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NUCLEAIRE

ニュークレール情報板
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たんぽぽ舎です。【TMM:No1803】
2013年4月11日(木)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
 
                             転送歓迎
━━━━━━━
★1.福島第一原発汚染水問題でしゅう態さらした規制委
   地下貯水槽の使用中止に反対した更田豊志委員、原子力ムラ出身の面目やくじょ。
   経産大臣すら地下貯水槽中止と言ってるのに        柳田真(たんぽぽ舎)
★2.神戸の金曜行動は神戸関電ビルをオキュパイしていた
   38回続いている、参加者は60~100名。      岡野純一(原発さよなら千葉 会員)
★3.新聞・雑誌より2つ
  ◆福島第一 汚染水すべてタンクへ 東京電力方針転換「完了は6月中」
                          (4月11日東京新聞より抜粋)
  ◆地熱発電の対応慎重に 観光資源である温泉を枯渇させないで
   高校生 志水真菜(17歳)     (4月10日東京新聞より)
★4.産省前テントひろば・特別版
   バリカー撤去せよ。抗議の集団ハンストを行う。
━━━━━━━
※4/12(金)テントを守ろう集会にご参加を!
 日時:4月12日(金)17:00から18:00 経産省正門前
※4/12(金)第50回首相官邸前抗議行動にご参加を!
 日時:4月12日(金)18:00から20:00 第50回首相官邸前抗議行動
 主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
 たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
 16:00、たんぽぽ舎出発。17:00「経産省前テントひろば」集合。
 「テントを守る」集会参加。その後、1~5班にわかれて官邸前、
 国会前へ出発。20:20総括集会。
━━━━━━━
 
 
┏┓
┗■1.福島第一原発汚染水問題でしゅう態さらした規制委
 |  地下貯水槽の使用中止に反対した更田豊志委員、
 |  原子力ムラ出身の面目やくじょ。経産大臣すら中止と言ってるのに
 └──── 柳田真(たんぽぽ舎)
 
1.東京電力福島第一原発の地下貯水槽で、高レベルの放射性汚染水がもれてい
る問題で、東京電力広瀬直己社長は、10日記者会見し、「社会に与えた影響が最
も深刻な事故と受け止めている」と話した。(4月11日毎日新聞朝刊)
 
2.同じ日(10日)午前開かれた規制委員会(第2回)で、-柳田らも傍聴-規制委
の対応は後手で、お粗末で、具体性がなく、原子力ムラようごのものだった。配
付資料から抜粋紹介する。「…4月8日、更田委員が東京電力相澤副社長と面談
し、イ.これまでの推定にとらわれず原因究明をしっかりおこなうこと、ロ.モ
ニタリングや漏えい水の拡散評価等を適切に行うこと、ハ.職員の負担軽減のた
め体制強化を検討すること等を要請。」
 柳田-「要請」とは何ごとだ、もっと協力に指示すべきなのに。アリバイだ。
 
3.規制委の更田豊志委員は、8日午後の記者会見で、地下貯水槽の使用中止は
「現実的でない」と強調したばかり。翌日に新たな水もれが発覚し、貯水槽が使
えなくなる後見の悪さも残した。(4月10日茨城新聞)
 
4.茂木経産大臣ですら、「地下貯水槽の使用中止→地上のタンクへ移せ」と明
言している時機に、原発の安全を担うはずの規制委員会-規制庁がお粗末なつく
りの地下貯水槽のようご発言をしている事実は、規制庁のしゅう態=本質をあら
わしたもの、といえよう。
 
5.原子力規制庁の森本英香次長は、9日の会見で対応の遅れを認めざるを得な
かった。「原子力規制委員会は安全の観点からチェックする役割を担っており、
反省すべき点がある」と。(4月10日茨城新聞)
 規制委は東電に貯水槽が使えない場合の移送先の検討などを指示したが具体性
は乏しいまま。危機的な場面でも事業者まかせの対応は旧保安院時代のままであ
ることを印象づけた。国会事故調(黒川清委員長)が、旧・経産省原子力保安院や
内閣府原子力安全委員会についても「電気事業者のとりこになっている」と批判
した・そのまま。改善されていない。
 
6.福島県民に新たな不安が拡がっている。これらの声に“敏感”に答えよう。
我々も方針を立て、行動しよう。
10日の傍聴の後の抗議集会では、規制委への怒りの声と規制庁解体のコールも参
加者から出た。
 必要なのは、汚染水トラブルへの根本対策と福島第一原発を廃炉にする具体策
を示すことだ。再稼働のための規制庁はいらない、廃炉庁に改組せよ、と要求し
たい。
 規制委批判を相手の土俵内で闘うのでなく、もっと根本的にとらえて、組み立
て直そう。
 
7.4月18日(木)緊急学習会のご案内
『福島第一原発での放射能汚染水のダダもれ・またも 海へ?東京電力の無責任、
規制委員会のだらしなさ、怒る漁民』
-原因はどこに?私の提案する対策いくつか-
 
日 時:4月18日(木)18:30開場、19:00から21:15まで
講 師:後藤政志(元原発技術者)、山崎久隆(たんぽぽ舎)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
資料代:800円
問い合わせ先:たんぽぽ舎  TEL 03-3238-9035
 
 
┏┓
┗■2.神戸の金曜行動は神戸関電ビルをオキュパイしていた
 |  38回続いている、参加者は60~100名。
 └──── 岡野純一(原発さよなら千葉 会員)
 
 報告が遅れてしまいましたが、3月15日の和歌山に続き、翌週22日に神戸
の関電前抗議行動に初めて参加してきました。
 関西電力神戸支店は三宮駅から南へ真っ直ぐ下った旧外国人居留地の一角にあ
ります。神戸関電ビルは阪神大震災で被災した後に建て替えられ、当時は神戸市
内一番の高層ビルであり、ライトアップされた姿は「神戸復興のシンボル」と見
る向きもあります。
 神戸関電ビルの通用門の前で数十人がギターとドラムを先頭にコールをしてい
ます。道路を隔てるわけでもなく、ガードマンが制止するわけでもなく、神戸関
電ビルの真ん前を文字通りオキュパイしています。IWJのカメラも見えます。
 「責任者」の腕章をしている若い男性に声をかけると、この日で38回を数え最
盛期に200名を超え、現在は60~100名との事。
この日はあいにくの小雨のなか80名でした。
 よく見ると「責任者」の腕章は何人もいて運営スタッフの意味のようです。
初めて参加された方や2~3回目という方も何人もいらっしゃいました。
私も経産省前テントへの仮処分のことなど発言させていただきました。
先ほど話を聞いた男性が「確かに全国的な結びつきはまだまだ弱いですね」とお
っしゃっていました。
 
主催団体のブログはこちらです。
原発ゼロ!核兵器ゼロ!ZEROこねっと http://blog.livedoor.jp/zeroconet/
 
 
┏┓
┗■3.新聞・雑誌より2つ
 └──── 
 
 ◆福島第一 汚染水すべてタンクへ 東京電力方針転換「完了は6月中」
 
 東京電力福島第一原発の地下貯水池で汚染水漏れが相次いだことを受け、東電
は十日、貯水池の汚染水を全て地上の金属製タンクに移し、今後は汚染水の貯蔵
に池を使わない方針を示した。
 現在、七つある貯水池のうち、四つの池に計二万三千六百トンの汚染水が入っ
ている。東電は、タンクの空き容量が足りないことを理由に、漏れた池から別の
池に水を移し替えて対応する考えだった。
しかし、移送先でも水漏れが起き、池の構造自体に欠陥があることが濃厚となっ
た。このため東電は、既存の空きタンクに加え、新たに一万九千トン分のタンク
が五月中に増設できるめどがたったとして方針を転換した。(後略)
                      (4月11日東京新聞より抜粋)
 
 
 ◆地熱発電の対応慎重に 観光資源である温泉を枯渇させないで
  高校生 志水真菜(17歳)
 
 歴史ある温泉地として有名な群馬県の草津温泉の近くで地熱発電の計画が話題
になったことがある。 
 草津町では温泉熱によって、町内に温水を供給したり、その温水や温泉排水を
冬季の道路凍結予防のための融雪に利用。さらに、町の温水プールや公共施設の
暖房にも温泉熱が活用されている。
 しかし、地熱発電には強い抵抗がある。温泉熱の利用と違い、温泉資源が枯渇
してしまうのではないかという懸念があるためだ。
 日本各地の温泉地はほとんどが観光地である。その観光資源である温泉を地熱
発電で枯渇させてしまったら、いくら国からの補助があるといっても、電力供給
と引き換えに観光地としては衰退してしまう。新たな電力資源として有望視され
ているとはいえ、安易に認めるべきではないのではないか。
                         (4月10日東京新聞より)
 
 
┏┓
┗■4.経産省前テントひろば・特別版
 |  バリカー撤去せよ。抗議の集団ハンストを行う。
 └──── 
 
 国から、経産省前テント撤去の裁判がおこされました。
テントひろば場は徹底的に闘うことを決めています。名指しされた2名による反
撃は勿論のこと、全国に呼びかけ、テントに関わる者皆で、反撃に立ち上がるこ
とにしました。
 4月12日(金)経産省前抗議行動(17時より)を皮切りに闘いを開始します。
 ご参加下さい。
 
 <行動計画> ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  4月10日 記者会見 13時 テント前(終了)
    12日 14時―バリカー撤去申し入れ行動
        17時―提訴を撤回しろ! 経産省前抗議集会 
  5月初旬 我々の側から反撃の裁判を起こす。
       同日、“脱原発テントと民主主義を守る集い”(仮称)を行う
  5月23日 明け渡し訴訟、第1回裁判。
        同日、全国結集で“怒りの地裁包囲行動”(仮称)を行う
  ◆抗議の集団ハンストを行う。
  ◆広汎な人々による守る会(仮称)つくりを行う。
  ◆4・12経産省前抗議集会を皮切りにテント撤去反対の
         キャンペーンを開始する。 
   テントを撤去するな!抗議葉書(たんぽぽ舎)運動を広げる。
 
 注:バリカーとは、テントの前に張られた『くさり』を指す。
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