NUCLEAIRE
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┗■3.槌田ゼミ エントロピー入門講座 12月26日(最終回)のお知らせと、
│ 特別企画 2作品上映会のおしらせ
└────(槌田ゼミ講座スタッフ)
日時 12月26日(木)18時半開場 19時開会
場所 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4階)
講師 槌田敦さん 参加費800円 予約不要 直接会場へお越しください。
後日映像アーカイブをご覧いただけます。
槌田ゼミ vol.2 ブログに掲載予定 http://t2zemi2013.wordpress.com/
★エントロピー講座特別企画 核事故の実体を知る連続上映会 2回目
12月22日(日)13:10開場 入場料(各600円)
三軒茶屋キャロットタワー5F セミナールームB
上映1は13:30スタート、上映2は15:00スタートです。
上映1)【ハード・レイン ─パンドラの箱から降り注ぐ放射能】
上映2)【福島の悲劇 ─放射能に翻弄される人々を追った記録─】
詳細(こくちーず)http://kokucheese.com/event/index/128965/
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┗■4.新聞・雑誌から
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◆首都直下地震 最悪2万3000人犠牲 M7.3想定 被害95兆円
(12月20日 茨城新聞より)
政府の中央防災会議は19日、マグニチュード(M)7.3の首都直下地震が
起きると最悪の場合、東京、神奈川など首都圏で2万3千人が死亡し、経済被
害は国の年間予算にほぼ匹敵する95兆3000億円とする想定を公表した。都心を
囲む木造住宅密集地域の火災被害を厳しく見積もり、死者数は2005年の前回想
定(1万1千人)から倍増。交通が麻痺し救命活動が難航する恐れを指摘した。
政府は対策大綱を来年3月までに改定、防火や首都中枢機能維持の取り組みを
急ぐ。(中略)
首都圏でのM7級地震の発生確率は30年以内に70%程度とされており、首都
中枢への影響が大きい都心南部を震源とするタイプを想定の対象とした。(略)
冬の夕方に発生し風速8メートルのケースで死者数が最大となる。(略)住宅密
集地などで火災が多発、2日程度延焼するとした。避難者数は最大720万人
と試算した。
がれきの散乱などで道路は極度の交通まひが数日、JR在来線などの運行停止
は1カ月程度続く。(略)
経済被害の内訳は、建物やインフラなどの損壊47兆4千億円、経済活動へ
の影響47兆9千億円。(後略)
◆東海原発 原子炉解体 5年間延期
(12月20日 東京新聞より)
日本原子力発電は19日、1998年に運転停止し、国内の商業用原発で初の廃炉
作業が進められている東海原発(茨城県・東海村)で2014年度に着手予定だっ
た原子炉解体について、5年間延期し19年度に先送りすると発表した。
解体着手の延期は10年7月に続き二度目。廃炉全体の完了も20年度から25年
度に遅れる見込み。
原電によると、解体作業で出る金属やコンクリートの低レベル放射性廃棄物
を細断しドラム缶になどに詰めてモルタルで固める装置の設計が遅れているの
が原因。
◆原発を追い40年 まだ戦わなきゃ 樋口健二 フォトジャーナリスト
(12月15日 東京新聞より)
福島第一原発事故の何十年も前から、原発の危うさを訴え続けてきたフォト
ジャーナリスト樋口健二さん(76)。放射能汚染と隣り合わせの原発内部で働く
作業員の姿をとらえた作品群は3.11以後、国内外で高い注目を浴びた。長年、
人々が目を向けることのなかった原発労働者をテーマにしてきたのは、過酷な
労働を強いられた自身の体験を重ね合わせているからだという。
・・・東日本大震災の後、国は原発労働による被ばくで白血病などになったと
して過去に複数の作業員が労災認定されていたことを初めて明かしました。現
在は12人が労災認定されています。何十万人という原発労働者の数からいえば、
12例というのは少ない。でも、僕が原発労働者を追い続けて40年、真っ暗闇
だったトンネルで、やっと1本のろうそくに灯がともった感じ。少しずつ歴史
が変わろうとしています。(中略)
原発の安全神話がどれほどいいかげんなものだったかを人はわずかの期間は
思い知ったでしょう。しかし人は簡単に忘れるんです。
99年、茨城県東海村のJCO臨界事故で多くの作業員が被ばくし、2人が亡く
なったのに何も変わらなかったじゃないですか。(中略)
まだまだ戦わなきゃ。日本がだめなら原発を海外に売っちゃおうって。外国
に売るということは一緒に原発内部で働く作業員も増やしていくだけの話。