NUCLEAIRE
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┗■3.新聞・雑誌より3つ
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◆「汚染水見極め必要」 再稼働審査 柏崎刈羽保留示唆 規制委員長
○ 原子力規制委員会の田中俊一委員長は9日、毎日新聞の単独インタビューに応じた。東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の再稼働に向けた安全審査について「まず(汚染水漏れなどトラブルが相次ぐ)福島第一原発の状況を見極める」と述べ、審査入りが遅れる可能性を示唆した。
規制委は4日、東電に対し、汚染水対策と、再稼働を目指す柏崎刈羽原発で安全管理を適切に行えるかを文書で報告するよう指示した。
東電は週内に規制委に報告書を提出する予定だ。
田中委員長は「トラブルが毎日のように起こっている。きちんと(管理が)できるようになるまで見極めないといけない」と強調。柏崎刈羽6、7号機の審査入りを保留することへの明言を避けつつも、「他原発のように、とんとんやる今までのペースではいけない。国民も許さないだろう」と述べた。報告書は1カ月程度かけて精査し、妥当性を判断するという。
○ また、関西電力の大飯3、4号機(いずれも福井県)の安全審査で、関電が両原発周辺の3つの活断層の連動を「しない」と主張していることについて「ああいうことをやっているから、なかなか先にいかない」と批判した。
(10月10日毎日新聞より)
◆要請 「年内は困難」 福島県内の中間貯蔵施設建設 環境省
東京電力福島第一原発事故後、除染などで発生した福島県内の汚染廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設の建設をめぐり、環境省の井上信治副大臣が15日、記者会見し、地元自治体への建設受け入れ要請について「年内は困難」との認識を初めて示した。
環境省は同日、中間貯蔵施設について基本方針を発表。施設の具体的な規模や数は要請後に地元と協議して決めるとした。年末に編成される来年度当初予算案に建設費用を盛り込みたい意向だったが、要請の遅れを受けて不透明になった。(後略) (10月16日茨城新聞より抜粋)
◆田中正造 葬列再現に800人
「原発事故被害も公害 福島の苦しみ訴える」
足尾鉱毒事件に半生をささげた政治家田中正造の100年前の葬列を再現するパレードが13日、出身地の栃木県佐野市で催され、全国から800人が集まった。(中略)
「原発やめろ」などと書いた看板を掲げた福島県郡山市の会社役員大槻直司さん(74)は「正造先生は公害と闘った先駆者。原発事故の被害も公害。福島県民の苦しみを訴えるために新幹線で来た」と話した。(後略)
(10月14日東京新聞より抜粋)
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┗■4.テント日誌より2つ
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◆テント日誌10月13日(日)経産省前テントひろば764日目
テント留守番から
10/13原発ゼロ★統一行動で賑わう霞ヶ関
○ 10時過ぎテントに着いたらもう数人の人たちが座りこんでいました。日比谷公会堂の集に行くため早めにいらしたという。
テントの端には希望の牧場の吉沢さんが悲劇の牛たちや壊れた原発の写真数枚を並べ深刻な顔で座っていました。私は並べてあった「見捨てられた命のあることを知っていますか?」のリーフレットを10枚ほど頂き、帯に“牛たちと運命をともにする!”と書かれた本「原発一揆」を買いました。リーフレットは近々会う友達に渡すつもりです。
公会堂の前では11時から整理券を配ったそうですが、整理券をもらえなかった方などが来て下さり午後のテントはにぎやかでした。
2時半ごろ農林省のほうからやってくるデモ隊に総立ちで手を振りました。デモの人たちからもテント応援のエールを頂いて嬉しかったです。
今日はテントを訪れるのが初めてと言う人や遠くからの来訪者も居て力強かったです。夕方来て下さった方の言葉がチョット気になりました。ネットで脱原発と書いたらそれは違う反原発だとお叱りを受けたと言うことです。そしてどうなのでしょう?との問いに、言葉の違いだけではないでしょうか。原発をなくしたい思いは変わらないのでは?
原発が出来る前から反対していた人たちは反原発と言うのではないでしょうか?などあいまいな返事しか出来ませんでしたが…
とにかく大勢の人たちが来て下さったのは力強いですね。 (I.K)
10月13日原発ゼロ★統一行動で賑わう霞ヶ関
○ 10.13NO NUKES DAYの日曜日、好天に恵まれて4万人が霞が関に集い、福島を忘れるな!!再稼働を許すな!!全国民の想いをひとつに」した。
第1部日比谷公会堂集会では、肥田舜太郎さんの原発を無くしてから死んでもらいたいが、大江健三郎さんのユーモアが、満員の聴衆を感銘させた。
○ 第2部では、日比谷公園内で暑い日差しを受けながら長時間待たされた後、たんぽぽ舎・テント・再稼働阻止ネット他多数市民450名近くの梯団でゆっくり霞門を出て、何度もデモ隊を止める警備警察に抗議しながら、霞ヶ関を練り歩いた。もちろん、東電前では東電解体を、資源エネルギー庁前では原発推進政策を、立ち止まって糾弾した。
デモコースは、新橋駅に近づきながらSL広場など人の波に達せず、日比谷公園西幸門に戻る終着点がデモコースを横切って後発デモ隊と交差する、など課題を残した。が、4万人の人が霞ヶ関を埋め尽くすことができた。
○ 第3部では、夕暮れを迎えた国会前に集まった参加者が原発立地現地からのアピールを聞き、再稼働阻止の闘いへの決意を新たにした。経産省前テントひろばは、お茶やお汁粉を出して「峠の茶屋」を務め、一方日比谷公園から国会・官邸に向かう人たちに「10.27三宅洋平トークイベント(いのちをつなぐ、世界をつなぐ、未来をつなぐ)」(テントひろば応援団主催)のチラシを配布した。
第3部終了後も、テントひろばには全国からの参加者が立ち寄って旧交を温め、それぞれ近くの飲み屋で交流した。夜更けになってもテントはいつになく賑わい、宮城から来た若者2人がいっしょに泊番を務めてくれた。
「原発ホワイトアウト」(若杉冽、講談社)で描かれ、「国際原子力ロビーの犯罪」(コリン・コバヤシ、以文社)で明らかにされた原子力マフィア(原子力ロビー、原子力ムラ)の汚いひどいやり口に対抗して、私達は闘い続けねばならない。(K.M)
◆テント日誌10月13日(日)特別版
霞ヶ関―国会周辺は脱原発~反原発の声響きわたる
前半部分省略
全体的に見れば持久戦的な様相の中にある脱原発―反原発の運動ではあるが、経産省前テントひろばの持続、あるいは毎週金曜日官邸前抗議行動などをはさんで存在している。
国民が現在、政府に望んでいる最大のことは、原発問題の解決である。このことを僕らがしっかりと頭に入れておくなら、この持久戦を自信もってやり抜くべきだ。
10月13日のような大きな意思表示とテント前ひろばの存続などを結びつけてじっくりとやって行こう。臨時国会に対して、国民の声を対置しながら進んで行こう。(M/O)
○今後のいくつかの予定から
・脱原発テント裁判 第4回口頭弁論
日時:11月29日(金)午後1時東京地裁前抗議 午後2時開廷
東京地裁103号法廷 午後4時から裁判報告集会(場所未定)
・東電解体 東電本店合同抗議
日時:2回目 11月6日(水) 3回目 12月4日(水)
場所:東京電力本社前 時間:18時30分~20時
・10・27(日)トーク・イベント 三宅洋平さん
日本教育会館8階第一会議室 開場18時 開会18時30分~20時30分