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たんぽぽ舎です。【TMM:No2061】
2014年1月10日(金)地震と原発事故情報 -4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「買収」で成り立つ原発立地
中部電力浜岡原発の金ばらまきの実態--全て電気料金である
原発の見返りに中電から18年間で少なくとも114億円を受取った町(山崎久隆)
★2.「福島事故3年 データに基づき事故を再検証する」
昨年12月18日 槌田ゼミ 学習会の報告[講座レジュメから](中川敦詞)
★3.チェルノブイリ原発事後27年のウクライナから
『放射能被害の新事実 -私たちの悲劇を繰り返さないで-』発刊
(NPO食品と暮らしの安全基金)
★4.新聞・雑誌から
◇川内原発再稼働「6月議会で判断」伊藤知事<薩摩川内市>
(1月7日 南日本新聞より)
◇「依存度低減」「重要な電源」原発政策 政権「二枚舌」
(1月10日 東京新聞より抜粋)
◇大飯・高浜の審査 「先行原発に接近」 規制委
(1月10日 東京新聞より抜粋)
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┗■1.「買収」で成り立つ原発立地
│ 中部電力浜岡原発の金ばらまきの実態--全て電気料金である
│ 原発の見返りに中電から18年間で少なくとも114億円を受取った町
└────(山崎久隆 たんぽぽ舎)
○原発を立地する際に、巨額の寄付が問題になってきた。それ自体は隠れもな
い事実であり、結局自治体財政を補助金や寄付金依存にしてしまい、健全な運
営が出来なくなるという批判も前から行われてきた。しかし今回明らかになっ
た規模は、常軌を逸していると言わなければならない。
電源三法交付金は期限が決まっているし固定資産税は減価償却により減って
いく。そこで「寄付金」という名の買収が横行するのであるが、増設問題が持
ち上がると常にセットとなって支出されている。
それ自体は何処の電力もやっていることである。
例えば今2020年オリンピックに向けて再開するかどうかで問題になっている
福島県楢葉町のJビレッジも、元はといえば福島第一原発7、8号機増設への
見返りとして県に東電から寄付されたものだった。
現在は当然のように東電が福島第一復旧の最前線に使用しているが、元はと
いえばそういう事情があるからである。
この建設に要した130億円は、福島第一原発建設仮勘定という名目で電力料
金に算入される発電所建設費に計上されていた。この7、8号機はもちろん原
発震災により中止されたが、建設費のうち一部が発電所建設費用の経費に算入
されているから、この寄付金の一部は電気料金として東電の電気を使用してい
る需要家が負担させられている。
他電力での地元寄付金も、当然のように電気料金に含まれて徴収されている。
毎年支払われている地域振興費という名目の資金は、電気事業会計上はおそら
く発電所の運営費に含まれているだろう。
電力の各種費用計上については、東電もそうだが何処の電力も明細を公開し
ていない。明朗会計にはほど遠いのである。
様々な費用が勝手に計上され、それが電気料金の原価に算入されていること
は想像に難くない。経産省が費用と認められないとカットした寄付金の事例も
あるが、全部チェックされて落とされたとは到底考えられない。落とされない
ように名目を曖昧にする手法が会計処理でも行われているだろう。
今回、中日新聞がスクープしたのは、中部電力浜岡原発の「3、4号機増設
問題」に絡んだ旧浜岡町(現在は御前崎市)に渡された「非公表の」巨額補助
金だった。
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■『原発見返り再三金銭を要求 旧浜岡町が中電に』
中部電力が浜岡原発3、4号機の増設同意時に、立地する旧浜岡町(現静
岡県御前崎市)に非公表の寄付53億円を約束していた問題で、町は53億円以
外に1970(昭和45)年度以降、「共存共栄のため」などとして、町議らの視
察研修や茶畑の防霜対策などさまざまな名目で中電に資金提供を求めていた。
中日新聞が入手した町の文書で分かった。増設同意前の金銭授受の見返りに
「増設問題への協力」を約束した念書もあった。
町はこうした収入を「寄付金」のほか「負担金」という細目に振り分けて
会計処理していた。いずれの細目も決算書で中電からの収入かどうかを判別
できず、第三者の目が届きにくい不明朗な形で“中電頼み”の行政運営が続
いていた。
本紙が入手したのは、御前崎市教育委員会が保管している旧浜岡町の「原
発関係文書」で、1970~1987年度の中電との金銭授受を示す文書が含まれて
いる。
文書によると、町は道路や水道、病院など公共施設・設備の整備に加え、
町議や町内会長らの「原発先進地視察研修」、原発増設に向けた「町内会調
整」の費用まで中電に依頼、請求していた。
公表している寄付36億円や非公表の寄付53億円に、これらさまざまな名目
の資金提供を合わせると、町は中電から18年間で少なくとも計114億円を受
け取っていた。
同じ期間に国が電源三法に基づき町に交付した85億円の1.3倍の規模。
専門家は「恒常的な寄付金頼みは自治体の財政運営として不正常だ」と指摘
している。
町は3号機増設に正式同意する半年前の1982年2月、テレビ中継局新設へ
の協力を中電に依頼した際、「ご協力要請額」を3800万円と明示した上で
「3号機着工問題の収拾という状況等もご理解いただき…」と記載。同年3
月に同額を受け取ると、「もちろん浜岡発電所の運営ならびに増設問題にも
協力いたします」との念書を差し入れていた。
中電は町との交渉経過や支払い実態について「個別具体的な内容は回答を
差し控える」(本店広報部)と話している。(1月6日 中日新聞より)
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○言うまでもなく、巨額の寄付により利益を得る集団からみれば、反原発運動
など邪魔くさくてしょうが無い。不倶戴天の敵になろう。こういう連中の中か
ら、いわゆる「嫌がらせ事件」と呼ばれる「脅迫」「威力業務妨害」「殺人未
遂」「殺人予備」 などの犯罪を行う集団が発生したか、あるいはそれらに金
が流れたと思われる。
今回のような巨額の資金をバックに、世論を操作し、異論を排し、地域社会
をコントロールすることを「選挙」の場で行えば「公選法違反」で厳しく罰せ
られる。中部電力がやっていることは、それとほとんど同じことだ。全電力会
社が大なり小なりやっていることも同じだ。そんな手法が効かなくなるために
は、こういう行為に対して厳しい批判を、受け取った側に対しても行う必要が
ある。古い話で何であれ時効だなどと言わせないで、情報公開法や株主の権利
や消費者の知る権利(原資は電気料金である)を駆使して明らかにしていきたい。
★【反原発へのいやがらせの歴史展 Part2】が今月18日(土)、19日(日)の
両日、新宿区立区民ギャラリーで開かれる。是非ご参加を。
(新宿区西新宿2-11-4 新宿中央公園内 エコギャラリー新宿1階)
★19日終了後、スペースたんぽぽで一定期間、展示を継続する予定です。
詳細はこのメルマガでお知らせします。
たんぽぽ舎です。【TMM:No2068】
2014年1月20日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.再稼働阻止めざして全国相談会が活況
具体的な方針と日程 100名弱が2日間討論 柳田 真(たんぽぽ舎 再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.忘れない、桝添要一の罪・・・ 広瀬隆
ずっと原子力産業の広告塔として動いてきた人間である
★3.原発避難計画の全国的検証に関する報告 上岡直見 (環境経済研究所(技術士事務所))
★4.イベントのお知らせ(詳細は主催者にお問い合わせ下さい)
◆1月24日 グリーンピース・ジャパンPresents
「史上最悪のプロパガンダ?メーカー責任と原発広告?」
★5.新聞より3つ
◆ 国政に一石投じた2首長選一夜明け (1月20日 東京新聞より)
◆ 朝日新聞見出し紹介
○455議会、「脱原発」可決 福島事故後 国会に意見書提出
自然エネ活用探る自治体 国の政策、地方議会も (1月19日)
○原子炉建屋で水漏れ 高濃度の可能性 福島第一3号機 (1月19日)
○電力融通拡大で年1700億円節約 発電費用 経産省試算 (1月19日)
◆ 核燃料トラブル184体 使用済み 全国で抱える
筒に穴 放射性ガス漏れ ずさんな取り扱い (1月14日 東京新聞より抜粋)
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※1/21(火)学習会にご参加を
「福島第一原発のいま」フクイチ崩壊カウントダウン
日時:1月21日(火)18:30開場 19:00開会
講師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)
会場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F 参加費:800円
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┗■1.再稼働阻止めざして全国相談会が活況
| 具体的な方針と日程 100名弱が2日間討論
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎 再稼働阻止全国ネットワーク)
1月18日(土)19日(日)の両日、東京に全国の原発現地の代表者が集まった。北は北海道泊原発から、南は四国伊方、九州川内・玄海原発まで。プラス東京圏の人々計100名弱。夏に迫った原発再稼働の阻止をめざして、15時間近くもかけて熱心な討論が行われた。その目次を紹介。
○1日目(18日)は広瀬隆さん(日本政府に対する公開質問状)と基調報告(柳田)と全国原発現地からの報告(10団体)と伊方の家の活躍と、川内原発の3・16 一万人集会の話の5本
その後21時-23時まで交流会(飲食)
○2日目(19日)は次の6点のテーマで討論
原子力規制委員会との闘い(天野)
規制委との院内交渉(木村) 1月20日(月)実施
書籍『原発再稼働絶対反対』(週刊金曜日刊)の普及
大飯の先例に学び、Xデーをどう闘うか、-各人から。大飯の闘いのDVDも上映
風船プロジェクト(小川・小林)-3月11日を中心に
映画「シロウオ」の紹介(監督・プロデューサー)全国各地でやろう
○次回は4月下旬に関西で開くことを確認
※詳細は別途報告されます。
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┗■2.忘れない、桝添要一の罪・・・
| ずっと原子力産業の広告塔として動いてきた人間である
└──── 広瀬隆
舛添要一が、ずっと原子力産業の広告塔として動いてきた人間であることを、改めて都民に広く伝えていただきたい。
彼は、今回の都知事選に出馬するにあたって、 「医療・福祉をしっかりしなければならない」と語ったが、これは驚くべき二枚舌である。
2007年7月29日に自由民主 党参議院議員に当選した舛添要一は、2007年8月27日~9月12日辞任表明・崩壊までの2週間だけ、安倍晋三内閣厚生労働大臣をつとめた。その後、引き続き安倍のピンチヒッター、福田赳夫内閣の厚生労働大臣に居すわった。その年末、2007年12月に 年金不払い者への全員支払いを約束し
た公約を破って、国民から悪罵を浴びたのが、舛添要一だ。
さらに2007年12月20日には「厚生省が引き起こした薬害」のため、C型肝炎患者が国家の責任を明確に認定させるため、患 者全員の一律救済を求めて、年末の寒風吹きすさぶ街頭で、患者の悲しみと苦難の涙を流し、必死に訴えた。ところが舛添要一はそれ を足蹴にし、法律論を楯に国家の犯罪を認めず、患者の線
引きを譲らなかった。患者が「今日までに総理の決断を求める」との必死の 声をあげたことを、日本人は忘れたのではなかろうな。2008年以後も、福田康夫改造内閣で厚生労働大臣に居座り、患者を無視し て、およそ人間として最低の人格を示した。その年9月1日に、福田首相が辞任を表明した。この無責任内閣の閣
僚だった人間が、「医療・福祉をしっかりしなければならない」だって?
おそるべき候補者だ。
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┗■3.原発避難計画の全国的検証に関する報告
└────上岡直見 (環境経済研究所(技術士事務所))
ご承知のとおり原発の再稼動が注目されていますが、緊急事態の際の住民避難の実行可能性が重要な議論となります。
これは原子力そのものよりも、交通工学的な議論となりますが、この問題について『毎日新聞』で取り上げられました。
http://mainichi.jp/select/news/20140114k0000m040095000c.html
※記事に加えて、山口知事選で建設の是非が論点になると予想される上関原発に関しても避難試算を追加しました。
各方面から問合せをいただいておりますが、交通権学会関東部会の研究会の中で下記の要領で報告いたします。本件の報告は15:40頃からです。
2014年1月25日 http://www.kotsuken.jp/division/kanto.html
○上岡直見
http://homepage3.nifty.com/sustran-japan/office/office_f.htm
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┗■4.イベントのお知らせ(詳細は主催者にお問い合わせ下さい)
└────
◆1月24日 グリーンピース・ジャパンPresents
「史上最悪のプロパガンダ?メーカー責任と原発広告?」
戦後最大の原発プロパガンダにより「安全幻想」はいかに植え付けられたのか?「原発は安い」「原発はリサイクルできる」など250点にものぼる原発広告をまとめた「原発広告」の著者・本間龍さんをゲストにGPJ事務局長の佐藤潤一が鋭く問う。昨年開催された大好評イベントの第2弾。
日 時:1月24日(金)午後7時00分?10時00分
場 所:ロフトプラスワン(新宿区歌舞伎町1-14-7-B2)JR「新宿」駅から徒歩5分
内 容:
【出演】佐藤潤一(グリーンピース・ジャパン事務局長)、本間 龍(元博報堂・作家)
参加費:800円(+ドリンク代500円)
主催・問合:グリーンピース・ジャパン TEL03-5338-9800 http://bit.ly/1axyjl2
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┗■5.新聞より3つ
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◆ 国政に一石投じた2首長選一夜明け
○ 南相馬市長「脱原発の都政重要」
福島県南相馬市長選で再選を果たした桜井勝延氏(58)が20日、市役所で記者会見し「脱原発で人に優しい町づくりを実現し、世界に発信したい。南相馬で生き続け、復興することには価値がある」と述べた。
桜井氏は、東京電力福島第一原発から20キロ圏を中心とした避難区域の復旧や、放射線に対する不安で市外に避難した若い世代が戻れるよう、除染の加速や子育て環境の整備に取り組むとした。
2月9日投開票の東京都知事選については「福島を復興させる観点からも、脱原発の都政は重要。実現のため候補者を一本化するよう働きかけたい」と話した。
○「基地造らせない 貫く」名護市長
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対を掲げ、名護市長選で再選を果たした稲嶺進氏(68)は激戦から一夜明けた20日午前、同市の選挙事務所で記者会見し「辺野古の海にも陸にも基地を造らせないとの信念を貫いていく」と移設阻止の決意を新たにした。
稲嶺氏は勝因について「(移設を進める)政府のどう喝的なやり方が市民の反発として表れた」と分析。また19日夜に仲井真弘多知事が「もう承認したので今からどうこうできない」と埋め立て承認を維持する意向を示したことに対し「承認したから終わりというのは県知事として無責任だ」と批判した。
一方、仲井真知事は20日朝、自身が支援した移設推進派の末松文信氏(65)の敗北に関し「短い期間でよく頑張った方ではないか」と評価。稲嶺氏が前回より得票を伸ばした結果については「分析してみたい」と述べるにとどめた。
(1月20日 東京新聞より)
◆ 朝日新聞見出し紹介
○455議会、「脱原発」可決 福島事故後 国会に意見書提出
自然エネ活用探る自治体 国の政策、地方議会も
(1月19日 朝日新聞見出し)
○原子炉建屋で水漏れ
高濃度の可能性 福島第一3号機 (1月19日 朝日新聞見出しより)
○電力融通拡大で年1700億円節約 発電費用
経産省試算 (1月19日 朝日新聞見出しより)
◆ 核燃料トラブル184体 使用済み 全国で抱える
筒に穴 放射性ガス漏れ ■ ずさんな取り扱い
全国の原発に、表面に小さな穴が開くなどトラブルが起きた使用済み核燃料集合体(核燃料)が計184体あることが、各電力会社への取材で分かった。多くは原発が導入された初期のものだが、トラブルはその後も発生しており、危険が付き物の原発の実態が改めて浮かんだ。
ウラン燃料を包む金属製の筒は、放射能が外に漏れないよう閉じ込める重要な「壁」の一つ。そこに異常があり、事態が進めば、深刻な原子力事故につながる恐れがある。(中略)
ずさんな扱いにより、核燃料が変形したケースもあった。柏崎刈羽では1990年代半ば、多数の核燃料棒を金属製の覆いに詰めて集合体にする際、作業員が上に乗ったり、揺すったりして無理に核燃料棒を押し込んだため、冷却材が流れる内部の管が曲がった。核燃料棒同士が接触したまま運転した例もあった。核燃料が溶融する最悪の事態も起こり得た。
184体のトラブルの大半について電力各社は、外部に影響する放射性物質の漏えいはないなどとして、あまり問題視していない。(後略)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2067】
2014年1月18日(土)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.映画「東京原発」を見よう-都知事選必見
原発ゼロへ取り組む A.N(京都)
★2.一本化で脱原発知事の誕生を!皆の願い
清水 寛
★3.新聞より4つ
◆房総沖 海底、最大6センチ移動 国土地理院「注意深く監視」
(1月11日茨城新聞より抜粋)
◆スロー地震 相次ぐ 「巨大」誘発、震源域で発生
揺れなし 断層1日数ミリずれ 南海トラフ 予測カギに
(1月14日東京新聞より抜粋)
◆「東電改革 加速させる」 数土氏、会長就任決定
(1月8日毎日新聞より抜粋)
◆伊方原発全基停止2年 苦悩いつまで
(1月13日愛媛新聞より抜粋)
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※1/20(月)学習会にご参加を
東電解体講座・第2回 東電株主代表訴訟の活動の中でいくつか感じたこと、今後の方針
日時:1月20日(月)18:45-21:00
講師:木村結さん(東電株主代表訴訟代表)
会場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F 参加費:800円
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┗■1.映画「東京原発」を見よう-都知事選必見
└──── 原発ゼロへ取り組む A.N(京都)
脱原発、都知事。この2つがキーワードになっている今こそ必見の映画があります。
今から10年前に製作された映画なので、もうご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、この映画は、日本映画プロフェッショナル大賞を受賞し、更にYahoomovie 史上空前の高評価を記録(情報:Amazon.co.jpより)。
俳優陣も役所広司さんなど豪華な演技派俳優揃いでありながら、あまり認知度は高くないと思います。映画のタイトルは、‘東京原発’です。
今、正に都知事選に脱原発を掲げる知事候補が立候補しているこのタイミングにこの映画を観る意味は非常に大きいと実感します。
まだ観ていない方は一度是非ご覧になり、一人でも多くの方に広めて頂けないでしょうか?(特に都民の方)
以下のサイトはまだ生きています。アクセスしてみてください。
東京原発オフィシャルサイト http://www.bsr.jp/genpatsu/main.htm
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┗■2.一本化で脱原発知事の誕生を!皆の願い
| 命と日本の国土を守るために原子力発電所はすべて廃炉にしよう
└──── (「放射能から命と国土を守り、平和憲法を守り活かす
情報発信 NO.17」より抜粋)発行責任者 清水 寛
・今回の都知事選は、原発ゼロを目ざし、原発によらない安全なエネルギー政策を選ぶか、原発を重要なベース電源とするエネルギー政策で、放射能による亡都・亡国の危険な道を選ぶかの闘いである。
今回の都知事選では、積極的に原発ゼロを掲げている立候補予定者が二名いる。
一名は既に立候補を表明していて共産党と社民党などの推薦を受けている前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏である。他の一名は十五日に元首相、小泉純一郎の支持を受け立候補表明した元首相の細川護熙氏である。
他に立候補予定者は自民党と公明党の推薦を予定している元厚労相の舛添要一氏、元東京都知事の石原慎太郎の支持を受けている元航空幕僚長の田母神俊雄氏などがいる。舛添氏は、原発推進の安倍自民党の支援を受けようとしており、積極的な脱原発者ではない。
○国政選挙まで待っていられない
都知事選の場合は、国政選挙とは違い原発以外の政策も問われるが、国政選挙は三年後で、その間に多数議席を占める安倍内閣の暴走を許すことになり、それまで待っていられない。その間に大地震が起きるようなことがあれば、第2の原発事故が起きてしまうかも知れない。福島第一原発のメルトダウンした放射性物質は冷却し続けられ、高濃度放射能汚染水は漏れて海岸は汚染されている。福島避難民十六万人は家にも戻れないでいる。
○今回の選挙は、安倍政権のエネルギー政策に原発ゼロを突き付ける闘い
今回の都知事選はまさに、原発を重要なエネルギー源として再稼働を推進する自・公の推薦を受けて立候補を予定している舛添氏と、脱原発をめざしている立候補者との対決である。この勝敗が、安倍政権の暴走と原発依存エネルギー政策に影響し、国の命運にも影響する。
○脱原発候補者の一本化が出来ないと
原発ゼロの候補者が一本化できない場合には、脱原発候補者の票は割れてしまう。その結果、自公の推薦を予定している舛添氏が支持基盤から見て有利と思われる。
○脱原発候補者が勝利するためには
原発ゼロの候補者が勝利するためには自民党支持層を分断するような幅広い支持が得られる方向での候補者の一本化が重要である。それが実現すれば、他の地方選への影響も大きいと思われる。
○知事選は脱原発だけではないが
都知事選は脱原発だけではないが、脱原発は大地震が起きた場合に放射能汚染事故が起きないよう、都民、国民の健康と安全を目指しているものである。また、当然、原発の情報の公開も求めることになる。
○一本化を図ってほしい
毎週金曜日に首相官邸前などの脱原発集会に集まっている者の殆どは、本当に脱原発を切望している。脱原発候補者はその期待にこたえてほしい。本当に都民のため、国民のためを思うならば、ぜひ候補者で話し合って一致できるところで、一本化を図ってほしい。
発行日 2014年1月16日(木)
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┗■3.新聞より4つ
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◆房総沖 海底、最大6センチ移動 国土地理院「注意深く監視」
国土地理院(つくば市)は2日ごろから10日にかけ、房総半島沖で通常とは異なる地殻変動を観測したと発表した。海底が最大6センチ、南東方向に動いたとみられる。プレート(岩板)同士が揺れを起こさずゆっくりずれる「スロースリップ」が起きたとみている。
大きな地震につながるかなど影響は不明だが、国土地理院の小沢慎三郎主任研究官は「注意深く監視する」と話した。房総半島がのる北米プレートの下には、フィリピン海プレートという別の岩板が沈み込んでいる。両プレートのぶつかり合いにより、通常この地域の海底は北西方向に動いている。力を蓄積させたプレート境界面がすべって、反対方向へ動いたらしい。
房総沖では1996年からこれまで、スロースリップとみられる現象を4回観測している。発生間隔はこれまで50~77カ月だったが、今回は前回(2011年10月)から27カ月後と最も短い。今後も数日間は同様の現象が続く見込みという。
(1月11日茨城新聞より抜粋)
◆スロー地震 相次ぐ 「巨大」誘発、震源域で発生
揺れなし 断層1日数ミリずれ 南海トラフ 予測カギに
ここ十年で見つかった新しいタイプの地震が注目されている。揺れを出さずにゆっくりと断層がずれる「スロー地震」だ。東日本大震災の直前に東北沖で発生し、今月は千葉沖で観測された。南海トラフ地震の震源域周辺でも起きており、巨大地震発生に深くかかわる可能性がある。(中略)
東日本大震災の前にスロー地震が起きていたことも分かってきた。京都大防災研究所の伊藤喜宏准教授は、宮城県沖の海底に置かれた観測装置のデーターから、大震災の二カ月前に深部低周波微動やスロースリップが起きていたことを突き止めた。スロースリップと呼応するように大震災発生の二日前と一か月前にそれぞれM7・3、M5級の地震が起きている。スロー地震が引き金になったのではないかという。(後略) (1月14日東京新聞より抜粋)
◆「東電改革 加速させる」 数土氏、会長就任決定
東京電力は7日、4月1日付でJFEホールディングス相談役で、東電社外取締役の数土文夫氏(72)の会長就任を発表した。下河辺和会長(66)は3月末で退任する。(中略)
政府は月内に認定する新総合特別事業計画(再建計画)で、電力の全国販売など東電が電力システム改革をリードしながら再建する姿を描く。下河辺氏は6月までの任期を残してバトンタッチし、数土氏が新計画の先導役を担うことになる。
数土氏は東電の課題として「第一に福島復興」としつつ、「経営を変えないと駄目だ」と改革加速を表明。「国際競争感覚が欠如し、原価管理というものがなかったのではないか」と経費削減を徹底させる考えを示した。「現場力の空洞化」や「トラブル時の責任の所在の不明確さ」も挙げた。火力発電用の燃料についても「購買力が劣化している。日本の電気料金は米国や韓国の2倍以上。解決しないといけない」と指摘した。(1月8日毎日新聞より抜粋)
◆伊方原発全基停止2年 苦悩いつまで
四国電力伊方原発(伊方町)の全3基が停止してから、13日で丸2年となる。3号機は原子力規制委員会で新規制基準に基づく審査が続いているが、再稼働の見通しは依然不透明だ。
全基停止から1年半が経過した2013年7月に始まった規制委の審査。当初、審査期間は半年程度との見方があったが、四電の資料提出遅れなども影響し、現在は「折り返しを過ぎたところ」(更田豊志委員)。焦点になっている地震の最大の揺れに関する審査はこれから本格化する。(中略)
長期停止で代替の火力発電の燃料費が増加したとして、四電は昨年9月、家庭向け電気料金を平均で7・80%引き上げた。その半面「四国の電力の4割を賄う」としていた伊方3基が停止したままで電力需要が増える夏や冬を乗り切った現実もあり、今後の原発の是非をめぐる議論へ影響を与えそうだ。(後略)
たんぽぽ舎です。【TMM:No2066】
2014年1月17日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.たんぽぽ舎の「選挙への態度」について
都知事選は脱原発知事の実現を望む 柳田真(たんぽぽ舎)
★2.東電福島原発事故の放射能汚染
今になってもクロダイから、基準値124倍!!のセシウム検出
魚類の汚染調査の難しさを証明-NHKニュースより-
山崎久隆(たんぽぽ舎)
★3.新聞より5つ
◇東電再建計画「絵に描いた餅」 泉田知事、内容精査へ(1/16新潟日報)
◇新潟知事が東電を厳しく批判 「倫理観欠く 再建計画」(1/17新潟日報)
◇信頼関係改善 道遠く 泉田知事 東電への不信感あらわ(1/17新潟日報)
◇東電再建計画「おかしい」 柏崎刈羽原発再稼働(1/16朝日新聞見出し)
◇「協議がなく申請は残念」知事 社長を詰問 (1/17朝日新聞新潟版見出し)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◇1月20日(月)午後6時15分~ 第7回被ばく学習会
◇1月28日(火)11時~ 原発事故被害者の救済を求める全国集会
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┗■1.たんぽぽ舎の「選挙への態度」について
│ 都知事選は脱原発知事の実現を望む
└──── 柳田真(たんぽぽ舎)
1、たんぽぽ舎の選挙(国政も自治体選挙も)への関わり、態度は発足以来、25年間、一貫しています。たんぽぽ舎としては特定政党・候補者を支援しない方針です。たんぽぽ舎として支持を表明したことはありません。ただし、たんぽぽ舎の有志が選挙応援するのは自由です。
例えば、2012年12月の都知事選では、たんぽぽ舎有志は都庁や区役所、教員有志らと共に、「脱原発をかかげる宇都宮さんを支援する勝手連」をつくって活動しました。
今、メールの一部で流されている話は1月16日の発言が当日、上記の発言をしたにもかかわらず、それを抜いて伝えているため、不正確なものです。
2、今回の都知事選について→脱原発知事の実現を望む。
安倍政権の原発再稼働推進や秘密保護法のゴリ押し…は今、広範な人々の怒りを呼び起こし、大きな気運が出てきています。脱原発知事を実現するチャンスです。現在、脱原発で2名(宇都宮氏、細川氏)が立候補しています。
名護市長選と東京都知事選で勝利し、安倍政権の没落の始まりを是非、つくりたい。
舛添要一(自民・公明)候補を打倒する統一戦線をつくり、候補者の一本化を是非、図ってほしい。すでに、多方面から多彩な人が同じように発言しています。勇気をもって降りた方は4人いる副知事に回って活躍してもらうとよいと思います。
3、東京都政は原発と「大きく、重大な関連」があります。
原発大惨事を起こしたのは「東京電力」です。原発事故=放射能大災害が起きれば、東京電力福島事故のように東日本全体に甚大な影響を与えます。
1県・1地区の問題ではありません。新潟県知事の発言―都知事選で原発が争点になるのを歓迎―の意味を噛みしめましょう。
また、東京都は東電の大株主です。いくつも東電へ発言できます。東京の予算6兆円強は脱原発の諸方策に使えます(原発ではない発電所の建設、その他)。
都が脱原発に変われば、全国各県へ影響し、国政へも大きく影響します。
脱原発で都知事選の勝利を!
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┗■2.東電福島原発事故の放射能汚染
│ 今になってもクロダイから、基準値124倍!!のセシウム検出
│ 魚類の汚染調査の難しさを証明 -NHKニュースより-
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
東電福島第一原発から40kmほどの地点にある福島県沿岸部で、原発敷地近海なみの極めて高いセシウムを持つクロダイが見つかった。
食品基準であるキロあたり100ベクレルの実に124倍に当たる1万2400ベクレルの放射性セシウムが見つかったのだ。
NHKは検出した機関については「横浜市にある水産総合研究センターなど」としている。その団体のコメントは「事故当初、原発近くで高濃度汚染水の影響を受けたものが移動したとみられる」。
サンプルは去年10月と11月に福島県沿岸でクロダイ37匹を採取、このうちの1匹が1万2400ベクレル/kg、それ以外でも高いものがあり、最大で400ベクレルほどだったという。 原発専用港内以外の福島沿岸で1万ベクレルを超える魚が見つかったのは、事故後すぐの時期に取れたコウナゴと、2012年8月に取れたアイナメの2回だけ。
仮に事故当時の影響であるとしても、海洋中にあまたいるクロダイで人に採取されたことは重大。確率を考えれば、相当の高さで厳しい汚染が残っていることが想定されるから。 アイナメやクロダイなどいくつかの魚種は高濃度汚染をため込みやすい性質があるとして、広い範囲の生態系を調べる必要がある。
普段から、海の汚染は陸の汚染に比べても捕まえにくく、海産物の種類ごとに対策を変えなければならないだろうと指摘してきたとおりのことになっている。
グリーンピースなどの海産物測定調査は重要なのだが、残念ながら加工された一部の商品以外は測定限界以下であると分かった段階で、その魚は食べることは出来ない。生の魚を検査した後は、商品にも食用にもならない。そのうえ、同じ海域で捕れた魚であって、他の魚の値をサンプルで代表できない。
海の汚染が如何に深刻な事態をもたらすか、そのことを改めて示している。
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┗■3.新聞より5つ
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◆東電再建計画「絵に描いた餅」 泉田知事、内容精査へ
泉田裕彦知事は15日、柏崎刈羽原発の7月以降の順次再稼働を前提にした東京電力の新たな総合特別事業計画(再建計画)が政府に認定されたことを受け、「計画を入手し、内容を精査したい」とするコメントを発表した。16日に知事と東電の広瀬直己社長が面会することから、再建計画に関しても意見が交わされるとみられる。
知事は15日午前の会見で再建計画について「面会で話があれば聞くが、絵に描いた餅としか受け止められない」と述べ、計画は現実的ではないとの見解を強調した。理由として従来の再建計画を例に挙げ「昨年4月の再稼働としていたが、やはり絵に描いた餅になった」と指摘した。
知事は面会に関して「東電からのオファー(申し出)なので、まずは話を聞くことに尽きる」とした。原子力規制委員会への審査申請をめぐる昨年9月の面会を振り返り、「安全をどれくらい考えるのか、うそをつかない会社なのか、まともな答えがなかった。追加で情報があれば話してもらいたい」と東電の姿勢を再確認する意向を示した。(後略)(1月16日新潟日報より抜粋)
◆新潟知事が東電を厳しく批判 「倫理観欠く 再建計画」
東京電力の広瀬直己社長は16日、県庁で泉田裕彦知事と会談した。広瀬社長は柏崎刈羽原発の7月以降の再稼働を明記した新たな総合特別事業計画(再建計画)を説明し理解を求めたが、知事は「モラルハザード(倫理観の欠如)の計画で、安全性について会社が変わったとは受け止められない」と厳しく批判した。(中略)
知事は東電の株主や資金を貸し付けている金融機関の責任が再建計画で問われていないと指摘し「免責されれば事故が起きても責任を取らなくていいことになる。安全文化の観点でも極めておかしな計画だ」と主張した。
また知事は、東電が福島第一原発事故から2カ月後にメルトダウン(炉心溶融)を認めた経緯について追及。広瀬社長は「国との調整で結果として2カ月かかった」と釈明した。今後、国との詳細なやりとりを説明する考えを示した。
知事は福島事故の検証を進めている県技術委員会でも東電の説明が不十分だとし、「きちんとした答えがもらえず空白だらけ。真摯な対応をお願いしたい」と求めた。(後略)(1月17日新潟日報より抜粋)
◆信頼関係改善 道遠く 泉田知事 東電への不信感あらわ
「うそをついていたのか」-。冷静な表情ながらも不信感をあらわにする泉田裕彦知事の追及に、東京電力の広瀬直己社長は弁明に追われた。東電の新たな総合特別事業計画(再建計画)をめぐり、16日に県庁で行われた約4カ月ぶりのトップ会談は、両者の信頼関係改善の難しさをあらためて浮き彫りにした。(中略)
広瀬社長が冒頭、柏崎刈羽原発4基の再稼働を盛り込んだ再建計画に理解を求めると、泉田知事は「モラルハザード(倫理観の欠如)の計画だ」と一蹴、会談の空気が緩むことはなかった。(中略)
事故直後にメルトダウンを認めなかった経緯を社長の口から引き出した知事は笑みを浮かべ、さらに文書での詳しい説明を要請した。口調は厳しいが、泉田知事の表情は落ち着いていた。だが、再建計画をめぐる金融機関の責任に話題が及ぶと一転、知事は語気を強めた。
「東電の経営が苦しいのは事故を起こしたからだ」広瀬社長に事故を起こさない企業体質への転換を繰り返し求めた。(後略)(1月17日新潟日報より抜粋)
◆東電再建計画 「おかしい」 柏崎刈羽原発再稼働
広瀬社長に新潟知事 (1月16日朝日新聞見出しより)
◆東電再建計画「協議がなく申請は残念」 泉田知事、広瀬社長を詰問
(1月17日朝日新聞新潟版見出しより)
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◆1月20日 第7回被ばく学習会
「国連科学委の安全論は正しいか?」
昨年10月、国連科学委員会は福島原発事故について、一般公衆の被ばく線量は低いので はっきりした健康影響は出ないだろうとする報告書を国連総会に提出、「安全論」を国際的に広めようとしています。福島の子どもたちには甲状腺がんが多発しています。安全論は本当なのでしょうか?
日 時:1月20日(月)午後6時15分~9時20分
場 所:アカデミー湯島・視聴覚室(文京区湯島2-28-14)
地下鉄千代田線「湯島」駅から徒歩6分、
丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」駅から7~9分
内 容:「国連科学委 相関図」
田島直樹(放射線被ばくを学習する会)
「市民が送った声明と国連科学委報告書」
伊藤和子さん(ヒューマンライツナウ・副理事長、弁護士)
「科学的記述の問題点」
瀬川嘉之さん(高木学校、放射線被ばくを学習する会)
参加費:700円
予約及び連絡先:anti-hibaku@ab.auone-net.jp
主 催:放射線被ばくを学習する会 http://www57.atwiki.jp/20030810/
◆1・28 国会に声を届けよう Part II
原発事故被害者の救済を求める全国集会
日 時 2014年1月28日(火)11:00~13:30
※10:30から、衆議院第二議員会館ロビーにて通行証を配布します。
11:00~13:30 集会 12:20~12:40 署名提出
場 所 衆議院第二議員会館多目的会議室
(最寄駅:東京メトロ・国会議事堂前/永田町)
資料代 500円/申込み不要
主 催 原発事故被害者の救済を求める全国運動
詳細 http://act48.jp/index.php/2014-01-07-02-41-36.html
http://act48.jp/index.php/national-movement.html
連絡先
【福島】いわき市議会創世会 佐藤和良
TEL 0246-22-1111(代表)内線4132 FAX 0246-25-8380
【東京】国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
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┗■2.東京電力取締役社長 廣瀬直己 殿への質問書
| なぜ回答文がテントへ直接送られず、千代田区三崎町の「たんぽぽ舎」経由なのですか?
└──── 経産省前テントひろば
平成26年1月8日
この間における当方からの質問に対して、一定の回答を落手しております。が、回答の内容は別として、いつも千代田区三崎町の「たんぽぽ舎」経由となっております。当方の住所等については、毎回質問状に記載してあるはずですが、何故、「たんぽぽ舎」経由で回答がなされるのか、はなはだ疑問に思うところであります。
もしかすると、経済産業省への義理立てで、当方の住所を書くのは具合が悪いのだ、ということでしょうか。
もとよりわが経産省前テントひろばは、経産省の原発政策に反対して建てられたものであり、経産省が管理する国有地に建てられております。そして、経産省は自らが管理する国有地にテントを建てるのはけしからん、テントを撤去して国有地お明け渡せ、という民事訴訟を起こしています。そういう意味では我々と経産省は係争中であります。
とはいえ、我々が公表している我々の住所はあくまでも千代田区霞が関1-3-1であります。この住所にはあらゆる郵便物、宅配便などがごく普通に配達されておりますし、また経産省の事務方などに余計な事務手続きの苦労をかけたりしているものでもありません。この問題は、係争中であろうが、国有地であろうが、全く無関係な問題です。
にもかかわらず、3回に亘っての回答がいずれも「たんぽぽ舎」経由とは、上記のような推定が成り立ちます。
確かに、今東京電力は、企業としてまともな意味において成り立っていないことも理解できます。そういう意味で、東京電力が経産省には大変なお世話になっている、そのお世話がなければ、企業として破綻・整理の運命に直ちに陥ることは火を見るより明らかです。回答をしていただいていることについては、当然のことですが、一定の評価をするものですが、「たんぽぽ舎」経由というのは、社会の良識に全く反し、当方に対して著しく礼を失するものではないでしょうか。 もともとこうした質問状や申入書について、御社お抱えの警備会社に取り次ぎをさせて平然としているのですから、われわれに少々礼を失しても何とも思わないのでしょうか。
いずれにせよ、単に間違えただけだとか、うっかりしていたとか、あるいは「千代田区霞が関1-3-1経産省前テントひろば」では、郵便物が届かないと思っていたとか、実は経産省に対する義理があってとか、いくつかの予測もできなくはありませんが、明確なご回答を期待するところであります。
回答は2014年1月20日までにお願い申し上げます。 以上
連絡先:〒100-0013東京都千代田区霞が関1-3-1 経産省前テントひろば
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆「ガタロ絵画展のご案内」
日 時:1月14日(火)~1月27日(月)11時半~19時
会期中無休 ギャラリー古藤にて
1月29日(水)~2月9日(日)11時~18時
休廊2月3日・4日 スペースナナにて
*ギャラリートークあり。各会場に問い合わせ、要予約。
ガタロさんは広島の被爆2世。365日欠かさず原爆ドームを描き続けたこともある。東京と横浜で初めての作品展。福島第1原発事故を受けての最新作やオブジェなど60余点を展示。その温かく深いまなざしにふれていただければと思う。
主 催:ガタロ絵画展実行委員会
連絡先:ギャラリー古藤 03-3948-5328
スペース ナナ 045-482-6717
◆1/25「福島の声を聞こう!」― 渡辺一枝トークの会
~被災地の肉声を聞き、福島の被災者と連携~
日 時:2014年1月25日(土)14:00~16:00
場 所:明(あきら)市民センターホール(新京成「上本郷」駅徒歩1分)
講 師:渡辺一枝氏
抑え込まれる側に寄り添いたい。福島県内に頻繁に足を運ぶ作家・
渡辺一枝(いちえ)さんの思いは揺るがない。
3・11後、被災者自身が立ち上げた団体と連携し、被災地の実情を
文章につづる。さらに東京で福島の声を直接聞く「トークの会」も
行われ、たくさんの人たちが集まっている。
参加費:500円
主催・問合せ先:東葛合唱団はるかぜ 047-384-4759 03-3600-2410
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┗■4.新聞より
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◆東電再建 税金なし崩し 除染負担軽減で刈羽再稼働
コスト減で利益→給与に還元 政府が新計画認定
茂木敏充経済産業相は15日、東京電力の新たな総合特別事業計画(再建計画)を認定した。福島第一原発事故に伴う除染関連費を国費で担うなど東電の負担を軽くした上で、柏崎刈羽原発(新潟県)を7月から再稼働、利益を出し被災者への賠償資金を工面するといった内容。東電の経営陣や株主らの責任は問わず、なし崩し的に税金を投入する計画への批判が高まりそうだ。(後略)