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たんぽぽ舎です。【TMM:No2164

2014年5月8日()地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

━━━━━━━

★1.福島苛酷事故は東電のデタラメ運転が原因

   東京電力から原発運転免許をはく奪せよ

   たんぽぽ舎・原発事故基礎講座(1) (下)

            槌田 敦(元理化学研究所研究員、元名城大学経済学部教授)

★2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

  ◆5/17第三回東村山市民講座・樋口健二氏(フォトジャーナリスト)講演会

   『被ばく労働者 原発の現場を追い続けて40年』

★3.新聞より5つ

  ◆「脱原発 幅広く結集を」 細川・小泉氏が一般社団法人設立

   都知事選教訓 政治と一線      (5月8日東京新聞朝刊より抜粋)

  ◆川内原発再稼働反対59% 南日本新聞世論調査

                 (5月5日南日本新聞より抜粋)

  ◆<泊原発>再稼働に周辺6首長反対 地元合意にハードル

                 (5月5日毎日新聞より抜粋)

  ◆泊原発停止2年 民意は再稼働を求めず

                 (5月4日北海道新聞社説より抜粋)

  ◆原発避難計画 実効性のチェックが要る

                 (5月6日西日本新聞より抜粋)

━━━━━━━

5/15学習会にご参加を!

 市民による国際連帯運動の拡がりを-核の廃絶を目指して

 全9回シリーズ-第一弾「私が住んで経験したトルコの現状」

 

 日 時:5月15()19:00から21:00

 お 話:土田久美子さん

     (活動家ではなく一研究者としてトルコで生活しながら

      見えてきたトルコの現状について)

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 主 催:スペースたんぽぽ講座会議

 協 賛:No Nukes Asia Actions Japan(NNAA)

 参加費:800円(学生400円)

━━━━━━━

 

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┗■1.福島苛酷事故は東電のデタラメ運転が原因

 |  東京電力から原発運転免許をはく奪せよ

 |  たんぽぽ舎・原発事故基礎講座(1) (下)

 └──── 槌田 敦(元理化学研究所研究員、元名城大学経済学部教授)

 

【3号機】

 1.2号機と同様に、蒸気凝縮系を削除していなければ、そもそも事故はなかった。

 2.運転員は隔離時冷却系を何度も手動起動。その度に通常運転条件により装置は自動停止した。通常・事故時共用の隔離時冷却系の事故時への設定条件変更の失敗である。

 3.そして、津波後40分間、隔離時冷却系または高圧注水系(5)を起動せず、原子炉を冷却しないまま放置したので、原子炉は空焚きの最終段階に突入した

 4.しかし、3号機では非常用電源は津波に耐えて生きていたから、低圧注水系が使用可能だった。ところが、これを使用せず崩壊した3号機炉心を放置したままにし、放射能を大量放出して住民を被曝させた。これは東電による業務上過失による犯罪である。

  (5) 高圧注水系は、隔離時冷却系と同様、原子炉の高圧を利用して原子炉に注水する。隔離時冷却系より注水量が大きく、原子炉から水漏れがある時使用する。

【結論】

東電は、

1.欠陥ECCSを改良せず、これを放置または削除して原子炉を運転した。

2.逃し弁を開放し、また非ECCSの消防ポンプを使用して事故を深刻化した。

3.最終段階になる前に、低圧注水系の使用を無視し、事故を破局へ導いた。

4.陸向けの風なのに大量の放射能を放出(ベント)し、福島県民に被曝を強いた。

5.被曝することになる西北方向の住民に放射能の放出を知らせなかった。

 

 東電には原子炉運転の資格なし。その運転免許を剥奪せよ

 各電力の事故対応能力が東電と同じレベルかどうか、個別に再点検せよ

 

参考文献 槌田敦『福島原発事故3年 科学技術は大失敗した』

                たんぽぽ舎パンフNo93  頒価400

 

※たんぽぽ舎・原発事故基礎講座(1)(上)は、5月6日()発信の【TMM:No2162】に掲載。

 

 

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┗■2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 └──── 

 

 ◆5/17第三回東村山市民講座・樋口健二氏(フォトジャーナリスト)講演会

  『被ばく労働者 原発の現場を追い続けて40年』

 

 日時:5月17()13:3015:30講演 15:3016:30質問と意見交換

 会場:東村山中央公民館視聴覚室(西武線東村山駅東口下車徒歩2分)

 会費:¥500(資料代として)

 主催:こどものごはん委員会

 予約&問い合わせ:080-5035-7633 042-494-2482(にしざき)

                           080-3460-0657(18時~いずみ)

 協賛:さよなら原発@東村山

 後援:東村山市/東村山市教育委員会/東村山社会福祉協議会

 

 

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┗■3.「川内原発動かすな-」財務省上から

 |  「ドンドンパンパン ドンパンパン-」

 |  5/2金曜官邸前抗議行動

 └──── 山田洋子(たんぽぽ舎会員)

 

  気候も良くなり、金曜日行動参加者が増えた。子供を連れたお母さんの姿も。川内原発の再稼働を止めようという強い思いの現れだろう。

  財務省上でビラ配りをしていると、見慣れた顔が横断歩道を渡ってこちらのほうに向かってくる。私は大きく手を振った。それに気づいたらしく彼も手を振ってきた。暫く彼を見かけない時期が続いたが、この頃、また金曜日行動に姿を見せるようになった。彼は取っ手の付いてない赤い小さな鍋を裏返し、スティックで叩き、チン、タタ、チン、タタと音を響かせている。ある日、彼は手ぶらでやってきた。「お鍋はどうしたの」「今ひじきの煮つけに使っている」との返事が返ってきた。

  財務省上は音楽グループ「サンバ・プラネッタ」を中心にして楽器や鳴り物を携えた人たちが集まる。ドラムを始めとしてサキソホン、鐘、太鼓、鍋など実ににぎやかな一角である。Mさんの熱を帯びたデモコール、日音協の歌にNさんの「ねがい」、自転車隊が手を振ってゆく。

  先週から、ここでドンパン節をやろうという声が上がった。薩摩川内市のMさんの再稼働反対の替え歌であるが、いざ歌うとなるとなかなかに難しい。なんとなく歌えそうで正確には歌えない曲である。後で後悔したことだがNさんに踊りまで覚えてくると約束までしてしまった。

  金曜日までの一週間、我が家はドンパン節に明け暮れた。夕飯後はパソコンのyoutubeを先生にして歌を聞き覚え、振付の稽古をした。家の前を通る人は障子戸にちらつく影や、かすかに響くお囃子に、「○○さんのところはとうとう春になられた」と思ったかもしれない。

 ドンドンパンパン ドンパンパン-

 川内原発動かすな- 日本の原発動かすな-

 

 

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┗■4.『平和憲法を守れ』『命をまもれ』『解釈改憲許さない』

 |  東電本店前では『事故被害の補償をしろ』『再稼働許さない』など

 |  5・3憲法集会&銀座パレード2014に参加して

 └──── 金子やよい(たんぽぽ舎ボランティア)

 

 初夏を感じさせる日差しの日比谷公園に3千5百を超える人々が集い、この日の集会は始まった。

 プレイベントの力強く楽しい和太鼓演奏の後に、高田健さんから、『平和憲法を守る為に、世論を起こし、志を同じくする人々で大きなうねりを作りましょう』という主催者挨拶で開会。

○ スピーチの一人目津田大輔さん(ジャーナリスト/メディア・アクティビティスト)は、九条改憲、九十六条改憲を阻まれた勢力が、解釈変更という姑息とも言える手を使い、どのように外堀から埋めて行っているか、それに対してリベラル派が大同団結していくことの大切さを語られた。『状況は厳しいが、敗北ではない、ここからが戦い、与えてしまった武器をいかに抜かせないか、これから短期・中期・長期にわたってどう闘っていくかが大切になってくる。今の歪んだ憲法論議を、覚悟を持った人々が変えていく事を期待しています。』と結ばれた。

○ 二人目は青井未帆さん(学習院大学法務研究科教授)、『今の政治のやり方は立憲主義の観点からおかしい』『憲法・法を軽視する事は、有ってはいけない事と同時に危険な事である。それは国民にとっても危険であるが、政治にとっても危険な事である。憲法は統治で依り所となるはず。』『中・長期的スパンで考えているのが立憲主義、再び政府の行為による惨禍が起ることのない様に作られた仕組みである、それを一内閣が変えられるものではない』『議論するべきは、有るべき日本の姿、日本の外交の有るべき姿、平和の形で有るのにその事を全く無視したまま進められている日本の今の政治はおかしいと言わざるを得ない』と立憲主義の観点からのお話でした。

○ この後17人の方から1分間スピークアウトがあり、短い時間でしたが、貧困・教育・差別他、日本の今抱える問題が、それぞれの切実な語り口で語られました。

 後半は吉田忠智さん(社会民主党党首)のスピーチ、『憲法の条文一つ一つに照らして、それが今、生かされているのか考えていかねばならない。憲法九条以外にも一つ一つの条文を噛み締めなければいけないと思っています。』『解釈改憲も明文改憲も許さない、安保法制懇にはなんの法的裏付けも無い』『広範な国民の反対の声を作って行くことが必要、九条改正に賛成の憲法学者の中にも、九十六条の改憲を許さず、解釈で集団的自衛権を行使する事に反対する人々がいる、その人たちと広く共闘する事が必要』。

 スピーチ最後は、志位和夫さん(日本共産党委員長)『安倍政権は北朝鮮や中国の動向をあげ、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増しているとして、集団的自衛権行使容認の口実にしています。たしかに北東アジアでは紛争と緊張の火種を抱えていますが、その解決の上で何よりも大切なのが、道理に立った外交交渉による解決、憲法九条を生かしアジアと世界の平和に貢献する、新しい日本を作ろうでは有りませんか。』と結ばれた。 

○ 集会の終わりに『戦争反対、改憲許すな、解釈変更で9条を壊すな、憲法を生かそう、の声と運動を、さらに大きくまき起こすことを呼びかけます』と、集会アピールが読み上げられ閉会が告げられた。

 続く銀座でのパレードでは、『平和憲法を守れ』『命をまもれ』『解釈改憲許さない』とシュプレヒコールを上げ銀座の街行く人々に訴えた。

 途中、東京電力本店前では、『事故被害の補償をしろ』『再稼働許さない』などの声も上がった。

 沿道の手を振る人、拍手する人などに勇気づけられ、元気に最後まで歩く事ができました。

 

 

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┗■5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

 └──── 

 

 ◆5/1016回脱原発集中学習会

  映画「原発の町を追われて~避難民・双葉町の記録」上映と講演「再稼働問題」

 

講 師:吉井友二さん(反原発出前のお店)

と き:5月10日(土)13時半

ところ:市川市男女共同参画センター5F

参加費:500

主 催:脱原発・市川市民の会 TEL/FAX 047-302-0014

たんぽぽ舎です。【TMM:No2163

2014年5月7日()地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.鹿児島からの呼びかけ

   鹿児島県いちき串木野市では市民を対象にした全戸戸別訪問署名

   川内原発再稼働反対!      向原祥隆(反原発・かごしまネット)

★2.四国・伊方より

   5月14()の伊方原子力規制事務所への申し入れの呼びかけ

              堀内美鈴(伊方原発50km圏内住民有志の会)

★3.「川内原発動かすな-」財務省上から

   「ドンドンパンパン ドンパンパン-」

   5/2金曜官邸前抗議行動   山田洋子(たんぽぽ舎会員)

★4.『平和憲法を守れ』『命をまもれ』『解釈改憲許さない』

   東電本店前では『事故被害の補償をしろ』『再稼働許さない』など

   5・3憲法集会&銀座パレード2014に参加して

                                  金子やよい(たんぽぽ舎ボランティア)

★5.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

  ◆5/1016回脱原発集中学習会

   映画「原発の町を追われて~避難民・双葉町の記録」上映と

   講演「再稼働問題」  会場:市川市男女共同参画センター5F

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※永遠に原発ゼロに! 再稼働反対!

 5/()101回首相官邸前・国会議事堂前抗議にご参加を!

 

 日時:5月9日()18:00から20:00

 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)

    当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照

○たんぽぽ舎はいつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの

  作業、たんぽぽ舎16:20出発、17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)

 前で短時間の抗議コール。17:15「経産省前テントひろば」集合。

 1~5班にわかれて17:30官邸前へ、国会前へ出発。

 20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。参加歓迎!

━━━━━━━

 

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┗■1.鹿児島からの呼びかけ

 |  鹿児島県いちき串木野市では市民を対象にした全戸戸別訪問署名

 |  川内原発再稼働反対!

 └──── 向原祥隆(反原発・かごしまネット)

 

 薩摩川内市に隣接する鹿児島県いちき串木野市では、市民を対象にした、全戸戸別訪問署名、全人口の過半数を目指した署名を開始します。

日時:2014年5月10()9:00~6月8日()

      毎週土日を一斉戸別訪問日とします。

   5/10.11 5/17.18 5/24.25 5/31.6/1 6/7.8 の短期間です。

集合場所:いちき串木野市署名の会 現地事務所

     〒896-0021 いちき串木野市住吉町134番地(市役所東隣/山側)

     電話 0996-32-9726(5/8工事) 緊急時0080-6432-6227(江藤)

実施主体:避難計画を考える緊急署名の会

 

 事務所に体一つで来ていただければ、住宅地図をお渡しします。

 事前に、現地事務所に電話を1本入れて頂ければありがたい。

 ないしは、反原発・かごしまネット  メール info@nanpou.com

 予定日の中で、土日2回4日来ていただける方、大募集です。

 もちろん1日だけでも大歓迎です。

 宿泊の方は、寝袋を持参して下さい。

 事務所では、湯茶接待、ホテルの予約等は一切できません。

 現地に手間をかけることのないよう、自己完結型応援ということで、

 よろしくお願いします。

 

 

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┗■2.四国・伊方より

 |  5月14()の伊方原子力規制事務所への申し入れの呼びかけ

 └──── 堀内美鈴(伊方原発50km圏内住民有志の会)

 

 4月2627日に京都で開催された「ストップ!原発再稼働 関西のつどい&交流会」と「再稼働阻止全国ネットワーク」会議(呼びかけ:ストップ☆おおい原発再稼働現地アクション、再稼働阻止全国ネットワーク)で、九州電力川内原発の優先的な再稼働審査にストップをかけようと、5月14日(水)に全国一斉に規制庁への申し入れ抗議行動に取り組むことになりました。

 川内原発が再稼働されれば、伊方原発など各地の原発も次々と再稼働されることが危惧されます。

 これをうけ、伊方では伊方原子力規制事務所と連絡を取り、以下の通り申し入れをいたします。

 伊方原発の再稼働を許さない市民(個人、グループ)の皆さま、ぜひお集まりください。また、当日参加できないけれども申し入れ書の提出を希望される方は、呼びかけ団体までご連絡のうえ、郵送、メール、FAX等で送ってください。当日、あわせて申し入れ・提出いたします。

 

       5/14伊方原子力規制事務所への申し入れ

○日時:2014年5月14()午後1時から

○集合・打ち合わせ:同日1230分から

       伊方町役場前か生涯学習センター(伊方町役場に隣接)Fロビー

○呼びかけ団体

 ・再稼働阻止全国ネットワーク 伊方の家

     〒796-0024 八幡浜市神宮通10553小川マンション204

      (070)53726030(八木)メール:sa-fu-3@jcom.home.ne.jp

 ・八幡浜・原発から子どもを守る女の会 TELFAX(0894)224239

 ・伊方原発反対八西連絡協議会 TELFAX(0894)240516

 ・原発さよなら四国ネットワーク TELFAX(089)933-4327

 ・伊方原発50km圏内住民有志の会 TEL(090)1175-0849

   ・再稼働阻止全国ネットワーク TEL(070)66505549 FAX(03)32380797

 

 

たんぽぽ舎です。【TMM:No2162

2014年5月6日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.福島苛酷事故は東電のデタラメ運転が原因

   東京電力から原発運転免許をはく奪せよ

   たんぽぽ舎・原発事故基礎講座(1) (上)

         槌田 敦(元理化学研究所研究員、元名城大学経済学部教授)

★2.原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会?

   記者は追及している

   委員長記者会見、規制庁ブリーフィングから

            木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

★3.六ヶ所再処理工場は稼働できない?

   危険と無駄の塊・再処理工場に、大きな逆風か?

                    山崎久隆(たんぽぽ舎)

★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

  ◆5/11講演会「福島原発事故と福島で生きてゆくことの危険性」

        講師:橘内芳雅さん 会場:秩父女性福祉会館

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5/7第8回東電本店合同抗議にご参加を!

 東電解体! 汚染水止めろ! 柏崎刈羽原発再稼働するな!

 原発再稼働は日本を滅ぼす

日  時:5月7日()18:30から20:00まで

場  所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分)

よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎

賛同団体:東電株主代表訴訟ほか約79団体(5/3現在)

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5/7学習会にご参加を!

 『いま、改めて日本国憲法を見つめ直す=原発・人権・9条』

お 話:吉原泰助さん(元福島大学学長)

日 時:5月7日()19:00から21:00

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800

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┗■1.福島苛酷事故は東電のデタラメ運転が原因

 |  東京電力から原発運転免許をはく奪せよ

 |  たんぽぽ舎・原発事故基礎講座(1) (上)

 └──── 槌田 敦(元理化学研究所研究員、元名城大学経済学部教授)

 

 スリーマイル島事故(1979)は、安全弁の開固着が「閉」と誤表示され、事故となった。

 チェルノブイリ事故(1986)は、緊急制御棒の挿入で反応度が逆に増え、事故となった。いずれも、設計ミスが事故の原因である。

 これに対し、福島事故(2011)は、東電の業務上過失、未必の故意の犯罪で事故となった。

 

【1号機】

1.事故の初期、ECCS非常用復水器(1)が何度も自動起動した。しかし、事故とは考えていない運転員は通常運転の手順書に従い、その度に手動停止して、原子炉を空焚きにした。非常用復水器にまかせていれば事故はなかった。業務上過失である。

2.原子炉空焚きの結果水素ガスが発生した。これが原子炉よりも高い位置にある非常用復水器に溜まり、非常用復水器は機能しなくなった。水素ガスが溜まる欠陥については安全委員会の点検があったが、東電は非常用復水器の点検結果を申告せず、また水素逃し弁をつけるなど水素ガス対策もせず、この欠陥を放置したまま、原子炉を運転した。

3.その結果、非常用復水器に水素ガスが溜まり、原子炉の冷却は不能となり、放射能の大量放出により公衆に被曝障害を与えた。これは東電による未必の故意の犯罪である。

 (1) 非常用復水器は、原子炉よりも高い位置に存在し、原子炉の蒸気を冷却して水にして重力で原子炉に流しこむ冷却系である。外部動力は不要である。

 

【2号機】

1.2号機には非常用復水器は存在しない。しかし、同じ機能を持つECCS蒸気凝縮系(2)があった。東電は安全委員会の点検の際、水素が溜まる欠陥を申告して、このECCSを削除してしまった。削除せず水素逃し弁をつければ、2号機の事故はなかった。

2.2号機では、ECCS隔離時冷却系(3)が働いて原子炉を3日間も冷却できた。しかし、その水源を復水貯蔵タンクから圧力抑制室に変更して失敗した。圧力抑制室には原子炉の熱が流れこみ沸騰状態となってポンプで吸引できず、原子炉への注水不能となった。水源を復水貯蔵タンクに戻せば炉心の冷却は可能だった。業務上過失である。

3.さらに、消防ポンプを使う目的で原子炉逃し弁を開放した。これは人為的大口径破断を意味し、炉心空焚きに直結して大失敗である。なんと愚かな行為か

4.大口径破断の対策には、消防ポンプでは能力不足。低圧注水系(4)しかない。事故発生から3日も余裕があったのに、非常用電源車を用意せず、大事故にしてしまった。

5.東電は、陸地向け風なのに、2号機格納容器の放射能を120メートル高の排気塔から大量に排出(ベント)して、福島県民を大量被曝させた。しかも、この放射能大量放出の事実を福島県民に知らせなかった。これは、未必の故意の犯罪である

(2) 非常用復水器と同じ機能を持つ蒸気凝縮系は、残留熱除去系に付属している。

 (3) 隔離時冷却系は、原子炉の高圧を利用してタービンを回し、これにより原子炉に給水する。原子炉の配管破断がない時使用する。外部動力は不要である。

 (4) 低圧注水系は、原子炉が大きく破断して原子炉の圧力が低い時使用する。大容量の交流電源が必要で、タービンを回し大量の水を原子炉に給水する。

(「下」につづく)

 

 

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┗■2.原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会?

 |  記者は追及している

 |  委員長記者会見、規制庁ブリーフィングから

 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 

○ 記者…「2月の汚染水が漏れたときも同じような指示で、2カ月以上経って、まだ原因が分析されていないという状況であるので、もう少し一歩二歩踏み込んで、何らかの指示というのは、今、考えられているのでしょうか」

田中委員長…「それは我々の仕事ではないと思います」

記者…「規制当局が自ら調べるというところまでいかないのでしょうか」(4月16日)

 これは、東京でも毎日でも朝日でもない、産経新聞の記者と田中委員長とのやり取り。

 規制委が発足して1年8か月、イチエフの水汚染対策も廃炉化も全く先が見えず、見えるのは敷地一杯に増えていく放射能汚染水タンクと、周辺地域の除染フレコンバックと、ALPSを含めた汚染水トラブルばかり。

 そんな状態なのに、川内原発はじめ17基の原発の再稼働審査を優先する規制委に対して多くの記者が不信感を抱きだした。そのことを、規制委員長記者会見(毎週水曜午後)と規制庁ブリーフィング(火曜、金曜の午後)の動画や速記録が示している(必ずしもいつもノーカット版とは言えないけれど)。

  http://www.nsr.go.jp/kaiken/

○ この日、毎日記者も「今回のもんじゅの件について要はオープンにしたくない、あるいはいわゆるこういう(原子力機構理事との)面談の場でも余りこの段階では話したくないという、何かそういう意図みたいなものがあるのか」と追及した。

 また、島崎委員長代理の火山の専門家意見聴取発言についての西日本新聞記者の質問に、3.11のときに原子力安全・保安院の筆頭課長であった片山審議官が「審査会合に関わるものというよりは、むしろ火山のモニタリングをした結果を規制当局としてどう評価をして、どういうふうに判断をしていくのかについて課題があるという認識を示されたもの」(4月25日規制庁ブリーフィング)と審査と別を強調した。

 そう言えば、規制委は発足直後に「しんぶん赤旗」の記者とフリーランス記者を排除し、201311月には毎日新聞の報道「福島原発:規制委員長が住民聴取拒む 被ばく防護策評価」に怒って同社記者を数週間出入り禁止にした。

 原子力規制委員会は、「科学的・技術的」にでなく「政治的」に原発推進を目論んでいる高圧的組織である。実績からそのことを確認していきたい。

 

 

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┗■3.六ヶ所再処理工場は稼働できない?

 |  危険と無駄の塊再処理工場に、大きな逆風か?

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

 

○ ますます六ヶ所再処理工場本格操業の根拠がなくなっています。

 再処理とは、核燃料を燃やした後に、それを切り刻んで硝酸溶液に溶かし、プルトニウムを取り出して再度燃料として加工し、燃やすための工程の、プルトニウムを抽出する工程を指します。

 福島第一原発震災では核燃料が破壊され、大量の放射能をまき散らし、福島県を中心に大規模環境汚染を引き起こしたのですが、再処理とは燃料を溶かして封じ込められているプルトニウムや放射性廃棄物を取り出すので、せっかく燃料棒に閉じ込められている放射能を、わざわざ溶かしだしてしまいます。ここで事故が起きれば福島原発震災を遙かに超える破局的原子力災害になります。

 そして六ヶ所ムラは今回の地震の震源域にも近い上、下北半島の沖合には十勝沖地震などを引き起こしてきたプレート境界があり、さらに再処理工場の下や近傍にも断層が走り、かつ、恐山という活火山が半島の真ん中にあります。他にも十和田、洞爺湖などカルデラ火山が近くにあり、現在も活動し続けています。

○ 2.2兆円の巨額の費用と20年間もの時間を掛けて作ってきたものの、トラブルと事故が頻発し、稼働できないまま「試運転」状態が続いていた六ヶ所再処理工場ですが、推進してきた原子力委員会の委員からも再処理工場の稼働は事実上不可能になるだろうとの発言が出始めたようです。

 ただしこれは推進側のリークかもしれません。こういった圧力がかかっているとリークし、「プルトニウム利用計画の実行を図らねば再処理不能となり、使用済燃料の持って行き場がなくなるぞ」と電力会社などを脅しているとも取れます。

 世界に例の無い極めて危険なフルMOXの大間原発や、高速増殖炉「もんじゅ」計画、プルサーマルなどプルトニウムを消費する計画を強行させる圧力であるとも言えるのではないでしょうか。ということは、私たちにとっても大間原発とプルサーマルを止めることが、いかに大きいことか分かります。

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核再処理工場、縮小稼働論が相次ぐ 青森・六ケ所村

                   (4月25日朝日新聞より)

 

  原発の使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す青森県六ケ所村の再処理工場について、完成してもフル稼働させず、縮小運転にせざるを得ないとの発言が原子力関係者から相次いでいる。プルトニウムは核兵器に転用できるため、すでに海外からの疑念や摩擦の原因となっており、これ以上、その保有量を増やせないとの判断からだ。

 同工場は1993年に着工し、2兆1930億円を投じて今年10月の完成を目指している。年800トンの使用済み核燃料を処理し、8トンのプルトニウムを抽出する能力がある。ただ現状では、それを原発の燃料にする「プルサーマル」のめどがたっていない。

 今月から内閣府原子力委員会の委員長代理に就いた元外務官僚の阿部信泰氏は、就任前の3月14日に米ワシントンであったシンポジウムで「六ケ所はフル稼働にはならないだろう」と発言。その理由の一つとして「プルトニウムの需給バランスを保ち、少なくとも保有量が増えないようにするため」と説明した。核テロや核拡散を心配する米政府が各国にプルトニウム保有の最小化や核開発の断念を呼びかけており、それが発言の背景にある。

 

 

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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)

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 ◆5/11講演会「福島原発事故と福島で生きてゆくことの危険性」

 

  講師:橘内芳雅さん(脱原発・被災者救済活動家・山本太郎氏らと

            チャイルドレスキューを立ち上げる)

 日時:2014年5月11()1300開場 1330開演

 会場:秩父女性福祉会館2階第7会議室

        (〒368-0033埼玉県秩父市野坂町1-13-14

 主催:原発とめよう秩父人

 連絡先:0494-25-7373 ラパンノワールくろうさぎ(山田・新井)

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┗■3.ふくしま集団疎開裁判の数寄屋橋交差点での街宣にご参加ください

 |  -子どもたちを直ちに避難させよ-

 └──── 栄木忠良 (ふくしま集団疎開裁判の会)

 

 小児甲状腺がんの子どもが74人に増加しました。今も放射線管理区域に該当する高線量の中でたくさんの子供たちが生活しています。昨年、仙台高裁は郡山の状況について「このまま放置すれば子供たちの健康について、ゆゆしき事態になることが懸念される」という事実認定をしました。

 国や福島県の「安全キャンペーン」とは正反対のこの事実認定は裁判所の最終判断です。放射能汚染による健康被害は甲状腺がんだけでなく循環器系統をはじめいろんな病気を引き起こし、地域も福島だけではなく、関東にも広がっています。取り返しのつかない悲劇が起ころうとしています。

 ふくしま集団疎開裁判のボランティアは一年前から数寄屋橋交差点で子どもたちの避難をマイクで訴え、リーフレットやチラシを配布しています。

 毎回500枚前後配布していますので、1万5千人以上の歩行者が受け取っています。

 

5月の行動は下記の通りです。ぜひご参加ください。雨天の場合は中止です。

10日(土)15:0016:30数寄屋橋交差点

17日(土)15:0016:30数寄屋橋交差点

24日(土)15:0016:30数寄屋橋交差点

31日(土)15:0016:30数寄屋橋交差点

 

お問い合わせ先:ふくしま集団疎開裁判の会 (090-5501-1292 栄木)

 

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┗■4.鹿児島県川内から(「川内の家」ニュース5号)

 |  テント日誌5月1日(木)

 |  経産省前テントひろば964日目 商業用原発停止228日

 └──── (I・K)

 

朝方まで降り続いた雨が上がって緑がいちだんと輝いて気持のよい朝

11時頃から第85回日比谷メーデーのデモ隊がテント前を通った

 

○ Kさん、Sさんが6月8日のチラシを懸命に配る。通り過ぎるデモ隊の中には「原発再稼働反対!」のシュプレヒコールをあげて下さったりして、テントがんばれ!の声もあって励まされた。

 デモの隊列から抜けてテントにカンパしてくださる人も居て感激!私たちも負けずにデモ隊に手を振って応援した。

 デモの通る合間に「制服向上委員会」のメンバーが寄ってくださり、男性スタッフは興奮気味、握手してもらったりして大喜びだった。メンバーも少し入れ替わってより若くなったようですね。またテント前で歌ってくれる日を楽しみにしています。

 デモが通り過ぎた後、サラリーマンらしき人が名も告げずにカンパしてくださったりして、今日は嬉しいことの連続でした。

 

○再稼働が画策される川内原発現地での行動を伝えるビラから

      14-5/2「川内の家」ニュース5号  連絡先:090-4759-2927岩下

 

せんだい原発,再稼働反対! 原発事故時、避難路は車のすれ違い不可能

川内市は住民の安全を守る気があるのか

 

 川内原発が事故を起こした時、ちゃんと避難できるかどうかは、住民の「命」の問題です。ところが川内市長は「原発再稼働に同意するつもり」と言う一方、まともな避難計画も立てていません。それどころか、実際に避難は困難という事例がたくさんあります。

○県道は大渋滞、山越え避難も無理

 地域で「川内の家ニュース」を配布中、城地区の女性が「何とかして欲しい」と訴えました。「川内川沿いの県道3号線は、事故時、大渋滞で逃げ切れない。山越えの市道を使うしかないが、道が崩れて車がすれ違いできない。市になんど言っても直してくれない」―と言うのです。実際に市道を走ってみると、アスファルト舗装は山側からの流水でえぐられ、反対側は崖です。軽自動車どうしでもすれ違い不能、避難が無理であることが判りました。川内市の住民を守る「本気度」が疑われても仕方がありません。

○渋滞中、車の中でも放射能は防げない

 それでは県道を避難する人はどうでしょうか?高江地区のインターから橋を通って車で北に逃げることになりますが、大渋滞は必至です。そのとき車の「放射線防護係数」はゼロとされています(アメリカ環境保護庁の「指針」)。

 つまり何時間もの渋滞中、100%の放射能を浴び続けるということです。

しかも住民全体が車を持っている、運転できる、とは限りません。高江地区の男性は、「徒歩で避難することになるが、高速道路だから橋には歩道がない」―と話していました。

○「ぶじ避難可能か」、と市長に問い合わせを

 車でも徒歩でも、避難は「放射能地獄」に変わりありません。避難後、何年にもわたる「避難生活」の大変さ―生活苦や一家離散などは、福島の例を見れば判ります。しかし安全に避難できるかどうかも疑わしい。市長に「再稼働して本当に安全か」、と質問しましょう。

 

○5月7日()第8回東電本店合同抗議行動 1830分から東電本店前

 呼びかけ団体/経産省テント前ひろば たんぽぽ舎 76団体協賛

 

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┗■5.<新刊書のお知らせ>

 |  拙著「元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ」が6月末に刊行

 └──── 元原発技術者・小倉志郎より

 

 拙著「元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ」が、来る6月末に、彩流社から刊行される運びとなりました。

 詳細は彩流社のHP

  http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-1980-4.html をご覧ください。

  (以下新刊書の「はじめに」より引用)

 この本は「遺言」のつもりで書いた。「原子力ムラ」の利権にたかる輩や、原発を推進する権力側にとっては、都合の悪いことも書き連ねた。

 読者のみなさんの中には「原発をつくった人間が今さら善人ぶりやがって!」と思われる方もいるだろう。原発をエネルギー資源の少ない日本にとってまるで「救世主」であるかのような夢を見て疑わなかった私自身、痛切に責任を感じている。いや、感じるだけでなく、責任の一端を担っていることは確かである。

 しかし、長年、原発の建設や保守・点検に携わった人間だからこそわかることを書き留めることで、「贖罪」の思いもこめた。
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