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たんぽぽ舎です。【TMM:No2183

2014年5月29日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.たんぽぽ舎25周年記念集会

   8月31()13時より、全水道会館

   アーサービナードさん、広瀬隆さんのお話

★2.地震学者が地震に逃げられたことがある

   1998年焼岳地震の移動、連鎖反応の可能性

   「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その52

                     島村英紀(地震学者)

★3.東電福島第一原発1号機の非常用電源喪失の謎

   その本当の原因は地震か?津波か?

   伊東良徳さんのお話(元国会事故調協力調査委員)

                     柳田真(たんぽぽ舎)

★4.テント日誌5月25日(日) 続き

   経産省前テントひろば987日目 商業用原発停止252

   大飯原発訴訟判決をここ峠の茶屋からも広めたい

   豊かな国土に国民が根を下ろして生活していることが国富であり

   これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失だ

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6/1【東電行動】にご参加を!

  第9回東電本店合同抗議 東電解体!汚染水止めろ!

  柏崎刈羽原発再稼働するな!  原発再稼働は日本を滅ぼす

 

 日 時:6月1日()13時より1345

 場 所:東電本店前(JR・地下鉄新橋駅徒歩5分) 

 よびかけ:経産省前テントひろば・たんぽぽ舎

 賛同団体:東電株主代表訴訟ほか約85団体(5/29現在)

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6/1【抗議行動】にご参加を!

 川内原発再稼働やめろ!0601官邸・国会前★大抗議

 

 日時:6月1日()14時より17

 場所:首相官邸前、国会正門前

 主催:首都圏反原発連合

━━━━━━━

 

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┗■1.たんぽぽ舎25周年記念集会

 |  8月31()13時より、全水道会館

 |  アーサービナードさん、広瀬隆さんのお話

 └──── 

 

  たんぽぽ舎25周年記念集会

 

 日  時:8月31()13時開場、1330分より講演

 記念講演:アーサービナードさん

        (1967年アメリカ合衆国ミシガン州生まれ。詩人、

         俳人、随筆家、翻訳家。絵本、ラジオ出演、講演等)

      広瀬隆さん

        (1943年東京生まれ。早稲田大学卒業後、大手メーカーの

         技術者を経て執筆活動に入る。スリーマイル島原発事故

         以来、原発の危険性について警告を発し続けている。著作多数。)

 懇 親 会:17時から19時まで

 参 加 費:記念講演 当日1200円(前売りチケット1枚1000円)

      懇 親 会 2000

    名刺広告の受付もおこないます。(詳細は別途ご案内します)

 主催:たんぽぽ舎(TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

 

 

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┗■2.地震学者が地震に逃げられたことがある

 |  1998年焼岳地震の移動、連鎖反応の可能性

 |  「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その52

 └──── 島村英紀(地震学者)

 

○ 地震学者が地震に逃げられてしまったことがある。

 先週は北アルプス焼岳の地下で続いていた群発地震の話をした。

 このへんでは過去たびたび群発地震が起きた。1回前の1998年には、いまだにナゾがとけない不思議なことがあった。

 群発地震はその年の8月7日、長野県の上高地で始まった。観光シーズンの盛りの時期だった。

 上高地で始まった群発地震は西にある活火山・焼岳にしだいに近づいているように見えた。噴火の前兆かもしれない。地元に緊張が走った。

 険しい北アルプスの山岳地帯ゆえ地震観測所は離れたところにしかなかった。このため急遽、大学や気象庁の研究者が現地に向かい、上高地や焼岳で臨時に地震計を置きはじめた。

 彼らの到着が遅かったわけではない。群発地震が始まって6日目には、地震計の設置を始めていたのだ。

○ だが地震計を置き終わる前に群発地震の震源は上高地を離れて北にある穂高連峰や槍が岳の地下へ移動してしまった。10キロあまりを数日の間に動いたことになる。

 そのうえ8月16日、その活動域のいちばん北で、この群発地震で最大の地震が起きた。臨時に置いた地震計からはもっとも遠い場所だった。マグニチュード()5.4。ことし5月の群発地震での最大のMは4.5だったから、エネルギーが20倍近以上も大きな地震だった。

 それだけではなかった。鬼ごっこでもするように、9月に入ると震源は北アルプス沿いにさらに北上。県境を越えて富山県に入った。上高地からは20キロ以上も北上したのである。

○ そして、同年秋になると群発地震は県境付近で消えてしまった。まるで、臨時に置いた地震計を地震が嫌って逃げたように見える。地震学者は、いまだに何が起きたか分からない。

 ところで、この地震群が移動した速さは、1日当たり1~数キロだった。

 以前にこの連載で「移動性地殻変動」の話をした。年に20キロほどの速さで動いていった地殻変動だ。北アルプスの地下を移動していった地震群の速さも、この速さとそれほどは違わない。

 これはとても不思議な速さだ。

 地球の内部でなにかが岩をかきわけながら動いていくにしてはあまりに速すぎるし、一方、秒速数キロで走る地震断層と比べると、けた違いに遅すぎる。

○ これは、地震が起きることによって「留め金」が外れて、次の地震が起きやすくなるという連鎖反応の結果かもしれない。動いていく速さは留め金が外れた次の地震がいつまで「我慢」できるかで決まる。

 さる5月5日に相模湾の地下の太平洋プレートの深さ160キロのところでM6.2 の地震が起きた。東京・千代田区で震度5弱を記録した。

 そして8日後に同じプレートの千葉県の東京湾岸の地下80キロのところでM4.9、震度4の地震が起きた。前の地震がこの地震に連なったかもしれないのである。(5月23日『夕刊フジ』より)

 

 

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┗■4.新聞より2つ

 └──── 

 

 ◆規制委人事も安倍カラー 慎重派・島崎委員、再任されず

  政府案 元原子力学会長を提示 推進側から献金

 

 政府は二十七日、原子力規制委員会委員に田中知(さとる)東大大学院教授と石渡(いしわたり)明東北大教授を新たに充てるなど、国会同意が必要な六機関十七人の人事案を衆参両院の議院運営委員会理事会にそれぞれ提示した。原子力規制委の島崎邦彦委員長代理と大島賢三委員は九月の任期満了に伴って退任することが固まった。(中略)

 人事案は近く衆参両院の本会議で採決され、承認される見通しだ。

 原子力規制委員会の新委員の候補として、政府は田中知氏と石渡明氏を国会に提示した。人事案には、原発直下の活断層を厳しく調べてきた島崎邦彦委員長代理を外し、原発推進側と関係の深い人物を入れようという自民党の思惑が色濃く反映されている。(中略)

 日本原子力学会の元会長の田中氏は、(中略)東京電力の奨学金団体の審査委員長を務め年間五十万円超の報酬を得た。原発メーカーの日立GEニュークリア・エナジーなどから「工学研究のため」として少なくとも二〇一一年度までの四年間、毎年計百十万円の寄付を受け続けていた。(中略)

 事故後の同年十一月、経済産業省の会合で「二〇三〇年以降も一定規模で原子力を維持することが適切」「放射性廃棄物の毒性は、高速増殖炉を使うことで減少できる」と語るなど、原発や核燃料サイクルを推進する意見が目立った。

 規制委は、政治や電力会社など原発推進側の論理から独立し、必要な規制をするために設立された。推進色が濃い上に、事故対策の専門家でもない田中氏が適任なのかどうか、議論を呼びそうだ。

 一方の石渡氏は地質学が専門で、日本地質学会の会長を今月二十四日に終えたばかり。規制委が「原子炉直下に活断層あり」と結論づけた日本原子力発電敦賀原発(福井県)の断層調査の結果を、第三者の立場でチェックする専門家会合の座長も務めた。大学時代から関西電力大飯原発(同)周辺の地質を研究し続けてきた。(中略)

 ただ、地震学の重鎮とは言えず、厳しい姿勢を貫けるかどうかは未知数だ。

 (5月28日東京新聞朝刊より抜粋)

 

 

 ◆東海第2 再稼働反対の議連 超党派37人で発足

 

 県議会と県内18市町村議会の脱原発を訴える議員計37人が、超党派の「東海第2原発の再稼働に反対する県自治体議員連盟」(東海第2反対議連)を立ち上げ27日、水戸市内のホテルで発足総会を開いた。国に安全審査を申請した日本原子力発電(原電)東海第2原発(東海村白方)の再稼動阻止と廃炉を目指し、結束して活動していく。

 総会には、細谷典男(無所属)、大内久美子(共産)の両県議や水戸、ひたちなか、つくば、牛久、下妻各市などの議員が参加。代表に相沢一正東海村議を選出した。

 同議連は、東海第2の再稼働へ向けた動きの節目を捉え、原電や首長ら関係機関に抗議の申し入れを随時行うほか、報道機関を通し声明を発表して県民に訴え掛け、運動の輪を広げる狙い。(中略)

 総会の冒頭、呼び掛け人を代表してあいさつに立った相沢村議は「再稼働へ向けた動きは急速だが、逆の動きも出てきている。再稼働を認めないよう結束して行動し、住民と手を取り合って運動を進めたい」と述べた。(中略)

 同議連の立ち上げは、作家の広瀬隆氏による呼び掛けで今年3月、国に原発の安全性を問う公開質問状を出した「原発立地自治体住民連合」の取り組みに賛同する議員を中心に進められていた。(5月28日茨城新聞より抜粋)

たんぽぽ舎です。【TMM:No2182

2014年5月28日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                           転送歓迎

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★1.原子力規制委人事を原発推進者(田中知)へ変更

   安倍自民党が本音=旧体制へ逆戻り    広瀬 隆

★2.原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! 連載その4

   拡散シミュレーションによるUPZ30km

   「科学的・技術的」でなく政治的押しつけだ

   沢山の現実性のない前提をおいて30kmを我々に押しつけた

              木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

★3.川内原発再稼働やめろ! 原発ゼロで日本は大丈夫!

   6月1日()官邸・国会前☆大抗議に参加しよう!

★4.新聞より2つ

  ◆規制委人事も安倍カラー 慎重派・島崎委員、再任されず

   政府案 元原子力学会長を提示 推進側から献金

                   (5月28日東京新聞朝刊より抜粋)

  ◆東海第2 再稼働反対の議連 超党派37人で発足

                   (5月28日茨城新聞より抜粋)

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5/29()原子力規制委と院内交渉! 参加歓迎!

 川内原発再稼働阻止、規制委の姿勢と再稼働審査を問う!

日時:5月29()14時より17

場所:参議院議員会館 B108会議室

主催:再稼働阻止全国ネットワーク

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5/29()川内原発再稼働を絶対に認めない!

 経済なのか、命なのか?私たちは命を守りたい!

 私たちは東京にいてもどこにいても「川内原発再稼働反対」を訴える!

日 時:5月29()19時より21

会 場:明治大学リバティーホール

主 催:川内原発動かすな!東日本決起集会実行委員会/現代史研究会

実行委員会事務局:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎、

         再稼働阻止全国ネットワーク

問い合わせ先:070-6473-1947(経産省前テントひろば)

       03-3238-9035(たんぽぽ舎)

資料代:500

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┗■1.原子力規制委人事を原発推進者(田中知)へ変更

 |  安倍自民党が本音=旧体制へ逆戻り

 └──── 広瀬 隆

 

 原子力規制委員会の委員の田中知が候補というのは、由々しき問題です。

向こう側の反撃が予想通り原子力規制委員会の人事という形で始まりました。

原子力規制委員に田中知(さとる)だと・・・おそろしいことになりそうです。

 あの人物は、1996年2月29日に再処理工場安全性チェック検討会「主査」として安全の結論を提出した男だ。つまり阪神大震災直後に、科学技術庁と組んで、国内で最も危険な六ヶ所再処理工場のゴーサインを出した重大な犯罪者です。

 そして福島第一原発事故のあと、2011年9月12日に設立された原子力損害賠償支援機構の運営委員をつとめ、電力会社の走狗として立ち働いてきた人間です。201311月5日にその原子力損害賠償支援機構の運営委員会「委員長代理」に再任されて、福島県民の救済を遅らせ、被曝を助長してきた親分です。

 それが、新聞のどこにも書かれていません。

 

 

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┗■2.原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! 連載その4

 |  拡散シミュレーションによるUPZ30km

 |  「科学的・技術的」でなく政治的押しつけだ

 |  沢山の現実性のない前提をおいて30kmを我々に押しつけた

 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 

 原子力規制委員長は「科学的・技術的」判断をし、政治的判断をしないと何度も言っているが、規制委は実は非「科学的・技術的」でかつ政治的な提言を出して、「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全…」を脅かしている。その一つが緊急時防護措置準備区域UPZ30kmである。

 40kmも離れた飯館村への高濃度汚染、3.11直後に米国政府が80km圏外避難を指示、近藤駿一前原子力委員長の「福島第一原子力発電所の不測事態シナリオの素描」で250kmに及ぶとしこれを福井地裁が採用、各地からの風船飛ばしの結果等を見れば、UPZ30kmがあまりに狭すぎることは明らか。

 30kmとする為に規制庁が使ったのが拡散シミュレーション。2012年秋の規制委発足後間もない時期に間違ったシミュレーション結果を何度も発表したことはご記憶でしょう。何度も間違った結果を出して何度も報道させて30kmを民衆に刷り込んだのかも知れない。が、この拡散シミュレーションが曲者。

 シミュレーションは、現在のシミュレーション技術やコンピュータ能力からいくつもの前提条件を定めるが、今回使われた拡散シミュレーションモデルは、定常で、地形を考慮しない2次元モデルで、年平均評価である。すなわち、ガウスプルームモデルで、「定常で一様な風向・風速のもとで、拡散方程式を解いて濃度を求めるもの」を「年間を通じた気象条件」を参照して計算している。

 事故が起こった時にどれだけ離れた距離にまで放射性物質が到達するかを評価するのに、定常モデルで分かる訳が無い。当然飯館村への高濃度汚染は再現できなかったであろう。おまけに、毎時の風向・風速データを使うのに、基準時刻の風向は基準方向にしたまま風速データのみを各時間の値を使って評価している(規制庁防災課談)。実際には起こっていない風を使って計算している訳だ。また、米国で開発されたMACCS2コードを使っているが、起伏の激しい山国日本で地形を全く考慮していないことも欠陥だ。更に、評価基準の実効線量100Svも高すぎる。

 規制委は、沢山の現実性のない前提をおいて、もっともらしい濃度分布図を見せて、30kmを我々に押しつけた。非「科学的・技術的」で政治的だ。

 

5/29()原子力規制委と院内交渉! 参加歓迎!

 川内原発再稼働阻止、規制委の姿勢と再稼働審査を問う!

日時:5月29()14時より17

場所:参議院議員会館 B108会議室

主催:再稼働阻止全国ネットワーク

 

 

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┗■3.川内原発再稼働やめろ! 原発ゼロで日本は大丈夫!

 |  6月1日()官邸・国会前☆大抗議に参加しよう!

 └──── 

【日時】2014年6月1日()14:00から17:00

【場所】首相官邸前・国会議事堂周辺

【主催】首都圏反原発連合

 

 政府の目論む川内(せんだい)原発再稼働に対し抗議します!

全ての原発の再稼働反対!の意思を可視化し圧力をかけましょう!

現在日本は稼働中の原発ゼロの状態です。

このまま原発ゼロをキープしましょう!

 

●首相官邸前(14:00から16:00)…コールを中心に抗議します。

●国会正門前(14:00から17:00)…超党派議員、原発現地の議員、

 著名人などのスピーチや音楽で抗議します。

<登壇者>

佐藤 和良(いわき市議会議員)

井上 勝博(薩摩川内市議会議員)

今大地晴美(敦賀市議会議員)

阿部 悦子(愛媛県会議員)

井戸川克隆(元福島県双葉町長)

岩井  哲(かごしま反原発連合有志代表)

中川 喜征(北海道反原発連合)

布原 啓史(みやぎ金曜デモ)

木村  結(原発ゼロを実現する会・事務局長)

大橋  渡(ヘレン・カルディコット財団ジャパン・副代表)

鎌田  慧(さようなら原発1000万人アクション)

吉岡 達也(脱原発世界会議)

淵上 太郎(経産省前テントひろば)

柳田  真(再稼働阻止全国ネットワーク)

菅  直人(元内閣総理大臣/民主党/衆議院議員)

福島 瑞穂(社会民主党副党首/参議院議員)

小宮山泰子(生活の党/衆議院議員)

笠井あきら(日本共産党/衆議院議員)

吉良よしこ(日本共産党/参議院議員)

三宅 雪子(生活の党/元衆議院議員)

川内 博史(民主党/元衆議院議員)

水野 誠一(Think The Earth【シンクジアース】理事長/元参議院議員)

木内みどり(女優)

山川 健一(小説家/東北芸術工科大学教授)

池田香代子(ドイツ文学翻訳家/口承文芸研究家)

 

 

たんぽぽ舎です。【TMM:No2181

2014年5月27日()地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

                            転送歓迎

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★1.川内原発再稼働阻止・院内交渉集会 に参加してください 

    -規制委の姿勢と川内原発の再稼働審査を問う-

           再稼働阻止全国ネットワーク

★2.再稼働は日本を滅ぼす・連載17

     原発「安全審査」ではない。「適合審査」だ。

   NHKなどまちがい(報道)を訂正せよ

     国民世論を再稼働にもっていきたい狙い

       柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

★3.福井地裁で画期的な判決

     生存を基礎とする人格権が公法、司法を問わず、すべての法分野において、最高の価値

   関電が控訴したので裁判は続きます。高裁が安易な判断をしないように、国民的大運動が必要と思       います。

        中嶋 多恵子(福井から原発を止める裁判の会&サヨナラ原発福井ネットワーク)

★4.新聞より2つ

 ◆4市民団体合同脱原発5000人集会―7月20日松江で(59日 山陰中央新報より)

 ◆大飯判決 脱原発への一歩-金曜日の声 (5月24日 東京新聞 金曜日の声より抜粋)

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5/28【学習会】にご参加を! 

  東電福島第一原発1号機非常用電源喪失の謎-地震か津波か- 

日 時:5月28()19時より

お 話:伊東良徳弁護士(元国会事故調協力委員)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)   参加費:800

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┗■1.川内原発再稼働阻止・院内交渉集会 に参加してください 

 |    -規制委の姿勢と川内原発の再稼働審査を問う-

 |      ☆日時:2014年5月29日(木)14時~17

 └──── 再稼働阻止全国ネットワーク 

 

○私たち「再稼働阻止全国ネットワーク」は、新規制基準の施行日以来連続的にのべ9回原子力規制委員会への抗議行動を実施してきましたが、規制委は、12サイト18基の審査を110回以上も続け、3月13日には先行原発の評価成績表を出し川内原発の「審査書案」作成に着手しています。更に5月21日には高浜原発の優先審査まで方向付けしました。

イチエフ事故を踏まえていない新規制基準、地震対策も火山噴火対策もプラント評価も全く不十分なまま、また避難対策も住民理解も得られないまま、です。また、福島第一原発の放射能汚染水対策も廃炉への道も見えず、21日にはALPSが全系統停止となり、イチエフを全くコントロールできていないまま、です。原子力規制委員会の川内原発再稼働承認は認められません。

○私達は、514日に、再稼働促進組織・原子力規制委員会を糾弾するために、原子力規制委員会(六本木一丁目)のみならず全国の現地原子力規制事務所にも各地の仲間が申入れをする全国一斉抗議行動を実施した。ところが、総計14の原子力規制事務所への申入れに対して、規制委は未だに何ら回答していません。

○そこで、昨年の6月、本年の1月に引き続き、国会院内に規制委を呼び、私達の不安と怒りを伝え、規制委・規制庁の考えを知る院内交渉集会を開催します。今回は、再稼働審査に邁進する規制委の姿勢を問うとともに、特に川内原発について地震評価、火山評価、住民避難に的を絞って質問し回答を得ます。

○なお、当日は、向原祥隆さん(反原発鹿児島ネット)、広瀬隆さん、山崎久隆さん(たんぽぽ舎)にもご参加いただく予定です。

 21日の福井地裁による大飯原発の運転差し止め命令の素晴らしい判決をてこに規制委・規制庁を追求しましょう。

 是非ご参集願います。

 

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┗■2.再稼働は日本を滅ぼす・連載17

     原発「安全審査」ではない。「適合審査」だ。

 | NHKなどまちがい(報道)を訂正せよ

     国民世論を再稼働にもっていきたい狙い

 └────  柳田真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

 

1.朝のNHKテレビ(5月21)を見て、腹が立った。原発の「安全審査」は…とまちがった報道をしているから。私が自宅でとっている新聞(毎日新聞)も原発報道は「まし」だが、それでも「安全審査」の単語を使っている。まちがいだ。原発の「適合審査」がより正確な表現だ。悪名高い原子力ムラ(原子力利権共有帝国)出身の田中規制委員長も「適合性審査」といっている。当事者がそう言っているのになぜまちがった「安全審査」という報道をするのか。早く訂正せよ。

2.思うにこれは、原発の再稼働を急ぐ安倍自公政権の意をくんで、国民世論を原発再稼働へもっていきたいがため-であろう。

 私の記憶では、東京新聞が最初にまちがいを規制委員会へ質問-確認し、それ以降東京新聞等は「適合審査」を使い始めたと思う。

 規制委員会も、テレビ・新聞報道各社にすぐに訂正を申し入れるべきだ。「同じ穴のムジナ」といわれないためにも。

3.私たちも規制委員会と報道各社へ働きかけよう。あなたもどうぞ。

 

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┗■3.福井地裁で画期的な判決

  |   生存を基礎とする人格権が公法、司法を問わず、すべての法分野において、最高の価値

 |  関電が控訴したので裁判は続きます。高裁が安易な判断をしないように、国民的大運動が必要と思       います。

 └──── 中嶋 多恵子(福井から原発を止める裁判の会&サヨナラ原発福井ネットワーク)

 

521()午後3時、福井地裁の樋口英明裁判長が「・・大飯発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない」と言い渡しました。

  「勝訴」を知った瞬間です。100席ほどの傍聴席からは拍手が湧き「よっしゃ!」という声も聞こえました。私も思わず拍手しており涙が出てきました。私の前の最前列に座っていた「福井から原発を止める裁判の会」の事務局の仲間も肩を震わせていました。

○裁判所の外では、傍聴席の抽選にもれた人達が待っていました。主文が読まれると、弁護団の若い弁護士と裁判の会のメンバーが、垂れ幕(「差し止め認める」と「司法は生きていた」)を持って法廷から駈けだしました。主文が読み上げられた後、裁判所から判決要旨が弁護団に渡されました。その判決要旨を増刷りするために私は退廷したので、画期的な素晴らしい判決であることを知ったのは、記者会見場で弁護団による説明を聞いた時でした。

○私が特に感激したところは「生存を基礎とする人格権が公法、司法を問わず、すべての法分野において、最高の価値をもつ・・」・・・「人格権は憲法上の権利であり(13条、25)又人の生命を基礎とするものであるがゆえに、我が国の法制下においてはこれを超える価値を他に見出すことができない」、「原子力発電所の稼働は法的には電気を生み出すための一手段たる経済活動の自由(憲法221)に属するものであって、憲法上は人格権の中核部分よりも劣位に置かれるものである」です。個人の生命が最優先されるものだと初めに示し、原発は単に電気を作る一手段でしかない、命に対して原発は「劣位」なのだとハッキリ判断したことに感動しました。

○さらに最後の部分、「原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下して生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている」と、「(原発がCO2排出に寄与すると電力会社が述べることが)原子力発電所でひとたび深刻事故が起こった場合の環境汚染はすさまじいものであって、福島原発事故は我が国始まって以来最大の公害、環境汚染である・・」は圧巻です。魂が揺さぶられる思いです。

  憲法に則り、安心してその土地で暮らし続けられる事が何より優先されるとの判断です。ここまで一般人が読んでも理解できる判決文を書いてくれた裁判官はいたでしょうか? 勝訴集会の中で、河合弁護士は、「判決の時に泣いたのは初めてだ。今回の判決文は150%、原発裁判のバイブルになる」とおっしゃっいました。

○私は数年前に東京から福井へ転居してきました。福井に来て最初の1年間は驚きと感動の連続でした。野菜や魚介類の新鮮さと水の美味さ。また、秋には白い花を咲かせるソバ畑や、黄金色に光り輝く初夏の麦畑に見とれ、夏の稲穂の緑の絨毯に癒され、カエルの大合唱に驚きました。そこには日本伝来の瑞穂の国があり、海と山がありました。日本の伝統的な食文化を育んだ四季の移り変わりを見ながら、大地や海・山がいかに人間の生活と密接に関わっているかを実感しました。福井に来て初めて、様々な生物がいる大地と共にしか人間は生きていけないことに気づかされたのです。

 その様なことを感じていた折りに、3.11事故が起こりました。その年7月に福井の人達と脱原発の運動を始め、翌年には「裁判の会」の立ち上げに関わり始め、今日に至ります。3.11後に始まった金曜行動のパレードでは、マイクを持った時には「再稼働反対」と共に、「福井の大地を守ろう、海を守ろう、山を守ろう」と言ってきました。

  今回の福井地裁判決でも、人が生きていく為には安全に住み続けられる国土が有ることが国富だと述べているところに強く共感します。福島の人達の犠牲を無駄にしない判断をしてくれたことがとても嬉しいです。

523日の金曜パレードでは、裁判所前で「樋口裁判長ありがとうございます」とマイクで叫びました。会の名称「福井から原発を止める裁判の会」のとおり、日本の原発を止める足がかりとなる素晴らしい内容の判決が、原発銀座と言われる福井で出たことを嬉しく思います。

○当日、県外から福井地裁に駈けつけて下さった方々に、この場を借りて感謝申し上げます。有難う御座いました。

  なお、関電が控訴したので裁判は続きます。高裁が安易な判断をしないように、国民的大運動が必要と思います。

 

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┗■4.新聞より2つ

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◆4市民団体合同脱原発5000人集会―7月20日松江で

 

 島根原発の稼働阻止を訴える島根県内の4つの市民団体が7月20日、松江市内で「ひろげよう!みどりのエネルギー~さよなら島根原発!大集会」(仮称)を開く。原子力規制委員会による2号機の新規制基準の適合審査が進む中、県内の反原発集会では過去最大規模となる5千人の参加を目指す。

  2月に「エネルギー自立地域推進基本条例」の制定を県に直接請求した島根原発・エネルギー問題県民連絡会をはじめ、署名活動に賛同した「平和フォーラムしまね」「さよなら島根原発ネットワーク」「原発ゼロめざす島根の会」の4者が合同で企画した。直接請求運動でも呼びかけた脱原発依存社会づくりへの機運を盛り上げるのが目的。

 松江市学園南1丁目のくにびきメッセで開催。各地で原発稼働反対を訴える作家の鎌田慧氏や、講談師の神田香織氏のスピーチのほか同市内でのデモ行進を予定している。詳細は11日に開く実行委員会で決め、趣旨に賛同する中国地方の反原発団体などにも参加を働き掛ける。

                       59日 山陰中央新報より)

 

◆大飯判決 脱原発への一歩-金曜日の声

 

○埼玉県和光市の会社員 背黒文宏さん(48) 原発推進への抗議の意思表示なら自分にもできると思い、ほぼ毎週来ている。事故前、原発に関心を持たなかった自省もある。政府はデモの声、司法の判断を正面から受け止めるべきだ。

○東京都品川区の無職 杉中正子さん(68) 広島の原爆投下の翌日に隣県の山口県柳井市で生まれた。原爆の話を聞いて育ち核兵器を許してはいけないと思い続けてきた。核開発につながる原発も絶対だめだと声を上げ続けたい。

       

         (5月24日 東京新聞 金曜日の声より抜粋)

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┗■3.金曜行動には「鳴り物」と「光り物」が必需品

 |  5/23金曜官邸前行動(103)に参加して

 └──── 小山芳樹(たんぽぽ舎ボランティア)

 

○ 久しぶりの金曜行動参加。この日もメールマガジン「地震と原発事故情報」の発信担当のため原稿を整理していたので、「経産省前テントひろば」に到着したのは、1725分頃でした。「事故情報」の発信は、金曜行動終了後、たんぽぽ舎に戻ってからにする。

 この日の私の担当場所は、「財務省上」交差点の一角、先輩スタッフに連れられて移動する。コーナーにシートを広げ(通行の邪魔にならないよう)、6月に行く「九州川内原発再稼働反対」の激励を書く大きめの紙を置く。金曜行動参加者に一言書いてもらえるようマジックインキなども用意する。シートの上にいくつか発光ダイオードの「光り物」を置く。

○ もう1つ、このコーナーの目玉は、7種類になった「ハガキ」運動。川内原発再稼働反対や、「経産省前テントひろば」を守ろう、泉田新潟県知事を応援しようなどの内容。

 「ハガキ」は、電力会社や経産省、立地の自治体などに宛て、個人の意見を直接、届けることができ集会などに参加できない方でも関われる取り組みなので数多くの方がハガキを出しているとのこと。

○ 国会正門前や、官邸前など他のコーナーも見学・参加する時間をもらった。新聞に載った金曜行動の写真は、この場所・この角度で撮影したのかと確認できた。

 それにしても、参加者一人一人の創意工夫による「鳴り物」や「光り物」には、ほんとに感心させられる。次回は、自分でも何か「光り物」を工夫しようという意欲をかき立てられる。

 「財務省上」交差点のもう一つの一角では、ドラムと管楽器の伴奏付きのナマ「ドンパン節」を体験できました。感激!

 

 

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┗■4.新聞より2つ

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 ◆原発比率1% 13年度発電構成比

 

 電気事業連合会が23日発表した2013年度の電源別の発電電力量構成比によると、電力10社(他社受電分を含む)合計の発電電力量9397億キロワット時のうち原子力は1・0%で、12年度の1・7%を下回り過去最低を更新した。(中略)

 一方、火力発電は過去最高だった12年度と同じ88・3%だった。太陽光や風力、地熱発電などは、0・6ポイント増の2・2%に拡大した。

(5月24日東京新聞朝刊より抜粋)

 

 

 ◆判決「常識的で良かった」 小泉・細川両氏 エネ法人初会合

 

 小泉純一郎、細川護熙両元首相らが脱原発を目指して設立した一般社団法人「自然エネルギー推進会議」の会合が二十三日、都内で開かれた。小泉氏は会合後、関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じた福井地裁判決について、記者団に「常識的で良かった」と評価した。(中略)

 細川氏は「司法からも原発の安全性を疑問視する意見が出た。当然、国や電力会社は尊重するべきだ」と話した。

 推進会議は、今後は二週間に一回のペースで会合と視察を行うことを決めた。小泉、細川両氏も参加する。

 細川氏をめぐっては、体調不良で推進会議の活動を休止するとの一部報道があったが、細川氏は記者団に「(体調は)大丈夫だ」と述べた。

  (5月24日東京新聞朝刊より抜粋)

 

 

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┗■5.テント日誌5月25日(日)

 |  経産省前テントひろば987日目 商業用原発停止252

 |  テントの日常-道案内や雀さんへ餌をあげたり…

 └────

 

○ 晴れ時々曇りで午前中は過ごしやすかったが、午後になって蒸し暑くなって今年初めてテントで蚊に指された。3年目の夏これからそろそろ虫対策が必要になりそう。

 昼過ぎ自転車でやって来た方、美味しんぼ読書コーナーを見て、Kさんに美味しんぼはどうなの?と話しかけてきたので、彼女が鼻血のことなど、たんぽぽ舎のチラシにあった槌田先生の解説を示して説明したら…

 東海村のJCOの事故の時、あの近くに親類が住んでいたけど、東海村の住民は多かれ少なかれ原発関連の仕事をしているからなぁ…仕事がなくなっては困る人が多いんだろうね。他に産業もないし人口は減るばかり。市町村合併で小中学校は統合され、子どもたちはタクシーで通学。一台のタクシーに一学年が乗れてしまうくらい子どもの数も減ってしまった…。これには少女誘拐事件が影響したせいもあるとか色々話してしまいにはメール遠隔操作事件の犯人が近所に住んでいたとのことなどなど長々と話していかれた様だ。

○ 他には訪れる人もなく静かな日曜日、虎ノ門はどっちですか?近くにコンビにはありますか?などなど経産省前交番の様でもあったけれど…

 数は少なくなったが、足元までやって来て餌をねだるすずめさんたちに癒される。

 小雀は頬のあたりがまだ茶色のままと言うことを教えてもらって観察し、やっと少し見分けがつくようになった。毎日来てくださるSさん、そしてHさんも現れたので3時過ぎにテントを離れた。(I・K)
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