NUCLEAIRE
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1954】
2013年9月7日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「オリンピックをやっている場合か!招致する金があるなら、
汚染水対策に回せ!」という叫びに…喝采
第71回官邸前抗議行動の参加記(私は5回目の参加)
鍋谷郁太郎 (大学教員・神奈川在住)
★2.福島原発告訴団(武藤類子団長)が、汚染水を告発
タンクからの漏洩;地下水からの漏洩;東電の責任を問う
★3.規制委は「新規制基準」でいったいなにを規制できているのだろうか?
東京電力福島第一原発事故で明らかになった地震と津波のびっくりする
ような問題の数々、そして自ら考え、行動を起こすということ
9/4第2回地震・津波講座の感想 永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.新聞・雑誌より1つ
◆活断層ではないと一致…でも 活断層がないわけじゃない
断層の位置を関電が一転「徹底調査必要」
東洋大渡辺満久教授が警告 (9月7日東京新聞より抜粋)
★5.東京湾に浮かぶ2つの原子炉;写真・図表の展示
スペースたんぽぽにて。ぜひ見て下さい 柳田真(たんぽぽ舎)
━━━━━━━
※9/11(水)3つの行動をお知らせします。是非ご参加を!
☆1 規制委員会抗議行動 汚染水抗議・規制庁の責任を問う
日時:9月11日(水)12:00から13:00
場所:規制委員会前(地下鉄六本木駅下車)
☆2 テントひろば3年目怒りのヒューマンチェーン
日時:9月11日(水)18:30-テント・経産省前スピーチ
19:30-経産省包囲・怒りのヒューマンチェーン
場所:経産省前テント前ひろば他
☆3 「小さき声のカノン-選択する人々(仮題)」-現在進行中の新作を語る-
日時:9月11日(水)18:30会場 19:00開会
講師:鎌仲ひとみさん
場所:スペースたんぽぽ 参加費1000円
主催:いろりばた会議
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「オリンピックをやっている場合か!招致する金があるなら、
| 汚染水対策に回せ!」という叫びに…喝采
| 第71回官邸前抗議行動の参加記(私は5回目の参加)
└──── 鍋谷郁太郎 (大学教員・神奈川在住)
今回で5回目の参加になります。今回は、福島第1原発の高度放射能汚染水問題が深刻化する中で、自分の危機意識も嘗てない程高まっていました。居ても立ってもいられない心境で、思いをシュプレヒコールに載せて心の底から官邸めがけてぶつけていました。
地下水汚染や海洋汚染の進行の現実を突きつけられる中で、抗議行動参加者の緊迫感や危機感そして怒りが今回は、これまでになくひしひしと伝わってきました。それは、シュプレヒコールの合間に行なわれる安部首相への1分間抗議の内容と発言の多さにはっきりと現れていました。特に「オリンピックをやっている場合か!招致する金があるなら、それを地球的犯罪である汚染水対策に回せ!」という叫びは、まさに皆から「我が意を得たり」とばかりに大いなる喝采を浴びていました。
巨大与党をバックにした安部政権が汚染水のリスクを過小評価し続け、再稼働に突き進もうとしている今、官邸前抗議行動の果たしていく役割は非常に大きいと思います。最後の望みの火という気がしています。これからも可能な限り参加し、抗議行動を支えていこうと思います。
┏┓
┗■2.福島原発告訴団(武藤類子団長)が、汚染水を告発
| タンクからの漏洩;地下水からの漏洩;東電の責任を問う
└──── 福島原発告訴団・弁護団
汚染水海洋放出事件を刑事告発!
2013年9月3日火曜日
本日、武藤類子団長ら3名は、福島県警に対して、東京電力福島第1原発放射能汚染水海洋放出事件に関して、東京電力元幹部・武藤栄ら32名及び法人としての東京電力株式会社を、公害罪の被疑事実でそれぞれ刑事告発しました。
■被告発人目録
1.武藤 栄 東京電力株式会社前・取締役副社長(~2011年6月)原子力・立地本部長
2.勝俣 恒久 東京電力株式会社 取締役会長(~2012年6月)
その他30名(個人として32名)
33番目として法人としての東京電力株式会社
■罪名
人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律(公害罪法)
本日、告発したのは、団長・副団長ら3名の福島県民(今後、追加の告発人の募集を始めます)。
東電は2011年6月17日、政府から検討を求められた「原子炉施設を囲む遮水壁の設置」について計画を策定したものの、株主総会を前にして「1000億円」という工事費を計上することで、債務超過、経営破綻となることを危惧し、中長期的対策として問題を先送りにしました。その後、約2年間にわたり、抜本的対策を講ずることなく放置。またこの危機的な状況を、政府規制担当者らに説明することもありませんでした。
この東電による犯罪的行為の結果として、放射能汚染水が太平洋に流出。漁業関係者はもちろんとして周辺住民を恐怖と絶望に陥れ、さらには国際問題にもなろうとしています。
現在、福島原発告訴団の告訴は不起訴へ…というリーク記事が流れています。これらの記事の真偽は不明ですが、こうした流れが、「我々は何をしても罪に問われることはないのだ」と、東電関係者を思いあがらせる結果となり、今回の二次被害を生んだのではないでしょうか。
仮設タンクを、強度と安全性を備えた堅牢なタンクに切り替えることもなく放置し、四方遮水壁も着工せず、漏れた水をせき止める周囲のコンクリート堰の排水弁は開け放したまま…。このように、誰が聞いても呆れるばかりの杜撰な対応が、金輪際、二度と起きぬように、厳格な処罰をお願いしたいと思います。
私たちは、今回、検察ではなく福島県警に告訴しました。事故当時、いのちがけで人命救助や避難誘導の任にあたってくださった警察官のみなさんなら、私たちの訴えを真摯に受け止めていただけると信じてのことです。汚染水流出事件は、極めて明らかな犯罪です。早急に告訴を受理し、強制捜査の上、起訴につなげていただけることを、心から願っております。
■告発文・告発時のプレスリリースは http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
┏┓
┗■3.規制委は「新規制基準」でいったいなにを規制できているのだろうか?
| 東京電力福島第一原発事故で明らかになった地震と津波のびっくりする
| ような問題の数々、そして自ら考え、行動を起こすということ
| 9/4第2回地震・津波講座の感想
└──── 永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)
第一回は島村英紀さん、そして今回は地震がよくわかる会から今井孝司さんにお話をして戴きました。
今井さんは市民の立場で、地震・津波・原発に関わり、十数年に渡り勉強をしてこられた方です。
お話は、今井さん作成の30ページからなる豊富な資料集を基に、プロジェクターを活用し、「一体何が報道されていたのか、今回の地震や津波で起きた事象の数々が、いかに規制委の規制基準にそぐわないのか」をわかりやすくて丁寧に説明をしてくださいました。
津波により内陸奥までに陸上げさせられた推定140トンの巨石や、防波堤に乗り上げようやく止まった貨物船はなんと4724トン。
「これらがもし原発や核施設サイトにやってきていたら?!」ひとたまりもありません。今回はたまたまやってこなかったという幸運だっただけ。
原発の立地条件に大差はないのだから原発の受ける最大地震動の設定は、すべて2300ガルに設定すべき。他にも活断層の年代定義について、原発の寿命設定について、などなど。
原子力規制委を地震と津波問題から検証するお話も、大変に勉強になりました。
私たちは市民であって、原発や地震などの部門の専門家ではありませんが、報道されていることを「自ら」知り、さらに「なぜ?」と疑問や矛盾を持ち、それら知り得たことをみんなで考え、これから先の混沌とした筋道を探って行くことは、私たち「普通の市民」でも、できるのではないでしょうか?
そんな風に感じることができた有意義な学習会でした。今井さん、ありがとうございました。
☆当日の資料集(A4版31頁)は、若干予備があります。実費(コピー代300円)でお分けします。郵送の場合はプラス100円(送料)です。
☆「地震がよくわかる会」は、たんぽぽ舎で定期的にやっている学習会です。
毎月一回平日夜に少人数で、地震、津波、火山や原発に関わる情報の共有と交換を主にやっています。年に数回、スペースたんぽぽでの講座としても開かれています。参加費は大体800円~1000円です(主に会場費)。
┏┓
┗■4.新聞・雑誌より1つ
└────
◆活断層ではないと一致…でも 活断層がないわけじゃない
断層の位置関電が一転「徹底調査必要」
東洋大渡辺満久教授が警告
原発の重要施設の下に活断層があるのでは、と議論が続いていた関西電力大飯原発。今月二日、原子力規制委員会の調査団が「活断層ではないという見解で一致」した。ただ、この情報は正確に伝わっていないようだ。調査団の渡辺満久・東洋大教授は「原発直下に活断層がないと結論したわけではない。今後、より詳しく調べる必要がある」と警告する。(中略)
しかし、渡辺教授は「関電が従来、主張していた断層を突然別の場所に変えてきたのが長期化の原因。建設当時の関電のいい加減な断層調査と、それを通してしまったずさんな審査が根本的な問題だ」と反論する。(中略)
原発北側の試掘溝で地層のずれが見つかった。「単なる地滑り」という意見がある一方、渡辺教授は「活断層の可能性がある」とみた。(中略)
活断層なら安全審査を通らない。「すると突然関電は『断層の位置は間違っていた』と言い出した。あまりのいいかげんさに、ぼうぜんとした」(渡辺教授)(中略)
「問題は、これらの敷地内の小さな断層にとどまらない。最も重要なのは海にある大きな活断層の動きが、原発にどう影響するかという点だ」 (中略)
渡辺教授は「約3ヶ月の定期検査の内に新たに試掘溝を掘ることもできる.安全審査の中で徹底的に調べる必要がある。」と訴えている。
(9月7日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■5. 東京湾に浮かぶ2つの原子炉;写真・図表の展示
| スペースたんぽぽにて。ぜひ見て下さい
└──── 柳田真(たんぽぽ舎)
東京湾に浮かぶ2つの原子炉の危険=米軍原子力空母ジョージ・ワシントンの写真・図表の展示をスペースたんぽぽ(千代田区三崎町ダイナミックビル4F)で行っています。30余点のうち、壁面の都合で当面8点を展示中。
資料提供は原子力空母を考える横須賀市民の会(呉藤弁護士、筧璃恵子氏ら)のものです。9月一杯展示します.(約1ヶ月)
9月25日(水)夕方は、横須賀市のヴェルニー公園での集会とデモにたんぽぽ舎として参加する予定。
このあとには第2弾として「反原発活動への嫌がらせ展」の資料を主催者(海渡弁護士ら)の好意でお借りして展示する予定です。
たんぽぽ舎です。【TMM:No1953】
2013年9月6日(金)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.たんぽぽ舎25年の特色を生かした集会・3つのお誘い
9月15日(日)原発ゼロの日、25日(水)東京湾に浮かぶ2つの原子炉、
30日(月)JCO臨界被曝事故14年抗議行動と集会
柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.9/29(日)テントを守れ@川柳句会
テントひろば応援プロジェクト
★3.新聞・雑誌より5つ
◆東京、汚染水で苦境 質問集中、説明に不満 20年夏季五輪
(9月6日茨城新聞より抜粋)
◆汚染水理解得られず 五輪招致委、会見で答弁困窮
海外メディア「失望した」 東京招致委にとって、汚染水事故への
海外の厳しい見方は想像以上だった。(9月6日朝日新聞より抜粋)
◆山側地下水も汚染 海洋放出計画見直しも 福島第一
(9月6日読売新聞より抜粋)
◆東電、費用公表に難色 「四方遮水壁1000億円規模」 内部文書
(9月3日東京新聞より抜粋)
◆大飯、再稼働審査へ 活断層否定根拠のデータ示さず 規制委
(9月6日東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
※1つ訂正をお知らせします。
昨日発信の【TMM:No1952】の目次部分の★3.メルマガ読者から
イベント案内…の2つめで、日時の間違いがありました。
正:◇落合恵子さんが語りかける☆(講演会&ウォーク)
--原発のない社会をめざして 福島を忘れない--
10/14(月・休み)10:30~ 大津市民会館(JR大津駅)
誤:◇落合恵子さんが語りかける☆(講演会&ウォーク)
--原発のない社会をめざして 福島を忘れない--
10/4(月・休み)10:30~ 大津市民会館(JR大津駅)
━━━━━━━
※9/7(土)討論会にご参加を!
「脱原発テントと再稼働阻止を考えよう!」大討論会
日 時:9月7日(土)18:00~
提 起:木村結さん・正清太一さん
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:500円(予約不要)
共 催:テント応援団と「スペースたんぽぽ」
━━━━━━━
※品切れでご迷惑をおかけ致しました。
8月22日アーサー・ビナードさん講演DVDの
第2次注文分が届きました!
『本当の「アメリカ」のその本当の話』-「核開発と平和利用」の過去と現在-
2時間27分 1枚1000円、送料4枚まで80円、5枚以上の送料は必ず
お問い合わせ下さい。
DVDご希望の方は、必要なDVD枚数の代金と送料を先に郵便局で
お振り込み願います。住所、氏名、電話番号を明記下さい。
お振り込み後、たんぽぽ舎あてに、電話かメールでお振り込みの内容を
必ずお知らせ下さい。
郵便振り込み先 00180-1-403856 加入者名 たんぽぽ舎
連絡先:たんぽぽ舎
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
━━━━━━━
┏┓
┗■1.たんぽぽ舎25年の特色を生かした集会・3つのお誘い
| 9月15日(日)原発ゼロの日、25日(水)東京湾に浮かぶ2つの原子炉、
| 30日(月)JCO臨界被曝事故14年抗議行動と集会
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
たんぽぽ舎が、9月におこなう(参加する)3つの学習会・集会は、たんぽぽ舎25年の歴史で学んだ体験からの集まりです。世間一般では有名ではありませんが、
たんぽぽ舎としては、『大事な・意味の多い集まり』だと考えています。
ご都合をつけて、ご参加いただくと幸いです。
3つの集会は、次のとおり
イ.9月15日(日)13:30~17:00
原発ゼロでも大丈夫・原発ゼロの日を祝う
原発再稼働阻止で、ゼロの日をもっともっと長くしよう
但し、東京湾には原子炉2基がいる(米軍原子力空母)
お話:4人
槌田敦(物理学者)、山崎久隆(たんぽぽ舎)、
かけいりえ子(原子力空母の横須賀母港化問題を考える市民の会・
共同代表)、
原田裕史(たんぽぽ舎)
4人の問題提起者が30分ずつ語ります。原発ゼロの日(9月15日)を祝い、
今後の方向・方針を話しあう。原発再稼働を阻止し続ければ、原発ゼロは続く。2年もやれば原発推進側はネを上げるだろう。
問題は再稼働を阻止する世論と運動だ。
但し、それでも東京湾に浮かぶ2つの原子炉は残る。
この60万KW2基の原発は、東電福島第一原発1号機と同じ能力だ。
米原子力空母ジョージ・ワシントンは早く、米国へ帰れ!
日 時:9月15日(日)13時開場 開会:13時30分~17時
発 言:4人の問題提起者と参加者全員(自由発言)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:1000円
主 催:スペースたんぽぽ講座会議、たんぽぽ舎
ロ.9月25日(水)「東京湾に浮かぶ2つの原子炉の危険」
「原子力空母配備撤回を求める9・25神奈川集会」
米原子力空母ジョージ・ワシントンNO・集会とデモ
日時:9月25日(水)18:00集会開会 18:50デモ出発
会場:横須賀ヴェルニー公園(京急線汐入駅下車)
主催:平和フォーラム・神奈川平和運動センター・三浦半島地区労
共催:全国基地ネット、平和センター関東ブロック
ハ.9月30日(月)「9・30臨界被曝事故14周年東京圏行動」
◎追悼と抗議行動
日時:9月30日(月)午前10時から11時
場所:経産省別館前
内容:基調報告、黙祷、献花、アピール、経産省へ申し入れ
◎9・30臨界被曝事故14周年東京圏集会
日 時:9月30日(月)19時から21時
講 演:「核の事故、負の連鎖、そして将来への危機」
講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
資料代:800円
主 催:9・30臨界被曝事故14周年東京圏行動実行委員会
連絡先:たんぽぽ舎内 TEL 03-3238-9035
┏┓
┗■2.9/29(日)テントを守れ@川柳句会
└──── テントひろば応援プロジェクト
日 時:9月29日(日)14時より(13:30受付)
会 場:経産省前テントひろば(第2テント)
席題2題(各2句吐)参加費無料 定員:18名 披講の後交流会
入選句には景品贈呈
選 者:乱鬼龍さん(川柳人)
主 催:テントひろば応援プロジェクト
協 力:経産省前テントひろば
連絡先:わかち( takibinokai_poem@yahoo.co.jp )
携 帯:070-6472-1947(乱)
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より5つ
└────
◆東京、汚染水で苦境 質問集中、説明に不満 20年夏季五輪
2020年夏季五輪の開催都市は、ブエノスアイレスで開かれる国際オリンピック委員会(IOC)総会で7日夕(日本時間8日早朝)に決定する。やや優位で終盤を迎えた東京は、原発の汚染水問題で海外メディアから質問が集中するなど苦境に立たされ、関係者から「マドリードに風が吹いている」と危機感も出始めた。(中略)
質問した記者は「疑問に答えていない。何かを隠しているように感じる」と指摘。五輪専門サイトの英国人編集長、ダンカン・マッカイ氏は「IOC委員の中には東京ではなく福島の状況を問題視している人がいる。それに十分言及せずに支援は得られないのでは」と厳しい見方を示した。(後略)
(9月6日茨城新聞より抜粋)
◆汚染水理解得られず 五輪招致委、会見で答弁困窮
海外メディア「失望した」 東京招致委にとって、汚染水事故への
海外の厳しい見方は想像以上だった。(後略)
(9月6日朝日新聞より抜粋)
◆山側地下水も汚染 海洋放出計画見直しも 福島第一
福島第一原子力発電所の貯蔵タンクから汚染水300トンが漏れた問題で、東京電力は5日、タンク近くで4日に採取した地下水から、ストロンチウムなどの放射性物質を初めて検出したと発表した。濃度は1リットル当たり650ベクレルで高くないが、漏れた汚染水が地下水に達した恐れが強まった。
政府と東電は、原子炉建屋の山側で地下水をくみ上げて海に放出し、敷地内の汚染水の増大を抑える計画だが、くみ上げ井戸は問題のタンクから約130メートルしか離れていない。汚染が拡大すれば、計画は見直しを迫られる可能性が高い。(中略)
海洋放出は、汚染水の抑制策の柱で、計画が頓挫すれば汚染水対策全体が破綻しかねない。(後略)(9月6日読売新聞より抜粋)
◆東電、費用公表に難色 「四方遮水壁1000億円規模」 内部文書
東京電力福島第一原発の汚染水問題で、福島県民らでつくる福島原発告訴団は3日、東電が汚染水対策として原発地下の四方に遮水壁を造るのが「最も有力」と位置付けながら、1000億円規模の費用や着工時期を公表しない方針を記していた内部文書を入手したと発表した。遮水壁は結局、海側にしか設置されていない。(中略)
「高濃度の滞留水(汚染水)をこれ以上海洋に流出させないために、『後追いにならない備え』とする」と明記している。
だが、併せて作成されたとみられる記者発表に関する文書では、遮水壁は設計次第で1000億円規模の工事費がかかる可能性があり「仮に1000億円レベルの更なる債務計上を余儀なくされることになれば、市場から債務超過に一歩近づいたとの厳しい評価を受ける可能性が大きい。是非回避したい」と記述。発表する際は着手時期や費用を「今後の調査・設計次第で不明」とする方針を伝え、政府側に理解を求めている。(後略)(9月3日東京新聞より抜粋)
◆大飯、再稼働審査へ 活断層否定根拠のデータ示さず 規制委
原子力規制委員会は5日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働審査を始めると決めた。断層を調べる専門家チームは2日に「活断層ではない」と一致したが、まだ規制委へ報告していない。規制委は正式な結論を得ないまま、再稼働への手続きを進めることになる。(後略)
(9月6日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆廃炉しかない!9・28さよなら志賀原発集会へ!
命のネット会員はこぞって参加を!
【とき】9月28日(土)午後1時~3時(集会とデモ)
*集会後、香林坊までデモを予定
【ところ】犀川河川敷(犀川大橋~桜橋の間、片町側)
交通 JR金沢駅から市内バス「片町」下車
さよなら志賀原発・実行委員会は来る9月28日(土)、犀川河川敷を会場
にして「廃炉しかない!さよなら志賀原発集会」をよびかけています。
今年最大のとりくみです。
福島第一原発の汚染水が既に止水壁を越えて大量に海に流出していることが
わかりました。事故は収束どころか、拡大しています。
再稼働など論外!事故収束に全力を挙げよと訴えましょう。
主催・問合せ 命のネットワーク TEL/FAX 0767-22-2111
ホームページ http://inochi-no.net/
◆落合恵子さんが語りかける☆(講演会&ウォーク)
--原発のない社会をめざして 福島を忘れない--
【10月14日(月・休) 大津市民会館 大ホール】
10時開場 10時30分開会 12時終了(予定)
講演終了後、関西電力 滋賀支店まで脱原発ウォークをします。
参加協力券:500円
交通 JR大津駅から徒歩10分、京阪浜大津駅から徒歩7分
主催 さいなら原発・びわこネットワーク
問合せ(野坂) TEL 090-2595-7194 FAX 077-562-5408
http://blog.goo.ne.jp/uo4/e/6cb6007ae418240e28095030ffc0f415
◆首相官邸「裏」からの抗議行動
9月も、反原連が呼びかける金曜の首相官邸前抗議行動の時間帯に、
独自に、首相官邸「裏」から行動します。常連さんも、通りすがりの方も、
あるいは「表」に参加している方も、どうぞお立ち寄りください。
志を同じにする方のアピール・コールも歓迎します。
日時 9月6日、13日、20日、27日(金)18時半~19時半
場所 首相官邸裏、官邸西側
(地下鉄銀座線、南北線 溜池山王駅7番出口すぐ)
目的 首相官邸により近いところで官邸に向かって脱原発・反戦等を訴える
呼びかけ 木村(連絡先:080-5062-4196)
抗議内容:脱原発(被害者を守れ、再稼働反対、汚染水放置抗議、自民党は
原発推進の責任をとれ、原発廃炉、関西大弾圧抗議、原発輸出止めろ)、戦
争反対(オスプレイ配備・訓練反対、普天間閉鎖・撤去、辺野古新基地建設
反対、高江ヘリパッド建設反対、憲法改悪反対、集団的攻撃義務反対、シリ
ア攻撃するな)など。
(注意)「表」の行動とは独立の行動です。警察の不当な「誘導」や規制や
「お願い」には非暴力で毅然と抵抗します。
┏┓
┗■4.新聞・雑誌から
└────
◆関電の今夏需要10年夏の10%減 ピーク時、節電定着
(8月31日 東京新聞より)
関西電力は29日、今夏(7月1日~8月23日)のピーク時(午後2~3時)の電
力需要が、厳しい暑さだった2010年夏と比べ平均約10%減少したと発表した。
家庭や企業で節電が定着し、数値目標を設けて節電を要請した12年夏(約11%
減)とほぼ同程度の減少となった。
今夏の最大需要は8月22日に記録した2816万キロワット(確報値)。10年夏の
3095万キロワットと比べた需要の減少幅は、原発3基分の出力に相当する279
万キロワットだった。 関電の事前予測では、今夏のピーク時の電力需要は
8.7%減だった。
◆危険はちゃんと教えて ふくしま作業員日誌 48歳男性
(9月2日 東京新聞より)
地上タンクからの汚染水漏れが三百トンと聞いて、がくぜんとした。これま
でもほかのタンクの近くを通り掛かったとき、晴れているのにタンクの周りに
水たまりがあって「あれ?」と思ったことが何回かある。今回も初めは、また
漏れちゃったんだなって感じだった。まさかプール一杯分とは。(中略)
漏れがあったのは、多くの作業員が通る五差路の近く。でも、現場にいる僕
らには情報は伝わってこない。近くを通るときは気を付けるなど自分で自分を
守らないと。三百トンというのも、(国際的な評価尺度で)レベル3になった
のも、ネットで知った。情報がこないのは慣れっこだけど、体を張って現場で
働く作業員に危険はちゃんと教えてほしい。
◆「想定外、もう許さない」 東電汚染水 福島の警察信じ告発
(9月4日 東京新聞より)
「汚染水対策の失敗はまさに『想定内』。今度こそ『想定外』の言い訳は許
されない」。東京電力福島第一原発の汚染水問題で、福島県民による福島原発
告訴団が三日、広瀬直己社長ら東電幹部を公害犯罪処罰法違反容疑で福島県警
に告発した。県民たちは真相解明の役割を、同じく原発事故の被害者でもある
地元の警察官たちに託した。
代理人の河合弘之弁護士は東京都内で会見し「安全よりお金を優先して原発
事故を起こした東電の体質や構造は、事故後もまったく変わっていない」と批
判した。(中略)
告訴団は告発に合わせ、汚染水対策に関する東電の内部文書を公表した。
文書には、東電が事故の三カ月後の時点で、原発地下に遮水壁を造るのが「最
も有効」と位置付けながら、費用や着工時期を公表しない方針が書かれていた。
(中略)
東電広報部は三日、本紙の取材に対し、告訴団が入手した文書が「社内に
たんぽぽ舎です。【TMM:No1952】
2013年9月5日(木)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.今からでも、液体窒素で福島第一の格納容器冷却を!
<槌田敦さんが311事故後すぐ保安院へ送った提案>
高濃度に汚染された非人間的な作業環境を、直ちに改善せよ!(中村泰子)
★2.金曜官邸前行動での寄せ書きにみる『みんなの声』をお届けします!
「原発の再稼働やめろシリーズ」模造紙いっぱいに参加者の声<1>
(たんぽぽ舎 金曜行動第4班)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◇廃炉しかない!9・28さよなら志賀原発集会へ!(集会とデモ)
9/28(土)13時~ 犀川河川敷(JR金沢駅からバス)
◇落合恵子さんが語りかける☆(講演会&ウォーク)
--原発のない社会をめざして 福島を忘れない--
10/4(月・休み)10:30~ 大津市民会館(JR大津駅)
◇首相官邸「裏」からの抗議行動
9/6、9/13、9/20、9/27(いずれも金曜18時半~19時半)、首相官邸裏
★4.新聞・雑誌から
◇関電の今夏需要10年夏の10%減 ピーク時、節電定着
(8月31日 東京新聞より)
◇危険はちゃんと教えて ふくしま作業員日誌 48歳男性
(9月2日 東京新聞より)
◇「想定外、もう許さない」 東電汚染水 福島の警察信じ告発
(9月4日 東京新聞より)
━━━━━━━
※9月7日(土)18:00~「脱原発テントと再稼働阻止を考えよう!」大討論会
木村結さん・正清太一さん・正清さん似のAさん|参加費500円|テント応援団
とスペースたんぽぽの共催|会場 スペースたんぽぽ(予約不要)
━━━━━━━
※9月8日(日)14:00~ 東京しごとセンター 講堂|資料代500円|予約不要
シンポジウム「事故被害は拡大している!これでも原発再稼働を認めるのか」
主催 福島原発事故緊急会議 http://2011shinsai.info/node/4582 ━━━━━━━
┏┓
┗■1.今からでも、液体窒素で福島第一の格納容器冷却を!
│ <槌田敦さんが311事故後すぐ保安院へ送った提案>
│ 高濃度に汚染された非人間的な作業環境を、直ちに改善せよ!
└────(中村泰子 たんぽぽ舎応援する人)
東電・福島第一原発の収束現場は、事故で飛び散った放射能で地雷原のよう
な危険地帯であるうえに、核燃料冷却のため発生した汚染水が地下水と混じり
合って地表に迫り、しかも貯蔵タンクがチャチだったため、あちこちから高濃
度汚染水が漏れ出すという想像を絶する状況になっている。このような非人間
的な作業環境で、毎日3000人の労働者が働いている。これは第二の緊急事態だ。
この2年半、東電は汚染水問題に対して、場当たり的対処のみで放置してきた。
東電の無策、愚策の結果、作業員は不必要な被ばく労働を強いられ、海はどん
どん汚染される。あらゆる手段を尽くして悪化をくい止めるべきだ。
先月31日のスペースたんぽぽ講座で、槌田敦先生が「格納容器(建屋)を
液体窒素で冷却することが汚染水流出抑制の要」と再び言及された。槌田先生
は事故後(2011年)3月16日、当時の寺坂信昭原子力安全・保安院長宛てにFAX
で「使用済み燃料プールには鉛を投入し、液体窒素で冷却する」という提案を
したが、無視された。昨年7月のスペースたんぽぽ講座でも「格納容器を液体
窒素で冷やせば、もはや冷却水は不要、赤さびの進行は止まる、水分が氷とな
って全体に張り付くので放射能漏れは止まる」という話をされた。液体窒素に
よる冷却はチェルノブイリ原発事故時に実施された方法だという。
急冷すると脆性破壊が起こるようなら、建屋全体を液体窒素で冷やせばよい
とのことだ。外からの地下水に対しては何重にも堀を作るなど別の対策が必要
だが、原発内部の放射能をこれ以上外に漏らさないために、今からでも液体窒
素は有効とのことだ。
私は技術的なことはわからないが、水で冷却する限り汚染水が発生し続ける
わけだから、液体窒素で冷やすという方向に頭を切り替えて、専門家の叡智を
結集し、最善の道を追求するべきではないかと思う。また、山崎久隆さんによ
る次の指摘も全くそのとおりだと思う。(本メルマガ 8/8配信 TMM:No1924)
「東電は、今後大規模な国際訴訟になった場合、全て東電の責任となってしま
うことを回避するために国を巻き込む戦略を立てたのであろう。」
「今から税金を投入するのであれば、直ちに東電を解体して福島第一原発廃炉
機関を作り、そこに人材と資金を東電から引きずり出して、国営として行う
べきだ。」
この事態で、再稼働? 原発輸出? 東京オリンピック誘致?
いいかげんにしてほしい! そんな場合ではない!
┏┓
┗■2.金曜官邸前行動での寄せ書きにみる『みんなの声』をお届けします!
│「原発の再稼働やめろシリーズ」模造紙いっぱいに参加者の声<1>
└────(たんぽぽ舎 金曜行動第4班)
○世界に恥ずかしくない日本であれ!
○地震列国ニッポン!原発はいらない
○まず「原発への関心」から。原発ゼロの地球に!!
○核発電反対!
○冷やすだけで五百年、トンデモナイ!
○大間原発『大間違い』今すぐ止めろ!
○原発再稼働は、日本だけでなく『世界の恥』
○原発なくても生活できるぞ!
○絶対反対許さないぞ!
○世界中の核をなくそう!
○「核発電」は地球的犯罪です
○海を返せ!魚を返せ!
○原発事故は犯罪です、私たちの命を守る政治をしてください
○この世で一番偉いのは人間なんですか?
人が豊かな生活をおくるためだけに地球環境を破壊していいわけがない!
○人間がコントロールできない原発は止めなければならない!
○脱原発!脱被ばく!
○子どもに豊かな大地を、きれいな空気を残したい
○日本政府も東電も責任をきちんととれ!再稼働なんてとんでもない!
○汚染水ダダ漏れ、絶対許さない!!
○上げましょう、一緒に声を!あきらめず希望を捨てず!
○幻の日本民族にならないように!
○知らなければ未来は守れない!止めなければ未来はない!
○みんなが安心して生活できる毎日を取り戻しましょう
○原発マネーは『麻薬』と同じ、原子力ムラは「ケシ畑」
○日本の原発、すぐそばに活断層があるぞ!
※皆さんからの寄せ書きは、再稼働阻止ネットにつながる全国の原発現地の
市民団体へ、手渡しで届けています。