NUCLEAIRE
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┗■5.12.12「起訴を!」院内集会&東京地検前・東電前行動
└──── 福島原発告訴団
東京第五検察審査会は東電元幹部3人を「起訴相当」と議決。これを受けて現在、東京地検が再捜査を行っています。先日、東京地検は捜査期限を2015年2月2日まで延長すると発表。東京地検が市民の声を真摯に受け止め、厳正な捜査を行い、今度こそ「起訴」の決断を下すことを求め、私たちは行動します。
12月12日(金)11:30~参議院議員会館入口で通行証配布
12:00~院内集会 開会
<対談>「私なら、起訴する」
*古川元晴さん(元京都地検検事正) *船山泰範さん(日大法学部教授)
告訴人スピーチ 13:30閉会
14:00~14:30 東京地検包囲行動 15:00~15:30 東電本社前行動
*詳細・チラシのダウンロードはブログから
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2014/11/blog-post_20.html
問合せ:福島原発告訴団
本部事務局 〒963-4316 福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1
電話 080-5739-7279 メール 1fkokuso@gmail.com
ブログ http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
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┗■6.新聞より3つ
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◆電力関連会社 原発事故後も自民へ献金 3年で3238万円
原発の事故後も電力会社の関連会社や子会社が自民党へ多額の献金を行っていた。
関西、中国、四国、北陸の4電力の関連会社や子会社が福島第一原発事故から昨年までの3年間に、自民党の政治資金団体「国民政治協会」へ、判明しただけで計3238万円を献金していたという。(中略)
政治資金に詳しい神戸学院大大学院の上脇博之教授は、「電力会社は表向き献金自粛を言っているだけで、抜け穴があるのが実態だ。自粛を徹底するなら、関連会社の献金も自粛しないと意味がない」と話している。
(12月2日-1日発行-日刊ゲンダイより抜粋)
◆海洋汚染収束せず 本紙調査でセシウム検出 福島第一
低精度の測定で東電「安全」強調
東京電力福島第一原発至近の海で、本紙は放射能汚染の状況を調べ、専用港の出入り口などで海水に溶けた状態の放射性セシウムを検出した。事故発生当初よりは格段に低い濃度だが、外洋への汚染が続く状況がはっきりした。一方、東電は精度の低い海水測定をしていながら、「検出せず」を強調する。事故当事者としての責任を果たしているのかどうか疑問がある。(後略)
(12月1日東京新聞朝刊1面より抜粋)
◆内閣不支持が支持を上回る 比例投票先 自28%、民10% トレンド調査
共同通信社は28、29両日、衆院選に向けた有権者の支持動向などを探る全国電話世論調査(トレンド調査、第2回)を実施した。内閣支持率が43.6%、不支持率47.3%となり、前回調査(19、20日)から逆転した。第二次安倍政権発足後、共同通信が実施した電話世論調査で不支持が支持を上回ったのは初めて。比例代表の投票先政党は自民党が28.0%、民主党10.3%で傾向は変わらなかった。望ましい選挙結果は「与党と野党の勢力が伯仲する」が53.0%と過半数を占めた。
(中略)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2349】
2014年12月1日(月)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.12月の学習会、集会・行動のご案内
ご参加ください
★2.11/24「脱原発アクションin柏崎刈羽」に参加して来ました
小出裕章さん…放射性廃棄物は「東電が責任もって引き取るべきで
東京の本社ビルに持っていかせたいけど、収まりきれないから
福島第二原子力発電所で… 橘 優子(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.たんぽぽ舎 御中
「戦略的投票で原発大好きイレブンは落とせる!」
環境経済研究所(技術士事務所) 上岡直見
★4.首相官邸前抗議、番外編
11月28日(金)第128回首相官邸前・国会議事堂前抗議の翌日
「経産省前テントひろば」にて
ぐみ坂キッド(たんぽぽ舎ボランティア)
★5.12.12「起訴を!」院内集会&東京地検前・東電前行動
福島原発告訴団
★6.新聞より3つ
◆電力関連会社 原発事故後も自民へ献金 3年で3238万円
(12月2日-1日発行-日刊ゲンダイより抜粋)
◆海洋汚染収束せず 本紙調査でセシウム検出 福島第一
低精度の測定で東電「安全」強調 (12月1日東京新聞朝刊1面より抜粋)
◆内閣不支持が支持を上回る 比例投票先 自28%、民10% トレンド調査 (11月30日東京新聞より抜粋)
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┗■1.12月の学習会、集会・行動のご案内
| ご参加ください
└──── たんぽぽ舎、「スペースたんぽぽ」
・12/3(水)抗議行動
第9回経産省前テント裁判 傍聴と集会 15:00開廷103号法廷
14:00東京地裁前集合 報告集会17:00~参議院議員会館講堂
・12/3(水)抗議行動 17:30~18:30
九州電力川内原発再稼働反対 九電東京支社への抗議行動
有楽町電気ビル前(JR有楽町日比谷口下車)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
・12/3 (水)抗議行動 19:00~20:00
第15回東電本店合同抗議 場所:東京電力本店前
呼びかけ団体:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎
賛同団体:東電株主代表訴訟、他105団体
・12/5(金)金曜抗議行動 18:00~20:00
川内原発再稼働やめろ!永遠に原発0に!再稼働反対!首相官邸前抗議
主催:首都圏反原発連合
12月19日、26日も実施。※12日(金)の抗議は行いません。
・12/6(土)集会 デモ
秘密保護法施行するな12.6日比谷野音集会13:50~15:30 16:00銀座デモ
共催:「秘密保護法」廃止へ!実行委員会/秘密法に反対する全国ネットワーク
・12/6(土)抗議行動
‘14もんじゅを廃炉へ!全国集会 原発再稼働は許さない!
福井県敦賀市 11時~抗議行動(白木海岸) 13時~全国集会(プラザ萬象)
15時~デモ 16:30~再稼働阻止関西相談会
・12/6(土)学習会
「吉田調書・原発再稼働を問う」-19:00~
※12月4日の日程を6日に変更しました。
講師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表・東電株主訴訟の会)
参加費800円
・12/13(土)抗議行動 13:00集合 14:00大行進(デモ)出発
川内原発再稼働反対!反原発渋谷大行進
場所:渋谷区代々木公園けやき並木渋谷側
主催:首都圏反原発連合
・12/13(土)学習会18時~20時
加藤久晴さん第4弾 NHK原発ドキュメンタリーの欺瞞
<映像上映>息を吹き返した推進派、巻町民が反原発町長を
当選させるまでを描いたドキュメンタリー
・12/15(月)19時~21時
韓国で原発を訴え勝利した、李さんを迎えるにあたって
-日・韓・台による甲状腺癌の連帯訴訟を-
講師:崔 勝久(チェ スング)さん
主催:たんぽぽ舎(スペースたんぽぽ講座会議)
協賛:No Nukes Asia Actions Japan(NNAA)
参加費:800円(学生400円)
・12/17(水)学習会
槌田ゼミ新シリーズ「福島原発事故基本講座第9回」19:00~21:00
講師:槌田敦さん 参加費800円
・12/20(土)学習会 19:00~21:00
おしどりマコ・ケンさんのお話‐未来&世界への責任
「加害者とならないために、今私たちがすべきこと」
主催:たんぽぽ舎・いろりばた会議 参加費1000円
・12/22(月)学習会 19:00~21:00
「ちょぼちょぼ市民のためのちょぼちょぼゼミナールその2」
東電原発事故と川内原発再稼働(2)
講師:田中一郎さん 参加費800円(学生400円)
※学習会の会場は「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
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┗■4.「福島第一原発の最新情報=汚染水の貯留状況など
└──── 春橋哲史(宇治橋あきら)
○4号機使用済み燃料プールからの燃料棒の取り出し。
11月26日現在、1533本中1397本終了。全体の約91.1%。残りは136本。
○凍土方式遮水壁造成の為のボーリング
11月25日現在、2034本予定中843本終了。全体の約41.4%。
尚、凍結プラントは、30台の予定台数全てを26日に設置完了。
○汚染水の貯留状況
11月25日時点で貯留量約56.8万t。
その内、ALPS処理待ち水は約32.4万t。
設置済みタンクの貯留容量は約66.3万t。
11月(正確には、10月最終水曜-11月最終火曜)の汚染水増加量は約1.3万t。
今年1-11月の、11ヵ月間の汚染水増加量は約16.2万t。
○10月の平日平均作業人数は6220人。因みに、13年10月は3220人でした。
※尚、以上の内容は11月28日の金曜行動でスピーチしたものに、一部加筆したものです。
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┗■5.スペースたんぽぽからのお知らせ
| 12月18日(木)藤原寿和講座は中止-延期します
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◆ 第12回「東電は責任をとれ」連続講座「原発事故と環境汚染 3回連続講座その2」は、講師:藤原寿和さんの体調不良のため、12月18日(木)は中止=延期し、2015年1月下旬(日程は未定)に開催します。ご了承下さい。
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┗■6.新聞より2つ
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◆企業団体献金の自民回帰 原発メーカー3倍も
自民党の政権復帰で、大企業や業界団体の「自民回帰」が献金面でも鮮明になった昨年分の政治資金収支報告書。円安と株高をもたらし、道路建設などの公共事業予算を増やした安倍政権の政策「アベノミクス」で利益を上げた業界も、自民党への献金額を前年より大幅アップさせていた。 (後略)
( 11月29日 東京新聞より抜粋)
◆ 脱原発 大きな争点 【金曜日の声 官邸前】
埼玉県寄居町の主婦浅見玲子さん(56) 原発事故で住めなくなった町があるのに、再生可能エネルギーへ転換しようという姿勢が見えない。忘れてしまうことは一番の罪。原発は衆院選の大きな争点だ。マスコミもしっかり報じてほしい。
京都市の元会社員石田隆さん(64) 衆院選の争点はアベノミクスより原発や集団的自衛権ではないか。先日、長野でも大きな地震があった。原発に安全はあり得ない。初めて参加したが、再稼働反対を粘り強く言い続けないといけない。
たんぽぽ舎です。【TMM:No2348】
2014年11月29日(土)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.メルマガのカンパ要請に対して多くの
カンパご協力ありがとうございました(その8)
36名 15万9千円 累計124万円余 たんぽぽ舎
★2.「安倍政権2年間と原発再稼働」第2回
「総選挙は間違いだった」と安倍政権を投票率を上げて結果(敗北させ)
悔やしがらせましょう。 広瀬 稔 (兵庫県)
★3.原子力安全・保安院の不作為を追及しない規制委
規制行政の失敗を検証しないでは過ちを繰り返すぞ
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その30
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★4.「福島第一原発の最新情報=汚染水の貯留状況など
春橋哲史(宇治橋あきら)
★5.スペースたんぽぽからのお知らせ
12月18日(木)藤原寿和講座は中止-延期します
★6.新聞より2つ
◆企業団体献金の自民回帰 原発メーカー3倍も
( 11月29日 東京新聞より抜粋)
◆ 脱原発 大きな争点 【金曜日の声 官邸前】(11月29日東京新聞より)
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※12/3(水)3つの行動があります。是非ご参加下さい。
(1)日 時:12月3日(水) 17:30-18:30
九州電力川内原発再稼働反対 第6回九電東京支社への抗議行動
有楽町電気ビル前(JR有楽町日比谷口下車)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
(2)日 時:12月3日(水) 19:00-20:00
第15回東電本店合同抗議 東京電力本店前
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、テントひろば
賛同団体:東電株主代表訴訟他105団体
(3)日 時:12月3日(水) 14:00ー
第9回経産省前テント裁判 傍聴と集会 15:00開廷103号法廷
14:00東京地裁前集合 報告集会17:00~参議院議員会館講堂
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┗■1.メルマガのカンパ要請に対して多くの
| カンパご協力ありがとうございました(その8)
| 36名 15万9千円 累計124万円余
└──── たんぽぽ舎
昨年4月26日に日刊メールマガジンへのカンパをお願いしましたところ、たんぽぽ舎に皆様からの善意が届きました。
今年7月15日から11月20日までの4か月の間に36名の方々から15万9千円が寄せられました。
北海道1名、青森県1名、宮城県1名、東京都7名、千葉県6名、埼玉県1名、神奈川県3名、岐阜県1名、愛知県1名、京都府2名、大阪府3名、宮崎県1名、鹿児島県2名、他6名(官邸前抗議行動ほか)です。これまでトータルで124万2千円ものカンパが寄せられました。誠にありがとうございました。
なお、ひきつづいて日刊メルマガ=「地震と事故情報」へのカンパを受け付けていますので、今後ともよろしくお願い致します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 番号 00180-1-403856
今後もカンパのまとめ文の報告を予定しています。
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┗■2.「安倍政権2年間と原発再稼働」第2回
| 「総選挙は間違いだった」と安倍政権を投票率を上げて結果(敗北させ)
| 悔やしがらせましょう。
└──── 広瀬 稔 (兵庫県)
○衆議院選挙の自民党政権公約の原発では「原子力は重要なベースロード電源。再稼働は進める」選挙では負けないと強気の公約なのか。少々強引でもOKだ。
安倍首相はその様にお考えなのでしょうね。現在も収束の道筋が見えない「福島原発事故」は恰も他国の出来事の様に無視して外国に原発を輸出する事に熱心な安倍首相。
○また事故発生源の東京電力を見よう。問題は国民に大嘘をついた事。
(1)「「計画停電」を恫喝に使った。東京近辺の都市で強引に震災後3/14頃から約2週間停電を実施した。これは現在の原発ゼロ稼働でも電力は充分。
(2)「国会事故調」の田中三彦委員達に嘘の説明をして現場の調査を妨害した。委員らは<緊急時に原子炉冷却部の「非常用復水器」が地震で潰れた?>の調査で東電担当者は「そこは真っ暗で放射線も高い所が有り危険である」と虚偽説明した」(2013.2/7毎日新聞)。また川内博史前議員も動画で「福島第一原発を視察し東電が撮影したビデオ映像が真っ暗」と言う(2013.4/4)。
「政府事故調」でのスクープ記事が「全員退避問題」で朝日新聞バッシングが激しく行われた。いくら吉田昌郎所長の意思だとしてもこの様な「大事故の検証」は公開するべきだ。
○「再稼働」にはこの選挙に勝たねばならない。その手始めにメディアの恫喝なのか。<選挙報道、自民が注文 出演者の発言回数や時間、テーマ選び、等々の4項目>しかしこれは「公職選挙法」148条「新聞紙、雑誌の報道及び評論等の自由」に触れるのではないか。
○自民党の支持率の低下や今回勝てるのか不安の表れ? 2012年の衆議院選挙で絶対多数を与えて後4年間は衆議院選挙は無いものと多くの国民は思った。が、今回安倍首相は私達に【チャンスをくれた】
利用し「総選挙は間違いだった」と安倍政権を投票率を上げて結果(敗北させ)悔やしがらせましょう。
<編集部> 「安倍政権2年間と原発再稼働」で引き続き皆さんの原稿を募集しています。400-800字(上限)
ご協力下さい。
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┗■3.原子力安全・保安院の不作為を追及しない規制委
| 規制行政の失敗を検証しないでは過ちを繰り返すぞ
| 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その30
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
○11月26日の田中委員長記者会見で共同通信の記者が鋭い質問をし、規制委が前規制当局である原子力安全・保安院の過ちを何ら明らかにしていないことを指摘した。今までに技術的観点で事故調査・検証不十分問題を指摘してきているが、このように規制行政の問題をクローズアップする指摘はあまりなかった。
原子力安全・保安院からの横滑り職員でできた規制庁、原子力マフィアからの委員で作られた原子力規制委員会に期待することはできないが、これから是非追及していくべき問題だ。
記者会見は http://www.nsr.go.jp/kaiken/ から11月26日の速記録、会見映像参照。
○以下はそのピックアップ。
☆記者「1F(イチエフ)の事故で、事故の直後に何が起きたかという検証は曲がりなりにも規制委員会、取り組んでおられると思うのですが、その遠因となった保安院の失敗というか、審査全般の何が問題だったのかというようなことの検証が行われているのか行われていないのか、よく分からないのです。それで、言葉の端々から委員長、例えば国会で炉安審について言及されるときとか、過去の失敗であると言ったりとかですね、規制庁の方がいろいろ過去の失敗にというようなことをおっしゃるのですが、どうなのでしょう。体系立った規制の失敗というようなことを何か検証されているのでしょうか。」
★田中委員長「新規制基準と古い規制基準とを比較してもらえば、まず、そこはおのずと明らかですね。それから、規制審査のやり方もみんなオープンでやっていますし、そういうことから見たらそういう反省は、我々なりに踏まえてやっていると思います。」
☆記者「…。でも、私が申し上げたいのは、こういう反省をしたからこういう対策をしていますという、その後段の方しか出てきていないということなのです。こういう総括をしましたというのは、事故調の報告書はいくつかありますけれども、規制委員会として何が間違っていたかということを公にはされていないですね。多分体系立ってそういう検証をされていないのではないか…。どうでしょう。」
★委員長「いや、考え方の上で、まず科学的中立性を保つ、透明性を保つというところは、非常に大きな考え方の上の規制の反省だと思います。」
☆記者「『原発と大津波 警告を葬った人々』(岩波新書)から出せば、…例えば当時の森山審議官から院長や次長や、それからもう一人、黒木さんですかね。いろいろバックチェックと言われて、津波の問題があるから何が出てくるか分かりませんよというようなメールを出していたとか。…退任された島崎(邦彦)先生が2002年の長期評価ですか。あのときに中央防災会議で潰されたという話がありましたけれども、あのときに保安院は何をしていたのか。1997年の7省庁津波から2002年の土木学会指針ですね。あそこら辺の経緯の中で、保安院はなぜ津波のリスクを知っていたのに、それをちゃんと規制に反映しようとしなかったのか…」
★委員長「ずっと御覧になっていて、それはやっていると思いますけれども。」
☆記者「やっていないです。」
…
☆記者「違うんです。こういう反省があって、こういうことが原因であったということを明示していないではないですかということです。」
最後に、記者が言及している『原発と大津波 警告を葬った人々』(添田孝史著、岩波新書)は本年11月20日発行で面白い。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆全国のみなさま 広瀬隆です
本日(11月26日)発売の自著『文明開化は長崎から』をご紹介します。
日本史を発掘した宝庫を、誇りを持って読者に捧げます。
戦争屋の右翼がウロウロするこの国で、選挙の投票前に知っておくべき
実在の歴史です。
○2015年1月30日(金)には、集英社主催で『文明開化は長崎から』の講演会が
あります。18:00開場 18:30開演、
場所:ワテラス コモンホール(最寄り駅は東京の御茶ノ水)です。
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┗■4.新聞より4つ
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◆阿蘇山は「マグマ噴火」 噴煙1500m、活動長びく懸念も
福岡管区気象台(福岡市)は27日、熊本県・阿蘇山の中岳第一火口で続いている小規模な噴火は、マグマが直接噴き出す「マグマ噴火」と確認したと発表した。
阿蘇山でのマグマ噴火は1993年2月以来、21年ぶり。過去の例などから小規模な噴火が長引く可能性があるとの見解も示した。噴煙は一時、小規模噴火が始まってから最も高い約1500メートルに達した。
ただ気象台は、今のところ噴火の規模がさらに大きくなる危険はないとみており、噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)を維持する。
気象台は27日、ヘリコプターによる上空からの観測や、火口付近の現地調査を実施。午前11時半ごろに、約1500メートルの噴煙を確認した。26日夜から27日の夜、火口に上昇したマグマの熱で噴煙や雲が赤く染まる「火映現象」を高感度カメラで観測した。(11月28日東京新聞朝刊より)
◆大飯、高浜再稼働「早急な容認考えがたい」
大津地裁 差し止め請求却下
滋賀県などの住民らが、関西電力の大飯原発3、4号機(福井県おおい町)と高浜原発3、4号機(同県高浜町)=いずれも運転停止中=の再稼働差し止めを求めた仮処分の申し立てで、大津地裁(山本善彦裁判長)は27日、「現時点で差し止める必要性はない」として、却下する決定をした。
決定文では、差し止めの必要性がないとした理由を原発の安全性の観点からではなく「原子力規制委員会が、いたずらに早急に、再稼働を容認するとは到底考えがたい」からとした。
最大の争点だった「基準地震動」について関電が反論を放棄したことや、原発事故を想定した住民の避難計画が策定されていないことなどに触れ「これらの作業が進まなければ再稼働はあり得ない」との考え方を示した。(中略)
住民ら「不当」「実質的勝訴」
関西電力の原発差し止めを求めた仮処分申し立てが大津地裁で却下されたことを受け、住民側は27日、大津市内で記者会見し「不当な決定だ」と非難の声を上げた。一方で、原子力規制委員会が直ちには再稼働を容認しないと言及した点について「実質的勝訴」とする声も出た。(後略)
(11月28日東京新聞朝刊より抜粋)
◆もんじゅ禁止解除 申請を来月に延期 原子力機構
日本原子力研究開発機構は27日、高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)に出ている事実上の運転禁止命令の解除に必要な保安規定の変更申請を12月中旬に延期すると明らかにした。11月中を目標としていたが、原子力機構の幹部は「見通しが甘く、努力不足だった」と釈明した。
もんじゅは相次ぐトラブルで長期停止中だが、原子力規制委員会が昨年5月、大量の機器の点検漏れから、安全管理態勢が整うまで運転再開に向けた準備を見合わせるよう命じた。(11月28日東京新聞朝刊より)
◆前代未聞だ「選挙報道」に露骨な注文
自民党がテレビ局に送りつけた圧力文書
「公平中立な放送を心がけよ」―。自民党がこんな要望書をテレビ局に送りつけたことが大問題になっている。(中略)
差出人は筆頭副幹事長の萩生田光一と報道局長の福井照の連名。その中身がむちゃくちゃなのだ。(中略)
テレビ関係者が言う。
「要求を丸のみしたら、安倍首相の経済政策に批判的な人は排除するしかなくなる。街頭インタビューでは、景気停滞に苦しむ地方の不満や、右傾化路線を批判する声も放送できなくなります」
まさに言論の封殺だ。政治評論家の森田実氏が言う。
「自民党がこんな要望書を出したのは初めてでしょう。萩生田氏は党副幹事長のほかに総裁特別補佐を務める政権の中心メンバー。その幹部が自民党には『自由』も『民主主義』も存在しないことを宣言した。実に恥ずべき行為です。国民から言論の自由を奪うのは明らかに憲法違反。彼は今度の選挙で立候補する資格はありません。おそらく萩生田氏が安倍首相にゴマをするために行ったのでしょうが、もし首相も了承しているなら、日本は世界から相手にされなくなります」