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┗■3.4月26日~27日・浜岡応援ツアーに参加して

 |  建築中の「防潮堤」は海岸砂丘に建つ模造の楼閣にしか見えない

 └──── 吉田照勝(たんぽぽ舎会員)

 

○ 浜岡は遠州灘の外れに近い御前崎灯台のすぐ近くにある。浜岡の砂丘は地球の丸さを感じ自然の偉大さ、自然の尊さすべて、生命の営みにとってここは人間だけのものではないと感じさせるところである。

 浜岡原発PR館展望台からの視界、原発群はとてつもなく大きな構造物であり大自然と無機質なコンクリートの違和感が際立って見えるのである。現在、防潮堤の高さを増す工事中である。写真撮影は最近禁止となっていた。警備員が2名で、私たち「たんぽぽ舎」の一行を監視しているようだ。「写真禁止です」と声が響く。なぜ、安全上?

 いや、私が展望台から視て感じたことは、大海原の大自然から連なるあの壁は、あまりにも薄っぺらで、あたかも木の板のようで、にわか作りの防潮堤のようにしか見えない、継ぎ足ししている板状のものも高さも、福島のあの津波に抗し得ないのではないか。

 中部電力は、写真に撮影されると大自然と、お粗末な対比をいつまでも視覚にとどめられるのを嫌がり゛あわてて゛禁止にしたのではないのだろうか。

 帰りに、「たんぽぽ舎」の旗とともに集合記念写真を撮ろうとしたら、警備員がどこからともなく走り駆け寄り、旗は禁止・禁止と声が飛んできた。何でも昨年の12月からとか。 海岸近くの側から建築中の防潮堤を見学し、大海原の波の音は小細工の建物を見据えているように聴こえる、海岸砂丘に建つ模造の楼閣にしか見えない。見学帰りには、機動隊の小型バンとパトカーにお見送りされ浜岡を後にした。

 浜ネット代表の鈴木さんの説明でより詳しく理解でき、現地に行かなければ分からないこと、「なるほど」という納得できたことが多々ありました。

○ 見学前日に行なわれた、記念講演会「菅直人元首相vs河合浜岡原発訴訟弁護団長」は400名の参加者で熱気あふれた会場でした。河合氏の的確な問題提起・質問に菅氏は具体的に説明、説得ある対応をしていました。睡魔に襲われることも無く二人のやり取りに聞き入りました。

○ 帰途寄り道をした相良(さがら)油田の里公園、こんなところに油田があるとは驚きです。この公園は、「経済産業省の近代化産業遺産に認定」されているのです。もしかしたら原発マネーも入っているのではと勘ぐってしまいます。油田採掘の説明をしてくれたおばさんの静岡なまり、とてもよかったほんのりしました。

○ 1泊2日(4月26日~27)の見学ツアー、時々国会前で顔を見たことがある方と多方面にわたった話ができ多くの情報を知り、得ることがたくさんあった2日間でした。

 

 

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┗■4.新聞より3つ

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 ◆<日本火山学会>原発対応委員会を創設 巨大噴火リスク議論

 

 巨大噴火が原発に及ぼすリスクが問題になっていることを踏まえ、日本火山学会が「原子力問題対応委員会」を創設する。同学会が原発の安全対策に関係する組織を設けるのは初めてで、29日に横浜市内で初会合を開く。科学的立場から議論し、巨大噴火に関する一定の見解を出せるかどうかを検討していく。

 巨大噴火は極めて低い頻度でしか起きないが、万一稼働中に発生した場合、原発が高温の火砕流に覆われ、放射性物質が大量放出されても手の打ちようがない状態が長期間続く。そこで、同学会は巨大噴火に至るまでにどのような展開が考えられるかなどを議論する必要があると判断。宇都浩三会長のほか、石原和弘・京都大名誉教授や中田節也・東京大教授ら7人をメンバーに、随時会合を開いたりメールで意見交換したりすることにした。

 原発の巨大噴火リスクについては、再稼働第1号が有力視されている九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)で特に問題になっている。川内原発周辺には巨大噴火の痕跡がいくつも残り、火山学者の間では最も巨大噴火リスクが高いとされている。・・(後略)(4月29日毎日新聞より抜粋)

 

 

 ◆戦時体制 鎌田慧 =本音のコラム=

 

 「メーデー」が5月1日ではなく、4月下旬なのは日本独自の風習なのか。参加した安倍首相は「デフレからの脱却のためには、与党も野党もない。労働者も経営者もない」と演説したそうだ。

 まるで戦争中の「産業報国会」だ。「挙国一致」「総動員体制」「国民一丸火の玉」と言い出しかねない時代錯誤だ。残業代無料などの「勤労奉仕」を考えているのも戦時体制のようだ。

 空襲ならぬ原発事故を収束できず、被害者の生活もたちゆかないのに、まだ原発を継続しようという。犠牲者を見捨ててのもうけ第一主義者。この突進最初の「特攻隊長」に選ばれた、鹿児島県の県知事は大喜びだ。

 県は来るべき事故に備えて、川内原発の5キロ圏内の住民4800人に被ばく対策用の安定ヨウ素剤を事前配布すると発表した。30キロ圏内なら22万人になる。事故が起きたとき「一刻も早く飲め」というのが、福島事故の教訓である。

 安定ヨウ素剤は、核分裂生成物で原発事故の際に野山や街に漏れだしてくる、放射性ヨウ素131によって甲状腺がんにならないために、先に飲んでおく予防剤だ。ところが副作用が心配され、それも3歳未満の幼児には、シロップとの調合が必要で服用が難しい。

 避難訓練も必要とされている。が、放射能には逃げ道はない。防空頭巾でも防げない。戦争前夜だ。 (4月29日東京新聞より)

 

 

 ◆立地の問題 斎藤美奈子 =本音のコラム=

 

 広瀬隆さんの講演録を読んでいて、シンプルかつ重大な事実に今さらながら気がついた。

 日本列島の上空には偏西風が吹いている。九州や四国に上陸した台風の進路予想図を思い出していただきたい。必ず北東方向(地図上の右上方向)に進みますよね。

 原発事故で放出された放射性物質が拡散する経路もこれと同じ。現在、再稼働に向けて最優先で安全審査が進められている川内原発(鹿児島県)は、九州の南西部(地図上の左下)に位置しており、ここで事故が起きたら日本列島をなめるような形で放射性物質が全国に拡散するのは必至。

 四国の西端(地図上の左端)に位置する伊方原発(愛媛県)で事故が起きた場合も、瀬戸内を死の海に変え、やはり被害は全国に及ぶだろう。九州の北西部に立つ玄海原発(佐賀県)や山陰地方の真ん中あたりにある島根原発(島根県)の事故は日本海を直撃する。

 どこに立地していようと、原発が危険なことに変わりはないけれど「よりにもよって、なんでこんな場所に建ててんだ!」な思いを強くする。

 福島第一原発から漏れた放射性物質の8割は太平洋に流れたという。それでも避難者は13万人超。13日の伊方町長選でも27日の衆院鹿児島2区補選でも原発の再稼働は焦点にならなかった。西日本の原発立地地域の責任はことのほか重いのに。(4月30日東京新聞より)
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たんぽぽ舎です。【TMM:No2158

2014年4月30日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.メルマガ読者の皆様 ホワイトアウトにさせてはいけない!

   マスコミ各社の悪意ある一斉報道に備えて

   いますぐ泉田知事にはげましの手紙を送りましょう

                  米山 創(たんぽぽ舎会員)

★2.横断幕・プラカードなどデモ、抗議用グッズを一緒に

   作ってくださる方【大募集】です

   金曜ボランティアグループからの呼びかけ

                  たんぽぽ舎「チョイボラ係」

★3.4月26日~27日・浜岡応援ツアーに参加して

   建築中の「防潮堤」は海岸砂丘に建つ模造の楼閣にしか見えない

                  吉田照勝(たんぽぽ舎会員)

★4.新聞より3つ

  ◆<日本火山学会>原発対応委員会を創設 巨大噴火リスク議論

                   (4月29日毎日新聞より抜粋)

  ◆戦時体制 鎌田慧 =本音のコラム= (4月29日東京新聞より)

  ◆立地の問題 斎藤美奈子 =本音のコラム=(4月30日東京新聞より)

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┗■1.メルマガ読者の皆様 ホワイトアウトにさせてはいけない!

 |  マスコミ各社の悪意ある一斉報道に備えて

 |  いますぐ泉田知事にはげましの手紙を送りましょう

 └──── 米山 創(たんぽぽ舎会員)

 

○ 皆様の中には小説「原発ホワイトアウト」をお読みになった方も多いと思います。私はある種の「リアリティ」を感じました。プルサーマルやずさんな原子力政策で国や東電と対立していた前福島県知事、佐藤栄佐久氏へのデッチアゲ事件(贈収賄=実際には無罪)、報道各社は事件を批判的に報道するどころか検察リークを垂れ流し、一斉報道した。そのため前福島知事は政治的に抹殺された。これは小説ではないのです。

さて、今回の新潟県の出来ごとに移ります。

○【事の起こり】

 4月22日、原発から1030キロ圏の住民に配る安定ヨウ素剤の備蓄を県が偽装していた問題が明らかになりました。備蓄(そもそもヨウ素剤は手に入れてなかった)と更新もしていなかった。(薬剤は一定期間で効力が低くなるため薬剤を更新する)は全て職員1人が担当していた。組織的にチェックする体制がなかったため発覚が遅れました。

【新潟県の対応】

 4月22日「このような事案が発生したことは誠に遺憾であり、深くおわびします。事実関係を確認し、必要な対応を行ってまいります。」とコメントしました。

4月23日には副知事のもとに調査体制を作り大型連休明けに調査すると発表しました。

【私たちの態度】

 日頃から県民の安全・生活の向上を目指している泉田県政からすればこれは重大な落ち度です。

 県民の側に想いを寄せれば泉田知事と県幹部職員の猛省をうながさねばなりません。大型連休明けと云わず直ちに第三者のチェックが必要です。柏崎刈羽原発停止中とは云え、使用済み核燃料、核燃料も原発内にあるのです。今回の「ヨウ素剤問題」は泉田県政の足元の脆弱をはからずも露呈しました。

 原発関連部署のみならず全職員への原発事故の恐ろしさと部分的であれその防護教育をまず向上させ、組織体制を速やかに是正すべきです。

○【私たちの警戒点】

 大手マスコミは泉田県政に対し格好な攻撃材料を手にしました。

曰く「足元をみろ」「800万円はどこに消えた」(=これはヨウ素剤への国から助成金)「まだある泉田県政の矛盾点」等々。一気呵成に「攻撃」を仕掛けてくる可能性があります。

 東京電力・原発推進側も柏崎刈羽原発再稼働に命運を賭けているのです。従ってあらゆる事を仕掛けてくるのです。その先兵が大手マスコミ・三流週刊誌です。警戒を強めねばなりません。

【私たちのすぐやれる事】

1.巨大電力消費地=首都圏から泉田知事への応援の手紙を送りましょう。

ピンチな時こそ温かいはげましの手紙はどんな人でも勇気を与えてくれます。心を込めた手紙を送りましょう。(絵手紙や切り絵はがきも良いと思います)

たんぽぽ舎ボランティアの方々が首相官邸前金曜行動ではがきを配布しています。ご利用下さい。

○5月7日()東電本店前合同抗議集会への参加 18:3020:00

 

 

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┗■2.横断幕・プラカードなどデモ、抗議用グッズを一緒に

 |  作ってくださる方【大募集】です

 |  金曜ボランティアグループからの呼びかけ

 └──── たんぽぽ舎「チョイボラ係」

 

 5月~6月は、私たちが声を上げて再稼働阻止の闘いを大きくしていかなければならない行動予定が目白押しです。

 

 5月3日()は日比谷公会堂で憲法集会

 5月7日()は東電本店前抗議

 5月14()は規制庁前での川内原発再稼働阻止抗議

 6月1日()は反原連(東電本店前抗議も)の大行動です

 6月13()に鹿児島県議会が始まり、開催初日の13日には県議会を

       取り囲む行動などが全国に要請される予定の可能性…など

 

 抗議行動はこれだけではないし、これからも続く行動に時勢に即した私たちのアピールが必要になり、その体制に即応する必要があります。

 簡単に、シンプルに作って、アピールに効果的な横断幕・プラカードなどを作りたいと考えております。

 皆さまに少しのお時間と沢山のお知恵をいただけると助かります。

「チョイボラ」 してみませんか?

 

 

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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 └──── 

◆福島原発事故の責任を都民が裁く?!検察審査会を考える集い

 日時:5月7日(水) 午後7時~ 

 場所:中央区立新富区民館(日比谷線「八丁堀」駅から徒歩3分)

 講師:保田行雄弁護士(福島告訴団代理人)

 資料代:500円

 主催:福島告訴団の被害者証言集会を成功させるつどい実行委員会

 連絡先:080-1104-4432 小林

 

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┗■5.新聞より3つ

 ◆「世界最高水準」の規制基準根拠無し  原発、政府答弁で露呈

 

  政府は25日、原子力委員会の新規制基準を「世界で最も厳しい」と説明する根拠について、「国際原子力機関(IAEA) や諸外国の規制基準を参考に、日本の自然災害の厳しさも勘案した」とする答弁書を決定した。海外には日本の基準以上の対策を取る原発もあるが、そうした事実には触れず「世界最高水準」の根拠は明確でなかった。

 民主党の菅直人元首相の質問趣意書に対する答弁書。監視は質問趣意書で、日本より厳しい規制の例として航空機の衝突に耐えられる二重の格納容器や、溶けた核燃料を受け止める「コアキャッチャー」を備えたフランス製原発を挙げ、日本の規制基準では求められていないと指摘していた。

 菅氏は今回の答弁書について、本紙の取材に「(海外で行われている対策を)再稼働の条件にしたくはないが、世界最高水準といわないと国民が納得しない。そういう矛盾が露呈している」と述べた。

            (426日東京新聞より)

 

◆ 高浜原発:年内の再稼働困難に 震源深さ見直し

 

 関西電力は23日、再稼働を目指す大飯原発と高浜原発(いずれも福井県)で想定する震源の深さを、これまで主張してきた3.3キロから3キロに見直すことを正式表明した。震源が浅くなることで想定する最大の揺れが上がるのは確実で、両原発は耐震設計の見直しを迫られる。関電は「設計見直しには数カ月かかる」としており、震源に近い大飯3、4号機だけでなく、比較的離れた高浜3、4号機も年内の再稼働は厳しい情勢になった。

            (中略)

関電の大石富彦執行役員は会合後、「耐震設計見直しは簡単ではない。高浜も見直さなければならず、再稼働が延びる可能性はある」と話した。震源に近い大飯3、4号機は大規模な耐震工事が必要になる可能性があるため、大石氏は震源から遠い高浜3、4号機の設計見直しを優先することについて「一つの案としてはある」と述べた。

      (後略)

          (423日毎日新聞より抜粋)

 

◆慰謝料 月5万円増額案  原発ADR 浪江町受け入れへ

         (426日朝日新聞見出しより)

たんぽぽ舎です。【TMM:No2157

2014年4月29日()地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

                              転送歓迎

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★1.京都で再稼働阻止全国相談会・180

    一番手の川内原発の阻止をめざして―活発な討論

      5月14()、規制委への抗議を全国で行おう 

                  柳田真 (たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネット)

★2.4.26in 原宿集会に参加して

   原発が止まって、海の幸(海藻・魚)が帰ってきた

          工藤わかめ(たんぽぽ舎ボランティア)                     

★3.【金曜官邸前抗議】『川内反原発ドンパン節』と『ねがい』

      -原発現地から発信された歌2曲- 歌の力を信じて

            西堂 いづみ(たんぽぽ舎・金曜行動ボランティア)

★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 ◆福島原発事故の責任を都民が裁く?!検察審査会を考える集い(5/7

★5.新聞より3つ

 ◆  「世界最高水準」の規制基準根拠無し  原発、政府答弁で露呈

                    (426日東京新聞より)

 ◆ 高浜原発:年内の再稼働困難に 震源深さ見直し

           (423日毎日新聞より抜粋)

 ◆慰謝料 月5万円増額案  原発ADR 浪江町受け入れへ

         (426日朝日新聞見出しより)

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┗■1.京都で再稼働阻止全国相談会・180

 |    一番手の川内原発の阻止をめざして―活発な討論

 |     5月14()、規制委への抗議を全国で行おう

 └──── 柳田真 (たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネット)

  

1、4月26日(土)、27日(日)京都で原発再稼働阻止の講演会と全国相談会が180人の参加で開かれた。活発な討論で・5月一杯を一番手の川内原発についての学習会や集会、ビラまきなどを行う事・5月14日(水)には再稼働推進機関となっている規制委員会、規制庁への全国的抗議行動行うこと、6月行動などを決めた。

2、26日(土)は再稼働阻止ネットの共同代表である2人から講演。中身は「再稼働をどう止めるか」をテーマに鎌田慧さん(ルポライター)と中嶌哲演さんが熱弁。日本の最重要課題は原発だ。一番手と言われる川内原発の阻止が焦点だと力説。

全国の原発現地からの報告は、北海道・泊原発、四国・伊方原発、九州・川内原発、福島の女たちから、福井の原発銀座から、青森・大間から、北陸電力、東電・柏崎刈羽、中国電力、九電・玄海からもあり。

27日(日)は再稼働一番手と言われる川内原発を全国の力で、どう止めるかについて活発な討論。

以下の4点にまとめた。

1 5月14日(水) 規制委抗議全国行動(第1波)

  ・東京で規制庁へ抗議行動・全国で規制庁出先へ抗議行動・全国でハガキ行動(3枚1組200円)

2 6月13日(金)14日(土)鹿児島県議会初日・県庁包囲行動13日(金)(仮)と全国相談会14日(土)(仮)

3 川内再稼働阻止・5月総行動(前段活動)

 ・全国各地で学習会・集会をやろう、ビラ配ろう・1週間ステイで、川内へ行こう

 ・福島の女性たちが、川内での辻〃演説行動、各地の金曜行動で川内アピールを。

  「いちいち」行動もやろう。(11日に行動―例 伊方)

4 全国結集・県庁包囲・川内演説行動にお金がかかります(1000万~)川内の家、伊方の家の2つへ、毎月10万ずつ(計20万)送金が必要です。

 今夏から秋まで! ぜひ交通費カンパ、2つの家のカンパ、阻止ネットのサポーター申し込みをよろしくお願いします。

 

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┗■2.4.26in 原宿集会に参加して

 |  原発が止まって、海の幸(海藻・魚)が帰ってきた

 └────   工藤わかめ(たんぽぽ舎ボランティア)

                        

  チェルノブイリ原発事故から28年目に当たる426日(土)、千駄ヶ谷区民会館で原発止めよう!東京ネットワーク主催、「川内原発再稼働反対!」4・26in 原宿集会が開かれた。参加者約80名。「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク事務局長 吉田由布子さんと反原発・かごしまネット代表 向原祥隆さんがお話をされた。

  吉田さんは故綿貫礼子さんが中心となって、活動されていたチェルノブイリ被害調査について話された。被害をとにかく最小限に見せようという試みはチェルノブイリでもみられた。しかし、それでも、避難の権利は年1msVから。現在の福島の基準よりはるかに厳しく設定されている。

  向原さんからは川内原発の温排水で海藻が全滅。漁獲量が激減したが、原発が止まったことで、海藻が復活。魚も戻ってきたという話がされた。川内原発の抱える火山リスクでは最大の噴火、火砕流が発生した場合、関東にも放射能入りの火山灰が降ってくる。原発事故と言うよりは核災害だろう。

  集会の後、集会参加者は明治通りをデモ行進した。晴れて気持ちいの良い土曜日の午後。

  歩道でビラまきをしながら歩いた。関係したくないといった人たちもいたが、ビラを受け取った人たちからはしっかり読んでいる姿が見えた。事実を伝え、再稼働を止めよう!

 

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┗■3.【金曜官邸前抗議】『川内反原発ドンパン節』と『ねがい』

      -原発現地から発信された歌2曲- 歌の力を信じて

  └────   西堂 いづみ(たんぽぽ舎・金曜行動ボランティア)

 

 4月25日の官邸前抗議行動(金曜ビラ)が100回目を数えました。

 反原連のカウントでは99回で1回のズレがありますが、それはこれまでに官邸前抗議をたんぽぽ舎が2回担ったことがあり、そのうちの1回をたんぽぽ舎の方でカウントしたためと思われます。いづれにしても「今日は100回記念日 めでたくな~い!」

「できれば200回目は迎えたくな~い!!」と叫びながらいつもの経産省上の交差点での抗議がつづきました。恒例の武笠さんの名物シュプレヒコール(下記)が声高らかに鳴り渡り、続いて100回記念に初登場 『川内反原発ドンパン節(元気よく)』の歌で盛り上がりました。

○『川内反原発ドンパン節(元気よく)』は23日に開かれたテント裁判第6回公判報告集会に川内から村山さんが出席されて自作のこのドンパン節を披露して下さいました。

ドンドンパンパン ドンパンパン 

ドンドンパンパン ドンパンパン 

ドドパパ ドドパパ ドンパンパン

1)福島原発忘れない 爆発原発忘れない 原発ゼロでも大丈夫 電気は足りてるこまらない

  ドンドン(繰り返し)

2)川内原発動かすな 日本の原発動かすな

  ドンドン(繰り返し) 原発ゼロでも(繰り返し)

3)反対する人かわいいね 廃炉と言う人なおかわいい

  ドンドン(繰り返し) 原発ゼロでも(繰り返し)

4)ふるさと守れ 国守れ 子どもを守れ 孫守れ

  ドンドン(繰り返し) 原発ゼロでも(繰り返し)

 4月3日に原子力規制委員会の島崎委員長代理が、原発の地震・津波対策を「確認」するために川内に来た時、これに対し約50人が原発ゲート前に詰めかけ抗議行動を行った、その時に迎え撃つ歌としてして作り、皆んなで歌ったそうです。テント裁判報告会集会で歌われた後に喫緊の川内原発再稼働阻止の思いを込めて村山さんは「この歌を全国に広めたい!そしてなんとしてでも再稼働阻止の声を広く上げて再稼働阻止をしたい」と熱く語られました、その思いに私は突き動かされました。

 

○原発現地の方が作った歌(替え歌)は前回のテント裁判第5回の時にも披露されました。伊方原発50Km圏内住民有志の会の作られた『ねがい』(Our Wish No Nuclear)です。この歌詞についてはたんぽぽ舎メルマガ2013/6/27 No1883に掲載されていますので割愛しますが、伊方原発現地からHさんが駆けつけて来て歌って下さったこの歌に会場は感激して圧倒されました。

1) もしも この大地に 振り撒かれたものが 放射能ではなく 米と麦であったなら

  恐れや悲しみから 解き放たれて 黄金の波の中だき合えるだろう 

2) 3) 4) (中略)

) もしも ひとつだけ願い叶うならば 原発を止めて 廃炉にする勇気を

  この願い叶うまで 私たちは この手のつながりを 解かないだろう

早速 歌の楽譜を起こして、以来毎週 日音協の方々を中心に同じ経産省上の交差点で歌われております。

経産省上の交差点に来てご一緒に歌いませんか?♪

今後の予定は伴奏譜をつけて演奏し、CDを作成して全国に広めたいと考えています。

 尚 5月7日(18:3020:00)第8回・東電本店前抗議で日音協さんのコーナーで『ねがい』を歌う予定です。

東京近県の皆さまどうぞ本店前(JR新橋駅徒歩3分)に来てご一緒に歌いましょう♪

歌の楽譜をご希望の方は ouest-pont@jcom.zaq.ne.jp までお申し付けください。

 

○・・・そして100回記念の日の終わり再度、武笠さんの名シュプレヒコール(川内原発ヴァージョン)

 再稼働反対! 川内原発反対!電気は足りてる

 九州足りてる 九州余ってる 川内原発いらない 川内原発あぶない! 

 鹿児島あぶない! 九州あぶない! 桜島大噴火!

 川内原発とめよう 川内原発止まって海が戻った 川内原発止まって魚が戻った 

 川内原発止まって ちりめんじゃこ増えた 

 川内原発反対! 再稼働反対! 

 22億で鹿児島売るな! 22億でふるさと売るな 22億で未来を売るな

 鹿児島守ろう 九州守ろう 日本を守ろう 川内守ろう

 川内原発反対! 再稼働反対! 再稼働反対!

○最後にまた『川内反原発ドンパン節』3回目を唱和して大騒ぎ\(^^)/になりつつも、歌声は心底から

規制委員会のアリバイづくりのための調査と安全性を全く保証していない規制基準適合審査に強い

不信感を表出させるものでした。

 TMさんが振り付けを覚えてくると明言!きっと ドンパン節の歌と踊りの輪がひろがることでしょう。

金曜行動にいらしている皆さん、ご一緒に歌って踊りませんか?♪ 

日本民謡は私たちの体の中に染み込んでいて、やはり血が騒ぎます() 

武笠さんの「また101回目も会いましょう」で締めくくられて大爆笑でした(((o(*゜▽゜*)o))) 

「この願い叶うまで 私たちは この手のつながりを 解かないだろう」です。

 

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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 └──── 

◆東電本社交渉のご案内

 次回東電本社交渉のお知らせです。半年ぶりとなります。

 日時:4月30日(水)13301700

 会場:新幸橋ビル(東電新別館)201A会議室(前回から変更になっています)

 

 冒頭に汚染水問題に関して、この間の報告をまとめた説明を求めています。なお、前の会合の関係で、少し始まりが遅れる可能性があるとのこと、ご了承ください。

 会場は、東新ビルと山手線に挟まれた、リッパな高層ビルです。しかし、室内は従来に比べ、たいへん狭くなっています。

 玄関を入ると、東電共の会の受付が別途用意されていますので、登録してください(苗字のみORペンネームでOK)。

   問合せ:木村結  09061833061

 

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┗■4.新聞より3つ

 

  再稼働反対 首長ら決議 小田原で脱原発会議

 

 再生可能エネルギー普及を進める神奈川県小田原市で26日、「脱原発をめざす首長会議」の第3回年次総会が開かれ、原発再稼働に反対する決議を採択した。近く要請書を国に提出する。

 首長会議は2012年4月、東京電力福島第一原発事故を教訓に、全国自治体の有志で発足した。政府に新たな原発を造らせず、原発依存のエネルギー政策からの脱却を目指し、年1回総会を開いている。

 今年の総会には、加藤憲一小田原市長や、茨城県東海村の村上達也前村長ら首長経験のある計19人が出席した。

 役場機能ごと避難した経験を持つ福島県双葉町の井戸川克隆前町長は「国は避難にかかわる法律を作らずに、自治体に避難計画の責任を負わせるのは無理強いだ」と述べた。

 採択された決議では、原子力規制委員会が優先的に再稼働に向けた審査をしている九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)周辺の自治体で、避難者の受け入れが不十分な現状など3項目を挙げ、再稼働反対を訴えた。

                   (427日東京新聞より)

 

◆チェルノブイリ事故28年 元の生活 戻らない

 

 1986年のチェルノブイリ原発事故から26日で丸28年。少女のころに被ばくし、甲状腺がんになったウクライナ人女性のシネオカヤ・インナさん(32)=写真=が来日し、東京都内で講演した。一人娘を心の支えに、がん再発の恐怖と闘い続ける。福島の子どもたちのため、今できる全てを尽くしてと訴えた。

                  (427日東京新聞こちら特報部より)

 

◆ 米大統領にも声届けたい(金曜日の声)

 

 東京都葛飾区の僧侶 丸山裕市さん(67) 仏教は心の平安を求める。原発事故は日本人の心を乱し、不安に陥れた。オバマ大統領の来日に合わせ、今日は核兵器廃絶の願いも込めて祈っている。大統領にも私たちの声を届けたかった。

 さいたま市緑区の法律事務所勤務 小西美由紀さん(54) 1回目から参加している。今、すべての原発が止まっているのは、この行動の一つの成果と思いたい。国も再稼働に向けて必死だから、こちらもあきらめては終わりだ

                (426日東京新聞より抜粋)
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