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たんぽぽ舎です。【TMM:No1951】
2013年9月4日(水)その2 地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.9/25(水)「東京湾に浮かぶ2つの原子炉の危険」
「原子力空母配備撤回を求める9・25神奈川集会」
米原子力空母ジョージ・ワシントンNO・集会とデモ
★2.テレビ朝日「避難・除染政策はどうなっている?」の内容紹介
3人の方が語っています-吉田邦博さんは9月10日(火)に「スペースたんぽぽ」で講演されます
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.新聞・雑誌より2つ
◆汚染水、急場の国費 政権、ようやく危機感 首相「世界中が注視している」
責任、あいまいなまま 「東電、破綻処理するべきだ」 河野太郎
(9月4日朝日新聞朝刊から抜粋)
◆汚染水漏れ、点検ずさん 1日2回、タンク1基あたり15秒
(9月2日朝日新聞朝刊から抜粋)
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※9/6(金) 第71回首相官邸前抗議行動にご参加を!
日時:9月6日(金)18:00から20:00 第71回首相官邸前抗議行動
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
16:00、たんぽぽ舎出発。16:40頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)
前で短時間の抗議コール。17:00「経産省前テントひろば」集合。
1~5班にわかれて17:20官邸前、国会前へ出発。20:20経産省前テント
ヨコでまとめの集会(短時間)。
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┗■1.9/25(水)「東京湾に浮かぶ2つの原子炉の危険」
| 「原子力空母配備撤回を求める9・25神奈川集会」
| 米原子力空母ジョージ・ワシントンNO・集会とデモ
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日時:9月25日(水)18:00集会開会 18:50デモ出発
会場:横須賀ヴェルニー公園(京急線汐入駅下車)
主催:平和フォーラム・神奈川平和運動センター・三浦半島地区労
共催:全国基地ネット、平和センター関東ブロック
※たんぽぽ舎も参加します。
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┗■2.テレビ朝日「避難・除染政策はどうなっている?」の内容紹介
| 3人の方が語っています-吉田邦博さんは9月10日(火)に
| 「スペースたんぽぽ」で講演されます
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
8月29日朝8時からのテレビ朝日の番組、そもそも総研;原発問題「避難・除染政策はどうなっている?」を見た方からメールがたくさん来ました。
私は仕事で見れませんでしたが、親切なかたが「ふくしま集団疎開の会」のMLにユーチューブのURLを流してくれましたので、夜それを見ました。
○ 始めに登場した浪江町長の馬場有さん曰く、「若い人たちは浪江町に帰らずに新しい生活を始めようとしている。しかし国は戻そう戻そうとしている。原発事故をなかったことにしようとしている。役人は現実を無視している。」
○ 次にインタビュー受けて登場したのは、南相馬市の住民で安心安全プロジェクト代表の吉田邦博さん、「除染の効果を確かめるために除染活動をやってきた。しかし、効果がない場所が多いことが分かった。瓦のコンクリートは高圧水かけてこすっても放射能は離れない。拡散した放射能が風に乗って飛んできて洗濯物を汚染する。実際にやってみて、効果ある除染は不可能とわかった。除染は住民が県外に出て行かないように、国が魔法をかけているようなものだ。こんなことにカネかけるなら、子供の避難に使うべきだ。放射能は子供だけに影響あるわけではないが、子供には事故の責任がないのだから」
○ 3番目に登場した、北海道がんセンターの西尾正道医師は「20mSv/年以下なら住める、というのはとんでもない。5mSv以上で明らかに癌による死亡率がふえるという学術論文はいくつも出ている。そうした論文に対しICRPは全く反論してない。ICRPは実は科学的根拠を何も持っていない。政府は神学論争をやめて、せめてチェルノブイリ基準を適用すべきだ、つまり5mSv以上は強制避難、1-5mSvは移住の権利にすべきだ」
番組のキャスターたちも3人の発言者の意見に同意していました。
YoutubeのURLは下にあります。どうぞご覧ください。
<http://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=Nzm5ocHh418&desktop_uri=%2Fwatch%3Fv%3DNzm5ocHh418%26feature%3Dyoutu.be>&v=Nzm5ocHh418&desktop_uri=%2Fwatch%3Fv%3DNzm5ocHh418%26feature%3Dyoutu.be
☆2番目に登場した吉田邦博さんは9月10日(火)19時に「スペースたんぽぽ」でおこなわれる学習会の講師です。
吉田邦博さんは、除染以外にも、放射能測定、保養避難支援、疎開裁判支援(原告側証拠としてデータ提供)などを行うほか、昨年11月に訪日した国連特別報告者アナンド・グローバーさんの案内者として3日間付き添いました。郡山市のモニタリングポスト、伊達市小国町小学校近くの高線量地域、相馬市、南相馬市の現状を見てもらい、資料を提供して子供たちを助けてほしいと訴えました。
皆さま、学習会に参加されてもっと詳しい彼の話を聞いてください。
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┗■3.新聞・雑誌より2つ
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◆汚染水、急場の国費 政権、ようやく危機感 首相「世界中が注視している」
責任、あいまいなまま 「東電、破綻処理するべきだ」 河野太郎
「東電はもともと発電所の安定運転が専門で、事故が起きたときに緊急対応する能力はない。政府主導で(事故処理の)専門組織を作るのは当然だ」
東芝で原子炉格納容器を設計していた技術者の後藤政志氏は3日、福島市内の講演で東電の当事者能力をこう切り捨てた。
原発事故の後始末をめぐっては、被害者の賠償が国の支援の中心だった。民主党政権は2011年、東電に5兆円を上限に資金を貸し、何十年もかけて返させる仕組みをつくった。一方、汚染水を含む福島第一原発の廃炉作業は「事故を起こした東電が責任を負う」という原則を貫いてきた。
ところが、地下貯水槽の水漏れ、汚染水の海洋流出、地上タンクからの水漏れと、東電が責任を持つ作業現場では、トラブルが続発した。連日大量に発生する汚染水をあふれさせないため、貯蔵タンクなどの設備を急ごしらえで整備せざるを得なかった事情が大きい。汚染水漏れを防ぐなどのリスク管理の徹底が「二の次」になったと見る関係者も少なくない。(中略)
自民党の河野太郎副幹事長は2日、超党派議員でつくる「原発ゼロの会」で、こう言い切った。「国費投入の前に東電を破綻(はたん)処理して、株主や金融機関の責任を取らせるべきだ」
470億円を投入、その実効性は 凍土壁、技術不確か/タンク交換に費用出さず
今回発表した対策で、政府は、実現が不確かな技術開発に国費を投入する一方、すぐに取り組まなければならない事態への対応には踏み込まなかった。
国が抜本対策として費用を出すのは、1~4号機周辺の土壌を長さ約1400メートルにわたって凍らせて取り囲む凍土方式の遮水壁。建屋に流れ込む地下水を止めて、汚染水の増加を抑える考え。(中略)
ほかには、高濃度汚染水から放射性物質を取り除く新しい浄化処理設備の開発にも出す。すでに62種類を取り除く「ALPS」があるが、そのALPSは試験運転でタンクで腐食が見つかり停止したまま。現行の装置すら満足に稼働できていない。
一方、300トンの汚染水漏れが見つかった、ボルトで締めるフランジ型のタンクへの対応について、国は費用を負担しない。漏れにくいとされる溶接型のタンクに入れ替える方針や見回りの強化を示しただけだ。
3日に開かれた記者会見で報道陣から「喫緊の問題にカネを出さないのはなぜか」と問われたエネ庁の担当者は「今後、検討したい」と述べるにとどまった。(9月4日朝日新聞朝刊から抜粋)
◆汚染水漏れ、点検ずさん 1日2回、タンク1基あたり15秒 福島第一原発
見回りを少し強めたとたん、新たな汚染水の漏れが見つかった。東京電力福島第一原発の汚染水漏れ事故は、相次ぐトラブルに手が回らない状態だ。地元の首長たちからは「避難している住民の心が折れる」との声が上がった。
東電によると、約千基あるタンクの見回りは、作業員が2人組で午前と午後の1日2回、それぞれ2時間ほどかけて行ってきた。現場で2人は別行動するといい、それぞれ500基ずつ見るとすると、単純計算で1基15秒ほどしかかけていないことになる。(中略)
8月26日には見回りの強化を発表。東電原子力・立地本部の尾野昌之本部長代理は「パトロールのやり方に不備があった」と認めた。9月2日から、これまで10人程度だった担当者を増やし約60人態勢にする。
今後の見回りは1日4回。うち2回はタンクの周りを1周して放射線量を測る。夜間も見回り、水たまりを見つけた場合もその場所の放射線量を調べる。点検を強化することで、これまで見逃してきた漏れや、漏れの兆候が次々と見つかる可能性がある。
8月31日にはタンク底部の表面で最大毎時1800ミリシーベルトを検出。だが、ほとんどが透過力の弱いベータ線なので、比較的容易に防護できる。
配管の継ぎ目も弱点
タンク間を結ぶ配管の継ぎ目からも漏れが見つかったことは、汚染水管理の難しさを改めて示した。漏れにくいとされた溶接型タンクなどでも安心できない。
高濃度の汚染水をためるタンクは、汚染水の出し入れをするため、配管でつながっている。継ぎ目は、パッキンを挟みボルトで締め込まれている。この構造は溶接型でも、ボルトで鋼板を締め込んでつくるフランジ型でも共通だ。
H5エリアのタンク群で1日に見つかったのは90秒に1滴ほどだが、床の表面は毎時約230ミリシーベルトと高線量。継ぎ目の「弱さ」を改めて示した。
(中略)
被災地「心折られる」
タンクから漏れ広がる汚染水が住民たちの帰還意欲をそいでいく―。福島第一原発に近く、住民すべてが避難している地元の町長らは1日、そんな焦りと不満をあらわにした。
「戻ろうという町民の心はどんどん折られている」。浪江町の馬場有町長はそう憤った。伊沢史朗・双葉町長も「住民の『戻りたい』という気持ちをどんどんなえさせる」。
町長らは、汚染水問題で後手に回る国の対策にも注文を付けた。
馬場町長は、原子力工学や土木関係の専門家の知を結集し、現状や問題点を検証する必要があると考える。「今の対策は場当たり的だ。『急がば回れ』で、冷静になって根本策を練った方がいい」。伊沢町長も「日本だけでは対応できない。全世界の英知を集めて取り組んでほしい」。
大熊町の渡辺利綱町長も「深刻な事態だ。帰還の前提になる、事故の収束へ進んでいるというメッセージを発せられる取り組みがなければ」と、体面にとらわれない対策を求めた。(9月2日朝日新聞朝刊から抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1950】
2013年9月4日(水)地震と原発事故情報-2つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.原発ゼロでも大丈夫・原発ゼロの日を祝う-9月15日(日)に参加しよう
原発再稼働阻止で、ゼロの日をもっともっと長くしよう
但し、東京湾には原子炉2基がいる(米軍原子力空母)
『スペースたんぽぽ講座会議、たんぽぽ舎』
★2.新聞・雑誌より5つ
◆本音のコラム 「徴兵制を」 山口二郎
(9月1日東京新聞より)
◆本音のコラム 原発推進者の責任 鎌田 慧
(9月3日東京新聞より)
◆除染終了 報告来ない 「家の線量は?」戸惑う住民 国の職員9人だけ
確認遅れ 半年後通知も (9月2日東京新聞より抜粋)
◆中部電力 給与引き下げへ 労組へ提示 料金値上げ布石か
(8月31日東京新聞より抜粋)
◆広島の被爆者から原発事故まで 92歳の報道カメラマン
激動の時代 切り取る (8月31日東京新聞より抜粋)
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※9/5(木)学習会にご参加を! 『反原発と反TPPについて』
お 話:金子 勝さん(慶應大学経済学部教授)
日 時:9月5日(木)19:00開会
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
好評予約受付中、残り枠8名様です。
ご予約は、TEL 03-3238-9035(たんぽぽ舎) までお願い致します。
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┗■1.原発ゼロでも大丈夫・原発ゼロの日を祝う-9月15日(日)に参加しよう
| 原発再稼働阻止で、ゼロの日をもっともっと長くしよう
| 但し、東京湾には原子炉2基がいる(米軍原子力空母)
└──── 『スペースたんぽぽ講座会議、たんぽぽ舎』
お話:4人
槌田敦(物理学者)、
山崎久隆(たんぽぽ舎)、
かけいりえ子(原子力空母の横須賀母港化問題を考える市民の会・
共同代表)、
原田裕史(たんぽぽ舎)
4人の問題提起者が30分ずつ語ります。原発ゼロの日(9月15日)を祝い、今後の方向・方針を話しあう。原発再稼働を阻止し続ければ、原発ゼロは続く。2年もやれば原発推進側はネを上げるだろう。問題は再稼働を阻止する世論と運動だ。
但し、それでも東京湾に浮かぶ2つの原子炉は残る。
この60万KW2基の原発は、東電福島第一原発1号機と同じだ。米原子力空母の原子炉は早く、米国へ帰れ!
日 時:9月15日(日)午後1時開場 開会:1時30分~4時30分
発 言:4人の問題提起者と参加者全員(自由発言)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
主 催:スペースたんぽぽ講座会議、たんぽぽ舎
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┗■2.新聞・雑誌より5つ
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◆「徴兵制を」 本音のコラム 山口二郎
安倍政権の下で、憲法改正や戦争準備が画策されている。今の日本が直面している危機を真剣に受け止めるならば、そんなものでは生ぬるい。もっと徹底した動員体制が必要である。
日本人の生命と安全にとって、また国際社会における日本の信頼性にとって、最大の危機は福島第一原発の底知れぬ核汚染である。汚染水の流出について東京電力は情報を小出しにするだけで、原子炉の現状について、真相はいまだに明らかになっていない。今ごろになって政府が乗り出すと言い出したが、具体的な知恵はない。日本がこの問題を収拾する能力を持っているかどうか、世界は懐疑の目で見ている。
この状況を打開するには、放射性物質を封じ込める根本的な対策を取るしかない。その作業には放射線被ばくが付きまとう。だから「徴兵制」が必要である。ただし、この場合余命が少なく、今まで原発の恩恵を受けてきた高齢の人間、それも政府や企業で政策決定に当たった人々から順番に徴兵すべきである。今どきの高齢者は、ちょっとした肉体労働は苦にしないだろう。被ばくのために病死した人は、名誉の戦死として顕彰すればよい。社会保障費の削減というオマケまで付く。
日ごろ、憲法9条を改正し軍隊をつくりたいと雄たけびをあげている政治家や評論家がこの提案に反対できるはずはないだろう。(9月1日東京新聞より)
◆本音のコラム 原発推進者の責任 鎌田 慧
九月一日。東京・日比谷公会堂で「『さようなら原発』一千万人署名市民の会」の講演会が開かれた。作家の大江健三郎さん、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんが講演し、聴衆は二千人の大盛況。秋からの脱原発運動の渾身のスタートを切った。
私たちには、この二年半やり抜いて来た運動への信頼感がある。再稼働を止め、福島の被災者を救済する。そのためには、新たな層の参加を図る大胆な発想が必要だ。
推進派は相変わらず、「原発をやめたら経済が破綻する」と脅かすが、核依存経済からの脱出こそが脱原発の道筋だ。ドイツの持続可能エネルギーへの転換と経済発展への希望を教訓にすべきだ。泥舟にしがみつく愚はさけるべきで、まして、経済発展を核で賄うという野望は最悪の「公害輸出」でしかない。
講演会の後、国際的な犯罪ともいえる原発の汚染水漏れの対策を小出さんに聞いた。彼は困惑の表情を浮かべながら、露出した使用済み核燃料の冷却について、「もう水では限界です。金属(鉛)を使う方法があります」と指摘した。
「金属」とは新しい方法だ。政府と官僚、学者は謙虚に失敗を認めなければならない。原発事故収拾を本気で考えるなら、原発反対派の学者の知見、国際的な見識も学んで、大胆な手を打つべきだ。(ルポライター)
(9月3日東京新聞より)
◆除染終了 報告来ない 「家の線量は?」戸惑う住民 国の職員9人だけ
確認遅れ 半年後通知も
東京電力福島第一原発事故に伴う国の除染事業で、自宅の除染は終わっているはずなのに、なかなか住民に報告されないケースが続出している。除染には1兆円以上の税金が投入されているが、作業を確認する国の職員が少ないからだという。除染の効果も疑問視される中、住民から苦情も相次いでいる。
(9月2日東京新聞より抜粋)
◆中部電力 給与引き下げへ 労組へ提示 料金値上げ布石か
中部電力が来年四月から従業員の給与を引き下げる方針を固め、労働組合側に提示したことが分かった。浜岡原発(静岡県御前崎市)の停止後、三年連続の赤字を見込む中部電は経営効率化を加速しており、全従業員が身を削る賃下げに踏み込むことで、家庭向け電位料金値上げの布石とする考えだ。
有価証券報告書によると、中部電の従業員は今年三月末現在で一万六千七百人。平均年齢四一・五歳で、賞与も含めた平均年間給与は八百一万円となっている。(後略)(8月31日東京新聞より抜粋)
◆広島の被爆者から原発事故まで 92歳の報道カメラマン 激動の時代 切り取る
広島の被爆者や水俣病などの公害被害者を追い、あさま山荘事件など時代を画する現場で写真を取り続けてきた九十二歳の現役報道カメラマン、福島菊次郎さん(山口県柳沢市)の写真展やドキュメンタリー映画の上映会が横浜市中区で開かれており、世代を超えて大勢の観客を集めている。
福島氏は体重が三七キロに落ちた今も力を振り絞り、「遺書」と題して活動を続けている。(中略)
開催場所は、日本新聞博物館(問い合わせ TEL 045-661-2040)。
十月二十日(日)まで。午前十時から午後五時まで(入館は午後四時半まで)。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆9/10いま福島で何が起きているか?(動植物の異変など)
日 時:9月10日(火)19時より
お 話:吉田邦博さん(安心・安全プロジェクト代表)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
主 催:「スペースたんぽぽ」講座運営委員会(TEL 03-3238-9035)
吉田邦博さんは除染以外にも、放射能測定、保養避難支援、疎開裁判支援(原告側証拠としてデータ提供)などを行うほか、昨年11月に訪日した国連特別報告者アナンド・グローバーさんの案内者として3日間付き添いました。
郡山市のモニタリングポスト、伊達市小国町小学校近くの高線量地域、相馬市、南相馬市の現状を見てもらい、資料を提供して子供たちを助けてほしいと訴えました。
皆さま、学習会に参加されて彼の話を聞いてください。
◆9月14日(土)から1週間「福島映像祭」ポレポレ中野
ドキュメンタリー映画だけでなく、福島県内で放送されている報道番組をはじめ、未公開のドキュメンタリーなど計13本を上映します。
主 催:特定非営利活動法人 OurPlanetTV
共 催:ポレポレ東中野/早稲田大学大学院ジャーナリズムコ―ス
日 程:9月14日(土)~20日(金)
会 場:ポレポレ東中野 および スペース&カフェ ポレポレ坐(東京都中野区東中野4丁目4-1)
入場料:当日1500円/前売り3600円(3枚セット)
※一部無料や500円、1000円のプログラムがあります。
URL:http://fukushimavoice.net/fes
福島映像祭in早稲田
日 程:9月26日(木)14時~20時 会場:早稲田大学大隈講堂小講堂
お問い合わせ NPO法人OurPlanet-TV(担当:高木/白石)03-3296-2720/
info@ourplanet-tv.org http://www.ourplanet-tv.org
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┗■4.新聞・雑誌より4つ
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◆汚染水漏れは「犯罪」 東電を告発へ ずさん管理追及 福島原発告訴団
「汚染水漏れは東電の犯罪だ」。昨年六月、東京電力福島第一原発事故をめぐり東電幹部らを業務上過失致死傷容疑で告訴した福島県民が三日、新たに汚染水問題に焦点を当て、刑事責任の追及を求める。汚染水漏れは、抜本的な対策を先送りしてずさんな管理下で起きた「公害」だと訴えている。
告発人で福島原発告訴団の武藤類子団長(六〇)は「汚染水流出は深刻で一つの犯罪。東電は原発事故後も責任ある対応ができずに被害を拡大させ、事故前と何ら変わっていない」と憤る。(中略)
告発人たちは、原発事故後、汚染水が漏れないよう管理して原発の炉心を冷やし続けることが「東電の事業活動そのもの」で、漏れたことは同法違反にあたると指摘。東電がやるべき汚染水対策に「想定外」はないとの考え。地下の遮水壁建設を先送りした点などから、汚染水が漏れないよう注意すべき義務を怠った過失は明らかだと訴えている。(後略)(9月3日東京新聞より抜粋)
◆福島第1タンクから高線量 4カ所で70~1800ミリシーベルト
「漏えいの心配あった」急造設備に作業員証言
東京電力福島第1原発の地上タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、約300トンが漏えいしたタンクの設置に携わった男性作業員が、1日までに共同通信の取材に応じ「津から次へとタンクを造らなければならなかった。品質管理より造る事が優先で『漏れるのではないか』との心配はあった」と証言した。(中略)
フランジ型の耐用年数は設置から5年。男性は「タンクは全て仮設。劣化が進み、これからもっと漏れるのではないか」と懸念する。(後略)
(9月2日茨城新聞より抜粋)
◆大飯原発3号機きょう定検入り 関電4号機15日、稼働ゼロへ
関西電力は2日、国内で唯一稼働中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町、ともに118万キロワット)のうち3号機の定期検査に入る。定検期間は未定。4号機も15日に定検入りし、国内の稼働原発は約1年2ヶ月ぶりにゼロとなる。(中略)
原発は営業運転開始から13ヶ月以内の定検が義務付けられている。(中略)
関電は2日午後5時ごろから3号機の電気出力を低下させ、午後11時ごろに発電を停止。3日未明に原子炉を完全に止める。(後略)
(9月2日茨城新聞より抜粋)
◆遮水壁、国が建設費 福島第一汚染水 320億円負担へ
プラスALPS改良費150億円の計470億円
東京電力福島第一原発の汚染水事故をめぐり、茂木敏充経済産業相は2日夜、原発施設への地下水流入を防ぐ「遮水壁」の建設費用について、全額国が負担する考えを示した。BSフジのテレビ番組で語った。汚染水から放射性物質を取り除く装置(ALPS)の改良費用も国が持つ方針だ。
政府関係者によると、遮水壁に320億円、ALPS改良に150億円の計470億円を投じる。(中略)
凍土壁は原発のような大きな施設で長期にわたり運用した実績がなく、実効性には疑問もある。(後略)(9月3日朝日新聞より抜粋)
たんぽぽ舎です。【TMM:No1949】
2013年9月3日(火)その2 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.東電汚染水問題について
地下水バイパス計画-はじまる前から破綻-トリチウムが検出された
タンクの汚染水が地下水に混入か-タンクの漏洩、次々に見つかる
早急に対策を取らねば海への流出が大規模に起きてしまう
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.8/30金曜官邸前抗議行動(70回)に参加して
小出裕章さんの参加とトーク、男性のプラカード
斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆9/10(火)いま福島で何が起きているか?(動植物の異変など)
お話:吉田邦博さん(安心・安全プロジェクト代表)
会場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
◆9月14日(土)から1週間「福島映像祭」ポレポレ中野
主催:特定非営利活動法人 OurPlanetTV
★4.新聞・雑誌より4つ
◆汚染水漏れは「犯罪」 東電を告発へ ずさん管理追及 福島原発告訴団
(9月3日東京新聞より抜粋)
◆福島第1タンクから高線量 4カ所で70~1800ミリシーベルト
「漏えいの心配あった」急造設備に作業員証言
(9月2日茨城新聞より抜粋)
◆大飯原発3号機きょう定検入り 関電4号機15日、稼働ゼロへ
(9月2日茨城新聞より抜粋)
◆遮水壁、国が建設費 福島第一汚染水 320億円負担へ
プラスALPS改良費150億円の計470億円 (9月3日朝日新聞より抜粋)
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※9月4日(水)学習会にご参加を!
第2回地震・津波講座『地震の基本、規制委員会』映像と資料で問題点を検証する
日 時:9月4日(水)19時より
お 話:今井孝司さん(地震がよくわかる会)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
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┗■1.東電汚染水問題について
| 地下水バイパス計画-はじまる前から破綻-トリチウムが検出された
| タンクの汚染水が地下水に混入か-タンクの漏洩、次々に見つかる
| 早急に対策を取らねば海への流出が大規模に起きてしまう
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
○ 8月31日、東電が明らかにしたところでは、バイパス井戸から汲み上げられた地下水から900ベクレル/リットルのトリチウムが検出されたという。
さらに全部で12本の井戸のうち、半分の6本で以前よりも高いトリチウムを検出した。
8月27日に東電交渉において私たちが指摘をした「地下水バイパス計画の破綻」は、予想よりも早く起きてしまったようだ。
○ 7月から問題になっていた汚染水貯蔵タンクの漏水。
問題の「5番タンク」のある場所は、地下水バイパス用に東電が掘った井戸12本のうち最も南側の井戸からわずか直線で130mしか離れていない。
7月、最初に汚染水の漏洩が疑われた際に、巡回サーベイを行っていた作業員は「漏れた量は120リットルほど」と報告している。これは、表面線量100mSvにもなる汚染水の漏出跡の面積から推定したものだろう。
ところがその後に東電がタンクの水位を測定したところ、3mもの低下を確認、その量を300トンと修正した。
しかし現場を確認に行っている作業員は、そんな大量の汚染水を見ていない。
また、地上の排水溝を通って海に流れた形跡も見つかっていない。では300トンの汚染水は一体何処に行ったのか。
誰もが想像付くとおり、タンクの真下から漏洩し、そのままコンクリートスラブのき裂などから真下の土壌にしみこんでいったと考えるのが自然だ。
東京新聞にはタンクの底を繋いでいるボルトから漏水していると考えられると東電が推定していることを報じている。
○ タンクが林立している地盤は、重量構造物が立てられるような岩盤ではない。建設時には原子炉建屋などを掘削して生じた土を捨てたり、コンクリートを混ぜる施設を作っていた場所で、その後も林だったり資材置き場だったりグラウンドだったり、およそ重量構造物を作れないから、そういう用途にしていた場所だ。そこに1000トンにもなるタンクを何十基も作った。そのうえ敷地はしょっちゅう震度4程度の揺れに襲われる。年に一度は震度5強の揺れも襲ってくる。これがタンクの床を相当痛めたのだろう。
一端汚染水を入れてしまうと、補修はできない。作ってせいぜい1~2年しか持たないとして、新しいものに順次移していれば、ここまでの事態にはならなかっただろう。
一端地中にしみこんだ汚染水は、回収は不可能だ。その汚染水漏洩場所の下流にバイパス井戸がある。
○ タンクの漏洩は、次々に見つかっている。最初の1基から一月後の今、少なくても4基のタンク付近からの漏洩が見つかり、最大で毎時1800mSvの放射線(ベータ線)を検出した。
これは、タンクそのもの、接続配管、いろいろなところからの漏洩が同時多発的に起き始めていることを意味し、早急に対策を取らなければ海への流出が大規模に起きてしまうことを意味している。
何としても、大量の汚染水漏洩を止めなければならない。
東電は全ての資金と人員を投じて対策をすべきだし、国もいっしょに汚染水流出阻止に全力を挙げる必要がある。
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┗■2.8/30金曜官邸前抗議行動(70回)に参加して
| 小出裕章さんの参加とトーク、男性のプラカード
└──── 斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
○ この日はテント広場の青空放送で京都大学の小出裕章さんが話された。高濃度放射能汚染水の漏れは既に3.11フクシマ事故の後に報道されたが、それ以降今回まで東京電力はまともに対策せず、マスコミは言及しなかった、と指摘。「東電、情報はせき止め、放射能はダダ流し」である。
その後、小出さんは官邸前抗議行動に参加され、国会前とファミリーエリアでスピーチをされた。缶ビールを片手にドラム隊と一緒に官邸前、財務省上、国会議事堂前、ファミリーエリアと順に回り、各エリアでスピーチに耳を傾け一緒にシュプレヒコールを上げ、打楽器を奏でるなどリラックスされているようだった。
国会前で小出さんは、公害Gメンとして公害問題と闘ってこられた田尻宗明さんのことを話された。「『燃えて燃えてやり遂げる気持ちがなければ何もなりたたない。運動と言うのは数ではない。一人です、二人です、三人です』という言葉を残して、田尻さんは各地の住民を激励し、何人も仲間ができ、私もその中に入りたいと思い原子力の中で闘い続けてきました。皆さんも自分一人でもいいと思ってここに来られたのでしょう。こんなにたくさんいてくださることを嬉しく思います。原発を廃絶させるまで闘いたいと思います。」
○ 官邸前では「去年の夏に告ぐ!あの時のあなた方の美しいうねりは一体何処に消えたの・・・再び共に廃炉の声を上げよう!」というプラカードを掲げた男性がいた。
フクシマ原発震災は収束どころか悪化の一途をたどり、事故原因の検証もされなければ被害者の補償もされない。
国民の声を無視して原発の再稼働をもくろみ輸出しようとする。東電の責任は一切問わずに、税金を投入して高濃度放射能汚染水を止め、廃炉費用として電気料金に上乗せする。
半沢直樹に倣って、やられたら倍返しにして反撃したいところだ。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1948】
2013年9月3日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.再稼働より汚染水対策! 9・11規制委前抗議行動
参加を呼びかけます 再稼働阻止全国ネットワーク
★2.汚染水問題で国会審議延長?????
オリンピック招致に悪影響ということで国会審議延長という
あきれてものが言えない、国会議員の低レベルさに。
成瀬伊佐夫(メルマガ読者)-投稿-
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆9/14トークイベント
「史上最悪のプロパガンダ~メーカー責任と原発広告~」開催
◆9/29第11回原発はいらない西東京集会&デモ
場所:西東京市田無庁舎 市民広場
★4.新聞・雑誌より2つ
◆福島第1の汚染水漏出
五輪招致への影響指摘も 海洋流出脅威、各国が報道
(9月2日茨城新聞より抜粋)
◆汚染水に厳しい世界の視線
ピアニスト デッドバイラー 扶美(ドイツ 43)
(9月3日朝日新聞より)
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※9/5(木)学習会にご参加を! 『反原発と反TPPについて』
お 話:金子 勝さん(慶應大学経済学部教授)
日 時:9月5日(木)19:00開会
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
好評予約受付中、残り枠17名様です。
ご予約は、TEL 03-3238-9035(たんぽぽ舎) までお願い致します。
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┗■1.再稼働より汚染水対策!
| 9・11規制委前抗議行動 参加を呼びかけます
└──── 再稼働阻止全国ネットワーク
○フクイチ事故は拡大している!
東電・福島第一原発の大量の汚染水流出問題は、規制委自らレベル3の重大な異常事象と確認する非常事態となっている。フクイチ事故は収束どころか、「レベル7+3」へと拡大している。
海に流れ込む大量の高濃度汚染水=毒の水は、福島をはじめとする東日本の漁民を恐怖と絶望へ陥れているのみならず、今では全地球的問題として海外メディアも注視している。一刻の猶予もならない、今現在日本の最大問題なのだ。
○規制委は汚染水問題に責任を負え!
規制委は発足以来、この問題に見て見ぬ振りをしてきた。だから規制基準の中に汚染水対策は一言も盛られていない。そしてこの問題が重大問題として明るみに出たとき、田中委員長の発言は、人ごとのような海洋投棄を容認するものだった。
原発の安全と事故に責任を負うと自負する規制委は、今この汚染水問題に全面的に責任を負って、全力で取り組むべきだ。
○再稼働適合審査を中止して、全人員を汚染水対策に注ぎ込め!
汚染水問題が非常事態となっている今も、規制委はその対策よりも再稼動推進のために適合審査を急いでいる。人員配置も適合審査には約100名を配置し、さらに増員を予定しているが、フクイチにはたったの50人(現地には10人)しか配置していない。
事故が拡大している事態の中で何が再稼働審査だ!今はそのすべての人員とエネルギーを汚染水対策、そして事故収束に向けるときだ!一丸となって新チームを作って、現場にはりつくべきだ!
9・11規制委前抗議行動に多数の参加を! 怒りの声を叩きつけよう!
「再稼働より汚染水対策!」9・11規制委員会前抗議行動
日時:9月11日(水)12時~13時
場所:原子力規制委員会ビル(六本木ファーストビル)前
( http://www.nsr.go.jp/nra/map.html )
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
協力:原子力規制を監視する市民の会
再稼働阻止全国ネットワーク
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/inquiry
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
TEL 070-6650-5549
FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛、と明記下さい)
(東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付け)
原子力規制を監視する市民の会
http://kiseikanshishimin.jimdo.com/
@kanshi_chu
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┗■2.汚染水問題で国会審議延長?????
| オリンピック招致に悪影響ということで国会審議延長という
| あきれてものが言えない、国会議員の低レベルさに。
└──── 成瀬伊佐夫(メルマガ読者)-投稿-
1.オリンピックは、ヒットラーが全くクーベルタンの理想とするオリンピックの性格を変えた。国家主義、ファシズムのためのものなった。1936年に開催された第11回ベルリン大会は、オリンピック史上、最初に政治の直接的な影響を受けた大会として知られている。
2.ヒトラー率いるナチス政権が、オリンピックを国家宣伝の道具とした。ドイツの国家的イベントとして「成功」した「ヒトラーのオリンピック」とは、ナチスによる大会の政治的利用が徹底された。ベルリンオリンピックとナチスのプロパガンダは、表裏一体だった。何しろオリンピックの映画を作った女性映画監督は同時にナチの宣伝映画も作ったのだ。ヒットラーの愛人だったといわれている。 1934年のナチ党大会の記録映画『意志の勝利』が、ナチによる独裁を正当化し、国威を発揚させるプロパガンダ映画 。監督はレニ・リーフェンシュタール。『オリンピア』も。『民族の祭典』『美の祭典』の2部作も同じ監督。
3.その後は、国家の威信をかけ、メダルの争いになり、国家主義の宣伝の場になったオリンピック。
まさかと思ったいたがあらゆる政党が賛成とはこの国は恐ろしい。あきれた。
それより原発事故の問題の方が国際社会から注目されている。汚染水対策は時を争っている。そんな時に国会審議延長に共産党も大賛成なのか?。あきれてものが言えない。開いた口が塞がらない。この国の政治家は、ほとんど無能だ。危機感もない。地球規模の環境破壊であり、汚染だ。その対策すら立たない。
あるいは日本は、地球死滅のために先導者になるかもしれないという危機感は全くない。本当に世界の英知を集めて対応策を練る時に、情報を隠蔽してはならない。オリンピックだと騒いでいる。あきれてものが言えない。天に唾する日本の政治家。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆9/14トークイベント
「史上最悪のプロパガンダ~メーカー責任と原発広告~」開催
3.11まで、莫大な資金を投じてメディアに流された「原発広告」。
この戦後最大の「原発プロパガンダ」により、「安全幻想」はいかに植え付けられたのか。
元博報堂の広告マンで現在作家の本間龍さんとグリーンピース・ジャパン事務局長・佐藤潤一のトークイベントを開催します。
【日 時】9月14日(土) 16:45~19:15(16:15開場)
【場 所】TKP有楽町ビジネスセンター
東京都千代田区有楽町2-2-1ラクチョウビル5階カンファレンスルーム5A
【入場料】1000円(グリーンピース・サポーターは無料、要予約)
【主 催】グリーンピース/PRESS JAPAN
【サポーター予約・問合せ】03-5338-9800(佐藤たいしょう)
◆9/29第11回原発はいらない西東京集会&デモ
9月29日(日)西東京市田無庁舎 市民広場
(西武新宿線田無駅南口徒歩3分)
集会 15:30~ デモ出発 16:00~
デモコース:西東京市役所田無庁舎 市民広場~市役所通り
~踏切~アスタ東~青梅街道~東伏見交差点~
調布保谷線~都立東伏見公園
ゲンパツイラナイト 17:00~18:00(都立東伏見公園)
参加ミュージシャン:シバイナオミさん
主催:原発はいらない西東京集会実行委員会
http://nonuke-ntyo.cocolog-nifty.com/
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┗■4.新聞・雑誌より2つ
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◆福島第1の汚染水漏出
五輪招致への影響指摘も 海洋流出脅威、各国が報道
東京電力福島第1原発で汚染水が海に漏出している問題が、各国メディアの注目を集めている。深刻な海洋汚染の脅威が現実となりつつある事態が連日報じられ、東京がマドリード、イスタンブールと争う五輪招致への影響も指摘されている。(中略)
「約千個あるほかのタンクの耐久性にも疑問を生じさせる」とした米紙ニューヨーク・タイムズは、一連の問題が東電への視線を厳しくし、海洋放出の合意形成を難しくしたとの見方を伝えた。(中略)
事故後、2022年末までの脱原発を決めたドイツでは、保守系のフランクフルター・アルゲマイネ紙が「透明性は皆無」の見出しで、東電の変わらぬ隠蔽体質を批判。「約束した社内改革は口だけにすぎなかった」と、広瀬直己社長の指導力に疑問を投げかけた。(中略)
候補地を抱えるスペインの地元メディア、エウロパ・プレスは「原発の問題が未解決であることは東京の五輪招致にも影響を与えるだろう」との元閣僚の発言を報じた。(中略)
国営通信の新華社は「原発の危機が東京の招致に暗い影」と報道。安全性を訴える猪瀬直樹東京都知事の発言などを伝える記事を「日本政府は危機を見くびり続けているが、内外で高まる懸念にIOCが耳を傾けるかどうかが注目」と結んだ。(後略)(9月2日茨城新聞より抜粋)
◆汚染水に厳しい世界の視線
ピアニスト デッドバイラー 扶美(ドイツ 43)
最近、ドイツでは毎日のようにトップニュースで、日本の福島第一原発の汚染水漏れが「世界最大のスキャンダル」として報道されています。日本に一時帰国していますが日本政府の反応の鈍さに愕然としています。
2年半前の東日本大震災の時には、ドイツ人や隣国のスイス人の見知らぬ人からも、励ましの言葉をかけられ、募金をしてもらいました。そして、日本国民の震災後の対応に感動している、とニュースでも報じられました。
ところが、今では原発再稼働、推進、諸外国への売り込みなど、被害に苦しむ国民を抱え、同原発周辺を放射能で汚染している国とは思えない無責任な決断をしている日本政府とそれを許している国民は、ドイツでは理解されません。
日本が地球と人間、生物を放射能で汚染していることに世界中が注視し、恐怖を抱いています。日本政府は有効な対策を取り、脱原発に向け信用を取り戻さねば、世界は日本を同等の相手としては見てくれないでしょう。一日本人として、心配でたまりません。(9月3日朝日新聞より)