忍者ブログ

NUCLEAIRE

ニュークレール情報板
[212]  [213]  [214]  [215]  [216]  [217]  [218]  [219]  [220]  [221]  [222
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

たんぽぽ舎です。【TMM:No1790】
2013年3月28日(木)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
 
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.「安全基準」はまちがった表現、「規制基準」が正確な表現
   「安全」宣伝にごまかされない 言葉にもっと敏感になろう
                      柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.メールマガジン読者からのイベント案内(問い合わせは主催者へ)
  ◆3/31公開学習会のご案内
   「内部被ばく」こうすれば防げる
    ~放射能を22年間測り続けた女性市議からのアドバイス~
★3.新聞・雑誌より2つ
  ◆「原発新基準対策5年猶予撤回を」 市民団体、規制委に要望
                   (3月27日東京新聞より抜粋)
  ◆損保 地震保険、大幅値上げへ  (3月27日朝日新聞より)
★4.テント日誌3/24日(日)経産省前テントひろば561日目
   ~桜が満開となったこの日、日比谷野音では「原発被災者と
   支援者の集い」が行われ、テントへは有難く無い訪問者が~
                        (Toku-san)
━━━━━━━
※3/29第48回首相官邸前抗議行動
  日時:3月29日(金)18:00から20:00
  主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
 関西電力大飯原発再稼働反対の抗議を始めてから、一年が経ちます。
今週は初心に戻り首相官邸前に集合!(今週のみ国会前ステージは設置しません。
来週はまた国会前ステージが復帰します。)
 たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
 16:00、たんぽぽ舎出発。17:00「経産省前テントひろば」集合。
 17:20に1~5班にわかれて官邸前へ出発。20:20テント前にて総括集会。
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.「安全基準」はまちがった表現、「規制基準」が正確な表現
 |  「安全」宣伝にごまかされない 言葉にもっと敏感になろう
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
 
○3月28日の東京新聞報道。「安全基準」やめて、「規制基準」に-読者の指摘
で原子力規制委(田中委員長)
○もともと原子力規制委員会-原子力規制庁の発足の時に、名称について、原子
力ムラ(実は原子力利権共有帝国)は、安全庁-安全委員会の単語を使いたかった。
持てる権力を使って色々働きかけたと思われるが、本来の趣旨に反するので、最
後は規制庁-原子力規制委員会という名称に決まった。この経緯からいけば、原
子力規制委(田中委員長)がこの間「安全基準」という単語を使っていた、又はほ
っといたということ自体がおかしい。
 
○国民のパブコメが3000件あろうと5000件あろうとムシする規制委。それが匿名
の男性読者の指摘で田中委員長がすぐ、27日「安全基準」をやめて、「規制基準」
に変えるといった。この急変の理由は何だろうか?柳田が推測するに、「安全基
準」と言って、近い将来に原発事故が発生したら(残念ながら、その可能性あり)、
規制委が責められる。故に自分の保身も含めて「規制基準」と変えたのではない
かと思う。「安全基準」よりは「規制基準」の方がより正確な単語で、それはそ
れでいいのだが…。
 
○なお、私たちは、この2ヶ月ほど安全基準でなく、規制基準という単語をなる
べく使用してきた。今後、電力会社、規制委、政府の使う単語にもっと敏感にあ
りたい。反原発運動の前進のために。
 
 
┏┓
┗■2.メールマガジン読者からのイベント案内(問い合わせは主催者へ)
 └──── 
 
 ◆3/31公開学習会のご案内
 
 牛久市など茨城県南部では、3・11原発事故での放射能汚染による健康被害
を心配する、小さな子どもを育てている母親などが、自治体などに対策を求めて
運動を進めています。
そのような中、牛久市では次の公開学習会が開催されます。参加をお待ちしてお
ります。
 環境学習同好会 公開学習会
   「内部被ばく」こうすれば防げる
  ~放射能を22年間測り続けた女性市議からのアドバイス~
 
講 師:漢人明子(小金井市議会議員)
日 時:2013年3月31日(日)PM1:30~4:00
参加費:無料
場 所:茨城県牛久市中央生涯学習センター
主 催:環境学習同好会
共 催:原発いらない牛久の会・生活クラブ生協茨城牛久支部委員会・常総生活
協同組合
協 賛:脱原発ネットワーク茨城
問い合わせ:080-5193-5218 藤田茂輝(たんぽぽ舎会員)
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より2つ
 └──── 
 
 ◆「原発新基準対策5年猶予撤回を」 市民団体、規制委に要望
 
 原子力規制委員会が原発の新規制基準導入に向け、一部の対策に5年の猶予期
間を設ける基本方針を示したことに対し、「原子力規制を監視する市民の会」が
26日、撤回を求める要請書を規制委事務局に提出した。
 要請書では「安全のためには何でもするのが規制委の出発点だったはずが、安
全よりも電力会社の都合を優先した」と批判。「地震も津波もテロも猶予期間を
待ってくれない」と指摘した。
 井野博満東京大名誉教授は同日、都内での会見で「猶予する理由の明確な説明
がない。できることは全てする姿勢が大切だ」と強調。元原発設計技術者の後藤
政志氏も「猶予期間に事故が起こらない前提に立っている。事故があれば最悪の
事態になりかねない」と訴えた。(後略)  (3月27日東京新聞より抜粋)
 
 
 ◆損保 地震保険、大幅値上げへ
 
 地震保険料が来年7月から大幅に値上げされそうだ。損害保険各社でつくる団
体が最大30パーセントの値上げを発表した。東日本大震災で保険金支払いがかさ
み、財源不足になったため。地震の危険度に応じた地域区分も見直す。
 (3月27日朝日新聞より)
 
 
┏┓
┗■4.テント日誌3/24日(日)経産省前テントひろば561日目
 |  ~桜が満開となったこの日、日比谷野音では「原発被災者と
 |  支援者の集い」が行われ、テントへは有難く無い訪問者が~
 └──── (Toku-san)
 
 この日の東京は、花曇り。前日までとは違い少し肌寒く感じるくらいの陽気で
ある。天気予報では、夜には一部で雨が降るという。先週の金曜日の夜に規制庁
の抗議へ行った際に赤坂一丁目~六本木一丁目に続く桜並木は、満開を迎えてお
り、多くの人達が、写真を撮影していたが、満開の桜の見ごろも今日までのよう
だ。
 
 14時からの「原発被災者と支援者の集い」のデモに間に合うように新橋へ向か
っていると、テントのスタッフのTさんから連絡が入った。右翼団体の街宣車が
テントへやって来て、拡声器を使って、テントへ罵声を浴びせて行ったという事
だった。日比谷野音に行く前にテントに寄って確認したところ、以前テントに来
た事がある全国組織の右翼団体の街宣車が7台くらいテントへやってきて、内2台
が歩道に乗り上げ、テントの前まで車をつけたということだった。完全に道交法
違反。それだけでなく、たいへん危険な行為である。警察は断固同じ様な行為を
許さないで欲しい。
 
 デモの出発時間が迫って来たので、テントにいらした方に後をお願いし、トラ
メガとジャンべ(アフリカの太鼓)を持って、日比谷野音に向かった。途中、集
会に参加されて、テントへ向かう方とすれ違ったのだが、デモは中止になって、
代わりに参加者との質疑応答が行われる事になったという事だった。デモに不慣
れな方達が多いと思って、盛り上げるために準備してきたので、ちょっと残念。
野音の中に入ると、ちょうど、集会は休憩中だったが、参加者の方は、会場の前
半分くらいにいらっしゃる程度、わざわざ福島から被災者の方が大型バスが2台
でいらしたにも関わらず、東京側で参加した支援者の数が少ないのは非常に残念
である。
 休憩が終わってからも福島からいらした様々な立場から被災者の方達の話が続
いた。「まだ、事故が終息していない中、安易に戻そうという政府の対応は無責
任だ。政治家が住めばいい。」「保証金をもらって酒を飲んだり、パチンコばか
りしていると言うが、仮設に引きこもって鬱になるくらいなら、酒を飲んだり、
パチンコをしたりした方がいい。」
 原発事故により、被害を受け、生活の糧、生きがいを奪われた方の切実な声で
ある。集会が終わり、野音で一緒になったAさんと一緒に野音の裏に停めてあっ
た福島の方達が乗ったバスをお見送りした。わざわざ東京まで訴えにいらして、
集会後どこにも寄らず、バスでトンボ帰りである。見送りの人数はその場にいた
数人程度しかいなかったが、もっと多くの人数で見送り、勇気づけてあげたかっ
た。6月に原発被災者の方が参加される集会とデモが開催されるという事なので、
テントとして、全面的にバックアップ出来ればと思う。
 
 見送りを済ませ、西幸門から外に出て、日比谷公園を後にテントの方へ向かお
うとしたところ、テントと反対側の東電方面から、デモ隊のシュプレヒコールが
聞こえて来た。よく見ると、内幸町の交差点の先に日章旗をたくさん掲げたデモ
隊の姿が見えた。そう言えば、この日は、日比谷公園をゴールとした右系の「日
教組」を批判するデモが予定されていた。急いで、テントへ戻ると、テントのス
タッフの方にも状況が伝わっていて、テントの外に出していたパイプ椅子を片付
けられていた。本当に歓迎出来ないお客さんが多い一日だ。テントに来ていない
スタッフの方に状況を連絡し、デモ後に集会が行われている日比谷公園の中幸門
まで引き返してみた。集会は、その場で解散したようで、まとまってテントへ来
る可能性は低そうだったので、テントへ戻ると、デモに参加たと思われるテント
によく来る男性が来て、いつもの通りトラメガを使って罵声を浴びせ、帰って行
ったという事だった。その後、暫く警戒体制をひいていたが、テントへ嫌がらせ
に訪れる可能性が少なかくなったので、宿泊当番の準備をするために一度帰宅す
る事にした。日比谷野音で開催されるに参加した後、当番まで時間があるので、
千鳥ヶ淵の通り抜けに行ってみようと思っていたが、残念ながら、行けなくなっ
てしまった。泊まり番の時に時間を作って、外務省前の桜並木と日比谷公園の桜
を見に行こうと思う。
PR
たんぽぽ舎です。【TMM:No1789】
2013年3月27(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
 
                          転送歓迎
 
━━━━━━━
★1.三重水素・トリチウムを海洋投棄しようと考えている東電と
   それを事実上容認する規制庁?
       山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.武藤類子さんは「関西2万人行動」で福島の現状を訴えた
   IAEA福島常駐による新たなる原発・放射能安全神話の流布に
   私たち一人一人が手から手と横に拡がる活動が必要 〔下〕
★3.経産省前テントを守ろう!イベントのご案内
   3月31日(日) 経産省前テントひろば@第2テント
       「句会とDVD上映」乱鬼龍さん(川柳人)
★4.東電の責任追及求める
       パート 星川 まり57(東京都府中市)
★5.新聞・雑誌から
   活断層 あわや見逃し 敦賀原発 怪しいずれ 原電口つぐむ
      (東京新聞3月23日より抜粋)
━━━━━━━
0329大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議
主催:首都圏反原発連合
日時:3月29日(金)18:00~20:00
場所:首相官邸前
関西電力大飯原発再稼働反対の抗議を始めてから、一年が経ちます。
今週は初心に戻り首相官邸前に集合!(今週のみ国会前ステージは設置しません。
来週はまた国会前ステージが復帰します。)
━━━━━━━
 
┏┓
┗■1.三重水素・トリチウムを海洋投棄しようと考えている東電と
 |  それを事実上容認する規制庁?
 └────          山崎久隆(たんぽぽ舎)
 
 水の場合、1リットルは1000ミリリットルです。言い換えるなら1立法セ
ンチメートルの千倍が1kgです。
 トリチウムの排出規制値については、経産省告示(実用発電用原子炉の設置、
運転等に関する規則の規定に基づく線量限度等を定める告示)に定められた基準
は6万ベクレル/リットルです。ところが今の東電福島第一原発の汚染水には東
電によれば1300ベクレル/1ミリリットル含まれているそうです。これは言
い換えるならば130万ベクレル/リットルであり、告示の約22倍の濃度です。
これでわかるとおり、このまま排出など出来ません。しかし逆に言えば22倍以
上に希釈すれば排出できるということに「法律上は」なってしまいます。
 今後予想される「重大事件」としては、汚染水から多核種除去装置(ALPS)
を経て、トリチウム以外はほとんど取り除かれた「ということにして」この汚染
水を、例えば敷地内のドレンピットからくみ上げられるセシウムの濃度が「1ベ
クレル/ミリリットル」以下の「汚染されていない地下水」と22対1の割合で
混ぜて放出する恐れが出てきました。
 薄めようと何をしようと汚染は汚染なので、環境影響を免れることは困難です。
薄めて流すということは汚染を拡大させることに等しいのです。
 福島県の漁民は、なんとかセシウムなどの影響を受けないで漁業が再開できる
よう、調査漁業等を通じて取り組んでいるというのに、加害者である東電はさら
に大きな汚染物質を排出しようとしているのです。
 【トリチウム】三重水素 水素原子核は通常は陽子一個のみだが、中性子が一
つくっつくと重さが約二倍になり「重水」と呼ばれる。二つくっつくと重さが約
三倍になるので「三重水素」すなわちトリチウムと呼ばれる。いずれも放射性同
位元素でトリチウムの半減期は12.3年、ベータ線を出して陽子二個の「ヘリウム
3」に変化する。
 六ヶ所再処理工場ではこれを年間1.8京ベクレルまで放出する計画である。
 宇宙放射線により大気圏上層で自然に造られているため、環境放射性物質とし
てはカリウム40に次いで被曝量が多く、年間0.3ミリシーベルト程度はトリ
チウムの影響であると考えられている。しかし天然自然にあるからといってそれ
に人間が追加放出すれば当然ながら被曝量は増える。「合理的に実行可能な限り
低く被曝量を管理する」ことが、放射線被曝規制の基本的考え方であるから、全
く不合理に出現した福島トリチウムの被曝を「引き受けなければならない合理的
理由」などは、およそ存在しない。しかも水となって半減期12.3年で地球上
何処にでも動き回るトリチウムの性質上、福島で放出しても地球被曝になるから、
世界中に被曝の影響を拡散することになる。再処理工場からのトリチウムと同様、
理不尽としか言いようがないであろう。
 
┏┓
┗■2.武藤類子さんは「関西2万人行動」で福島の現状を訴えた
 |  IAEA福島常駐による新たなる原発・放射能安全神話の流布に
 |  私たち一人一人が手から手と横に拡がる活動が必要 〔下〕
 └──── 
 昨年12月、郡山市においてIAEAと日本政府の共催で、加盟国100カ国以
上が参加する国際閣僚会議が行われました。その中では、大半の国がIAEAの
基準の下に新しい「安全な原発」を推進していくそうです。「被災地福島県は安
全」と宣伝され、原子力産業の巻き返しを印象づけたこの国際会議に、非常な違
和感と不安を覚えました。
 そして福島県は、190億円という莫大な予算を投じて、県内2カ所に「環境
創造センター」を設立しました。除染・廃棄物処理、さらには放射線に対する教
育、広報についての研究をすると謳っています。
 また、IAEAが福島県に常駐するといわれています。チェルノブイリ原発事
故後、WHOと協定を結んで、チェルノブイリ原発事故の健康被害の実態情報を
外に出させず、研究をさせない役割をしてきたIAEAが福島に来ることに対し
て、とても危機感を感じています。
 そして一番の問題は、意図的に、あるいは無意識に行われる人々の分断です。
賠償範囲の線引き、新たなる放射能安全神話の流布、等々の中で人々は、さらに
引き裂かれ、または互いを気遣ってものが言えなくなる状況があります。私たち
が抱える問題は複雑化し、細分化されています。
 私たちの怒りと悲しみは消えることはありませんが、この2年間、ただ怒りに
身を任せてきたわけではありません。調べ、学び、自分を顧み、助け合い、声を
あげてきました。怒りの表現はさまざまですが、困難を極める中で、私たちは今、
冷静さと明晰さを併せ持つ怒りが必要だと思います。
 たきびの火は、最初に薪の表面を燃やす炎はとても深い赤で、炎は激しく動き
まわります。やがて燠ができると、静かなトロトロとした炎になり、明るい朱色
になります。そして、最も高熱を発する時には、光の玉を描くように白い炎とな
ります。深く美しい成熟した火をそこに見ます。
 怒りもまた、成熟したものは、新しい世界に向け、何かを変えていこうとする
深く美しい怒りとなるのではないでしょうか。生きる尊厳を奪う者、そして命を
ないがしろにする者に、私たちは真っ直ぐにその怒りを向けていきましょう。も
しかしたら、それを自分自身の中にも見つけざるを得ないことがあるかもしれま
せん。
 最後に、嬉しいニュースをひとつお伝えします。昨年始めた、福島原発事故の
責任を糺す告訴運動が、第1次で1300人余り、全国第2次告訴で14000
人を越え、今年1月から始めた「厳正な捜査と起訴を求める緊急署名」は、わず
か2カ月で10万筆を突破しました。
 1人の手から10人の手に、そしてさらに10人の手に、つながりがどんどんと横
に拡がる実感があります。一人ひとりが自分を磨きつつ手をつなぎ、共に歩んで
まいりましょう。
※人民新聞3月15日より。人民新聞社編集部の「了解」を得て掲載。
 
┏┓
┗■3.経産省前テントひろばを守ろう!イベントのご案内
 |  「句会とDVD上映」乱鬼龍さん(川柳人)
 └───3月31日(日) 経産省前テントひろば@第2テント
 
「原発推進の安倍政権に変わって、「経産省前テントひろば」は緊迫した状況が
続いています。脱原発の活動を続けるため、テントにはいつも大勢の人の来訪が
必要になってきました。そこでテントひろばを応援する仲間が「上映と川柳句会」
を企画しました。反戦川柳作家・鶴彬(つる・あきら)のドキュメンタリー映画
を観た後、川柳句会をいたします。なお、ネットやメールからの投句はできませ
ん」
日 時:3月31日(日)14時スタート(13時半受付)
会 場:経産省前テントひろば@第2テント
選 者:乱鬼龍さん(川柳人)
内 容:DVD「鶴彬 こころの軌跡」14時上映
    (神山征二郎監督/90分/2009年作品)
    句会(席題は2題/各2句吐。会場で発表)
参加費:無料。カンパ歓迎。入選句には景品贈呈。
定 員:20名(要予約) 終了後、交流会。
主 催:テントひろば応援プロジェクト
予約先:E-mail  takibinokai_poem@yahoo.co.jp(わかち)
    携帯  070-6472-1947(乱)
協 力:経産省前テントひろば
 
┏┓
┗■4.東電の責任追及求める
 └────    パート 星川 まり57(東京都府中市)
   
 私は福島第一原発事故により被害を受けた市民たちが東京電力の刑事責任を問
うて、検察庁へ捜査・起訴を要請している「福島原発告訴団」に加わっている東
京在住者です。
 東電が国会事故調査委員会に虚偽情報を伝え、福島原発の現地調査を断念させ
ていたことが判明しました。事故原因究明に結びつく現地調査の早急な再開を望
みます。東電の情報隠蔽で対策が立ち遅れ、甚大な健康被害が拡大しています。
このまま東電の放射能汚染被害を免責する前例をつくれば、今後も原発・核関連
施設が無責任に事故を起こす可能性が高くなります。また、年間一ミリシーベル
ト以下の環境で子どもたちが成長できるよう対処するのも当然の責任と考えます。
 東電の強制捜査に入り、事故原因の究明を行って刑事責任を問うように、検察
の心ある真摯な対応をお願いいたします。
 
┏┓
┗■5.新聞・雑誌から
 └────
◆活断層 あわや見逃し 敦賀原発 怪しいずれ 原電口つぐむ
(東京新聞3月23日より抜粋)
-前略-1,2号機の東約二百メートルには大きな活断層「浦底断層」がある。山
肌が削られ、地層があらわになった七階建てビル相当の広大な斜面が広がる。地
層を調べるための試掘溝もあちこちに掘られている。 -中略-
実はその三日ほど前、原電開発計画室幹部の神谷昌伸(46)は現地からある報
告を受けていた。「何か複雑な地層のずれが見つかった」
浦底断層の西側に掘られた試掘溝で見つかったずれは、後に敦賀原発の運命を左
右することになる。
 原電は、島崎が下見をした際、ずれの存在を知らせなかった。現地調査の前日、
規制委を通じて専門家チームに配られた資料にもずれのことは記されていなかっ
た。 -中略-
 調査当日、あらためて配られた資料に、ずれの線が書き加えられ、小さく「せ
ん断面」と記されていた。専門家がずれの近くに差しかかっても、原電は自ら説
明しようとはしなかった。
資料を手に一つ一つ地層の状況を確認していった専門家は、ずれを見逃さず、
「これは何ですか」と原電にただしたが、担当者は「分かりません。われわれは
まだ(なぜこのずれができたのか)解釈ができていません」と言うのみだった。
 -中略--
原電の意図がどうであれ、十二月十日、専門家チームは、このずれは2号機直下
に延び、浦底断層を連動して動く活断層だと全員一致で判断した。委員長の田中
俊一(68)は「再稼働の審査はできない」と、事実上の廃炉勧告を出した。 
この後、原電はなりふり構わぬ猛反撃を開始する。-後略-
たんぽぽ舎です。【TMM:No1788】
2013年3月26日(火)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
 
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.「原発被害者と支援者の集い」に参加して~
   原発被害者生活保障法をつくれ
   被害者と支援者が初めて一同につどった珍しい集会
                渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.武藤類子さんは「関西2万人行動」で
   福島の現状を訴えた  (文責・編集部)
   福島は、雪解けとともに、雪で遮蔽されていた放射線が徐々に
   上昇しています。春先の強い風に放射性物質が舞う季節 〔上〕
★3.新聞・雑誌より
  ◆「避難生活 議員もしてみて」 原発被災者 日比谷で苦境訴え
                             (3月25日東京新聞より抜粋)
  ◆自主避難 もうできない? 国の家賃補助申請 打ち切り
   1世帯6万円が自己負担に      (3月25日東京新聞、こちら特報部より抜粋)
━━━━━━━
※3/27藤田祐幸さん講演会のお誘い
 
  テーマ:『フクシマ後を生きる』
 日  時:3月27日(水)18:30開場 19:00より
 講  師:藤田祐幸さん(元、慶応大学。長崎から上京されます)
 会  場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
 主  催:たんぽぽ舎と「スペースたんぽぽ」  参加費:800円
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.「原発被害者と支援者の集い」に参加して~
 |  原発被害者生活保障法をつくれ
 |  被害者と支援者が初めて一同につどった珍しい集会
 └──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
 
 3月24日(日)、日比谷公園・野外大音楽堂に於いて、原発被害者の会(略称)
+原発被災者義援の会(共催)の「原発被害者と支援者の集い~応援している人
がたくさんいるということを、見せていきましょう」が開催されました。
 東京電力福島第一原発事故から2年が過ぎました。今なお、16万人以上の被災
者の方々が避難生活を余儀なくされ、今後の生活の見通しも明確でない、不安定
な状態に置かれています。
 本集会には、福島現地から約100人の被災者の方々、及び約300人の支援者の計
400人が集いました。
以下に、アピールされた方々及びその内容を簡単に紹介します。
 
1)吉野正芳さん:衆議院議員(自民党、福島選出)
・一向に進まない復興に政治家として責任を感じている。放射線量を下げただけ
では、ふるさとには戻れない。生活するための収入の保障、インフラ整備、コミ
ュニティの再構築等、被災者の立場に立った施策を目指す。
 
2)吉田栄光さん:福島県議会議員(自民党)
・東京電力福島第一原発事故から2年が過ぎ、事故が風化しようとしている。今
月の18日に起きた1号機、3号機、4号機、そして共用プール停電事故に対し、
東京電力のみならず福島県当局が2年前の大事故の教訓を学ばず、旧態依然と、
その場しのぎの無責任な対応しか出来ないことを露呈した。私たちのふるさとを、
事故以前の姿に取り戻すことが必要です。
 
3)矢内世夫さん:富岡町出身、原発被害者義援の会代表
・原発被害者義援の会は、震災前の生活レベルを取り戻すこと、及び放射能の健
康被害にはしきい値が無いので年間1mSvにこだわることを柱に活動している。
「原発被害者生活保障法」の制定を求める運動。悲観的にならずに、前向きに生
きましょう。私たち支援者は、あなたたちに付いて行きます。
 
4)桑原豊さん:環境実態調査者、浪江町にて農業を営む
・自分の育てた農産物には、自信と誇りを持っていた。悔しくてしょうがない。
放射性物質について理解しないと、自分自身の命は守れない。
 
5)満田夏花さん:FoE JAPAN
・福島県健康管理調査結果で甲状腺がん発生が3名、疑いが7名。「原発事故子
ども・被災者支援法」の未実施の憂うる状況。私たちは、常にあなたたちと共に
あります。
 
6)福島県浜通り地区の6名の被災者の発言が続いた。先祖伝来の土地、家族、仕
事、生きがい、老後の安寧、地縁、血縁で結ばれたコミュニティ、恵まれた自然
等のふるさとを一瞬にして奪われた悔しさ、無念、怒りが、アピールされました。
その中で、特に驚いたことは、「仮設病」と呼ばれる健康被害が発生していると
の報告でした。
仮設住宅で余儀なく避難生活をしている高齢者が、頭痛、めまい等の症状を訴え
ているが、内科医、耳鼻科医に診察を受けても原因不明で、「仮設病」と扱われ
ているとのこと。また、高齢者の死亡が、仮設住宅17世帯中、5世帯であったこ
と。原発事故のため長期間に亘る過酷な避難生活が、過大なストレスを引き起こ
し、健康や命を脅かしている現実などです。
 
7)柳田真さん:たんぽぽ舎
・本集会は、とてもよい内容の集会でした。被災者の皆さんの生の声と支援者の
声がこだましました。今後、福島事故を風化させないため、そして原発再稼働を
阻止するためには、福島の被災者の方々の経験されている事故の悲惨さ、避難生
活の苦しさなどの生の声を挙げてもらうことが、大きな力となります。福島から
学び、被災者を支援するため、私たちの声、知恵、力を出して行きましょう。
次の集会の時、支援者としてたんぽぽ舎も協力させていただきます。
私たちは、”福島”を、忘れない。
 
 
┏┓
┗■2.武藤類子さんは「関西2万人行動」で
 |  福島の現状を訴えた  (文責・編集部)
 |  福島は、雪解けとともに、雪で遮蔽されていた放射線が徐々に
 |  上昇しています。春先の強い風に放射性物質が舞う季節   〔上〕
 └──── 
 
 福島は、雪解けとともに、雪で遮蔽されていた放射線が徐々に上昇しています。
春先の強い風に放射性物質が舞う季節でもあります。2重生活が立ちゆかなくな
り、避難先から福島へ戻る人も多くいます。
 爆発した4つの原子炉からは、今も毎日2億4千万Bqの放射性物質が空気中に
放出されています。海に出た放射能の量は、誰にもわかりません。福島原発専用
港で捕獲されたアイナメから、51万Bqのセシウムが検出されました。
 原子炉を冷却する水は、濾過されて大きなタンクに溜められますが、あと2年
でタンクは満杯になるそうです。東京電力は、ストロンチウムを濾過した後、水
で希釈して海に流そうとしています。
 4号機の燃料プールは、もし大きな余震で崩れ落ちたら北半球が大惨事になる
かも知れないのですが、今年11月に、ようやく取り出し作業が始まります。しか
し、地上50m以上の高所作業の安全性は確保されているのか。作業員の被曝はど
れぐらいなのか。誰もが不安に思っています。
 原発内で被曝しながら働く作業員の6割以上は福島県民で、事故で職を失った
人々も多く含まれています。危険手当のピンハネなど待遇の劣悪さが問題となっ
ています。
 また、被曝を伴う除染作業が、十分な防護策もないままに低賃金で強いられて
います。最近、16歳の少年が除染作業員に混じっていたこともわかりました。莫
大な税金が投入される除染は、効果が期待できないばかりか、除染によって出た
放射性のゴミは、袋詰にされてあちこちに積み上げられています。
 
 最近、18歳未満の子どもたちの甲状腺検査(2011年度)の結果が、ようやく公表
されました。約3万8千人の内、「悪性」と診断された子どもが10人いました。
うち3名がガンと確定されました。福島県立医大副学長の山下俊一氏らは、この
結果について「エコーなど医療機器の発達により発見が進んでいる」との見解を
発表。科学検査室などの検査結果でも、「嚢庖や結石の出現率は同じか、むしろ
他県の方が多い」と発表し、「原発事故との関連がない」と結論づけています。
 でも、そんなに簡単に結論づけていいのでしょうか? 健康被害の実情は、
「まだ解らない」のが現実でしょう。
  私たちは、子どもたちの健康被害を心から心配しています。昨年6月に「子
ども被災者支援法」が成立しました。被害者救済の方向性と内容が問われる重要
な法律ですが、具体的な中身は全く決まっていません。この法律が被害者救済法
としてしっかり機能することを、切に望んでいます。皆さんも、子ども被災者支
援法への関心を持っていただきたいと思います。
 福島の中では、8000Bq以上の稲わら・牧草などの農林関係の廃棄物の焼却
実験炉が密かに作られようとしていたり、除染で伐採された木材を使った木質バ
イオマス発電所が作られようとしています。
 放射性物質を焼却する安全性は一体どうなのか? 奇跡的に残っている、比較
的線量が低く安全な地にこのような施設が建てられることに、大きな疑問を感じ
ています。(以下、〔下〕に続く)
※人民新聞3月15日より。人民新聞社編集部の「了解}を得て掲載。
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より
 └──── 
 
 ◆「避難生活 議員もしてみて」 原発被災者 日比谷で苦境訴え
 
 福島第1原発事故で避難している被災者と支援団体が24日、東京都千代田区の
日比谷公園で「原発被害者と支援者の集い」を開いた。福島県内や首都圏で避難
生活を送っている約400人が集まり、先の見えない苦しさや十分な生活保障を訴
えた。
 原発事故の被災者が首都圏で大規模に集まる機会は初めて。事故から2年たち、
風化を防ごうと原発被害者の会(豊口雄幸会長)と原発被災者義援の会(矢内世夫
代表)が呼び掛けた。
 浪江町から埼玉県内に避難している真塩佐知子さん(56)は「表向きは落ち着い
たように見えるが、避難生活が長くなるほど負担が増すばかり。いくら除染をし
ても数年で帰るのは怖いし、何より事故の収束が見えない」と指摘。
 大熊町からいわき市に避難している青山和人さん(61)は「国会議員は2,3カ
月でいいから私たちと生活してみてほしい。何を一番に優先すべきか分かるはず」
と強調。原発再稼働の動きには「経済優先の尻馬に乗ると必ず福島の二の舞いに
なる」と懸念を示した。
 事故直後から被災者の支援活動を続ける矢内代表は、東電による賠償は人生の
再設計には不十分だとし、「国が責任を取り、今の法律でも生活困窮者が救われ
る形にしてほしい」と訴えた。(3月25日東京新聞より抜粋)
 
 
◆自主避難 もうできない? 国の家賃補助申請 打ち切り
 1世帯6万円が自己負担に
 
 福島原発事故による放射能汚染から逃れるために、いまから自主避難を望んで
いる人たちが困惑している。国は自主避難者たちに家賃補助をしてきたが、その
新規申請の受け付けが閉じられてしまったからだ。代替策と位置付けられ、前政
権時代に成立した「原発事故子ども・被災者支援法」の運用は政権交代で事実上、
棚上げされている。被災者の「避難する権利」が奪われた形だ。(後略)
 
◇デスクメモ:自主避難を「勝手に逃げた」と曲解する人がいる。避難するか否
かは、国や電力会社が決めることではない。まして「ただちに影響はない」なん
て言われた日には逃げて当然だろう。東電は賠償を減らしたい。国はゼネコンへ
「名ばかり除染」でカネをまく。避難者たちがたたかれる汚れた背景がある。
              (3月25日東京新聞、こちら特報部より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1787】
2013年3月25日(月)その2 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.「再稼働認めない」 福島の脱原発集会に7000人
                   (3月24日東京新聞より)
★2.全国各地の3月反原発行動~福岡(九州)から函館(北海道)まで
   各地で「さよなら原発」「福島を忘れるな」の声
                   人民新聞3月15日より
★3.ウェブサイト「みどりの1kWh」のご紹介
   ドイツの状況を日本語で伝え、日本で活動する人たちの役に立ちたい
                  今居美月(ドイツ、ベルリン在住)
★4.新聞・雑誌より
  ◆再稼働 現場見てないから 「原発回帰」に反発、福島県議長(自民党)
                  (3月21日東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.「再稼働認めない」 福島の脱原発集会に7000人
 └──── 
 
 福島市で23日、脱原発を求める集会があり、主催者発表では福島県内外から約
7000人が集まった。参加したルポライターの鎌田慧さんは「東京電力福島第1原
発事故は生活を破壊した。もう過ちを繰り返したくない。再稼働は認めない」と
訴えた。
 集会では農業や林業など各界の代表者が厳しい現状を報告。今月高校を卒業し、
県内の大学に進学する同県南相馬市の高野桜さん(18)も壇上に上がった。避難の
都合で家族が山形県と福島県に分かれて暮らす状況を話し、「至る所にモニタリ
ングポストがあったり、家族がばらばらだったりするのが当たり前になっている
のはおかしい」と怒りをぶつけた。(後略)(3月24日東京新聞より)
 
※会場の体育館一杯の人々の大きな写真付きの記事でした。
 
 
┏┓
┗■2.全国各地の3月反原発行動~福岡(九州)から函館(北海道)まで
 |  各地で「さよなら原発」「福島を忘れるな」の声
 └──── 
 
◇福岡市…2000人
 「さよなら原発! 3・10福岡集会」(博多区・冷泉公園)。集会後、二つの
グループに分かれ、九電本店と警固公園(福岡市中央区)に向かって行進。
 小倉北区城内の勝山公園では、山本太郎さんや作家の広瀬隆さんらによる対談
イベント。北九州市が石巻市の震災がれきを受け入れ、焼却処分をおこなってい
ることにも反発の声を上げた。
◇大分市…600人
 さよなら原発集会と脱原発大行進(若草公園)。村山富市元首相は「原発再稼
働にどんな意味があるのか。原発反対の声をまん延させていけば(国も)無視で
きない」と呼びかけた。
 集会後、市中心部約2キロを1時間かけてデモ行進。九州電力大分支社前では、
「原発いらない!」グループ・大分のメンバーらが原発反対を訴えるプラカード
を持って抗議した。
◇佐賀市
 「忘れないで3・11」(佐賀県庁前)。玄海原発の運転差し止めなどを訴える
「玄海原発プルサーマル裁判の会」が開催し、座り込みやリレートークなど。
◇鹿児島市…2500人
 「3・10さよなら原発! かごしまパレード」。デモ隊は、「川内原発1・2
号機の再稼働と、3号機の増設中止を」などと訴えた。パレードはサウンドカー
が登場し、トラクターデモも行われた。
◇長崎市…600人
 「さようなら原発1000万人アクション・ナガサキ」。集会後、JR長崎駅
までパレードした。
◇久留米市…140人
 「さよなら原発! くるめ実行委員会」(両替町公園)。避難住民スピーチな
ど。集会後、西鉄久留米駅まで約2キロをパレード。
◇松山市(愛媛)…400人
 再稼働が取りざたされる伊方原発(愛媛県伊方町)の廃炉などを訴える市民ら
が、市内の公園で集会。同県庁前では「伊方原発再稼働反対」とシュプレヒコー
ルを上げた。
◇高松市(香川)…30人
 「脱原発アクションin香川」。四国電力本店前で、同社の担当者に伊方原発の
廃炉・再稼働をしない・廃炉処理、放射性廃棄物保管に必要な研究者の人材育成
などを求めた要請書を手渡した。
◇鳥取市…100人
 「つながろうフクシマ! さよなら原発鳥取集会」。市民団体「エネルギーの
未来を考える会」の手塚智子共同代表が、脱原発に踏み切ったドイツのエネルギ
ー政策について講演。島根原発3号機が稼働準備を進めていることに触れ、「中
国地方は12年1月から原発ゼロ。電力不足は稼働理由でない」と話した。
◇広島市…1500人
 「つながろうフクシマ! さようなら原発ヒロシマ大集会」。広島県被団協理
事長の坪井直さんは、「(放射線被害など)いろいろな問題で(広島と)共通す
る福島のために、原発はさよならであります」と呼びかけた。その後、繁華街を
行進した。
◇松江市(島根)…20人
 松江市朝日町のJR松江駅前でリレートーク。島根原発(松江市)3号機の建
設反対も訴えた。
◇福井市…1000人
 「3・11メモリアルアクション 原発のない新しい福井へ」。その後、参加者
は「大飯原発を止めよう」などとデモ行進。
◇姫路市…300人
 「原発ゼロ・復興と希望の集会」。原発事故の刑事責任を問う「福島原発告訴
団」団長の武藤類子さんが講演。原発停止が「復興の始まり」と語った。
◇和歌山市
 和歌山城西の丸広場では「福島を忘れない! 原発ゼロ和歌山3・10フェステ
ィバル」。ステージでは大声コンテストがあり、「原発はいらないぞ」「福島を
忘れない」などと叫んだ。同市勤労者総合センターでは、小出裕章・京都大原子
炉実験所助教が講演した。
◇伊勢市・津市(三重)…50人
 「3・11 命ありがとうフェスタ実行委員会」と「原発卒業えじゃないか実行
委員会」が、脱原発パレードとライブなどを行い、原発反対を訴えた。
◇高崎市(群馬)…1000人
 高崎城址公園で集会。「フクシマを忘れるな」などと訴え、JR高崎駅前まで
デモ行進した。
◇岐阜市…500人
 「さよなら原発パレード・ぎふ」。
◇宇都宮市…250人
 「原発ゼロ大行動inとちぎ・まちなかパレード」。
◇甲府市(山梨)…300人
 「さよなら原発まつり」。茨城県から甲府市に避難した女性が演説。涙ながら
に「子どもこそ日本の将来。私の5歳の娘が大人になったとき、安心して子育て
をしてほしい。福島を自分の問題として考えましょう」と力説した。
◇青森市…1300人
 「さようなら原発・核燃3・11青森集会」。県内の原子力施設の再稼働や工事
再開の中止を求めた。鎌田慧さんも駆けつけ、「原発は地域を汚して人間の命を
奪う許せない問題。青森を原発に依存しない平和な地域になるよう要求していき
たい」と声を張り上げた。
 集会後、約2キロ行進。手をつないで県庁を取り囲んだ。
◇函館市…450人
 「つながろうフクシマ 大間原発を止めよう市民大集会」。
 大雪の中、約450人が参加。Jパワー(電源開発)大間原発(青森県大間町)
の建設中止を訴えた。
◇旭川市…400人
 泊原発は周辺に活断層が指摘され、地震や津波の影響が懸念されるとして、再
稼働反対などを訴えた。
 
※人民新聞3月15日より。人民新聞社編集部の「了解}を得て掲載。
 
 
┏┓
┗■3.ウェブサイト「みどりの1kWh」のご紹介
 |  ドイツの状況を日本語で伝え、日本で活動する人たちの役に立ちたい
 └──── 今居美月(ドイツ、ベルリン在住)
 
 福島の原発事故を受けてドイツでは脱原発を求める声が高まり、政府も2022年
に完全に脱原発するとの方針を打ち出しました。福島の事故を受け、「ドイツの
状況の詳細を日本語で伝えることで、日本で脱原発に向けて活動する人たちの役
に立てるのではないか」と考え、2011年夏に立ち上げたのが、ウェブサイト「み
どりの1kWh」です。http://midori1kwh.de
 執筆者はベルリン在住の8人の日本人女性。環境学を学ぶ20代の大学院生から
70代の現役ジャーナリストまで多彩なメンバーです。10代の頃にドイツに渡り、
その後何十年もドイツで暮らしている人もいますし、4人がドイツでチェルノブ
イリ原発事故を経験しています。
 基本的に日曜日に新記事をアップデートし、そのために月2回記事検討会議を
しています。
「ドイツの脱原発運動の歴史」「ドイツの再エネ政策と政治の動き」「原発を使
う電力会社から再エネ電力会社への切り換え体験談」など、ベルリンで暮らす私
たちならではの切り口で、ドイツから脱原発・エネルギー転換情報を、みどりの
風に乗せてお届けします。
 「日本の動き、これでいいのかな……?」と思ったとき、脱原発政策で先を行
くドイツから学べることも多いのではないでしょうか。私たちのサイト、ぜひお
読みになってください!
 
 
┏┓
┗■4.新聞・雑誌より
 └──── 
 
 ◆再稼働 現場見てないから 「原発回帰」に反発、福島県議長(自民党)
 
 安倍政権の原発回帰方針を受けて自民党が先月15日に、原発がある道県の議会
議長を党本部に招いて開いた調査会で、福島県の斎藤健治議長(69)は「事故を
収束させず、再稼働ありきなら一緒に議論できない」と主張、途中退席した。
 斎藤氏は本紙のインタビューに「福島のすさまじい現場を見たら、再稼働なん
て口にできないはずだ」と述べた。
 
○ 震災前日まで増設主張
 
▽ エネルギー戦略を議論した党調査会では出席者が相次ぎ原発の再稼働を求め
たが、どんな思いで途中退席したのか。
 ・「福島第1原発はいまだに鉄骨むき出しで、3号機なんか、高線量で近づく
こともできない。原発はひとたび事故が起きれば、収束まで何十年かかるか分か
らないというのに一部の道県からは『今冬は寒く、電力需給が逼迫した。原発再
稼働の道筋を示して』などの意見が出た。再稼働ありきの話し合いにはとてもつ
いていけない」
▽ 自分たちの地域の原発でもいつ同様の事故が起きるか分からないのに、他道
県の議長や国会議員から前向きな意見が出るのはなぜだろう。
 「被害に遭った者とそうでない者の差だ。頭では危険だと分かっていても、実
際に現場に来て被害のすさまじさを見てないから、再稼働しようということにな
る」
▽  議長自身、震災までは原発推進派だったが。
・「震災前日まで、県連幹事長として県議会で『福島第1原発の7,8号機を早
く増設しろ』と知事にけしかけていた。原発は巨大公共事業をやるようなもので、
2つ造れば9000億円規模。地元から陳情を受け、われわれも追認した。しかし、
震災後は脱原発に転じた。党県連内でも『原発には世話になってきた。時期尚早
ではないか』と抵抗があったが、県内の原発10基の廃炉宣言をした」
 
○  地獄の光景に反省 廃炉宣言 (前略)
 
▽  脱原発に180度転換したのはなぜ。
・「震災直後、福島第1のある大熊町など周辺地域に何度も足を運んだ。何十頭
もの乳牛が餌も与えられず、牛舎につながれたまま死んでおり、腐乱していた。
地獄のようだった。街中には野生化した牛や、豚とイノシシが交配して生まれた
イノブタが歩いている。とんでもないことを推進してきたと素直に反省せざるを
得なかった。(3月21日東京新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1786】
2013年3月25日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
 
                             転送歓迎
━━━━━━━
★1.3月27日(水)藤田祐幸さん講演会のお誘い
   テーマ:フクシマ後を生きる
     (元、慶応大学。長崎から上京されます)      鈴木千津子(たんぽぽ舎)
★2.「放射能からこどもを守ろう関東ネット」は、こどもの健康調査を
   求める署名活動を始めました
   千葉県東葛、茨城県南部、埼玉県東部の3つの放射能汚染地区の
   お母さんたちのグループ(35団体)             武笠紀子(松戸市)
★3.官邸前抗議行動・初参加記
   シュプレフコールを叫んでいるうちに「非常にいい心地に」
   右も左も関係なく、「脱原発」という1つの共鳴点の金曜官邸前行動
   を高く評価します        鍋谷郁太郎(神奈川県在住)
★4.物理学者集団の社会的責任を問う-物理学会へ3つの要望
   3/23槌田ゼミ報告・徹底解析福島原発事故第11回
                   中川敦詞(4F講座ボランティア)
★5.新聞・雑誌より
  ◆「脱原発テント守る」 国の退去要求に市民団体が訴え
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.3月27日(水)藤田祐幸さん講演会のお誘い
 |  テーマ:『フクシマ後を生きる』
 |  (元、慶応大学。長崎から上京されます)
 └────   鈴木千津子(たんぽぽ舎) 
 
◎日  時:3月27日(水)18:30開場 19:00より
 講  師:藤田祐幸さん
 会  場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
 主  催:たんぽぽ舎と「スペースたんぽぽ」  参加費:800円
 
藤田祐幸さんの紹介
 :物理学を専攻し、市民運動などで幅広いテーマで活躍!!
被曝労働問題で、嶋橋伸之さん(浜岡原発で働いていた)の労災を勝ち取った。
放射能汚染食品測定室の代表を務め、チェルノブイリ、福島にも足を運び、現場
の状況を的確に捉えることのできる第一人者です。
 
◎26年前(1987年)に書いた本『ポスト・チェルノブイリを生きるために 暮らし
と原発』藤田祐幸さん著(御茶の水書房)の1章の目次を紹介します。
『フクシマ後を生きる』の参考資料として。
 
○1章「ポスト・チェルノブイリ時代を生きるために」(2から68頁)
1 原発にまつわる四つのウソ
 *「原発はすでに電気の四分の一を供給しています」というウソ
  *「原発は経済的なのだ」というウソ
 *「原発は石油の代替エネルギーである」というウソ
 *「原子力はクリーンエネルギーだ」というウソ
2 原発は「死の灰」製造機
 *憂鬱な放射能   *放射能の始末をどうつけるのか
3 原発にまつわる五つの罪
  *子孫に対する罪   *先祖に対する罪   *第三世界にたいする罪
  *自然に対する罪   *罪を犯す意志もなく犯す罪
4 原発事故の二つのタイプ
  *メルトダウン   *スリーマイル島事故   *核暴走事故
  *日本は炉型がちがうから大丈夫なのか   *集中立地の恐怖
  *起こるはずのなかったギロチン破断   *地震と原発
5 放射能に安全はあるか
  *地を覆う被曝者の群れ   *放射能の影響
  *「許容量以下だから安全です」というウソ
  *「自然放射線と比べて安全です」というウソ
6 地球を覆うチェルノブイリの黒い雲
  *厳しい汚染状況にあるヨーロッパ   *日本の食卓にまでやってきた放射能
  *ひくい基準値をとる第三世界   *ヨーロッパに規制緩和の動き
7 ポスト・チェルノブイリ時代を生きるために
  *情報を市民の手で作る   *事故を知るための運動
  *食品を監視する運動を   *暮らし方の問題として
 
 
┏┓
┗■2.「放射能からこどもを守ろう関東ネット」は、こどもの健康調査を
 |  求める署名活動を始めました
 |  千葉県東葛、茨城県南部、埼玉県東部の3つの放射能汚染地区の
 |  お母さんたちのグループ(35団体)
 └──── 武笠紀子(松戸市)
 
 関東地方の放射能ホットスポット(汚染地帯)といわれる、千葉県東葛地域と
茨城県南部地域と埼玉県東部地域で、放射能からこどもを守る活動しているお母
さんたちのグループ(35団体)が集まって「放射能からこども守る関東ネット」
をつくり、子どもたちの健康調査を求める活動を始めました。
 「原発事故子ども・被災者支援法」は昨年、超党派で議員立法されました。今
年始めには、この支援法を推進するため議員連盟も結成され90名を超える議員
が加入しています。
 関東ネットでは、この支援法の基本方針について復興庁(環境省・文科省)と
の交渉や議員へのロビー活動、自治体の市長や議会への陳情・請願を行ってきま
した。そして、この3月から衆議院議長と参議院議長への請願署名を集め始めま
した。
 すでに、こどもの健康に心配される事例も出ています。ある市の学校検診デー
タに変化がみつかりました。毎年、全国の小学校・中学校の一年生に心電図検査
が実施されます。この心電図検査に、今までにない変化が見られ再検査になる生
徒が急に増えていたのです。市は放射能の影響ではないと主張しますが、その影
響ではないとも決められません。
 実は、放射能の影響を心配しているお母さんたちは、個人で子どもの甲状せん
エコー検査や血液検査、尿検査等を受けています。しかし、治療ではないため健
康保健が使えず全額自己負担です。こどもが複数いたり、定期的に検査を受けた
りすると多額の検査費用が必要になります。所得の低い世帯には負担が大きく、
保護者の所得によってこどもの健康が左右される事態が生まれてしまいます。
また、保護者が放射能に無知であったり無関心であったりして、こどもの健康調
査に格差ができるのも問題です。放射能汚染地帯に住む全ての子どもたちに必要
な健康調査が行われるように、国や自治体に求めていきます。
 千葉県東葛9市はそろって復興庁に「支援法」の地域指定を求める要望書(9
市長連名)をもっていきました。また、茨城県・千葉県内のいくつかの議会は、
国に地域指定を求める意見を提出しました。
 署名については「放射能からこどもを守る関東ネット」で検索していただくと
ホームページが出てきます。HPから署名用紙もダウンロードできますので、皆
様のご協力をよろしくお願いいたします。またネット署名(こちらは内閣総理大
臣宛ての署名)も集めていますのでこちらの方にもご協力よろしくお願いいたし
ます。
 関東ネットは「放射能からこどもを守る全国ネット」にも加入していますが、
今後も福島県のお母さんたちや同じように放射能汚染地帯になってしまった東北
や関東北部の地域のお母さんたちとも連携した取り組みができるよう活動を進め
たいと思っています。
 
※たんぽぽ舎にも、署名用紙が置いてあります。
 
 
┏┓
┗■3.官邸前抗議行動・初参加記
 |  シュプレフコールを叫んでいるうちに「非常にいい心地に」
 |  右も左も関係なく、「脱原発」という1つの共鳴点の金曜官邸前行動
 |  を高く評価します
 └──── 鍋谷郁太郎(神奈川県在住)
 
 3月22日の官邸前抗議行動に初めて参加しました。再稼働が現実味を帯びて
きている今、頭だけで脱原発や再稼働反対を考えていても意味がないあるいは間
接的原発肯定になると思い、官邸前抗議行動参加を決めました。
 右も左もわからない中、官邸に近い場所で、自民党と安部首相を扱きおろした
プラカードを可能な限り高く掲げて、シュプレフコールをただひたすら叫んでい
ました。しかし、「再稼働反対」、「故郷を守れ」、「原発廃炉」等を繰り返し
叫んでいるうちに非常にいい気分になってきて、2時間はあっと言う間に過ぎて
しまいました。
 私は喋ることで生業を立てているものですが、皆と同時に同じ言葉を叫ぶこと
は一瞬にして感情共同体を作ることになり、非常に心地いいものでした。何千人
もの人々の脱原発の想いを言霊に載せて、官邸にぶつけていくことがやがては大
いに意味があることを、この日に強く実感しました。シュプレヒコールは大事だ。
 官邸前抗議行動は、噂に聞いていた通り、右も左も関係なく単に「脱原発」と
いう1つの共鳴点だけで動いており、それがここまで運動を継続出来た最大の理
由であることも理解できました。参加者数が減っていることは否めないことも事
実です。しかし、間接民主主義が機能停止に近い状態に陥っているこの国で、官
邸前抗議行動はこれからも脱原発が現実のものとなるまで継続していかねばなら
いものであり、それを否定することは民主主義を否定することでしょう。
 これからも、時間が許すかぎり、金曜日は茱萸(グミ)坂に集まり、脱原発を体
力と気力続く限り叫んでいくつもりです。
 
 
┏┓
┗■4.物理学者集団の社会的責任を問う-物理学会へ3つの要望
 |  3/23槌田ゼミ報告・徹底解析福島原発事故第11回
 └──── 中川敦詞(4F講座ボランティア)
 
◎内容 原子力は当初軍事利用として開発されたが、条件を付けて商用利用とな
った。
 当初科学技術で安全確保が出来ると思われたがそれを超える問題が出始めた。
その対策に費用が増大し、「原子力は安い」ということはうそになった。
さらに人間の過誤により事故に発展し、費用増大に耐えられず福島事故へと繋が
った。その上、放射能の後始末など問題は累積していく。
これまでの経緯から生ずる責任は原子力を推進した物理学者集団にある。
まず、福島県民に謝罪し廃止を提案しなくてはならない。
 
物理学会理事会へは次のことを要望する
1、深刻な災害を引き起こしたことについての反省と謝罪を表明する。
2、福島原発事故の詳細を研究するグループを結成し、その研究結果を発表する。
3、物理学会誌を、福島原発事故に関する会員の意見交換の場として開放し、
  上記研究グループの研究に寄与する。
という内容で19人の参加者があり熱心な質問が多く寄せられました。
 
◎次回は
 日 時:4月27日(土)17:30開場 18:00開会 参加費800円
  テーマ:福島原発の欠陥機器と業務上過失
     ~広島での物理学会報告を併せて~
 会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
 です。ご参加お待ちいたしております。
 
 
┏┓
┗■5.新聞・雑誌より
 └──── 
 
 ◆「脱原発テント守る」 国の退去要求に市民団体が訴え
 
 脱原発を訴える市民団体が東京・霞が関の経済産業省の敷地に設置したテント
について、国が立ち退きを求めて提訴する方針を示したことを受け、団体のメン
バーらが21日、テント前で記者会見を開き「脱原発運動のシンボル。絶対守りま
す」と抵抗していく姿勢を示した。
 設立メンバーの淵上太郎さん(70)は「テントは原発問題で国民が意見を述べ、
行動する場。自らの意志で撤退するつもりはない」と強調した。
 福島市から東京都練馬区に娘2人と自主避難中の二瓶和子さん(36)は「テント
があったからこそ首都圏に自主避難しているお母さんとつながれた。私にとって
は第2のふるさと」と必要性を訴えた。同席した長谷川直彦弁護士は「国民の正
当な抵抗権の表れだ。国による権利の乱用として争っていく」と話した。
 (3月22日東京新聞より)
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
takeshijo
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
忍者ブログ [PR]

Template by decoboko.jp