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┗■3.新聞より

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 ◆今夏の電力供給に余力 9社試算 原発再稼働なくても

                (4月17日朝日新聞夕刊見出し)

 

 ◆夏の電力、東西融通へ 関電・九電、やっと余裕

  原発再稼働の思惑も     (4月18日朝日新聞見出し)

 

 

 ◆原発ゼロでも「予備率3%」 今夏 9電力確保見通し

 

 大手電力九社が今夏の電力需給で安定供給の最低限の目安とされる「予備率3%」を確保する見通しとなったことが十六日、分かった。

 原子力規制委員会が優先審査中の九州電力川内原発(鹿児島県)も、夏に再稼働するか見通しは立っておらず、東日本大震災後初めて「原発ゼロ」の夏になる可能性がある。このため各社は原発が稼働しない前提で需給予測をまとめた。

 九電と関西電力は、周波数の異なる東京電力など東日本からの電力調達により供給力を確保する方針だ。(後略)(4月17日東京新聞朝刊より抜粋)

 

 ◆東海第二 適合申請 周辺首長ら止める 原電説明に判断を保留

    住民への説明なしを問題視

 

 日本原子力発電(原電)は十七日、茨城県東海村の東海第二原発の再稼働に向け、国の原子力規制委員会に申請する適合審査の内容について立地・周辺十一市町村の首長らに水戸市内で説明、申請に理解を求めた。しかし、首長らは住民への情報開示が不十分だとして判断を保留、申請にストップを掛けた。(後略)

(4月18日東京新聞より抜粋)

 

 ◆トリチウム基準値超1600ベクレル 福島第一「地下水」井戸の1本

 

 東京電力は十七日、福島第一原発で地下水をくみ上げて海に放出する「地下水バイパス」のくみ上げ井戸の一本から、東電の放出基準値(一リットル当たり一五〇〇ベクレル)を超える一六〇〇ベクレルのトリチウムが検出されたと発表した。他の井戸と合わせた水の濃度が基準値内なら、海に放出する方針をあらためて示した。(後略) (4月18日東京新聞より抜粋)

 

 

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┗■4.オススメ=「原発立地住民連合」の資料集=カラー26

 |  読みごたえあり!

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 8道県の原発立地自治体議員9人が述べています。次の通り。

                        (敬称略)

 

1.茨城県 東海第二原発(東海村議会議員・相沢一正)→ベント

2.福島県 福島原発(いわき市議会議員・佐藤和良)→実情

3.北海道 泊原発(岩内町議会議員・佐藤英行)→規制委

4.新潟県 柏崎刈羽原発(柏崎市議会議員・矢部忠夫)→地震

5.新潟県 柏崎刈羽原発(柏崎市議会議員・高橋新一)→地震

6.福井県 5ヶ所の原発(敦賀市議会議員・今大地晴美)ごみ

7.愛媛県 伊方原発(愛媛県議会議員・阿部悦子)→燃料費

8.静岡県 浜岡原発(島田市議会議員・森伸一)→燃料費

9.鹿児島県 川内原発(鹿児島県市議会議員・小川美沙子)

            →桜島噴火~川内原発

1部300円+郵送料100

お問い合わせ先:たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2148

2014年4月18日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.規制委の黒い本質を知る―学習・討論会(4月17)

   再稼働推進機関・規制委(規制庁)とどう闘うか

   =再稼働は日本を滅ぼす(その15)=

           柳田 真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)

★2.原発事故が起これば、琵琶湖の水は汚染され、関西経済は破綻する

   大飯原発差し止め訴訟 福井地裁・第6回口頭弁論(下)

                     原告・水戸喜世子(大阪)

★3.新聞より5つ

  ◆今夏の電力供給に余力 9社試算 原発再稼働なくても

                 (4月17日朝日新聞夕刊見出し)

  ◆夏の電力、東西融通へ 関電・九電、やっと余裕

   原発再稼働の思惑も     (4月18日朝日新聞見出し)

  ◆原発ゼロでも「予備率3%」 今夏 9電力確保見通し

                 (4月17日東京新聞朝刊より抜粋)

  ◆東海第二 適合申請 周辺首長ら止める 原電説明に判断を保留

     住民への説明なしを問題視   (4月18日東京新聞より抜粋)

  ◆トリチウム基準値超1600ベクレル 福島第一「地下水」井戸の1本

                (4月18日東京新聞より抜粋)

★4.オススメ=「原発立地住民連合」の資料集=カラー26

   読みごたえあり!

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┗■1.規制委の黒い本質を知る―学習・討論会(4月17)

 |  再稼働推進機関・規制委(規制庁)とどう闘うか

 |  =再稼働は日本を滅ぼす(その15)=

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)

 

1.再稼働阻止全国ネットワーク主催の学習討論会「規制委の黒い本質を知る―再稼働推進機関・規制委(規制庁)とどう闘うか」が4月17日(木)夕方、スペースたんぽぽで開かれた。主催者で用意したB4版12頁の資料集に沿って3人が報告レポート。参加者から12人の質問、意見が出された。

 京都での全国相談会4月26日(土)、27日(日)の前段集会的な意味も兼ねた内容になった。参加者33人。

 

2.学習・討論素材のレポートと報告者(3人とも再稼働阻止全国ネットワークの事務局)は次の通り

 

イ.原発再稼働を促進する経産省・原子力規制委員会の「正体」→天野恵一

  『日米同盟と原発』『原発の倫理学』『原発ホワイトアウト』を読む。

 3頁の小文と2頁の新聞切り抜き(原子力規制委職員、経産省・文科省に2割戻る:東京新聞3月13)、(鹿児島・川内原発再稼働へ意欲突出:日経1月20日)の計5頁で報告

 

ロ.原子力規制委員会の犯罪―法律・規制委決定・抗議行動(1頁)と田中委員長発言のひどさ一覧(1頁))と原子力規制委員会発行の組織説明文(1頁)の計3頁で説明→木村雅英

 

ハ.皆の知恵と意見を出し合い、規制委を攻めよう―当面の中心環だ。→柳田真

1頁の資料で中味は3つ。川内原発優先審査の怪?=規制委の正体が皆に分かった。規制委への幻想の理由(5つ)、闘いの方向=再稼働一番手の川内原発阻止闘争の重要性

 

二.1012頁は前日の規制委前抗議闘争で申し入れた4つの団体の文章

4つとは阻止ネット、かごしま反原発連合有志、伊方原発50km圏内住民有志の会、福島原発事故緊急会議プラス新聞記事、=双葉町のようになるな前町長・井戸川さん=の伊方での講演、他。

 

3.質問、意見は延べ12人から出されました(その一部)

・大飯原発の騒動:活断層はうやむやに。規制委は演出で株を上げた(かもしれない)。

・原子力基本法と規制委関係の法律との関係性は?

・廃棄物ワーキングチームのパブコメを明日中に出して欲しい。

・細川―小泉氏が第二弾の活動を始めた。一般人への影響は大きいと思う。

・規制委暴露を:こまめに、シリーズもので。規制委へ出すハガキは時宜に合ったもの、皆で取り組もう。

・日本人は2回経験しないとダメなのか(原爆は広島・長崎、原発事故は福島)、皆を立ち上がらせるには?

・もう少しで行動する人(原発反対で動く人)がかなりいる予感がする。

・原発賛成派に対してどういう言葉が一番効き目があるのか、皆で討論の場を

 

4.まとめ―柳田

 今日の学習・討論会はAさんの「もう少しで(原発反対に)動こうとする人がかなり…の予感」でまとめにしたいと思います。

 私も2つの事実からこの意見に同感です。1つは3・16の鹿児島県川内原発反対での街頭パレード(デモ)での沿道の小さくない好意的反応(昨年12月1日の伊方反原発パレード(デモ)との大きな違い。2つは、先週金曜日の再稼働反対首相官邸前抗議で盛り上がりの予兆を感じたことの2点からです。

 

大衆運動の盛り上がりこそ、再稼働を阻止する、それを皆で作りだそう。

今日の中味を4月26日~27日、京都の全国相談会で活用させてもらいます。

司会の小川さんから、再稼働阻止全国ネットワークを支えるため、サポーター(会員)など財政面の協力を訴えて終了しました。

 

 

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┗■2.原発事故が起これば、琵琶湖の水は汚染され、関西経済は破綻する

 |  大飯原発差し止め訴訟 福井地裁・第6回口頭弁論(下)

 └──── 原告・水戸喜世子(大阪)

 

◆危険な作業をする人たちがいて私たちの生活がある

 

 フクシマの事故は、いくつもの幸運が重なって、現状があり、もし、風向きが反対であったり、4号炉の使用済み燃料プールの水が、がれきの重なり具合にわずかな隙間ができていて、そこから、入りこむことができずにいたら、この想定結果と同じ結末をこの国にもたらしていたはずです。偶然な幸運で今、私たちは、こうしていま、存在していることに感謝するばかりです。

 4号炉の核燃料プールでは今も命を縮めるようにして、がれきの中から1本1本燃料棒を抜き出し詰め替え運ぶという危険な作業をなさっている作業員に支えられて今の私たちがあります。廃炉作業のどれ一つとっても、それが原因で大事故にいたる可能性があります。

 事故は全く収束していないし、チェルノブイリの例に学べば、子どもを始めとして、人々に、放射線障害が顕在化してくるのはこれからです。いい加減に目覚めなければなりません。54基もの負の遺産をどのようにして安全に処理するのか、私たちに課せられた責任はとてつもなく大きいのです。

 フクシマが起きてしまって、さすがに日本の原発は絶対に安全であるとする「安全神話」は語れなくなりました。ところがいま新しい安全神話が、登場しています。「事故は起きるものである。しかし、きちんと点検をすれば安全である」といった子供だましのからくりです。この場合の点検とは、原子力規制委員会が恣意的に決めた再稼働に都合のいい点検項目をクリアーするという内容に過ぎません。

 

◆国土と住民の存亡がかかった裁判です

 

 現に福島第一原発の、事故原因が何ひとつわからない状況で、安全性を保障できる点検項目を設定できるはずがありません。点検項目を作るとすれば、それは無限に存在するように思われます。人為ミスなどは、どうするのでしょう。原因がわからない間は、運転しないのが唯一の正解です。再稼働させやすいストレステストを恣意的に設定したに過ぎない国の方針。ストレステストの合格すなわち再稼働ではない、決定するのは政府の政治的判断だとする規制委員会の無責任発言。国民を愚弄しています。

 東海原発裁判、伊方原発訴訟、最近では福島子供疎開裁判のどれをとっても、裁判所は、危険性は認めながらも、政府の決めた基準に形式的に適合していれば、どのような危険性があってもGoサインを出してきました。

 整備不良の車を運転すべきかどうかの議論ではありません。この国土と住民の存亡がかかった裁判です。事故発生確率が0.1%でも稼働してはならないのです。 なぜなら、起きうる被害額の平均値が一体いくらになるかの期待値計算は、

0.1パーセントの事故確率×国家規模の損害額=やはり国家規模の損害額だからです。

  0.00・・・001×無限大=無限大

 0×無限大=0ですね。発生確率が0でない限り、発生する被害額の平均値は、無限大です。発生確率0とはもたないことです。一つの対策をすれば、また別の問題が発生する。人為ミスも幾通りもあり得る。想定外は無限に起こりえます。 100パーセント安全な原子炉は存在しないからには、膨大な死の灰をため込んだ原子炉というものは動かしてはならないと思います。 (了)

 

 

たんぽぽ舎です。【TMM:No2147

2014年4月17日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.原発事故が起これば、琵琶湖の水は汚染され、関西経済は破綻する

   大飯原発差し止め訴訟 福井地裁・第6回口頭弁論(中)

                   原告・水戸喜世子(大阪)

★2.官邸前金曜行動も再度の高まりの兆候が見える

   「サーカスはリヤカーに乗って」というパフォーマンス

   テント日誌4月11日(金)経産省前テントひろば944日目

   商業用原発停止208日       (三上 治)

★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

  ◆4/22「原子力災害時の避難計画等を問う」

      16:3018:30 衆議院第1議員会館国際会議室

★4.60歳代は人生の黄金期=60歳になったスタッフを祝う会が賑やかに

   4月15()の夕方、楽しいひと時を過ごしました

                   柳田 真(たんぽぽ舎)

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※永遠に原発ゼロに! 再稼働反対!

 4/18()99回首相官邸前・国会議事堂周辺抗議にご参加を!

 

 日時:4月18()18:0020:00

 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)

    当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照

○たんぽぽ舎はいつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの

  作業、たんぽぽ舎16:20出発、17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)

 前で短時間の抗議コール。17:15「経産省前テントひろば」集合。

 1~5班にわかれて17:30官邸前へ、国会前へ出発。

 20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)

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┗■1.原発事故が起これば、琵琶湖の水は汚染され、関西経済は破綻する

 |  大飯原発差し止め訴訟 福井地裁・第6回口頭弁論(中)

 └──── 原告・水戸喜世子(大阪)

 

◆風下に位置する琵琶湖

 

  決定的なリスク要因は、地図に見る通り、わずか30キロメートル地点にあって琵琶湖が原発の常に風下にあるということです。しかもその風は、日本海側と太平洋側をわける山脈の隙間を駆け抜けるとき、その風はどんなにすさまじいか、毎年の米原でのJR折り返し運転になれている関西の私たちは日常生活で確認済みです。関ヶ原を吹き抜けた先には岐阜・名古屋と大都市が控えています。京阪神から名古屋まで、汚染地帯になる可能性は十分にあります。若狭、敦賀で事故が起きたら、もう日本は終わりであると言われるゆえんです。

  福島原発の事故では、3基の炉心溶融が起きて、大量の放射性物質が環境中に出ましたが、大半が偏西風に乗って海に放出され事実を忘れてはなりません。福井原発ではそれは全く期待できないから、同じ程度の爆発事故が起きたら被害はフクシマの2倍近くになると見積もる必要があります。

  もし福井で原発事故が起きたら、私たちは何日間水が飲めなくなるのでしょうか?

企業は何日間操業を休まなければならないのでしょうか?

関電の資料がないので新聞から入手できた情報をまとめてみました。

 

* 滋賀県が独自に福島規模の事故を想定して出した数字「1週間飲用適さず」                      (2013.11.18朝日新聞)

* 関西広域連合からの報告「福井の原発事故で汚染なら近畿の水が全滅

 【琵琶湖代替水源なし・国家的危機】     (2013.3.9東京新聞)

* 山敷准教授、「東京湾の汚染が10年続く可能性があるが、閉鎖水系の琵琶湖はそれ以上だろう」。           (2012.7.12 京都新聞)

 

 以上の情報からわかることは、最悪10年以上琵琶湖の汚染が続くということ。であり、そうなれば、代替え水源もないことから、関西一円からまず産業が撤退し、それにつれて働き手も転出するでしょう。町はゴーストタウンとなり、最後は汚れた田畑に汚れた水をまいて、食する老人だけが残るのかもしれない。「アレクセイの泉」の光景です。コンコンと地下からきれいな水が湧き上がればいいのですが。関西電力自身、電気を売りつける住民もなく、破綻するほかなくなります。もし1基でも再稼働したら、こうなる可能性が発生します。再稼働しなければ、可能性は限りなくゼロに近いでしょう。さあどちらを選びますか。

(次号「下」につづく)

 

 

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┗■2.官邸前金曜行動も再度の高まりの兆候が見える

 |  「サーカスはリヤカーに乗って」というパフォーマンス

 |  テント日誌4月11日(金)経産省前テントひろば944日目

 |  商業用原発停止208

 └──── (三上 治)

 

○財務省の庭にある八重桜を残して、テント周辺の桜は見事に葉桜になった。と、同時にテントの後ろの欅はいつの間やら若葉に変わっている。つい先ごろまでは、裸木の細い枝には雀が群がり、餌を催促していたが、目にも鮮やかな葉がついている。その速さに不思議な思いもする。ついでに日比谷公園まで足を延すとこちらでは草木が一斉に花を咲かせている。とりわけ色とりどりのチュウリップが綺麗だ。日比谷公園に向かう道端だって人知れず小さな草花が咲いていてこころを和ましてくれる。

 段々と花の名前もおぼつかなくなってきていて、家で調べるかと思ったりするが我が家に図鑑があるわけでもないのでそうは行かない。日本人が草花に寄せた思いをその言葉とともに考えたりするが、それよりか僕は草花に戯れたた少年期を思いだす。いずれにしてもしばらくはテント周辺の散歩が楽しみだ。

○前回のテント日誌で電力業界や政府の原発への固執は何だと書いたところ、メールで核兵器に対する執着があるのでは、という指摘をいただいた。これは核の平和利用の背後で日本の国家権力者が秘かに抱いてきたものであり、今回の福島原発の事故で表に出されようとしてきたことだが、いつの間にか議論としては消えてしまっている。マスメディアの意識的な対応もあるが、僕らが意識的に提示して行くべきことだと思う。集団自衛権行使容認の動きや武器輸出三原則の緩和とともに核武装の構想も考えられていることを見ている必要がある。

 政府は事故を一過的なものとして、それ以前に戻ろうとしているが、僕らはそれを許してはならないのであり、現に進行している事故を見つめ、時には事故当時に立ち返り認識を深めることで対抗しなければならない。再稼働を準備する政府や原子力ムラ―マフィアに対する闘いを準備しつつ、僕らはまた、原発の存在を人間の原存在と関わる形での認識として深めていくことが要請されているのだと思う。

○この点でいえば、脱原発―反原発運動はその深めかたという点で停滞にあるのか、といういらだちを感じている。この深まりにおいて権力や体制と根源的に対峙して行く地平に歩み出しえていないのではという疑念が自己の問いかけのうちにある。権力や体制と政治的にだけではなく、存在的に対決しえる場所に進みえていない。

 これは僕らの主体の中の停滞であるが、それに対するいらだちがある。石牟礼道子さんが水俣病に対して展開していたことをあらためて読み直したりしているのだが、なおさらその思いが強まっている。原発という存在は人間の原存在とぶっかる問題である。この直観や感性を深めていくことが出会っていることの困難性は、それこそ現在という歴史の、あるいは社会の困難性なのだろうが、そこに歩みを深めていかないといけない。

 この面で福島の事故直後に提起されたものはいろいろあったが、現在その提起や問いは停滞していると思える。テント前で配られる文章にはなるほどと思うものも少なくはないが、この点の僕らの思想的な闘いは必要なのだ。

○今日は官邸前金曜行動の日だから、いつもよりテントを訪れる人も多い。椅子に座りながら談笑をしていたが、夕方からは「サーカスはリヤカーに乗って」というパフォーマンスが行われていた。リヤカーを引いた二人の男女がテント前で芸を披歴してくれたのであるが、楽しくてテント前では拍手喝さいである。群馬県の「沢入国際サーカス学校」(サーカスや大道芸の訓練所)の生徒さんとのことだった。若いが達者な芸であった。この学校も放射能汚染で一時閉じられたこともあったらしい。

 毎週続けられている官邸前抗議行動だが、こちらも再稼働の動きが出てくる中で力強さを取り戻して行けるように思う。現在の形で維持しえているだけで十分なのであるが、紫陽花の季節に向かって行動は力を増していくと思う。その兆候を時折感じるが、僕のこの判断は間違っていないと思う。

 

○4月23日(水)テント裁判第6回口頭弁論(14時~15時)

 13時~東京地裁前抗議集会、14時~第6回口頭弁論(103号法廷)、

 16時~報告集会(参院会館講堂・村山智・人見やよい・河合弘之他) 

 

 テント裁判も第6回目の口頭弁論に入ります。傍聴記などでお知らせの通り、5回目からは占有と占有人をめぐる問題に入ってきました。国側の選定した占有人は淵上太郎と正清太一の二人であるが、これがテントの実際とかけ離れたものであり、間違いであることは明瞭です。テントは多数の市民によって維持されてきたのです。多数の市民の維持によって2年半もおろか、3年近くになろうとしているのです。この事態を二人の占有に帰せしめようとする国側の方針との対決の局面に裁判は入ります。これまでの5回と変わらず、6回目の口頭弁論にも多くのみなさんの参加をお願いします。

 

 

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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 └──── 

 

 ◆4/22「原子力災害時の避難計画等を問う」

 

 2014422()16:3018:30 衆議院第1議員会館国際会議室

 

 上岡直見「原発事故時の避難計画の実効性を検証する」

 脱原発をめざす首長会議メンバーより

 「避難計画・避難者受け入れ計画の実効性()

 説明 原子力規制委員会 原子力規制庁・資源エネルギー庁

 

 マスコミ公開・一般参加(フロア発言なし)・インターネット中継

 討議・意見交換 出席国会議員、有識者を交えて

 主催:超党派「原発ゼロの会」/国会エネ調(準備会)有識者チーム

    「原発ゼロの会」公式ブログ genpatsuzero.sblo.jp/category/1537013-1.html

 ※当日16時頃よりロビーで入館証を配布します。

 

 

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┗■4.60歳代は人生の黄金期=60歳になったスタッフを祝う会が賑やかに

 |  4月15()の夕方、楽しいひと時を過ごしました

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

 

○4月15日(火)夕方、60歳を迎えた、たんぽぽ舎スタッフを祝う会がビールとお寿司で開かれました。安倍内閣のキナ臭い、悪い政治の話が多い中で、せめて我々で60歳になった仲間を祝う会を開いて、一緒に楽しくやろうというもの。定例の運営委員会を早目に切り上げて、たんぽぽ舎5階で開催。

 今年60歳になったスタッフ、ボランティアは7人。仕事の都合で参加できなかった人が3人をのぞき、4人を囲んで10数人が賑やかにお祝い会。

○鈴木千津子さん(共同代表)の音頭で乾杯。柳田から開催趣旨とお祝いの言葉。「仲間内で楽しい時間をもとう、作ろう。私の体験から言って、『60歳台は人生の黄金期だ』、理由は職業上の(給料上の)鎖が断ち切られるし身体もまだ大丈夫ゆえ、青春の夢(理想)を再び追える時期だから」

○各人から一言、二言、いくつもありました。その一部分を紹介します。

・Nさん:たんぽぽ舎に来るのがリフレッシュになる(本当!うれしいネのヤジ

 あり)。金曜官邸行動に行かないと気持ちが落ち着かない。

・Uさん:60歳は羨ましい。自分(70歳)はもう60歳へ戻れないから。

・Oさん:仲良しになるコツは、一緒に食事をすることだ―と昔、助言したこと

 が今日実現している感じ。

・他の方の発言は省略させていただきます。

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┗■3.

申し入れ書

原子力規制委員会委員長 田中俊一様

 

 今年、1月20日の原子力規制庁との院内交渉集会(主催:再稼働阻止全国ネットワーク)で、「規制基準を満たした原発でも事故は起きますか」という質問に対して、規制庁は「規制基準を満たした原発でも事故は起きます。この基準は最低のもので、あとは事業者の責任です。規制庁の役割は審査することであり、審査結果と審査過程を国民に丁寧に説明していくまでで、地元了解をとる事はしません。地元への説明と了解は切り離すというのが政治的判断です。」と回答しました。

 この答えから、規制庁の規制基準は原発事故が絶対に起きないことを保証するものではないことが明らかになりました。福島での実際の被害を見れば、原発事故を想定した再稼働など絶対に許されないことです。東京電力福島第一原発事故は発生から 3年以上たちますが、国も、電力会社も事故を収束させることができません。深刻な放射能汚染が福島県を超えて広がっています。太平洋には一日何百トンもの超高濃度放射能汚染水が垂れ流しのままです。多くの人々が故郷を奪われ、原発事故被害者の苦しみは今も続いています。

 今回、規制委員会は九州電力川内原発を優先的に再稼働審査することを決めましたが、事故が起きることを前提にした基準で審査を進めることは、原発立地自治体住民として受け入れることも認めることもできません。私たちはみな、健康で安全に安心して生活する権利があります。再稼働反対は生存権を守ることです。

 以上の理由から、原発再稼働審査をやめ、東京電力福島第一原発事故の収束と原因究明に取り組み、環境と国民の生命と財産を守るために原子力を規制するよう強く求めます。   2014年4月16日 伊方原発50km圏内住民有志の会

 

 

┏┓

┗■4.

【抗議声明】

 

 私たちは再度、原子力規制委の川内原発優先審査決定の全面撤回と田中俊一委員長の辞職を要求する

 

 原子力規制委員会が、原発再稼働のための前提条件である新規制基準の「適合審査」合格への手続きに関して、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)を最優先で審査することを決めた、と発表したのは3月13日である。これを前提にした3月26日の記者会見で田中俊一委員長は、以下のような発言をくりかえしている。「第一優先は川内に決まりましたね。今その方向で仕事は進めています。次々と出てくるように、私は期待しています。事業者にきちっと対応していただければね」。

なんと電力会社の再稼働へ向かう動きを、公然と後押しし、急がせる言葉を吐いているのだ。語るにおちるとは、このことである。

 田中らは、この間、自分たちの「科学的」審査は、「規制基準」に適合しているか否かであって、再稼働のための安全性全体の判断ではない、ゆえに、自分たちが再稼働を決定するわけではない、という主旨のことをくりかえし主張している。

 それがあらかじめの責任回避のための詭弁にすぎないことは、安倍晋三政権が「規制委」の判断をもって次々と再稼働をスタートさせると公言し続けている事実をふまえるだけでも、まったく明らかである。

 事実上、規制委の判断(決定)が原発再稼働を可能にするのである。ゆえに合格スタンプを手にしながら、電力会社(事業者)に急いで対応しろと要求してみせるのは、再稼働を急がせているということをしか意味しないのだ。それは規制委が再稼働を急ぐ〈原子力ムラ〉の出先機関にすぎない事実をあからさまに示している。

 火山学者がこぞって危ないという警告を発している、大噴火山である桜島(かつての噴火で数メートル~10メートル以上の火砕流堆積物が見つかっている)を近くにかかえる川内原発を、「最優先」にパスさせようという原発利権にむらがる政治屋の姿勢、「周辺の火山が噴火しても、原発に影響はない」という九州電力のデタラメきわまりない報告を「了承」してみせる、住民の命など、どうでもいいという「御用科学者」ぶりは、断じて許せない。

 私たちは、あらためて、優先審査決定の全面撤回と、田中俊一委員長の辞職を要求する。                  2014年4月16

(「再稼働阻止・全国ネットワーク」呼びかけの抗議行動の日に)

 

福島原発事故緊急会議

 東京都文京区関口1-44-3信生堂ビル2Fピープルズ・プラン研究所気付

 e-mail: office@2011shinsai.info  FAX:03-6424-5749

たんぽぽ舎です。【TMM:No2146

2014年4月16日() その2地震と原発事故情報-規制委抗議行動の特集号

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4/16原子力規制委員会抗議行動の特集号=「地震と原発事故情報」を

 お送りします

 

 4月16()昼休みに「川内原発の優先審査やめよ、再稼働反対」規制委抗議集会が原子力規制委前(東京都港区)で開かれた。主催は、再稼働阻止全国ネットワーク。

 当日、多くの発言と4つの申し入れ文が出されました。いずれも時宣に合った内容で、今後の運動の参考となりますので、全文掲載します。

 4つの申し入れ文

★1.再稼働阻止全国ネットワークより

★2.かごしま反原発連合有志より

★3.伊方原発50km圏内住民有志の会より

★4.福島原発事故緊急会議より

━━━━━━━

 

┏┓

┗■1.

原子力規制委員会 委員長 田中俊一様

委員 島﨑邦彦様、更田豊志様、中村佳代子様、大島賢三様

原子力規制庁 長官 池田克彦様、次長 森本英香様

 

「原子力マフィア」による再稼働推進を糾弾する!

放射能汚染水対策・廃炉化に専念せよ

安全性が保障できない原発再稼働を認めるな

防災計画、避難計画が不十分な原発を稼働させるな

立地周辺地域の範囲を拡大し、事前了解を得よ

適合審査を中止し事故検証をし直し新規制基準を作り直せ

川内原発の「審査書案」について広く有識者の意見を聴け

火山噴火リスク評価をやり直せ

非科学的・政治的知見を押し付けるな

 

         2014年4月16日(8回目) 再稼働阻止全国ネットワーク

 

 私達は、原子力規制委員会に対して、昨年7月、9月11日、9月25日、1023日、1211日、本年2月19日、3月13日に「再稼働審査は止めて汚染水対策に専念せよ!」と訴え続け、院内でも規制庁への要請行動を実施してきた。

 東電福島第一原発(以下イチエフ)では、放射能汚染水じゃじゃ漏れで汚染水タンクが貯まるばかりか、ストロンチウム500万Bq/リットル高濃度汚染隠しが明らかになり、IAEAからも薄めて海洋放出を検討するように提案され総量規制管理が守れない状態。おまけに、命綱のはずの多核種除去装置ALPSが目標の性能に達しないばかりか故障を頻発。更に、1~3号機原子炉の状況が不明で、4号炉プールからの核燃料棒取り出し作業中である。

 新たなアクシデントや自然災害による制御不能、労働者の被爆と労働者のイチエフ離れを私達は懸念している。イチエフ廃炉への工程も延ばし延ばしで、福島の人たちの人生設計が全く不可能な状態だ。

 にもかかわらず、規制委・規制庁は、川内原発を優先して適合審査を続け「審査書」作成に着手、川内原発の再稼働を目論んでいる。更に、計11サイト19基の原発再稼働への道を開いている。

 「原子力マフィア」出身の委員長や委員、原子力安全保安院から横滑りの規制庁職員、元警視総監の規制庁長官らで2012年9月に発足した原子力規制委員会は、5か月間も国会同意を得られないまま、東電福島原発事故状況を明らかにせず水汚染対策・事故収束・事故検証・廃炉化等当然実施すべき手立てをせず、私たちを欺き、IAEA他の世界の原発推進組織と連携しながら、巧みに既存原発の再稼働を目論み、次の施策を実施してきた。

 

イ.イチエフ事故による放射能汚染の過少評価

ロ.UPZ30kmを規定する原子力災害対策指針の制定と防災計画・訓練の押しつけ

ハ.再稼働ありきの「新規制基準」の制定

ニ.年間100mSv安全・年間20mSv帰還など、民衆の被曝を容認する非科学的考え方の提言

ホ.「原子力マフィア」専門家と規制委・規制庁のみによる「新規制基準」適合性審査以上の認識にたって、今回私達は次のことを要請する。

 

1 規制委・規制庁は、福島第一原発の放射能汚染水対策・廃炉化に専念せよ

 規制委設置法でいう「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資する」ために今なすべきことは、放射能汚染水対策と廃炉化に専念することだ。

2 安全性が保障できない原発再稼働を認めるな!

 安倍首相は「原子力規制委員会が世界で最も厳しいレベルの規制基準で徹底的な検査を行い、これに適合すると認められた原発は再稼働を進めたい」と言い、田中委員長は「新規制基準に適合しても絶対安全とは言えない」と言う。誰が原発再稼働の安全性を保障するのか?

3 防災計画、避難計画が不十分な原発を稼働させるな!

 川内原発について、昨年10月に国が総合防災訓練を実施したが、あまりに非現実的な避難計画・訓練であることが明らかになった。米原子力規制委員会前委員長グレゴリー・ヤツコ氏は「避難計画が不十分なら、米国では原子力規制委が原発停止を指示するだろう」と指摘している。原発推進機関である IAEAでさえ要求している深層防護第5層が満足できないのだから、再稼働を許してはいけない。

4 立地周辺地域の範囲を拡大し、事前了解を得よ

 規制委・規制庁は、立地周辺地域の事前了解を得よ。また了解対象となる住民の対象地域を拡大するべきだ、UPZ30km圏では狭すぎる。30km圏外にも放射能汚染が発生しうることは飯館村の被害が実証している。

5 適合審査を中止しイチエフ事故検証をし直し新規制基準を作り直せ

 多くの専門家や民衆が指摘しているように、新規制基準は既存原発を再稼働させるための基準で、これに適合しても何ら安全性の保障にならない。国会事故調の調査結果などイチエフ事故の教訓を生かし、多くの有識者の意見を取り入れて新規制基準を作りなおすべきだ。特に、地震による配管破断影響確認、基準地震動設定の見直し、立地基準尊重、複数基稼働禁止、コアキャッチャーの設置、防災計画・訓練、立地・周辺住民の理解など、これらを規制基準に追加すべきだ。

6 川内原発の「審査書案」について広く有識者の意見を聴け

 新規制基準の問題とともに、今の新規制基準への適合性審査についても多くの専門家から問題点が指摘されている。一旦田中委員長がやると言った「公聴会」を全国で実施し、川内原発の「審査書案」に対する専門家や民衆の意見を聞き、不合格の「審査書」を作れ。

7 火山噴火リスク評価をやり直せ

 火山噴火によって火砕流や火山灰が原発に到達すれば、原発の制御が不可能になりメルトダウン必至である。川内原発は桜島を含む姶良カルデラに近く、過去に火砕流が川内原発に到達した記録も明らかにされた。モニタリングで核燃料などを他に移すことも不可能だ。

8 非科学的・政治的知見を押し付けるな

 規制委は、100mSv/年以下の安全、20mSv/年以下の帰還を押しつけて、「チェルノブイリ基準」(5mSv/年以上:移住義務ゾーン、1mSv/年以上:移住権利地域)よりも甘い基準で事故被害者を人体実験させている。

また、放射線審議会を復活したが、食品放射能汚染の基準を甘くするべきではない。

 

以上、ノーリターンルールを無視して推進官庁と連携して原発再稼働を推進する規制委員会・規制庁に強く申入れするとともに、後日回答を求める。

 

再稼働阻止全国ネットワーク

メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp

TEL 070-6650-5549  FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)

(東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5Fたんぽぽ舎気付)

 

 

┏┓

┗■2.

経済産業大臣 茂木俊充 様

原子力規制委員長 田中俊一 様

       2014年4月16日 かごしま反原発連合有志 副代表 松元成一

 

抗議文

 

 鹿児島県の川内原発再稼働へ向けた規制委員会の審査が、全国で最優先であり、大詰めを迎えていると聞いています。原発周辺の自然災害に対する検証もろくにできていないのに、拙速な再稼働急ぐ事は重大な誤りです。この審査に対して鹿児島県から厳重に抗議します。貴職は、福島第一原発の大事故以降、最大限原発の安全性を検証する責任ある任務を担ってこられたはずです。

 しかし、3、11から3年以上経った今、貴職の動きは川内原発の再稼働を推進しようとしているようにしか見えません。私たち鹿児島県民は規制委員会の九州電力に対するいいかげんな検討を断じて許せません。伊藤佑一郎鹿児島県知事は、鹿児島県民に何の説明もなく川内原発再稼働の急がせるよう経産省に要請する始末です。有効な避難計画さえ示していないのにです。

 川内原発の稼働の安全性について全く証明も実証も何らされていません。次の項目については、さる3月13日にも指摘したところですが、それに対する回答も対策も論議もされていません。もう一度、回答を求めます。

イ.川内原発に向かって幾つもの活断層が延びている(九州電力は、このデータを改ざんして報告している)。更につい最近原発建屋の至近800mの所に活断層が発見されている。

ロ.日本最大の活断層である中央構造線が川内原発のすぐ北を通っている。

ハ.世界有数の地震列島であり火山列島でもある日本列島に我々は暮らしている。その中でも稀な5つのカルデラが存在する南九州に川内原発は建っている。

 これらに対する検証もなく川内原発再稼働を推進するのか、全く非科学的です。九州電力は適合審査会合において基準値震動を540ガルから620ガルに引き上げました。しかし、その事への対策はどうなったのでしょう。何らかの物理的措置がされたという報告はありませんよね。何の危惧も想定していなかった福島第一の大事故に対し「想定外の事故」と政府は発表したではないですか。しかも、事故の原因を東京電力も政府も解明していません。再度問います。日本の原発のどれが安全だと誰が判断できるのでしょうか。規制委員会のお粗末で無責任な仕事を糾弾します。

 川内原発でひとたび事故が起これば、その放射能は日本列島を覆い住民の生命を完全に脅かす事になるのは明らかです。私は世界最大級と言われる姶良カルデラの中で暮らしています。自然災害と向き合って生きているのです。その周辺に原発があることは火山地帯に超大型地雷を仕掛けているのと同じです。もうこのような愚行は止めましょう。

 今、子どもたちの未来と引き換えに、原発マネー欲しさに川内原発の再稼働をする事は、断じて認めません。福祉を作り守る為に仕事をするのが行政の義務です。

 九州電力のいい加減な申請は絶対認めず、再稼働の推進ではなく、規制する審査をして下さい。

 

 

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