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たんぽぽ舎です。【TMM:No1626】
2012年10月25日(木) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.原子力事故防災は無理だ。廃炉で安心へ
福島級事故がおきたら...全国16原発放射能予測に思う(柳田真)
★2.新聞・雑誌から
◇全国16原発 初の放射能予測
4原発、30キロ外も避難線量 原子力規制委福島級事後を想定
(10月24日 朝日新聞夕刊より)
◇来夏電力、余剰分5% 「原発追加稼働なし」で試算
今夏、節電が原発15基分を実現した。(10月25日 朝日新聞より)
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇11月4日、千葉県流山市、「様々なメディアから「真実」を
読み解こう!~元報道ディレクター水島宏明氏が語る現実~」
◇今週末から11月初旬まで、安部芳裕講師による無料講演
『なぜ脱原発・反増税・反TPPが必要か』(自由が丘・中野)
★4.原発事故で、子どもたちがバスで逃げる訓練を見て、むなしい。
一刻も早く原発ゼロへ!(天辰 たんぽぽ舎会員)
━━━━━━━
◆10/27(土) 討論会:総力でつながろう!! 再稼動阻止!大飯を止めよう!
主催 再稼働阻止全国ネットワーク準備会 18時から、スペースたんぽぽ
参加費500円 http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=1829
━━━━━━━
┏┓
┗■1.原子力事故防災は無理だ。廃炉で安心へ
│ 福島級事故がおきたら...全国16原発放射能予測に思う
└────(柳田真 たんぽぽ舎)
○国の原子力規制委員会(国会承服いまだなし。不当で原子力ムラ中心の人
事)が24日、福島級の事故が起きたら―の全国16原発の放射能拡散予測を公
表した。初めての公表。30キロ外でも放射能高線量の地域が4つも並ぶ。東
電柏崎刈羽原発事故で新潟県魚沼市40km、中部電力浜岡原発事故で静岡県の
掛川市、関西電力大飯原発事故で32kmの京都市、南丹市他。
○原発で過酷事故が起きた場合の被曝を想定した国は、本来なら原発を作る前
に住民に見せるべきであった。電力会社も国も「絶対安全」と言って見せず
にきた。ソ連チェルノブイリ事故(1986年)が起こったにもかかわらず。公
表していれば、原発反対運動は大きく違っていたはず。
○福島級の事故が次に起きた時どう逃げるか?
たとえば大飯原発は、唯一の橋は倒壊するし、渋滞の幹線道は高線量だし、
柏崎市は冬の雪道は通行止めだし、、、。
もし、近隣する原発が共に事故を起こしたら(たとえば若狭湾は原発銀座と
いわれる程、10数の原発が林立している)放射能はこれよりもっともっと巨
大なものとなり、手の打ちようがない。
○規制委員会は原子力事故の防災対策を30キロ圏自治体は作れと言っている。
再稼働の前提だといって各自治体に迫っている。30キロ圏内の全国135自治
体(480万人の人口)は苦慮している。
○はっきりいって、原子力過酷事故の防災は無理である。巨大な放射能放出と
戦える生物はいない。武器はない。一番の防災は超危険物をやめることだ。
もとから断つことだ。原発を廃炉にすることである。これが唯一、安心の道
である。原発なしでも電気は大丈夫。現在の状況(50原発中。稼働原発2基
のみ。その2基もなしで大丈夫)が証明している。今後の再稼働なんてとん
でもない。原発即時廃止こそ日本を救う道だ。
○日本人の習性か。「予想はできるが考えたくないこと、イヤな事は考えな
い」で来た。多くの人にも是非再考してほしい。原子力ムラ(実は原子力利
権共有帝国)をここまでのさばらせてきた原因の一端は我々のうちにあるこ
とを。
┏┓
┗■2.新聞・雑誌から
└────
◆全国16原発 初の放射能予測
4原発、30キロ外も避難線量 原子力規制委福島級事後を想定
(10月24日 朝日新聞夕刊より)
原子力規制委員会は24日、全国16カ所の原発で東京電力福島第一原発事故の
ような深刻な事故が起きた場合の放射性物質の拡散予測を公表した。関西電力
大飯原発(福井県)など4原発が、規制委が新たに防災の重点区域の目安とし
た原発から半径30キロより広い地域で、避難の基準となる積算被曝線量に達し
た。原発によっては従来の想定を超えた広い範囲を重点区間にした防災計画づ
くりが迫られる。
国が全国の原発で大事故を想定した被害を予測し、公表したのは初めて。目
安の範囲を超えたのは、大飯原発のほか、東電柏崎刈羽原発(新潟県)、福島
第二原発(福島県)、中部電力浜岡原発(静岡県)。
規制委はこれまで重点区域としていた原発から半径8~10キロを、福島の事
故を受けて国際原子力機関(IAEA)の基準に合わせて30キロに拡大。これを受
け、自治体は来年3月までに防災計画を見直す。(後略)
◆来夏電力、余剰分5% 「原発追加稼働なし」で試算
今夏、節電が原発15基分を実現した。(10月25日 朝日新聞より)
政府の電力需給検証委員会は24日、沖縄をのぞく全国の来夏の電力について、
これ以上原発を動かさなくても5.4%ほど余り、「電力不足のならない」との
見通しを示した。節電意識が定着してきたのに加え、原発の代わりに火力発電
を動かすためだ。
検証委が示した試算では、来夏が猛暑だった2010年夏並みの暑さでも、必要
な電力は最大でも10年より1割弱ほど少ない1億6583万キロワットにとどまる見
通し。今夏、原発15基分にあたる約1500万キロワットもの節電を実現できたこ
とが大きい。
これに対し、各電力会社が発電できる電力は、関西電力大飯原発3、4号機
(福井県おおい町)以外の原発を止めたままでも1億7478万キロワットに達す
る。火力発電を増やすためだ。電力にどれだけ余裕があるかを示す「予備率」
は万が一に備えて必要な3%を上回り、検証委は「電力不足にならない」と説
明している。
ただ、景気が良くなって必要な電力が増えることなどを「リスク」として指
摘した。検証委は節電意識が緩むことがないように呼びかけている方針だ。
(後略)
┏┓
┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆様々なメディアから「真実」を読み解こう!
~元報道ディレクター水島宏明氏が語る現実~
日時 11月4日(日)14時~16時
場所 流山市生涯学習センター4F C401会議室
(TX 線「流山セントラルパーク駅」下車3分)
参加費:無料、定員:50名 ※要申込み(電話またはメールで)
-----
「テレビの原発報道はひど過ぎる。報道現場が良くなる一助になれば」と
今年3月にテレビ報道の現場を去り、その限界を告白した元 日本テレビ
報道ディレクター水島宏明氏。
現在はジャーナリストとして、学生に本来のジャーナリズムについて教
えている。
ドキュメンタリーを数多く手掛けてきた経験から見えてきたこと、「人」を
大切にした取材をされる姿勢やその思いを語っていただく。
○原発報道におけるテレビの限界
○生活保護バッシング
○一人の人の叫びに耳を傾けて
○情報の受け手として、私たちはこうありたい
-----
≪ お申込みの際の必要事項 ≫
・参加を希望する企画名、参加者氏名・性別・メールアドレス
・電話番号・住所をそえてお申込みください。
NPO法人 流山おやこ劇場 http://n-oyako.sakura.ne.jp/
Tel 04-7152-0446 (月・水・金 10:00~15:00)
Eメール:n-oyako@jasmine.ocn.ne.jp
◆『なぜ脱原発・反増税・反TPPが必要か』
安部芳裕講師による、無料講演
(プロジェクト99% 自由が丘・中野タウンミーティング)
ホームページ http://project99.jp/?p=3834
≪自由が丘 日程≫
10月26日(金)18:30開場 19:00~21:00
10月27日(土)13:30開場 14:00~16:00
[参加費]無料
[会場]サスティナブル経済研究所
世田谷区奥沢5-20-14 小堀自由が丘マンション401号室
自由が丘駅南口より徒歩2分
≪中野 日程≫
11月2日(金)18:30開場 19:00~21:00
11月3日(土)9:00開場 9:30~11:30
[参加費]無料
[会場] スマイルなかの(中野区社会福祉会館) 3階 会議室B
東京都中野区中野5-68-7 中野駅北口より徒歩5分
【お申し込み】
プロジェクト99% info@project99.jp
Tel & Fax : 03-6421-2920
┏┓
┗■4.原発事故で、子どもたちがバスで逃げる訓練を見て、むなしい。
│ 一刻も早く原発ゼロへ!
└──── (天辰 たんぽぽ舎会員)
泊とか大飯などで福島級の原発事故発生想定して子供達が大型バスに乗って、
放射能被曝から逃れるために郷土から出て行く訓練をさせられていたが、なん
とむなしく悲しい恐ろしい訓練をさせられていることか!こうなっちゃいけな
いから、原発ゼロ目標政策に基づいて、一刻もはやく各原発廃炉宣言をして大
地震襲来に耐えられる処置を講じなければならないのに、なんとゆうことかと
驚きあきれ、あきれてばかりではいられない、なんとか、国民の皆様にわかっ
ていただかなければ、あきらめずに手を打っていかなければとおもうところで
す。
2012年10月25日(木) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.原子力事故防災は無理だ。廃炉で安心へ
福島級事故がおきたら...全国16原発放射能予測に思う(柳田真)
★2.新聞・雑誌から
◇全国16原発 初の放射能予測
4原発、30キロ外も避難線量 原子力規制委福島級事後を想定
(10月24日 朝日新聞夕刊より)
◇来夏電力、余剰分5% 「原発追加稼働なし」で試算
今夏、節電が原発15基分を実現した。(10月25日 朝日新聞より)
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇11月4日、千葉県流山市、「様々なメディアから「真実」を
読み解こう!~元報道ディレクター水島宏明氏が語る現実~」
◇今週末から11月初旬まで、安部芳裕講師による無料講演
『なぜ脱原発・反増税・反TPPが必要か』(自由が丘・中野)
★4.原発事故で、子どもたちがバスで逃げる訓練を見て、むなしい。
一刻も早く原発ゼロへ!(天辰 たんぽぽ舎会員)
━━━━━━━
◆10/27(土) 討論会:総力でつながろう!! 再稼動阻止!大飯を止めよう!
主催 再稼働阻止全国ネットワーク準備会 18時から、スペースたんぽぽ
参加費500円 http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=1829
━━━━━━━
┏┓
┗■1.原子力事故防災は無理だ。廃炉で安心へ
│ 福島級事故がおきたら...全国16原発放射能予測に思う
└────(柳田真 たんぽぽ舎)
○国の原子力規制委員会(国会承服いまだなし。不当で原子力ムラ中心の人
事)が24日、福島級の事故が起きたら―の全国16原発の放射能拡散予測を公
表した。初めての公表。30キロ外でも放射能高線量の地域が4つも並ぶ。東
電柏崎刈羽原発事故で新潟県魚沼市40km、中部電力浜岡原発事故で静岡県の
掛川市、関西電力大飯原発事故で32kmの京都市、南丹市他。
○原発で過酷事故が起きた場合の被曝を想定した国は、本来なら原発を作る前
に住民に見せるべきであった。電力会社も国も「絶対安全」と言って見せず
にきた。ソ連チェルノブイリ事故(1986年)が起こったにもかかわらず。公
表していれば、原発反対運動は大きく違っていたはず。
○福島級の事故が次に起きた時どう逃げるか?
たとえば大飯原発は、唯一の橋は倒壊するし、渋滞の幹線道は高線量だし、
柏崎市は冬の雪道は通行止めだし、、、。
もし、近隣する原発が共に事故を起こしたら(たとえば若狭湾は原発銀座と
いわれる程、10数の原発が林立している)放射能はこれよりもっともっと巨
大なものとなり、手の打ちようがない。
○規制委員会は原子力事故の防災対策を30キロ圏自治体は作れと言っている。
再稼働の前提だといって各自治体に迫っている。30キロ圏内の全国135自治
体(480万人の人口)は苦慮している。
○はっきりいって、原子力過酷事故の防災は無理である。巨大な放射能放出と
戦える生物はいない。武器はない。一番の防災は超危険物をやめることだ。
もとから断つことだ。原発を廃炉にすることである。これが唯一、安心の道
である。原発なしでも電気は大丈夫。現在の状況(50原発中。稼働原発2基
のみ。その2基もなしで大丈夫)が証明している。今後の再稼働なんてとん
でもない。原発即時廃止こそ日本を救う道だ。
○日本人の習性か。「予想はできるが考えたくないこと、イヤな事は考えな
い」で来た。多くの人にも是非再考してほしい。原子力ムラ(実は原子力利
権共有帝国)をここまでのさばらせてきた原因の一端は我々のうちにあるこ
とを。
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┗■2.新聞・雑誌から
└────
◆全国16原発 初の放射能予測
4原発、30キロ外も避難線量 原子力規制委福島級事後を想定
(10月24日 朝日新聞夕刊より)
原子力規制委員会は24日、全国16カ所の原発で東京電力福島第一原発事故の
ような深刻な事故が起きた場合の放射性物質の拡散予測を公表した。関西電力
大飯原発(福井県)など4原発が、規制委が新たに防災の重点区域の目安とし
た原発から半径30キロより広い地域で、避難の基準となる積算被曝線量に達し
た。原発によっては従来の想定を超えた広い範囲を重点区間にした防災計画づ
くりが迫られる。
国が全国の原発で大事故を想定した被害を予測し、公表したのは初めて。目
安の範囲を超えたのは、大飯原発のほか、東電柏崎刈羽原発(新潟県)、福島
第二原発(福島県)、中部電力浜岡原発(静岡県)。
規制委はこれまで重点区域としていた原発から半径8~10キロを、福島の事
故を受けて国際原子力機関(IAEA)の基準に合わせて30キロに拡大。これを受
け、自治体は来年3月までに防災計画を見直す。(後略)
◆来夏電力、余剰分5% 「原発追加稼働なし」で試算
今夏、節電が原発15基分を実現した。(10月25日 朝日新聞より)
政府の電力需給検証委員会は24日、沖縄をのぞく全国の来夏の電力について、
これ以上原発を動かさなくても5.4%ほど余り、「電力不足のならない」との
見通しを示した。節電意識が定着してきたのに加え、原発の代わりに火力発電
を動かすためだ。
検証委が示した試算では、来夏が猛暑だった2010年夏並みの暑さでも、必要
な電力は最大でも10年より1割弱ほど少ない1億6583万キロワットにとどまる見
通し。今夏、原発15基分にあたる約1500万キロワットもの節電を実現できたこ
とが大きい。
これに対し、各電力会社が発電できる電力は、関西電力大飯原発3、4号機
(福井県おおい町)以外の原発を止めたままでも1億7478万キロワットに達す
る。火力発電を増やすためだ。電力にどれだけ余裕があるかを示す「予備率」
は万が一に備えて必要な3%を上回り、検証委は「電力不足にならない」と説
明している。
ただ、景気が良くなって必要な電力が増えることなどを「リスク」として指
摘した。検証委は節電意識が緩むことがないように呼びかけている方針だ。
(後略)
┏┓
┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆様々なメディアから「真実」を読み解こう!
~元報道ディレクター水島宏明氏が語る現実~
日時 11月4日(日)14時~16時
場所 流山市生涯学習センター4F C401会議室
(TX 線「流山セントラルパーク駅」下車3分)
参加費:無料、定員:50名 ※要申込み(電話またはメールで)
-----
「テレビの原発報道はひど過ぎる。報道現場が良くなる一助になれば」と
今年3月にテレビ報道の現場を去り、その限界を告白した元 日本テレビ
報道ディレクター水島宏明氏。
現在はジャーナリストとして、学生に本来のジャーナリズムについて教
えている。
ドキュメンタリーを数多く手掛けてきた経験から見えてきたこと、「人」を
大切にした取材をされる姿勢やその思いを語っていただく。
○原発報道におけるテレビの限界
○生活保護バッシング
○一人の人の叫びに耳を傾けて
○情報の受け手として、私たちはこうありたい
-----
≪ お申込みの際の必要事項 ≫
・参加を希望する企画名、参加者氏名・性別・メールアドレス
・電話番号・住所をそえてお申込みください。
NPO法人 流山おやこ劇場 http://n-oyako.sakura.ne.jp/
Tel 04-7152-0446 (月・水・金 10:00~15:00)
Eメール:n-oyako@jasmine.ocn.ne.jp
◆『なぜ脱原発・反増税・反TPPが必要か』
安部芳裕講師による、無料講演
(プロジェクト99% 自由が丘・中野タウンミーティング)
ホームページ http://project99.jp/?p=3834
≪自由が丘 日程≫
10月26日(金)18:30開場 19:00~21:00
10月27日(土)13:30開場 14:00~16:00
[参加費]無料
[会場]サスティナブル経済研究所
世田谷区奥沢5-20-14 小堀自由が丘マンション401号室
自由が丘駅南口より徒歩2分
≪中野 日程≫
11月2日(金)18:30開場 19:00~21:00
11月3日(土)9:00開場 9:30~11:30
[参加費]無料
[会場] スマイルなかの(中野区社会福祉会館) 3階 会議室B
東京都中野区中野5-68-7 中野駅北口より徒歩5分
【お申し込み】
プロジェクト99% info@project99.jp
Tel & Fax : 03-6421-2920
┏┓
┗■4.原発事故で、子どもたちがバスで逃げる訓練を見て、むなしい。
│ 一刻も早く原発ゼロへ!
└──── (天辰 たんぽぽ舎会員)
泊とか大飯などで福島級の原発事故発生想定して子供達が大型バスに乗って、
放射能被曝から逃れるために郷土から出て行く訓練をさせられていたが、なん
とむなしく悲しい恐ろしい訓練をさせられていることか!こうなっちゃいけな
いから、原発ゼロ目標政策に基づいて、一刻もはやく各原発廃炉宣言をして大
地震襲来に耐えられる処置を講じなければならないのに、なんとゆうことかと
驚きあきれ、あきれてばかりではいられない、なんとか、国民の皆様にわかっ
ていただかなければ、あきらめずに手を打っていかなければとおもうところで
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1625】
2012年10月24日(水)その2地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.活断層の定義 大幅厳格化 動いた時期13万年内から40万年内
規制委指針 大飯原発調査へ (2012年10月24日東京新聞より抜粋)
★2.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(中)
国際連帯で原発輸出を止めよう
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★3.<テント日誌10/22(月)―経産省前テントひろば 408日目>
毎日が気付き、発見、つながりそして行動・情報発信
その輪と和を結ぶ場~経産省前テントひろば
━━━━━━━
※10/25『学習会』にご参加を
第6回隠ぺいされた福島原発事故の分析『福島第一原発のバクハツをもう一度考える』
講 師:槌田 敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
┏┓
┗■1.活断層の定義 大幅厳格化
| 動いた時期13万年内から40万年内
| 規制委指針 大飯原発調査へ
└──── (2012年10月24日東京新聞より抜粋)
原子力規制委員会の地震分野を担当する島崎邦彦委員長代理は23日、原発に適
用されてきた活断層の定義を大幅に厳格化する考えを示した。
現行の原発の耐震設計指針では、12万~13万年以降に動いた断層を活断層と定
義。その上には原発を建てないことになっているが、40万年前以降にまでさかの
ぼって動いていないことを求める。
規制委が来春までに策定する安全基準原案に盛り込み、規制は大幅強化される
見通し。規制委は、直下や直近に活断層があると指摘されている関西電力大飯原
発(福井県)や北陸電力志賀原発(石川県)などを自ら調査する予定で、この際、
指針改正を待たず、40万年前以降に動いたかどうかを重視して調べる。(中略)
国の地震調査研究推進本部は2010年11月、40万年を目安に活断層を長期評価す
るという報告書を出しており、規制委もこの方針に足並みをそろえる。(中略)
規制委は有識者のチームで両原発に加え、東北電力東通(青森県)、関電美浜
(福井県)、日本原電敦賀(同)の3原発と日本原子力研究開発機構の高速増殖
原型炉「もんじゅ」を調査する。(後略)
全国の原発に影響必至 再調査迫られる電力会社
「12万~13万年という数字があるが、私はその数字を一度も使ったことがない」。
原子力規制委の島崎邦彦委員長代理は23日の記者会見でこう言いきった。(後略)
(2012年10月24日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■2.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(中)
| 国際連帯で原発輸出を止めよう
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
国際連帯で原発輸出を止めよう
日本はインドとの間で原子力協力協定を結んでいる。本来は核拡散防止条約外
で核兵器を開発した国とは、核開発協力はしてはならないはずだ。例えば朝鮮民
主主義人民共和国に核兵器開発に使用可能な工業製品を輸出すれば、貿易管理令
違反として強制捜査される。ところがインドとの間では、これから核開発の協力
関係を結ぶのだと言うから、この国の二重基準には本当にあきれ果てる。
日本経済新聞には、クダンクラム原発反対運動に取り組む社会活動家のA・ム
スクリシュナン氏の言葉が紹介されている。
「インド政府は太陽光や風力など原発以外の選択肢を考えるべきだ。他国も原
発を売り込まないでほしい」また、野田佳彦首相に送った公開書簡には「あなた
自身が福島の被害で苦労しているなか、他国にその危険な技術を売る道徳的な正
当性はない」と書かれていた。
その日本では、福島原発事故調査を行った国会事故調は報告書で事故を人災と
し、次のように指摘している。「秘密主義や、国民の疑問を政府が無視していた
こと、原発を規制する者と原発を運転する者が癒着していたことなど日本特有の
事情によってもたらされた面がある。」
インド政府は日本政府と同様、情報を隠ぺいし、市民の抗議を弾圧し、たった
3名の海外からの支援者を「国外退去」にし、一方で原発拡大路線を突っ走って
いる。これは第二、第三のフクシマをインドで引き起こす準備をしていることに
他ならない。
世界のどこであろうと、フクシマやチェルノブイリ原発事故級の事故が起これ
ば、深刻な地球被曝につながることは、とっくに実証済みだ。
これを止めるためには、国際連帯の力で止めていくほかはない。
「脱原発依存」と言っておきながら原発輸出をまだ続けようとする日本政府に
対しても、強く反対の声を上げていかなければならない。(続く)
┏┓
┗■3.<テント日誌10/22(月)―経産省前テントひろば 408日目>
| 毎日が気付き、発見、つながりそして行動・情報発信
| その輪と和を結ぶ場~経産省前テントひろば
└──── ( F記 )
10月22日(月)晴れ
東電管内の原発全停止から211日目
そして大飯原発再稼働開始(怒)から112日目
寒い朝を迎え日増しに冬の足音が感じられます。日比谷公園方向の空には灰青
色から薄朱色のグラデーションが綺麗な朝焼けが。夕べは薄い雲が夜空を覆って
いましたが、星の煌きが少し見え風の無い穏やかな夜でした。夜の来訪者とはこ
れからの福島への繋がりをどうしていくかの話も熱を帯び、僕が持ち出したギタ
ーをいらっしゃったTさんと共に弾きながらさながらミニコンサートの様相を呈
し、夜のテントの中は有意義な時間となったのでした。
また世間では一週間が始まりました。足早に通勤する人たちに今日も一人でギ
ター抱えて歌を唄う。Qさんが大阪に行ってからは泊まり明けの僕の日課です。
Qさんは今、大阪市役所前の橋下徹監視テントに泊まりこんで抗議行動をされ
ていて、そのテントの数も10張を超えたと聞きます。「大阪に放射能瓦礫を持
ち込むな!」と連日多くの仲間と行動を共にしています。僕も行きたい!心から
そう思う。おおい運動公園の行動があちらこちらで花咲いている一つの象徴です。
そこには居たであろう姿が一人ありません。その大飯原発ゲート前行動で不当
逮捕された川崎さんの支援の輪も広がっていくことを祈らずにはいられません。
今日は久しぶりに椎名さんがテントにやってきました。彼女の装いも冬。素敵
な臙脂(えんじ)の和服でした。いつものアグレッシブな御姿とは違ったしっとり
とした雰囲気がとても御似合いになっていました。一緒に泊まったTさんから原
発を巡る現在の状況をレクチャーされ心新たにしていましたが、12月15日に
予定されているIAEAの郡山来日への抗議行動をどう集約するかの話題にもな
りました。それに向けての取り組みと全国の繋がりとの関係をどう結ぶか一つ宿
題をおおせつかりましたが、僕も大阪の闘争に負けずにと気持ちを強くするので
した。
昼近くになり昼勤当番の皆さんが集まってきて、昼勤の体制についての話し合
いが行われていました。少しずつ2回目の冬に対応する準備が始まっています。
夕方近くなって何人かの人が集まってきました。椎名さんもそのためにやって
きたのですが、今日は「第一テント、第二テント交流会 テント史上!」の催し
がありました。そう言えばテントの仲間だけで行う交流会が無かったことに僕自
身も驚きましたが、日頃、顔だけは知っている仲でも、御名前となると心もとい
ことに改めての気付かされたのは僕だけではなかったようです。
交流会は6時から始まり女性たちの心尽くしの御料理などが用意され「お茶け」
による乾杯で始まりました。とうとう第二テントだけでは収まらず、第一そして
外でもその会話が続いて、大いに盛り上っていました。
その交流の場を第一テントでは7.5WのLED電球が照らしています。白熱球
なら40W以上相当する明るさだそうです。約6分の1ですが太陽光発電の心も
とない発電量でも十分に対応できるものです。以前は3~4千円していたのに今
や千円以下で買える値段に。日本の省エネ産業の底力に乾杯と言ったところです。
(買ったLED電球は台湾製でしたが・・・。)
思えば若かりし頃の二回のオイルショックの時に日本の生産現場に革命をもた
らし、その後の日本の技術革新を高めたことを思い出します。福島原発事故がそ
の基点となってエネルギー政策の一層の弾みとなってくれなければ、今その被災
で苦しんでいる方々の御苦労が無になるというものです。経済産業省にはそうい
った点でも圧力を掛けていかなければならないとも思うのです。
今夏から経産省はそれまでのPPSによる電力供給を東京電力に変えたそうで
す。その理由はPPSが東電の電力価格より高くなったと経産省の職員から聞き
ました。東電が値上げをしているのに安いって?PPSの価格決定の絡みはある
ものの、法人に対しては大幅な低価格を設定しているからなのではないのか。そ
の電気料金を税金で支払っているから低価格に移行するのは当然としても何か釈
然としないものを感じます。
節約すべきはほかにあるだろう!経産省!!!
因みに第二テントも同様の電球に変えてありますが、以前のもっと暗いLED
のまま宴は行われました。そこはかとない明るさが良いのでは?との女性の意見
に従いました。
外には白と黄色のふたつの雪洞(ぼんぼり)が淡い光を照らしています。これ
は大体21時頃まで点灯して霞ヶ関の中にあって経産省前テントひろばを帰宅の霞
ヶ関官僚・職員にアピールをしています。
★☆★☆★☆ あおぞらUST放送予定<テントひろばから~/Tent Color>
日本で、海外で脱原発 ★☆★☆★☆
2012年10月26日(金曜日)16時~
視聴アドレス: http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
1.「国会議員に原発を問う」
「原発への見解アンケート」にもとづいて、小林興起さん(減税日本)に意見を
お聞きします。
2.「イベントカレンダー」一週間先の脱原発イベントを紹介。
3.「福島から世界へ」
「福島の女たち」の黒田節子さんから、チェルノブイリ視察について報告があります。
4.「反原発でいこう」
11月初旬の正式発足を前に、中村光男さんから「福島原発事故緊急会議被曝労
働問題プロジェクト」の活動についてお話をお聞きします。
(これについては、次週の「再稼働阻止全国ネットワーク」発足について柳田真
さんに聞く、とチェンジになるかもしれません。)
テントに立ち寄った人たちに一言インタビュー。
サンフランシスコから来日中のスティーブ・ゼルツァー氏を予定しています。
2012年10月24日(水)その2地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.活断層の定義 大幅厳格化 動いた時期13万年内から40万年内
規制委指針 大飯原発調査へ (2012年10月24日東京新聞より抜粋)
★2.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(中)
国際連帯で原発輸出を止めよう
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★3.<テント日誌10/22(月)―経産省前テントひろば 408日目>
毎日が気付き、発見、つながりそして行動・情報発信
その輪と和を結ぶ場~経産省前テントひろば
━━━━━━━
※10/25『学習会』にご参加を
第6回隠ぺいされた福島原発事故の分析『福島第一原発のバクハツをもう一度考える』
講 師:槌田 敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
┏┓
┗■1.活断層の定義 大幅厳格化
| 動いた時期13万年内から40万年内
| 規制委指針 大飯原発調査へ
└──── (2012年10月24日東京新聞より抜粋)
原子力規制委員会の地震分野を担当する島崎邦彦委員長代理は23日、原発に適
用されてきた活断層の定義を大幅に厳格化する考えを示した。
現行の原発の耐震設計指針では、12万~13万年以降に動いた断層を活断層と定
義。その上には原発を建てないことになっているが、40万年前以降にまでさかの
ぼって動いていないことを求める。
規制委が来春までに策定する安全基準原案に盛り込み、規制は大幅強化される
見通し。規制委は、直下や直近に活断層があると指摘されている関西電力大飯原
発(福井県)や北陸電力志賀原発(石川県)などを自ら調査する予定で、この際、
指針改正を待たず、40万年前以降に動いたかどうかを重視して調べる。(中略)
国の地震調査研究推進本部は2010年11月、40万年を目安に活断層を長期評価す
るという報告書を出しており、規制委もこの方針に足並みをそろえる。(中略)
規制委は有識者のチームで両原発に加え、東北電力東通(青森県)、関電美浜
(福井県)、日本原電敦賀(同)の3原発と日本原子力研究開発機構の高速増殖
原型炉「もんじゅ」を調査する。(後略)
全国の原発に影響必至 再調査迫られる電力会社
「12万~13万年という数字があるが、私はその数字を一度も使ったことがない」。
原子力規制委の島崎邦彦委員長代理は23日の記者会見でこう言いきった。(後略)
(2012年10月24日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■2.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(中)
| 国際連帯で原発輸出を止めよう
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
国際連帯で原発輸出を止めよう
日本はインドとの間で原子力協力協定を結んでいる。本来は核拡散防止条約外
で核兵器を開発した国とは、核開発協力はしてはならないはずだ。例えば朝鮮民
主主義人民共和国に核兵器開発に使用可能な工業製品を輸出すれば、貿易管理令
違反として強制捜査される。ところがインドとの間では、これから核開発の協力
関係を結ぶのだと言うから、この国の二重基準には本当にあきれ果てる。
日本経済新聞には、クダンクラム原発反対運動に取り組む社会活動家のA・ム
スクリシュナン氏の言葉が紹介されている。
「インド政府は太陽光や風力など原発以外の選択肢を考えるべきだ。他国も原
発を売り込まないでほしい」また、野田佳彦首相に送った公開書簡には「あなた
自身が福島の被害で苦労しているなか、他国にその危険な技術を売る道徳的な正
当性はない」と書かれていた。
その日本では、福島原発事故調査を行った国会事故調は報告書で事故を人災と
し、次のように指摘している。「秘密主義や、国民の疑問を政府が無視していた
こと、原発を規制する者と原発を運転する者が癒着していたことなど日本特有の
事情によってもたらされた面がある。」
インド政府は日本政府と同様、情報を隠ぺいし、市民の抗議を弾圧し、たった
3名の海外からの支援者を「国外退去」にし、一方で原発拡大路線を突っ走って
いる。これは第二、第三のフクシマをインドで引き起こす準備をしていることに
他ならない。
世界のどこであろうと、フクシマやチェルノブイリ原発事故級の事故が起これ
ば、深刻な地球被曝につながることは、とっくに実証済みだ。
これを止めるためには、国際連帯の力で止めていくほかはない。
「脱原発依存」と言っておきながら原発輸出をまだ続けようとする日本政府に
対しても、強く反対の声を上げていかなければならない。(続く)
┏┓
┗■3.<テント日誌10/22(月)―経産省前テントひろば 408日目>
| 毎日が気付き、発見、つながりそして行動・情報発信
| その輪と和を結ぶ場~経産省前テントひろば
└──── ( F記 )
10月22日(月)晴れ
東電管内の原発全停止から211日目
そして大飯原発再稼働開始(怒)から112日目
寒い朝を迎え日増しに冬の足音が感じられます。日比谷公園方向の空には灰青
色から薄朱色のグラデーションが綺麗な朝焼けが。夕べは薄い雲が夜空を覆って
いましたが、星の煌きが少し見え風の無い穏やかな夜でした。夜の来訪者とはこ
れからの福島への繋がりをどうしていくかの話も熱を帯び、僕が持ち出したギタ
ーをいらっしゃったTさんと共に弾きながらさながらミニコンサートの様相を呈
し、夜のテントの中は有意義な時間となったのでした。
また世間では一週間が始まりました。足早に通勤する人たちに今日も一人でギ
ター抱えて歌を唄う。Qさんが大阪に行ってからは泊まり明けの僕の日課です。
Qさんは今、大阪市役所前の橋下徹監視テントに泊まりこんで抗議行動をされ
ていて、そのテントの数も10張を超えたと聞きます。「大阪に放射能瓦礫を持
ち込むな!」と連日多くの仲間と行動を共にしています。僕も行きたい!心から
そう思う。おおい運動公園の行動があちらこちらで花咲いている一つの象徴です。
そこには居たであろう姿が一人ありません。その大飯原発ゲート前行動で不当
逮捕された川崎さんの支援の輪も広がっていくことを祈らずにはいられません。
今日は久しぶりに椎名さんがテントにやってきました。彼女の装いも冬。素敵
な臙脂(えんじ)の和服でした。いつものアグレッシブな御姿とは違ったしっとり
とした雰囲気がとても御似合いになっていました。一緒に泊まったTさんから原
発を巡る現在の状況をレクチャーされ心新たにしていましたが、12月15日に
予定されているIAEAの郡山来日への抗議行動をどう集約するかの話題にもな
りました。それに向けての取り組みと全国の繋がりとの関係をどう結ぶか一つ宿
題をおおせつかりましたが、僕も大阪の闘争に負けずにと気持ちを強くするので
した。
昼近くになり昼勤当番の皆さんが集まってきて、昼勤の体制についての話し合
いが行われていました。少しずつ2回目の冬に対応する準備が始まっています。
夕方近くなって何人かの人が集まってきました。椎名さんもそのためにやって
きたのですが、今日は「第一テント、第二テント交流会 テント史上!」の催し
がありました。そう言えばテントの仲間だけで行う交流会が無かったことに僕自
身も驚きましたが、日頃、顔だけは知っている仲でも、御名前となると心もとい
ことに改めての気付かされたのは僕だけではなかったようです。
交流会は6時から始まり女性たちの心尽くしの御料理などが用意され「お茶け」
による乾杯で始まりました。とうとう第二テントだけでは収まらず、第一そして
外でもその会話が続いて、大いに盛り上っていました。
その交流の場を第一テントでは7.5WのLED電球が照らしています。白熱球
なら40W以上相当する明るさだそうです。約6分の1ですが太陽光発電の心も
とない発電量でも十分に対応できるものです。以前は3~4千円していたのに今
や千円以下で買える値段に。日本の省エネ産業の底力に乾杯と言ったところです。
(買ったLED電球は台湾製でしたが・・・。)
思えば若かりし頃の二回のオイルショックの時に日本の生産現場に革命をもた
らし、その後の日本の技術革新を高めたことを思い出します。福島原発事故がそ
の基点となってエネルギー政策の一層の弾みとなってくれなければ、今その被災
で苦しんでいる方々の御苦労が無になるというものです。経済産業省にはそうい
った点でも圧力を掛けていかなければならないとも思うのです。
今夏から経産省はそれまでのPPSによる電力供給を東京電力に変えたそうで
す。その理由はPPSが東電の電力価格より高くなったと経産省の職員から聞き
ました。東電が値上げをしているのに安いって?PPSの価格決定の絡みはある
ものの、法人に対しては大幅な低価格を設定しているからなのではないのか。そ
の電気料金を税金で支払っているから低価格に移行するのは当然としても何か釈
然としないものを感じます。
節約すべきはほかにあるだろう!経産省!!!
因みに第二テントも同様の電球に変えてありますが、以前のもっと暗いLED
のまま宴は行われました。そこはかとない明るさが良いのでは?との女性の意見
に従いました。
外には白と黄色のふたつの雪洞(ぼんぼり)が淡い光を照らしています。これ
は大体21時頃まで点灯して霞ヶ関の中にあって経産省前テントひろばを帰宅の霞
ヶ関官僚・職員にアピールをしています。
★☆★☆★☆ あおぞらUST放送予定<テントひろばから~/Tent Color>
日本で、海外で脱原発 ★☆★☆★☆
2012年10月26日(金曜日)16時~
視聴アドレス: http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
1.「国会議員に原発を問う」
「原発への見解アンケート」にもとづいて、小林興起さん(減税日本)に意見を
お聞きします。
2.「イベントカレンダー」一週間先の脱原発イベントを紹介。
3.「福島から世界へ」
「福島の女たち」の黒田節子さんから、チェルノブイリ視察について報告があります。
4.「反原発でいこう」
11月初旬の正式発足を前に、中村光男さんから「福島原発事故緊急会議被曝労
働問題プロジェクト」の活動についてお話をお聞きします。
(これについては、次週の「再稼働阻止全国ネットワーク」発足について柳田真
さんに聞く、とチェンジになるかもしれません。)
テントに立ち寄った人たちに一言インタビュー。
サンフランシスコから来日中のスティーブ・ゼルツァー氏を予定しています。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1624】
2012年10月24日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.10/26(金)金曜・首相官邸前抗議に参加しよう!
大間原発の建設を中止せよ、大飯原発を停止せよ、全原発を即時廃止せよ!
11/11に向け再び大きな盛り上がりを!
呼びかけ:首都圏反原発連合
★2.デモのお知らせ
10月26日(金)桜木町駅前広場19:00スタート
神奈川・東電デモ実行委員会
★3.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(上)
インドの原発反対運動
津波被害を受けたインド 山崎久隆(たんぽぽ舎)
★4.メールマガジン読者よりのご案内(問合せは主催者へお願いします)
◆10/26(金)徹底討論!脱原発実現のための「脱原発法」意見交換会
◆10/26(金)反原子力の日
『イエロー・ケーキ ~クリーンなエネルギーという嘘~』上映会
★5.<テント日誌10/21(日)― 経産省前テントひろば407日目>
~昼と夜、季節の変わり目を実感する秋のテントひろば~
━━━━━━━
┏┓
┗■1.10/26(金)金曜・首相官邸前抗議に参加しよう!
| 大間原発の建設を中止せよ、大飯原発を停止せよ、全原発を即時廃止せよ!
| 11/11に向け再び大きな盛り上がりを!
└──── 呼びかけ:首都圏反原発連合(TEL 080-9195-2668)
日 時:10月26日(金)18:00~20:00 予定
場 所:首相官邸前および永田町・霞が関一帯
◆たんぽぽ舎のボランティアにご協力ください。
当日、13:00~15:30にたんぽぽ舎へ集まり、ビラ折りをして、マイク、
横断幕を持ち、たんぽぽ舎を16:00頃出発、経産省前テントひろばに寄り
合流(17時前後)して、首相官邸・国会議事堂正門へ向かいます。
ボランティア可能な方はご連絡いただけると助かります。
電話 たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035
┏┓
┗■2.デモのお知らせ
| 10月26日(金)桜木町駅前広場19:00スタート
└──── 神奈川・東電デモ実行委員会
毎月1回行っている、桜木町駅から東京電力神奈川支店に向けてのデモ、
今月も金曜 10月26日 に行います。
前回同様 19:00桜木町駅前広場スタート、デモ出発前の 18:00~19:00 は、ス
タート地点の桜木町駅前広場にてリレーアピールを行います。
多くの人が、官邸前で声を上げています、横浜でも全国に広がる動きと呼応し、
「全ての原発を廃炉に、福島事故の原因と責任を追及する、原発事故被害者、被
爆労働者と連帯していこう 」を掲げ訴えていきましょう。
デモコースは、桜木町駅前広場⇒市庁舎⇒東電神奈川支店⇒桜木町駅前広場
の約1時間のコースです。デモの後、有志にて交流会もあります。
お問い合わせ:金子09065403771まで
┏┓
┗■3.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(上)
| インドの原発反対運動
| 津波被害を受けたインド
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
インドの原発反対運動
「クダンクラムに反対する国際請願に署名したな?あなたの名前も乗っていた
ぞ。つまりあなたは反原発だということだ」…スパイ小説のような事件が本当に
起きた。
日本からクダンクラム原発反対運動を取り組む住民との交流に向かった三人の
人々が国外退去になった9月25日、チェンナイ空港で空港警備員から浴びせられ
た言葉だという。
到着ロビーに待機し、飛行機から降りてくるや行く手を遮られ、別室に連れて
行かれてなされた事情聴取、その後に「国外退去処分」。その理由は「1948年施
行の外国人令の第6節で規定されている行動に外れた行いを取る可能性があるの
で、できるだけ早い航空便で国外に追放する」すなわち好ましからざる人物とい
うわけだ。既に3人の日本国内での活動までも調べられており、背後に大きな国
家機関の意思を感じる。(ここまでノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパ
ン事務局の報告より)
9月10日にはクランクラム原発をめぐり建設現場周囲に集まった市民に対して
治安当局が発砲し、1名が死亡した。
それでも13日には1500名の市民により、海側から原発包囲行動が取り組まれ、
決してひるんではいないことを示した。
クダンクラム原発反対が大きく広がったのは言うまでも無く福島第一原発事故
を見たからだ。原発がどういうものか、1000の言葉よりも現実に起きた事故が物
語る。今も続く15万人の人々の避難生活。ひとたび原発が事故を起こせば土地も
住まいも失う現実を前に、原発を止めることを決意した人々がインドにも大勢いた。
クダンクラム原発は100万kw原発を2基建設中だ。炉型はいずれも「VVE
R1000」というロシア製加圧水型軽水炉。チェルノブイリ原発事故以後設計
に欠陥があるとして当時の東ドイツなどの原発が問題とされた「VVER440」
の改良型で、同時に規模も大きくなっている。
津波被害を受けたインド
クダンクラム原発が立地されたインド南部のタルミナド州は2004年のスマトラ
島沖地震(M9.2)の際に津波被害にあっている。市民が福島第一原発事故と
ダブって見るのは当然だ。実際にインドのマドラス原発は津波により被害を受け
ており、これが津波により被災した原発第一号だ。
インドの原発も多くは海岸地域に立地している。津波想定がほとんど無いのも
日本と同じ。同時にサイクロンの高潮対策も不十分。これまでは軍事機密でもあ
った原子力はインド社会において安全性議論はほとんどなされてこなかった。
現在インドで稼働中の原発は20基だが、合計出力は478万kwに止まる。一基
あたりの出力が日本などに比べ低い。これを2030年までに40基新設し、約6300万
キロワットに拡大する計画をインド政府は進めている。一基あたりの出力が急に
数倍規模になるわけで、これはこれで危険性も大きくなる。
さらにインドでは高速炉開発計画も進められており、核武装国でもあるから軍
用核開発も進められている。言うまでもなく、同じ核武装国の隣国パキスタンや
中国との緊張関係も解消しているわけではない。南アジアの火薬庫、ジャム・カ
シミール帰属問題もあり、核を巡るあらゆる問題が凝縮している国だ。
そのため市民運動に対する治安当局の攻撃は熾烈を極めている。(続く)
┏┓
┗■4.メールマガジン読者よりのご案内(問合せは主催者へお願いします)
| ◆10/26(金)徹底討論!脱原発実現のための「脱原発法」意見交換会
| ◆10/26(金)反原子力の日
| 『イエロー・ケーキ ~クリーンなエネルギーという嘘~』上映会
◆徹底討論!脱原発実現のための「脱原発法」意見交換会
日時:10月26日(金)12:00~15:30 参議院議員会館 講堂
定員:300名(定員を超えた場合は出席できません)
内容:脱原発法についての経過説明、法案概要、質疑応答、意見交換。
出席:
河合弘之(代表世話人、弁護士)、鎌田慧(代表世話人、ルポライター)
只野靖(事務局次長、弁護士)、藤本泰成(平和フォーラム事務局長)
小澤弘邦(ロックの会・個人有志)、野間易道(TwitNoNukes)
服部至道(エネルギーシフトパレード)、原田裕史(たんぽぽ舎)
平野太一(TwitNoNukes)、法案提出にかかわった国会議員ほか
司会:海渡雄一(事務局長、弁護士)
Misao Redwolf(NO NUKES MORE HEARTS)
主催/問合先:
脱原発法制定全国ネットワーク datsugenpatuhounet@gmail.com
さくら共同法律事務所(代表世話人 河合弘之)
TEL:03-5511-4386(事務局)
首都圏反原発連合 info@coalitionagainstnukes.jp
TEL:080-9195-2668
◆10/26(金)反原子力の日
『イエロー・ケーキ ~クリーンなエネルギーという嘘~』上映会
原子力発電の燃料として使われるウラン採掘の裏側を暴くドキュメンタリーで
す。監督:ヨアヒム・チルナー 2010年、ドイツ
http://pandorafilms.wordpress.com/yellow/
@ ふろむあーすカフェ・オハナ(三軒茶屋)19:30 start (19:00 open)
参加費:1000円+オーダー * 要予約
以上、お問い合せ・予約は、以下のフォームよりお願いします。
http://milk.candybox.to/from-earth/postmail/postmail.php
ナチュラル&ピースSHOP + オーガニック・ベジCAFE
ふろむ・あーす & カフェ・オハナ
東京都世田谷区三軒茶屋1-32-6 (駅徒歩2分, 246通り沿い1F)
Tel/Fax (03) 5433-8787 http://www.cafe-ohana.com/
Twitter:http://twitter.com/cafe_ohana
┏┓
┗■5.<テント日誌10/21(日)― 経産省前テントひろば407日目>
| ~昼と夜、季節の変わり目を実感する秋のテントひろば~
└──── (K.I)、(Toku-san)
10月21日(日)雲ひとつない快晴で座り込みには恵まれた日でした。
「ハロウィン デモンストレーション in くにたち」他色々イベントがあった
せいでしょうか訪れる人は少なかったです。一ヶ月のハンストを終えた福崎さん、
お元気にテントで持参の昼食をとり皆と握手してお帰りになりました。
昼過ぎ、砂川闘争「伊達判決を生かす会」のTさんが久しぶりに元気なお顔を
見せて下さり、選挙の話などで盛り上がりました。反原発で集まった多くの人た
ちが選挙でどう動くかを心配されていました。私自身もいざ選挙になったら誰を
選ぶか?どの党を選ぶか悩んでいます。
通りすがりの子連れの女性たち、時間がないのでと名前も書かず、クッキーを
差し入れて下さいました。興味深げに信号待ちをしている人に声をかけて資料を
渡すと署名しているのですかと立ち寄ってくれました。
テント前に警官が現れたのでSさんが何かあるのかと聞きに言ったらデモが通
るけどテントには影響ないとのことで一安心!3時過ぎ某党派のデモが通りすぎ
ました。昨日は世界反戦デーだったのですね。それにしても警備の物々しさにち
ょっとびっくり!
夕方には和服姿の女性、官邸前には良く来ているけれど、テントには寄る機会
がなかったのでと、暫くRさん、Kさんと話してました。デモに行く話をすると
他の人に変人扱いをされるとか・・・
暖かかったせいでしょうか、夕方には蚊の襲来もありましたが平和な一日でし
た。 (K.I)
この日21時頃テントに着くと、テントの外で4名の方が車座になってお話をさ
れていた。テントの中でも当番のFさん、Tさんと、12月に予定されているイベ
ントの打ち合わせのためにテントにいらした方々が楽しそうに会話をされていた。
その後、テントの外では22時近くまで、テントの中では23時過ぎまで会話が続い
ていたが、様々な立場の人達が忌憚なく意見を交わせるテントの良さを実感した。
私がテントを手伝うようになった「女たちの座り込み」から丸一年経つが、当
初はテントに来てもらうためにテントの良さとして様々な方との「情報交換の場」
であると説明していた事を思い出す。テントのスタッフとして、足を運んで下さ
った方への対応がきちんと出来ているか、原点に返ってやり直したい。
昼は暖かかったが、深夜2時過ぎからは急激に冷え込んできた。4時に不寝番
を終え、仮眠の為に横になると、夜のテントは蟋蟀(コオロギ)の鳴き声に包まれ
ていた。今夜は毛布2枚と蟋蟀の声に包まれて寝る事にする。
「蟋蟀の声に包まれ寝るテント」 (Toku-san)
2012年10月24日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.10/26(金)金曜・首相官邸前抗議に参加しよう!
大間原発の建設を中止せよ、大飯原発を停止せよ、全原発を即時廃止せよ!
11/11に向け再び大きな盛り上がりを!
呼びかけ:首都圏反原発連合
★2.デモのお知らせ
10月26日(金)桜木町駅前広場19:00スタート
神奈川・東電デモ実行委員会
★3.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(上)
インドの原発反対運動
津波被害を受けたインド 山崎久隆(たんぽぽ舎)
★4.メールマガジン読者よりのご案内(問合せは主催者へお願いします)
◆10/26(金)徹底討論!脱原発実現のための「脱原発法」意見交換会
◆10/26(金)反原子力の日
『イエロー・ケーキ ~クリーンなエネルギーという嘘~』上映会
★5.<テント日誌10/21(日)― 経産省前テントひろば407日目>
~昼と夜、季節の変わり目を実感する秋のテントひろば~
━━━━━━━
┏┓
┗■1.10/26(金)金曜・首相官邸前抗議に参加しよう!
| 大間原発の建設を中止せよ、大飯原発を停止せよ、全原発を即時廃止せよ!
| 11/11に向け再び大きな盛り上がりを!
└──── 呼びかけ:首都圏反原発連合(TEL 080-9195-2668)
日 時:10月26日(金)18:00~20:00 予定
場 所:首相官邸前および永田町・霞が関一帯
◆たんぽぽ舎のボランティアにご協力ください。
当日、13:00~15:30にたんぽぽ舎へ集まり、ビラ折りをして、マイク、
横断幕を持ち、たんぽぽ舎を16:00頃出発、経産省前テントひろばに寄り
合流(17時前後)して、首相官邸・国会議事堂正門へ向かいます。
ボランティア可能な方はご連絡いただけると助かります。
電話 たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035
┏┓
┗■2.デモのお知らせ
| 10月26日(金)桜木町駅前広場19:00スタート
└──── 神奈川・東電デモ実行委員会
毎月1回行っている、桜木町駅から東京電力神奈川支店に向けてのデモ、
今月も金曜 10月26日 に行います。
前回同様 19:00桜木町駅前広場スタート、デモ出発前の 18:00~19:00 は、ス
タート地点の桜木町駅前広場にてリレーアピールを行います。
多くの人が、官邸前で声を上げています、横浜でも全国に広がる動きと呼応し、
「全ての原発を廃炉に、福島事故の原因と責任を追及する、原発事故被害者、被
爆労働者と連帯していこう 」を掲げ訴えていきましょう。
デモコースは、桜木町駅前広場⇒市庁舎⇒東電神奈川支店⇒桜木町駅前広場
の約1時間のコースです。デモの後、有志にて交流会もあります。
お問い合わせ:金子09065403771まで
┏┓
┗■3.結局こうなるしかない 原発推進の血塗られた末路(上)
| インドの原発反対運動
| 津波被害を受けたインド
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
インドの原発反対運動
「クダンクラムに反対する国際請願に署名したな?あなたの名前も乗っていた
ぞ。つまりあなたは反原発だということだ」…スパイ小説のような事件が本当に
起きた。
日本からクダンクラム原発反対運動を取り組む住民との交流に向かった三人の
人々が国外退去になった9月25日、チェンナイ空港で空港警備員から浴びせられ
た言葉だという。
到着ロビーに待機し、飛行機から降りてくるや行く手を遮られ、別室に連れて
行かれてなされた事情聴取、その後に「国外退去処分」。その理由は「1948年施
行の外国人令の第6節で規定されている行動に外れた行いを取る可能性があるの
で、できるだけ早い航空便で国外に追放する」すなわち好ましからざる人物とい
うわけだ。既に3人の日本国内での活動までも調べられており、背後に大きな国
家機関の意思を感じる。(ここまでノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパ
ン事務局の報告より)
9月10日にはクランクラム原発をめぐり建設現場周囲に集まった市民に対して
治安当局が発砲し、1名が死亡した。
それでも13日には1500名の市民により、海側から原発包囲行動が取り組まれ、
決してひるんではいないことを示した。
クダンクラム原発反対が大きく広がったのは言うまでも無く福島第一原発事故
を見たからだ。原発がどういうものか、1000の言葉よりも現実に起きた事故が物
語る。今も続く15万人の人々の避難生活。ひとたび原発が事故を起こせば土地も
住まいも失う現実を前に、原発を止めることを決意した人々がインドにも大勢いた。
クダンクラム原発は100万kw原発を2基建設中だ。炉型はいずれも「VVE
R1000」というロシア製加圧水型軽水炉。チェルノブイリ原発事故以後設計
に欠陥があるとして当時の東ドイツなどの原発が問題とされた「VVER440」
の改良型で、同時に規模も大きくなっている。
津波被害を受けたインド
クダンクラム原発が立地されたインド南部のタルミナド州は2004年のスマトラ
島沖地震(M9.2)の際に津波被害にあっている。市民が福島第一原発事故と
ダブって見るのは当然だ。実際にインドのマドラス原発は津波により被害を受け
ており、これが津波により被災した原発第一号だ。
インドの原発も多くは海岸地域に立地している。津波想定がほとんど無いのも
日本と同じ。同時にサイクロンの高潮対策も不十分。これまでは軍事機密でもあ
った原子力はインド社会において安全性議論はほとんどなされてこなかった。
現在インドで稼働中の原発は20基だが、合計出力は478万kwに止まる。一基
あたりの出力が日本などに比べ低い。これを2030年までに40基新設し、約6300万
キロワットに拡大する計画をインド政府は進めている。一基あたりの出力が急に
数倍規模になるわけで、これはこれで危険性も大きくなる。
さらにインドでは高速炉開発計画も進められており、核武装国でもあるから軍
用核開発も進められている。言うまでもなく、同じ核武装国の隣国パキスタンや
中国との緊張関係も解消しているわけではない。南アジアの火薬庫、ジャム・カ
シミール帰属問題もあり、核を巡るあらゆる問題が凝縮している国だ。
そのため市民運動に対する治安当局の攻撃は熾烈を極めている。(続く)
┏┓
┗■4.メールマガジン読者よりのご案内(問合せは主催者へお願いします)
| ◆10/26(金)徹底討論!脱原発実現のための「脱原発法」意見交換会
| ◆10/26(金)反原子力の日
| 『イエロー・ケーキ ~クリーンなエネルギーという嘘~』上映会
◆徹底討論!脱原発実現のための「脱原発法」意見交換会
日時:10月26日(金)12:00~15:30 参議院議員会館 講堂
定員:300名(定員を超えた場合は出席できません)
内容:脱原発法についての経過説明、法案概要、質疑応答、意見交換。
出席:
河合弘之(代表世話人、弁護士)、鎌田慧(代表世話人、ルポライター)
只野靖(事務局次長、弁護士)、藤本泰成(平和フォーラム事務局長)
小澤弘邦(ロックの会・個人有志)、野間易道(TwitNoNukes)
服部至道(エネルギーシフトパレード)、原田裕史(たんぽぽ舎)
平野太一(TwitNoNukes)、法案提出にかかわった国会議員ほか
司会:海渡雄一(事務局長、弁護士)
Misao Redwolf(NO NUKES MORE HEARTS)
主催/問合先:
脱原発法制定全国ネットワーク datsugenpatuhounet@gmail.com
さくら共同法律事務所(代表世話人 河合弘之)
TEL:03-5511-4386(事務局)
首都圏反原発連合 info@coalitionagainstnukes.jp
TEL:080-9195-2668
◆10/26(金)反原子力の日
『イエロー・ケーキ ~クリーンなエネルギーという嘘~』上映会
原子力発電の燃料として使われるウラン採掘の裏側を暴くドキュメンタリーで
す。監督:ヨアヒム・チルナー 2010年、ドイツ
http://pandorafilms.wordpress.com/yellow/
@ ふろむあーすカフェ・オハナ(三軒茶屋)19:30 start (19:00 open)
参加費:1000円+オーダー * 要予約
以上、お問い合せ・予約は、以下のフォームよりお願いします。
http://milk.candybox.to/from-earth/postmail/postmail.php
ナチュラル&ピースSHOP + オーガニック・ベジCAFE
ふろむ・あーす & カフェ・オハナ
東京都世田谷区三軒茶屋1-32-6 (駅徒歩2分, 246通り沿い1F)
Tel/Fax (03) 5433-8787 http://www.cafe-ohana.com/
Twitter:http://twitter.com/cafe_ohana
┏┓
┗■5.<テント日誌10/21(日)― 経産省前テントひろば407日目>
| ~昼と夜、季節の変わり目を実感する秋のテントひろば~
└──── (K.I)、(Toku-san)
10月21日(日)雲ひとつない快晴で座り込みには恵まれた日でした。
「ハロウィン デモンストレーション in くにたち」他色々イベントがあった
せいでしょうか訪れる人は少なかったです。一ヶ月のハンストを終えた福崎さん、
お元気にテントで持参の昼食をとり皆と握手してお帰りになりました。
昼過ぎ、砂川闘争「伊達判決を生かす会」のTさんが久しぶりに元気なお顔を
見せて下さり、選挙の話などで盛り上がりました。反原発で集まった多くの人た
ちが選挙でどう動くかを心配されていました。私自身もいざ選挙になったら誰を
選ぶか?どの党を選ぶか悩んでいます。
通りすがりの子連れの女性たち、時間がないのでと名前も書かず、クッキーを
差し入れて下さいました。興味深げに信号待ちをしている人に声をかけて資料を
渡すと署名しているのですかと立ち寄ってくれました。
テント前に警官が現れたのでSさんが何かあるのかと聞きに言ったらデモが通
るけどテントには影響ないとのことで一安心!3時過ぎ某党派のデモが通りすぎ
ました。昨日は世界反戦デーだったのですね。それにしても警備の物々しさにち
ょっとびっくり!
夕方には和服姿の女性、官邸前には良く来ているけれど、テントには寄る機会
がなかったのでと、暫くRさん、Kさんと話してました。デモに行く話をすると
他の人に変人扱いをされるとか・・・
暖かかったせいでしょうか、夕方には蚊の襲来もありましたが平和な一日でし
た。 (K.I)
この日21時頃テントに着くと、テントの外で4名の方が車座になってお話をさ
れていた。テントの中でも当番のFさん、Tさんと、12月に予定されているイベ
ントの打ち合わせのためにテントにいらした方々が楽しそうに会話をされていた。
その後、テントの外では22時近くまで、テントの中では23時過ぎまで会話が続い
ていたが、様々な立場の人達が忌憚なく意見を交わせるテントの良さを実感した。
私がテントを手伝うようになった「女たちの座り込み」から丸一年経つが、当
初はテントに来てもらうためにテントの良さとして様々な方との「情報交換の場」
であると説明していた事を思い出す。テントのスタッフとして、足を運んで下さ
った方への対応がきちんと出来ているか、原点に返ってやり直したい。
昼は暖かかったが、深夜2時過ぎからは急激に冷え込んできた。4時に不寝番
を終え、仮眠の為に横になると、夜のテントは蟋蟀(コオロギ)の鳴き声に包まれ
ていた。今夜は毛布2枚と蟋蟀の声に包まれて寝る事にする。
「蟋蟀の声に包まれ寝るテント」 (Toku-san)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1623】
2012年10月23日(火) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.-福島市内のモニタリングポスト 信頼性に疑問
住民に「誤った安心感」を与えるモニタリングポスト
(10月23日、グリーンピース プレスリリースより)
★2.広瀬隆さん講演会スケジュール(10月末から11月末までの分)
- 原発の真実を知ろう、福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 -
★3.新聞・雑誌から
◇電力6社、風力購入を過小に設定
全原発の稼働前提(10月23日 朝日新聞)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇10月25日17時から、成蹊大学8号館101 教室
連続講演会 第3回「環境人種差別の地理空間――原子力開発とアメリカ
先住民」、講師・石山 徳子さん(明治大学教授)、入場無料・予約不要
★5.たんぽぽ舎の近況
官邸前行動、再稼働阻止全国ネット、山谷支援、各種講座の開催(柳田真)
━━━━━━━
※昨日配信の【TMM:No1621】に掲載した日程(10/30(火)学習会)に不足が
ありましたので一部訂正を加えて補足します。
・タイトル『原子力発電と地球温暖化問題の癒着-その歴史-CO2と原発』
・18:30開場、19:00開会、参加費800円です。
事前予約不要ですので、直接会場へお越しください。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.放射線調査、福島市と飯舘村で実施
│ -福島市内のモニタリングポスト 信頼性に疑問
│ 住民に「誤った安心感」を与えるモニタリングポスト
└────(10月23日、グリーンピース プレスリリースより)
国際環境NGOグリーンピースは10月23日、福島県の福島市内と飯舘村で10月
16日から19日に行った放射線調査(それぞれ315か所、95か所)の結果を発表
しました。県庁所在地である福島市内のモニタリングポストでは、設置場所の
除染により周辺の放射線より低く表示される例が多く見つかりました。また、
7月に避難区域が再編された飯舘村では、国から事業再開が認められた工場も
依然として高濃度に汚染されていることを確認しました。(中略)
グリーンピース・インターナショナル放射線防護アドバイザーのリアナ・
トゥールは、「政府のモニタリングポストは設置場所が除染され、数歩離れれ
ば放射線値はすぐに高くなります。これらのモニタリングポストが、住民のみ
なさんに誤った安心感を与えるのではないかと懸念します。福島市全体として
は除染は進んでおらず、多くのホットスポットが残されたままです。事故から
1年半たった今でも、最も急ぐべき児童公園の除染も終わっていません。飯舘
村では多くの除染作業が行われていましたが、森林に覆われたこの地域の除染
には限界があります」と指摘しました。
グリーンピース・ジャパンのエネルギー・核問題担当の鈴木かずえは、「今
現在子どもを含め、住民が住んでいる場所の除染を急ぐべきです。飯舘村では
住まいや田畑が高濃度に汚染され、元の暮らしを取り戻すことは困難です。汚
染されていない場所で新しい暮らしを始められるように、正当な補償をするべ
きです」と訴えました。
※プレスリリース全文および調査結果資料はホームページをご参照ください。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2012412/pr20121023/
http://www.greenpeace.org/japan/monitoring/13th/
┏┓
┗■2.広瀬隆さん講演会スケジュール(10月末から11月末までの分)
│ - 原発の真実を知ろう、福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 -
└────
○10月28日、岐阜講演。午後1時開演。岐阜県大垣市ソフトピア・情報工房5F
スインクホールにて(大垣駅から車で10分~15分)。「福島原発事故の真相と
放射能汚染の危険~原発に包囲されている岐阜県の子供たちを守ろう」。原
発と子どもたちの未来を考える会・ぎふ主催。連絡先電話、倉地幸子(ゆき
こ)0585-45-2977。
○11月1日、東京ドーム大集会。午後3時30分~6時、東京ドームにて「日本を
明るく元気にする“よい仕事おこし”フェア」、城南信用金庫主催。山本太
郎さんも参加します。私は参加して、3分スピーチをするだけです。
○11月10日、大阪講演。午後2時開演、『今、大飯原発が危ない!! 第二の
フクシマ、日本滅亡』。大阪市の西淀川区民会館にて。福島のこどもたちを
応援する会主催(地元青年会、納税協会支援)。連絡先電話、ロック建設・
岩本勝治06-6472-2598。
○11月11日、国会大包囲デモ─首都圏反原発連合主催。広河隆一、山本太郎、
両氏がヘリに搭乗して「正しい報道ヘリの会」の空撮・解説。同日、全国
各地でデモ。
○11月17日(土)、北海道講演。午後3時、「原発の真実を知ろう!広瀬隆講
演会。福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖」、網走エコーセンター(大
会議室)にて。網走9条の会、「3・11を忘れない」市民ネット主催。連
絡先電話、北海道教職員組合網走支部・森則雄0157-24-4040。
○11月18日(日)、北海道講演。午後3時、北見市端野公民館・多目的ホール
にて。「さようなら原発!泊原発再稼働を許さない!網走管内集会。福島原
発事故の真相と放射能汚染の恐怖」。平和運動フォーラム網走ブロック協議
会主催。連絡先電話、北海道教職員組合網走支部・森則雄0157-24-4040。
○11月23日、四国講演。午後2時開始。高知県宿毛市・宿毛文教センターホー
ルにて。「第二のフクシマ、日本滅亡~伊方原発廃炉!!」。連絡先電話、
丸井美恵子、0888-92-4612。
○11月24日、四国講演。午後1時頃開始。愛媛県八幡浜市民会館にて。
「第二のフクシマ、日本滅亡~伊方原発廃炉!!」。
連絡先電話、斉間淳子0894-22-4239、近藤誠0894-24-0516。
○11月26日または29日、東京国会議員会館の院内集会。福島第一4号機プール
問題について。連絡先電話、ストップ・ザ・もんじゅ072-843-1904。
○11月28日、滋賀講演。午後1時30分開始。近江八幡の滋賀県立男女共同参画
センター大ホール(近江八幡市鷹飼町80-4、電話0748-37-3751)にて。
「エネルギー界 新時代の幕開け~原発とどう向き合うのか?~」。滋賀県
LPガス協会主催。連絡先電話、駒井敬一077-523-2892。一般の方で参加を
希望される人は、主催者・駒井氏まで、直接連絡していただければ参加OK
です。案内をその方々にFAXまたは郵送で送ってくれます。
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
└────
◆電力6社、風力購入を過小に設定
全原発の稼働前提(10月23日 朝日新聞)
北海道、東北、北陸、中国、四国、九州の6電力会社が、買い取れる風力発
電量を少なく見積もっていることがわかった。原発を使えば使うほど風力を取
り込む余地が小さくなるという特徴があるため、全原発のフル稼働を前提にし
て買い取りを抑え、結果的に風力の普及を妨げている。(中略)
風力は風の強さに応じて出力(発電量)が上下する。このため、火力発電と
組み合わせ、風が強い時は風量を増やして火力を減らし、風が弱い時は火力を
増やすという出力調整が必要になる。
原発はいったん動かすと目いっぱい発電し続けなければならず、出力調整が
できない。一方、火力は分単位で発電量を増やしたり減らしたりでき、風量を
多く取り込める。(中略)買い取りの上限を計算する際、6電力は保有する原
発すべてをフル稼働させている前提にした。このため出力調整できる火力が減
り、風力を取り込む余地も少なくなった。(中略)
東京電力福島第一原発の事故を受けて国内の原発のほとんどが止まり、政府
も「脱原発」を勧めようとしている。保有する原発すべてがフル稼働するとい
う前提は、現実と大きくかけ離れている。(後略)
┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◇連続講演会
『統合と分裂の力学から見るアメリカ――過去・現在・未来』
第3回「環境人種差別の地理空間――原子力開発とアメリカ先住民」
講師 石山 徳子さん(明治大学教授)
日時 2012年 10月 25日(木)17:00 ~
場所 成蹊大学8号館101 教室
入場無料・予約不要
主催:成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS)
〒180‐8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
TEL 0422-37-3549 FAX 0422-37-3866 E-mail caps@jim.seikei.ac.jp
http://www.seikei.ac.jp/university/caps/
〈講師プロフィール〉石山徳子(いしやま・のりこ)
1971年、東京都生まれ。アメリカ・ラトガース大学大学院地理学研究科博
士課程修了、PhD(人文地理学)。専攻は人文・政治地理学、環境政治学、
地域研究(アメリカ合衆国)。2004年より明治大学政治経済学部専任講師、
准教授を歴任し、現在は同学部教授。2004年にはアメリカ学会における清水
博賞を受賞している。
〈主著・論文〉「原子力発電と差別の再生産――ミネソタ州プレイリー・
アイランド原子力発電所と先住民」、歴史学研究会編『震災・核災害の時代
と歴史学』(青木書店、2012年)。
「原子力発電と『公正なサステイナビリティ』――リスクに直面する弱者
たち」、木村武史編著『サステイナブルな社会を目指して』(春風社、2008
年)、第4章。ほか
┏┓
┗■5.たんぽぽ舎の近況
│ 官邸前行動、再稼働阻止全国ネット、山谷支援、各種講座の開催
└────(柳田真)
1.毎週金曜の官邸前行動に参加
たんぽぽ舎は反原連の参加団体であり、毎週金曜の官邸前行動にボランティ
アの皆さんと共に毎回参加しています。10月19日(金)(第27回)は30人程度で
参加。1班~5班にわかれて集会の盛り上げを担いました。途中、コーラス2
人と日音協の音楽隊(5人)の二つが加わり、にぎやかになりました。その後
の交流会でたんぽぽ舎音楽隊をつくりたいネ、という話も。
なお、11・11国会大行動(反原連主催)のビラがたんぽぽ舎に置いてありま
すのでご活用ください。
2.再稼働阻止全国ネット結成間近で、人の出入りが激しい・会議が多い
11月11日(日)午後の反原発100万人・大占拠(反原連主催)にむけての東京
圏でのいろいろな努力と、全国各地でも多くの行動が計画されています。
たんぽぽ舎と経産省前テントひろばなど5団体では11月10日(土)午後に、再
稼働阻止を焦点とする全国ネットワークの結成をめざし、いま全力投球中です
(会場・東京)。その前段に、10月27(土)夕方、再稼働と規制委員会に的を
絞った討論集会を開きます(午後6時から、於・スペースたんぽぽ)
たんぽぽ舎では11月10日(土)・11日(日)にむけて、人の出入りが激しく会議
と作業が増えています。
3.たんぽぽ舎4階(スペースたんぽぽ)の講座で忙しい
スペースたんぽぽで月10回程(週に2~3回)開催している講座が、楽し
くもあり忙しくもありで、複雑な心境です。10月22日(月)には小林公吉さん
(もと教師)を講師に迎え、テーマ「1990年代の生活なら原発なしで電気は大
丈夫」を開催。エネルギーの1割カットで原発のない社会を実現しよう!とい
う内容でした。シンプルな生活は心身ともにラクになるという話は共感できる
内容でした。
4.年末助け合い 山谷支援活動(物資カンパ)を12月から
恒例の年末助け合い・山谷支援活動(衣類や現金カンパなど)が12月初旬
から始まります。昨年も多くの物資とカンパを送ることができました。
今年もよろしくお願いします。(11月中は準備期間)
2012年10月23日(火) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.-福島市内のモニタリングポスト 信頼性に疑問
住民に「誤った安心感」を与えるモニタリングポスト
(10月23日、グリーンピース プレスリリースより)
★2.広瀬隆さん講演会スケジュール(10月末から11月末までの分)
- 原発の真実を知ろう、福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 -
★3.新聞・雑誌から
◇電力6社、風力購入を過小に設定
全原発の稼働前提(10月23日 朝日新聞)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇10月25日17時から、成蹊大学8号館101 教室
連続講演会 第3回「環境人種差別の地理空間――原子力開発とアメリカ
先住民」、講師・石山 徳子さん(明治大学教授)、入場無料・予約不要
★5.たんぽぽ舎の近況
官邸前行動、再稼働阻止全国ネット、山谷支援、各種講座の開催(柳田真)
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※昨日配信の【TMM:No1621】に掲載した日程(10/30(火)学習会)に不足が
ありましたので一部訂正を加えて補足します。
・タイトル『原子力発電と地球温暖化問題の癒着-その歴史-CO2と原発』
・18:30開場、19:00開会、参加費800円です。
事前予約不要ですので、直接会場へお越しください。
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┗■1.放射線調査、福島市と飯舘村で実施
│ -福島市内のモニタリングポスト 信頼性に疑問
│ 住民に「誤った安心感」を与えるモニタリングポスト
└────(10月23日、グリーンピース プレスリリースより)
国際環境NGOグリーンピースは10月23日、福島県の福島市内と飯舘村で10月
16日から19日に行った放射線調査(それぞれ315か所、95か所)の結果を発表
しました。県庁所在地である福島市内のモニタリングポストでは、設置場所の
除染により周辺の放射線より低く表示される例が多く見つかりました。また、
7月に避難区域が再編された飯舘村では、国から事業再開が認められた工場も
依然として高濃度に汚染されていることを確認しました。(中略)
グリーンピース・インターナショナル放射線防護アドバイザーのリアナ・
トゥールは、「政府のモニタリングポストは設置場所が除染され、数歩離れれ
ば放射線値はすぐに高くなります。これらのモニタリングポストが、住民のみ
なさんに誤った安心感を与えるのではないかと懸念します。福島市全体として
は除染は進んでおらず、多くのホットスポットが残されたままです。事故から
1年半たった今でも、最も急ぐべき児童公園の除染も終わっていません。飯舘
村では多くの除染作業が行われていましたが、森林に覆われたこの地域の除染
には限界があります」と指摘しました。
グリーンピース・ジャパンのエネルギー・核問題担当の鈴木かずえは、「今
現在子どもを含め、住民が住んでいる場所の除染を急ぐべきです。飯舘村では
住まいや田畑が高濃度に汚染され、元の暮らしを取り戻すことは困難です。汚
染されていない場所で新しい暮らしを始められるように、正当な補償をするべ
きです」と訴えました。
※プレスリリース全文および調査結果資料はホームページをご参照ください。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2012412/pr20121023/
http://www.greenpeace.org/japan/monitoring/13th/
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┗■2.広瀬隆さん講演会スケジュール(10月末から11月末までの分)
│ - 原発の真実を知ろう、福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖 -
└────
○10月28日、岐阜講演。午後1時開演。岐阜県大垣市ソフトピア・情報工房5F
スインクホールにて(大垣駅から車で10分~15分)。「福島原発事故の真相と
放射能汚染の危険~原発に包囲されている岐阜県の子供たちを守ろう」。原
発と子どもたちの未来を考える会・ぎふ主催。連絡先電話、倉地幸子(ゆき
こ)0585-45-2977。
○11月1日、東京ドーム大集会。午後3時30分~6時、東京ドームにて「日本を
明るく元気にする“よい仕事おこし”フェア」、城南信用金庫主催。山本太
郎さんも参加します。私は参加して、3分スピーチをするだけです。
○11月10日、大阪講演。午後2時開演、『今、大飯原発が危ない!! 第二の
フクシマ、日本滅亡』。大阪市の西淀川区民会館にて。福島のこどもたちを
応援する会主催(地元青年会、納税協会支援)。連絡先電話、ロック建設・
岩本勝治06-6472-2598。
○11月11日、国会大包囲デモ─首都圏反原発連合主催。広河隆一、山本太郎、
両氏がヘリに搭乗して「正しい報道ヘリの会」の空撮・解説。同日、全国
各地でデモ。
○11月17日(土)、北海道講演。午後3時、「原発の真実を知ろう!広瀬隆講
演会。福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖」、網走エコーセンター(大
会議室)にて。網走9条の会、「3・11を忘れない」市民ネット主催。連
絡先電話、北海道教職員組合網走支部・森則雄0157-24-4040。
○11月18日(日)、北海道講演。午後3時、北見市端野公民館・多目的ホール
にて。「さようなら原発!泊原発再稼働を許さない!網走管内集会。福島原
発事故の真相と放射能汚染の恐怖」。平和運動フォーラム網走ブロック協議
会主催。連絡先電話、北海道教職員組合網走支部・森則雄0157-24-4040。
○11月23日、四国講演。午後2時開始。高知県宿毛市・宿毛文教センターホー
ルにて。「第二のフクシマ、日本滅亡~伊方原発廃炉!!」。連絡先電話、
丸井美恵子、0888-92-4612。
○11月24日、四国講演。午後1時頃開始。愛媛県八幡浜市民会館にて。
「第二のフクシマ、日本滅亡~伊方原発廃炉!!」。
連絡先電話、斉間淳子0894-22-4239、近藤誠0894-24-0516。
○11月26日または29日、東京国会議員会館の院内集会。福島第一4号機プール
問題について。連絡先電話、ストップ・ザ・もんじゅ072-843-1904。
○11月28日、滋賀講演。午後1時30分開始。近江八幡の滋賀県立男女共同参画
センター大ホール(近江八幡市鷹飼町80-4、電話0748-37-3751)にて。
「エネルギー界 新時代の幕開け~原発とどう向き合うのか?~」。滋賀県
LPガス協会主催。連絡先電話、駒井敬一077-523-2892。一般の方で参加を
希望される人は、主催者・駒井氏まで、直接連絡していただければ参加OK
です。案内をその方々にFAXまたは郵送で送ってくれます。
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┗■3.新聞・雑誌から
└────
◆電力6社、風力購入を過小に設定
全原発の稼働前提(10月23日 朝日新聞)
北海道、東北、北陸、中国、四国、九州の6電力会社が、買い取れる風力発
電量を少なく見積もっていることがわかった。原発を使えば使うほど風力を取
り込む余地が小さくなるという特徴があるため、全原発のフル稼働を前提にし
て買い取りを抑え、結果的に風力の普及を妨げている。(中略)
風力は風の強さに応じて出力(発電量)が上下する。このため、火力発電と
組み合わせ、風が強い時は風量を増やして火力を減らし、風が弱い時は火力を
増やすという出力調整が必要になる。
原発はいったん動かすと目いっぱい発電し続けなければならず、出力調整が
できない。一方、火力は分単位で発電量を増やしたり減らしたりでき、風量を
多く取り込める。(中略)買い取りの上限を計算する際、6電力は保有する原
発すべてをフル稼働させている前提にした。このため出力調整できる火力が減
り、風力を取り込む余地も少なくなった。(中略)
東京電力福島第一原発の事故を受けて国内の原発のほとんどが止まり、政府
も「脱原発」を勧めようとしている。保有する原発すべてがフル稼働するとい
う前提は、現実と大きくかけ離れている。(後略)
┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◇連続講演会
『統合と分裂の力学から見るアメリカ――過去・現在・未来』
第3回「環境人種差別の地理空間――原子力開発とアメリカ先住民」
講師 石山 徳子さん(明治大学教授)
日時 2012年 10月 25日(木)17:00 ~
場所 成蹊大学8号館101 教室
入場無料・予約不要
主催:成蹊大学アジア太平洋研究センター(CAPS)
〒180‐8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1
TEL 0422-37-3549 FAX 0422-37-3866 E-mail caps@jim.seikei.ac.jp
http://www.seikei.ac.jp/university/caps/
〈講師プロフィール〉石山徳子(いしやま・のりこ)
1971年、東京都生まれ。アメリカ・ラトガース大学大学院地理学研究科博
士課程修了、PhD(人文地理学)。専攻は人文・政治地理学、環境政治学、
地域研究(アメリカ合衆国)。2004年より明治大学政治経済学部専任講師、
准教授を歴任し、現在は同学部教授。2004年にはアメリカ学会における清水
博賞を受賞している。
〈主著・論文〉「原子力発電と差別の再生産――ミネソタ州プレイリー・
アイランド原子力発電所と先住民」、歴史学研究会編『震災・核災害の時代
と歴史学』(青木書店、2012年)。
「原子力発電と『公正なサステイナビリティ』――リスクに直面する弱者
たち」、木村武史編著『サステイナブルな社会を目指して』(春風社、2008
年)、第4章。ほか
┏┓
┗■5.たんぽぽ舎の近況
│ 官邸前行動、再稼働阻止全国ネット、山谷支援、各種講座の開催
└────(柳田真)
1.毎週金曜の官邸前行動に参加
たんぽぽ舎は反原連の参加団体であり、毎週金曜の官邸前行動にボランティ
アの皆さんと共に毎回参加しています。10月19日(金)(第27回)は30人程度で
参加。1班~5班にわかれて集会の盛り上げを担いました。途中、コーラス2
人と日音協の音楽隊(5人)の二つが加わり、にぎやかになりました。その後
の交流会でたんぽぽ舎音楽隊をつくりたいネ、という話も。
なお、11・11国会大行動(反原連主催)のビラがたんぽぽ舎に置いてありま
すのでご活用ください。
2.再稼働阻止全国ネット結成間近で、人の出入りが激しい・会議が多い
11月11日(日)午後の反原発100万人・大占拠(反原連主催)にむけての東京
圏でのいろいろな努力と、全国各地でも多くの行動が計画されています。
たんぽぽ舎と経産省前テントひろばなど5団体では11月10日(土)午後に、再
稼働阻止を焦点とする全国ネットワークの結成をめざし、いま全力投球中です
(会場・東京)。その前段に、10月27(土)夕方、再稼働と規制委員会に的を
絞った討論集会を開きます(午後6時から、於・スペースたんぽぽ)
たんぽぽ舎では11月10日(土)・11日(日)にむけて、人の出入りが激しく会議
と作業が増えています。
3.たんぽぽ舎4階(スペースたんぽぽ)の講座で忙しい
スペースたんぽぽで月10回程(週に2~3回)開催している講座が、楽し
くもあり忙しくもありで、複雑な心境です。10月22日(月)には小林公吉さん
(もと教師)を講師に迎え、テーマ「1990年代の生活なら原発なしで電気は大
丈夫」を開催。エネルギーの1割カットで原発のない社会を実現しよう!とい
う内容でした。シンプルな生活は心身ともにラクになるという話は共感できる
内容でした。
4.年末助け合い 山谷支援活動(物資カンパ)を12月から
恒例の年末助け合い・山谷支援活動(衣類や現金カンパなど)が12月初旬
から始まります。昨年も多くの物資とカンパを送ることができました。
今年もよろしくお願いします。(11月中は準備期間)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1622】
2012年10月23日(火) 地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.10月19日(金)官邸前抗議行動の報告
福島の声を圧殺するな-国会記者会館管理者のひどさ
被災地の惨状を知って復興予算を使え!(斎藤なぎさ)
★2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇明治学院大学の国際平和研究所「2012年度秋学期」
「平和・開発・人権」B ~原発危機の分断を越えて~
白金校舎 毎週金曜日5時限(16:25~17:55)2101教室
★3.新聞・雑誌から
◇「地下水くみ上げ」が地震誘発 昨年スペインでM5.1、英科学雑誌に発表
高圧水注入も引き金に(10月22日 茨城新聞より)
◇「第三極で地殻変動」 橋下ブレーン、小沢に鞍替え(10/20日刊ゲンダイ)
◇JA茨城県中央会も「脱原発」 東海第2の再稼働反対決議へ
(10月20日 茨城新聞より)
◇東電、東通村にも「寄付」 福島原発事故後に7600万円(10/22 朝日新聞)
◇世田谷区 脱原発後押し 電力選びの個別相談(10/22 東京新聞より)
━━━━━━━
◆あす24日(水)原発についてみんなで観ようワンコイン上映会
『世界に衝撃を与えた日・広島原爆』ほか
日時 18:30開場(特典映像の上映あり)、19:00開始 参加費500円
場所 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4階)
事前予約不要、直接会場へお越しください。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.10月19日(金)官邸前抗議行動の報告
│ 福島の声を圧殺するな-国会記者会館管理者のひどさ
│ 被災地の惨状を知って復興予算を使え!
│ 他の事に流用なんておかしい。怒っているぞ。
└────(斎藤なぎさ たんぽぽ舎ボランティア)
金木犀の香る中、官邸前に向かうと、国会記者会館前で幟旗をめぐりひと悶
着あった。福島県浪江町から月2回抗議行動に参加している安斉健治さんに話
を聞いた。
安斉さんが『なくせ 原発 なみえ』の幟竿を国会記者会館の鉄柵に括りつ
けようとすると職員に注意された。納得のいかない安斉さんが責任者に説明を
聞きたいと申し出ると、元記者である佐賀年之事務局長が来て、ここは「国有
財産だから」使用する事はできない、このことは「官僚から言われた」と言う。
瀬川さんという女性記者が安斉さんを加勢して一緒に30分程抗議をしたところ、
事務局長はしぶしぶ引き下がり後始末はして帰るようにと捨て台詞。怒りおさ
まらぬ安斉さんが「それでもジャーナリストか!」と言葉をぶつけると、事務
局長は情けない顔をしたと言う。
これまでにも国会記者会館は、デモ参加者にトイレを貸さない、インター
ネットメディアとフリーランス記者に屋上からの撮影を許可しないなど悪評が
立っていた。国有財産である国会記者会館を記者クラブが私物化して納税者を
締め出しているという構図である。今回は福島の声を圧殺しようとした。許さ
れない行為である。
1分間スピーチで福島の惨状を伝える声は切実であった。第一原発近くから
着の身着のまま逃げてきたという女性は「今も避難所生活をしている。復興予
算で仮設アパートを建てるかと思っていたら、よそに予算を使ってしまった。
家族はバラバラ。東電の家族に一日でも避難所生活をしてみて、と言いたい」
と訴えた。双葉町を撮った監督は「まだ180人が廃校に住んでいるが賠償され
ていない。されたとしても少しで、古い家に住んでいた人には120万円しか
出ないので、人生をやり直せない」と指摘した。福島からの女性は「避難プロ
ジェクトに参加したある子どもが、芝生に大の字になって寝そべることができ
たと、とても喜んでいた。もっと多くの子どもに体験させたいが、国から予算
が出ないので難しい。19兆円の復興予算が、変な使い方をされないよう監視
する必要がある」と締めくくった。
連日、復興予算が被災地の再建と無関係な事業に使われている、という記事
を目にする。それも「納税者のため」や「地震に備えるため」というのが理由
である。もしそうであるならば、真っ先に復興予算を被災者のために使うべき
である。納税者は復興予算がそれ以外の事に使用されるのを怒っている。また
巨大地震を危惧するならば、最初にやるべきことは原発を止める事であろう。
☆次回(第29回)は10月26日(金)午後6時~8時
皆さん一緒に参加し、声をあげましょう!
┏┓
┗■2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆明治学院大学の国際平和研究所で、2012年度秋学期がはじまっています。
一般の方も聴講できます。ぜひご参加ください。
(予約不要、直接教室へお越しください)
【「平和・開発・人権」B ~原発危機の分断を越えて~】
【白金校舎 毎週金曜日5時限(16:25~17:55)2101教室】
・11月9日 『原発災害の中で、これからの社会を構想する』
講師 勝俣誠さん (国際学部教員、PRIME所長)
・11月30日 『放射能から子ども達を守るネットワーク』
講師 吉野裕之さん (子供たちを放射能から守る福島ネットワーク)
・12月7日 『反原発デモは社会を変えたのか?』
講師 小田原琳さん、木下ちがやさん、石原俊 (PRIME所員)
・来年1月4日『311後の社会をめぐって』
講師 猪瀬浩平さん(PRIME所員)
講義の全日程はホームページをご覧ください。
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/heiwa/heiwagaku/heiwaga
ku2012_shirokane.html
※問い合わせ
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
電話 03-5421-5652 FAX 03-5421-5653
メール prime@prime.meijigakuin.ac.jp
※白金校舎(東京都港区白金台1-2-37)へのアクセス
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
└────
◆「地下水くみ上げ」が地震誘発 昨年スペインでM5.1、英科学雑誌に発表
高圧水注入も引き金に
(10月22日 茨城新聞より)
昨年5月にスペイン南東部の地方都市ロルカを中心に大きな被害が出たマグ
ニチュード(M)5.1の地震は、長年の地下水くみ上げに伴う地盤沈下が引き
起こした可能性が高いとする研究結果を、カナダやスペインのチームが22日付
の英科学誌に発表した。
この地震は深さ2~4キロと非常に浅い場所で断層が動いて被害が拡大した。
チームはコンピューター解析で、局地的な地盤沈下により地殻に異常なゆがみ
が生じていたことを確かめた。
高圧の水を地中に送り込む新型天然ガス「シェールガス」の採掘や二酸化炭
素(CO2)を地中を貯留する手法など、新たな技術にも警鐘を鳴らす内容。
チームは「地震が発生しやすい場所で地中に人為的な変化を与えると予想外の
影響が出る」と指摘している。(中略)
米研究評議会は6月、地球温暖化対策として注目される、大量の二酸化炭素
(CO2)を地中に貯留する手法も地震を起こす可能性があると指摘。「影響を
さらに評価する必要がある」としている。
◆「第三極で地殻変動」 橋下ブレーン、小沢に鞍替え
(10月20日 日刊ゲンダイより)
ドイツを訪問し、脱原発の現状を視察している「国民の生活が第一」の小沢
代表。環境相や商工会議所、消費者団体の幹部らと、連日、精力的な面談日程
をこなしているが、この同行団の中に橋下徹・大阪市長のブレーンがいること
をご存知じか。いや、正確には形だけのブレーンと言うべきで、いまや、考え
方にギャップがある。かつての橋下ブレーンが小沢に鞍替えしつつあるのだ。
第三極の中でも静かな地殻変動が起きている。
小沢のドイツ訪問に同行したのは「脱原発弁護団全国連絡会」代表の河合弘
之氏。M&A訴訟でも活躍している辣腕ビジネス弁護士だが、2人の急接近に
は必然的理由がある。
もともと「大阪府市エネルギー戦略会議」のメンバーだった河合氏は、もと
改革派経産官僚の古賀茂明氏や「環境エネルギー政策研究所」の飯田哲也所長
らとともに大飯原発再稼働反対の立場で今夏の電力需給問題などに取り組んで
きた。しかし、「大阪府市エネルギー戦略会議」は突然、休止に追い込まれ、
橋下市長への脱原発への意欲も目に見えて急低下したのは、周知の通りだ。そ
こに小沢登場である。脱原発の姿勢を鮮明にし、今月15日の会見では「今夏は
歴史的猛暑だったが、原発再稼働なしで電気は足りた」と言い切った。
「口にこそ出して言いませんが、河合氏が橋下氏に失望し、小沢氏に期待を
寄せているのは間違いないでしょう。そうしたら、小沢氏のドイツ訪問に同行
した。小沢代表は『河合弁護士から脱原発派の市民団体の意見を聞きたい』と
言っています。両者の接近は本物です」(後略)
◆JA茨城県中央会も「脱原発」 東海第2の再稼働反対決議へ
(10月20日 茨城新聞より)
JA県中央会の加倉井豊邦会長は19日、県JA大会(25日、小美玉市)で決議
する活動方針に、「日本原電東海第2原発の再稼働反対」と「将来的な脱原
発」を盛り込むことを明らかにした。東京電力福島第1原発事故の影響が依然
尾を引く中、「東海第2で事故が起きたら影響は福島の比ではない」とし、全
国農業共同組合中央会が11日に打ち出した「将来的な脱原発」方針に足並みを
そろえる形だ。(中略)
福島第1の事故で、県内農林畜産業は出荷制限や風評被害に苦しめられ、東
電への賠償請求総額は9月末時点で約393億6700万円にのぼっている。
(中略)
加倉井氏は「東海村臨界事故で懲りたわけで、(福島第1原発事故に続き)
3度目があってはならない」と話した。(後略)
◆東電、東通村にも「寄付」 福島原発事故後に7600万円
(10月22日 朝日新聞より)
東京電力が福島第一原発事故後、青森東(ひがしどおり)通村に対し、7600万
円を支払っていたことが朝日新聞の調べでわかった。東電は東通原発(同村)
の建設費をして処理したが、経済産業省が「寄付金に近い」と判断している。
東電は事故後、同じ名目で隣の同県六ケ所村にも約2億7千万円を支払って
いた。(中略)
経産省は今年7月、東電の家庭向け電気料金の値上げ申請を受けた審査で、
東電の両村への支出について「電気を供給するうえで必須とはいえず、寄付金
や地元対策費に近い性質を持つ」と判断。今年度分以降の支出について、電気
料金算定の基礎となる経費「原価」に組み込むことを認めなかった。(後略)
◆世田谷区 脱原発後押し 電力選びの個別相談
(10月22日 東京新聞より)
東京都世田谷区は選べる電力への取り組みとして、再生可能エネルギーの導
入方法などを区民にアドバイスする「エネルギー・コンシェルジュ(仮称)」
制度を導入する方針を決めた。2013年7月にも始める。各家庭の事情に応じて
適切な方法を紹介するもので、脱原発を後押しする狙いもありそうだ。
(中略)
エネルギー・コンシェルジュは、再生エネに関する諸制度や機器に通じた相
談員。区で相談員を登録しておき、要請に応じて家庭に派遣する。(中略)
世田谷区は13年度予算案に人件費を計上する。4月から人選と窓口づくりに
着手し、7月にも相談業務を始めたい考え。
2012年10月23日(火) 地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.10月19日(金)官邸前抗議行動の報告
福島の声を圧殺するな-国会記者会館管理者のひどさ
被災地の惨状を知って復興予算を使え!(斎藤なぎさ)
★2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇明治学院大学の国際平和研究所「2012年度秋学期」
「平和・開発・人権」B ~原発危機の分断を越えて~
白金校舎 毎週金曜日5時限(16:25~17:55)2101教室
★3.新聞・雑誌から
◇「地下水くみ上げ」が地震誘発 昨年スペインでM5.1、英科学雑誌に発表
高圧水注入も引き金に(10月22日 茨城新聞より)
◇「第三極で地殻変動」 橋下ブレーン、小沢に鞍替え(10/20日刊ゲンダイ)
◇JA茨城県中央会も「脱原発」 東海第2の再稼働反対決議へ
(10月20日 茨城新聞より)
◇東電、東通村にも「寄付」 福島原発事故後に7600万円(10/22 朝日新聞)
◇世田谷区 脱原発後押し 電力選びの個別相談(10/22 東京新聞より)
━━━━━━━
◆あす24日(水)原発についてみんなで観ようワンコイン上映会
『世界に衝撃を与えた日・広島原爆』ほか
日時 18:30開場(特典映像の上映あり)、19:00開始 参加費500円
場所 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4階)
事前予約不要、直接会場へお越しください。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.10月19日(金)官邸前抗議行動の報告
│ 福島の声を圧殺するな-国会記者会館管理者のひどさ
│ 被災地の惨状を知って復興予算を使え!
│ 他の事に流用なんておかしい。怒っているぞ。
└────(斎藤なぎさ たんぽぽ舎ボランティア)
金木犀の香る中、官邸前に向かうと、国会記者会館前で幟旗をめぐりひと悶
着あった。福島県浪江町から月2回抗議行動に参加している安斉健治さんに話
を聞いた。
安斉さんが『なくせ 原発 なみえ』の幟竿を国会記者会館の鉄柵に括りつ
けようとすると職員に注意された。納得のいかない安斉さんが責任者に説明を
聞きたいと申し出ると、元記者である佐賀年之事務局長が来て、ここは「国有
財産だから」使用する事はできない、このことは「官僚から言われた」と言う。
瀬川さんという女性記者が安斉さんを加勢して一緒に30分程抗議をしたところ、
事務局長はしぶしぶ引き下がり後始末はして帰るようにと捨て台詞。怒りおさ
まらぬ安斉さんが「それでもジャーナリストか!」と言葉をぶつけると、事務
局長は情けない顔をしたと言う。
これまでにも国会記者会館は、デモ参加者にトイレを貸さない、インター
ネットメディアとフリーランス記者に屋上からの撮影を許可しないなど悪評が
立っていた。国有財産である国会記者会館を記者クラブが私物化して納税者を
締め出しているという構図である。今回は福島の声を圧殺しようとした。許さ
れない行為である。
1分間スピーチで福島の惨状を伝える声は切実であった。第一原発近くから
着の身着のまま逃げてきたという女性は「今も避難所生活をしている。復興予
算で仮設アパートを建てるかと思っていたら、よそに予算を使ってしまった。
家族はバラバラ。東電の家族に一日でも避難所生活をしてみて、と言いたい」
と訴えた。双葉町を撮った監督は「まだ180人が廃校に住んでいるが賠償され
ていない。されたとしても少しで、古い家に住んでいた人には120万円しか
出ないので、人生をやり直せない」と指摘した。福島からの女性は「避難プロ
ジェクトに参加したある子どもが、芝生に大の字になって寝そべることができ
たと、とても喜んでいた。もっと多くの子どもに体験させたいが、国から予算
が出ないので難しい。19兆円の復興予算が、変な使い方をされないよう監視
する必要がある」と締めくくった。
連日、復興予算が被災地の再建と無関係な事業に使われている、という記事
を目にする。それも「納税者のため」や「地震に備えるため」というのが理由
である。もしそうであるならば、真っ先に復興予算を被災者のために使うべき
である。納税者は復興予算がそれ以外の事に使用されるのを怒っている。また
巨大地震を危惧するならば、最初にやるべきことは原発を止める事であろう。
☆次回(第29回)は10月26日(金)午後6時~8時
皆さん一緒に参加し、声をあげましょう!
┏┓
┗■2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆明治学院大学の国際平和研究所で、2012年度秋学期がはじまっています。
一般の方も聴講できます。ぜひご参加ください。
(予約不要、直接教室へお越しください)
【「平和・開発・人権」B ~原発危機の分断を越えて~】
【白金校舎 毎週金曜日5時限(16:25~17:55)2101教室】
・11月9日 『原発災害の中で、これからの社会を構想する』
講師 勝俣誠さん (国際学部教員、PRIME所長)
・11月30日 『放射能から子ども達を守るネットワーク』
講師 吉野裕之さん (子供たちを放射能から守る福島ネットワーク)
・12月7日 『反原発デモは社会を変えたのか?』
講師 小田原琳さん、木下ちがやさん、石原俊 (PRIME所員)
・来年1月4日『311後の社会をめぐって』
講師 猪瀬浩平さん(PRIME所員)
講義の全日程はホームページをご覧ください。
http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/heiwa/heiwagaku/heiwaga
ku2012_shirokane.html
※問い合わせ
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
電話 03-5421-5652 FAX 03-5421-5653
メール prime@prime.meijigakuin.ac.jp
※白金校舎(東京都港区白金台1-2-37)へのアクセス
http://www.meijigakuin.ac.jp/access/
┏┓
┗■3.新聞・雑誌から
└────
◆「地下水くみ上げ」が地震誘発 昨年スペインでM5.1、英科学雑誌に発表
高圧水注入も引き金に
(10月22日 茨城新聞より)
昨年5月にスペイン南東部の地方都市ロルカを中心に大きな被害が出たマグ
ニチュード(M)5.1の地震は、長年の地下水くみ上げに伴う地盤沈下が引き
起こした可能性が高いとする研究結果を、カナダやスペインのチームが22日付
の英科学誌に発表した。
この地震は深さ2~4キロと非常に浅い場所で断層が動いて被害が拡大した。
チームはコンピューター解析で、局地的な地盤沈下により地殻に異常なゆがみ
が生じていたことを確かめた。
高圧の水を地中に送り込む新型天然ガス「シェールガス」の採掘や二酸化炭
素(CO2)を地中を貯留する手法など、新たな技術にも警鐘を鳴らす内容。
チームは「地震が発生しやすい場所で地中に人為的な変化を与えると予想外の
影響が出る」と指摘している。(中略)
米研究評議会は6月、地球温暖化対策として注目される、大量の二酸化炭素
(CO2)を地中に貯留する手法も地震を起こす可能性があると指摘。「影響を
さらに評価する必要がある」としている。
◆「第三極で地殻変動」 橋下ブレーン、小沢に鞍替え
(10月20日 日刊ゲンダイより)
ドイツを訪問し、脱原発の現状を視察している「国民の生活が第一」の小沢
代表。環境相や商工会議所、消費者団体の幹部らと、連日、精力的な面談日程
をこなしているが、この同行団の中に橋下徹・大阪市長のブレーンがいること
をご存知じか。いや、正確には形だけのブレーンと言うべきで、いまや、考え
方にギャップがある。かつての橋下ブレーンが小沢に鞍替えしつつあるのだ。
第三極の中でも静かな地殻変動が起きている。
小沢のドイツ訪問に同行したのは「脱原発弁護団全国連絡会」代表の河合弘
之氏。M&A訴訟でも活躍している辣腕ビジネス弁護士だが、2人の急接近に
は必然的理由がある。
もともと「大阪府市エネルギー戦略会議」のメンバーだった河合氏は、もと
改革派経産官僚の古賀茂明氏や「環境エネルギー政策研究所」の飯田哲也所長
らとともに大飯原発再稼働反対の立場で今夏の電力需給問題などに取り組んで
きた。しかし、「大阪府市エネルギー戦略会議」は突然、休止に追い込まれ、
橋下市長への脱原発への意欲も目に見えて急低下したのは、周知の通りだ。そ
こに小沢登場である。脱原発の姿勢を鮮明にし、今月15日の会見では「今夏は
歴史的猛暑だったが、原発再稼働なしで電気は足りた」と言い切った。
「口にこそ出して言いませんが、河合氏が橋下氏に失望し、小沢氏に期待を
寄せているのは間違いないでしょう。そうしたら、小沢氏のドイツ訪問に同行
した。小沢代表は『河合弁護士から脱原発派の市民団体の意見を聞きたい』と
言っています。両者の接近は本物です」(後略)
◆JA茨城県中央会も「脱原発」 東海第2の再稼働反対決議へ
(10月20日 茨城新聞より)
JA県中央会の加倉井豊邦会長は19日、県JA大会(25日、小美玉市)で決議
する活動方針に、「日本原電東海第2原発の再稼働反対」と「将来的な脱原
発」を盛り込むことを明らかにした。東京電力福島第1原発事故の影響が依然
尾を引く中、「東海第2で事故が起きたら影響は福島の比ではない」とし、全
国農業共同組合中央会が11日に打ち出した「将来的な脱原発」方針に足並みを
そろえる形だ。(中略)
福島第1の事故で、県内農林畜産業は出荷制限や風評被害に苦しめられ、東
電への賠償請求総額は9月末時点で約393億6700万円にのぼっている。
(中略)
加倉井氏は「東海村臨界事故で懲りたわけで、(福島第1原発事故に続き)
3度目があってはならない」と話した。(後略)
◆東電、東通村にも「寄付」 福島原発事故後に7600万円
(10月22日 朝日新聞より)
東京電力が福島第一原発事故後、青森東(ひがしどおり)通村に対し、7600万
円を支払っていたことが朝日新聞の調べでわかった。東電は東通原発(同村)
の建設費をして処理したが、経済産業省が「寄付金に近い」と判断している。
東電は事故後、同じ名目で隣の同県六ケ所村にも約2億7千万円を支払って
いた。(中略)
経産省は今年7月、東電の家庭向け電気料金の値上げ申請を受けた審査で、
東電の両村への支出について「電気を供給するうえで必須とはいえず、寄付金
や地元対策費に近い性質を持つ」と判断。今年度分以降の支出について、電気
料金算定の基礎となる経費「原価」に組み込むことを認めなかった。(後略)
◆世田谷区 脱原発後押し 電力選びの個別相談
(10月22日 東京新聞より)
東京都世田谷区は選べる電力への取り組みとして、再生可能エネルギーの導
入方法などを区民にアドバイスする「エネルギー・コンシェルジュ(仮称)」
制度を導入する方針を決めた。2013年7月にも始める。各家庭の事情に応じて
適切な方法を紹介するもので、脱原発を後押しする狙いもありそうだ。
(中略)
エネルギー・コンシェルジュは、再生エネに関する諸制度や機器に通じた相
談員。区で相談員を登録しておき、要請に応じて家庭に派遣する。(中略)
世田谷区は13年度予算案に人件費を計上する。4月から人選と窓口づくりに
着手し、7月にも相談業務を始めたい考え。