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NUCLEAIRE

ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1890】
2013年7月5日(金)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
                           転送歓迎
━━━━━━━
★1.7月8日(月)規制庁前早朝行動に参加しよう!
   ~原発現地とともに、新規制基準施行反対・再稼働申請反対を
   訴えよう~   再稼働阻止全国ネットワーク
★2.落第生(関西電力)に合格点を出すな!
   大飯原発3、4号機稼働容認に抗議する
   原子力規制委員会による新規制基準大飯評価は間違い
   再稼働促進ありきだ   再稼働阻止全国ネットワーク
★3.福島の原発被災地は事故以来、放射能のせいで
   何も変わっていなかった
   「私たちを忘れないで欲しい」
   被災者の生の声を聞いてきました
           永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)
━━━━━━━
※7/13(土)学習会にご参加下さい
 「安倍政権・原発輸出のウラ
  フランス原子力産業と日本の原発の危険な関係」
 お 話:山崎久隆さん
 日 時:7月13日(土)13:30~16:30
 会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
 参加費:800円
━━━━━━━
※2013年サクラ調査報告第10集ができました。
 近日中に、たんぽぽ舎のホームページに掲載されます。
━━━━━━━
 
┏┓
┗■1.7月8日(月)規制庁前早朝行動に参加しよう!
 |  ~原発現地とともに、新規制基準施行反対・再稼働申請反対を
 |  訴えよう~
 └──── 再稼働阻止全国ネットワーク
 
○日時:2013年7月8日(月)8時半~12時頃
○場所:原子力規制委員会・六本木ファーストビル前(六本木一丁目駅下車)
    ~東電本社前
 
  早朝からですが、多くの皆さんの参加を呼びかけます。
・規制委抗議行動   8時半~10時半 六本木ファーストビル前
          (最寄り駅:南北線「六本木一丁目」駅下車4分)
・記者会見    10時半~11時    六本木ファーストビル前
・移動         11時 ~11時半
・東電前抗議行動 11時半~12時   東電本社前(内幸町一丁目)
                   http://www.nsr.go.jp/nra/map.html
○参加地域(予定):伊方(四電)、川内(九電)、高浜(関電)、
                    泊(北海道電)、柏崎刈羽(東電)、福島(東電)ほか
 
 いよいよ7月8日に新規制基準が施行される。原子力規制委員会は多くの反対
意見を無視して穴だらけの新規制基準を6月19日に決定し、21日に施行を閣
議決定した。報道によれば、待ち構えていたように、泊(北海道電力)、高浜・
大飯(福井県、関西電力)、伊方(愛媛、四電)、玄海(佐賀、九電)、川内
(鹿児島、九電)の4電力会社、6原発、計12基が、再稼働審査の申請が出さ
れる。更に、福島第一原発事故を起こし多くの命に多大な被害を与え今も収束の
目処も立たず放射能をまき散らしている国の管理下にある東電も、柏崎刈羽6、
7号機の再稼働審査申請をすると報道された。
 規制委員会は今稼働中の大飯原発3、4号機(福井、関電)について、破砕帯
調査が頓挫しているにもかかわらず、評価会合を14回も実施し、7月3日に新
基準施行後も大飯3、4号機を止めないことを決定した。新基準による規制が、
原子力安全・保安院時代と本質的に何ら変わらず、原子力規制委員会の新規制基
準による安全評価は、再稼働促進委員会による再稼働促進基準・評価ではないか?
 原発立地現地や周辺地域の人々が今回の新規制基準の施行と電力会社の再稼働
申請に強い憤りと不安を抱き来京する。
 私たち「再稼働阻止全国ネットワーク」は、福島と原発立地地域の怒りと悲し
みの声とともに抗議行動を実施する。
 
○呼びかけ:再稼働阻止全国ネットワーク
      東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付
 問合せ メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp  TEL 070-6650-5549
  FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)
 
 
┏┓
┗■2.落第生(関西電力)に合格点を出すな!
 |  大飯原発3、4号機稼働容認に抗議する
 |  原子力規制委員会による新規制基準大飯評価は間違い
 |  再稼働促進ありきだ
 └──── 再稼働阻止全国ネットワーク
 
             2013年7月4日 再稼働阻止全国ネットワーク
 
 原子力規制委員会は、昨日(7月3日)の定例会議で新規制基準による大飯3、
4号機の現状評価書を確定し、稼働継続を決定した。私たち「再稼働阻止全国ネ
ットワーク」は原子力規制委員会による不当な大飯3、4号機の稼働容認に強く
抗議する。
 
1.大飯破砕帯調査は終わっていない―直下に活断層、地震が来たら原発はもた
ない昨年から開始された破砕帯調査で、敷地内を通る破砕帯が活断層である可能
性を指摘されたにもかかわらず、関電は追加調査を引き延ばし未だに規制委に報
告していない。関電任せの試掘溝は専門委員の指示に反して、その1/4の深さ
(約70m)である。
事業者任せの調査では信用できない。電力会社の横暴を黙認するな。
 
2.大飯3、4号機の稼働継続は危険―安全上重大な問題あり、防潮堤ができて
いない評価書の随所に見られる「安全上重大な問題があるものではない」で安心
できるか? 現状評価書で明らかになった危険を黙認するな。
 
(1)  防潮堤がまだできていない
新基準の目玉である津波対策=防潮堤ですら大飯原発では実現していない。今、
津波が来たら大惨事になる。これを黙認するのか?
(2)  免震重要棟がまだできていない
福島第一原発事故が最悪の事態になることを避け得たのは免震重要棟があったか
らであるのに、大飯3、4号機にはまだ建てられていない。会議室では代替でき
ない、放射能を防げない、狭すぎる、事故が発生したら機能しない。
(3)  耐震評価はいい加減 
活断層調査も基準地震動の3連動評価も地下構造評価(シミュレーション)も事
業者任せで全く信用できない。島崎委員が3日の委員会で「3次元地下構造の把
握が不十分」と述べ、規制庁担当者も多数の問題を指摘している。黙認するな。
(4)  耐津波評価もいい加減
3連動による基準地震動及び追加検討された基準津波の影響評価をしていない。
海底地滑りと地震との両者組み合わせによる評価ができていない。黙認するな。
(5)  住民の逃げ場が無い(アクセスが弱い)
3方を山に囲まれ1方を海に面した大飯原発サイトへのアクセスは、老朽化した
「青戸の大橋」を通過する道路のみである。緊急時の住民避難も作業者の原発到
着も非常に困難である。大島委員が3日に指摘している。
(6)  造った基準を守らせろ
 内部溢水対策や重大事故対処習熟度など評価書のあちこちに見られる「施行後
審査において確認していく」では危険だ。何のための基準か?
 
3.地元を無視するな
 大飯原発現地の地元や周辺地域の行政と議会と住民の安全性への理解は全く得
られていない。防災計画も防災訓練もできていない。14基もある若狭湾では原
発のそばを通って避難するのか? 地元・周辺住民の安全性への不安を解消せよ!
 
4.甘い評価を再稼働審査の試金石にするな
 新規制基準による14回の大飯確認作業は、今後申請される多くの再稼働審査
の試金石となるにもかかわらず、あまりに甘い新基準によるあまりに甘い審査で
あった。原子力安全・保安院と原子力安全委による以前の評価より甘いのではな
いか。
原子力規制委員会の新規制基準による評価は、原発再稼働促進委員会による再稼
働促進基準評価ではないか? 私たちは絶対に容認できない。
 
 規制委・規制庁が保安院、安全委と同様でないならば、規制委は直ちに大飯3、
4号機の稼働を止めるべきである。
 落第生(関西電力、大飯原発)に合格点を与える原子力規制委は出発点から大
きな汚点を残した。
強く抗議する。
 
 再稼働阻止全国ネットワーク
 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付
 メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp  TEL 070-6650-5549
  FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)
 
 
┏┓
┗■3.福島の原発被災地は事故以来、放射能のせいで何も変わっていなかった
 |  「私たちを忘れないで欲しい」被災者の生の声を聞いてきました
 └──── 永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)
 
 6/29に「福島第一原発肉薄ツアー」という日帰り行動に参加してきました。
今回は富岡町の視察と原発・除染の作業員の方との交流会です。
 
 この日は日帰りで数カ所回るとの事で、トイレ休憩以外はほとんどなく、食事
は買ってバスの中で食べる式ですが、一緒に行ったおばさまたちがサンドイッチ
やお菓子、オニギリを車中に回してくださり、皆で和やかな車中を過ごしました。
 
 Jビレッジで合流する方をピックアップし、富岡町にはいるとバス車内では、
皆の準備した線量計のアラームが一斉に鳴り出し、みるみる線量は上がって行き
ました。主催の方よりマスクが配布されたあと、富岡駅にて希望者は下車。
 ホームから海方面をみると、一面草原で、その所々に横転した車が点在してい
ました。
 富岡駅前の津波の被害を受けた商店街は異常な静けさで、かえってそれが怖か
ったです。
 偶然にも駅前には一時帰宅されたご家族(祖母、母、娘さん)がいて、役所から
借りた防護服をまとってらっしゃいました。
 お話が聞けたのですが「わざわざここまで来て、見て、頂いてありがとう。
私たちの家は無事だが放射能のせいで帰宅ができずにいます。そして今だにこの
状況だということを、皆に忘れ去られそうで怖い、放射能のせいで何も変わらな
いままなんだということをもっと知らせて欲しい」とおっしゃっていました。
 
 その後に除染作業現場を車中から見学し、四倉公民館にて原発、除染作業従事
者の方との交流会がありました。
現場作業者の実体験による生の話は衝撃的でしたし、耳を疑うものばかりでした。
 個人的な感想としては、立ち入り禁止区域との境目「この先は入れません」の
ゲートが人間の業のような気がしてなりませんでした。
原子力という人間の手で操れないものを、操り支配しようとし、過酷事故を起こ
したあとの現在でも、未だに支配をしようとしている人間の業。
 
 感情論ばかりでは話が進まないから、具体的に行動しなくてはと改めて感じる
とともに、今の被災地の現状も「現地に住む人にとっては何も変わってない」事
も伝えていかねばと思いました。
と、同時に同じことを繰り返さないためにも、再稼働を阻止し、稼働中の原発を
停止させていかねばならないことを感じました。
 
今回の日帰りツアー、大変貴重な経験になりました。
ご参加の皆様、主催の皆様、お疲れ様でございました。
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