区で高い放射能汚染が見つかる
10月13日世田谷区で異常に放射能汚染が高い地点が見つかりマスコミを騒がし
ています。世田谷区長保坂展人氏のブログ情報によると、10月3日、区民からの
通報を受け、職員に確認をさせたそうです。高さ1.5m×幅2mの範囲で高い汚染
が見つかり10月6日に区が確認した最高の数値は地上1mの計測値「2.707マイ
クロシーベルト(毎時)」。
5~6m離れた公園では、0.07前後の世田谷区の平均値の枠内となっているそう
です。
福島第一原発事故からの降下物が原因だとすると、通常は地面に近い方が線量
が高くなりますが、世田谷の汚染は地上5センチメートルよりも1メートルの方
が線量が高くなっています。例えば雨どいに非常に高い汚染の堆積物がたまって
いることも考えられますが、あるいは非破壊検査用の線源などが捨てられている
ような恐れも捨てきれません。1メートルより高いデータが公表されていません
が、今後は5センチメートルよりも1メートルの方が高い線量の場合2メートル、
3メートルの計測もする必要があるでしょう。
今回、世田谷区で問題が発覚するとマスコミが一斉に動きました。今までも江
戸川区や葛飾区などでも市民からの報告はあったのですがマスコミは動きません
でした。
世田谷は区として正式に動いたという点も見逃せません。世田谷区長が保坂展人
氏であることも関係があるでしょう。保坂氏は以前より原発に反対の立場でした。
今回の事件でも既存マスコミのみならず、インターネット経由で情報発信をして
いました。(原田)
続報:送信直前に入った情報では、世田谷の放射能汚染は床下に段ボール箱の中
にビン類があり、これが汚染源だった模様です。計測限度を超える値が出たとい
うことです。同様のことは他の地域でも考えられます。
参考:「保坂のぶと」HP http://www.hosaka.gr.jp/ twitter @hosakanobuto
★2.明日(10/14)スペースたんぽぽにて!
東京新聞『こちら特報部』 田原 牧記者 講演
「福島原発事故を報道して」について語る
日 時:10月14日(金)18:30~21:00
場 所:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)
参加費:1000円
≪講演内容・本人のレジュメより≫
・「こちら特報部」について、原発問題についての取り扱いは
・福島原発事故とは何か?どう「切る」のか?
○近代日本の縮図
○「がんばろう、ニッポン!」とは
・3.11後、個人的に力を入れてきたことと反省点
○公害原論、○反科学論、○責任論、○反差別と自己決定
・事故以後のマスコミ批判について
・質疑応答
★3.10月15日(土)第二回・原発を止めるため「私のアイデア」
これからできること、出し合いましょう!
これまでのデモの映像を見ながら、ワイワイと意見を出し合います。
また、たくさんの方がご来場になっても、それはそれで素敵なこと。
たくさんの声を出し合う&聞きあう、そこから、互いに力が湧いてくる。
そういう感激を再度共有できればと考えています。
今、1か月に及ぶ経産省前テント闘争と、10月末からの福島の女たちの経産省
前座り込み、そしてそれに続く全国の女たちの座り込み、若者たちの個性的な様
々なデモ、脱原発の動きは凄いことになっている!
会場では、デモや感動的なスピーチのミニ上映会を行います!
日時:10月15日(土)18:00~21:00
場所:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)
費用:500円
担当:橘 優子
★4.弾圧にもひるまない、おかしいことはおかしいと声を上げていく、
その決意を新たにしました-園さん報告会に参加して感じたこと
たんぽぽ舎ボランティア O子(東京・練馬区)
10月8日、私はこれまでの不当逮捕に対して、込み上げる怒りを抱きながらス
ペースたんぽぽに向かいました。会場には同じように憤りを感じている参加者が
溢れていました。
デモをする意義、警察の不当逮捕は何を意味するのか、改めて考えさせられる
会でした。
<1部>
不当逮捕時の映像を見、拘留体験談を聞きました。そこには想像を超える人権
蹂躙を国家が行い、逮捕すると決めると警察はどんな方法でも実行し、でっち上
げることがよく分かりました。日本は法治国家ではないこと、民主主義は根付い
ていないことを見せ付けられました。意思表示のデモをしようとすると弾圧され
る、日本はこんな恐ろしい国だったのだ、と今さら気がつきました。そもそも都
の公安条例は誰のためのものでしょうか?園さんの差別と人権への一貫した信念、
行動力、聡明さに引き込まれました。
<2部>
一連の反原発デモで不当逮捕された方々が体験を語りました。園さん同様、警
察は非暴力のデモ参加者に対していきなり暴力をふるい、手錠をかけ、引き吊り、
逮捕されたら社会的に抹殺される構造を作る。この人権を無視したやり方はまさ
に原発推進者のやり方だと確信しました。それぞれの方々がこの不当逮捕にひる
むことなくやれることをやっていく、その姿に大きな希望を持ちました。会場に
は経産省前にテント村で座りこみをしている方も参加され、今後も様々な楽しい
アイデアが出されました。様々な世代の人が集まれる、開かれた場になることを
期待します。
<1部、2部を通して>
弾圧にもひるまない、おかしいことはおかしいと声を挙げていく、その決意を
新たにしました。今後は福島の方々との連帯、様々な世代間の連帯、海外の方々
との連帯など人と人とのつながりを大切にして行きたいと思いました。3・11
以前には私にはない発想です。本当に残念で、大きな痛みを伴う出来事ではあり
ましたが、どうぞ皆さん、希望を持ち続けてますます大きなうねりで不当弾圧を
跳ね除けてやりましょう!!
★5.原子力教育に税金を過剰計上
国の交付金42億円、半分使わず(9年間で文科省)
国の財政が厳しいという意識が薄い
○ 文部科学省が原子力教育を主な目的として進めてきた自治体への交付金事業
で、同省が二00二年度の制度創設から昨年度までの九年間に、教育現場のニー
ズを大きく上回る計四十二億円の予算を計上し、ほぼ半分が使われていなかった
ことが分かった。予算が余っても、毎年度ほぼ同額の予算を計上していた。
○ 事業は「原子力・エネルギー教育支援事業交付金」。全国の小中学校や高校
を対象に、文科省が都道府県を通じて支給してきた。一県当たり一千万円が上限
だが、福井、静岡県など原発立地自治体は増額が認められる。文科省は簡易型の
放射線測定機や原発副読本の購入費などへの活用を期待してきた。本紙の調べで
は、交付金予算は毎年度、四億円台を計上。昨年度までの総額は、四十二億円に
上ったが、実際に支出されたのは、二十三億円で、予算の執行率は55%だった。
(略)実際の交付金の使われ方をみると、原子力以外のエネルギー教材に活用す
るケースが目立った。全国最多の原発十四基が立地する福井県ですら、昨年度ま
で多くは風力発電機や燃料電池実験器などの教材購入に利用。原子力関連では、
敦賀市の原発PR施設「あっとほうむ」を訪れる児童・生徒の見学費用などだっ
た。(略)交付金の原資は、電力会社の販売電力に応じて課税される電源開発促
進税で、最終的には電気料金として消費者が負担している。原子力教育をめぐっ
ては、同省などが〇九~一〇年度に一般競争入札で教材作成などを委託した事業
のうち、六割以上が一者応札だったことが本紙の取材で判明。落札したのはすべ
て官僚OBや電力会社の現役または元役員が理事などを務める公益法人だった。
(略)
○ 国の予算制度に詳しい田中一昭・拓殖大名誉教授の話―日本の財政が厳しい
との意識が薄いと言わざるを得ない。そもそも教育が目的ならば、普通の教育の
枠組み(一般会計)でやればよく、特別会計を用いる必要があるのか疑問が残る。
※原子力教育=2010年6月に閣議決定したエネルギー基本計画では、「小中学生
などの次世代層について、将来、原子力を含むエネルギーについて自ら考え、判
断するための基礎をはぐくむために」原子力教育支援事業などを進めるとしてい
る。09年3月に改定された高校の学習指導要領では、12年4月の入学者から、
物理基礎で放射線や原子力の利用と安全性などを教える。
(2011.10.10東京新聞より抜粋)
★6.メールマガジン読者からの掲載依頼3つ
イ.10/14『白熱教室 in 建長寺!』
<これからの正義と善の話をしよう~仏教と哲学の新しい出会い~>
この度の原発事故、震災復興支援から地球的な福祉へと展開させ、日本そして
世界が向かうべきより善い未来の姿を、仏教の視点を大切にしながら探求してゆ
きます。
・日時:10月14日(金) 10:00~16:00
・場所:建長寺http://www.kenchoji.com
・10:00~講義(9:00受付)13:30~白熱教室(12:30受付)
・参加費無料。(入山料300円は必要)
・申込・問合せ 氏名・住所・電話番号を明記の上、FAX又はE-mailで。
建長寺教学部 電話:0467-22-0981 FAX:0467-25-6316
E-mail:hakunetsu.kenchoji@gmail.com
・交通:JR「北鎌倉」駅下車徒歩20分。
◇講師:小林正弥
千葉大学大学院教授。専門は政治哲学・公共哲学・比較政治。
NHK教育テレビ「ハーバード白熱教室」では解説を務めた。
◇主催:臨済宗建長寺派布教師会
◇協力:フィロソフィア
ロ.10/15「平和を願う市民のつどい2011」
http://heiwaonegau.blog.fc2.com/
「平和」とは単に戦争がない状態ではなく、安心して子どもを生み育て、人と
しての当たり前の日々の暮らしができることではないでしょうか。
今年の「平和を願う市民のつどい2011」は正面から「原発問題」に向き合います。
大人、学生、子ども、外国籍さまざまな環境にある市民のみなさま、どうぞ、参
加してご意見をお話し下さい。
い つ? 2011年10月15日(土)1:30~5:00
どこで? 千葉大学教育学部2101大講義室
JR総武線各駅停車西千葉駅又は京成電鉄みどり台駅
千葉大西千葉キャンバス・正門から(案内板用意します)
保育室あり 事前申し込み要(09093041030)
資料費 300円
どんな? 講談:「チェルノヴィリの祈り」神田香織(約1時間)
小林正弥教授の千葉大学白熱教室(約2時間)
白熱教室準備中 原発推進側の資料集め
当日発言予定◆福島県から避難して(千代田信一さん)
◇放射線の人への影響(医学博士・崎山比早子さん)
◆地方自治体は?(千葉市長・熊谷俊人さん)
◇エネルギー政策を真剣に考える立場から(産総研研究員)
☆ 参加者全員が発言者です。子育て中の親、農業従事者、経営者、研究者、若
者から高齢者まで、それぞれ自分の意見や思いを伝え合い、共に考えましょう。
主催 実行委員会 090-3317-0410(舘)043-252-1852(鎌倉)
ハ.脱原発を考えるつどい
「小島力さん講演会」10月19日(水曜日)池袋で開催!
内容:福島県双葉郡にお住いの小島さんが自ら撮影したDVDを見ながらの報告
集会です。被災当事者の語りから私達の進むべき未来を考えます。
「暴走したら手のつけようがない未知の物質をもてあそび、
暴利をむさぼってきた、そのことの理非をただすべき」との小島さんの声。
ぜひお越しください。
日 時:2011年10月19日(水曜日)18:30~
場 所:豊島区民センター第五会議室
(JR・地下鉄各線「池袋」東口徒歩3分。豊島公会堂隣り)
料 金:無料(当日被災地への任意カンパを実施します)
主 催:社民党豊島総支部 お問合せ:石川大我事務所03-3949-8010
★7.緊急のご案内です!
すでにお知らせしていました10/16「石丸小四郎さんのお話」は、
石丸さんの健康上の理由により、延期とさせていただきます。
大変申し訳ありませんが、ご理解の程、お願い致します。
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