NUCLEAIRE
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2105】
2014年3月4日(火)地震と原発事故情報-「2/23たんぽぽ舎第26回総会・
活動方針」-その1-をお知らせします
転送歓迎
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★1.2/23たんぽぽ舎第26回・総会活動方針」-その1- (2回に分けて送ります)
今回は7つの柱のうち、1から4までを掲載。
1. 「ひろば」としての役目・機能を充実する
2. 原発即時ゼロをめざして~再稼働を阻止する、東電本店合同抗議を続ける
3. 日本核武装(原爆保有)に反対する
4. 「福島」を忘れない活動
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※3/7(金)第94回首相官邸前抗議行動にご参加を!
日時:3月7日(金)18:00から20:00
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
16:00、たんぽぽ舎出発。16:40頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)
前で短時間の抗議コール。17:00「経産省前テントひろば」集合。
1~5班にわかれて17:30官邸前へ、国会前へ出発。
20:20経産省前テントヨコでまとめの集会(短時間)。
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┗■1.原発推進か、再稼働阻止か-日本の原発のわかれ道-2014年
東電福島過酷事故は収束せず、放射能汚染が各地へ広がる中で、
又、大地震が近づく中で、原発推進政策は許せない
市民の力を集め、つないで、原発再稼働を阻止しよう
2014年度たんぽぽ舎活動方針 -その1-
―――――7つの柱―――――――――――――――――――
1. 「ひろば」としての役目・機能を充実する
2. 原発即時ゼロをめざして~再稼働を阻止する、東電本店合同抗議を続ける
3. 日本核武装(原爆保有)に反対する
4. 「福島」を忘れない活動
5. 多くの団体と協力、共同します
6. 2つの研究会、4つのネットワークに協力
7. たんぽぽ舎の充実・・・人員増と財政確立
8. その他の活動
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「たんぽぽ舎」は市民に開かれた広場として、3年目の東京電力福島第一原発事故の収束に、さらに一刻でも早く「全ての原発の廃炉」に向け活動していきます。事故発生以来「たんぽぽ舎」の活動に多くの皆さんのボランティア協力と支援が得られてきました。日刊の「地震と原発事故情報」の発信、パンフの作成、配布などがありました。こうした活動をより一層推し進める新たなひろば「スペースたんぽぽ」(80平方m)で、1ヶ月に約10件の講座が実現しています。情報の共有化の「ひろば」、運動の共有化の「ひろば」として、たんぽぽ舎(5F)とスペースたんぽぽ(4F)の運営を、皆さんの協力でおこなっていきます。
1.「ひろば」としての役目・機能を高めます。 人と人を結びつける
ア.従来の5F事務所に加えて新たに4Fに「スペースたんぽぽ」(80平方m、80名室)を運営してきました。たんぽぽ舎と一体の活動・運営です。但し、財政は当面独自なものとして行います。5F:年間約1,000万円、4F:約400万円(年間家賃33万円/月×12月≒400万円)
「原発重大事態」に対応して、新たに会議室として使用できるスペースを、みんなでご活用下さい。多くの団体での活用を、広くお願いします。アイデア、企画募集中。
イ.従来の5F会議室も人と人が気軽に出会える会議室、ひろばとして運営いたします。2区切り(25人と10人室)(両方を通しで使うと、40人可能)
ウ.「たんぽぽひろば」は原発、環境、市民運動、ジャンルを問わず、ビラ、チラシが置けて、交換できる場です。
エ.原発や劣化ウラン、核問題、環境破壊の最新情報が入手できる場です。
≪メールアドレスを登録した方は、メールマガジンによる日刊の情報配信(無料)が受けられます。≫
オ.ビデオ(DVD)や本、パンフが利用できます。
カ.コピー機、印刷機、折り機、断裁機などが利用できます(実費)。パンフ、ビラの作成も可能。
キ.たんぽぽ舎会議室を活用している団体(市民の意見30・東京の会、キリスト者の集まり、 靖国の集い、ノーモア南京の会、ピースサイクル、日露歴史研究センター、再稼働阻止全国ネットワーク、反原発自治体議員・市民連盟)とのつながりや交流が図られます。人と人とを結びつける媒体として、団体、個人の情報交換から交流、連携、共同の運動拡大の橋渡しになっています。
ク.社会運動団体、市民運動団体などそれぞれの異なった運動団体相互に、ビラ同封の協力が依頼でき、運動の広がりに役立っています。(ビラの相互乗り入れ)
ケ.すぐ近くの共同事務所―現代思想社と連携しています。共同事務所の参加団体は[都区連帯、千代田ユニオン、沖縄一坪反戦地主会関東ブロック、アジア記者クラブ、回答する記者団、袴田厳さんの再審を求める会]など。
連携の中身は、会議室の相互融通やビラの相互同封など。
2.原発即時ゼロをめざす活動~再稼働を阻止する、東電本店合同抗議を続ける
ア.再稼働を阻止する・・・その1 首都圏反原発連合の毎週金曜官邸前抗議行動に参加する
・再稼働阻止全国ネットワークの活動に参加する
2014年は、原発推進か再稼働阻止か―日本の原発のわかれ道です。2012年11月に結成された「再稼働阻止全国ネットワーク」(たんぽぽ舎など5団体と個人で結成)は、再稼働阻止の一点で、全国の人々が力を合わせよう―連帯して闘おうという目的の組織で、大きな実践をしてきました。
原子力規制庁―規制委員会は、廃炉ではなく、原発再稼働のための推進機関が、本質です。規制案は2013年7月に決定されて、今年にも再稼働の嵐がおきます。規制委抗議行動が大事です。
日本は地震静穏期がすぎて地震活発期です。政府は巨大地震の発生のリスクが高まったとして、地震保険を15%upしようとしています。こういう時に、再稼働なんて許せません。第二の大惨事を起こさせてはなりません。持てる全力で、知恵と力をよせ合わせて、原発再稼働を阻止しよう。
全国各地―原発現地の闘いを応援するツアー(約10回以上)・カンパに参加、協力しよう。
イ.再稼働を阻止する・・・その2 東京電力本店への合同抗議を続ける-柏崎刈羽原発の再稼働を阻止する
最大の原発事故を起こした東京電力の責任を追及し、柏崎刈羽原発を廃炉にしよう
3・11で福島第一原発事故を起こした東京電力は、急激に財務状態が悪化しています。
この柏崎刈羽原発は2007年の中越沖地震で破壊されており、修理した危険な原発です。このような原発の再稼働を再生計画に織り込んでいる時点で、東電は福島第一原発事故を全く反省していない。
現在まで原発事故の損害賠償のために、原子力損害賠償支援機構経由で東電に9兆円が支払われています。しかも被害者への支払いは遅々として、進んでいない。
また事故の収束・廃炉と除染費用なども含めると費用は十兆円~数十兆円規模になるとも見られています。このような財務状態の会社に、原発事故の収束・廃炉作業、被害者補償と電力の安定供給を任せておくのは無理があります。
柏崎刈羽原発を含めた東電の全原発の再稼働阻止=廃炉を要求し、改めて東京電力の責任を明確にして破綻処理することを求めます。
毎月一回、第1水曜日の東電本店合同抗議(主催:たんぽぽ舎・経産省前テントひろば、賛同41団体)を盛り上げます。キラキラバンド(たんぽぽ舎音楽隊)を充実・強化していきます。
3.日本核武装(原爆保有)に反対する
今回の原発再稼働は、日本核武装の視点からとらえることが必須です
・日本核武装に反対する活動
原発大惨事が起きたあとでも、再稼働に固執する理由・国として後押しする理由は、核武装の技術的、物理的基盤を確保しておこうという意図からです。そのことは、自民党幹事長-石破発言や安倍内閣の基本姿勢からも明確です。核兵器級プルトニウムを生産する「もんじゅ」の廃止を求め、活動します。「増殖」の2文字を消して、「もんじゅ」を延命させようという策謀に騙されない。
4.「福島」を忘れない活動・・・福島支援、福島原発事故究明(検証)
ア.福島支援について
福島の方々は、放射能汚染がひどくもう戻れない、汚染度が高く当分避難している、汚染はあるが(仕方なく)生活している、自主的に避難している等々、いろいろな形で原発・放射能被害を被っている。また、事故後の国・東電の対応のひどさや、放射能汚染への場当たり的な規制見直し等、何重にも被害を受けている。
現在、東電や国に対する責任追及や補償請求、避難の権利の確立等、いろいろな運動が展開されている。たんぽぽ舎は福島現地の方たちの運動を支援していくとともに、首都圏でできる活動を展開し、安心して暮らせる社会を目指して今年も活動していく。
イ.東電福島第一原発4基の事故原因究明
4つの事故調査報告が出されているが、東電がいまだきちんとしたデータを出していない(隠している)ことも含め、全く不十分である。特に地震による被害について隠してほとんど言及されていないのは、すべてを津波のせいにして終わりにしたい東電・国の意図がありありと見える。
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┗■4.福島原発事故3年・科学技術は大失敗だった(下)
| 失敗を教訓としない規制委員会 これで再稼働は許されない
└──── (中間報告2014年3月)槌田敦(元理化学研究所研究員、元名城大学経済学部教授)
○ 3-3 失敗を教訓としない規制委員会
福島原発事故での失敗は、事故対応に無数の原則違反があったため、無数に存在する。したがって、これらの失敗をすべて教訓として改善するのでなければ、原子力を科学技術と言うことはできない。しかし、規制妻は福島原発事故での多数の失敗を無視することにしたようである。
その理由は、これらの失敗を教訓として機器の改良をすれば、電力会社に莫大な費用がかかり、現実的ではないからである。このように、原発の費用高が原因で改善できない原子力はもはや科学技術ではない。
科学技術を無視すれば安全は守れないのであるから、「安全の確保」を条件として推進してきた原子力は約束違反である。原子力は即時廃止されなければならない。
以下に、福島原発事故の失敗と教訓を列記するので、規制委員会はこの失敗と教訓に対応する用意があるかどうかの回答を求める。
【福島原発事故の失敗と教訓の例】
(1)温度、圧力、水位など基礎データの自動計測不能
安全委の「電源は30分で解決」は最悪判断
(2)空焚きで誤表示の圧力計と水位系の欠陥
凝縮槽の基準面による計測方法の改善
(3)ECCS使用の失敗
a 非常用復水器に溜まる水素対策
b 残留熟除去系から削除した蒸気凝縮系(非常用復水器)の復活
C 共用ECCSの支離滅裂運転・自動起動を手動停止、
手動起動が自動停止
d 冷却材喪失事故に消防車など便法不可
あくまでECCSでおこなう
e 沸騰水型の弱点は原子炉底抜け ただちに低圧ECCS使用へ
(4)事故放射能をベントしてはならない
水素焼却装置と冷却装置を経て、新設する第二格納容器に放射能を保存
(5)逃し弁閑と海水注入は最低の対策方法
可能な限り高圧維持と普通の水使用
(6)事故建屋を液体窒素で冷却 汚染水の流出抑制が必要
(7)加圧水型原発の冷却材喪失事故
美浜事故(1991)を考慮し、非常用復水器新設など沸騰水型同様に対策する
(8)使用済み燃料プールでの臨界事故 地震や動乱での脆弱性の管理
(9)4号機爆発の疑惑解明 特に余分の24体にかかわる問題
(10)東電による業務上過失または未必の故意
規制委には摘出し、告発する義務
(11) 欠陥に対する科学技術対策ができないのであれば、原発運転再開は無謀
以上、福島原発事故の「失敗と教訓」について規制委の回答を求める。
規制妻とは「安全の確保を忘れた安全委」の復活であって、単に、「規制」と名前を変えただけにならないようにされたい。
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┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者にお願いします)
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◆映画『遺言 原発さえなければ』
-福島の3年間 消せない記憶の物語-
ポレポレ東中野にて劇場初公開!
3月8日~14日 連日12:20分~ トークゲスト多数
2011年3月12日…福島第一原発事故の取材現場に駆けつけた二人のフォトジャーナリストは、いち早く撮影を開始。
以来、2013年4月まで、その土地の人々とともに過ごした日々を記録し続けた。絶望の淵からの試行錯誤、もがきの中で気づいた家族、仲間、奪われた故郷への思い、そして見えてきた本当に守るべきものの存在…3年にわたり記録された250時間の映像が、3.11後の今を生きる私たちに問いかけるものとは ―――
☆『遺言』連日イベント付き上映!(終演16:35頃予定)
3/8(土)上映前 ゲスト:長谷川健一(飯館村酪農家)
☆ゲストトーク! ※全て上映後・両監督来場
3/8(土) なかにし礼(作家・TVコメンテーター)
3/9(日) 足立正生(映画監督)
3/10(月) 森達也(ドキュメンタリー映画監督)
3/11(火) 高橋哲哉(東京大学教授)
3/12(水) 吉岡達也(ピースボート共同代表)
3/13(木) 鎌田慧(ルポライター)
3/14(金) 落合恵子(作家・クレヨンハウス代表)
○今なら前売り券がお得!(遺言HPにて販売中!)
当日3000円→前売り2500円(500円OFF)
予告編、前売り券、ネット募金は公式サイトへ
◆ 「気候変動の原因は何か 横浜シンポジウム」の御案内
気候変動を議論する際、温室効果ガスだけでなく、太陽活動や宇宙線にも注意を払って議論する方が科学的に意義深いと考え、宇宙気候学の提唱者であるヘンリク・スベンスマルク博士をデンマークからお招きし表記シンポジウムを開催することとなりました。皆様のご参加をお待ち致します。
【日時】2014年3月31日(月) 11時~18時10分
【講師】ヘンリク・スベンスマルク(デンマーク国立宇宙センター)、桜井邦朋(早稲田大学)、丸山茂徳(東京工業大学)、宮原ひろ子(武蔵野美術大学)、室田武(同志社大学)
【会場】「横浜市開港記念会館」講堂 みなとみらい線「日本大通り」徒歩1分、
横浜市営地下鉄・JR京浜東北線・根岸線「関内」徒歩10分
【参加費】一般:2500円、学生:1500円
【主催】「気候変動の原因は何か 横浜シンポジウム」実行委員会
【お問い合せ先】齋藤:sai-eye@alpha.ocn.ne.jp 携帯:090-9137-2437、電話:03-3739-1368
たんぽぽ舎です。【TMM:No2104】
2014年3月3日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.再稼働は日本を滅ぼす= 連載その8
・これが原発族13人衆の正体だ
・なにがなんでも再稼働。民意など関係ない
週刊フライデー3月14日特大号に8頁の特集 柳田真(たんぽぽ舎)
★2.メルマガ読者より 天辰(東京)
放射線被曝による健康障害が5年後から顕在化急増することを知らない大部分の日本人
★3.2月28日(第93回)金曜官邸前抗議行動に参加して
官邸前に集う人たちは、再稼働を何とかして阻止したいと考えて、
個々人で参加している人たちが大半だ。その際、運動を盛り上げるために各人が創意工夫している。
斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.福島原発事故3年・科学技術は大失敗だった(下)
失敗を教訓としない規制委員会 これで再稼働は許されない
(中間報告2014年3月)槌田敦(元理化学研究所研究員、元名城大学経済学部教授)
★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者にお願いします)
◆映画『遺言 原発さえなければ』-福島の3年間 消せない記憶の物語-
(3月8日-14日)
◆「気候変動の原因は何か 横浜シンポジウム」の御案内 (3月31日)
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※ 3/6(木)学習会 ご参加ください
足尾鉱毒事件 田中正造の戦略に学び、福島の運動に生かす
日時:3月6日(木)18:30開場 19:00開会
講師:菅井益郎さん(たんぽぽ舎アドバイザー)
会場:スペースたんぽぽ 参加費:800円
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┗■1.再稼働は日本を滅ぼす= 連載その8
| ・これが原発族13人衆の正体だ
| ・なにがなんでも再稼働。民意など関係ない
| 週刊フライデー3月14日特大号に8頁の特集
└──── 柳田真(たんぽぽ舎)
○ 週刊フライデー(3月14日号)に
これが原発族13人衆の正体だ、なにがなんでも再稼働、民意など関係ないーの8ページの特集号が載っている。
見出しに注目し、惹かれて買ったきらいもあるが、写真週刊誌だけあって、たくさんの写真と啓蒙的な説明文章が載っていて参考になる。おりしも、安倍政権が都知事選で引き延ばしていた「エネルギー基本計画」を発表し、又、規制委員会(田中委員長)が2~3週間で再稼働原発の第1号を発表するという「再稼働緊迫状勢」の中で時宜に適した特集と思われるので内容と目次を簡潔に紹介します、
○ これが「原発族13人衆の正体だ」、「民意など関係ない」、「なにがなんでも再稼働」
細田博之自民党幹事長代行(島根原発推進―島根県・松江市)
岸信夫(安倍首相の実弟) (山口県上関原発推進)
原発立地と「原発族」13人衆の顔一覧(25ページ):13人の内訳は自民党議員が11人、民主党1人、無所属1人。
○ 地震の巣の上、浜岡原発再稼働なら「国民の心から“希望が消える”」(26ページ)
浜岡原発と海岸の写真。浜岡原発を全部廃炉にして子どもたちに安心の未来をーの横断幕、ノボリ旗を掲げて行進する静岡県内、浜ネットの人々や弁護士たちの写真。
○ 今週、再稼働認可される原発「最終4候補」ここだ(4つの原発の写真)
1 福井県大飯原発2 愛媛県伊方原発3 鹿児島県川内原発
4 佐賀県玄海原発 (28ページ)
○ 函館市長、怒りの激白「大間原発は世界一危ないー建設中止を求め、国に差し止め訴訟」(29ページ)
☆原発の再稼働が日本政治の大きな焦点になってきている中で、この種の記事をもっとたくさん載せるメディアが多く現れてほしい。また、テレビでももっと取り上げてほしい。
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┗■2.メルマガ読者より
| 放射線被曝による健康障害が5年後から顕在化急増することを知らない大部分の日本人
└──── 天辰(東京)
まだ日本人の大部分の人達が、放射線被曝による健康障害が5年後から顕在化急増することを知らない、また原発配管が大地震に弱いことを知らないですね!
読売、サンケイ、日経系の新聞テレビ等しかみていない人達だと思います。こうゆう人達にしらせる必要がありますね!チラシ配布はなかなか受け取ってくれないので、ポスチィングがいいかもしれませんね!
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┗■3.2月28日(第93回)金曜官邸前抗議行動に参加して
| 官邸前に集う人たちは、再稼働を何とかして阻止したいと考えて、 個々人で参加している人たち | が大半だ。その際、運動を盛り上げるために各人が創意工夫している。
└──── 斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
○この日は比較的暖かかった。しかし抗議参加者はやや少なかった。逆に警察官の多さが目に付いた。
再稼働反対というコールもスピーチも一段と重みを増していた。何故なら3年目となる3.11を目前に、国は福島の原発事故に対し無策のまま再稼働を画策しているからだ。3月12日に再稼働が発表されると言われている。福井県の大飯原発、高浜原発、九州の川内原発、玄海原発、四国の伊方原発の5箇所の原発が狙われている。
○池上彰さんが著書で「先日、金曜日の夜にたまたま霞ヶ関を通りかかりましたが、一握りの活動家タイプの人たちだけになっていました。一般の人だったら、『近寄りたくないな』と思うようなタイプの人たちです。・・・本気で原発ゼロを目指すなら、プロの活動家ではなく、一般の人たちが原発をやめてほしいと、息長く声を上げ続けていくことが必要でしょう」と述べていました。これには違和感を覚えた。活動家タイプやプロの活動家というのは、福島の原発事故から目を背けずに今も頑張って抗議活動を続けている少数派を指しているように思えた。官邸前に集う人たちは、再稼働を何とかして阻止したいと考えて、個々人で参加している人たちが大半だ。その際、運動を盛り上げるために各人が創意工夫している。アーサー・ビナードさんが自転車隊に加わってくれたこともある。ファンならば、思わず「近寄りたくなってしまう」だろう。一般の人かそうでないかなど、容易に区別がつくものではない。多くの人の参加が必要なのは確かだが、参加者の減少の原因が今の運動のあり方だけにあるとは思えない。一人ひとりが脱原発に関わる中で、批判があれば団体や運動に対して・u橲セ濺、憤娶・鮟个靴討い・戮④世隼廚Α・・w) 次回3月7日(金)は再稼働阻止全国ネットワーク(たんぽぽ舎気付け)が主催で、再稼働を阻止しよう、原発現地応援しよう集会です。18時30分は-20時です。ご参加下さい。
※反原連が3月9日(日)の原発ゼロの大統一行動の準備で忙しいため、再稼働阻止ネットが主催で、同じ場所で同じ時間帯で行います。ご参加下さい。
たんぽぽ舎です。【TMM:No2103】
2014年3月1日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.もう原発を動かすな!「エネルギー基本計画」反対!再稼働反対!
3・7官邸前抗議行動にご参加を
★2.信用されない「最大」の津波警報
過去経験した警報の「最大」が最大ではない事実に慣れ切ってしまった
行政は警報を信用されるものにすることこそ肝要ではないか
「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」41 島村英紀(地震学者)
★3.日本政府あて公開質問状の提出行動の呼びかけ (下)
私たちは、原発立地自治体住民連合という名の新しいグループです
原発立地自治体住民連合 2014年2月27日 広瀬 隆
★4.新聞より2つ
◆原因究明など経産省に要請 全漁連(2月28日 毎日新聞より)
◆ 電力小売り参入活発
自由化法案閣議決定 通信や商社など (2月28日 毎日新聞より)
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※ 3/6(木)学習会 ご参加ください
足尾鉱毒事件 田中正造の戦略に学び、福島の運動に生かす
日時:3月6日(木)18:30開場 19:00開会
講師:菅井益郎さん(たんぽぽ舎アドバイザー)
会場:スペースたんぽぽ 参加費:800円
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┗■1. もう原発を動かすな!
| 「エネルギー基本計画」反対!再稼働反対!
| 3・7官邸前抗議行動にご参加を
└──── 再稼働阻止全国ネットワーク
イチエフ事故は未だに収束していない、水汚染対策が破綻している、1~3号機の原子炉の状況も把握できず廃炉への道筋も見えていない。
一方、昨年9月15日に大飯原発が止まり、私たちは既に160日以上原発無で過ごしている、大雪のこの冬も原発無で越している。そう、原発が「安全」も「安い」も原発が無いと「電気が足りない」も全くの嘘であった。歴代の自民党政権や経産省や資源エネルギー庁や電力会社の大嘘であった。
安倍政権は、これらの嘘の責任を全くとらずに、「安心」神話を造り、新たな「エネルギー基本計画」政府案を造り、更に嘘の上塗りをして、原発の再稼働と原発の輸出を目論んでいる。
今こそ、福島を返せ、水汚染対策・廃炉に専念せよ、もう原発を動かすな、再稼働反対、すべての原発を廃炉に、被害者を守れ、被爆労働者を守れ、核燃料サイクルは破綻しているぞ、と訴えるときです。
3年目の3.11を前に、首相官邸に向かって、「エネルギー基本計画」反対・再稼働反対を訴えましょう。
是非ご参加願います。
日時:3月7日(金)18時半~20時
場所:首相官邸前(地下鉄国会議事堂前、永田町、溜池山王)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
(経産省前テントひろば、反原発自治体議員・市民連盟、たんぽぽ舎、福島原発事故緊急会議)
(連絡先)
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/inquiry
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
TEL 070-6650-5549 FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)
東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付け
○《阻止ネットから追加のお知らせ》
3・16さよなら原発!鹿児島パレードに参加しよう
来る3月16日(日)に鹿児島市中央公園で川内原発再稼働反対・全国の原発再稼働反対を訴える「1万人集会」・パレードが開催されます(主催:ストップ再稼働!3.11鹿児島集会実行委員会)。九州全土からは勿論、国内原発立地・周辺地域の人たちが再稼働阻止を訴えるために集結します。是非、ご参加願います。なお、15日(土)午後には再稼働阻止全国ネットワークの全国相談会も予定しています。
16日日帰りまたは15-16日の一泊コースの参加をお願いします。航空券(宿泊付が安価)予約は10日前までに直接お願いします。
問い合わせは再稼働阻止全国ネットワーク(070-6650-5549)に。
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┗■2.信用されない「最大」の津波警報
| 過去経験した警報の「最大」が最大ではない事実に慣れ切ってしまった
| 行政は警報を信用されるものにすることこそ肝要ではないか
| 「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」コラムその41
└──── 島村英紀(地震学者)
○恐ろしい数字がある。津波の避難勧告が出たのに、実際に避難した人は6%しかいなかったことだ。
2011年3月11日、東日本大震災の日の大津波警報。静岡県焼津市での数字だ。
和歌山県でも4600人に避難指示が出たのに、ある避難所には6人しか来なかった。
このように東日本大震災のときには、全国的に津波警報が信用されなくなっていた。
これには長い歴史がある。1998年5月4日、津波警報が出た。沖縄、九州、四国、そして本州の南岸に最大2ー3メートルという警報だった。
港に繋いでいる船や港の関係者、沿岸の人々などに緊張が走った。ちょうどゴールデンウィークの最中だった。
行楽を打ち切って港や家に駆け戻った人も多かったに違いない。
だが拍子抜けだった。実際に来た津波は、わずか数センチのものだったからだ。
2003年9月にはM8.0の「2003年十勝沖地震」が起きた。この地震とほとんど同じ規模だった「1952年十勝沖地震」で6メートルを超える津波で甚大な被害をこうむった北海道東部の厚岸町でも、勧告に応じて避難した人はわずか8%にとどまった。
実際の津波は警報よりもずっと小さくて被害を起こすようなものではなかったから、人々の判断は間違っていなかったことになる。
○10年以上も過大な津波警報がくり返されたので人々は警報を信用しなくなってしまった。
それには理由がある。同じ大きさの地震が同じ場所で起きても、海底での地震断層の動きかたが違えば津波の高さは大変に違う。
震源からP波とS波という地震波が出る。P波が先に進み、S波はどんどん遅れていく。雷から音と光が同時に出るのに、音のほうが遅れていくのと同じである。
津波警報の仕組みではP波だけを使って計算している。
S波は、震源で地震断層がどう動いたかという大事な情報を運んでくるのだが、S波を待ってからでは間に合わないからだ。
それゆえ、地震の震源と地震の規模だけが分かった段階で「考えられる最大」の津波を想定して警報を出す。
だが地震断層の動きかたによっては実際の津波の大きさが最大を想定したときの何百分の1にもなってしまうのだ。
「最大」の警報と、実際にはずっと小さい津波の繰り返し。人々が信用しなくなったときに襲ってきたのが東日本大震災だった。
2万人近い人命を奪った被害が出てしまった要因のひとつは「信用」だった。
行政は住民の防災意識の低さを嘆く。
しかし、夜中の警報で財布や預金通帳やはんこを探し、おばあちゃんを背負って逃げたのに予報された津波が来なかったことをくり返した人々のことを考えてほしい。
行政は津波警報を信用されるものにすることこそを心がけるべきなのである。
(2月28日『夕刊フジ』より)
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┗■3.日本政府あて公開質問状の提出行動の呼びかけ (下)
| 私たちは、原発立地自治体住民連合という名の新しいグループです
└──── 原発立地自治体住民連合 2014年2月27日 広瀬 隆
◇3月1日現在の賛同議員さんです。
2014年3月1日現在 109人 【※共同代表】
◆北海道(泊原発)──※岩内町議会議員・佐藤英行、旭川市議会議員・久保あつこ、釧路市議会議員・宮田まどか、札幌市議会議員・小倉菜穂子、札幌市議会議員・伊藤牧子、札幌市議会議員・石川佐和子、旭川市議会議員・山城えり子、石狩市議会議員・棟方加代子、石狩市議会議員・伊関史子、江別市議会議員・ほしば芳子、北広島市議会議員・田辺ゆう子
◆青森県(東通原発/六ヶ所再処理工場)──青森県議会議員・古村一雄
◆宮城県(女川原発)──女川町議会議員・阿部美紀子、仙台市議会議員・ひぐちのりこ、涌谷町議会議員・只野順、加美町議会議員・伊藤由子、宮城県議会議員・岸田清実
◆福島県(福島第一/第二原発)──※いわき市議会議員・佐藤和良、郡山市議会議員・蛇石郁子、郡山市議会議員・駒崎ゆき子
◆茨城県(東海第二原発)──東海村議会議員・相沢一正、牛久市議会議員・杉森弘之、つくば市議会議員・金子和雄、土浦市議会議員・井坂正典、水戸市議会議員・玉造順一、東海村議会議員・豊島寛一、水戸市議会議員・飯田正美、ひたちなか市議会議員・井坂章、笠間市議会議員・石松俊雄、鹿嶋市議会議員・内山一、下妻市議会議員・斯波元気
◆静岡県(浜岡原発)──御前崎市議会議員・齋藤洋、牧之原市議会議員・大石和央、島田市議会議員・森伸一
◆新潟県(柏崎刈羽原発)──※柏崎市議会議員・矢部忠夫、柏崎市議会議員・高橋新一、柏崎市議会議員・若井洋一、柏崎市議会議員・笠原晴彦、刈羽村議会議員・高桑儀実、刈羽村議会議員・近藤容人、新潟県議会議員・小山芳元、新潟県議会議員・長部登、新潟県議会議員・米山昇
◆石川県(志賀原発)──志賀町議会議員・堂下健一、津幡町議会議員・中村一子
◆福井県(美浜原発/大飯原発/高浜原発/敦賀原発/もんじゅ)──※敦賀市議会議員・今大地晴美、敦賀市議会議員・上原修一、敦賀市議会議員・山本貴美子、若狭町議会議員・北原武道、おおい町議会議員・猿橋巧、福井県議会議員・細川かをり、越前市議会議員・三田村輝士、越前市議会議員・題佛臣一、福井県議会議員・佐藤正雄、高浜町議会議員・渡邊孝、小浜市議会議員・宮崎治宇蔵、坂井市議会議員・畑野麻美子、あわら市議会議員・山川知一郎、福井市議会議員・西村公子、福井市議会議員・鈴木正樹、小浜市議会議員・能登恵子、福井市議会議員・中村綾菜、越前市議会議員・安立里美、越前市議会議員・玉村正夫、愛媛県議会議員・佐々木泉
◆島根県(島根原発)──松江市議会議員・芦原康江
◆愛媛県(伊方原発)──※愛媛県議会議員・阿部悦子、鬼北町議会議員・山本勣、東温市議会議員・渡部伸二、松山市議会議員・篠﨑英代、松山市議会議員・松岡芳生、愛媛県議会議員・佐々木泉、松山市議会議員・武井多佳子、新居浜市議会議員・伊藤初美、伊予市議会議員・水田恒二、八幡浜市議会議員・遠藤素子、内子町議会議員・才野俊夫、愛媛県議会議員・石川稔、松山市議会議員・中村嘉孝、大洲市議会議員・梅木加津子、内子町議会議員・宮岡徳男、宇和島市議会議員・坂尾真、新居浜市議会議員・川崎利生
◆佐賀県(玄海原発)──佐賀市議会議員・白倉和子
◆ 鹿児島県(川内原発)──※鹿児島市議会議員・小川美沙子、薩摩川内市議会議員・江口是彦、薩摩川内市議会議員・佃昌樹、薩摩川内市議会議員・井上勝博、鹿児島県議会議員・遠嶋春日児、鹿児島県議会議員・柳誠子、鹿屋市議会議員・真島幸則、鹿児島市議会議員・森山きよみ、いちき串木野市議会議員・中村敏彦、日置市議会議員・坂口ひろゆき、伊佐市議会議員・諏訪信一、鹿児島市議会議員・大園盛仁、鹿児島市議会議員・藤久保博文、西之表市議会議員・長野広美、鹿児島市議会議員・平山孝、鹿屋市議会議員・道下勝、霧島市議会議員・中村満雄、いちき串木野市議会議員・宇都耕平、いちき串木野市議会議員・田中和矢、鹿児島市議会議員・米山たいすけ、鹿児島市議会議員・野口英一郎、霧島市議会議員・岡本一二三、霧島市議会議員・前川原正人、霧島市議会議員・宮内博、霧島市議会議員・蔵原勇
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┗■4.新聞より2つ
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◆原因究明など経産省に要請
東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから極めて高濃度の汚染水約100トンが漏れた問題で、全国漁業協同 組合連合会(岸宏会長)は28日、赤羽一嘉副経済産業相に原因究明や風評被害の防止などを要請した。(中略)
経産省を訪れた岸会長は、赤羽副経産相との会談で、今回の汚染水漏れについて「一日も早く漁業を再開したい漁業者の気持ちを裏切ることだ」と厳しく批判。赤羽副経産相は「対策を積み上げてきたが、努力が一瞬で台無しになってしまい遺憾だ」と応じた。
一方、地下水バイパスについて、岸会長は報道陣に「汚染水問題を一日も早く収束したいというスタンスは我々も同じ」と話した。 ( 2月28日 毎日新聞より抜粋 )
◆ 電力小売り参入活発
自由化法案閣議決定 通信や商社など
政府は28日、2016年に電力小売りを全面自由化することを柱とする電気事業法の改正案を閣議決定した。大手電力の地域独占体制となっている家庭や商店など小口向けでも利用者が電力会社を選べるようにするもので、今 通常国会での成立を目指す。16年の家庭向け電力小売市場(約7.5兆円規模)開放をにらみ、大手通信や商社は新規参入の動きを活発化させている。 (後略)
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┗■3.日本政府あて公開質問状の提出行動の呼びかけ (中)
| 私たちは、原発立地自治体住民連合という名の新しいグループです
└──── 原発立地自治体住民連合 2014年2月27日 広瀬 隆
○ そのあと、公開質問状を首相に提出します。下記の議員6人が共同代表です。
柏崎市議会議員・矢部忠夫、いわき市議会議員・佐藤和良、
岩内町議会議員・佐藤英行、敦賀市議会議員・今大地晴美、
愛媛県議会議員・阿部悦子、鹿児島市議会議員・小川美沙子、
○ 新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原発の大破壊以来、耐震性の問題にくわしい矢部忠夫、福島県の悲惨な現実と葛藤している福島原発告訴団の佐藤和良、原子力規制庁との直接交渉にあたってきた佐藤英行、現在の再稼働候補のトップグループである原発銀座・福井県の今大地晴美、伊方原発(愛媛県)の阿部悦子、川内原発(鹿児島県)の小川美沙子です。
今まったく電力を生んでいない原発にかかっている巨額の費用については、静岡県(浜岡原発)の議員から説明します。
○ この日には、首都圏の市民に「できる限り多数」の参集を呼びかけます。私たち地元民と、再稼働の危険性を共有してください。また、みなさんが信頼できる報道機関の方々に、全国紙・地方紙とも取材を強くお願いしてください。もう一つ、原発立地自治体の現職議員は、毎日、続々と増え続けていますが、私たちのグループは市民からの任意の呼びかけでスタートしましたので、みなさまのお知り合いの原発地元議員さんでまだ下記の議員リストに入っていない方がいらっしゃれば、どんどんお声をかけて、賛同議員を増やしてください。
質問状にある通り、原発地元民の命と生活の危険性が無視されたまま原子力規制委員会による再稼働のゴーサインが出されようとしていることは、絶対に許すことができません。
○ 日本政府が質問状を無視しようとしても、そこから第二段階の「国会議員による質問主意書の提出」に移ります。質問主意書に対して、日本政府は、閣議決定された回答をしなければならない義務がありますので、公式回答を引き出し、そこから高次元の再々の質問攻勢によって、日本政府の不条理を徹底的に追及します。
国会事故調査委員として問題を追及してきた田中三彦さんに、この段階から専門的なアドバイスをいただけることの了解をいただきました。
以上を、マスコミで「前代未聞の大事件」として取り上げてもらわなければなりません。ここから先、「知性ある報道陣と日本政府の戦い」にならなければなりません。体験のない作業ですが、必ず実績・成果を引き出す決意です。
みなさまのスケジュールを空けておいていただけるよう、伏してお願い申し上げます。(下につづく)
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┗■4.新聞より
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◆30キロ圏でも何も言えず 「大間」差し止め 函館市長に聞く
フルMOX「危険だけ背負わされる」 事故前の基準で許可
-全国からの応援支えに 「国にモノ申す」他自治体に波及も-
電源開発(Jパワー)大間原発(青森県大間町)の建設差し止めなどを求め、北海道函館市がJパワーと国に対し、訴訟を起こす。自治体が原告となる原発差し止め訴訟は全国初だ。異例の訴訟は、他の原発周辺自治体に波及する可能性もはらむ。工藤寿樹市長は「住民と街を守る責任がある」と話す。(中略)
函館市は原発事故の防災重点地域である30キロ圏内の緊急防護措置区域(UPZ)にある。それにもかかわらず、原発建設や稼働の同意手続きに関与できない。電力会社と締結する原子力安全協定などの対象は、都道府県や立地自治体に限られている。(中略)
大間原発の国による原子炉設置許可が、福島原発事故の前の旧審査基準によって出されていることも問題視し、その違法性を主張する。「原発事故前のいいかげんな審査指針で、許可が出されている。それに基づいて工事も再開している。そんな許可は無効だ」
大間原発が使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランを混ぜた混合酸化物(MOX)燃料を100%使用する世界初のフルMOX原発であることも、大きな不安要因だ。(中略)
専門家の間では、毒性の強いプルトニウムを使うフルMOX原発の安全性を疑う意見が強い。
工藤市長は「津軽海峡は国際海峡で、ほかの地域と比べ、外国のゲリラ船も入りやすい。世界一危ないフルMOXで、世界一テロに弱い原発ができあがる」と危機感を募らせる。
(中略)
「大間原発は、電力の需給にも関係がない。最低限、新しい原発は凍結すべきだというのは、多くの人が思っていることだ。福島の反省もなく、進めるのはおかしい」と安倍政権の姿勢を批判した。(中略)
脱原発を主張する首長、首長経験者でつくる「脱原発首長会議」には、39都道府県の90人超が加入している。(中略)
首長会議の事務局長で、元東京都国立市長の上原公子氏は「公園の遊具で子どもがけがをしただけでも大問題になる。それだけ自治体は一人の命に責任を持っている。原発こそ生死に関わる問題で、他の自治体も函館に続くよう呼び掛けたい」と話す。
前千葉県我孫子市長の福嶋浩彦・中央大学院大教授は「自治体は国の出先機関ではない。地方のうねりが国を動かすケースもある。住民の立場に立ち、国に影響を与えることも、自治体の一つの仕事だ」と話した。