NUCLEAIRE
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆3年経った。まだ賠償逃れを続けるのか?
6.26東電株主総会アクション
6月26日(木)9時~東京国際フォーラムホールA付近(東京駅丸の内南口出口)
よびかけ:東電前アクション!
3・11事故から3回めの東京電力株主総会がやってきます。誠意ある償いを怠り続ける東京電力に対し、私たち「東電前アクション!」は今年も抗議行動を行います。
私たちは以下の加害責任を追及します。
・被害者への賠償責任。さらに、賠償を遅延させていることへの責任。
・被ばく労働者を生み出していることの責任。
・地球環境を放射能汚染し続けていることの責任。
取材も予想されます。多くのアピールを求めています。
ぜひともご参加をお願いします!
詳細はhttp://antitepco.ldblog.jp/archives/38799473.html
◆6/29「国策による原発と国策での戦争の共通項を考える」
講師:山本宗補さん(フォトジャーナリスト)
日時:6月29日(日)14:00から16:30(開場13:30)予約不要 資料代:100円
場所:柳沢公民館 視聴覚室(西武新宿線、西武柳沢駅南口徒歩1分)
主催:原発はいらない西東京集会実行委員会
連絡先・谷川(090-7832-2524)
同時に写真展も開催
日時:6月24日~6月30日
場所:柳沢公民館1階ロビー 無料
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┗■4.新聞より
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◆川内原発再稼働は秋以降 電力需給西日本で厳しく
高浜など「第2陣」審査に影響 九電が申請書再提出
九州電力は24日、川内原子力発電所1、2号機(鹿児島県)の再稼働の前提になる審査の申請書を原子力規制委員会に再提出した。申請書の記載ミスで時間を費やしたことが響き、再稼働は秋以降にずれ込むのが確実。1965年以来ほぼ半世紀ぶりに電力需要が最も多い8月に国内で原発が1基も動かないことになり、原発依存度が高い西日本で特に需給は厳しくなる。
たんぽぽ舎です。【TMM:No2208】
2014年6月25日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.東京電力福島第一原発の憂慮すべき現実 (上)
規制委員人事案に見る福島への悪影響
凍土壁の問題点 山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.スクープ!東電がヒタ隠す広野火力発電所の高線量放射能汚染
年間170ミリシーベルトにもなる汚染物の存在
原発事故の放射性物質が広野火力発電所まで飛来したことが原因
(週刊朝日2014年6月27日号より抜粋)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆3年経った。まだ賠償逃れを続けるのか?
6.26東電株主総会アクション
場所:東京国際フォーラムホールA付近
◆6/29「国策による原発と国策での戦争の共通項を考える」
講師:山本宗補さん(フォトジャーナリスト)
場所:柳沢公民館 視聴覚室
★4.新聞より
◆川内原発再稼働は秋以降 電力需給西日本で厳しく
高浜など「第2陣」審査に影響 九電が申請書再提出
(6月25日日本経済新聞より抜粋)
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※6/26【学習会】にご参加を! 参加歓迎!
槌田ゼミ新シリーズ 福島原発事故基本講座第3回
「原子炉安全確保のためのDBA思想の破たん」
DBA:Design Basis Accident=設計基準事故
お 話:槌田敦さん(元理化学研究所員、元名城大学教授)
日 時:6月26日(木)19:00より
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.東京電力福島第一原発の憂慮すべき現実 (上)
| 規制委員人事案に見る福島への悪影響
| 凍土壁の問題点
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
汚染水(トリチウム)とサブドレン再稼働
2013年8月21日、ある報告書がひっそりと原子力学会から出された。
その内容は『福島第一原発の滞留水循環冷却で発生する汚染水で、課題となっているトリチウム処理に関する対応策』というものだ。原子力学会が出すからとても画期的と思いきや、『海洋希釈放出が「現実的」』などと陳腐なものだった。それが理由か、あまりニュースにもならなかったが、これをまとめたのは『日本原子力学会・福島発電所事故調査委員会』その委員長が田中知(さとる)東京大学教授だった。
現在、汚染推対策については規制庁も東電の打ち出す方式に問題が無いとはしていない。特に凍土方式遮水壁(いわゆる凍土壁)については、着工を「黙認」はしているが「認可」しているわけではないという中途半端な状態だ。
東電に対して20数項目にわたる質問を出し、一定の回答はあったものの、信頼性が確保できるかなど課題はまだ多いと見ているようだ。
その中心にいるのが更田委員だが、田中知教授が入ることでトリチウム汚染水が大量放出される危機が迫っている。
もともと規制委員会も「基準以内の水は放出してもかまわない」というスタンスではある。しかし「放出水が本当に基準内であるのか、もし基準を超える放出が起きそうな事態になったらどうやって止めるのか」などの安全対策に重大な欠陥がある福島現地の状態では、簡単に放出を認められない事情があった。
福島で起きている危機を代表するかのようなタンクからの汚染水漏れ、大雨が降ったら簡単に決壊する堰、今も3年前の原発汚染水が溜まっているトレンチが何時破損するか分からない4m盤の惨状、こういったこと一つ一つをとっても、基準内であることを「担保不能」な現場の実態を知るにつけ「基準以内の水」であると確認する術があるのかどうか不安になるのは当然である。
しかし新しい規制委員は、おそらくそんなこと知ったことではないのだろう。
自ら主張してきた「基準に達しない水」は、東電に対して「排出せよ」と言い出すに違いない。
この場合、トリチウムの排水中法定基準は「1リットルあたり6万ベクレル」である。
しかし東電は、これを十分達成するための「安全率」的な下駄を履かせ、「1リットルあたり1500ベクレル」と四十分の一の自主基準を設けた。これに基づき地下水バイパスは5月21日から反対の声を押し切って実施されているが、田中委員は、これにどのような意見を出していくかが大きな問題だ。
そして東電の汚染水対策のうち、もう一つ重要な設備の再開がある。
それは「サブドレン再稼働」である。
1~4号機周辺には約60本の井戸が掘られており、3.11以前にはフル稼働で日量850トンの地下水を汲み上げて放出していた。しかし地震と津波で壊滅的打撃を受け、今に至るも稼働不能状態である。この井戸が動かないため、原発周辺の地下水は、以前は地上から12m以上の深さ(おおむね原子炉建屋の最底部)に止まっていたのに、今では地表に溢れんばかりになっている。
この地下水を食い止めるために凍土方式遮水壁が建設されているのだが、サブドレンが働くことで、さらに地下水を下げることが出来、建屋内部の汚染水を抜く作業に着手できるという計画だ。
問題は、汲み上げた水をどうするのかだが、原発から数百メートル離れた上流部分で汲み上げているパイパス地下水と異なり、原発の間際で汲み上げれば当然原子炉建屋やタービン建屋内の汚染水も吸い出すことになる。この中には高濃度の放射能を含むと考えられるが、セシウムなどは現在建設中の別の処理建屋で取り除く計画だ。ALPS2号のような設備なのだろうと思われる。
しかしトリチウムは除けない。そのため、現在のところ東電はサブドレン水をどうするかを「未定」としている。だがタンクの増設計画を見る限り「サブドレン水用の貯水タンク」が建設されるようには見て取れない。
結局またしても、汚染水の海洋放出になってしまうのではないかと強く危惧するが、それを後押ししそうなのが、新たに委員に就任した田中知氏である。
福島第一の今後にとっても、とんでもない人事になっているのではないだろうか。(下につづく)
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┗■2.スクープ!東電がヒタ隠す広野火力発電所の高線量放射能汚染
| 年間170ミリシーベルトにもなる汚染物の存在
| 原発事故の放射性物質が広野火力発電所まで飛来したことが原因
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東京電力福島第一原発から21キロ先にある広野火力発電所の一部が高線量放射能で汚染されていた実態が本誌の取材で明らかになった。東電はこれまで事実をヒタ隠しにしてきたが、本誌は内部文書を入手。そこには、年間170ミリシーベルトにもなる汚染物の存在が記されていた。ジャーナリストの今西憲之氏と本誌記者・小泉耕平がリポートする。
○ 東京電力幹部は苦悩の表情でこう告白した。
「原発から20キロメートル圏外に高線量の廃棄物がある事実を、国民に知らせない。国から税金を投入されているうちの会社は、政府が打ち出す住民の帰還に影響することを危惧しているようです。これでいいのか……」
そしてこの幹部は、裏付け資料として複数の東電内部文書を筆者に示した。
その一つは、<高線量廃棄物等の保管方法について>と題されたもので、今年4月に作成されていた。その中には今まで公表されていない驚くべき新事実が記されていた。
<現在、広野火力発電所には構外へ搬出できない高線量廃棄物等があることから、構内での保管方法について、添付資料のとおり実施するよう、関係箇所への周知徹底宜しくお願いします>
原発ではなく火力発電所構内に、高線量の廃棄物が保管されている―。一体、どういうことなのか。
資料にある東電の広野火力発電所は、福島県広野町の北端に位置する。総出力は440万キロワットにのぼる。福島第一原発からは、南に約21キロの地点にあり、事故後、原発から半径20キロ圏内に設定された「警戒区域」(現在は避難指示区域)のわずかに外側だ。すぐ西には、原発の事故収束作業の拠点であるJヴィレッジがある。
○ なぜ、高線量廃棄物が存在するのか。資料には、顛末がこう書かれていた。
<福島第一原子力発電所より放出された放射線の影響で「広野火力発電所第6号機増設工事のうち発電所本館建物及び機械台基礎他新設工事他2件」にて使用していた資材(ネット・シート類)及び廃材等の線量が0.5μSv(マイクロシーベルト)/h以上となりました>
原発事故の放射性物質が、広野火力発電所まで飛来したことが原因だった。
資料を読み進めると、発見された高線量廃棄物の処理に難渋した様子がうかがえる。
<リース業者や産廃業者より、0.5μSv/h以上となった資材及び廃材(以下汚染物という)については、その受入れを拒否されました>
<受入れ拒否となった汚染物については、平成25年1月頃、広野火力発電所の建築グループ殿のご指示により構内の南門駐車場エリア等に大型土のう袋に入れて、仮置きすることとなりました>
処分できない高線量廃棄物は、東電の指示で、工事を請け負ったゼネコンが構内で保管することになった。資料には保管場所や容積、放射線量など詳細が記されていた。
<台上モータープール南側約16立方m、ネット等 0.8~19.3μSv/h>
<南門駐車場南側裏約84立方m、ネット・廃プラスチック等0.7~0.9μSv/h>
<南門駐車場南側手前 約10立方m ネット等 0.5~0.7μSv/h>
合計すると約110立方メートルと、かなりの分量である。
国による除染作業が空間線量で毎時0.23マイクロシーベルト以下を目標に実施されていることを考えると、全体的に高い。
○ 注目すべきは、毎時19.3マイクロシーベルトという値だ。年間に直すと約170ミリシーベルトにもなる。国際放射線防護委員会(ICRP)の見解によると、被ばく量が100ミリシーベルトを超えるとがんになるリスクが増えるとされ、原発作業員でも年間被ばく量の上限は20ミリシーベルトに制限されている。いかに高い数値かがわかるだろう。
この火力発電所がある広野町全域は、福島第一原発から20~30キロ圏内にあるため、大量の放射性物質の放出などに備え、屋内退避や避難の準備をしておくよう求められた「緊急時避難準備区域」に指定されていた(2011年9月に解除)。
だが、今回、内部資料で発覚した数値からは、一部で深刻な汚染があったことがうかがえる。
「原発事故からかなり時間が経った後に計測して、この数値です。事故直後なら、より高かったはず」(前出の東電幹部)
○ 京大原子炉実験所の小出裕章助教がこう語る。
「事故直後は北風が吹いていたので、南側の浜通り一帯がかなり汚染されたと思われます。広野火力発電所は原発からの距離も近く、これくらいの数値が出ても不思議ではありません」
(後略)(週刊朝日2014年6月27日号より抜粋)
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┗■3.新聞より3つ
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◆ 環境相が「金目」発言謝罪 福島県民不信消えず
東京電力福島第一原発事故で発生した汚染土を保管する中間貯蔵施設建設に関し、石原伸晃環境相が「最後は金目でしょ」と発言した問題で、石原氏は23日、建設候補地の福島県大熊、双葉両町の役場と県庁を訪れ、両町長と佐藤雄平知事に謝罪した。しかし、「こんな謝罪じゃけじめにならない」などと県民の反発は根強く、来年1月に予定する搬入計画の先行きは不透明だ。 (中略)
この日の石原氏の謝罪に対し、同県飯舘村から福島市内に避難している主婦高橋富士子さん(57)は「東京に住んでいる大臣には、事故から3年以上も仮の家に住んでいる苦しみは分からない。人ごとだから金ですめばいいと思っている」と指摘。「本当に贖罪の気持ちがあるなら仮設住宅に住んで思いを共にすべきだ」と訴えた。
同市内の飲食店に勤める同県二本松市の主婦(60)は「責任をとるというのは辞めること。やじ発言問題も含め、市民の傷みを思いやれなくなっているのは石原さん含め安倍政権全体だと思う」と話していた。
(6月24日東京新聞より抜粋)
◆ 環境白書 原発事故は二の次か
環境技術と金融の推進による経済成長が今年の環境白書のテーマという。原発事故の後始末を最優先させるべき環境行政までが、政権の掲げる成長戦略にのみ込まれていくようで、気にかかる。
違和感がつきまとう。
「我が国が歩むグリーン経済の道」。ことしの環境白書のテーマである。
(中略)
白書は、役所の姿勢を示す。安倍政権が進める成長戦略の一翼をどう担うかが、環境省にとっても最大の関心事ということなのか。
一方で、福島第一原発事故に関する記述が目立たなくなる。 (中略)
ところが今回の目次には「原発」の文字がほとんど見当たらない。
この変化は何を示すのか。
環境省は、除染や放射性物質の処理など、原発事故の後始末の重要な部分を担っている。
しかし、白書によると、ことし二月時点の国直轄除染の実施率は、福島県浪江町の宅地で0・1%、富岡町の農地で0・2%、双葉町にいたっては、実施計画すら策定されていない。 (中略)
原発事故から3年3カ月。被曝(ひばく)のリスク評価は定まらず、依然として国全体を不安が覆っているようだ。避難指示が解除されても、多くの人が帰るに帰れない。
省として真っ先に発信すべきは今もなお、原発事故の危険や不安から国民を解き放つ、意欲と道筋なのではないか。 (中略)
環境と経済の両立も大事な仕事には違いない。だが、経済の逸脱を監視、是正する役割は、それ以上に重いのではないか。
国民と自然を守るのが、今も第一の使命のはずである。
(6月24日東京新聞社説より抜粋)
◆ 原燃、再処理工場 10月の完成困難に
日本原燃は、青森県六ヶ所村の使用済み核燃料再処理工場を報道関係者に公開した。原燃は再処理工場の完成時期をことし10月としているが、原子力規制委員会の審査で準備不足が厳しく批判される事態となっており、予定通りの完成は困難な状況だ。再処理工場はこれまで、高レベル放射性廃液をガラスと混ぜる溶融炉でトラブルが頻発。完成時期を21回延期し、昨年5月にようやく試運転を終えた。(中略)
しかし規制委の審査は難航している。原燃は1月に審査を申請し、当初は6月前後の合格を見込んでいた。だが今月19日の審査会合で「不十分な内容で申請し、指摘を受けて修正しようとするやり方は極めておかしい」と批判が噴出。規制委に促されて実施中の断層の追加調査も終了のめどは立たず、審査は長期化の可能性が高まっている。
基準地震動の引き上げに追い込まれれば新たな耐震工事が必要となり、完成はさらに遠のく。
(6月22日東京新聞より抜粋)
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┗■4.テント日誌6月22日(日)
| 梅雨の谷間の涼しく爽やかなテント
| 経産省前テントひろば1016日 商業用原発停止277日
└──── (I・K)
○夜中から降り続く雨でちょっと涼しく、数日続いた暑さから逃れられホッと一息。当番のMさんやKさんが現れて泊まり開けの人たちが安心して帰られた。
暫らくして休日に時々座ってくださる群馬の人が今日は車で来たのでと水の入ったダンボールを抱えてやってきた。嬉しいカンパだ。彼は九州玄海町町長選挙のことを心配していた。
なぜなら立候補予定者が二人とも原発推進でしかも交付金をどう使うかが争点になっていると。7月29日告示で8月3日投票だとか、原発反対の人を立てなくては駄目だろうと言う。おっしゃるとおりだけれど、私たちに何が出来るだろう!
○相変わらずテントは臨時交番状態で道を聞かれることが多い。最近は虎ノ門ヒルズはどっちですかと良く聞かれる。珍し物好きがいるのでしょうね。
昼過ぎ雨が小降りになったので傘をさして座っていると、警官が来て右翼の街宣が大挙してくるのでテントの中に入っているようにと指示された。仕方なくテントで鹿児島に行ったKさんから交流会の話など聞いてじっとしていたが、なかなかやって来ない。第2テントで函館市大間原発裁判の報告会打ち合わせをしていると大音響が聞こえてきた。何台くらい来たのか判らないが、短時間で通り過ぎテントに実害はなく良かった。
夕方雨が上がり薄日が差してきた頃、Hさん、Sさんが来たので私とTさんはテントを去った。
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☆雨があがって爽やかな日曜の夜。
ワインとフランスパンとゆで卵と差入れでイチエフ事故論議。
脱原発を実現してテントをたためる日が待ち遠しい。(K.M)
○Fさんは、3号機で核爆発が起こったことを強調し、そのことをひた隠しにする当局とそのことを認めない人たちへの失望感を隠さない。もし核爆発ならば、軽水炉の安全性を全面的に見直さないといけない。それを避けるために「原子力ムラ」がイチエフ事故原因究明をしない、地震による配管破断の追及と同様に。報告書案待ちで半年間も中断している「東京電力福島第一原子力発電所における事故の分析に係る検討会」では3号機核爆発について確認されたのであろうか。
○一眠りして目覚めると経産省、外務省、農水省などどこも真っ暗、交差点から十個以上も見える地下鉄入口の電気だけが明るい。それでも、財務省の前だけは数台のタクシーが客待ちしている。だんだん明るくなってきて早い夜明け、湿度も低く爽やかだ。沢山の雀もピーピー鳴いている。日比谷公園も緑が深く赤のハイビスカス(?)が映える。早朝出勤のビル掃除のおばさんたちの「おはようさん、がんばってね。」が元気をくれる。
○テント開設千日を過ぎたが、週に一度の泊当番はそのうちの7分の1はここに半日以上滞在している。ということは140日以上だ。平日だけ霞ヶ関のビル内で仕事をしている人たちと比べても、我々とどちらが霞ヶ関の住人と言えるか分からないかも。そういえば、地下鉄やコンビニや食いもの屋さんがとても親切で、今やいいご近所さんだ。脱原発を実現してテントをたためる日が待ち遠しい。
たんぽぽ舎です。【TMM:No2207】
2014年6月24日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.放射線科学-3つのまちがい
6月10日に「スペースたんぽぽ」で行われた「子どもの痛みをなくす
調査プロジェクト」第5回報告会での講演内容を紹介
小若順一(食品と暮らしの安全基金代表)
★2.1年以上も傍聴を拒んで私の知る権利を奪う強圧組織=規制委員会のひどさ
規制委は「新規制基準」確定時の私の抗議を理由に、1年間も私を締め出しているのだ。
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その8
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.新聞より3つ
◆環境相が「金目」発言謝罪 福島県民不信消えず (6月24日東京新聞より抜粋)
◆環境白書 原発事故は二の次か (6月24日東京新聞社説より抜粋)
◆原燃、再処理工場 10月の完成困難に (6月22日東京新聞より抜粋)
★4.テント日誌6月22日(日)
梅雨の谷間の涼しく爽やかなテント
経産省前テントひろば1016日 商業用原発停止277日
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※永遠に原発ゼロに! 再稼働反対!
6/27(金)第107回首相官邸前・国会議事堂周辺抗議にご参加を!
日時:6月27日(金)18:00~20:00
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
○たんぽぽ舎はいつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの作業、たんぽぽ舎16:20出発、17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時間の抗議コール。17:15「経産省前テントひろば」集合。
1~5班にわかれて17:30官邸前へ、国会前へ出発。20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。参加歓迎!
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┗■1.放射線科学-3つのまちがい
| 6月10日に「スペースたんぽぽ」で行われた「子どもの痛みをなくす
| 調査プロジェクト」第5回報告会での講演内容を紹介
└──── 小若順一(食品と暮らしの安全基金代表)
○「放射線科学―3つの間違い」
私は昨年までのウクライナ現地調査で、「非汚染地域」でも頭痛が出ていることを発見していた。
7割以上の子どもに頭痛が出ている村の食事は1.1ベクレル/kgだった。
この村に昨年5月、化学肥料を提供して、食事中のセシウム137を減らし、今年2月に再び、自覚症状を調べると、化学肥料を使った家庭では頭痛が減っており、使っていない家庭は頭痛が減っていなかった。
したがって、1.1ベクレル/kgの食事で頭痛が出ていたことが確認された。
それより線量の高い食事では、足痛、めまいも出ていたことが確認できた。
関東地方の土壌中の放射性セシウムは、100-1000ベクレル/kgだが、自覚症状を調査しているウクライナの村の土壌は、7―8ベクレル/kg。
日本の方がはるかに汚染度が高いから、岩手から関東までは、さまざまな自覚症状がすでに出ているのに、気づいていないと考えられる。
○驚くほど低い汚染で、さまざまな症状が出ていたから、放射線の科学が、次の3点で間違っていたことがわかった。
(1) 放射線の危険性は、ガン死を調べて評価しているのに、「健康影響なし」と表現するのは間違っている。ガン死が確実に出ているかどうかの論争では、ガン死しかわからない。
(2) 食品汚染のシーベルト計算は間違っている。
臓器と細胞を「均一」として、内部被曝の影響を計算する。しかし、ボトルに入った清涼飲料のように、臓器や細胞の中身が均一になっているわけがない。
(3) 内部被曝した放射能が、遺伝子からどの距離にあるかを無視している。放射線(ガンマー線)が当たる確率は、遺伝子からの距離の2乗に反比例して小さくなる。
遺伝子DNAの「糸」は直径2nm(10億分の2m)で、細胞の直径は、その数万倍。
遺伝子の内部や、遺伝子が巻き付いたヒストンというタンパクから出る放射線と、
隣の細胞から出た放射線が、遺伝子に当たる確率を模式化すると、1万×1万→1億分の1。
隣の細胞から出た放射線ですら、遺伝子に当たる確率は、外部被曝と大差なくなる。重要なことは、細胞内のどこに放射能があるかだ。
○この3つが間違っているから、「50歳以上の人は、基準以下の汚染食品を食べても影響はない」という常識も間違っていた。
やっと歩けている老人が、放射線で筋肉を傷けられると、歩けなくなる。脳も同様で、記憶力が悪くなっているのに、脳細胞が多く傷つくと、認知症のような症状が出る。
忘れることでミスが増えるので、気分が落ち込み、鬱状態から鬱病にもなる。
食品による内部被曝を間違って計算しているから、安全なはずの基準の、その1万分の1で、7割の子どもに頭痛が出ていたわけだ。
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┗■2.1年以上も傍聴を拒んで私の知る権利を奪う強圧組織=規制委員会のひどさ
| 規制委は「新規制基準」確定時の私の抗議を理由に、1年間も私を締め出しているのだ。
| 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その8
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
○6月19日(木)夜8時に規制庁から私に電話が入った。20日(金)の地震・津波の審査会合の傍聴OKのメールをもらっていたのだが、電話は広報からで、私の傍聴はお受けできない、であった。
実は、私は既に一年間規制委の総ての会議の傍聴を拒絶され続けている。メールで傍聴を申込み、「原子力規制委員会の傍聴登録をいただきましたが、傍聴をお受けできません。」の応答メールを何十通も受け取っている。
私が何をしたかって? 少なくとも都議会議員のようにセクハラ発言をした訳ではない。規制委傍聴で最初に追い出されたのは、2013年4月3日に多くのパブコメ反対意見を無視して「新安全基準骨子案」を決定した時に抗議の不規則発言をした時だ。その後、6月19日の「新規制基準」確定時には、多くの傍聴者が抗議の声を上げる中、3人の規制庁職員に包囲された私が再び追い出された。そう、規制委は「新規制基準」確定時の私の抗議を理由に、1年間も私を締め出しているのだ。
○実は、私は傍聴時の不規則発言で議事進行に寄与したことが何度もある。文科省の放射能モニタリングや保安院のストレステスト意見聴取会や内閣府の原子力委員会等では、座長または関係委員が私の不規則発言に答えてくれ、会議を引き締めた(と自認している)。
それでも、私は正当な不規則発言で何度も傍聴席から追い出された。文科省の「損害賠償審査会」、保安院のストレステスト意見聴取会、原子力安全委員会等で。が、係りの指示に抵抗せずに外に出れば、傍聴できないのはその日だけで次回以降の傍聴は認められた。一年も傍聴を許さないのは原子力規制委員会だけだ。
○わざわざ夜遅くに自宅に電話してきてまで一年以上も素直な(?)「国民」の傍聴を拒絶する組織、これが原子力規制委員会だ。日本の及び世界の「原子力マフィア」の意向に従って、イチエフ事故の原因究明も検証も収束も放射能汚染水対策もないがしろにして、既存原発の再稼働を推進する組織だからこそ、私の傍聴を長期間妨害するのだ。
○なお、「最後は金目でしょう」を撤回しない石原大臣のもと、原子力規制委員会を外局とし、除染に失敗して被ばく量を空間線量でなく個人被ばく量にするなど地球環境を放射能汚染から守ることを放棄した環境省も、「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」でも、不規則発言を理由に数名を数回にわたって傍聴を拒否している。不当だ!
たんぽぽ舎です。【TMM:No2206】
2014年6月23日(月)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「短信」を作りました(第1回) 柳田真
★2.いよいよ被告・東電を法廷に引きずり出す日が近づいています
―公判は短時間で終わりましたが重要な前進でした
6月19日東電株主代表訴訟第11回口頭弁論を傍聴して
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.官邸前は人々の怒りに満ちていた
『安倍総理辞めろ!石原環境相は大臣辞めろ!議員辞めろ!』
6月20日(金)第106回首相官邸前抗議
富なき労働(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.テント日誌6月20日(金)
希望の牧場の吉沢さんが牛とともに登場した
経産省前テントひろば1014日 商業用原発停止275日
(I・K)
★5.新聞より
◆福島第一 汚染水との闘い正念場 作業員倍増 線量依然高く
(6月22日茨城新聞より抜粋)
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※6/24(火)学習会にご参加を!
核の廃絶を目指して 9回シリーズの第3弾
講 師:李 大洙(い です)さん(アジアの平和市民ネットワーク運営委員長)
「脱原子力、世界平和のためのアジア市民の役割」
日 時:6月24日(火)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(学生400円)
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┗■1.「短信」を作りました(第1回)
└──── 柳田真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
▲目的 この頃、メールマガジンの記事が多い。載せきれない。そこで1項目100から140文字位で(ツイッター並みで)、メルマガでは洩れるニュースや記事を収録したいという目的で「短信」欄を新設。随時掲載。投稿も歓迎です。
▲おしどりマコ・ケンさんの話が好評。
6月19日(木)スペースたんぽぽで盛況に開催。原発事故に関する国際会議が3月ドイツで開かれ、そこへ招かれたお二人の見聞報告。政治に敏感なドイツの若者。よく勉強し、不正に怒りをもち、かつ、実力行動で立ち上がっているさまがユニークに報告され、笑わせつつ聞かせた内容。(後日、報告文を掲載します。)
▲東電がヒタ隠す広野火力発電所の高線量放射能汚染-スクープ内部文書を独占入手(週刊朝日6月27日号)
東電福島第一原発から21キロ先の広野火力発電所の一部がなぜ高濃度汚染されたか?東電はなぜヒタ隠しか。
その秘密に迫る。(近日号のメルマガで要旨を紹介します。)
▲九州電力川内原発の再稼働阻止をめざして、7月と8月と9月の3回(三波)、北海道から九州まで全国で行動を行おうと九州での全国相談会で話し合った。
それに基づき、東京は7月9日(水)昼、規制庁前で川内原発優先審査やめろ、福島の汚染水対策に全力で取り組め、の行動を起こす。
-再稼働阻止全国ネットワークの主催。
▲一人で参加する自発的な人が少なくない。-金曜行動の特色。
毎週金曜日の官邸前抗議行動に参加して思うことは、組織に属さず、一人で自発的に参加している男・女がかなりの数で居る-ということだ。自主的参加であり、かなりの人が自分で作ったプラカードや鳴り物を持参してきている。また、自分で作ったビラを配布している人も珍しくない。労働組合などの集団行動になれてきた自分自身にとってはこういう自発的個人の大量発生は珍しくうつる。日本の民主主義も捨てたものでない!
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┗■2.いよいよ被告・東電を法廷に引きずり出す日が近づいています
| ―公判は短時間で終わりましたが重要な前進でした
| 6月19日東電株主代表訴訟第11回口頭弁論を傍聴して
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
○ 前回4月17日第10回口頭弁論において、原告から出された主張に対し、被告側から反論が書面で出されました。原告の主張は「歴代東電株主は想定を超える地震・津波の可能性制を十分知っていながら必要な対策を何も取らなかった!」というものです。
被告の反論は、「地震・津波の予見可能性は具体性を欠くもので、具体的対策をとる義務はなかった」というものです。
それに対し、河合弁護士は「地震・津波の予見に正確な年月日の予想などあるはずがなく、被告の主張が正しければ、永久に研究だけ継続すればよいことになる。どの程度の具体性があれば、対策をとるというのかはっきり述べよ」と反論した。これに対し次回被告側からの返答があるはずです。
○ さらに原告は、先日の大飯原発差止め判決は原告の主張を裏付ける内容であるので、証拠として要約を提出しました。それに対し裁判長から判決全文を提出するよう要求がありました。「原発事故はいったん起これば膨大な被害が予想されるものゆえ、国民の生命にかかわる人格権を守るために、それに見合った対策が求められる」という判決はこの裁判にも通用するものです。
○ 次回第11回口頭弁論は、7月31日(木)です。是非傍聴してください。
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┗■3.官邸前は人々の怒りに満ちていた
| 『安倍総理辞めろ!石原環境相は大臣辞めろ!議員辞めろ!』
| 6月20日(金)第106回首相官邸前抗議
└──── 富なき労働(たんぽぽ舎ボランティア)
○石原環境相の『最後は金目でしょ』発言に対し、双葉町から避難されている女性のスピーチ。金なんかいらない!故郷を返せ!
○オーストラリアでウラン採掘に反対する女性のスピーチ。
日本はオーストラリアから最も多くウランを買っています。でもオーストラリアは原発を持っていません。ずるいですね。先住民は3万年前からウランは危険と知っていました。地面を掘ると巨大な蟻が出てきて世界を滅ぼすと。官邸前の貴方たちは私達に勇気を与えてくれました。一緒に頑張りましょう。核燃料サイクルは上流から下流まで一カ所でも止まると全てが立ち行かなくなります。
○原子力村の人達へ
今だに札束で頬をひっぱたこうというのか。その金にしたって税金です。裕次郎の兄貴一族に代表されるように自己の利益の為に他人を犠牲にするのが当然と思っているようだが、その薄汚い物差しで私達を測るな!
あなた方には到底理解できない価値観があるのだよ。オーストラリアでは3万年も前からね。それは『思いやり』なのです。
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┗■4.テント日誌6月20日(金)
| 希望の牧場の吉沢さんが牛とともに登場した
| 経産省前テントひろば1014日 商業用原発停止275日
└──── (I・K)
○3時ごろテントに着いたらいつもと雰囲気が違う。テント前に希望の牧場の車が止まり、カメラを抱えた人がうろうろしていた。農林省前から吉沢さんの怒りのスピーチが轟く。福島から被曝牛を連れて来たと言う。牛は日比谷公園に置いて来たので見られなかったが…
彼が移動した後、今度は桜チャンネル部隊がたくさんの日の丸を掲げて農林省前に現れわめき始めた。テントからは何を言っているのか判別出来なかったが、何でも水産省が尖閣漁業活動を阻止したことへの抗議だった様だ。
そして吉沢さんがテント前に戻ってきて車の屋根から経産省と聴衆に向けて長時間にわたって福島の様子や被曝牛のことなど切々と叫んだ。そして原発の再稼働は絶対するべきでないと。テント前はカメラマンと聴衆でごった返す。
そして桜チャンネルがテントに来るとでも思ったのか、公安、機動隊がたくさん現れて物々しい感じだった。
いつもならテント前にテーブルを出して来訪者にそなえる時間なのにそれも出来ない。そんな時街宣車が通る。すわ!来襲?と身構えたら違う派で「脱原発がんばれ!俺たちも原発反対!」と叫んで行った。原発は皆の問題だと改めて思う。
○そんなざわざわした中、柏から来た人、初めて来た人などとの会話が弾む。
柏、松戸などホットスポットが多いこと、東海第2原発も再稼働しようとしているが反対しないといけないことなどなど。
5時きっかりに桜チャンネルの抗議は終わりテントに寄らず引き上げていった。安心していつもの準備に掛かる。若いSさんが作業を手伝ってくれて助かった。吉沢さんは赤いオブジェの牛を引いて国会前に向かう。夜になって福島の方等も訪れて賑やかな一日でした。夜にわか雨との予報が外れてよかった
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┗■5.新聞より
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◆福島第一 汚染水との闘い正念場 作業員倍増 線量依然高く
東京電力福島第一原発で汚染水対策が本格化し始めた。作業員は昨年より倍増し約6000人に。構内はクレーンが林立、重機が行き交う巨大な土木工事現場と化している。放射線量が依然高い現場に入り、「汚染水との闘い」の進捗状況を見た。(中略)
原子炉建屋の汚染水と混ざる前の地下水を海に流す「地下水バイパス」。12本の井戸でくみ上げた地下水は5月下旬から6日おきに海に放出されている。
東電は建屋への流入量を400トンから最大約100トン減らせると見込み、これまでに計7千トン近くを放出。だが経済産業省資源エネルギー庁の木屋正登汚染水対策官は「問題は放出量じゃなく地下水位。水位が下がらない井戸が2本あり、そこでは流入量は減っていない。バイパス効果は1、2カ月待たないと分からない」と説明した。
全面マスクに防護服の姿で小型バスに乗り、汚染水からトリチウム以外の放射性物質を除去する「多核種除去設備(ALPS)」に移動した。
昨年3月に試運転を始めたが、フィルターの不具合や配管腐食などのトラブルが頻発し、本格運転に移れないままだ。
しかし東電は本年度中に汚染水約36万トンを浄化する方針。9月末までにALPSを増設するほか、除去した放射性廃棄物量を20分の1に減らす「高性能ALPS」建設も急いでいる。
防護服に入れた3個の保冷剤の効果が減り、全身汗だくになったころ、汚染水対策の「切り札」とされる「凍土遮水壁」の工事現場に着いた。
建屋近くに掘削機が並び、凍結管を埋設するため、深さ約30メートルの穴を掘る作業が黙々と行われていた。(中略)
現場付近の線量は最大で毎時1ミリシーベルトにも。事故当時に散乱したがれきの影響で線量が高く、作業員は重さ約6キロの金属製ベストを着用。周辺では放射線を遮る金属板の設置も進められていた。(後略)