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たんぽぽ舎です。【TMM:No1354】
                               転送歓迎
 
 
                ◆ 地震と原発事故情報 その339 ◆
               4つの情報をお知らせします(2月20日)
 
 2月20日、関西電力高浜原子力発電所3号機が定期検査で停止
 残るは東電1基、北海道電1基の計2基、全原発停止へあと一歩
  【東京電力:柏崎刈羽6号 2012年3月26日に 定検入】
  【北海道電力:泊3号 2012年4月末までに 定検入】
 
 
★1.にぎやかに、なごやかに開かれました
   たんぽぽ舎23周年─総会と講演会と懇親・交流会
   2012年を原発廃止元年としよう!の熱気
                      (柳田真・メルマガ編集部)
★2.地球温暖化よりも冷却化が心配 テムズ川が凍結─ミニ氷河期突入か
   英国の気候研究所のデータが証明
                     (木村太郎、ジャーナリスト)
★3.<テント日誌 2/17(金)>
    テントの中は反原発の論陣で花盛り
    ―― 経産省前テントひろば 160日目 ――
★4.イベント
 ◇2月21日(火)18:45から、スペースたんぽぽ
  『議論はどのように歪められたか
    3.11後の報道と専門家の発言を読み解く』
  講師:東京大学教授 影浦峡さん
 
 ◇大飯(オーイ)勝手に再稼働させるな!安全委員会アクション
 2月21日(火)
 原子力安全委「検討会」傍聴 13時~整理券配布 14時~傍聴
 場所:中央合同庁舎4号館北門前
 
 
___________________________________
 
★1.にぎやかに、なごやかに開かれました。
    たんぽぽ舎23周年─総会と講演会と懇親・交流会
    2012年を原発廃止元年としよう!の熱気
                      (柳田真・メルマガ編集部)
 
○2月19日(日)、たんぽぽ舎23周年第24回総会がにぎやかに、なごやかに開
かれました。たんぽぽ舎会員と応援して下さる皆さん・スタッフが100名弱
集まり、午後1時から8時半の長時間、部分参加も含めて参加いただきました。
内容は1部:総会(方針・財政・人事)、2部:二人の講演会(菅井益郎氏・
山崎久隆氏)、3部:懇親・交流会でした。懇親会は8時半に一旦終了しまし
たが、話しおわらない人々が半分近く残られ、熱心な懇親・交流が続き、
スタッフが帰れたのは午後10時半すぎでした。
 
○1部の総会は、今井丈夫運営委員の司会で始まり、議長に原田裕史(たんぽ
ぽ舎応援する人)さんを選出、小山芳樹事務局次長が開会あいさつをしました。
来賓からのメッセージが紹介されました。
 1.福井県で原発反対・もんじゅ廃止を闘う石地優さん
 2.東海村村議の相沢一正さん
 3.東京都議会議員で反原発自治体議員・市民連盟共同代表の福士敬子さん
 
○議案書は24ページで、経過・方針・財政・人事の順です。
 ・経過報告は沼倉潤事務局長から。
  3.11大惨事以降の超多忙な中でのたんぽぽ舎の1年弱の多彩な活動の要点
  を報告。
 ・今年の活動方針は、柳田真共同代表から。
  福島過酷事故は収束せず、放射能汚染が各地へ広がる中で原発推進政策は
  許せない。市民の力を集め、つないで、原発廃止元年を実現しようと、8
  項目の方針を提議(スペースたんぽぽの方針も併記)。7人の方から活発
  な意見あり。
 ・財政報告と方針は、坂東喜久恵副代表から。
  年間1000万円強のたんぽぽ舎財政を報告。この1年で会員が大きく増大し、
  活動が広がったことを述べました。
  (なお、スペースたんぽぽの財政(約700万円)は、別会社のため省略)
 
○新しい人事は、鈴木千津子代表から。
 7人のアドバイザー(顧問)と3役6人を含む15人の運営委員、応援する人
25人を紹介しました。運営委員が4名増加、応援する人も数名増加し、たんぽ
ぽ舎の執行体制が一段と強化された人事でした。
 
☆なお、2部の二人の講演要旨、3部の懇親・交流会(のべ21人が発言)、
 名刺意見広告、3.11の1年目に当たっての声明などは、次号以降に、暫時
 紹介します。全体としては例年以上に盛況でにぎやか。そしてなんとしても
 原発推進をやめさせよう、今年を原発廃止元年としよう、の活気に満ちた
 集まりとなりました。                  (柳田 真)
 
 
★2.地球温暖化よりも冷却化が心配 テムズ川が凍結─ミニ氷河期突入か
   英国の気候研究所のデータが証明
                     (木村太郎、ジャーナリスト)
 ■南極海の分厚い氷
  南極観測船「しらせ」が、昭和基地まで約二十一キロ余りの南極海で厚い
 海水に阻まれ、基地への接岸を断念したというニュースに接して、「おやっ
 」と思った。(中略)
  しかし、海水が厚いのは南極海ばかりではなかった。米アラスカ州西部の
 ノームという町は昨年十一月以来、海氷に閉ざされて孤立し、燃料の補給を
 断たれたため、砕氷船に先導されたロシアのタンカーが救援に向かったこと
 がニュースになっていた。欧州にも寒波が襲い、東欧ではこれを書いている
 時点で百二十人が寒さから死亡したと伝えられている。
 
 ■温暖化は終わった?
  こうした寒さの中で、英国のデーリー・メール紙は先月二十九日、こんな
 見出しの記事を電子版に掲載した。「地球温暖化よりも冷却化が心配。テム
 ズ川が凍結することも」
  その記事によると、英国のイーストアングリア大学気候研究所は、世界三
 万地点の気温のデータを解析した結果、「地球の気温上昇傾向は一九九七年
 で終わった」ことを確認したとう。
  そのデータは、世界の平均気温が九八年に一四・五度を上回ったのをピー
 クに、その後は上下しながらも低くなっていき、昨年は一四・三度台になっ
 ていることを示している。
  その原因だが、メール紙は二十世紀の間は異常に高いエネルギーを放射し
 ていた太陽が、ここへきて「極小期」を迎えようとしており、不順な夏や厳
 冬、食糧不足などを引き起こしそうだという学者の見解を紹介している。
 
 ■太陽に変化の兆しも
  太陽の活動は周期的に変化し、現在は二十四期のピーク時に当たるが、そ
 の活動の強弱を示す黒点の数は、二十世紀のピーク時の半分にも及ばないと
 か。(中略)「マウンダー極小期」に、欧州では異常な低温となり、テムズ
 川が全面的に凍結したり、英仏海峡が流氷によって繋がりそうになったと伝
 えられている。
  日本でも、ほぼ同時期に大雨や干ばつ、霜などの異常気象から「寛永の大
 飢饉」が起きている。
  地球の「ミニ氷河期突入」説は、すでに二年前に独キール大学の研究所が
 深海の海水温の分析を根拠に発表している。イーストアングリア大気候研究
 所の調査はこれを補強する形になったわけだが、同研究所は地球温暖化研究
 の権威として知られるだけに、その発表は逆に説得力があるように思えるの
 だ。
             (2月5日 東京新聞「太郎の国際通信」より)
 
 
★3.<テント日誌 2/17(金)>
    テントの中は反原発の論陣で花盛り
    ―― 経産省前テントひろば 160日目 ――
 
 早朝、Tさんと公園への「散歩」。「宴のあと」よりは、「前夜型」のタイ
プだと思っている。自分の性癖の反対が仕事感覚だから、「朝の散歩」が向い
ている。だんだん、「宴」は日常化し、ごみも多様化し、増えてくる。「トイ
レ無きマンション」としての原発批判をトイレなきテントから鋭くしよう。
 しかし、まだ原発もごみも自動的に雲散霧消する時代ではない。自分がつ
かったものの存在過程の生と死について考えながら、ものとお付き合いできた
ら。・・・使ったのに御礼の気持ちも無い、これを文化なき文化──
throw away (使い捨て)文化という。この文化は、「誘惑されて捨てられる」
人間を多産した。そして、核燃料廃棄物は劣化ウラン弾まできた。武器社会は、
劣化ウラン弾の販売拡張を恥じない。兵隊はそのように使われて消えてゆく。
 
 一方、水俣病の原因会社、日本窒素の子会社、旭化成は富士をふりさけあお
ぎみる川の海辺にある。この県に、浜岡原発。これは中部電力のもの。浜岡原
発が公共の福利に反しているという訴訟が、ながらく停止していたのを、
3・11以後、再稼動阻止を確証させるため、白鳥さんが緊急動議のように、
本訴を仮処分を緊急にするよう高裁に申請。高裁はその準備会を原告の白鳥さ
んたちと被告中部電力と開いた。この日、その集会の帰り、単身、テントへ。
 今年、80才になられる白鳥さんに、日比谷図書館で仕込んだばかりの、富士
山大爆発の特集コラムをお見せする。「東京は浜岡原発から、180㌔しか離れ
ていないんです。20年は民主主義実現の活動を、あと20年は反原発・浜岡廃炉
のためでした。なにもできていなくて・・・」ほんとうに、能の翁のような温
顔で、静かに語られる白鳥さん。浜岡1.2号機を廃炉にしたのは、日本の歴
史のうえで、この方達が初めての民衆活動家ともいえる。
 
 「責任のもてないものを振り回すのは、やめてください!」という訴えは、
白鳥さんに教えられ、柳田さんに誘惑されて、昨年一月、経済産業省別館前定
例抗議集会でさせてもらった。このお二人が、私をテントに連れてきたのだっ
た。
 
 また、この日、反原発派の妥協なき知識人、槌田敦さんがふらりと予告無く
いらした。「福島原発多重人災 東電の責任を問うーー被害者救済は汚染者
負担の原則で」(槌田敦・山崎久隆・原田裕史 共著 日本評論社)の注文票
を自ら携えていらしたので、小生がテントにお預かりすることにした。
 雨が霙になった寒い日、偶然、取材に来ていた、3人のフランス人ジャーナ
リストに、一心に、原発と核開発の危険を舌鋒鋭く訴えておられた。お坊さん
の石橋さんとテントで温まっていただいたが、テント内のみなさんからの質問
に、一刀両断にお答えになる。その一種のかしゃくの無さに、いつもながら、
圧倒された。
 さらに、フランス人ジャーナリストに、木村さんが、賠償問題審議会の報告
書を紹介し、一年たとうというのにたった一割の賠償問題しか手をつけようと
しない、東電と政府の「棄民政策」を人権の国、フランスに訴えて、国際世論
を喚起しようと、霙の中、奮闘されていた。また、Qは、フランス国営テレヴィ
の取材につかまってしまった。このかたがたは、いったん、立ち去ったが、
ほかの仏人ジャーナリストのために、福田さんは、「ふるさと」の合唱を聞か
せていた。「ふるさと」は、福島におき替えられ、被爆・被曝の人類史上の原
郷となった日本・東京から、フランスへ世界へと伝えられるだろう。この合唱
に、フランス取材陣の日本人通訳も加わった。        ( Q記 )
 
 
★4.イベントのお知らせ
 
◇2月21日(火)18:45から、スペースたんぽぽ
 『議論はどのように歪められたか
   3.11後の報道と専門家の発言を読み解く』
 講師:東京大学教授 影浦峡さん
 著書『3.11後の放射能「安全」報道を読み解く』<社会情報リテラシー
   実践講座>(現代企画室、1,050円)
 ※影浦峡さんご本人から(2月17日島薗進さん講演会での発言から)
  私の講演会には「反原発」の立場がハッキリとしている人よりも、
  マスコミの報道を観て、「何か変だな」と感じている人達にこそ来て
  戴きたい。
 
 
◇大飯(オーイ)勝手に再稼働させるな!安全委員会アクション
 
 保安院は意見聴取会委員の意見を十分に考慮することなく、ストレステスト
 審査書を原子力安全委員会に提出。それを受けて、あす、原子力安全委員会
 が「総合的評価検討会」を開きます。原子力安全委員会まえのアクションと、
 委員会の傍聴に参加しよう!
 
 安全委員会の開催要項はこちら
 http://www.nsc.go.jp/kaisai/senmon/senmon/120221-hatsuden.htm
 
 2月21日(火曜)
 【13時】中央合同庁舎4号館北門前
    (千代田区霞が関3-1-1/霞ヶ関駅A13出口より5分)
      アクセス http://www.nsc.go.jp/map/map.htm
 【13時15分~45分】アピール&チラシ配布 @4号館北門前
 【14時~17時】検討会傍聴/13時より入場整理券配布
 
 ※プラカードや鳴り物など持参歓迎です。
 <呼びかけ>福島原発事故緊急会議、3・11再稼働反対!全国アクション、
 東電前アクション、国際環境NGO FoE Japan、福島老朽原発を考える会、
 グリーンピース・ジャパン、プルトニウムなんていらないよ!東京
[連絡先]ピープルズ・プラン研究所
 (TEL) 03-6424-5748    (FAX) 03-6424-5749
 (E-mail) contact@2011shinsai.info
【当日連絡先】090-6185-4407(杉原携帯)
 
 
 
※編集部より訂正:2月18日発行分のナンバーに誤りがありました。
 誤 TMM:No1352  事故情報その337
 正 TMM:No1353  事故情報その338
PR
たんぽぽ舎です。【TMM:No1352】 
                         転送歓迎
 
 
                ◆ 地震と原発事故情報 その337 ◆
               4つの情報をお知らせします(2月18日)
 
 1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
 残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、全原発停止へあと一歩
  【東京電力:柏崎刈羽6号 2012年3月26日に 定検入】
  【関西電力:高浜3号 2012年2月20日 定検入】
  【北海道電力:泊3号 2012年4月末までに 定検入】
 
 
  ★1.ストレステストの1次評価は再稼働と関係ない
     班目安全委員長、保安院の1次評価を実質否定、注目発言
                 (2012年2月18日東京新聞より抜粋)
  ★2.<テント日誌 2/16(木)>
        テントは今日もたんたんと存在して
        ― 経産省前テントひろば 159日目 ―
  ★3.メールマガジン読者からイベントのご案内
     2/24『山本太郎さんと福井県議会に傍聴にいこう』
  ★4.本の紹介  (2件)
     ◇『子どもたちに伝えたい ─「原発が許されない理由」』
              著者・小出裕章さん、東邦出版、1,260円
         ◇『第二のフクシマ、日本滅亡』
                              著者・広瀬隆さん、朝日新書、861円
 
───────────────────────────────
 
★1.ストレステストの1次評価は再稼働と関係ない
   班目安全委員長、保安院の1次評価を実質否定、注目発言
                 (2012年2月18日東京新聞より抜粋)
 
 原子力安全委員会の班目春樹委員長は十七日、定期検査で停止中の原発を再稼働する
条件とされている安全評価(ストレステスト)の一次評価について「再稼働とは関係ない。
二次評価まで終わらなければ、安全性の判断はできない。一次評価は安全委が要求している
(安全性の)レベルに達していない」との見解を示した。安全委で一次評価結果が妥当か
否かを審査中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働問題に影響を与え
そうだ。(中略)
 経済産業省原子力・安全保安院は十三日、関電が提出した大飯原発3、4号機の一次評価
結果を「妥当」とする審査書を安全委に報告。安全委も妥当と判断すれば、政府は福井県など
地元自治体の同意を得て、早期に再稼働したい意向だ。しかし、班目委員長が「1次評価は
再稼働に関係ない」との認識を示したことで、安全委に再稼働の可否を判断する権限はない
ものの、福井県が一段と再稼働への慎重姿勢を強める可能性がある。
 安全評価には、定期検査で停止中の原発の再稼働の条件となる一次評価と、全原発対象の
二次評価がある。一次評価は核燃料の溶融を防ぐ対策のみ。二次評価は核燃料が溶融する深刻
な事故の対策までを対象とする。
※「事故情報編集部」より
   組織改正により原子力規制庁等が4月にスタートすれば、安全委は3月いっぱいで廃止され、
班目氏も“失職”する。班目氏の原発再稼働けん制はどういう意図か、東京新聞「こちら特報部」
(同日)でも「デタラメ」覆すかと懐疑混じりに報じている。
 
 
★2.<テント日誌 2/16(木)>
      テントは今日もたんたんと存在して
     ― 経産省前テントひろば 159日目 ―
 
2月16日(木) 曇り 時折氷雨や小雪がちらつく寒さ。
 もう旧聞になるかもしれないが、2月14日の”噂のバレンタインアクション”は首尾良く
成功したようだ。たんぽぽ舎のメルマガNo1350に報告が掲載されている。高級チョコ
と脱原発の愛のメッセージを携えた女性達8名が経産省に入り、応接室で枝野経産相の代理
の秘書官にチョコとメッセージを届けたようだ。次回、記者会見で返事をもらえるらしい。
記者会見が楽しみだ。
 この寒さのなかでも遠方からの来訪は絶えない。岐阜、福井、帯広から、シニアの男性、
若い男性・女性と。 
福井からきた青年は「さよなら原発 福井」で活動しているという。大飯原発の再稼動問題
が焦点化している中、福井の状況を聞く。政府からは再稼動の餌として新幹線の福井県内早期
建設がちらつかせられている。当面は西川県知事への激励要請のメールの集中が重要だという。
 脱原発の地域社会の再構築について語る彼の目は輝く。ともかく大飯再稼動阻止に向けて
頑張ろうと約して、かれは帰路についた。
 2月19日の午後に、韓国の新聞社の女性記者2人が取材にくると連絡が入っているようだ。
2月27日午前11時には、ブラジル最大のTV局が取材にくるとの連絡も入っている。
  テントの前では寒さを吹き飛ばして、80代と10代のいつものメンバーがマイクアピール。
 
◇「ひろばー全国・世界からのたより」
◎今日からまた寒さが厳しくなります。本当にご苦労様です。
  3回しか伺っていませんが、いつもテントにおられる方達の事を思っています。また、
伺います。  Y.S
 
◎テント広場の皆さまへ
  コンクリートの谷間にあるテントは冷え込みが厳しいのではないかと心配しています。
  何をしてもむなしい状況の中で皆さま方の活動が実って行くようにと願うばかりです。
  及ばずながら”福島の子供の幸せを願う会”を結成しました。先日伺って椎名さんにお伝え
した時は、案件だったのですが1月11日に正式に結成致しました。
http://ameblo.jp/hikari-no-nakahe/
  現在5人の発起人が集まりましたが出来る事は限られててもほんの少しでも良いからやって
行こうと思っています。お渡ししたい物があるので来週初め頃そちらに伺いたいのですが
福島の方がいらっしゃる日を教えていただけませんか? よろしくお願い致します。
どうぞ皆様お体に気を付けてご活躍くださいます様に。        (夢 立川市 女性)
 
 
★3.メールマガジン読者からイベントのご案内
 
  『山本太郎さんと福井県議会に傍聴にいこう』
 
日    時:2012年2月24日(金)午前10時集合 
集合場所:福井県議会議事堂1F 正面玄関 入口前福井市大手3丁目17-1
                            地図:http://g.co/maps/qu7rj
スケジュール: 午前10時 集合
              ・山本太郎さんと「ちょっとまって再稼働」アピール
         午前11時~13時 本会議傍聴
1人でも多くの方のご参加をお待ちしています。
 
 福井県大飯原発の再稼働が議論される予定の、福井県議会開催に合わせた「ちょっと
まって再稼働」アピールご参加のお願いです。福井県にある大飯原子力発電所の再稼働が、
2月24日から3月16日に開催される福井県議会で議論される予定です。この議会の会期中、
グリーンピースは福井市内に活動拠点「福井アクション・センター」を設けて、県議会の
状況を国内外に伝えていきます。
 そして議会初日の2月24日(金)には、俳優の山本太郎さんと一緒に福井県議会を傍聴し、
再稼働反対をアピールする予定です。
 福井県の方々、事故が起きれば県境を超えて影響を受ける周辺の都道府県の方々、
「ちょっとまって再稼働」のメッセージと、再稼働が議論される議会への関心の高さを、
私たちと一緒に福井県議会に伝えませんか?
主催:グリーンピース・ジャパン
 
*******************
◇2月21日 東京でのアピールにもご参加ください!
原発再稼働プロセスに、グリーンピースは強く抗議しています。
原子力安全委員の確認検討会会場前で、抗議アピール活動を予定しています。
皆さまもぜひご参加ください!
【日時】2月21日(火) 12:45集合 (14:00頃まで予定)
【集合場所】丸の内/千代田線 国会議事堂前駅3番出口前
◇2月22日締切です!
リツイートキャンペーン「みんなで止めよう再稼働」実施中!
みなさんの「原発を止めたい」という訴えを、ツイートしてください。
http://www.greenpeace.org/japan/stopnuke/?gv20120218
 
 
★4.本の紹介  (2件)
 
 ◇『子どもたちに伝えたい──「原発が許されない理由」』
  著者・小出裕章さん、東邦出版、1,260円
 ◇『第二のフクシマ、日本滅亡』
  著者・広瀬隆さん、朝日新書、861円
 
 
 ◇『「原発が許されない理由」・・子どもたちに伝えたい』
                                         著者・小出裕章さん、東邦出版、1,260円
 
 小出さんが特に子どもたちに発信したいとの思いを込めた本です。
 そして、3・11以来、東電、政府、原子力専門家などの情報を聞いたものの、何が事実で
何が嘘なのかを見極めることの困難さの中で混乱している私たち大人にとっても、この本を
一読すれば原発問題の本質を科学的に把握することが出来ます。
 カラフルな図表が見開きの左側ページに配置され、右側ページに説明があります。
「原発の誕生と現実」、「それでも原発をやめない理由」、「人間の力では対応できない
原発」、「いま、私たちがすべきこと」という4章構成になっています。さらに52の小項目、
たとえば「なぜ原発は都市部に造れなかったのか」とか「電力量は水力・火力発電所だけで
足りる」「実は費が高い原子力発電」「年間1ミリシーベルトの被曝の危険性とは?」など
の項目が目次にあるので、一番先に知りたいことから読むことも出来ます。
 表紙カバーと本文中の70ページに一枚の衝撃的な地図「地震の巣と原発の立地点」が
あります。世界中で地震の巣の上に54もの原発を林立させている国は日本だけです。
これを見れば「原発撤退」しか選択肢はないことが明らかです。
原発を許してきてしまった私たちが、今からでも自分で考え行動を起こしていくための
手がかりとして、この本はとても役立ちます。
 
 ◇『第二のフクシマ、日本滅亡』  著著者・広瀬隆さん、朝日新書、861円
 
 福島第一原発の事故から、まもなく1年。政府は「収束宣言」を出したが、天文学的な
量の放射能を放出しつづける「原発震災」は、決して終わった出来事ではない。
折しも列島は地震活動期に入り、近い将来、大規模地震が発生する確率が高まっている。
もし「第二のフクシマ」が起これば、この国は確実に死に至る……。
 いま、日本人が生き残るために、第一になすべきことは何か。原発震災の恐怖を訴えつづ
ける著者は、六ヶ所再処理工場の即時閉鎖と全原発の廃炉断行を求める。続けて、汚染食品
の流通阻止、汚染土壌・汚染瓦礫の厳重保管、東京電力の処分についても、緊急対策を
具体的に提言する。
 思考力ゼロの原子力産業・電力会社・政治家を当てにしてはならない。
『第二のフクシマ、日本滅亡』を読んだあなたから、原子力の最後のページを着実に
急いで閉じるのだ!
たんぽぽ舎です。【TMM:No1352】
                               転送歓迎
 
       ◆ 地震と原発事故情報 その337 ◆
      4つの情報をお知らせします(2月17日)
 
 1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
 残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、全原発停止へあと一歩
  【東京電力:柏崎刈羽6号 2012年3月26日に 定検入】
  【関西電力:高浜3号 2012年2月20日 定検入】
  【北海道電力:泊3号 2012年4月末までに 定検入】
 
 
★1.55の自治体の長と議会議長(計110)へ要請文を送付しました。
               (反原発自治体議員・市民連盟 布施哲也)
★2.<テント日誌 2/15(水)>
    霞が関テント夜明けの来訪者
    ―― 経産省前テントひろば 158日目 ――
★3.イベントのおさそい
 ◇講演会「チェルノブイリ・フクシマ・明日の地球」
  日時:2012年2月25日(土)午後1時から
  場所:明治大学(JRお茶の水下車)リバティタワー
★4.新聞・雑誌から
 ◇停止原発は「不良債権」 利益生まずコスト膨大 損切り=廃炉しかない
  今後の債務超過必死 再稼働抜きで大なたを
           (2月17日付東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
 
 
 
★1.55の自治体の長と議会議長(計110)へ要請文を送付しました。
               (反原発自治体議員・市民連盟 布施哲也)
 
 五、四、三、二……と、原発のない日本が現実となります。再稼動をさせて
はなりません。私たちは泊、志賀、大飯、島根、伊方の五つの原発が、再稼動
を強行するのではないかと危惧しています。これらの原発30k圏内の自治体
は道と県を含めて55となります。その55の自治体の長と議会の議長(計1
10)に「原発の再稼動に反対する要請」文を送りました。その主旨は以下で
す。
 
 「私たちは承知しています。原発の稼動が、立地自治体に膨大なお金を落と
すことを。原発が稼動するとで、立地する自治体へは、使いきれない電力会社
の固定資産税が入ることを。昨年四月に省令が変わり、その額がより一層増え
たことを。それは、近接自治体を対象とする電源三法の交付金の比ではないこ
とを。原発を設置し発電することが、一部の地域と一部の人たちへ巨万の富を
もたらすためであってはなりません。そして、一部の政治家が主張する「核開
発」のためであってもなりません。私たちは憂慮し求めます。原発を再稼動さ
せないことを。原発の電力がなくても、現状のままで十二分に電力需要に応じ
られるからです。……事故は、これまでの常識を大きく覆しました。立地自治
体は当然として、周辺自治体が、今、再稼動を認めるかどうかの重要な鍵を握
っています。貴職の言動を注視していることを申し添え、貴職におかれては
(泊・各原発)原発の再稼動に反対することを求め、要請します」
 
 再稼動をさせないためには、住民の意思が重要です。そして、自治体と議会
の役割も増しています。自治体へ面談をして要請するなと、働きかけを強めま
す。
 
 
★2.<テント日誌 2/15(水)>
     霞が関テント夜明けの来訪者
     ―― 経産省前テントひろば 158日目 ――
 
 昨夜は深夜2時過ぎ寝袋に入った。火曜日の場合、不寝番は深夜組と早朝組
の2交替制を採っている。私は深夜組を選んだ。交替は午前3時半の予定なの
だが、眠たそうな私を見かねて談笑さめやらぬ深夜組の皆が、「Eさん、早く
寝ていいよ」と勧めてくれたのだ。
 朝7時前目が覚めると話し声がする。早朝組の中に新しい顔があった。名古
屋から深夜バスで東京駅に着いたその足でテントにやって来たKさんだった。
Kさんは岐阜県土岐市に住み数年前までは地元で和菓子屋さんをやっていたと
いう。和菓子作りには、綺麗な水がいかに大事かという話しに花が咲き、その
流れで、Kさんがテントに来た目的に話しが及んだ。
 Kさんの住まいの近くに瑞浪という所があり、そこに高レベル廃棄物処理施
設の建設工事が進められてきたが、今年になって連日のように上空を地質調査
のヘリが飛び、工事が加速しているという。建設工事を進めているのは、日本
原子力研究開発機構で、直径6m、深さ1000mの立て坑2本とそれをつな
ぐ横坑を掘るのだそうだ。現在500mまで掘り下げているらしい。
 
 ここでも例に漏れず助成金の名目で多額の金が周辺自治体に流れ、また、調
査研究という名目で大学機関が併設されオブラートの役割を果たしているとい
うことだ。Kさんは原発と放射能について改めて学びたいと上京したのだとい
う。原発に関する情報を得たいというKさんにたんぽぽ舎を紹介した。
 テントの外は、昨日に続く小雨模様、相変わらず黒ずくめの出勤風景。福島
第1原発の事故の深刻さをまのあたりにした今、原発に対する認識が変わりつ
つあるのは間違いない。
 テントひろばは、その大きなうねりのエンジンとなれるのだろうか。
 午前9時、予約した歯科医院に向かうため、テントを後にした。テントでは
この先何が起こるかわからない状態が続いている。午後何度かテントに電話を
入れた。
 何事も無く、平穏に過ぎているとのことだった。        
 
                              (T/E)
 
 ─────────────────────────────────
 *以下は、在特会に絡む2/14付経産省への抗議文です。
 経済産業省大臣官房御中
 抗議文
 去る2月8日貴経産省厚生企画室の斡旋により、「国民代表」と称する人達
 と私共との話し合いがありました。この話し合いの後、当テントひろば関係
 者で会議検討を行った結果、「国民代表」を名乗った人達は「国民代表」の
 名に値しないどころか日本人としても恥ずかしい極め付きの右翼差別主義者
 であるとの結論に達しました。同時に、結果として彼ら差別主義者の口車に
 乗り斡旋者の役割を果たした貴省厚生企画室に対し、疑問と批判の念を抱く
 にいたりました。
 私共は貴省とは原発人災に対する見解を異にするとはいえ、貴省管理の国有
 地を借用している立場から、貴省との信頼関係を築く努力をして参りまし
 た。そうした立場から貴省のこのたびの話し合いの斡旋を受けた次第です。
 しかし、「話し合い」は一方的に私共を「犯罪者」「乞食」呼ばわりするな
 ど、汚い差別的言辞を投げつけられる結果に終わりました。
 貴省が、こうした差別主義者の実態を承知の上で話し合いの斡旋をしたとは
 考えられませんが、結果として貴省が極端な差別主義者を斡旋した事につい
 て強く抗議致します。
 また、当日立会人的役割を果たした貴省の方々はご承知のことと存じます
 が、彼ら差別主義者は、私共のテントを自らが実力で撤去するとの捨てゼリ
 フを残しております。
 もし彼らがテントに対する暴力行為を行い、何らかの事故が発生した場合は
 その責任は実行者のみならず、貴省厚生企画室にも帰せられることを申し添
 えます。
 「脱原発」こそ国民の声です。そして「脱原発」という言葉には、福島県民
 なかんずく福島の母親たちの血を吐く思いがこもっています。
 「テントひろば」は脱原発を希む国民の広場であるとともに、子を持つ全国
 の母親たちの心の拠り所です。単なる経産省一省の管理規定で判断されるレ
 ベルをすでに超えています。
 世界のメディアがテレビで、インターネットで「テントひろば」の訴えを報
 道しています。世界中の人々がこの事態を見守っています。
 貴省は日本の原発を管理する役所ではありますが、放射能汚染を全世界に
 垂れ流してしまった以上、全世界の人々への責任を負う立場にあります。そ
 の立場に適う大きな視点で大きな責任を全うされることを強く望み、差別主
 義者の手先と疑われるごときことのないよう強く望みます。
 2012年2月14日
                     経産省前テントひろば運営会議
                    テントひろば代表   渕上太郎
 
 
★3.イベントのおさそい
 
 ◇講演会「チェルノブイリ・フクシマ・明日の地球」
  日時:2012年2月25日(土)午後12時半開場 1時開始~5時
  場所:明治大学(JRお茶の水下車)リバティタワー
     第1会場1011(1階)、第2会場1021(2階)
     当日先着順550名。300名は第1会場、それ以降は第2会場。
  参加費:1000円
 
  講師:広河隆一(フォトジャーナリスト)
     『チェルノブイリから学ばなかった日本』
     小出裕章(京都大学原子炉実験所)
     『原発の真実と嘘―原発は犯罪である』
  アピール:淵上太郎(経産省前テント村)
       椎名千恵子(子供たちを放射能から守る福島ネットワーク)
 
  連絡先:府中市宮西町2-12-1 ときわやビル2階
      ちきゅう座事務所(TEL.042-358-5541)
  主催:現代史研究会 共催:ちきゅう座 DAYSJAPAN
 
 
★4.新聞・雑誌から
 
 ◇停止原発は「不良債権」 利益生まずコスト膨大 損切り=廃炉しかない
  今後の債務超過必死 再稼働抜きで大なたを
           (2月17日付東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
 
 (略)内閣府の原子力委員会の新大綱策定会議メンバーを務める慶応大の金
子勝教授(財政学)は「(値上げ理由の)燃料費は口実」と断じる。
 「停止した原発はコストばかりかかって利益を生まない“不良債権”。値上
げの本当の理由は、停止した原発の維持費がかさんでいるからだ」(中略)
 東電の財務状況は深刻だ。十三日に発表した昨年四~十二月期の連結決算は
六千二百三十億円の赤字。(略)毎年一兆円近くの借金を返済する必要があ
る。
(略)値上げをしないと仮定すると、二○年までに必要となる額は再稼働しな
い場合は八兆六千四百二十七億円。再稼働させると、半分以下の三兆七千八百
二十四億円で済む。電気料金を10%値上げする場合でも、再稼働なしは四兆
二千二百四十一億円、再稼働させると七千五百四十億円だ。(中略)
 仮に再稼働させても、問題は解決しない。調査委の試算には、事故被害者へ
の賠償や除染費用が含まれていないからだ。少なく見積もっても、賠償見込み
額は六兆円近くに増幅し、除染費用も一兆円以上になるとみられている。
 
~賠償や廃炉費用 大幅増の可能性~ 福島の事故原発の廃炉費用も重くのし
かかる。調査委は第一原発の1号機から4号機までの廃炉費用を一兆一千五百
十億円と試算。(中略)5、6号機、福島第二原発四基もすべて廃炉にすると
なれば、費用は大幅に膨らむ。(中略)
 金子教授は「必要なのは不良債権である原発を損切り(処理)し、経営者や
株主、(金融機関など)債権者の責任も問うこと。同時に東電の経営組織の変
更や発送電分離などの改革も断行しなくては」と訴えている。
 
 「原発のコスト」の著書がある立命館大の大島堅一教授(環境経済学)は
「東電は完全に経営破綻しており、国有化されるのは時間の問題。むしろ、公
的資金が入らなければ存在できない企業の幹部が、いまだに経営の主導権を握
りたがっていること自体、理解に苦しむ」と批判する。(中略)
 「いずれにせよ、国民は今後、福島事故処理の為に消費税増税どころではな
い負担を強いられる。それなのに国有化の議論など現行の話し合いは国民不
在。国民のカネを投じる以上、国民は今後の東電や原発のあり方を選ぶ当然の
権利がある」
たんぽぽ舎です。【TMM:No1351】
                               転送歓迎
 
       ◆ 地震と原発事故情報 その336 ◆
      4つの情報をお知らせします(2月17日)
 
 1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
 残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、全原発停止へあと一歩
  【東京電力:柏崎刈羽6号 2012年3月26日に 定検入】
  【関西電力:高浜3号 2012年2月20日 定検入】
  【北海道電力:泊3号 2012年4月末までに 定検入】
 
 
 
★1.3月11日(日)福島原発事故の日、全力で行動しよう
   福島へバス2台、東京でも日比谷-国会囲もう(ヒューマンチェーン)
★2.大飯原発3・4号の運転再開を止めよう!
   2月4日「びわこ集会&デモ」に参加して <下>
            (反原発自治体議員・市民連盟事務局 古野恭代)
★3.<テント日誌 2/14(月)>
  「楽しくやろう。それが一番」
   ―― 経産省前テントひろば 157日目 ――
★4.新聞・雑誌から
 ◇ふざけるな!東電のウソ ─「値上げの原因は燃料高」は口実
  ひた隠す『埋蔵金』一挙公開
              (週刊朝日2012年2月24日号より抜粋)
★5.スペースたんぽぽのイベントお知らせ
 ◇『議論はどのように歪められたか:
  3.11後の報道と専門家の発言を読み解く』
  日時:2月21日(火)開場18時30分 開演18時45分
  講師:影浦峡さん(東京大学教授)
 ◇反原発なにかしたい人会議・3回目
  日時 3月4日(日)13:30~15:45(13時開場)
 
 
 
★1.3月11日(日)福島原発事故の日、全力で行動しよう
   福島へバス2台、東京でも日比谷-国会囲もう(ヒューマンチェーン)
 
○3月11日(日)は、日本史上(世界史上)初めての原発4基の重大過酷事故
の一年目です。全世界からも注目を浴びる日(外国からの取材が集中する日)
です。この日、原発停止-廃止を願う人々は全力で行動しよう。私達の意思を
広く、力強く示そう。
 
○たんぽぽ舎は福島緊急会議と共に3つの行動に取り組みます。
 1つは福島現地集会へバス2台(100名)で参加します。現地市民からの
要請にも答える形です。前段の打ち合せを含めた現地支援集会を3月1日
(木)午後7:00~スペースたんぽぽで開きます。椎名千恵子さんの話、そ
の他です。
 2つは、たんぽぽ舎も参加している反原発首都圏連合(11団体と個人で構
成)の午後2:00過ぎからの日比谷公園(内幸門)での集会~デモ行進に参
加します。先月の横浜の世界会議で4,500名のデモを成功させた団体で
す。
 3つは、3.11再稼働反対!全国アクション(たんぽぽ舎も参加)の主催
する4時からの社会文化会館(永田町下車すぐ)集合~4時30分出発~国会
を囲む人間の鎖に参加します。経産省を人間の鎖で囲んで成功させた行動を更
に発展させようとするものです。なお、これとは別に東電前アクションの東電
前行動も正午頃、計画されています。
 
○2月一杯~3月前半を活動し、それらの力を3月11日に総結集しよう。
 
                              (柳田真)
 
 
★2.大飯原発3・4号の運転再開を止めよう!
   2月4日「びわこ集会&デモ」に参加して <下>
            (反原発自治体議員・市民連盟事務局 古野恭代)
(前号からつづき)
 今後の闘いについて、2月1日に県知事あての要望書を持って県と交渉され
た石地さんは、「地元の意見」というとき、それは半径30kの広域防災区域
にある自治体ではなく、立地自治体の大飯町のみになる可能性があるそうで
す。
 
 リレートークの最後に、美浜の元町議の松下さんは、立地自治体の住民は、
皆原発を「危険」と思っているが、雇用不安に悩んでいる、そこで、脱原発に
なったときの雇用シフト(自然エネルギー生産など)について、美浜町長に提
案すると同時にシフト案に賛成してもよいと言う原発立地市町の人たちと協議
を進めている、と話されました。また、大飯町議会の原発特別委員会議員が長
野県飯田へ太陽光発電を見学に行ったという話もされました。
 歌、踊りも加わった訴え、熱気あふれる報告、全国からのアピール、そして
大会宣言が発せられて集会は終りました。その後、参加者一同は関西電力大津
支店へとデモをしました。私も、「反原発自治体議員・市民連盟」の旗を持っ
て加わりました。関電支店では、敷地のあるブロックを人間の輪でとりかこん
でウエーブをしました。デモの終点である膳所駅では、私が陰の主役と呼んだ
幼い子供たちが、お父さんの背中や乳母車で眠りこけている姿が可愛いかった
です。
 2月8日、原子力保安院は、ストレス テストを「妥当」と判断し、あと
は、「地元の了承」と首相を含めた4閣僚の政治判断が鍵となりました。
 
 これから福井県議会:2月24日─3月16日、おおい町議会:3月1日―
22日が始まります。私たちは、ここへきてみすみす再稼動へと舵を切らせる
ことをしてはなりません。是非、以下のところにファックス(または電話)し
て、再稼動は絶対にしないでほしいと訴えてゆきましょう。全国から届く声が
多いほど「地元」は責任をもって判断するでしょうから。
 
福井県議会、西川一誠福井県知事あての要望や意見は、
 ↓   ↓   ↓   ↓   ↓
 福井県原子力安全対策課
  FAX 0776-21-6875    TEL 0776-20-0314
  (西川知事は、これまで、県民の安全確保が第一、福島の原因究明も
   できていないのに再稼動は難しいとの考えを表明してきました。)
 
 大飯町議会 時岡忍大飯町長宛の要望・意見は下記へ。
  おおい町役場 FAX  0770-77-1289  TEL 0770-77-1111
  (大飯町には大きな鉄工会社があり、2008年から2010年までの
   3年間に、2.3億円が関電の仕事である原子力関係工事3億円を受注
   したそうです。時岡町長はこの会社の取締役とのこと。)
 
 
★3.<テント日誌 2/14(月)>
    「楽しくやろう。それが一番」
     ―― 経産省前テントひろば 157日目 ――
 
 2月14日 一日中小雨模様。
 
 テントに入ったら寄せ書き風の色紙が回ってきた。何の色紙か考えずに「楽しくやろう。
 それが一番」と書いてしまった。これは最近、僕の気持の中にあることがそ
のまま表現されたのだといえる。テントの存在は権力や体制との闘いとしてあ
りその緊張感は段々増してきている。それは度合いの問題はともあれ各人の気
持ちの中でも深まってきているのだと推察される。
  こういう時期になると僕らの心的傾向としては内向きに運動も内閉的になり
がちである。これは権力や体制と緊張が強まると必然的に出てくる傾向ではあ
るが、ここはそれに抗して運動を開いていなければならない。開いているとは
楽しいということである。それで運動が生き生きした面が保持されていること
である。 あまりトリビアルなことのこだわらず、楽しくあることが大事なの
である。そんなことを考えていたから思わずこんなフレーズを書いてしまった
のかもしれない。
 
 今日は昼からドイツ・左翼党のドロテ・メンツナーさんとの交流会があっ
た。氏はドイツ連邦議会の議員であり、リンケ党(左翼党)のエネルギー政策広
報担当者である。ドイツの脱原発・反原発政党としては緑の党がよく知られて
いるが、左翼党もそれに劣らずそれを実践してきた党であり、政治的力も持っ
ている。テントのことをよく知りたいという彼の要望があり、テントを代表し
て淵上が経過を含めて説明をした。「自由と民主主義」のためにこのテントは
維持するという淵上の決意に彼は拍手をしていた。
 彼はドイツのメンケル首相は物理学者でもあり、福島事件を受けて脱原発の
決意をしたけれど原発推進派はこれを覆す機会を狙っており万全のこととは言
えないと語っていた。原発が稼働を停止し廃炉になるまでは時間もかかり、手
を緩めな闘いが必要と述べてもいた。また、彼は原発ロビーの力は原発の脅威
と同じようにグローバルな存在であり、それとの闘いのグルーバルでなければ
ならないと強調した。ユーロッパでは国境を超えた連帯が意識的に進められて
いるのであろうが僕らにはアジアでこれを広げる必要があると思う。
 また、彼はストレステスト(耐性検査)は何の価値もないと断言しているが、
ストレステストの評価でお墨付きを与え、再稼働を目論む原子力村の面々に聞
かせたものだ。
 
 テントの外でうろうろしている人があり、声をかけてテントの中で話をし
た。彼は右派(右)の人と連携しろということを頑なに主張をしていた。憲法9
条と原発はこれでないと勝てないということでもあった。あれこれ論議をして
いたのであるが、突然、相手は50何年前の大学の同級生であることが判明し
た。
 1960年の安保闘争のころの同級生で論争をしたことを持ち出され何とな
く記憶がよみがってきた。奇遇と言えるがこういうこともあるのかと楽しくな
った。しばらくすると今度は1968年ごろ活動していたTさんが酒を差し入
れにきてくれた。テントでの再会にはこういうのが結構ある。これもテントの
効用か。
 
                              (M/O)
 
 
★4.新聞・雑誌から、1つ
 
 ◇ふざけるな!東電のウソ ─「値上げの原因は燃料高」は口実
  ひた隠す『埋蔵金』一挙公開
              (週刊朝日2012年2月24日号より抜粋)
 
 週刊朝日に読み応えある原発記事が3本載っている。
 1つは ふざけるな!東電のウソ 電気料値上げのウソ
 2つは 子供だましのウソが横行する原子力(広瀬 隆・著)
 3つは 2号機は崩壊する─福島原発幹部が語る驚きの“真実”
 
1の要点を紹介する
  「値上げは権利だ」。昨年末、東京電力の西沢俊夫社長の言葉に、あなた
 も怒りを覚えたことだろう。東電は4月に企業向けの電気料金を一律17%値
 上げし、家庭用の値上げ申請もする方針だ。値上げの具体的な根拠も、納得
 できる経営合理化策も示さないまま、利用者の首を絞めるのか。本誌は東電
 の「埋蔵金」を徹底追及する。
 
  東電の有価証券報告書に記載された子会社のうち、住所記載のあるのは4
 0社(うち1社は昨年7月に清算、別の3社は2社に統合)。そして一覧表
 の下に「他128社」とある。子会社168社のうち、会社名を公表したの
 は40社のみということだ。これだけでも同社の情報開示への意識の低さが
 見て取れる。
 
  『われわれも身を削る努力をしているので、値上げをさせてください』と
 言うならわかるけどね。値上げの根拠になっている燃料費増加の内訳も示さ
 れていないし、一律に値上げすれば中小企業は苦しくなる。
 
  今回の値上げに際して東電は2012年度に1934億円の経営合理化策を発
 表したが、子会社の整理は含まれていない。
 
  猪瀬氏は2月10日には神奈川、埼玉県など首都圏の自治体とつくる「九
 都県市首脳会議」の代表として経産省・資源エネルギー庁の高原一郎長官と
 面会し、値上げの根拠の詳細を譲歩開示するよう要請した。「反値上げ」の
 動きは、首都圏全体に広がっている。
 
  東電と縁を切りたい企業や個人は多いだろう。その“救いの神”となって
 くれそうなのが、電力事業に新規参入した特定規模電気事業者(PPS)
 だ。
  PPSは、東京都立川市の見事なコストカットで一躍有名になった。同市
 は10年度、電力契約に入札制度を導入し、PPSへ契約を切り替え、約3割
 の電力料金削減に結びつけた。
  立川市行政経営課は、「11年度は小中学校など53施設にも導入し、約
 3千万円の節減を見込んでいる」と説明する。
 
  旧通産省時代に資源エネルギー庁にも在籍した岸博幸氏は、「おかしいの
 は、原子力損害賠償支援機構と共同で作る東電の最終的な再生計画(『総合
 特別事業計画』)は出る前に値上げを言い出していること。順番が違うって
 話です。まずは情報を公開して、とことんリストラが実行されたか、東電が
 不当に利益を上げる仕組みになっていない、かをチェックする必要がありま
 す。その上で国民に値上げのお願いをすべきです。今後の被災者補償や廃炉
 費用などを考えると、値上げは今回だけで終わるはずがない。だから、東電
 は絶対に全体像を示さないといけない」
 
  猪瀬氏も、こう語る。「ズルズル値上げを許せば、家庭用の値上げまで
 いってしまう。最初が肝心だ。利用者の代表として、東京都がケジメをつけ
 させる」
  本誌も、東電の「暴走」は決して許さない。
 
 
★5.スペースたんぽぽのイベントお知らせ
 
 ◇『議論はどのように歪められたか:
  3.11後の報道と専門家の発言を読み解く』
  日時:2月21日(火)開場18時30分 開演18時45分
  講師:影浦峡さん(東京大学教授)
  場所:スペースたんぽぽ
 
  ○講師略歴:
  1964年生。1988年東京大学大学院教育学研究科博士課程中途退
  学。
  1993年マンチェスター大学学術博士。学術情報センター助手、同助教
  授。国立情報学研究所助教授。現在 東京大学大学院教育学研究科教授。
  専門は情報媒体論、言語論、言語情報処理。
  ○影浦さんの著書
  3.11後の放射能「安全」報道を読み解く─ 社会情報リテラシー実践
  講座
  発行・現代企画室、定価1000円+税
 
 
 ◇反原発なにかしたい人会議・3回目
  日時 3月4日(日)13:30~15:45(13時開場)
  場所 スペースたんぽぽ  参加費500円
  (東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4階)
 
   何かしたいけど何をしたらいいか分からない人としたいことはあるけど
  何かの事情で始められない人およびすでに動き出している人に集まって
  もらいます。初めての参加もOK、なんとなく参加もOKです。
   互いに気付きを教諭することによって、誰かと誰かがつながることに
  よって、さまざまの活動が動き始めることをねらっています。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1350】
                               転送歓迎
 
       ◆ 地震と原発事故情報 その335 ◆
      4つの情報をお知らせします(2月16日)
 
 1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
 残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、全原発停止へあと一歩
  【東京電力:柏崎刈羽6号 2012年3月26日に 定検入】
  【関西電力:高浜3号 2012年2月20日 定検入】
  【北海道電力:泊3号 2012年4月末までに 定検入】
 
 
 
★1.枝野経産大臣へ脱原発チョコレートを届ける
   女性たち(男性も)が経産省に入って渡しました!
                   (たんぽぽ舎ボランティア T.M.)
★2.ふざけるな!東電から「電力料金値上げのお願いにつきまして」
   という慇懃無礼な文章が        (たんぽぽ舎会員 宮下守)
★3.新聞・雑誌から2つ
 ◇「30年前の技術で審査」班目氏、見直し訴え(国会事故調)
   2人とも、当事者意識が希薄、責任者逃れの答えも
                (2012年2月16日 茨城新聞より抜粋)
 ◇知事10人 値上げ反対 東電と政府に要望書
                (2012年2月16日 東京新聞より抜粋)
★4.読者からイベントのおさそい2つ
 ◇2月19日(日) 福島避難者こども健康相談会 会場:亀戸、国分寺
 ◇2月21日(火) 影浦峡さん講演会『議論はどのように歪められたか:
   3.11後の報道と専門家の発言を読み解く』
 
 
 
__________________________________
 
★1.枝野経産大臣へ脱原発チョコレートを届ける
   女性たち(男性も)が経産省に入って渡しました!
                   (たんぽぽ舎ボランティア T.M.)
 
 2月14日、日頃の思いを相手に伝える日、脱原発テントのみなさんと、枝
野経産大臣にチョコレートを渡しにいきました。経産大臣が事前のアポを快諾
しバレンタインアクションが実現しました。年始のご挨拶のお餅は受け取って
いただけなかったのですが、チョコレートは別のようです。
 夕方にテントの女性方が用意した高級チョコと脱原発の愛のメッセージが詰
まった手紙を持って、8名で経産省の中に入りました。
 厳重なセキュリティを通り2階に上ると、国会で多忙な枝野経産大臣の代理
で秘書官の男性が丁寧に迎えてくれました。秘書官はエレベーターホールの電
気が消されて暗いことを「節電のため暗くて申し訳ありません」との説明が数
回されました。
 
 応接室に通されて、熱い気持ちをいっぱいに込めたチョコレートとお手紙を
渡し、秘書官の方と少しお話しました。秘書官の方は「枝野経産大臣も脱原発
を考えており、長期的に40年から50年をかけて他の自然エネルギーへ移行
して行く」という考えだと教えてくれました。また、バレンタインチョコレー
トのお返事はいただけるのでしょうか。との問いには、記者会見で質問してい
ただければいいとのことでした。
 薄暗い経産省の中で、原発についての今後が決められて行く。私たちの気持
ちをチョコレートと一緒に噛み締めてくれるように願います。
 
 
★2.ふざけるな!東電から「電力料金値上げのお願いにつきまして」
   という慇懃無礼な文章が
                      (たんぽぽ舎会員 宮下守)
 
 私の実家に東京電力から「電力料金値上げのお願いにつきまして」という文
章が来た。
 燃料費の増加の理由として東電は【とりわけ、電気の安定供給につきまして
は、原子力発電所の停止などに対して、火力発電の焚き増しや長期間停止して
いた火力発電所の運転再開、新たな電源の緊急設置などに全力で取り組み、供
給力の確保に努めてまいりましたが、その結果、電源設置費用や被災設備の復
旧費用のほか、大幅な燃料費の増加が生じている状況】などと説明しています
が、一消費者として、原発の使用など頼んでいない。
 
 原発は電気の安定供給の足かせになると反原発派が主張し、株主総会でも原
発反対株主が原発からの撤退の提案を続けていたのに、無視して原発推進を続
けていたくせに。
 なによりも頭に来るのは【さらに昨年の東北地方太平洋沖地震以降は、所有
不動産・有価証券の売却、関係会社の清算・再編などによる資金確保とともに、
賃金のカットや福利厚生の見直し、競争発注の拡大、CM等広告宣伝の取りやめ
など徹底したコストダウンへの取り組みを進めております】の部分。
 
 東電本社も日比谷公園近辺だし、PRするための電力館だって渋谷ファイヤー
通りの直近という超一等地にあるくせに、見えすいたウソをいうな!
【秘密情報 目的外使用・他の方への開示はご遠慮下さい。
   東京電力株式会社】とはなんだ。
勝手に電力料金を上げようとするくせにふざけるな!
しかもやたらめったらお客様番号を文章にちりばめて、情報漏洩がどこから起
きたか分かるようにするなど、小細工するな!
 どのように対応したらいいか、教えて下さい。
 
 
★3.新聞・雑誌から2つ
 
 ◇「30年前の技術で審査」班目氏、見直し訴え(国会事故調)
   2人とも、当事者意識が希薄、責任者逃れの答えも
                (2012年2月16日 茨城新聞より抜粋)
 
 国会が設置した東京電力福島第1原発事故調査委員会(委員長・黒川清元日
本学術会議会長)が15日、都内で開いた第4回委員会で、参考人として出席し
た経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭前院長は「保安院から官邸に情報
提供をする役目だった」と述べたが、情報がどこまで届いたかは確認していな
いとした。(中略)
 一方、同じ参考人の原子力安全委員会の班目春樹委員長は、原子力規制の現
状について「30年前の技術で安全審査をしている」と指摘。国際基準に沿って
早急に見直し、適合しない既存原発は廃炉にすべきだとの考えを示した。
(中略)
 安全委の活動や指針の内容が不十分だったと指摘する質問に「私が委員会に
来たのは2年前。(就任後、事故が起きる前まで)いろいろと議論をして、
過酷事故の規制要件化はやろうとしていた」と、責任逃れとも取れる答えを繰
り返した。(中略)
 
 ◇知事10人 値上げ反対 東電と政府に要望書
                (2012年2月16日 東京新聞より抜粋)
 
 関東地方の一都九県でつくる関東地方知事会(会長・横山正明山梨県知事)
は15日、東京電力が4月から計画する企業や官公庁向けの電気料金値上げに反
対する要望書を政府と東電に提出した。(1)大胆な経営合理化の断行と、東
日本大震災前後での給与・賞与の状況や保有資産の情報開示(2)値上げ根拠
の説明(3)経営責任の明確化─などを求めている。(中略)
 上田知事(埼玉県)は記者団に「東電は、人類史上最大の迷惑を掛けた企業
との自覚が欠けている」と批判した。
 
 
★4.読者からイベントのおさそい2つ
 
 ◇福島避難者こども健康相談会 in 亀戸、国分寺同時開催のお知らせ
 
  日時:2012年2月19日(日) AM 10:00~ PM3:00
  会場:Α. ひらの亀戸ひまわり診療所(亀戸駅から徒歩5分)
     В.国分寺労政会館(国分寺駅から徒歩3分)
  対象:福島県から避難されたお子様、各会場50家族。事前申し込み制。
 
  ○参加無料!相談無料!茶話会、手品、音遊び、絵本などイベント多数
  予定!からだのこと、こころのこと、気になることを相談して、
  これまでのことこれからのこと、みんなで話しませんか?周りに福島
  から避難されている方がいましたら、ぜひ伝えて下さい。
  ○お申し込み方法:
  「福島避難者こども健康相談会web 申し込みフォーム」上、
  または「つながろう!放射能から避難したママネット」のブログ上にて
  お願い致します。 http://ameblo.jp/hinan-mama-net/
  ○5月から6回にわたり、福島県で子どもの健康相談会を開いて来た
  小児科医医師団による健康相談会です。避難者同士が交流できる茶話会や、
  子どもが楽しめるワークショップなども行います♪
  お気軽にご参加下さい♪
 
  主催・お問い合わせ先:
   福島避難者こども健康相談会実行委員会事務局
   メール kodomo kenko@gmail.com
 
 
 ◇大飯原発3・4号機の再稼動に待った!緊急院内集会&国会議員署名提出
  井野博満さん・後藤政志さんを迎えて
  http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-037a.html
 
  日時:2月20日(月)12:30ロビー集合 12:50開始
  場所:参議院議員会館講堂
  地図 http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm
  内容(予定)
  12:50~14:10 
   大飯原発再稼動をめぐる動き
   ストレステスト審査のここが問題(井野さん・後藤さん)、質疑
  14:10~14:30
   国会議員から署名提出行動
  14:30~15:30
   中継:関西・福井からの緊急報告、傍聴の現場から、
   アクション提案、討論
 
  福島第一原発事故が未だ収束せず、国会による事故調査委員会による検証
 もはじまったばかりというこのタイミングで、大飯原発3、4号機の再稼働手
 続きが急ピッチで進んでいます。
  意見聴取会で、複数の委員が、ストレステスト一次評価の内容や手続きに
 ついて重要な指摘を行ったのにも関わらず、保安院はそれらを無視して審査
 書を強引にまとめ、2月13日、原子力安全委員会に提出しました。
  委員の指摘の中には、基礎ボルトなど機器の強度については、安全率を
 削って評価されているなど安全にかかわる具体的な懸念が含まれています。
 また、活断層の連動評価はなされていません。福島第一原発事故の原因究明
 もなされていない中、政府は、「福島を繰り返さない」ことを、どのように
 説明するのでしょうか。
 
  このような安易な手続きは、福島原発事故の軽視であり、いまだ多くの人
 達が事故の影響で苦しんでいることを考えれば許されるべきものではありま
 せん。
  原発の安易な再稼働に「待った」をかけるため、意見聴取会委員の井野博
 満さん、後藤政志さんを迎えて、緊急院内集会を開催します。また、国会議
 員が、「国会事故調の結果をまつべき」という趣旨の署名を、政府に提出し
 ます。
 ぜひ、みなさま、ご参集ください。
 
 主催:国際環境NGO FoE Japan、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
 問い合わせ先:
  阪上武/福島老朽原発を考える会(フクロウの会) 090-8116-7155
  満田夏花/国際環境NGO FoE Japan 090-6142-1807
 
 ☆緊急アクションの呼びかけ:国会議員に伝えて下さい!
  安易な原発運転再開に「ノー」を:
  国会の事故調査委員会による事故原因検証を待つべき
  http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/no-.html
 
 ☆原発再稼働:大飯3・4号ストレステスト手続きに異議あり
  2委員が抗議声明
  http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-8a6b.html
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