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┗■3.新聞より5つ

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 ◆中間貯蔵地買収へ 1000億円 福島3町に政府方針

            (1211日朝日新聞の見出しより)

 

 

 ◆融資1兆円「無担保に」 東電、大手銀に要請へ

            (1211日朝日新聞の見出しより)

 

 

 ◆福島第一の地表舗装 政府対策委 汚染水対策 追加案

            (1211日朝日新聞の見出しより)

 

 

 ◆もんじゅの秘密  鎌田慧 -本音のコラム-

 

 急な坂を登って門前に着いた途端、雨脚が強まった。白い雨合羽の警官隊がシロアリのように群がっている。固く閉ざされた門扉のむこうにも、ガードマンたちが足を踏ん張って立つ。「もんじゅの再稼働反対」「廃炉にするぞ!」と私たちは門のなかにむかって、声を張り上げた。

 福井県敦賀市の山腹に、灰色のガマガエルのようにうずくまっている「もんじゅ」は、かつて「夢の増殖炉」と呼ばれていた。原発原料のプルトニウムが無限に増える、という触れ込みだったが、事故続きで休止。すでに1兆円以上を空費した。

 青森県六ケ所村の核燃料再処理工場とあわせて、安倍政権がまだやると言い募っているのは無責任にすぎる。役立たずの廃船になった原子力船「むつ」の二の舞いだ。

 30数年前、敦賀市役所に就任したばかりの企画開発課原子力係長なる人物に会ったとき、「賛成派か反対派か分からないからなにも言えない」と突っぱねられた。

 そのころからもんじゅは、核兵器工場に転換されるおそれがある、危険な秘密工場だったのだ。

 原子爆弾の原料になるプルトニムの生産量は、特定秘密保護法によって秘密にされる。その輸送経路も秘密。市の職員も工場の労働者も「適正評価」の対象者として監視され、発言はチェックされる。「文殊菩薩」の名を騙るのは罰当たりだぞ。(1210日東京新聞より)

 

 

 ◆原子力ムラ復活 エネルギー計画素案「原発ゼロ」撤回

  分科会など 脱原発派 締め出し

 

 アベノミクスと実質改憲の動きに関心を奪われている間に、安倍政権下で原子力ムラが着々と復活していた。政府の各種の部会、分科会には多くの推進派たちが席を並べる。経済産業省が作成した電源の中期的な構成を決めるエネルギー基本計画の素案には、民主党政権下で「2030年代原発ゼロ」の目標が消え、原発維持が掲げられた。民意はここでもないがしろにされている。(中略)

 多くの国民が原発ゼロ案に賛成した結果、「2030年代に原発ゼロ」という目標が掲げられた。

 それが一転、この素案は原発を「重要なベース電源」と位置付けた。

素案は核燃料サイクルの推進もうたった。大島教授は「既に破綻している政策。(推進方針は)早晩行き詰まるのに」ともどかしそうに語る。(中略)

 ○自民復権で議論が一転

 自民党の政権復帰で潮目が変わった。

 元経産省幹部で、東京電力や関西電力の役員が非常勤理事に並ぶ財団法人「日本エネルギー経済研究所」の豊田正和理事長が委員を継続する反面、大島教授ら脱原発派の大半が外された。代わって委員になったのは、多くの原発を抱える福井県の西川一誠知事や、第一次安倍改造内閣で入閣した増田寛也氏らだ。

 財団法人「地球環境産業技術研究機構」の秋元圭吾氏や京都大原子炉実験所の山名元教授も新メンバーに加わった。

 

 「福島」の反省どこへ

 ○除染や「もんじゅ」計画 検討、推進派ずらり

 ○専門家会合にも 規制委、危うい独立性

 こうした現象はエネルギー基本計画だけではない。除染や中間貯蔵施設に関連しても同様だ。

 除染の範囲や除染に伴う廃棄物の処分などを議論する環境省の「環境回復検討会」。(中略)

 環境省が全額出資、役員には官僚OBが並んでいる。(中略)

 「持続可能な社会をつくる元気ネット」で「原子発電環境整備機構(NUMO)」の評議員を務める。NUMOは核燃サイクルで生じる放射性廃棄物の最終処分事業を手掛け、元気ネットはNUMOの広報を手伝っている。多摩大大学院の田坂広志教授は「問題は中間貯蔵施設だが、住民は最終処分場になるのではと懸念している。基地の固定化を恐れる沖縄県民と同じだ。()」と述べるが、自公政権では望むべくもない。(中略)

 「こども・被災者支援法」(中略)

 「被ばくによる100ミリシーベルト以下の発がんリスクは、喫煙や飲酒などほかの発がんリスクに隠れてしまうくらい小さい」と発言した長崎大の長滝重信名誉教授、食品に含まれる放射性セシウムの新規制値案の意見公募で、厳格な規制に反対する意見を投稿するよう日本原子力学会の関係者に求めた東北大の中村尚司名誉教授のメンバーだ。

 9月に高速増殖原型炉「もんじゅ」の研究計画案をまとめた文部科学省の作業部会も「ムラ」の色が濃い。(中略)

 福島原発事故の教訓はどこにいったのか。(中略)

 「電力事業者は規制当局と規制の落としどころを探り合い、専門性に劣る規制当局は電力事業者の虜になった。その結果、原子力安全についての監視・監督機能が崩壊していた。事故の根源的原因はこの点に求められる」

   (1211日東京新聞より抜粋)

 

 

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┗■4.たんぽぽ舎の近況

 |  伊方集会に参加して

 └──── 鈴木千津子(たんぽぽ舎)

 

 1130()12月2日()、伊方原発再稼働反対集会が、現地で開催されました。

 12月1日()松山市内の城山公園に、北海道から九州まで全国から8000人が集まりでの集会と、雨の降る中、市内をデモ行進し、夜は全国から集まった人達で交流集会を開催。

 12月2日()は、伊方原発で、「人間の鎖」で再稼働反対を意志表示、四国電力に再稼働反対の申し入れをしました。

 その後、伊方町に再稼働反対の申し入れをし、風船上げ(500)行動にも参加。

 最終便で東京へ帰る我々は、木村俊雄氏(元東京電力社員)の講演会に出席、とてもわかりやすく具体的に話されました。たんぽぽ舎でも木村俊雄氏の講演会企画を近々に開きたいと思い、依頼をしました。
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2043

2013年12月11日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

━━━━━━━

★1.規制委員会、規制庁へ抗議行動(1211)

   再稼働審査は、やめて、福島第一原発汚染水対策-廃炉化に専念せよ

   20ミリシーベルト撤回せよ、1ミリシーベルトを守れ!

                                  柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

★2.2つのおさそい 1月8日()と1月20()

  ◆汚染水止めろ!柏崎刈羽再稼働するな!東電解体!東電本店合同抗議(第4回)

   2014年1月8日()18:30より20:00

  ◆東電解体講座・第2回 2014年1月20()18:45より21:00

       講師:木村 結さん(東電株主代表訴訟)

★3.新聞より5つ

  ◆中間貯蔵地買収へ 1000億円 福島3町に政府方針

               (1211日朝日新聞の見出しより)

  ◆融資1兆円「無担保に」 東電、大手銀に要請へ

               (1211日朝日新聞の見出しより)

  ◆福島第一の地表舗装 政府対策委 汚染水対策 追加案

               (1211日朝日新聞の見出しより)

  ◆もんじゅの秘密 鎌田慧 -本音のコラム-

              (1210日東京新聞より)

  ◆原子力ムラ復活 エネルギー計画素案「原発ゼロ」撤回

   分科会など 脱原発派 締め出し   (1211日東京新聞より抜粋)

★4.たんぽぽ舎の近況-伊方集会に参加して 鈴木千津子(たんぽぽ舎)

━━━━━━━

12/12()学習会にご参加を

 槌田ゼミpart2 エントロピー入門 最終回

 第9章「個人も社会も、ほどほどの幸せを目標にする」

 お 話:槌田 敦さん

   日 時:1212()19:00開会

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800

━━━━━━━

 

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┗■1.規制委員会、規制庁へ抗議行動(1211)

 |  再稼働審査は、やめて、福島第一原発汚染水対策-廃炉化に専念せよ

 |  20ミリシーベルト撤回せよ、1ミリシーベルトを守れ!

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

 

1.1211()昼休み、東京の規制庁前の広場と道路の境目に、40人弱の人々がならんで規制委への抗議活動をおこなった。再稼働阻止全国ネットワークの主催、監視する会の協力の行動でした。

 初めに、柳田が伊方原発反対8000人集会(12月1日)と、もんじゅ反対1000人集会(12月7日)の盛り上がりをのべたあと、規制委田中委員長の3つの大罪をのべました。1つ、田中委員長の20ミリシーベルトの強制発言です。糾弾し1ミリシーベルトを守れ! 2つ、新潟県知事泉田さんに会おうとしない、地域防災を無視する田中委員長 3つ、再稼働のための推進機関という本質をあらわにしてきた規制委のいくつかの言動

 

2.そのあと何人かから発言がありました。(主なもの)

 ・規制委員会を傍聴した人

 ・福島原発事故緊急会議の人

 ・原発を考える品川の女たち

 ・経産省前テントひろば 応援団

 ・たんぽぽ舎

 

3.最後に3つの抗議・申し入れ文を読み上げました。

 1つ、柏崎刈羽原発全号機の再稼働絶対反対

    泉田知事いわく、原発再稼働は何の根拠もない、絵に描いたモチだ。

    柏崎刈羽住民有志から届いた文書

 2つ、〈福島原発事故緊急会議抗議声明〉

    柏崎刈羽のそして、すべての再稼働審査をただちにやめ、

    「20ミリSv」基準を撤回せよ!

    原子力規制委員会委員長 田中俊一様

    原子力規制庁長官 池田克彦様

 3つ、再稼働審査は止めてフクイチ汚染水対策・廃炉化に専念せよ

    UPZ30km、年間100mSv安全、年間20mSv帰還を撤回せよ!

             20131211日 再稼働阻止全国ネットワーク

 ※「1つ」と「2つ」は、近日の事故情報で要旨を紹介します。

  3つ、はすでに要旨を掲載済み(11/21発信の【TMM:No2026】★1)

 

 

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┗■2.2つのおさそい 1月8日()と1月20()

 └──── 

 

 1.汚染水止めろ!柏崎刈羽再稼働するな!

   東電解体!東電本店合同抗議(第4回)

   2014年1月8日()18:30より20:00

      東京電力本店前

   呼びかけ:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎

   賛同:東電株主代表訴訟ほか約20団体

   ・東電本店合同抗議打ち合わせ会

    1226()19時から21時、たんぽぽ舎にて

 

 2.東電解体講座・第2回

   2014年1月20()18:45より21:00

         講 師:木村 結さん(東電株主代表訴訟)

   テーマ:東電解体-東電株主代表訴訟の活動の中でいくつか感じたこと、

       今後の方向

   会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

   資料代:800

   主 催:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎

 

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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 └──── 

 

 ◆12/14快医学ネットワーク主催〈第5回原発被災者支援活動報告会〉

 

○日 時:1214日(土)13:00-17:30(開場12:30)

○会 場:富坂キリスト教センター(後楽園駅から徒歩8分)

          http://www.tomisaka.jp/access.htm

○参加費:1000

○連絡先:NPO快医学ネットワーク事務局

      070-6672-8254(野本)/rengesouan@mx6.ttcn.ne.jp

○<13:0016:00>報告会

 現場からの生の声

橋本俊彦…「福島の健康相談の現状」

関 久雄…「佐渡へっついの家、子ども保養プロジェクト/記録映像」

小林恒司…「心療内科医、ベラルーシ視察報告」

有馬克子…「市民測定所の測定と自然食レストラン『銀河のほとり』」

香取直孝…「ホットスポットに生きる」記録映画・保養所「はくりゅうの家」

◎特別スピーカー

 鵜沼友恵「双葉町避難所住民の交流の場、『カフェ珠寿』の現状」

 16:1517:30>質疑応答&グループトーク&シェア

 

 

 ◆12/21流すな 放射能!汚染水対策を求める京都デモ

  -みんなでお魚のかっこうをして「海を汚すな!」を訴えましょう!-

  人魚もジュゴンも大歓迎!

 

●日時:20131221()13:30集合 14:00出発

●デモコース:円山公園ラジオ塔前(しだれ桜の南側です)から出発

 ~四条河原町~京都市役所前で解散

●主催:汚染水問題を憂う京都府民の会

村上敏明、高取利喜恵、米澤鐵治、堀林正、西本仁美、内富一、坂本真有美、藤井悦子、貝原万智子、奥田友美、渡辺真弓、白井美喜子、山田吉則、清本ゆきえ、米田良治、井坂洋子、天野 博、仲尾 宏、久住呂博信、佐々木佳継、工藤美彌子、堀井博次、槌田劭、吉永剛志、和田美登里、多々納眞弓、寺野哲也、榊原義道、荒井康裕、千原渉、大賀美恵子、中井豊、松本修、伊塚浩平、大倉正暉、木原壮林、児玉正人(賛同人募集中!)

●連絡先:高取利喜恵(080-1523-0117) priya08015230117@docomo.ne.jp

 

 

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┗■4.新聞より3つ

 └──── 

 

 ◆美浜原発の断層調査開始 規制委

 

 原子力規制委員会の有識者調査団は7日、関西電力美浜原発(福井県)で敷地内断層(破砕帯)の現地調査を始めた。1~3号機の原子炉建屋など重要施設の直下を走る断層の活動性や、敷地東側を走る活断層「白木-丹生断層」との関係が焦点で、調査は8日までの予定。(中略)

 初日を終えた島崎氏は、敷地が狭いため「(追加調査などの)場所がなく、なかなか難しい」との見解を示した。(後略) (12月8日茨城新聞より抜粋)

 

 

 ◆多角的視点で検証を 米NRC委員長 核燃政策で見解

 

 ()日本は約44トンの核物質プルトニウムを保有しているが、東京電力福島第一原発事故後、具体的な消費見通しは不透明。米政府内には再処理路線継続で使用目的のないプルトニウムがたまる「余剰プルトニウム問題」を懸念する声もあり、委員長発言の背景にあるとみられる。

 委員長はまた「原発を扱うすべての国はごみの問題に取り組まなければならない。歴史を踏まえ、原発を導入する国もこの問題を認識すべきだ」と指摘。原発導入を進める新興国などが使用済み燃料などの処分計画をあらかじめ真剣に検討する必要性を訴えた。(後略)  (12月7日茨城新聞より抜粋)

 

 

 ◆闘いは続く 山口二郎 本音のコラム

 

  特定秘密保護法が成立した。いよいよ安倍政権と国民の間で、民主主義を守るかどうかの闘いが始まる。昨年末の政権復活以来、安倍首相は経済優先で猫をかぶってきたが、衆参ねじれを解消した後は、戦後レジーからの脱却に向けて本性をあらわにしたのである。

 現在の国会の議席配置から見れば、いかなる悪法でも与党の賛成によって最後は可決されることは不可避である。しかし、秘密保護法の場合、危機感を持った大勢の市民が国会周辺や全国各地の街頭に出て、抗議、反対の意思を明らかにした。自由と民主主義を守ろうとする市民の常識はいざという時には形に表れる。

 もう一つ、石破幹事長の「デモ=テロ」発言に示されるように、為政者が上から目線で市民を見下し、市民の声を聞こうとしない専制君主であることも明らかになった。

 採決の直前にネルソン・マンデラ氏が亡くなったことは、偶然とはいえ、日本人に対する重いメッセージとなった。秘密保護法の成立くらいでくじけてはならない。来年は、味をしめた安倍政権はかさにかかって憲法改正に向けた政策提起を続けることになるだろう。その時にわれわれは今回以上に民主主義を守るための意思表示をしなければならない。マンデラ氏の苦労を思えば、われわれははるかに恵まれた境遇で闘うことができるのだ。 (12月8日東京新聞より)

 

 

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┗■5.テント日誌12月8日(日)特別版1裁判編(略)

 |  経産省前テントひろば820日目 商業用原発停止85日目

 |  テントのリニューアル、完成まであとわずかだ

 └──── (I.K)

 

○ 友達にお借りし、半分ほど読み進んだ『原発ホアイトアウト』を手にテントに向かった。私の知らない世界が書かれていて興味深い本だ。これからの反原発運動にもとても参考になると思う。今日中に読み終えるつもりだったのだが…

 テントに着いたらEさんの指示で外装のリニューアルがすでに始まっていた。

泊まり開けのSさん、Mさん、たんぽぽ舎からの応援団で、まずはテント前の邪魔な荷物の片付けから落ち葉掃きなどをしてテントの壁に新しいシートを貼り、

屋根にもグレーのシートを重ねた。何しろ狭いスペースでの作業でロープや電池をおもりにするなど原始的な方法で進められたので時間がかかった。結局第2テントの外装は来週に持ち越された。

 荷物を移動した後、やはりまた経産省のお役人が来ていちゃもんをつけた。

今日は特別で荷物は一時的に置いただけ、すぐ片付けるからと言うのに執拗に文句を言い、一緒に来た作業員が写真を撮り続けて帰っていった。

 お昼は前回のリニューアルの時の様にテーブルをテント前に出して、Mさんの差し入れのお稲荷さんにのり巻き、Fさんから頂いた愛媛のじゃこてんなどを食べてホッと一息!

 どたばたしている中にも鹿児島からの親子連れ、日比谷でのTPP反対デモに参加する人たちが寄って下さり感謝。秘密保護法案は成立してしまい、落ち込んでたMさん、7日の大デモ《渋谷で2万人》で若い人たちの元気な姿を見て勇気を貰ったと言う。継続は力なり!ですよね。テントの座り込みも頑張りましょう!

 午後は予報の通り冷えてきた。初めて靴の中にホカロンを入れる。これからの寒さが思いやらます。もうすでに何人かは風邪でダウンしているのだ。無理せずゆっくりいそがなくては!

 

○ 恐るべき官僚たち

 編集の都合上、省略させて頂きます。

 経産省前テントひろばのホームページをごらん下さい。

    http://tentohiroba.tumblr.com/

たんぽぽ舎です。【TMM:No2042

2013年12月10日()地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

━━━━━━━

★1.福井県敦賀市内に原発反対の大看板できる

   きれいな絵入りで「原発とは共存できない」の文字が大きくならぶ

   全国各地で続々と再稼働反対の立て看板

                 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

★2.憲法16条の請願権で秘密保護法の施行停止・廃止の請願運動を

                       天辰

★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

  ◆12/14快医学ネットワーク主催〈第5回原発被災者支援活動報告会〉

                会場:富坂キリスト教センター

    12/21流すな 放射能!汚染水対策を求める京都デモ

    -みんなでお魚のかっこうをして「海を汚すな!」を訴えましょう!-

    人魚もジュゴンも大歓迎!  デモ出発:円山公園ラジオ塔前

★4.新聞より3つ

  ◆美浜原発の断層調査開始 規制委  (12月8日茨城新聞より抜粋)

  ◆多角的視点で検証を 米NRC委員長 核燃政策で見解

                   (12月7日茨城新聞より抜粋)

  ◆闘いは続く 山口二郎 本音のコラム  (12月8日東京新聞より)

★5.テント日誌12月8日(日)

   経産省前テントひろば820日目 商業用原発停止85日目

   テントのリニューアル、完成まであとわずかだ  (I.K)

━━━━━━━

12/11()学習会にご参加を!

 プロメテウスの罠・第5弾「原発維持せよ」~経産省官僚の論理と行動

 ●小森敦司さんのお話の中から1つだけ紹介

 ・2004年3月、経産省の若手官僚が「19兆円の請求書」=止まらない

  核燃料サイクル=という文書を手に動き始めた。「19兆円の請求書」とは?

 日 時:1211()19:00開会

 お 話:小森敦司さん(朝日新聞編集委員)

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800

 ブログ、ツイッター等のリアル配信、写真・ビデオ撮影はご遠慮願います

 参加予約は不要です

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┗■1.福井県敦賀市内に原発反対の大看板できる

 |  きれいな絵入りで「原発とは共存できない」の文字が大きくならぶ

 |  全国各地で続々と再稼働反対の立て看板

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

 

1.うれしいニュースをお届けする。福井県敦賀市内にきれいな絵入りの「原発とは共存できない」の大きな看板が立った。さよなら原発福井ネットワークのメンバーがつい最近建てたもの。私たちも10人程で12月8日()全国相談会の帰りにみんなで見てきた。この看板は、関西電力がすすめる大飯原発・高浜原発の再稼働に反対する決意を内外に示している。

 

2.この看板は、たんぽぽ舎内の「ストップ原発&再処理・意見広告の会」が100万円を出して、「再稼働阻止全国ネットワーク」が全国の原発現地の再稼働阻止の一助にしてほしいと仲介しているもの。すでに、看板が立っているのは、四国電力伊方原発、九州電力川内原発・玄海原発、東海村、柏崎刈羽原発、志賀原発など。今後更に増える予定。(1.の敦賀市内の看板写真は近日、「再稼働阻止全国ネットワーク」のHPに掲載予定)

 

(訂正。昨日発信の【TMM:No2041】■1.もんじゅを廃炉へ全国集会に1000人の

 本文で、誤:もんじゅ廃止へ全国集会が、福井市で開かれた。

     正:もんじゅ廃止へ全国集会が、福井県敦賀市で開かれた。

 おわびして訂正致します。

 

 

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┗■2.憲法16条の請願権で秘密保護法の施行停止・廃止の請願運動を

 └──── 天辰

 

 秘密保護法は、憲法31条、33条-そこからくる刑法の罪刑法定主義(なにをすると犯罪かが明示されている)が、メルトダウン(溶解)させられ、知らないうちに犯罪者にされて逮捕の対象とされる可能性があります。

 安心した市民生活がおくれなくなる可能性がありますね…。

 秘密保護法の施行まで1年ありますので、憲法16条の請願権で秘密保護法の施行停止・廃止の請願運動を起こすのも一つの方法とおもわれますが…。

 

たんぽぽ舎です。【TMM:No2041

2013年12月9日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                                 転送歓迎

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★1.もんじゅを廃炉へ全国集会に1000

   もんじゅは核兵器級プルトニウム製造炉=日本核武装

   再稼働阻止ネットの関西相談会を土曜・日曜開催

             柳田真(たんぽぽ舎・再稼働阻止ネット)

★2. バーナムの森は動いた

   秘密保護法強行採決は安倍政権の終わりの始まりだ!    今後の活動提起

          海渡 雄一(秘密保護法を廃案へ!実行委員会)               

★3.三宅洋平が呼びかけた「(12/7)大デモ」・・・・・渋谷での報告

   昨夜の特定秘密保護法案成立にも、めげず。今日からが、始まりです。

           渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

★4. 新聞より

  ◆  乾式貯蔵、整備拡大へ 使用済み核燃料  (12月7日 茨城新聞より抜粋)

      設置許可後に活断層判断  美浜3号 旧通産省、検討会で調査 

                                              (12月7日 茨城新聞より抜粋)

━━━━━━━

12/11(水)昼の規制委員会への抗議行動にご参加を!

 12時から13時の1時間、原子力規制委員会の入っているビルの前で、抗議行動をおこないます。

 場 所:六本木ファーストビル(メトロ・六本木一丁目下車)

12/11()学習会にご参加を!

 プロメテウスの罠・第5弾「原発維持せよ」~経産省官僚の論理と行動

 日 時:1211()19:00開会

 お 話:小森敦司さん(朝日新聞編集委員)

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)  参加費:800円   撮影はご遠慮願います

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┗■1.もんじゅを廃炉へ全国集会に1000

 |  もんじゅは核兵器級プルトニウム製造炉=日本核武装

     再稼働阻止ネットの関西相談会を土曜・日曜開催

 └────  柳田真(たんぽぽ舎・再稼働阻止ネット)

  

1 127(土)もんじゅ廃止へ全国集会が、福井市で開かれた。サブタイトルはムリ・ムダ・危険なもんじゅは廃炉しかない。

 この行動は1995年の事故以後毎年開かれてきたもので、西日本を中心に全国から1000(主に労組)が参加。行動は3つ。午前はもんじゅの見える白木海岸の集会と原子力機構への短いデモと申し入れ、-今年の特徴は公安警備がキビシカッタ-海上には海保の船2隻、空にヘリコプター、陸は福井県警のものものしい警戒。

 午後は5人の講演と敦賀駅までのデモ。(詳細は福井新聞の記事参照)

  白木海岸で中嶌哲演代表委員が「1冊の本を紹介します」と言って、槌田敦他の共著『隠して核武装する日本』を薦められた。私たちも白木海岸でこの本を紹介したビラを配布したので、当日はこの本は売り切れのうれしい悲鳴。

2 例年のこの集会について、2つの要望があります。1つはもんじゅの本質について、『核武装の点を入れてほしい」こと。2つは今焦点になっている関西電力大飯原発、高浜原発の再稼働に反対する中味をぜひ入れてほしいこと。

 3 再稼働阻止ネットワークは、7日()夕方と8日(日)午前中、関西の仲間と共に『再稼働阻止に向けての相談会」を2日間にわたって開いた。土曜日は京都、大阪の7人を中心に、8日(日)は福井の8人を中心にプラス東京圏メンバー、全国各地メンバーで、じっくり懇談した。再稼働をめぐる全国状勢、伊方8000人集会の成功をふまえて、今後、関西での再稼働反対の大きなうねりを作り出すため様々なアイデアが出された。

   次回は来年1月18()19()東京で開く全国相談会で煮詰める。ぜひ参加を。

 

 ※福井新聞デジタル版より

 ◆もんじゅ廃炉訴え全国集会 原発反対派、デモ行進

 

 1995年12月8日に起きた高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)のナトリウム漏れ事故から丸18年となるのを前に、原発反対派が7日、もんじゅの廃炉を求める全国集会を同市白木などで開いた。1万点を超える機器の点検漏れが発覚した点を指摘し「日本原子力研究開発機構に、危険なもんじゅを運転する資格はない」などと、廃炉を訴えた。

 原発反対県民会議、NPO法人原子力資料情報室などでつくる実行委員会が主催し、県内外から約千人(主催者発表)が集まった。

 もんじゅを望む白木海岸で、原発反対県民会議の森永慶治常任幹事は「廃炉に向けて意思統一を図っていきたい」とあいさつ。同会議の中嶌哲演代表委員は「原発再稼働に反対する世論と安倍政権の姿勢はねじれている。国民の大運動を巻き起こす時期に来ている」と団結を呼び掛けた。

 冷たい雨が降る中、参加者は「もんじゅが廃炉になるまで戦うぞ」「住民の命を危険にさらすな」などとシュプレヒコールを上げ、もんじゅのゲート前までデモ行進。原子力機構の青木寧管理課長に廃炉を求める要請文を手渡した。

 その後、同市プラザ萬象でルポライターの鎌田慧さんら5人が講演した

 

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┗■2.バーナムの森は動いた

 |  秘密保護法強行採決は安倍政権の終わりの始まりだ!   

  |     今後の活動提起

 └────  海渡 雄一(秘密保護法を廃案へ!実行委員会)

1 参議院で法案採決される

 参議院本会議で、法案が可決されました。

 採決結果は、投票総数212、賛成130、反対82でした。

 賛成したのは自民党と公明党。反対したのは、民主、共産、社民、生活、糸数議員、山本議員などでした。みんなの党は欠席しましたが、一部議員は出席して反対しました(川田さんと寺田さんと真山さん)。維新の会は欠席しました。

 市民の8割が慎重審議を望んでいる中で、日比谷野音に1万5千人が集まり、全国で抗議集会が続き、数万人の市民が国会を取り巻き、秘密保護法絶対廃案を叫び続ける中での、法案可決です。

 「特別秘密の保護に関する法律案【逐条解説】」という文書が12月5日午前11時45分に福島みずほ議員の強い要求によって、ようやく開示されました。

 これは、法案の策定段階おそらく公明党との修正協議の前の段階の法案について内閣官房が作成したものと考えられ、合計92頁に及ぶ大部なものです。

 法案の逐条解説を公開して審議していれば、法案の問題点はもっと深く審議でき、浮かび上がったはずです。作成名義は、内閣官房の作成とされています。

 さらに、内閣と各省庁の間で、この法案の策定の段階で、多くの意見交換が行われていたことが昨晩わかりました。今のところ人事院と文書のやりとりだけが、公表されています。他の省庁は、各官庁の了解が取れないという理由で、今も不開示となっています。

 このような重要な文書をこれまで秘密にしていたことは、国会軽視として決して許されることではありません。すくなくとも、このような重要文書について、きちんと国会での審議の時間を確保するべきことは民主主義政治の元での国会運営として、当然のことでした。

 委員会採決は、最後は、全く言葉も聞き取れない、議事録もないような状態での採決であり、手続的にも違法無効です。

2 根本的欠陥法案である

 この法案には根本的な欠陥があります。何が秘密に指定されるかが限定されず、政府の違法行為を秘密に指定してはならないことも明記されていません。公務員だけでなく、ジャーナリスト・市民も独立教唆・共謀の段階から処罰されます。

政府の違法行為を暴いた内部告発者やジャーナリスト、市民活動家を守る仕組みが含まれていません。権威ある国際原則であるツワネ原則にことごとく反しているばかりでなく、ふたりの国連特別報告者とピレー人権高等弁務官からも重大な懸念が表明されています。私たちはこの秘密保護法案の内容も手続も絶対に認め

ることはできません。

3 法案廃止の活動を始めよう

 これからの闘いの方向性について、提起したいと思います。今晩の闘いの力で、これからの政府の暴走を止めましょう。

 成立した法案は同じ手続で廃止することができます。私たちは、明日から、この法律の廃止を求める活動を直ちに始めようではありませんか。次の国会には、採決に賛成しなかった多くの政党と共同して、秘密法の廃止法案を提案するための活動を始めましょう。

4 弾圧に備えよう

 もうひとつ、大切なことを提起します。

 この法律は、憲法21条、自由権規約19条で保障された表現の自由を侵害する違憲立法です。この法律が自由権規約19条に違反することは、国連の見解なのです。我々には国際社会が味方してくれています。裁判官も私たちの反対運動を見ていることでしょう。そして、心の内では応援してくれている裁判官も少な

くないはずです。

 秘密法違反の被告人は違憲な法律によって起訴されたのですから、絶対無罪としなければなりません。

 これは、弁護士の仕事ですが、政府があくまで、この法案を施行しようとするなら、第一号の秘密法違反事件の被告人を弁護するために、1000人の弁護士を組織し、あらかじめ大弁護団を結成しておきたい思います。

5 新しい闘いのはじまり

 法案の成立は、私たちの一つの敗北であることは確かです。

 しかし、今日一日の私たちの行動は、政府、国会に私たちの秘密法廃案、安倍政権NOの怒りをぶつけ、一人一人の市民に秘密法反対の意思を確認する機会となったことと思います。

 まず、私たちは、これだけの多数の市民の反対を押し切って秘密法を成立させた政府与党の暴挙を心にしっかりと刻みつけなければなりません。マクベスのバーナムの森は動いたのです。これから、政権崩壊の日が近いことにおびえなければならないのは、勝ち誇ったような顔をしている安倍首相とその取り巻きたちです。

 私たちは、この法律が廃止されるまで、決してあきらめません。明日から、秘密法のある社会を拒否し、その実質化を食い止めるため、新たな闘いを始めましょう。

 

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┗■3.三宅洋平が呼びかけた「(12/7)大デモ」・・・・・渋谷での報告

      昨夜の特定秘密保護法案成立にも、めげず。今日からが、始まりです。

 └──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

 

 127日、前回の参議院選挙に立候補した三宅洋平氏が呼びかけた「大デモ」が、約3000人の参加者で、東京:代々木公園から渋谷・原宿のコースで行われた。デモは、前日に成立した特定秘密保護法案成立を受けて、抗議の声を上げる人が多かった。その他、「LOVEデモ」の横断幕を掲げるグループ、ビートルズの「All you need is love」を合唱するグループ、愛児を乗せた乳母車を押す親子連れグループなどが参加し

ていた。また、最終梯団には、連日、「特定秘密保護法案」反対を訴えていた「火炎瓶テツとその仲間」の元気な姿が見られた。特に印象深かったのは、参加者中、若者の占める割合が多かったことです。彼らは、「3年後には、政治をひっくり返すぞ」、「今日からが、始まりだ」等の反転攻勢に向けて、頼もしい意気込みを見せつけていた。

「大人の責任を果たさずには死にきれない」との思いを強くした「渋谷:大デモ」でした。

  *詳しくは、「三宅洋平 大デモ」で、検索ください。

 

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┗■4.新聞より

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   乾式貯蔵、整備拡大へ 使用済み核燃料

 茂木敏充経済産業相は6日の閣議後会見で、原発の使用済み核燃料について「当面、(特殊な容器で保管する)乾式貯蔵設備を整備し、貯蔵能力の拡大を考えなくてはいけない」と述べた。

 使用済み燃料は全国各地の原発の使用済み燃料プールで保管されているが、貯蔵容量の限界に近づいており、政府や電力各社は再稼働後の支障を懸念。政府は最終処分地の選定を進める方針だが難航しており、当面の対応を迫られている。(中略)

 ただ乾式貯蔵は燃料を再処理しないまま保管するため、核燃料サイクルや高レベル放射性廃棄物の最終処分の推進に影響が出かねず、政府は同時に最終処分地の選定も急ぐ方針。

(後略)   (12月7日 茨城新聞より抜粋)

 

◆設置許可後に活断層判断  美浜3号 旧通産省、検討会で調査

 

 関西電力美浜原発3号機(福井県)で、国が設置許可を出した後の1972年、原子炉付近の岩盤で見つかった破砕帯(断層)が問題となり、当時の通商産業省が、地質や地震の専門家による「基盤検討会」を設置していたことが6日、審査関係者の回顧録や証言などで分かった。(中略)3号機の基盤調査で試掘トンネル内に破砕帯が「比較的顕著に見受けられた」ため、省内の技術顧問会に諮問。(中略)

 検討会は問題の破砕帯は「地震をおこす活断層ではない」とし、3号機は続行された(後略)  

    (12月7日 茨城新聞より抜粋)
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